JPH03293154A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH03293154A
JPH03293154A JP9409090A JP9409090A JPH03293154A JP H03293154 A JPH03293154 A JP H03293154A JP 9409090 A JP9409090 A JP 9409090A JP 9409090 A JP9409090 A JP 9409090A JP H03293154 A JPH03293154 A JP H03293154A
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JP
Japan
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ink
time
inkjet recording
head
cleaning
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JP9409090A
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English (en)
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Yoshikazu Shibamiya
芳和 柴宮
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録装置に関する。
〔従来の技術〕
インクジェット記録装置は、先の細いノズル状の吐出口
からインクを吐出して印字を行なうため、インクの乾燥
、さらに吐出口に付着したゴミなどによって、吐出口が
目づまりして、印字不良を起こしやすい。これを防ぐた
め、インクジェット記録ヘットに対して吸引手段あるい
は加圧手段等のインク流入手段により強制的にインクを
流入して該インクの排出とともに、乾燥インクやゴミな
どを除去するクリーニング装置を備えたものがある。
従来、十述のような強制的インク流入によるヘットクリ
ーニンク動作は、インクジェット記録装置に備えられた
スイッチによる手動操作時や、装置の電源投入直後に、
毎回一定の圧力でインクを流入させるといった方法によ
って行なわれていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕 しかしながら前述の従来の技術において、前者の手動操
作の場合では、どういう条件のときヘッドクリーニング
を指示するスイッチを押せばよいかの判断がむずかしく
、操作が面倒であり、インク消費量の増大にもつながる
という問題点がある。また、後者の電源投入後に行なう
場合、必要、不必要にかかわらず一定の圧力で毎回性な
うため、インク流量が増え、インク消費量が増大する。
さらに、それにともなって排出したインクをためておく
排インクタンクの大型化につながり、これは記録装置小
型化の妨げにもなるという問題点がある。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたもので、効率良く、インクジェット記録ヘットに対
するインク流入を行なって、該インクジェット記録ヘッ
ドを、常に正確なインク吐出が行なえる状態に保つこと
のできるインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するだめのf段〕
本発明は、インクジェット記録ヘッドに対して、強制的
にインクを流入させてヘッドクリーニングを行なうイン
ク流入手段と、インクジェット記録装置の電源投入時に
前記インク流入手段を駆動してヘットクリーニングを行
なわせる印字制御部とを有するインクジェット記録装置
において、前記印字制御部が、 前記インクジェット記録装置の電源切断時のバックアッ
プ用電源を備えた時計と、 前記ヘッドクリーニングを行なったときの時刻が記録さ
れるメモリレジスタと、 前回のヘッドクリーニングを行なフだ時刻からの経過時
間に対応して、予め設定された、ヘッドクリーニングを
行なう際のインク流量が格納されている記憶部と、 ヘッドクリーニングを行なう際、前記時計が示す時刻と
前記メモリレジスタに記録されている時刻とから、前回
のヘッドクリーニングを行なった時刻からの経過時間を
求め、該経過時間に対応するインク流量を前記記憶部か
ら抽出するデータ抽出部と、 該データ抽出部が抽出したインク流量に基づいて、T+
77記インク流入手段のインク流量を設定するクリーニ
ング制御部とを備えたものである。
前記記憶部に格納されているインク流量が、インク流入
手段による、インクの流入圧力および流入時間によって
設定されているもの、 また、インクジェット記録ヘッドが、熱エネルギーを利
用してインク吐出を行なうものであり、インクに航記熱
エネルギーを与える電気熱変換体を備えたものがある。
(作用〕 本発明のインクジェット記録装置は、電源投入時に、イ
ンクジェット記録ヘッドに対して強制的にインクを流入
