JP3088661U - 立体型標識シート - Google Patents
立体型標識シートInfo
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- JP3088661U JP3088661U JP2002001424U JP2002001424U JP3088661U JP 3088661 U JP3088661 U JP 3088661U JP 2002001424 U JP2002001424 U JP 2002001424U JP 2002001424 U JP2002001424 U JP 2002001424U JP 3088661 U JP3088661 U JP 3088661U
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- sheet body
- dimensional
- dimensional shape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の壁、商品やその包装、商品陳列棚など
の様々な被貼着面に貼着して立体的に標識シートを設置
して商品広告告知効果を高める。 【解決手段】 広告などの表示面を有しかつ立体形状に
形作られるシート本体1の両側に、そのシート本体1に
対し折曲げ可能で裏面が被貼着面に対して繰返し貼着剥
離可能な粘着面21とされた貼着片2を連設する。シー
ト本体1に、立体形状を形作るための、折曲げ線、切込
み及び開口から選ばれる少なくとも1つの要素を具備さ
せても、シート本体が湾曲させられて立体形状に形作ら
れるものであってもよい。
の様々な被貼着面に貼着して立体的に標識シートを設置
して商品広告告知効果を高める。 【解決手段】 広告などの表示面を有しかつ立体形状に
形作られるシート本体1の両側に、そのシート本体1に
対し折曲げ可能で裏面が被貼着面に対して繰返し貼着剥
離可能な粘着面21とされた貼着片2を連設する。シー
ト本体1に、立体形状を形作るための、折曲げ線、切込
み及び開口から選ばれる少なくとも1つの要素を具備さ
せても、シート本体が湾曲させられて立体形状に形作ら
れるものであってもよい。
Description
【0001】
本考案は、立体型標識シートに関する。
【0002】
従来、所定形状の紙やプラスチックシートの裏面に糊や粘着テープなどを保持 させて貼着面としたPOPと通称されている平面的(二次元的)な標識シートが 知られていた。このものは、裏面の貼着面を、商品陳列棚や商品やその包装、建 物の壁などの様々な被貼着面に貼着することによって、その表面に施した広告な どを顧客などに見せるようにしていた(従来例1)。
【0003】 また、広告などを施した厚手のシートをクリップで商品などに取り付けて商品 広告告知効果を狙うようにした標識シートもあった(従来例2)。
【0004】
しかしながら、従来例1の標識シートは、それを被貼着面に貼着した場合に平 面的な形態をとるので、その表面の広告などが正面からしか見えず、商品広告告 知効果という面で満足すべきものではなかった。また、従来例2の標識シートは 、クリップが余分に必要になるので価格が高くつくだけでなく、壁面などのよう にクリップを挟み込む箇所が無いところでは使用できない不便もあった。
【0005】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、クリップのような余分な止具 を用いずに商品陳列棚、商品やその包装、建物の壁、机などの様々な被貼着面に 貼着して設置することが可能でありながら、使用者が立体的(三次元的)に形作 ってその表面に施した広告などを広い範囲から顧客に見せられるようにすること ができて優れた商品広告告知効果を発揮させることの可能な立体型標識シートを 提供することを目的とする。
【0006】
本考案に係る立体型標識シートは、広告などの表示面を有しかつ立体形状に形 作られるシート本体に、裏面が被貼着面に対して繰返し貼着剥離可能な粘着面と された貼着片が連設されている、というものである。この構成の立体型標識シー トにおいて、貼着片はシート本体の片側だけに連設されていてもよい。ここで、 立体形状に形作られるシート本体とは、シート本体を湾曲させたり、折り曲げた り、シート本体に形成した切り目、切込み又は開口にシート本体の一部又はシー ト本体に形成した挾込み片を差し込んだり係合させたりするといった種々の手段 で立体形状(三次元的形状)に形作ることのできるシート本体を指している。
【0007】 本考案においては、上記貼着片が、上記シート本体の両側に折曲げ可能に連設 されているものであってもよく、これによれば、シート本体の両側の貼着片を被 貼着面に貼り付けることによって立体形状に形作られたシート本体の両端の位置 を定位置に固定しておくことが可能になるので、シート本体の初期の立体形状が 長期間そのまま保形されてその立体形状が経時によって形崩れすることがなくな り、そのことが優れた商品広告告知効果を長期間に亘って持続させることに役立 つ。
【0008】 本考案では、上記シート本体に、立体形状を形作るための、折曲げ線、切込み 、切り目、切込み又は切り目に対する挾み込み片、及び開口から選ばれる少なく とも1つの要素が具備されていても、あるいは、上記シート本体が湾曲させられ て立体形状に形作られるものであってもよい。
