JPH03292036A - 交換機障害通知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 交換機に発生する障害の種別に応じて、各種通報先に通
報可能とする交換機障害通知方式に関し、熟練した保守
者を交換機の設置個所に常駐させなくとも、発生する障
害に適切な診断を可能として、迅速に障害を修復可能と
することを目的とし、。

交換機から出力される障害情報の障害種別を識別する障
害種別識別手段と、障害種別識別手段から出力される識
別結果に基づき、予め定められた一乃至複数の通報先に
、障害発生を通報する通報手段とを設ける様に構成する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、交換機に発生する障害の種別に応して、各種
通報先に通報可能とする交換機障害通知方式に関する。

交換機が高機能化されるに伴い、交換機に発生する障害
の種別も多様化し、交換機の稼動に対する影響程度によ
り対策の緊急性も、また障害診断に要求される熟練度も
異なって来る。

〔従来の技術〕

第３図は従来ある交換機障害通知方式の一例を示す図で
ある。

第３図において、交換機１に障害が発生すると、交換機
１内の罹障装置に設けられた図示されぬ障害表示ランプ
を点灯させ、また例えば交換機１の設置室に設けられた
障害表示盤２を起動し、障害表示盤２に共通に設けられ
た障害表示ランプおよび電鈴を点灯および鳴動させて、
保守者に障害発生を通知する。

また交換機１は、発生した障害の重要度および種別を示
すメンセージｍｌを出力し、交換機１に併設されている
保守操作端末３に伝達する。

保守操作端末３においては、メツセージ受信部３１が交
換機１から伝達されるメツセージｍ１を受信し、メツセ
ージ出力部３２により印刷出力させると共に、メツセー
ジ蓄積部３３によりメンセージ履歴記憶部３４に蓄積さ
せる。

障害表示盤２により障害発生に気付いた保守者は、保守
操作端末３が印刷出力するメツセージｍ１、並びにメツ
セージ履歴記憶部３４に蓄積されているメツセージ履歴
り、を抽出し、メンセージｍ、の前後に出力された各メ
ツセージを分析することにより、交換機１に発生した障
害を診断し、修復する。

なお発生する障害によっては、交換機１の運転に重大な
影響を与える為、特に修復を急がねばならぬ場合があり
、またメツセージ受信部いはメツセージ履歴り、から障
害を適切に診断し、迅速に修復を加えるには、熟練した
技術者の知識および経験が必要となる場合もある。

〔発明が解決しようとする課題） 以上の説明から明らかな如く、従来ある交換機障害通知
方式においては、交換機１に併設された障害表示盤２お
よび保守操作端末３により障害の発生を表示し、また発
生した障害の種別を通知している為、交換機１の設置個
所に保守者が駐在しており、且つメツセージｍ、および
メツセージ履歴り、から障害を診断・修復し得る熟練し
た知識を具備している必要があった。

然し１．この種の熟練した技術者を、常時交換機ｌの設
置個所に駐在させて置くことは殆ど不可能であり、その
結果、発生した障害に対して適切な診断が行われず、誤
った診断を下し、或いは修復に手間取る等の問題があっ
た。

本発明は、熟練した保守者を交換機の設置個所に常駐さ
せなくとも、発生ずゐ障害に適切な診断を可能とし、て
、迅速に障害を修復可能とすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１は本発明の対象となる交換機である
。

１００は、本発明により設けられた障害種別識別手段で
ある。

２００は、本発明により設けられた通報手段である。

３００、乃至３００．は、本発明により設けられた通報
先である。

〔作用〕

障害種別識別手段１００は、交換機１から出力される障
害情報ｔの阻害種別を識別する。

通報手段２００は、障害種別識別手段１００から出力さ
れる識別結果に基づき、予め定められた一乃至複数の通
報先３００．乃至３００．に、障害発生を通報する。

なお１ｌｌｌ報手段２００は、例えば無線呼出し電話シ
ステムにより、予め熟練した技術者が携帯している無線
受信機に通報することが考慮される。

また通報手段２００は、例えば複数の通信が並行して可
能なサー・ビス総合ディジタル通信システムを経由して
、熟練した技術者に障害情報を伝達する画像通信と、、
交換機を診断中の保守者との間の音声通信とを並行して
可能とすることも考慮される。

従って、熟練した技術者が交換機の設置個所に駐在して
いなくとも、交換機に発生した障害の種別に応じて、適
切な診断を実行可能な技術者に障害の発生を通知可能と
なり、交換機に発生する障害に対する適切な診断および
迅速な修復が可能となり、当該交換機の信頼性が同上す
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例による交換機障害通知方式を
示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。

