JPH03293316A - 水晶光学フィルタ - Google Patents

水晶光学フィルタ

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JPH03293316A
JPH03293316A JP9572890A JP9572890A JPH03293316A JP H03293316 A JPH03293316 A JP H03293316A JP 9572890 A JP9572890 A JP 9572890A JP 9572890 A JP9572890 A JP 9572890A JP H03293316 A JPH03293316 A JP H03293316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
birefringent plates
plates
optical filter
crystal optical
vertical
Prior art date
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Pending
Application number
JP9572890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Morimoto
森本 吉文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9572890A priority Critical patent/JPH03293316A/ja
Publication of JPH03293316A publication Critical patent/JPH03293316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ・電子スチルカメラ・画像入力
装置等の各種電子光学機器に用いる複屈折板を使用した
水晶光学フィルタに関するものである。
従来の技術 以下従来の水晶光学フィルタについて説明する。
第6図に示すように、固体撮像素子の画素ピッチに相当
する分離幅をもった板厚で矢印で示した光束分離方向の
3枚の複屈折板8,10.12と各複屈折板8,10.
12の間に%波長板9.11の2枚を挾んだ計6枚で構
成した水晶光学フィルタの空間周波数レスポンスを第7
図(a)および同図(b)に示す。また、第8図に示す
ように、矢印で示した光束分離方向が互いに45度傾い
ている4枚の複屈折板13.14.15.16で構成し
た水晶光学フィルタの空間周波数レスポンスを第9図(
a)および同図(b)に示す。さらに、第10図に示す
ように両端の複屈折板13.15の矢印で示した光束分
離方向が水平方向に対して46度頌いていて、かつ互い
に直交し、まん中の複屈折板14の光束分離方向が水平
方向である3枚の複屈折板で構成した水晶光学フィルタ
の空間周波数レスポンスを第11図(a)および同図(
b)に示す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の3枚の複屈折板と2枚の属性長板で
構成した従来の水晶光学フィルタは、水平方向と垂直方
向のカットオフ周波数とトラッキングポイントが一致し
て、水平方向(走査方向)および垂直方向における疑似
色信号またはモアレを低減することができるが構成枚数
が5枚でコスト高になるという問題点を有していた。ま
だ、上記の4枚の複屈折板で構成した従来の水晶光学フ
ィルタは、垂直方向のカットオフ周波数f。Vより低い
空間周波数におけるレスポンスが落ちるので解像度が低
下してしまうという問題点を有していた。さらに、上記
の3枚の複屈折板で構成した従来の水晶光学フィルタは
、最近の高画素の固体撮像素子のように水平方向の画素
ピッチが垂直方向の画素ピンチに対して小さくなってい
る場合、垂直カットオフ周波数fCVでのレスポンスを
十分に抑えることができず、垂直方向での疑似色信号ま
たはモアレを生じるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、複屈折
板が4板の構成であっても垂直方向の疑似色信号または
モアレを十分低減し、かつ、垂直方向の解像度の高い水
晶光学フィルタを提供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段 この目的を達成するために本発明の水晶光学フィルタは
、4枚の複屈折板を備え、中央部の連続する2枚の複屈
折板の光束分離方向を、走査線方向に対して正負に任意
の角度を持つように、かつ両端の2枚の複屈折板の光束
分離方向を互いに交差するようにまたは同一方向とする
ように配置して重ね合わせた構成を有している。
作用 この構成によって水平方向および垂直方向の双方共の必
要なカットオフ周波数で空間周波数のレスポンスを0に
することができ、かつ、レスポンスを抑えると解像度が
低下するカットオフ周波数より低い空間周波数において
、レスポンスを大きくすることができる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図に示すように中央部の連続する2枚の複屈折板2
.3の矢印で示した光束分離方向を、走査線方向(水平
方向)に対してそれぞれ正負に45度の角度に傾け、か
つこの2枚の複屈折板2゜3で水平方向に分離させるよ
うに上面5と下面6を上下逆に組み合わせた配置とする
。また、両端の複屈折板1.4の矢印で示した光束分離
方向が一方の複屈折板1の光束分離方向を水平方向にし
、他方の複屈折板4の光束分離方向を垂直方向にして互
いに直交させた配置とする。第1図に示した4枚の複屈
折板1〜4を通過した光線は第2図に示すように8点に
分離される。
もちろん、光線は両端の複屈折板1.4のいずれの複屈
折板側から入射しても同様に分離される。
