JP2888521B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方法 - Google Patents
インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方法Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/1652—Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はノズル等と称される吐出口から記録液滴を吐
出・飛翔させることにより記録媒体上に情報を記録する
インクジェット記録装置およびその回復処理操作方法に
関し、特にインク回復操作の誤操作防止に関する。 ［従来の技術］ インクジェット記録装置は、一般に、記録ヘッド内ヘ
インクを供給し、その記録ヘッドの前面に形成された複
数のインク吐出口に対応して設けた駆動素子をデータ信
号に基づいて駆動し、それによりインク吐出口から記録
媒体へ向かう飛翔的インク滴を形成し、そのインク滴を
記録媒体へ付着させながら記録するものである。 この種のインクジェット記録装置においては、開梱
時、インク入れ替え時、記録ヘッド交換時などにインク
供給系に途切れなく一様にインクを充満させて良好なイ
ンク吐出を維持する目的で、あるいはほこりや増粘イン
ク付着、または気泡混入などで生じたインク吐出口の目
詰まりを解消させて画像品位を維持する目的から、イン
ク吐出口をキャップで密閉する他に、そのキャップ内に
吸引ポンプで負圧吸引力を発生させて、インク吐出口を
通してインクを吸引するインク回復操作が行われてい
る。また、供給系中の加圧ポンプでノズルにインクを充
填させる等の回復操作が行なわれる。 従来、このようにインク回復動作はキャップを介して
インク吐出口からインクを吸引するなどの方法で行われ
るが、この回復動作を行うにあたっては、記録ヘッドの
状態あるいは使用条件に応じて通常の回復動作から強い
特殊な回復動作まで各種の回復動作をあらかじめ設定し
ておき、記録ヘッドの状態あるいは使用条件に応じて必
要かつ十分な程度の回復動作を行うことにより、インク
消費の無駄をなくすことが行われている。 例えば、一般に、開梱時や初期インク供給系充填時に
は、強度の回復動作力が要求され、記録再開時には中程
度（通常よりやや強度）の回復動作が要求され、一般の
回復操作時には通常の回復動作が要求され、それら要求
に対応した回復動作がそれぞれ行われている。 ［発明が解決しようとする問題点］ ところで、従来のインクジェット記録装置の各種の回
復モードによるインクの消費量（排出量）は、回復モー
ドの種類によって大きな差があり、そのため操作者が回
復操作を間違えると、インクを無駄に消費することとな
る。しかし、各種回復モードの選別、あるいは操作を現
在よりもさらに難しくすることは使用者にとって不便で
ある。また、インク消費量が大となる回復操作を容易に
誤操作するような安易な構成も好ましくないという解決
すべき課題がある。 また、インク充填時など強力回復が必要な場合でも常
に対処し得るように、通常回復操作での吸引量を多い目
に設定して上述の問題に対応する方法も提案されている
が、これではインク消費量が過大になり、無駄が生じる
という解決すべき課題がある。 本発明は、このような課題を解消し、記録ヘッド交換
後や開梱時などでインクの初期充填を行うような場合な
どにおいて、スイッチの操作手段の区別だけで誤操作な
く適格な回復動作を行うことが可能なインクジェット記
録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方
法を提供することを目的とする。 ［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記
録装置は、インクを排出することで回復を行うインクジ
ェット記録装置において、前記装置に各種の操作を行わ
せるための指示を行う操作指示手段と、回復モードの
内、所定のインク排出量の小回復モードと、該小回復モ
ードよりインク排出量が多い大回復モードとを選択的に
行わせる制御手段とを有し、前記回復モードの中で、前
記大回復モードを選択する場合に前記操作指示手段に対
して成される、前記小回復モードを選択する場合に比べ
てより多くの回数の操作に基づく指示を受けることで、
前記制御手段は前記操作指示手段に対して成される操作
回数の多さに準じて、回復動作の程度を選択制御するこ
とを特徴とする。 上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記
