JPH03294255A - ヒドラゾン系化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

ヒドラゾン系化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

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JPH03294255A
JPH03294255A JP2098643A JP9864390A JPH03294255A JP H03294255 A JPH03294255 A JP H03294255A JP 2098643 A JP2098643 A JP 2098643A JP 9864390 A JP9864390 A JP 9864390A JP H03294255 A JPH03294255 A JP H03294255A
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carbon atoms
group
alkyl
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compound
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JP2098643A
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Hiroshi Kishida
博 岸田
Akira Shudo
首藤 晶
Kimitoshi Umeda
梅田 公利
Tomotoshi Imahase
今長谷 共利
Hiroaki Fujimoto
藤本 博明
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なヒドラゾン系化合物およびそれを有効
成分とする殺虫、殺ダニ剤に関するものである。
〈従来の技術〉 ある種のヒドラゾン系化合物が、殺虫効力を有すること
は、たとえば特開昭68−98761号公報等に記載さ
れている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、殺虫効力および殺虫
スペクトラム等の点において必ずしも常に充分なものと
は言い難い。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、優れた殺虫効力
および広い殺虫スペクトラムを有する化合物を開発すべ
く、種々検討を重ねた結果、下記一般式[I]で示され
る新規なヒドラゾン系化合物が、優れた殺虫および殺ダ
ニ効力ならびに広い殺虫、殺ダニスペクトラムを有する
ことを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、一般式(11 〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4の
アルキル基、炭素数1〜4のハロアルキル基、炭素数1
〜4のアルコキシ基、炭素数1〜4のハロアルコキシ基
、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1〜4のハロ
アルキルチオ基または式 で示される基を表わし R2は水素原子、ハロゲン原子
またはメチル基を表わし、Rは炭素数1〜4のアルキル
基を表わし、Rは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基
または炭素数1〜6のハロアルキル基を表わす。Rは炭
素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル
基、炭素数が8〜6のアルケニル基、炭素数8〜6のハ
ロアルケニル基、炭素数3〜6のアルキニル基、炭素数
8〜6のハロアルキニル基、全炭素数が8〜6のアルフ
キジアルキル基、全炭素数が8〜6の(ハロアルコキシ
)アルキル基、全炭素数が8〜6のアルキルチオアルキ
ル基、全炭素数が3〜6の(ハロアルキルチオ)アルキ
ル基、全炭素数が2〜6のシアノアルキル基、炭素数2
〜6のヒドロキシアルキル基、全炭素数が8〜8のアル
キルアミノアルキル基または全炭素数が4〜8のジアル
キルアミノアルキル基を表わし、kは水素原子、炭素数
1〜6のアルキル基、炭素数8〜6のアルケニル基もし
くは炭素数8〜6のアルキニル基を表わすかまたはRと
Rとが両末端で結合することにより、ハロゲン原子また
は炭素数1〜4のアルキル基が置換されていてもよい環
内に酸素原子または硫黄原子を0〜2個含む8〜6員環
を形成していてもよい。Rは水素原子、ハロゲン原子、
炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜8のハロアルキ
ル基、炭素数1〜8のアルコキシ基または炭素数1〜8
のハロアルコキシ基を表わし、Xは酸素原子、硫黄原子
、メチレン基または式−N(k  )−で示される基を
表わし、Rは水素原子または炭素数1〜4のアルキル基
を表わし、Jは1〜4の整数を表わし、mは1〜5の整
数を表わす。〕 で示されるヒドラゾン系化合物(以下、本発明化合物と
記す。)およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤を
提供するものである。
本発明化合物が有効な害虫としては、たとえばコナガ、
ニカメイガ、コブノメイガ、ヨトウ類、ウワバ類、モン
シロチiつ、イガ、コイガ等の鱗翅目、アカイエカ、ネ
ッタイシマカ、ハマダラカ類、シマカ類、イエバエ等の
双翅目、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ、ツマグロヨ
コバイ等の半翅目、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、
トビイロゴキブリ、ワモンゴキブリ等の鞘翅目、アズキ
ゾウムシ、サザンコーンルートワーム、ノーザンコーン
ルートワーム、コガネムシ類等の鞘翅目、トビイロシワ
アリ、クロヤマアリ等の膜翅目、その他船翅目、等翅目
、直翅目、It膜翅目シラミ目等の昆虫類、ナミハダニ
、ミカンハダニ、ニセナミハダニ等のハダニ類、オウシ
マダニ等の動物寄生ダニ等のマダニ類等があげられ、さ
らに既存の殺虫剤、殺ダニ剤に抵抗性の発達耐害虫にも
有効である。
本発明化合物の代表的な製造法としては、えば下記の方
法があげられる。
製造法A 一般式園 たと 0式中、R1、R2、R8、R4およびJは前記と同じ
意味を表わす。〕 で示される化合物と一般式(8) 〔式中、R5およびR6は前記と同じ意味を表わす。
で示されるアミン系化合物とを反応させることlこより
、一般式〔IJで示される本発明化合物を製造する方法
製造法B 一般式[IVJ a 〔式中、R%に、に% k およびjは前記と同じ意味
を表わす。〕 で示される化合物と一般式真で示されるアミン系化合物
とを反応させることにより、一般式[IJで示される本
発明化合物を製造する方法。
製造法AおよびBにおいて、製造の際には、溶媒は必す
しも必要ではないが、溶媒を用いる場合、たとえばベン
ゼン、トルエン、キシレン、クロルベンセン、0−ジク
ロルベンゼン等の芳香族炭化〕 水素類、ピリジン、ピコリン等のピリジン類、クロロホ
ルム、四項化炭素、1,2−ジクロロエタン、I、1.
