JPH0138613Y2 - - Google Patents

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JPH0138613Y2
JPH0138613Y2 JP1981018278U JP1827881U JPH0138613Y2 JP H0138613 Y2 JPH0138613 Y2 JP H0138613Y2 JP 1981018278 U JP1981018278 U JP 1981018278U JP 1827881 U JP1827881 U JP 1827881U JP H0138613 Y2 JPH0138613 Y2 JP H0138613Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は店頭広告または実演販売時広告等に使
用され、広告表示物を消費者に対して立体感若し
くは浮遊感を以つてアピールする為の広告表示物
装飾用ジヨイントに関する。
本考案の対象とするところの広告表示体の従来
品は添付図面第1図及び第2図に示すようなもの
で、この表示体10は合成樹脂製のフイルムを以
つて一体成形された広告表示部11、アーム12
及び固定部13から成り、固定部13に付着され
る両面テープ14により柱、壁若しくは商品等の
支持体15に連結される。この表示体10による
広告は上述の如く広告表示部11を立体感を以つ
て消費者にアピールする点で、所謂張紙式の平面
的な広告にはない効果を有するものであるが、以
下列記するような欠点があつた。
(A) 表示体10を構成する広告表示部11、アー
ム12及び固定部13が一体成形されている
為、これ等構成部分の素材は当然に同一のもの
であることが条件となり、その為表示体10全
体を、強度の要求されるアーム12部分に合わ
せた素材により製作しなければならず、またこ
れを打抜き成形する際には原材料に多くの無駄
が生ずる。
(B) 上述の如く一体成形されている為、この表示
体10により広告できるのは広告表示部11に
印刷されているものに限られる。
(C) アーム12が広告表示部11の縁部と一体的
に直結している為、これを飾つた場合、広告表
示部11はアーム12の張力により傾いてしま
うので、この傾斜角を考慮してアーム12の
幅、長さ等を設計する必要がある。またアーム
12は広告表示部11の上部に露見することと
なり、消費者に与える広告表示部11の浮遊感
を損う(第2図参照)。
而も細いアーム12によつて広告表示部11を
支持する構造上、広告表示部11の重量によつて
次第に垂れ下がつてしまう為、展示期間を考慮し
て広告表示部11の仕様に応じて個別に全体形状
を設計する必要があつた。
広告表示部とアームとを別体とするもの(実公
昭52−45199号)も提案されているが、これも広
告表示部をアームによつて逆U字形に吊り下げる
ものである為、上記(C)と同様の問題があつた。
本考案は上述の如き問題を解決する為になされ
たものであり、この種広告方法に於いて、原材料
の無駄を省くこと、任意の広告表示物を装飾し得
ること、看者即ち消費者に対して広告表示部が正
対し且つ浮遊感を与えること、等の諸条件を満足
し得る表示体若しくはこれに代る部材を提供する
ことを目的とする。これを達成する為本考案に於
いては広告表示部と支持体とを連結する上述のア
ーム及び固定部を広告表示部から切離し、これを
改良することにより任意の広告表示物を上述の諸
条件を満足して装飾し得る、広告表示物装飾用ジ
ヨイントを案出した。本考案のジヨイントは、帯
状の可撓性板と、上記可撓性板の上面に付着され
た接着用フイルムと、上記接着用フイルムの接着
面を覆う被覆紙とから成る。上記可撓性板は長手
方向一端部側に於いてこれを横断する溝により2
つの板素子に分断離間される。上記接着用フイル
ムは可撓性板の長手方向両端部側に於いてのみ
夫々フイルム分体として存在し、而も一方の分体
は上記横断溝を挾んで位置する上記両板素子を互
いに揺動自在に連結する。上記被覆紙は上記フイ
ルム分体上に夫々被覆紙分体として存在し、而も
一方の分体は、上記可撓性板の横断溝と略同一位
置に於いてこれを横断する溝により2つの被覆紙
分体素子に分断される。従つてこのジヨイントが
広告表示物の装飾に供される場合に、上記可撓性
板の一方の端部側が被覆紙分体素子剥離後の一方
のフイルム分体を介して広告表示物と接着され、