させて、該インクジェット記録ヘッド内に蓄積した乾燥
インクやゴミ等のインク不吐出の要因となる異物を、イ
ンクの排出とともに除去するヘッドクリーニングを行な
うものであり、該ヘッドクリーニングを行なったときの
時刻を記録することにより、前回のへラドクリーニング
からの経過時間を求め、その経過時間に応じてヘッドク
リーニングの際のインク流量を変化させることができる
。したがって、ヘッドクリーニングを行なう間隔が短か
く前記異物の量が少量と考えられる場合はインク流量を
制限してインク使用量を抑えることができ、ヘッドクリ
ーニングを行なう間隔が長く前記異物の量が多量と考え
られる場合はインク流量を増大させることにより確実に
異物を除去することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
本実施例のインクジェット記録装置は、第1図に示すよ
うに、インクジェット記録ヘッド2および不図示のイン
クタンクを一体化したカートリッジ型ヘッド1が装着さ
れたキャリッジ3が、駆動モータ5の駆動力を伝達する
駆動ベルト4の一部に連結されて、互いに平行に配設さ
れた2本のカイトシャフト6A、6Bに対して摺動可能
に取付けられており、前記駆動モータ5の駆動力により
、前記インクジェット記録ヘッド2が、該インクジェッ
ト記録ヘッド2の吐出面に対向して配置されたプラテン
7に、不図示の媒体給送装置から給送される記録紙の全
幅にわたって往復運動して該記録紙への記録を行なう構
成となっている。
前述のインクジェット記録ヘッド2は、第2図に示すよ
うに記録紙の記録面に対向する吐出面に、インクの吐出
を行なう細いパイプ状の複数のヘッドノズル12が並設
されており、さらに、カートリッジ型ヘッド1内に一体
化されたインクタンクから供給されるインクに吐出エネ
ルギーを与える電気熱変換体13が設けられている。
また、本実施例のインクジェット記録装置は、インクジ
ェット記録ヘッド2の記録動作における往復運動の範囲
外で、ヘッドクリーニング動作の際にインクジェット記
録ヘッド2が移動される位置(図中ガイドシャフト6A
の左端、以下、回復ポジションと称す。)において、該
インクジェット記録ヘット2の吐出面に対向して伝動機
構11を介したクリーニング用モータ1oの駆動力によ
って駆動され、前記インクジェット記録ヘッド2の吐出
面をキャッピングするキャップ部材8Aを備えたヘッド
クリーニング装置8が設けられている。
このヘッドクリーニング装置8は、ヘッドクリーニング
動作の際、キャップ部材8Aによるインクジェット記録
ヘッド2の吐出面のキャッピングに関連して、インク流
入手段である、後述する吸引手段によるインク吸引を行
ない、インクを強制的に排出させることにより各ヘッド
ノズル12内の増粘インクを除去するヘッドクリーニン
グ動作を行なう。
さらに、ヘッドクリーニング装置8の側面には、シリコ
ンゴムで形成されるワイピング部材としてのブレード9
かブレード保持部材9Aにょってカンチレバー形態で保
持され、ヘッドクリーニング装置8と同様、クリーニン
グ用モーターoおよび伝動機構11によって動作し、イ
ンクジェット記録ヘット2の゛吐出面との係合が可能と
なる。
これにより、ヘッドクリーニング装置8を用いたヘッド
クリーニング動作後に、ブレード9をインクジエツト記
録ヘッド2の移動経路中に突出させ、該インクジェット
記録ヘッド2の移動動作に伴なってインクジェット記録
ヘッド2の吐出面における結露1個れあるいは塵埃等を
ふきとる。
上述したインクジェット記録装置は、外部のホスト機器
等から人力された文書情報、制御コマンド等のデータを
、後述する印字制御部で受取り、受取ったデータにした
がって文書情報の一連の記録動作を行なう。
ここで、本実施例のインクジェット記録装置の印字制御
部について、第3図を参照して説明する。
第3図に示す印字制御部30は、CPU31と、記憶部
であるROM32、RAM33と、外部装置であるホス
ト機器41に対するインターフェース回路34と、時計
(’Real Time C1ock:RTC) 35
と、前記駆動モータ5およびクリーニング用モータ10
を駆動するモータ制御回路38と、前記インクジェット
記録ヘッド2の電気熱変換体13を駆−動するヘッド制
御回路39と、後述 0 する吸引手段を備えたヘッドクリーニング装置8を駆動
するクリーニング制御回路40とで構成されている。
CPU31は、ROM32に予め格納されているプログ
ラム、あるいは、ホスト機器41からインターフェース
回路34を介して人力される制御コマンドにしたがって
前記モータ制御回路38、ヘッド制御回路39およびク
リーニング制御回路40を駆動し、インクジェット記録
装置の動作全般の制御を行なう。本実施例においては、
上述のプログラムによって、インクジェット記録装置の
電源投入時に、ヘッドクリーニング動作か行なわれるよ
うに設定されている。
ROM32は、前記CPU31が動作するためのプログ
ラムが格納されている他、ヘッドクリーニング動作時の
インク吸引量が定められた、後述するクリーニング量制