1−トリクロロエタン、テトラクロロエチレン、トリク
ロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類、n−ヘキサン
、n−へブタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン
等の脂環式炭化水素類、水等あるいはそれらの混合溶媒
が使用され、通常、一般式虞〕で示される化合物1モル
に対して、一般式(8)で示されるアミン系化合物は1
〜100モルの割合で用いられる。また、一般式■で示
される化合物1モルに対して、一般式圓で示されるアミ
ン系化合物は1〜lOOモルの割合で用いられる。反応
温度は、通常、−20〜200℃、好ましくは0〜10
0℃であり、反応時間は、通常、5分〜100時間であ
る。反応終了後は通常の後処理を行なうことfこより、
目的の本発明化合物を得ることができる。
一般式(3)および瑣で示される化合物は新規化合物で
あり、一般式(3)で示される化合物は、たとえば一般
式凹 〔式中、R1、R2、R8、R4およびjは前記と同じ
意味を表わす。〕 で示される化合物と五塩化リンとを反応させることによ
り製造することができ、一般式瑣で示される化合物は、
たとえば一般式凹で示される化合物とオキシ塩化リンと
を反応させることにより製造することができる。
これらの製造法において、溶媒は必ずしも必要ではない
が、溶媒を用いる場合は、たとえばベンゼン、トルエン
、キシレン、クロルベンゼン、0−ジクロルベンゼン等
の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、1,
2−ジクロロエタン、1.1.1−トリクロロエタン、
テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン等のハロゲ
ン化炭化水素類、n−へキサン、n−へブタン等の脂肪
族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂環式炭化水素類あ
るいはそれらの混合溶媒が使用される。
一般式国で示される化合物と五塩化リンとを反応させて
、一般式(3)で示される化合物を製造する場合、通常
、一般式戊で示される化合物1モルに対して、五塩化リ
ンは1〜5モルの割合で用いられる。反応温度は、通常
、室温〜250℃、好ましくは100〜180℃であり
、反応時間は、通常、5分〜100時間である。
また、一般式国で示される化合物とオキシ塩化リンとを
反応させて、一般式四で示される化合物を製造する場合
、通常、一般式閏で示される化合物1モルに対して、オ
キシ塩化リンは1〜5モルの割合で用いられる。反応温
度は、通常、0〜250℃、好ましくは10〜180℃
であり、反応時間は、通常、5分〜100時間である。
反応終了後は、通常の後処理を行なうことにより、一般
式園または楯で示される化合物を得ることができる。
これらの方法により製造された一般式園または[)Vl
で示される化合物は、単離、精製することなく、製造法
AまたはBの反応にそれぞれ用いることもできる。
一般式Mで示される化合物は公知化合物であり、たとえ
ば特開昭68−98761号公報に記載された方法によ
り製造することができる。
本発明化合物には、ヒドラゾンの二重結合の立体配置に
より、2種の幾何異性体が存在し、そのいずれの幾何異
性体および2Nの幾何異性体から成る混合物をも含み、
その各々は殺虫、殺ダニ剤として使用することができる
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤の有効成分として用いる
場合は、他の何らの成分も加えず、そのまま使用しても
よいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌
等と混合し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補
助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤、
粒剤、粉剤、エアゾール剤、煙霧剤(フォッギング等)
、毒餌等に製剤して使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.01%〜9596含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あ
るいは粒状物等があげられ、液体担体としては、たとえ
ば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭
化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキ
サン、灯油、軽油等)、脂環式炭化水素類(シクロヘキ
サン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、
ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)
、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等
)、酸ア専ド類(N、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−ジメチルアセトアミド等)、ノ\ロゲン化炭化水素
類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等
)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油
等があげられ、ガス状担体、すなわち噴射剤としては、
たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガ
ス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等があげられる。
乳化、分散、湿層等のために用いられる界面活性剤とし
ては、たとえばアルキル硫酸エステル塩、アルキル(ア
リール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルりん酸エ
ステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等の
陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロッ
クコポリマー ソルビタン脂肪酸エステル、ポ、リオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面
活性剤があげられる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でンフン粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニンき導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP (
酸性リン酸イソプロピル)、B)iT(2,6−シーt
ert−ブチル−4−メチ/l/7./−ル)、B)i
A (2−tert −ブチル−4−メトキシフェノー
ルと8− tert−ブチル−4−メトキシフェノール
との混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸ま
たはそのエステル等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物粉、デンプ
ン、植物精油、糖、結晶セルロース、魚粉、鶏卵、乳製
品、タンパク類、脂肪酸等の餌成分、ジブチルヒドロキ
シトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒド
ログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の
保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、チーズ香料、タ
マネギ香料、ビーナツツ油等の誘引性香料等があげられ
る。
このようにして得られた製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺
ダニ剤、上場害虫防除剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調
節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤等と混合して、または
混合せずに同時に用いることもできる。
本発明化合物を農業用殺虫、殺ダニ剤として用いる場合
、その施用量は通常10アールあたり、5P〜500F
であり、乳剤、水和剤、フロアブル剤等を水で希釈して
用いる場合は、その施用濃度は1 ppm〜500 p
pmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈することなく製剤
のままで施用する。また、防疫用殺虫、殺ダニ剤として
用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル剤等は水で
11)Pm〜500 ppm1こ希釈して施用し、油剤
、エアゾール、煙霧剤、毒餌についてはそのまま施用す
る。
〈実施例〉 以下、製造例、製剤例および試験例で本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
丈ず、製造例を示す。
製造何重 1−クロロ−4−〔1−(4−フルオロフェニル)−2
、2−ジメチルブロビリデンヒドラゾノ〕エタン800
W(1,18mM)のベンゼン(5m/ )溶液を、t
ert−ブチル7ミシ2.59 f (85,4mM)
を含む50%水溶液中に、激しく攪拌しつつ、5〜10
℃で間下し、滴下終了後、室温で5時間撹拌した後、ベ
ンゼン20−で希釈し、水洗後無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に濃縮した。得られた油状物を、活性アル
ミナを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、目的と
する無色油状の1−CL−(tert−ブチルアミノ)
エチリデンヒドラジノ)−1−(4−フルオロフェニル
)−2,2−ジメチルプロパン(本発明化合物(17)
)277■を得た。  n22°”  1.5157製
造例2 4−[1−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル
プロビリデンヒドラジノ3−1−ジクロロホスホニルオ
キシエタン800F(0,81mM)のトルエン(5m
/)@液を、tert−プチルアミン1.78 f (
24,8mM)を含む50%水溶液中に、激しく攪拌し
ながら5〜10℃で滴下し、滴下終了後、室温で10時
間攪拌した後、製造例1と同様の後処理を行ない、目的
とする1−CI−(tert−ブチルアミノ)エチリデ
ンヒドラジノ〕−1−(4−クロロフェニル)−2,2
−ジメチルプロパン(本発明化合物(9) ) 212
 wiを無色結晶(mp75〜76℃)として得た。
製造例8 l−(4−クロロフェニル)−2、2−ジメチルプロピ
リデン−N′−アセチルヒドラゾン800w9(1,1
9mM)、5塩化リン272m’P(1,81mM)お
よびp−キシレン5−の混合物を、窒素雰囲気下に10
時間加熱還流した。反応終了後、混合物を5〜10℃に
冷却し、激しく攪拌しながら、これ(こイソプロピルア
ミン8.51M(59,5mM)を含む50%水溶液を
一度に加えた。室温下に8時間攪拌後、製造例1と同様
の後処理を行ない、lとする1−(4−クロロフェニル
)−1−41−(イソプロピルアミノ)エチリデンヒド
ラゾノ]−2,2−ジメチルプロパン(本発明化合物(
j))249Mqを無色結晶(m186〜88℃)とし
て得た。
製造例4 l−(4−クロロフェニル)−2、2−ジメチルプロピ
リデン−h′−アセチルヒドラゾン80019(1,1
9mM)、オキシ塩化リン201”!(1,11mM)
およびトルエン5−の混合物を、窒素雰囲気下に10時
間加熱還流した。反応終了後、混合物を5〜10℃に冷
却し、激しく攪拌しながら、これにジエチルアミン1.