録装置の回復処理操作方法は、回復モードとして、所定
のインク排出量の小回復モードと、該小回復モードより
インク排出量が多い大回復モードとを有するインクジェ
ット記録装置に対して回復処理を行わせるインクジェッ
ト記録装置の回復処理操作方法であって、回復モードの
内、所定のインク排出量の小回復モードと、該小回復モ
ードよりインク排出量が多い大回復モードとを選択的に
行わせる制御手段とを有し、前記回復モードの中で、前
記大回復モードを選択する場合に前記操作指示手段に対
して成される、前記小回復モードを選択する場合に比べ
てより多くの回数の操作に基づく指示を受けることで、
前記操作指示手段に対して成される操作回数の多さに準
じて、回復動作の程度を選択制御することを特徴とす
る。 ここで、前記大回復モードはインク充填回復もしくは
固着溶解回復のための回復モードであるとすることがで
きる。 また、前記インクの排出は前記インクジェット記録装
置に配されたインクを吐出するためのインク吐出口から
外部に排出されるとすることができる。 さらに、前記回復モードによる処理は吸引回復処理で
あるとすることができる。 さらに、前記操作指示手段の内、互いに離れた位置に
有る複数のスイッチを操作することで大回復モードが選
択されるとすることができる。 ［作用］ 本発明は、排インク量の少ない小回復モードに比べて
排インク量が多い大回復モードの場合に操作指示手段に
対して成すべき操作回数を多くしているため、操作スイ
ッチの誤操作による無駄なインクの消費を容易に防止で
きるとともに、操作指示手段に対する操作回数に応じ
て、同じ回復モードの中で異なる動作程度を選択するこ
とができるため、回復の程度が異なる複数の動作を簡単
に指示することができる。 ［実施例］ 以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明す
る。 第１図は本発明実施例の基本構成を示す。本図におい
て、ａは操作指示手段を構成する電源投入用の電源スイ
ッチである。ｂはインクジェット記録ヘッドヘのインク
充填回復や記録ヘッドの吐出回復についての各種回復モ
ードを指定するための操作指示手段を構成する操作スイ
ッチである。ｃは複数の操作スイッチｂの組合せ入力、
または電源スイッチと操作スイッチｂの組合せ入力に応
じて、各種回復モードの中の特定の回復モードを選択指
示する制御手段である。ｄは制御手段ｃにより指示され
た回復モードの動作を実行するインク回復手段である。 上記の特定の回復モードは例えばインク充填回復、ま
たは固着溶解回復の動作モードである。また、制御手段
ｃは選択した回復モードの種類を通知手段ｅを介して表
示またはブザー音で通知することが可能である。 第２図は本発明を実施するのに好適なインクジェット
記録装置の構成例を示す。 本図において、上下に所定間隔をおいて設置されたシ
ート送りローラ1,2を通して矢印Ａ方向にシート送りさ
れるシート（記録媒体）３の前面に、ガイドシャフト4,
4に沿って移動するキャリジ５が設けられ、このキャリ
ジ上に記録ヘッド（インクジェットヘッド）６が搭載さ
れている。この記録ヘッド６はシート３に対し例えば0.
8mm程度の間隔をおいて対面している。 記録ヘッド６の前面にはドットを形成する複数のイン
ク吐出口が形成されている。また、キャリジ５はキャリ
ジ駆動モータ８によりベルト電動機構９を介して本図の
矢印方向に往復駆動される。 記録に際しては、キャリジ５のシート３幅方向移動に
同期して、記録ヘッド６の各インク吐出口の駆動素子を
駆動してインク吐出口からシート３へ向う飛翔的インク
滴を形成しながら記録していく。記録終了後、記録ヘッ
ド６は記録範囲外のホーム位置HPに停止させられる。こ
のホーム位置にはポンプ吸引式のインク回復装置10が設
けられている。 第３図は上述のインク回復装置10の構成例を示す。 本図において、フレーム11に駆動源としてのモータ12
とインク回復用の吸引ポンプ13が搭載されており、ま
た、前部（記録ヘッド６側）には記録ヘッド６に気密状
態で押圧（密着）されるキャップ14が前進後退（矢印Ｆ
方向）可能に案内支持されている。また、キャップ14の
前面（密着面）には多孔質のインク吸収体15が設けられ
ている。 キャップ14内と吸引ポンプ13とは吸引チューブ16で接
続され、吸引ポンプ16の吐出側には吸引したインクを排
出するための廃インクチューブ17が接続されている。 さらに、フレーム11上には、キャップ14を前後に駆動
する内面カム18を有するキャップ駆動ギヤ19と、吸引ポ