御テーブルが予め格納されている。
RAM33は、前記CPU31の演算時等のワークエリ
ア、あるいは、ホスト機器41からイ1 ンターフェース回路34を介して人力された制御データ
等の一時格納エリアとして使用される。
インターフェース回路34は、ホスト機器41からイン
クジェット記録装置への制御コマンドや制御データの人
出力の際のインターフェース部である。
時計35は、メモリレジスタ36を備えており、CPU
31によって、時刻のセット、時刻の読出しが可能であ
るとともに、前記メモリレジスタ36に任意の時刻デー
タの書込みおよび読出しが可能である。この時計35は
、バックアップ用の電池37が接続されており、インク
ジェット記録装置の電源が切断された場合でも停止する
ことなく動作する。また、この時計35は、正常動作電
圧内で時刻セットが行なわれると「正常動作フラグ」か
“1”となり、該時計35が動作電圧範囲内で正常に動
作していれば「正常動作フラグ」は“1パを保つ。上述
のメモリレジスタ36には、ヘッドクリーニング動作が
行なわれた際、その時の時刻がCPU31によって記録
される。
 2 モータ制御回路38は、CPU31の指示により、記録
動作時は前記駆動モータ5を駆動してキャリッジ3を移
動させ、ヘッドクリーニング動作時は前記クリーニング
用モータ10を駆動して、ヘッドクリーニング装置8の
キャップ部材8Aによるインクジェット記録ヘッド2の
キャッピングを行なわせるとともに、該ヘッドクリーニ
ング装置8によるインクの吸引が終了した際前記ブレー
ド9をインクシェツト記録ヘッド2の移動経路中に突出
させる。
ヘッド制御回路39は、CPU31から転送される印字
データにしたがって、インクジェット記録ヘッド2の電
気熱変換体13を駆動して各ヘッドノズル12からのイ
ンク吐出を行なわせる。
ここで、前述のROM32内に格納されているクリーニ
ング量制御テーブルについて説明する。
このクリーニング量制御テーブルは、ヘッドクリーニン
グを行なう間隔にともなって変化すると考えられる、イ
ンクジェット記録ヘッド2内に蓄積するインク不吐出の
要因となる異物を除去する 3 ために必要なインク流量が定められたものであり、本実
施例の場合、吸引手段によるインク吸引圧と吸引時間と
で定めている。
第4図に示す本実施例のクリーニング量制御テーブル4
2は、ROM32のアドレス2AO〜2 (Ao+ N
) + 1に格納されたもので、ヘッドクリーニング動
作を行なう場合、前回のヘッドクリーニング動作からの
経過時間(1)に対応して、予め実験的に求めた、ヘッ
ドクリーニング装置8の吸引手段による吸引圧(P)と
吸引時間(T)とが、2バイト構成で記録されている。
本実施例の場合、偶数アドレスに1バイトの経過時間デ
ータ(1)が、また、奇数アドレスの、上位に吸引圧デ
ータ(P)、下位に吸引時間データ(T)がそれぞれ記
録されている。
このクリーニング量制御テーブル42は、ヘッドクリー
ニング動作を行なう際、CPU31が、前記時計35を
参照することで経過時間(1)を求めて該経過時間(1
)に基づいて検索される。
このとき、CPU31は、該クリーニング量制御 4 テーブル42から経過時間(1)に対応する吸引圧デー
タ(P)と吸引時間データ(T)を抽出してクリーニン
グ制御回路40に転送する。例えば、経過時間が七〇の
場合、吸引圧データはPl、吸引時間データはT、が抽
出されてクリーニング制御回路40へ転送されることに
なる。
ただし、このクリーニング量制御テーブル42では、経
過時間が所定の時間以下の場合、ヘッドクリーニング動
作を行なう必要がないものとし、吸引時間データにはr
OJが記録されている。
次に、クリーニング制御回路40と該クリーニング制御
回路40によって駆動される、ヘッドクリーニング装置
8の吸引手段について、第5図を参照して説明する。
本実施例のクリーニング制御回路40は、D/Aコンバ
ータ43とオペアンプ44とワンショット回路45とト
ランジスタ46.47とで構成されている。
ヘッドクリーニング装置8の吸引手段は、前述したキャ
ップ部材8Aが、吸引ポンプモータ805 に連結されたピストン駆動カム81の回転にともなって
往復運動するピストン82が挿入されたシリンダ83に
、パイプ86を介して連結されたものであり、該キャッ
プ部材8Aによって、インクジェット記録ヘッド2の吐
出面を覆った後、前記吸引ポンプモータ80を回転させ
ることで、インクジェット記録ヘッド2内へ強制的にイ
ンクを流入させて全ヘッドノズル12からインクを強制
排出させるものである。また、前記シリンダ83は排イ
ンクタンク87に連通しており、インクジェット記録ヘ
ッド2から排出したインクはその排インクタンク87内
に貯まる構成となっている。さらに、バイブ86のシリ
ンダ83側の開口部およびシリンダ83と排インクタン
ク87との連結部には、それぞれ、インク吸引弁84、
インク排出弁85が設けられており、これによって、排
インクタンク87からインクシェツト記録ヘッド2側へ
のインクの逆流を防止している。