他方の端部側が被覆紙分体剥離後の他方のフイル
ム分体を介して支持体と接着される。
以下添付図面に示す望ましい実施例に従い本考
案を詳述する。第3図及び第4図は夫々本考案ジ
ヨイント20の一実施例を示す正面図及び底面図
である。本体をなす帯状の可撓性板21は合成樹
脂薄板から成り、その両端部22,23側は舌状
に拡幅している。該板21の材質は可撓性の素材
であれば何でもよく、例えば上記樹脂の他には厚
紙、金属等を挙げることができる。板21は端部
22側に於いて、これを横断する溝24により、
本体を占める板素子21aと端部22側の板素子
21bとに分断離間される。
接着用フイルム26は市販の両面接着テープで
あり、これは上記可撓性板21の舌状の両端部2
2,23側に於いてのみ夫々フイルム分体26
x,26yとして存在する。フイルム分体26x
は上記可撓性板21の横断溝24を挾んで位置す
る両板素子21a,21bを互いに揺動自在に連
結し、即ちここに於いてフイルム分体26xは両
板素子21a,21bを繋ぐ蝶番としての役割を
果す。
接着用フイルム26の上部接着面を覆う被覆紙
28は当然上記フイルム分体26x,26yに対
応する位置にのみ存在し、図中これを被覆紙分体
28x,28yとして示す。被覆紙分体28xは
前述の可撓性板21の横断溝24と同位置に於い
て、これを横断する溝29により被覆紙分体素子
28x′と28x″とに分断される。
第5図及び第8図は上述のジヨイント20を用
いて広告表示物35を飾る状態を示す図である。
このジヨイント20の使用に際しては、先ず可撓
性板21の一方の端部22側に付着されたフイル
ム分体26xの一部を覆う被覆紙分体素子28
x′を剥がし、ここに広告表示物35を接着する。
次いで可撓性板21の他方の端部23側に付着さ
れたフイルム分体26yを覆う被覆紙分体28y
を剥がし、このフイルム分体26yを支持体15
に接着する。広告表示物35は図示の板紙状の物
に限るものではなく、ジヨイント20の強度及び
接着力の許す範囲内のものであればパツケージ、
商品現物等何であつてもよい。ジヨイント20の
可撓性板素子21a,21bは前述の如く横断溝
24及びフイルム分体26xの作用により互いに
揺動自在であり、従つて板素子21b側に接着さ
れる広告表示物35は、装飾時にその自重により
地面に対して略垂直に即ち看者に対して正対して
位置することとなる。またこのようにジヨイント
20の板素子21aが広告表示物35の表示面に
対して裏側より略直角に枝出しされた状態を呈
し、且つジヨイント20自体も広告表示物35に
任意の位置で接着し得る為、広告表示物35を前
方より見た場合にジヨイント20が露見する可能
性は低く、従つて広告表示物35は従来この種広
告方法では得られなかつた浮遊感を看者に与える
こととなる。
第6図及び第7図は上述のジヨイント20の製
造工程を示す概略図である。可撓性板21の原材
料である合成樹脂シートAはローラ41により供
給される。シートAはカツタ43により前述の横
断溝24となる部分を切断され、この切断箇所は
ガイド44により所定の間隔迄に拡げられる。一
方接着用フイルム26及び被覆紙28の原材料で
ある両面接着テープBはローラ42により2条に
B1,B2として送出され、ローラ47によりシー
トAに付着する側の被覆紙が捲取り剥がされた状
態で供給される。シートAの切断側に付着される
テープB1は、カツタ45により残存する側の被
覆紙を上記シートAの切断部と整一するように切
断され、即ちこの切断部が前述の被覆紙28の横
断溝29となる。その後シートAとテープBとは
コンベア49上で接着により一体となり、打抜き
カツター46により所定形状に成形される。打抜
き後の残存する原料シート及びテープはローラ4
8に捲取られ、一方打抜き成形された部分は製品
としてコンベア49により送られ集積される。尚
第7図に於けるシートA上の各符号は、第6図図
示の各ローラ等の設置該当位置を、各部材の参照
番号にダツシユを付して示すものである。
また上記実施例のジヨイントに於いては、可撓
性板21の両板素子21a及び21bは同一素材
から成るが、これは製造上及び保存管理上の便が
主たる理由であり、従つて場合によつては板素子
21bは板素子21aとは異なり単なる被覆紙の
ようなものであつてもよく、本考案はこのような
変更例をも当然にその思想の範囲内に含むもので
ある。