ンプ13を駆動する端面カム20を有するポンプ駆動ギヤ21
とが軸支されており、これらのギヤ19,21はモータ12に
よりギヤ列を介して駆動される。そして、上述のポンプ
駆動ギヤ21と吸引ポンプ13の間にはレバー22が軸支さ
れ、このポンプ駆動ギヤ21が回転するときにその端面カ
ム20でレバー22を揺動させ、このレバー22の動きにより
吸引ポンプ13を駆動するように構成されている。 また、以上のように構成したインク回復装置10全体も
記録ヘッド６に対して接近離反する方向へ駆動すること
ができる。 インク吸引による回復動作は、ホーム位置HP（第２
図）にある記録ヘッド６にキャップ14（第３図）を密着
させている間に吸引ポンプ13を駆動させることにより、
その吸引力でインク供給系からインク吐出口を通してイ
ンクを吸い出すことにより行われる。 特に、電源投入時には電源スイッチの投入に応じて自
動的に記録ヘッド６のインク吐出口（ノズル）からわず
かなインクを吸引してノズル先端の粘度上昇したインク
を排出させることにより、吐出の安定を図る。また、印
字中等に多少印字不良が生じた場合には、第４図に示す
ような操作指示手段を構成する操作パネル32上のキー
（操作スイッチ）を１つだけ押すだけで所定量のインク
排出を言う通常の回復（小回復モードの回復）が行え、
ノズルからのインク排出量を減らすことができる。 一方、記録装置の梱包開梱時、あるいは長期間使用し
なかった場合等には、操作パネル32のキーの内の離れた
２個所のキー（例えばキー33Aと33E）をそれぞれ押圧す
ることにより、前述の小回復モードのインク排出量より
も多くのインク排出を伴う強力吸引回復（大回復モー
ド）を行わせることができる。このようにインクの吸引
の多いモードの場合は複数のキーを押すことで操作指示
手段に対する必要操作回数を多くしたので操作を安易に
間違えて回復モードの違いによるインクの浪費を容易に
防止できる。 インク回復モードの違いによる回復動作時間はインク
吸引ポンプ13（第３図）を吸引状態に保持する時間によ
って制御され、回復動作回数はポンプ駆動ギヤ21（第３
図）のサイクル数（回動量）によって制御される。 第４図は以上の述べた回復動作を実施するのに好適な
制御系の回路構成を示す。 第４図において、記録装置の制御部（MPU）30にはタ
イマー31が併設されており、操作指示手段を構成する操
作パネル32に設けた各種操作スイッチ33A,33B,33C,33D,
33Eを押すことにより制御部30へ指令信号が与えられ、
制御部30はこれら指令信号に基づいてシート供給系、キ
ャリジ駆動系など記録装置の各作動部を制御する。 操作スイッチ33A〜33Eの中には、LFスイッチやFFスイ
ッチなどとともにインク回復操作スイッチ33Aが設けら
れている。また、インク回復操作スイッチ33Aの横には
回復動作の種類やそのオン・オフ等に関する情報を表示
する表示器34が設けられている。 制御部30からはインク回復系の駆動系35に制御信号が
伝達され、制御信号に応じて駆動系35を動作させること
により、インク回復装置36が駆動される。38はインク供
給源である。 第５図は本発明実施例でのインク回復動作の動作手順
例を示す。 本図において、ステップ100で電源スイッチ40の入力
に応じて記録装置の電源をオンにした後、ステップ101
で電源オン後の自動回復であるインク消費量を少なくし
たパワーオン回復（電源投入回復）を行なう。通常、印
字が正常に行なわれていればスイッチの押圧はなくステ
ップ108の通常モードになる。 しかし、ノズルに記録紙の紙粉が付着したりキャリッ
ジ等に異常な加速度等が加わったような場合での通常回
復はステップ102で回復操作スイッチ33Aを押すことによ
り行なわれるが、比較的発生頻度が多少高い回復モード
であり、ステップ105の通常回復モード（小回復モー
ド）で行われ、インクの消費量も少なく設定される。 次のステップ103でさらに続けて別の操作スイッチ、
例えばLEスイッチ33Dも押された場合はステップ106のイ
ンク充填回復モードが選定され、この場合は１月間も記
録ヘッドが使用されなかったことをあらかじめ設定して
あるので、供給管や記録ヘッド内にインクを充填するこ
ととなり、かつインクの吸引時間も長くなる。 さらにステップ104で別の操作スイッチ、例えばFFス
イッチ33Cが押されるとどのような状況下で長時間放置
されていたか分らない記録装置の開梱時としているの
で、ステップ107へ進んで固着溶解回復モードとなり、
強力にインクを充填吸引し、増粘あるいは固着したイン