前記クリーニング制御回路4oのD/Aコンバータ43
は、ヘッドクリーニング動作を行なう 6 際、CPU31から転送される吸引圧データ(P)を、
該吸引圧に相当するアナログ電圧信号に変換してオペア
ンプ44へ送出する。オペアンプ44はトランジスタ4
6とともにバッファ回路を形成しており、D/Aコンバ
ータ43からのアナログ信号を、前述した吸引手段内の
吸引ポンプモータ80の駆動信号として、該吸引ポンプ
モータ80へ印加する。ワンショット回路45は、ヘッ
トクリーニング動作を行なう際、CPU31から転送さ
れる吸引時間データ(T)を受けて、該吸引時間に相当
するパルス信号を生成して、その間トランジスタ47を
オン状態にする。このトランジスタ47はそのコレクタ
が前記吸引ポンプモータ80に接続されており、該トラ
ンジスタ47がオン状態となっているとき、前記トラン
ジスタ46から印加された駆動信号による電流が吸引ポ
ンプモータ80に流れて該吸引ポンプモータ80が回転
する構成となフている。
したがって、−ト述の吸引手段は、CPU31が抽出し
た吸引圧データに相当する吸引圧力がシリ 7 シダ83内に発生し、該吸引圧力で、同様にcpU31
が抽出した吸引時間データに相当する時間分、インクを
吸引することになる。
次に、本実施例のインクの吸引動作について第6図のフ
ローチャートに沿って説明する。
まず、インクジェット記録装置の電源が投入されると(
ステップ61)、CPU31が時計35内の「正常動作
フラグ」を参照しくステップ62)、正常“1°”でな
い場合、例えばバックアップ用の電池37がセットされ
ていなかったり、本インクジェット記録装置の設置の際
等の最初の電源投入時はエラー処理ルーチン(ステップ
70)ヘジャンプする。該エラー処理ルーチンは、本発
明とは直接関係ないので、これ以上は省略する。
方、時計35が正常に動作している場合は、CPU31
が時計35から現在時刻とメモリレジスタ36内のデー
タ、すなわち前回のヘッドクリーニングが行なわれた時
刻を読込み(ステップ63.64)、その差を計算して
、前回のヘッド 8 クリーニングが行なわれてからの経過時間(t、)を求
める(ステップ65)。その後、ROM32内のクリー
ニング量制御テーブル42を参照して、求めた経過時間
(tl)に対応する吸引圧データ(Pl)および吸引時
間データ(’ri)を抽出する(ステップ66)。ここ
で、前記クリーニング量制御テーブル42よりの吸引時
間データ(T1)がOlすなわち、経過時間(tl)が
短い”場合は、ヘッドクリーニングを行なう必要がない
ので、何もせずに終Yする(ステップ67)。吸引時間
データ(T1)が0でない場合は、時計35のメモリレ
ジスタ36に、現在の時刻を書込み(ステシブ68)、
吸引圧データ(P、)および吸引時間データ(T1)を
、それぞれ、クリーニング制御回路40内のD/Aコン
バータ43、ワンショット回路45へ転送する(ステッ
プ69)とともに、前記モータ制御回路38を駆動して
インクジェット記録ヘッド2のキャッピングを行なう。
また、クリーニング制御回路40においては、吸引圧デ
ータ(P、)および吸引時間データ(T、)を受け 9 ることにより、吸引ポンプモータ80に対して、吸引圧
データ(Pl)に相当する駆動電圧Vp□が、吸引時間
データ(T1)に相当する時間分印加されて、インクジ
ェット記録ヘッド2に対するインクの強制排出が行なわ
れる。
このとき、吸引手段のシリンダ83内では、ピストン8
2が第5図中左側に移動する際、インク吸引弁84が開
くとともにインク排出弁85が閉じて、バイブ86を介
してインクジェット記録ヘッド2の各ヘッドノズル12
からインクがシリンダ83内に吸引され、前記ピストン
82が第5図中右側へ移動する際、インク吸引弁84が
閉じるとともにインク排出弁85が開いてシリンダ83
内のインクが排インクタンク87内へ排出される。
そして、吸引時間データ(T、)に相当する時間が経過
すると、吸引ポンプモータ80の回転が止まるとともに
、キャップ部材8Aによるインクジェット記録ヘッド2
のキャッピングが解除され、記録動作に移る。また、こ
の記録動作に移る 0 際、前記キャップ部材8Aによるキャッピングの解除に
ともなって、ブレード9がインクジェット記録ヘット2
の移動経路中に突出し、該インクジェット記録ヘッド2
が、記録開始の所定の位置に移動するとき、該ブレード
9がインクジェット記録ヘッド2に接触してその吐出面
に付着しているインクカスや、ゴミ等も取除く。
その後は、CPU31からの指示により、駆動モータ5
が駆動されることで、インクジェット記録ヘッド2が記
録紙に対向して往復移動するとともに、該インクジェッ
ト記録ヘッド2内の各電気熱変換体13が駆動されるこ
とで、インク吐出が行なわれて画像が形成されていく。
本実施例においては、インク流入手段として、吸引手段
を用いた例を示したが加圧手段によって、強制的にイン
ク流入を行なうこともできる。
この場合、インクタンクとインクジェット記録ヘッドの
ヘッドノズルとのインク供給バイブに加圧手段を設け、