78p(24,8rn M )を含む5096水溶液を
1度に加えた。室温下1こ5時間攪拌後、製造例1と同
様の後処理を行ない、目的トスる1−(4−クロロフェ
ニル)=1−CI−(ジエチルアミノ)エチリデンヒド
ラジノ3−2.2−ジメチルプロパン(本発明化合物(
12) )  196 ”fを無色結晶(rrlS5.
8℃)として得た。
上記製造法に準じて製造した本発明化合物を下記第1表
ζこ示すが、もちろん本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わし、用いた
本発明化合物は、第1表の化合物番外で示す。
製剤例1 乳剤 本発明化合物(1)〜(58)の各々10部を、キシレ
ン85部およびジメチルホルムアミド85部に溶解し、
これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル1
4部−およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6
部を加え、よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2 水和剤 本発明化合物(17) 20部を、ラウリル硫酸ナトリ
ウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部合成含水
酩化珪素微粉末20部および珪藻±54部を混合した中
に加え、ジュースミキサーで攪拌混合して20%水和剤
を得る。
製剤例8 粒剤(固体原体の場合) 本発明化合物(17) 5部に、合成含水酸化珪素微粉
末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、
ベントナイト80部およびクレー55部を加え充分攪拌
混合する。ついで、これらの混合物に適当量の水を加え
、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して5%粒
剤を得る。
製剤例4 粉剤 本発明化合物(9)1部を適当量のアセトンに溶解し、
これに合成含水酸化珪素微粉末5@、PAPO18部お
よびクレー98.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌
混合し、アセトンを蒸発除去して15粉剤を得る。
製剤例570アブル剤(固体原体の場合)本発明化合物
(41) 20部とソルビタントリオレエート1,5部
とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液28.5
部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径3μ以
下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む
水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール10
部を加えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
製剤例6 油剤 本発明化合物(17) 0.1部を、キシレン5部およ
びトリクロロエタン5部に浴解し、これを脱臭灯油89
.9部に混合して0.1%油剤を得る。
製剤例7 油性エアゾール 本発明化合物(17) 0.1部、テトラメスリン0.
2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエラ21
0部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エアゾー
ル容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ
部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)80部を加圧充填
して油性エアゾールを得る。
製剤例8 水性エアゾール 本発明化合物(17) 0.2部、d−アレスリン0.
2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、脱臭
灯油8.4部および乳化剤(アトモス800(アトラス
ケミカル社登録商標名))1部を混合溶解したものと純
水50部とを、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を
取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス
)40部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
次に本発明化合物が、殺虫、殺ダニ剤の有効成分として
有用であることを試験例により示す。なお、本発明化合
物は第1表の化合物番号で示し、比較対照に用いた化合
物は第2表の化合物記号で示す。
第  2  表 %験例1  (アカイエカiこ対する殺虫試験)製剤例
1に準じて得られた供試化合物の乳剤を水で2000倍
に希釈し、その液07−を100−のイオン交換水に加
えた(有効成分濃度8.5ppm )。その中にアカイ
エカ絡合幼虫20頭を放ち、餌を与え、無処理区がすべ
て羽化するまで約8日間飼育し、羽化阻害率を調べた。
効果判定基準は (羽化阻害率) a:90%以上 b:80%以上90%未満 C:80%未満 とした。その結果を第8表に示す。
第 表 試11J2  にニセナミハダニに対する試験)播種7
日後の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)に、−葉当り
10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、25℃の
恒温室に置いた。6日後、製剤例1に準じて得られた供
試化合物の乳剤を、水で有効成分濃度500 pI)m
に希釈した薬液を、ターンテーブル上で1鉢当り15−
散布し、同時に同液2−を土#l滲注した。8日後にそ
れぞれの植物のハダニによる被害程度を調査した。効果
判定基準は :はとんど被害が認められない。