クをもインク供給源38からのインクで低粘度化、あるい
は溶解させる待時間をも含めた回復動作を実行する。た
だし、ステップ106,107の回復モード（大回復モード）
はめったに発生しないモードである。 第６図は本発明実施例の他のインク回復動作手順を示
す。 本図において、ステップ200の電源スイッチ40の入力
に続いて、ステップ201でパネルスイッチSWl（例えば、
第４図の33A）が入力されると、ステップ205の固着溶解
回復の強力吸引モードを選択実行し、パネルスイッチSW
lの代りにパネルスイッチSW2（例えば第４図の33E）が
ステップ202で押されるとステップ204の通常回復モード
を選択実行し、パネルスイッチSWlもSW2も入力しなけれ
ば、パワーオン回復モードを選択実行する。その後、ス
テップ206の通常モードに移り、ステップ202に戻る。 なお、本発明は、インクジェット記録装置であれば、
シリアル式、ラインプリンタ式あるいはベージプリント
式など装置型式に関係なく適用することができ、また、
カラー用の複数ヘッド方式など記録ヘッドの数にも関係
なく広く適用することができる。 ［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、排インク量の
少ない小回復モードに比べて排インク量が多い回復モー
ドの場合に操作指示手段に対して成すべき操作回数を多
くしているため、操作スイッチの誤操作による無駄なイ
ンクの消費を容易に防止できるとともに、操作指示手段
に対する操作回数に応じて、同じ回復モードの中で異な
る動作程度を選択することができるため、回復の程度が
異なる複数の動作を簡単に指示することができる。 また、本発明によれば通常回復動作のインク吸引量
（排出量）を多い目に設定して、強力回復に具える必要
もなく、インクの無駄な消費をなくすこともできる。 さらに、使用者は表示器（34）、あるいはブザー等に
よりどの回復モードが行なわれているか認識することが
可能である。
出・飛翔させることにより記録媒体上に情報を記録する
インクジェット記録装置およびその回復処理操作方法に
関し、特にインク回復操作の誤操作防止に関する。 ［従来の技術］ インクジェット記録装置は、一般に、記録ヘッド内ヘ
インクを供給し、その記録ヘッドの前面に形成された複
数のインク吐出口に対応して設けた駆動素子をデータ信
号に基づいて駆動し、それによりインク吐出口から記録
媒体へ向かう飛翔的インク滴を形成し、そのインク滴を
記録媒体へ付着させながら記録するものである。 この種のインクジェット記録装置においては、開梱
時、インク入れ替え時、記録ヘッド交換時などにインク
供給系に途切れなく一様にインクを充満させて良好なイ
ンク吐出を維持する目的で、あるいはほこりや増粘イン
ク付着、または気泡混入などで生じたインク吐出口の目
詰まりを解消させて画像品位を維持する目的から、イン
ク吐出口をキャップで密閉する他に、そのキャップ内に
吸引ポンプで負圧吸引力を発生させて、インク吐出口を
通してインクを吸引するインク回復操作が行われてい
る。また、供給系中の加圧ポンプでノズルにインクを充
填させる等の回復操作が行なわれる。 従来、このようにインク回復動作はキャップを介して
インク吐出口からインクを吸引するなどの方法で行われ
るが、この回復動作を行うにあたっては、記録ヘッドの
状態あるいは使用条件に応じて通常の回復動作から強い
特殊な回復動作まで各種の回復動作をあらかじめ設定し
ておき、記録ヘッドの状態あるいは使用条件に応じて必
要かつ十分な程度の回復動作を行うことにより、インク
消費の無駄をなくすことが行われている。 例えば、一般に、開梱時や初期インク供給系充填時に
は、強度の回復動作力が要求され、記録再開時には中程
度（通常よりやや強度）の回復動作が要求され、一般の
回復操作時には通常の回復動作が要求され、それら要求
に対応した回復動作がそれぞれ行われている。 ［発明が解決しようとする問題点］ ところで、従来のインクジェット記録装置の各種の回
復モードによるインクの消費量（排出量）は、回復モー
ドの種類によって大きな差があり、そのため操作者が回
復操作を間違えると、インクを無駄に消費することとな
る。しかし、各種回復モードの選別、あるいは操作を現
在よりもさらに難しくすることは使用者にとって不便で
ある。また、インク消費量が大となる回復操作を容易に
誤操作するような安易な構成も好ましくないという解決
すべき課題がある。 また、インク充填時など強力回復が必要な場合でも常
に対処し得るように、通常回復操作での吸引量を多い目
に設定して上述の問題に対応する方法も提案されている