前述と同様に、キャップ部材で吐出面を覆った上で、加
圧手段を前述と同様なイン1 り流入条件で駆動してインクジェット記録ヘッドからイ
ンクを吐出させることで、同様な効果を得ることができ
る。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキャノ
ン■が提唱しているバブルジェット方式の記録ヘッド、
記録装置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうものが
好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に
、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記
録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動
信号に一対一対応し 2 液体(インク)内の気泡を形成出来るのて有効である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(
インク)を吐出させて、少なくとも一層つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパ
ルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書、同第4345262号明細書に記載されて
いるようなものが適している。尚、上記熱作用面の温度
上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書に記 3 載された構成のものでもよい。加えて、複数の電気熱変
換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出
部とする構成を開示する特開昭59年第123670号
公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に
対応させる構成を開示する特開昭59年第138461
号公報に基づいた構成としても本発明は有効である。
更に、装置本体に装着されることで、装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッドにも本発明は有効で
ある。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての予備的な補助手段等を付加することは本
発明の効果を一層安定てきるので好ましいものである。
これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、電
気熱変換体とは別の加熱素子或はこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出
モートを行なうことも安定した記録を行なうために有効
である。
 4 更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによっててもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
以上説明した本発明の実施例においては、インクを液体
として説明しているが、室温やそれ以下で固化するイン
クであって、室温で軟化もしくは液体となるもの、或い
は、インクジェットにおいて一般的に行なわれている温
度調整の温度範囲である30℃以上70℃以下の温度範
囲で軟化もしくは液体となるものでもよい。すなわち、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
良い。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をイン
クの固形状態から液体状態への態度化のエネルギーとし
て使用せしめることで防止するか又は、インクの蒸発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付
与によってイ 5 ンクが液化してインク液状として吐出するものや記録媒
体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーによって初めて液化する性質のインク
使用も本発明には適用可能である。このような場合イン
クは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭6
071260号公報に記載されるような、多孔質シート
凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
良い。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば下記のような効果を
奏する。
(1)ヘッドクリーニングを行なったときの時刻を記録
することにより、前回行なったヘッドクリーニングから
の経過時間を求めることができ、さらに、該経過時間に
応じてインクジェット記録ヘッドに対するインク流量が