第２図においては、第１図における障害種別識別手段１
００として障害レベル判定部３５が保守操作端末３内に
設けられ、５また第１図における通報手段２００として
通知リスト３６、ポケットベル発信部３７およびＦＡＸ
音声発信部３９が保守操作端末３内に設けられ、更に第
１図における通報先３００．乃至３００．として、熟練
技術者６に無線受信機〔以後ポケットベル（ＰＢ）７と
称する〕を携帯させ、また他の熟練技術者８の所在地に
、サービス総合ディジタル通信システムにより通信可能
なファクシ果り端末（ＦＡＸ）９および電話機１０が設
けられている。

第２図において、交換機１に障害が発生すると、前述と
同様に、交換機１内の罹障装置に設けられた図示されぬ
障害表示ランプが点灯し、また障害表示盤２に設けられ
た障害表示ランプおよび電鈴が点灯および鳴動すると共
に、発生した障害の重要度および種別を示すメツセージ
ｍ、が保守操作端末３に伝達される。

保守操作端末３においては、メツセージ受信部３１が交
換機ｌから伝達されるメツセージｍｌを受信し、前述と
同様にメツセージ出力部３２により印刷出力させ、また
メツセージ蓄積部３３によりメツセージ履歴記憶部３４
に蓄積させると共に、更に受信したメンセージｍｌを障
害レベル判定部３５に伝達する。

障害レベル判定部３５は、メツセージ受信部３１から伝
達されたメツセージｍ、を分析し、障害種別を示すメッ
セ・−ジであることを識別すると、更に障害種別を識別
すると共に重要度を識別し、交換機１の運転に重大な影
響を与える重要障害と、交換機１の運転に大きな支障を
与えない非重要障害とに区分する。

非重要障害に区分した場合には、メツセージ出力部３２
によるメツセージｍ、の印刷出力、並びにメツセージ蓄
積部３３によるメツセージ履歴記憶部３４への蓄積以外
に、何等の措置を講じないが、重要障害に区分した場合
には、障害レベル判定部３５は通知リスト３６を参照す
る。

通知リスト３６には、交換機ｌに発生する重要障害の各
種障害種別に対応して９、適切な診断および修復が可能
な技術者に、公衆通信網５を経由して障害発生を通知す
る際の通報先を示す通報先番号ａが登録されている。

障害レベル判定部３５は、メツセージｍｌから識別した
障害種別に対応する通報先番号ａを、通知りスト３６か
ら抽出し、通報先の種別を分析する。

分析の結果、通報先番号ａがボケ・７トベル（ＰＢ）７
を示す場合（ａ＝ａ、）には、障害レベル判定部３５は
ポケットベル発信部３７を起動し、通報先番号ａ１およ
び必要に応じて障害内容等を示すメツセージｍ２を伝達
する。

起動されたポケットベル発信部３７は、公衆通信網５に
対して発呼信号Ｃ８を送信し、続いて障害レベル判定部
３５から伝達された通報先番号ａ１および必要に応じて
メツセージｍ２を送信する。

公衆通（を網５は、ポケットベル発信部３７から受信し
た発呼信号Ｃ＋を検出し、続いて受信する通報先番号ａ
、に基づき、熟練技術者６が携帯するポケットベル（Ｐ
Ｂ）７に対する呼出信号ｒを送信する。なおポケットベ
ル発信部３７からメツセージｍ２も送信されている場合
には、メツセージｍ！も共に送信する。

ポケットベル（ＰＢ）７は、公衆通信ｍ５から送信され
る呼出信号ｒ１を受信すると１．熟練技術者６に着信を
通報し、メツセージｍ２を表示可能な場合には、公衆通
（８網５から送信されるメツセージｍ２を受信し、図示
されぬ表示部に表示する。

ポケットベル（ＰＢ）７への着信に気付いた熟練技術者
６は、ポケットベル（ＰＢ）７にメッセ・・−ジｍ２が
表示されている場合にはメツセージｍ２を読取った後、
公知の方法で公衆通信１ｉ１５を経由して保守操作端末
３に併設されている電話機４を呼出し、駐在している保
守者に障害発生状況を聴取し、また所要の指示を与えて
診断および修復を実行する。

一方、障害レベル判定部３５が通知リスト３６から抽出
した通報先番号ａを分析の結果、通報先番号ａがファク
：ン嵩り端末（ＦＡＸ）９および電話機１０を示ず場合
（ａ＝ａｚ）には、障害レベル判定部３５は履歴合或部
３８を起動し、メツセージｆｆ１ｌを伝達すると共に、
ＦＡＸ音声発信部３９に通報先番号ａ２を伝達する。

起動された履歴合或部３８は、メツセージ履歴記憶部３
４に蓄積されているメツセージ履歴り。

を抽出し、障害レベル判定部３５から伝達されたメツセ
ージｍ、に対し、予め定められた前後の期間に蓄積され
たメツセージ履歴ｈ２を編集し、ＦＡＸ音声発信部３９
に伝達する。

ＦＡＸ音声発信部３９は、障害レベル判定部３５から通
報先番号ａ、を受信し１、履歴合威部３８からメツセー
ジ履歴ｈ２を受信すると、公衆通信網５に対して発呼信
号ｃ２を送信し、続いて障害レベル判定部３５がら伝達
された通報先番号ａ２を送信する。