が、これではインク消費量が過大になり、無駄が生じる
という解決すべき課題がある。 本発明は、このような課題を解消し、記録ヘッド交換
後や開梱時などでインクの初期充填を行うような場合な
どにおいて、スイッチの操作手段の区別だけで誤操作な
く適格な回復動作を行うことが可能なインクジェット記
録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方
法を提供することを目的とする。 ［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記
録装置は、インクを排出することで回復を行うインクジ
ェット記録装置において、前記装置に各種の操作を行わ
せるための指示を行う操作指示手段と、回復モードの
内、所定のインク排出量の小回復モードと、該小回復モ
ードよりインク排出量が多い大回復モードとを選択的に
行わせる制御手段とを有し、前記回復モードの中で、前
記大回復モードを選択する場合に前記操作指示手段に対
して成される、前記小回復モードを選択する場合に比べ
てより多くの回数の操作に基づく指示を受けることで、
前記制御手段は前記操作指示手段に対して成される操作
回数の多さに準じて、回復動作の程度を選択制御するこ
とを特徴とする。 上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記
録装置の回復処理操作方法は、回復モードとして、所定
のインク排出量の小回復モードと、該小回復モードより
インク排出量が多い大回復モードとを有するインクジェ
ット記録装置に対して回復処理を行わせるインクジェッ
ト記録装置の回復処理操作方法であって、回復モードの
内、所定のインク排出量の小回復モードと、該小回復モ
ードよりインク排出量が多い大回復モードとを選択的に
行わせる制御手段とを有し、前記回復モードの中で、前
記大回復モードを選択する場合に前記操作指示手段に対
して成される、前記小回復モードを選択する場合に比べ
てより多くの回数の操作に基づく指示を受けることで、
前記操作指示手段に対して成される操作回数の多さに準
じて、回復動作の程度を選択制御することを特徴とす
る。 ここで、前記大回復モードはインク充填回復もしくは
固着溶解回復のための回復モードであるとすることがで
きる。 また、前記インクの排出は前記インクジェット記録装
置に配されたインクを吐出するためのインク吐出口から
外部に排出されるとすることができる。 さらに、前記回復モードによる処理は吸引回復処理で
あるとすることができる。 さらに、前記操作指示手段の内、互いに離れた位置に
有る複数のスイッチを操作することで大回復モードが選
択されるとすることができる。 ［作用］ 本発明は、排インク量の少ない小回復モードに比べて
排インク量が多い大回復モードの場合に操作指示手段に
対して成すべき操作回数を多くしているため、操作スイ
ッチの誤操作による無駄なインクの消費を容易に防止で
きるとともに、操作指示手段に対する操作回数に応じ
て、同じ回復モードの中で異なる動作程度を選択するこ
とができるため、回復の程度が異なる複数の動作を簡単
に指示することができる。 ［実施例］ 以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明す
る。 第１図は本発明実施例の基本構成を示す。本図におい
て、ａは操作指示手段を構成する電源投入用の電源スイ
ッチである。ｂはインクジェット記録ヘッドヘのインク
充填回復や記録ヘッドの吐出回復についての各種回復モ
ードを指定するための操作指示手段を構成する操作スイ
ッチである。ｃは複数の操作スイッチｂの組合せ入力、
または電源スイッチと操作スイッチｂの組合せ入力に応
じて、各種回復モードの中の特定の回復モードを選択指
示する制御手段である。ｄは制御手段ｃにより指示され
た回復モードの動作を実行するインク回復手段である。 上記の特定の回復モードは例えばインク充填回復、ま
たは固着溶解回復の動作モードである。また、制御手段
ｃは選択した回復モードの種類を通知手段ｅを介して表
示またはブザー音で通知することが可能である。 第２図は本発明を実施するのに好適なインクジェット
記録装置の構成例を示す。 本図において、上下に所定間隔をおいて設置されたシ
ート送りローラ1,2を通して矢印Ａ方向にシート送りさ
れるシート（記録媒体）３の前面に、ガイドシャフト4,
4に沿って移動するキャリジ５が設けられ、このキャリ
ジ上に記録ヘッド（インクジェットヘッド）６が搭載さ
れている。この記録ヘッド６はシート３に対し例えば0.