【0009】 本考案によれば、シート本体に連設されている貼着片の裏面が、被貼着面に対 して繰返し貼着剥離可能な粘着面とされているため、商品陳列棚、商品やその包 装、建物の壁などの様々な被貼着面に貼着して設置することが可能であり、また 、必要に応じてその貼着箇所を繰り返し変更することが可能である。また、シー ト本体が広告などの表示面を有して立体形状に形作られるものであるので、その シート本体を立体的(三次元的)に形作ってその表面に施した広告などを広い範 囲で顧客に見せることが可能であり、優れた商品広告告知効果を発揮する。
【0010】
図1(A)は本考案の第1実施形態による立体型標識シートSを平面的(二次 元的)に展開した状態の裏面図である。平面的に展開された立体型標識シートS はシート本体1とその両側に連設された貼着片2,2とを備えている。シート本 体1は、表面又は裏面あるいは表裏両面が広告などの表示面として形成されてい て、その表示面には印刷などの適宜手法で商品広告、価格、キャッチフレーズ、 などの必要な表示が表示されている。図例のシート本体1は矩形に形成され、そ の幅方向中央部に折曲げ線Mが印刷され、また、貼着片2,2との境界部分に折 曲げ線Nが印刷されている。それぞれの貼着片2は、シート本体1に対し折曲げ 可能で、その裏面が、その裏面に保持された粘着層によって粘着面21として形 成されている。粘着層には繰返し貼着剥離が可能な機能を備える粘着剤が用いら れている。このような立体型標識シートSは、比較的腰の強い厚手の紙やプラス チックシートを所定形状に裁断したり打ち抜いたりすることによって容易に形成 することが可能である。
【0011】 図1(B)及び同図(C)は同図(A)の立体型標識シートSの使用状態を例 示している。
【0012】 図1(B)では、折曲げ線Mのところでシート本体1を尖った山形に折り曲げ ることによってそのシート本体1を立体形状に形作り、そのような山形のシート 本体1の両端部で貼着片2,2が折曲げ線Nのところで外側に折り曲げられてい る。そして、貼着片2,2の裏面の粘着面21,21を、商品陳列棚、商品やそ の包装、建物の壁などの様々な被貼着面に貼着することができるようにしている 。これに対し、図1(C)では、折曲げ線Mのところでシート本体1を2枚重ね 状に折り曲げることによってそのシート本体1を立体形状に形作り、そのような 2枚重ねのシート本体1の両端部で貼着片2,2が折曲げ線Nのところで外側に 折り曲げられている。そして、貼着片2,2の裏面の粘着面21,21を、商品 陳列棚、商品やその包装、建物の壁などの様々な被貼着面に貼着することができ るようにしている。
【0013】 図1(B)(C)に示した立体形状の立体型標識シートSを用いると、山形あ るいは2枚重ねのシート本体1に施された広告などの表示面が広い範囲から見え るので、顧客に対する優れた商品広告告知効果が得られる。
【0014】 シート本体1の形状は図1に限定されない。すなわち、シート本体1は、立体 形状を形作ることに用いることのできる、折曲げ線、切込み、切り目、切込み又 は切り目に対する挾み込み片、及び開口から選ばれる少なくとも1つの要素が具 備されているものであっても、その外輪郭線が動物や人物を象った形状に形成さ れていても、さらにはその外輪郭線がキャラクターを象った形状に形成されてい てもよい。また、シート本体1が、湾曲させられて立体形状に形作られるもので あってもよい。さらに、貼着片2も図1のような細長矩形に限定されるものでは なく、三角形その他の多角形、円形、さらには猫などの動物の足などを象ったも のであってもよい。
【0015】 図2は、シート本体1が、2つの円を繭形に連結した形状に形成されているも のの事例を示してあり、このような立体型標識シートSは、図1(B)や図1( C)で説明したところと同様に、シート本体1を山形や2枚重ねに折り曲げるこ とによってそのシート本体1を立体形状に形作って使用される。
【0016】 図3(A)は、シート本体1が、立体形状を形作るための、折曲げ線M1及び 切込みCの2つの要素を備えているものの事例であり、このものでは、同図(B )のように、シート本体1を十字類似の立体形状に形作ることが可能である。
【0017】 図4(A)は、シート本体1が、湾曲させられて立体形状に形作られるものの 事例であり、このものは、たとえば同図(B)のようにシート本体1をトンネル 状の立体形状に形作って使用することができる。
【0018】 また、図示していないけれども、たとえばシート本体に開口を開設したり、シ ート本体に切り目を入れてその切り目のところでシート本体を折り返したりして シート本体を立体形状に形作ることも可能である。 なお、上記した各実施形態の立体型標識シートSはその貼着片2の裏面が繰返 し貼着剥離可能な粘着面とされているため、平面形状に展開した所定枚数の立体 型標識シートSを積み重ねると、貼着片2の粘着面21がそれに重なりあった他 の立体型標識シートSの貼着片2の表面に貼着する。そのため、所要枚数の立体 型標識シートSを積み重ねた一まとまりの立体型標識シートを単位として店頭で 販売することのできる利便がある。
【0019】
以上のように、本考案によれば、使用者がシート本体を様々な立体形状に形作 り、建物の壁や商品、商品の包装、商品陳列棚などの様々な被貼着面に立体的に 設置して、その表面に施した広告などを広い範囲で顧客に見せることが可能にな り、しかも、設置にクリップなどの余分な止具を用いる必要がないので、従来の 平面的な標識シートに比べて、商品広告告知効果に格段に優れた立体型標識シー トを安価に提供することができる。また、設置箇所を繰り返し変更することがで きるため、使用場所の制限がほとんどなくなって幅広く使用することが可能であ る。なお、本考案の立体型標識シートは、従来の平面的なPOPに対して立体P OPとして位置づけることができるものである。