公衆通信網５は、Ｆ　Ａ　、Ｘ音声発信部３９から受信
した発呼信号ｃ２を検出し、続いて通報先番号ａ、を受
信すると、内蔵する図示されぬサービス総合ディジタル
通信システムに基づき、熟練技術者８の所在地に設置さ
れているファクシミリ端末（ＦＡＸ）９および電話機１
０に対する呼出信号・ｒ！を送信した後、ＦＡＸ音声発
償部３９とファクシ旦す端末（ＦＡＸ）９との間にファ
クタもり通信路を設定すると共に、、ＦＡＸ音声発信部
３９に併設されている電話機４と電話機１０との間に音
声通話路を設定すゐ。

ＦＡＸ音声発信部３９は、ファクシ旦り端末（ＦＡＸ＞
９との間にファクシミリ通信路が設定されると、履歴今
或部３８から伝達されたメッセ・−ジＭ歴ｈｚを、。フ
ァクシ主り信号により送信する。

熟練技術者８は、ファクシ逅り端末（ＦＡＸ）９により
メツセージ履歴ｈ２を受信すると、メツセージＨ歴ｈ２
を分析す惑と共に、電話機１０と電話機４との間に設定
されている音声通信路を経由して駐在保守者に障害発生
状況を聴取し、また所要の指示を与えて診断および修復
を実行する。

なお、保守操作端末３においてメツセージ受信部３１お
よび障害レベル判定部３５が動作不能の場召、或（、・
は交換機１がメツセージｍ、を送信不能の場合には、障
害表示盤２が交換機１から起動され、障害表示ランプお
よび電鈴を作動させた際に出力ず゛る障害発生信号ｆを
ポケットベル発信部３７０ご伝達することにより、ポケ
ットベル発信部３７を起動し、、固定的に定ぬられてい
る通報先番号ａ、により特定の熟練技術者６が携帯する
ポケットベル（ＰＢ）７を呼出すことも可能である。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、保守
操作端末３内の障害レベル判定部３５が交換機１から出
力されるメツセージｍ、を分析し、重要障害と区分した
場合には、通知リスト３６に登録されている通報先番号
ａにより、熟練技術者６および／または８に障害発生を
自動的に通知し、所要のメツセージｍｇ　、ｄいはメツ
セージ履歴ｈ２を伝達することにより、障害の診断およ
び修復を可能とする為、適切な診断が行われ、迅速に修
復が可能となる。

なお、第２図はあく迄本発明の−・実施例に過ぎず、例
えば通報手段２００および通報先３００あ乃至３００．
は１．ポケットベル（ＰＢ）７を携帯するＰ練技術者６
、並びにファクシミリ端末（ＦＡＸ）９と電話機］、Ｏ
とを設置する熟練技術者８を個別に呼出すものに恨定さ
れることは無く、−乃至複数の技術者を同時に呼出す等
、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発
明の効果は変わらない。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、熟練した技術者が交換機の設置
個所に駐在していなくとも、交換機に発生した障害の種
別に応じて、適切な診断を実行可能な技術者に障害の発
生を通知可能となり、交換機に発生する障害に対する適
切な診断および迅速な修復が可能となり、当該交換機の
信頼性が向上する。

Ｘ）、３１はメツセージ受信部、３２はメツセージ出力
部、３３はメツセージ蓄積部、３４はメセージ履歴記憶
部、３５は障害レベル判定部、６は通知リスト、３７は
ポケットベル発信部、８は履歴合成部、３９はＦＡＸ音
声発信部、１０は障害種別識別手段、２００は通報手段
、３

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による交換機障害通知方式を示す図、第３図は従来
ある交換機障害通知方式の一例を示す図である。 図において、■は交換機、２は障害表示盤、３は保守操
作端末、４および】０は電話機、５は公衆通信網、６お
よび８は熟練技術者、７はポケットベル（ＰＢ）　、９
はファクシ短り端末（Ｆ’Ａ′Ｘ弁噂の斤理圀 第１図 ３００γ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）交換機（１）から出力される障害情報（ｔ）の障
   害種別を識別する障害種別識別手段（１００）と、 前記障害種別識別手段（１００）から出力される前記識
   別結果に基づき、予め定められた一乃至複数の通報先（
   ３００＿ａ乃至３００＿ｙ）に、障害発生を通報する通
   報手段（２００）とを設けることを特徴とする交換機障
   害通知方式。
2. （２）前記通報手段（２００）は、予め定められた個人
   が携帯する無線受信機に対する無線呼出し電話システム
   であることを特徴とする請求項１記載の交換機障害通知
   方式。
3. （３）前記通報手段（２００）は、音声通信および画像
   通信を並行して実行可能なサービス総合ディジタル通信
   システムであることを特徴とする請求項１記載の交換機
   障害通知方式。