叙上の如く本考案の広告表示物装飾用ジヨイン
トによれば、先ず上述の製造工程の説明からも明
らかなように、非常に簡単な工程及び装置によ
り、原材料の無駄を最少限に抑えてこれを製作し
得ることが判る。また広告表示部を接着用フイル
ムによつて揺動自在に連結するので、広告表示部
を支持するアームの素材として広告表示部の素材
とは無関係に適当な強度の素材を採用することが
可能となり、広告表示部の重量によつて経時的に
垂れ下つてしまう問題もなくなる。そのため、広
告表示部の大きさや重量によつてアーム部をバラ
ンスよく設計しなければならないという煩わしさ
もなくなり、而も装飾した広告表示物は看者に対
して正対すると共に従来にない浮遊感を看者に与
える等頭書の諸条件を満足し、よく所期の目的を
達成するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の広告表示体を示す正面図、第2
図はその使用態様を示す斜面図、第3図は本考案
ジヨイントの一実施例を示す正面図、第4図は同
実施例の底面図、第5図及び第8図は同実施例の
使用態様を示す斜視図及び縦断面図、第6図及び
第7図は本考案ジヨイントの製造工程の概略を示
す図である。 15……支持体、20……ジヨイント、21…
…可撓性板、21a,21b……板素子、22,
23……端部、24……横断溝、26……接着用
フイルム、26x,26y……フイルム分体、2
8……被覆紙、28x,28y……被覆紙分体、
28x′,28x″……被覆紙分体素子、35……広
告表示物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 帯状の可撓性板21と、上記可撓性板21の
    上面に付着された柔軟な接着用フイルム26
    と、上記接着用フイルム26の接着面を覆う被
    覆紙28とから成り、 上記可撓性板21は長手方向一端部22側に
    於いてこれを横断する溝24により2つの板素
    子21a,21bに分断離間され、 上記接着用フイルム26は可撓性板21の長
    手方向両端部22,23側に於いてのみ夫々フ
    イルム分体26x,26yとして存在し、而も
    一方の分体26xは上記横断溝24を挾んで位
    置する上記両板素子21a,21bを互いに揺
    動自在に連結し、 上記被覆紙28は上記フイルム分体26x,
    26y上に被覆紙分体28x,28yとして存
    在し、而も一方の分体28xは、上記可撓性板
    21の横断溝24と略同一位置に於いてこれを
    横断する溝29により2つの被覆紙分体素子2
    8x′,28x″に分断され、 広告表示物35の装飾に際して、上記可撓性
    板21の一方の端部22側が被覆紙分体素子2
    8x′剥離後の一方のフイルム分体26xを介し
    て広告表示物35と接着され、他方の端部23
    側が被覆紙分体28y剥離後の他方のフイルム
    分体26yを介して支持体15と接着されるこ
    とを特徴とする広告表示物装飾用ジヨイント。 (2) 前記板素子21a,21bが同一素材から成
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載のジヨ
    イント。 (3) 前記接着用フイルム26が両面接着テープで
    ある実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載のジ
    ヨイント。
JP1981018278U 1981-02-13 1981-02-13 Expired JPH0138613Y2 (ja)

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JPS57133076U JPS57133076U (ja) 1982-08-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245199U (ja) * 1975-09-29 1977-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5245199U (ja) * 1975-09-29 1977-03-30

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