このとき、水平方向の分離距離dHが固体撮像素子の水
平画素ピッチの2分の1に相当する大きさに設定し、垂
直方向の分離距離aVが垂直画素ピッチに相当する大き
さに設定すると、第3図(IL)に示すように複屈折板
1による水平方向の空間周波数レスポンスBと2枚の複
屈折板2.3による合成された水平方向の空間周波数レ
スポンスCとで合成された水晶光学フィルタの水平方向
の空間周波数レスポンスムと、同図(b)に示すように
水晶光学フィルタの垂直方向の空間周波数レスポンスと
なる。
以上のように本実施例によれば、中央部の連続する2枚
の複屈折板2.3の光束分離方向が、走査線方向に対し
て正負に任意の角度を持ち、両端の2枚の複屈折板1.
4の光束分離方向を互いに交差するように配置する構成
により、垂直方向のカットオフ周波数fCVに対して、
垂直方向に光束分離をもつ複屈折板4の板厚を適当に設
定することができ、トラッピングポイントと一致させる
ことができるので、従来より枚数の少ない構成で、解像
度の低下を極力抑えて、疑似色信号またはモアレを十分
抑えることができる。もちろん、解像度をさらに上げる
ために水平または垂直方向の分離幅の大きさを少し変え
る設計にすることもできる。
また構成枚数を4枚に削減したことによりコストダウン
することができるだけでなく、高画素の固体撮像素子の
ように水平方向の画素ピッチが垂直方向の画素ピッチに
対して小さくなっている場合、特にそれらの効果が顕著
に現れるので、容易に設計をすることができる。
以下、本発明の第2の実施例について説明する。
第4図は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である
第1図の構成と異なるのは、中央部の2枚の複屈折板2
.3で垂直方向に分離させるように上面5と下面6を上
下同一方向に組み合わせた配置とした点と、両端の2枚
の複屈折板1.7の矢印で示した光束分離方向を同じ水
平方向に配置した点である。第4図に示した4枚の複屈
折板1.2゜3.7を通過した光線は第2図に示すよう
に8点に分離される。もちろん、光線は両端の複屈折板
1、了のいずれの複屈折板側から入射しても同様に分離
される。このとき、水平方向の分離距離d。
が固体撮像素子の水平画素ピッチの2分の1に相当する
大きさに設定し、垂直方向の分離距離dUが垂直画素ピ
ッチに相当する大きさに設定すると、第6図(&)およ
び同図(b)に示すように水平方向および垂直方向の空
間周波数レスポンスとなり、第1の実施例と同じ効果を
生ずる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、4
枚の複屈折板を備え、中央部の連続する2枚の複屈折板
の光束分離方向を、走査線方向に対して正負に任意の角
度を持つように、かつ、両端の2枚の複屈折板の光束分
離方向を互いに交差させるようにまたは同一方向とする
ように配置した構成により、水平および垂直方向の双方
で、疑似色信号またはモアレを十分に抑えかつ高い解像
度を維持することができる優れた水晶光学フィルタを実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の水晶光学フィルタの構
成を示す説明図、第2図は本発明の第1および第2の実
施例の光線の分離状態を示す図、第3図(a)および同
図(′b)は本発明の第1の実施例の水平方向および垂
直方向の空間周波数レスポンスを表わす特性図、第4図
は本発明の第2の実施例の水晶光学フィルタの構成を示
す説明図、第5図(2L)および同図(′b)は、同水
平方向および垂直方向の空間周波数レスポンスを表わす
特性図、第6図。 第8図および第10図は、従来の水晶光学フィルタの構
成を示す説明図、第7図(a)および同図(b)第9図
(1L)および同図(b)、第11図(2L)および同
図(b)は、それぞれ従来の水晶光学フィルタの水平方
向の空間周波数レスポンスや垂直方向の空間周波数レス
ポンスを表わす特性図である。 1.2.3.4.7・・・・複〒折板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4枚の複屈折板を備え、中央部の連続する2枚の
    複屈折板の光束分離方向を、走査線方向に対して正負に
    任意の角度を持つように、かつ両端の2枚の複屈折板の
    光束分離方向を互いに交差するように配置した水晶光学
    フィルタ。
  2. (2)両端の2枚の複屈折板の光束分離方向を同一方向
    に配置した請求項1記載の水晶光学フィルタ。
JP9572890A 1990-04-10 1990-04-10 水晶光学フィルタ Pending JPH03293316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737042A (en) * 1994-08-31 1998-04-07 Omron Corporation Image display device with optical low-pass filter
WO2001065306A1 (fr) * 2000-02-29 2001-09-07 Daishinku Corporation Dispositif optique

Cited By (3)

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WO2001065306A1 (fr) * 2000-02-29 2001-09-07 Daishinku Corporation Dispositif optique
US7123412B2 (en) 2000-02-29 2006-10-17 Daishinku Corporation Optical device

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