8mm程度の間隔をおいて対面している。 記録ヘッド６の前面にはドットを形成する複数のイン
ク吐出口が形成されている。また、キャリジ５はキャリ
ジ駆動モータ８によりベルト電動機構９を介して本図の
矢印方向に往復駆動される。 記録に際しては、キャリジ５のシート３幅方向移動に
同期して、記録ヘッド６の各インク吐出口の駆動素子を
駆動してインク吐出口からシート３へ向う飛翔的インク
滴を形成しながら記録していく。記録終了後、記録ヘッ
ド６は記録範囲外のホーム位置HPに停止させられる。こ
のホーム位置にはポンプ吸引式のインク回復装置10が設
けられている。 第３図は上述のインク回復装置10の構成例を示す。 本図において、フレーム11に駆動源としてのモータ12
とインク回復用の吸引ポンプ13が搭載されており、ま
た、前部（記録ヘッド６側）には記録ヘッド６に気密状
態で押圧（密着）されるキャップ14が前進後退（矢印Ｆ
方向）可能に案内支持されている。また、キャップ14の
前面（密着面）には多孔質のインク吸収体15が設けられ
ている。 キャップ14内と吸引ポンプ13とは吸引チューブ16で接
続され、吸引ポンプ16の吐出側には吸引したインクを排
出するための廃インクチューブ17が接続されている。 さらに、フレーム11上には、キャップ14を前後に駆動
する内面カム18を有するキャップ駆動ギヤ19と、吸引ポ
ンプ13を駆動する端面カム20を有するポンプ駆動ギヤ21
とが軸支されており、これらのギヤ19,21はモータ12に
よりギヤ列を介して駆動される。そして、上述のポンプ
駆動ギヤ21と吸引ポンプ13の間にはレバー22が軸支さ
れ、このポンプ駆動ギヤ21が回転するときにその端面カ
ム20でレバー22を揺動させ、このレバー22の動きにより
吸引ポンプ13を駆動するように構成されている。 また、以上のように構成したインク回復装置10全体も
記録ヘッド６に対して接近離反する方向へ駆動すること
ができる。 インク吸引による回復動作は、ホーム位置HP（第２
図）にある記録ヘッド６にキャップ14（第３図）を密着
させている間に吸引ポンプ13を駆動させることにより、
その吸引力でインク供給系からインク吐出口を通してイ
ンクを吸い出すことにより行われる。 特に、電源投入時には電源スイッチの投入に応じて自
動的に記録ヘッド６のインク吐出口（ノズル）からわず
かなインクを吸引してノズル先端の粘度上昇したインク
を排出させることにより、吐出の安定を図る。また、印
字中等に多少印字不良が生じた場合には、第４図に示す
ような操作指示手段を構成する操作パネル32上のキー
（操作スイッチ）を１つだけ押すだけで所定量のインク
排出を言う通常の回復（小回復モードの回復）が行え、
ノズルからのインク排出量を減らすことができる。 一方、記録装置の梱包開梱時、あるいは長期間使用し
なかった場合等には、操作パネル32のキーの内の離れた
２個所のキー（例えばキー33Aと33E）をそれぞれ押圧す
ることにより、前述の小回復モードのインク排出量より
も多くのインク排出を伴う強力吸引回復（大回復モー
ド）を行わせることができる。このようにインクの吸引
の多いモードの場合は複数のキーを押すことで操作指示
手段に対する必要操作回数を多くしたので操作を安易に
間違えて回復モードの違いによるインクの浪費を容易に
防止できる。 インク回復モードの違いによる回復動作時間はインク
吸引ポンプ13（第３図）を吸引状態に保持する時間によ
って制御され、回復動作回数はポンプ駆動ギヤ21（第３
図）のサイクル数（回動量）によって制御される。 第４図は以上の述べた回復動作を実施するのに好適な
制御系の回路構成を示す。 第４図において、記録装置の制御部（MPU）30にはタ
イマー31が併設されており、操作指示手段を構成する操
作パネル32に設けた各種操作スイッチ33A,33B,33C,33D,
33Eを押すことにより制御部30へ指令信号が与えられ、
制御部30はこれら指令信号に基づいてシート供給系、キ
ャリジ駆動系など記録装置の各作動部を制御する。 操作スイッチ33A〜33Eの中には、LFスイッチやFFスイ
ッチなどとともにインク回復操作スイッチ33Aが設けら
れている。また、インク回復操作スイッチ33Aの横には
回復動作の種類やそのオン・オフ等に関する情報を表示
する表示器34が設けられている。 制御部30からはインク回復系の駆動系35に制御信号が
伝達され、制御信号に応じて駆動系35を動作させること
により、インク回復装置36が駆動される。38はインク供
給源である。 第５図は本発明実施例でのインク回復動作の動作手順
例を示す。 本図において、ステップ100で電源スイッチ40の入力
に応じて記録装置の電源をオンにした後、ステップ101
で電源オン後の自動回復であるインク消費量を少なくし
たパワーオン回復（電源投入回復）を行なう。通常、印
字が正常に行なわれていればスイッチの押圧はなくステ
ップ108の通常モードになる。 しかし、ノズルに記録紙の紙粉が付着したりキャリッ
ジ等に異常な加速度等が加わったような場合での通常回
復はステップ102で回復操作スイッチ33Aを押すことによ
り行なわれるが、比較的発生頻度が多少高い回復モード
であり、ステップ105の通常回復モード（小回復モー
ド）で行われ、インクの消費量も少なく設定される。 次のステップ103でさらに続けて別の操作スイッチ、
例えばLEスイッチ33Dも押された場合はステップ106のイ
ンク充填回復モードが選定され、この場合は１月間も記
録ヘッドが使用されなかったことをあらかじめ設定して