+:少し被害が認められる。
H:無処理区と同様の被害が認められる。
とじた。その結果を第4表に示す。
第 4 表 試験例8 (サザンコーンルートワームに対する殺虫試
験) 直径5.5 eMのポリエチレンカップの底に同大の濾
紙を敷き、製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤
の、水による希釈液(有効成分濃度60ppm ”) 
1−を濾紙上に滴下し、餌としてコーンの芽出しを1個
人れた。その中にサザンコーンルートワームの卵を約8
0個入れ、蓋をして8日後に酢化した幼虫の生死を調査
し、 効果判定基準は a:生存虫が認められない。
b:生存虫が5頭以下。
C: #  6頭以上。
とじた。
その結果を第5表に示す。
死生率を求めた。
第5表 試験例4 (コナガζこ対する殺卵試験)製剤例11こ
準して得られた供試化合物の乳剤の、水による2000
倍希釈液(有効成分濃度50ppm中に、播覆後5〜6
日のダイコン芽出し2本を80秒間浸漬し、約1時間風
乾した後、これを羽化後1〜3日令の野外系コナガ成虫
多数を放飼したケージ内に入れ採卵した。芽出し1本あ
たりの産卵数が100〜150卵となった時点でケージ
から取り出し、芽出しを2本ずつ直径5.5 cInの
ポリエチレンカップに入れ、酢化後の幼虫の生死を観察
した。
なお、死生率は次の8段階に分けて表示した。
a:100% b:9os以上100%未満 C:90%未満 その結果を第6表に示す。
第 表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、 半翅目害虫、 鱗翅目害虫、 双 翅目害虫、 鞘翅目害虫、 網翅目害虫、 総翅目害虫、 殺ダニ効力を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜
    4のアルキル基、炭素数1〜4のハロアルキル基、炭素
    数1〜4のアルコキシ基、炭素数1〜4のハロアルコキ
    シ基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1〜4の
    ハロアルキルチオ基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基を表わし、R^2は水素原子、ハロゲン原
    子またはメチル基を表わし、R^3は炭素数1〜4のア
    ルキル基を表わし、R^4は水素原子、炭素数1〜6の
    アルキル基または炭素数1〜6のハロアルキル基を表わ
    す。R^5は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6
    のハロアルキル基、炭素数3〜6のアルケニル基、炭素
    数3〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のアルキニ
    ル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、全炭素数が3
    〜6のアルコキシアルキル基、全炭素数が3〜6の(ハ
    ロアルコキシ)アルキル基、全炭素数が3〜6のアルキ
    ルチオアルキル基、全炭素数が3〜6の(ハロアルキル
    チオ)アルキル基、全炭素数が2〜6のシアノアルキル
    基、炭素数2〜6のヒドロキシアルキル基、全炭素数が
    3〜8のアルキルアミノアルキル基または全炭素数が4
    〜8のジアルキルアミノアルキル基を表わし、R^6は
    水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6の
    アルケニル基もしくは炭素数3〜6のアルキニル基を表
    わすかまたはR^5とR^6とが両末端で結合すること
    により、ハロゲン原子または炭素数1〜4のアルキル基
    が置換されていてもよい環内に酸素原子または硫黄原子
    を0〜2個含む3〜6員環を形成していてもよい。R^
    7は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜3のアルキル
    基、炭素数1〜3のハロアルキル基、炭素数1〜3のア
    ルコキシ基または炭素数1〜3のハロアルコキシ基を表
    わし、Xは酸素原子、硫黄原子、メチレン基または式−
    N(R^8)−で示される基を表わし、R^8は水素原
    子または炭素数1〜4のアルキル基を表わし、lは1〜
    4の整数を表わし、mは1〜5の整数を表わす。〕 で示されるヒドラゾン系化合物。
  2. (2)請求項1記載のヒドラゾン系化合物を有効成分と
    して含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0567138A2 (en) * 1992-04-23 1993-10-27 Sumitomo Chemical Company Limited Hydrazone derivatives, process for producing the same, insecticides and/or acaricides containing the same as active ingredient and intermediate compounds thereof

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US5451607A (en) * 1992-04-23 1995-09-19 Sumitomo Chemical Co., Ltd. Hydrazone derivatives, process for producing same, insecticides and/or acaricides containing same as active ingredient and intermediate compounds thereof

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