JPH032931Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は物品販売用の著しく人目を惹く表示体
に関するものである。

（従来の技術） 従来、物品販売用の表示体は単なる１個の静止
した表示体が主体である。動く部分があるとして
もせいぜい１個所位に止まつている。

（考案の目的と問題点） 本考案は上述の従来の物品販売用表示体とは趣
きを異にした動きの多い部分を構成することによ
り人目を著く惹き付けるようにしたものである。

（問題点を解決するための手段） 本考案は上述の目的と問題点を解決しようとす
るもので、シート体から、貼着部、遊泳表示部、
および表示本体が一直線上にそれぞれ帯状体を介
して一体に連続して切り取られてなる表示体であ
り、上記遊泳表示部中央に遊泳表示片が表示本体
上縁から帯状体を介して一体となるごとく切込線
を入れて形成されるものである。材質は弾力があ
り可撓性のものがよい。

（作用） 本考案は上述の構成となつているから貼着部を
販売品または販売場壁面や柱、ガラス窓等に貼着
し、この貼着部から続く最先端の帯状部に連らな
る表示本体は遊泳状体となり、この表示には宣伝
用の図柄や表示文字が印刷されていて、この表示
本体と貼着部の間にある遊泳表示部からは表示本
体に接続する帯状体が遊泳表示片に連なつて切込
みとなつているのでこの帯状体は表示本体の前に
吊られた状態の遊泳表示片が揺れ動くようにな
る。そこでこの遊泳表示片は裏面に人目を引くデ
ザインマークや呼掛け文句などを印刷しておくこ
とにより、表示本体の遊泳性と遊泳表示片の遊泳
性が二重にそれぞれ別の動きをもつて揺れ動くの
で著しく人目を惹く表示体となる。

（実施例） 本考案を図示の実施例によつて説明する。第１
図はシート体から切り取られた本考案の表示体の
基本形体を示す平面図である。１は貼着部で裏面
に接着剤が施され、離型紙でカバーされている。
２は遊泳表示部で３は表示本体でありこれを帯状
体４，５で連結して一体となつている。遊泳表示
部２は表示本体３の上縁から帯状体６で連らなる
遊泳表示片７を一体として切込線ａで形成する。

（効果） この表示体を先ず貼着部１を任意販売品、売店
等の壁、柱、ガラス窓などに裏面の剥離紙を剥が
して貼着するだけで、その他の部分はすべて帯状
体４，５を介して遊泳状態となる。表示本体には
宣伝用の図柄や表示文字が印刷されていて遊泳表
示部にも同様の印刷が施しておきさらに切込線ａ
によつて遊泳表示片７を帯状体６を介して表示本
体３の表面付近に遊泳させることができる。この
遊泳表示片にはとくに目立つデザインや呼び掛け
文をその裏面に印刷しておくと貼着部以外はすべ
て独自の異つた動きで揺れ動いて遊泳するのでこ
の目立つ遊泳部分少くとも表示本体３と遊泳表示
片７の２個があり、遊泳表示片を引き出した後の
遊泳表示部も揺れ動くので３個の遊泳体がそれぞ
れ異つた固有の揺れ方をするので著しく人目を惹
く表示体となるものである。また他の実施例を第
３図〜第６図の説明図に示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の表示体の基本形体を示す平面
図、第２図は使用状態を示す説明図、第３図から
第６図は他の実施例を示す説明図である。 １……貼着部、２……遊泳表示部、３……表示
本体、４，５……帯状体、６……帯状体、７……
遊泳表示片、ａ……切込線。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. シート体から貼着部、遊泳表示部および表示本
   体が一直線上にそれぞれ帯状体を介して一体に連
   結して切り取られてなる表示体であり、上記遊泳
   表示部中央に遊泳表示片が表示本体上縁からの帯
   状体を介して一体となるごとく切込線を入れて形
   成されたことを特徴とする表示体。