あるので、供給管や記録ヘッド内にインクを充填するこ
ととなり、かつインクの吸引時間も長くなる。 さらにステップ104で別の操作スイッチ、例えばFFス
イッチ33Cが押されるとどのような状況下で長時間放置
されていたか分らない記録装置の開梱時としているの
で、ステップ107へ進んで固着溶解回復モードとなり、
強力にインクを充填吸引し、増粘あるいは固着したイン
クをもインク供給源38からのインクで低粘度化、あるい
は溶解させる待時間をも含めた回復動作を実行する。た
だし、ステップ106,107の回復モード（大回復モード）
はめったに発生しないモードである。 第６図は本発明実施例の他のインク回復動作手順を示
す。 本図において、ステップ200の電源スイッチ40の入力
に続いて、ステップ201でパネルスイッチSWl（例えば、
第４図の33A）が入力されると、ステップ205の固着溶解
回復の強力吸引モードを選択実行し、パネルスイッチSW
lの代りにパネルスイッチSW2（例えば第４図の33E）が
ステップ202で押されるとステップ204の通常回復モード
を選択実行し、パネルスイッチSWlもSW2も入力しなけれ
ば、パワーオン回復モードを選択実行する。その後、ス
テップ206の通常モードに移り、ステップ202に戻る。 なお、本発明は、インクジェット記録装置であれば、
シリアル式、ラインプリンタ式あるいはベージプリント
式など装置型式に関係なく適用することができ、また、
カラー用の複数ヘッド方式など記録ヘッドの数にも関係
なく広く適用することができる。 ［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、排インク量の
少ない小回復モードに比べて排インク量が多い回復モー
ドの場合に操作指示手段に対して成すべき操作回数を多
くしているため、操作スイッチの誤操作による無駄なイ
ンクの消費を容易に防止できるとともに、操作指示手段
に対する操作回数に応じて、同じ回復モードの中で異な
る動作程度を選択することができるため、回復の程度が
異なる複数の動作を簡単に指示することができる。 また、本発明によれば通常回復動作のインク吸引量
（排出量）を多い目に設定して、強力回復に具える必要
もなく、インクの無駄な消費をなくすこともできる。 さらに、使用者は表示器（34）、あるいはブザー等に
よりどの回復モードが行なわれているか認識することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、
第２図は本発明を実施するのに好適なインクジェット記
録装置の構成例を示す模式的斜視図、 第３図は第２図のインク回復装置の構成を示す斜視図、 第４図は本発明を実施するのに好適な制御系の回路構成
例を示すブロック図、 第５図は本発明を実施する動作手順例を示すフローチャ
ート、 第６図は他の本発明実施例の動作手順を示すフローチャ
ートである。 ３……記録シート、５……キャリッジ、６……記録ヘッ
ド、10……インク回復装置、12……モータ（回復系）、
13……吸引ポンプ、14……キャップ、HP……ホーム位
置、31……制御部、32……操作パネル、33A〜33E……操
作スイッチ（パネルキー）、34……表示器、35……駆動
系、38……インク供給源、40……電源スイッチ。
録装置の構成例を示す模式的斜視図、 第３図は第２図のインク回復装置の構成を示す斜視図、 第４図は本発明を実施するのに好適な制御系の回路構成
例を示すブロック図、 第５図は本発明を実施する動作手順例を示すフローチャ
ート、 第６図は他の本発明実施例の動作手順を示すフローチャ
ートである。 ３……記録シート、５……キャリッジ、６……記録ヘッ
ド、10……インク回復装置、12……モータ（回復系）、
13……吸引ポンプ、14……キャップ、HP……ホーム位
置、31……制御部、32……操作パネル、33A〜33E……操
作スイッチ（パネルキー）、34……表示器、35……駆動
系、38……インク供給源、40……電源スイッチ。
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フロントページの続き
(72)発明者 山口 秀樹
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(72)発明者 松井 真也
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(72)発明者 志賀 幹夫
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(72)発明者 露久保 茂
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(56)参考文献 特開 昭62−248656（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．インクを排出することで回復を行うインクジェット
記録装置において、 前記装置に各種の操作を行わせるための指示を行う操作
指示手段と、 回復モードの内、所定のインク排出量の小回復モード
と、該小回復モードよりインク排出量が多い大回復モー
ドとを選択的に行わせる制御手段とを有し、 前記回復モードの中で、前記大回復モ−ドを選択する場
合に前記操作指示手段に対して成される、前記小回復モ
ードを選択する場合に比べてより多くの回数の操作に基
づく指示を受けることで、前記制御手段は前記操作指示
手段に対して成される操作回数の多さに準じて、回復動