【図1】(A)は本考案の第1実施形態による立体型標
識シートを展開した状態の裏面図、(B)及び(C)は
その使用状態の斜視図である。
識シートを展開した状態の裏面図、(B)及び(C)は
その使用状態の斜視図である。
【図2】本考案の第2実施形態による立体型標識シート
を展開した状態の裏面図である。
を展開した状態の裏面図である。
【図3】(A)は本考案の第3実施形態による立体型標
識シートを展開した状態の裏面図、(B)はその使用状
態の斜視図である。
識シートを展開した状態の裏面図、(B)はその使用状
態の斜視図である。
【図4】(A)は本考案の第4実施形態による立体型標
識シートを展開した状態の裏面図、(B)はその使用状
態の斜視図である。
識シートを展開した状態の裏面図、(B)はその使用状
態の斜視図である。
1 シート本体 2 貼着片 21 粘着面 S 立体型標識シート C 切込み M,M1,N 折曲げ線
Claims (4)
- 【請求項1】 広告などの表示面を有しかつ立体形状に
形作られるシート本体に、裏面が被貼着面に対して繰返
し貼着剥離可能な粘着面とされた貼着片が連設されてい
ることを特徴とする立体型標識シート。 - 【請求項2】 上記貼着片が、上記シート本体の両側に
折曲げ可能に連設されている請求項1に記載した立体型
標識シート。 - 【請求項3】 上記シート本体に、立体形状を形作るた
めの、折曲げ線、切込み、切り目、切込み又は切り目に
対する挾み込み片、及び開口から選ばれる少なくとも1
つの要素が具備されている請求項1又は請求項2に記載
した立体型標識シート。 - 【請求項4】 上記シート本体が湾曲させられて立体形
状に形作られるものである請求項1ないし請求項3のい
ずれか1項に記載した立体型標識シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001424U JP3088661U (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 立体型標識シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001424U JP3088661U (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 立体型標識シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3088661U true JP3088661U (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=43239958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001424U Expired - Lifetime JP3088661U (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 立体型標識シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088661U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009075117A1 (ja) * | 2007-12-11 | 2009-06-18 | Kabushiki Kaisha Sato | ラベルシート及びラベルシート作成装置 |
JP2013248242A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Kyoraku Sangyo Kk | 表示器 |
JP2021153112A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | リンテック株式会社 | 支持体および支持体製造装置 |
KR102456904B1 (ko) * | 2022-07-18 | 2022-10-19 | 이차운 | 스탠드형 제품광고부착스티커 |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002001424U patent/JP3088661U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009075117A1 (ja) * | 2007-12-11 | 2009-06-18 | Kabushiki Kaisha Sato | ラベルシート及びラベルシート作成装置 |
JP2013248242A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Kyoraku Sangyo Kk | 表示器 |
JP2021153112A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | リンテック株式会社 | 支持体および支持体製造装置 |
KR102456904B1 (ko) * | 2022-07-18 | 2022-10-19 | 이차운 | 스탠드형 제품광고부착스티커 |
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