設定されているの 6 で、インクの浪費がなくなるとともに、インクジェット
記録ヘッド内の異物が多量の場合でも確実に除去するこ
とができる。インク流量については、請求項第2項に記
載したもののようにインク流入圧力およびインク流入時
間によって定めることにより、前記異物の量に対して緻
密なインク流入制御を行なうことができ、異物除却の信
頼性が増す。
(2)ヘッドクリーニングを、インクジェット記録装置
の電源投入時に行なうので、記録動作を開始する以前に
、確実に、インク不吐出の要因となる異物が除去される
ことになり、画像記録の正確性が増大し、記録装置とし
ての信頼性が向上する。
(3)上述のようにインクの浪費がなくなることにより
、ヘッドクリーニングの際、インクジェット記録ヘッド
から吐出される排インクが貯められる排インクタンクの
小型化が可能となり、記録装置の小型化にもつながると
ともに、経済的負担も軽減される。
7 (4)ヘッドクリーニングの基準となる経過時間を求め
る際に参照する時計はバックアップ用の電源を備えてお
り、停電等の突然の電源切断時においても動作するので
、常に正確な時刻ならびに経過時間を求めることができ
、該経過時間に見合ったインク流入条件でヘッドクリー
ニングを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す斜視図、第2図はインクジェット記録ヘッドの一例
を示す斜視図、第3図は印字制御部の一例を示すブロッ
ク図、第4図はクリーニング量制御テーブルの一例を示
す図、第5図はクリーニング制御回路およびヘッドクリ
ーニング装置の一例を示す図、第6図は本発明の動作の
一例を示すフローチャートである。 1・・・カートリッジ型ヘッド、 2・・・インクジェット記録ヘッド・ 3・・・キャリッジ、 4・・・駆動ベルト、  8 5・・・駆動モータ、 6A、6B−・・ガイドシャフト、 7・・・プラテン、 8・・・ヘッドクリーニング装置、 8A・・・キャップ部材、 9・・・ブレード、 9A・・・ブレード保持部材、 lO・・・クリーニング用モータ、 11・・・伝動機構、 12・・・ヘッドノズル、 13・・・電気熱変換体、 30・・・印字制御部、 31・・・CPU。 32・・・ROM。 33・・・RAM。 34・・・インターフェース回路、 35・・・時計、 36−・・メモリレジスタ、 37・・・電池、 38・・・モータ制御回路、  9 9・・・ヘッド制御回路、 0・・・クリーニング制御回路、 1・・・ホスト機器、 2・・・クリーニング量制御テーブル、3・・・D/A
コンバータ、 4・・・オペアンプ、 5・・・ワンショット回路・ 6.47−・・トランジスタ、 1〜70・・・ステップ、 0・・・吸引ポンプモータ、 1・・・ピストン駆動カム、 2・・・ピストン、 3・・・シリンダ、 4・・・インク吸引弁、 5・・・インク排出弁、 6・・・パイプ、 7・・・排インクタンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インクジェット記録ヘッドに対して、強制的にイン
    クを流入させてヘッドクリーニングを行なうインク流入
    手段と、インクジェット記録装置の電源投入時に前記イ
    ンク流入手段を駆動してヘッドクリーニングを行なわせ
    る印字制御部とを有するインクジェット記録装置におい
    て、 前記印字制御部が、 前記インクジェット記録装置の電源切断時のバックアッ
    プ用電源を備えた時計と、 前記ヘッドクリーニングを行なったときの時刻が記録さ
    れるメモリレジスタと、 前回のヘッドクリーニングを行なった時刻からの経過時
    間に対応して、予め設定された、ヘッドクリーニングを
    行なう際のインク流量が格納されている記憶部と、 ヘッドクリーニングを行なう際、前記時計が示す時刻と
    前記メモリレジスタに記録されている時刻とから、前回
    のヘッドクリーニングを行なった時刻からの経過時間を
    求め、該経過時間に対応するインク流量を前記記憶部か
    ら抽出するデータ抽出部と、 該データ抽出部が抽出したインク流量に基づいて、前記
    インク流入手段のインク流量を設定するクリーニング制
    御部とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。 2、記憶部に格納されているインク流量が、インク流入
    手段による、インクの流入圧力および流入時間によって
    設定されていることを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録装置。 3、インクジェット記録ヘッドが、熱エネルギーを利用
    してインク吐出を行なうものであり、インクに前記熱エ
    ネルギーを与える電気熱変換体を備えたことを特徴とす
    る請求項1あるいは2記載のインクジェット記録装置。
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