作の程度を選択制御することを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。 ２．前記大回復モードはインク充填回復もしくは固着溶
解回復のための回復モードであることを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載のインクジェット記録装置。 ３．前記インクの排出は前記インクジェット記録装置に
配されたインクを吐出するためのインク吐出口から外部
に排出されることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載のインクジェット記録装置。 ４．前記回復モードによる処理は吸引回復処理であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載のインクジ
ェット記録装置。 ５．前記操作指示手段の内、互いに離れた位置に有る複
数のスイッチを操作することで大回復モードが選択され
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のイン
クジェット記録装置。 ６．回復モードとして、所定のインク排出量の小回復モ
ードと、該小回復モードよりインク排出量が多い大回復
モードとを有するインクジェット記録装置に対して回復
処理を行わせるインクジェット記録装置の回復処理操作
方法であって、回復モードの内、所定のインク排出量の
小回復モードと、該小回復モードよりインク排出量が多
い大回復モードとを選択的に行わせる制御手段とを有
し、 前記回復モードの中で、前記大回復モードを選択する場
合に前記操作指示手段に対して成される、前記小回復モ
ードを選択する場合に比べてより多くの回数の操作に基
づく指示を受けることで、前記操作指示手段に対して成
される操作回数の多さに準じて、回復動作の程度を選択
制御することを特徴とするインクジェット記録装置の回
復処理操作方法。 ７．前記大回復モードはインク充填回復もしくは固着溶
解回復のための回復モードであることを特徴とする特許
請求の範囲第６項に記載のインクジェット記録装置の回
復処理操作方法。 ８．前記インクの排出は前記インクジェット記録装置に
配されたインクを吐出するためのインク吐出口から外部
に排出されることを特徴とする特許請求の範囲第６項に
記載のインクジェット記録装置の回復処理操作方法。 ９．前記回復モードによる処理は吸引回復処理であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載のインクジ
ェット記録装置の回復処理操作方法。 １０．前記操作指示手段の内、互いに離れた位置に有る
複数のスイッチを操作することで大回復モードの選択を
行うことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載のイ
ンクジェット記録装置の回復処理操作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62273122A JP2888521B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62273122A JP2888521B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01115637A JPH01115637A (ja) | 1989-05-08 |
| JP2888521B2 true JP2888521B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17523436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62273122A Expired - Lifetime JP2888521B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復処理操作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2888521B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2839966B2 (ja) * | 1990-08-17 | 1998-12-24 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置の回復方法およびインクジェット記録装置 |
| JP4900411B2 (ja) | 2009-03-27 | 2012-03-21 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62248656A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-10-29 | Canon Inc | インクジエツトプリンタ |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62273122A patent/JP2888521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01115637A (ja) | 1989-05-08 |
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