JP4771108B2 - 遠隔監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遠隔監視システムに関し、例えば送電鉄塔の航空障害灯に断芯が生じたか否かの監視などに有効に利用することができる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
送電鉄塔には周知のように航空障害灯が設けられているものがあり、航空機事故の防止などの観点から夜間でもその存在が容易に認識されるようになっている。このような送電鉄塔の航空障害灯が断芯により不点灯になっていると、特に夜間において航空機事故などを招来するおそれがあるので、現在においては、定期的な巡視によって航空障害灯の断芯を発見して修復する方法がとられている。そのため、航空障害灯の断芯の発見に時間的な遅れを生じるばかりでなく、昼間においては電源のオフにより航空障害灯が消されている場合が多いことなどから夜間巡視が必要とされることとも相俟って、保守の容易性を欠くなどの問題を生じている。このような観点から、航空障害灯を備えた送電鉄塔のように遠隔地にある監視対象の異常を、巡視に頼ることなく、迅速に認識することのできることが望まれる。
【0003】
本発明は上記観点に基づいてなされたもので、その目的は、遠隔地の監視対象の異常を迅速に認識することができ、監視対象の巡視を不要にすることが可能な遠隔監視システムを提供することにある。
【0004】
本発明においては、航空障害灯を備えた複数の送電鉄塔の各々に夫々設けられ、電話機として携帯電話機または簡易型携帯電話機を備えた異常情報発信手段と、表示部を有し、公衆電話網を介して各異常情報発信手段の前記電話機と接続される監視手段とを備え、前記送電鉄塔の航空障害灯に断芯が発生した場合に航空障害灯に断芯が発生した送電鉄塔を知らせる監視制御と、前記送電鉄塔に設けられた前記異常情報発信手段が正常に動作するか否かを点検する点検制御とを行う遠隔監視システムであって、前記監視制御では、前記異常情報発信手段が、対応する送電鉄塔の航空障害灯断芯が発生した場合に、前記異常情報発信手段が有する電話機の電話番号のみを前記監視手段に通知し、前記監視手段が、前記異常情報発信手段から前記電話番号が通知された場合に、通知された当該電話番号のみから、航空障害灯の断芯と当該断芯が発生した前記送電鉄塔を認識して当該送電鉄塔のデータと断芯発生日時とを前記表示部に断芯発生画面として表示し前記点検制御では、前記監視手段が、前記表示部の点検画面上で点検すべき送電鉄塔が選択された場合に、当該選択された送電鉄塔の異常情報発信手段の電話機の呼出しを行う呼出し信号のみを与えた後に電話を切り、前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段が、前記監視手段から前記呼出し信号を受けた場合に、前記監視手段によって前記電話機への呼出しが切られた後に当該電話機の電話番号のみを前記監視手段に通知し、前記監視手段が、前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段に呼出し信号のみを与えて電話を切った後、所定時間内に前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段から電話番号の通知があったか否かを判断し、前記異常情報発信手段から前記所定時間内に前記電話番号の通知があった場合には、通知された電話番号のみから当該電話番号に対応する送電鉄塔を認識して、前記選択された送電鉄塔のデータと、前記異常情報発信手段から通知された前記電話番号に対応する送電鉄塔のデータと、点検日時とを前記表示部に点検結果画面として表示し、前記異常情報発信手段から前記所定時間内に前記電話番号の通知がなかった場合には、電話番号に対応する送電鉄塔のデータ表示欄を空欄として、前記選択された送電鉄塔のデータと点検日時とを前記点検結果画面に表示ようにした遠隔監視システムによって、上記目的を達成する。
【0005】
このような構成によれば、監視対象に異常が発生すると、この監視対象に設けられた異常情報発信手段が当該手段の携帯電話機または簡易型携帯電話機の電話番号を公衆電話網を介して監視手段に与え、監視手段がその電話番号から異常が発生した監視対象を認識してその異常を知らせる。そのため、監視対象の巡視を行なうことなく、監視対象の異常の発生で直ちに異常が発生した監視対象を認識することができる。
【0007】
更に、このような構成によれば、上述したように監視対象の巡視を行うことなく監視対象の異常の発生で直ちに異常が発生した監視対象を認識することができることに加えて、各監視対象に設けられた異常情報発信手段が正常に作動するか否かを監視手段の側から点検することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図で、1は異常情報発信手段、2は監視手段である。
【0009】
異常情報発信手段1は、航空障害灯3を備えた複数の送電鉄塔4の夫々に設けられている。各送電鉄塔4は航空障害灯制御盤5を有している。航空障害灯制御盤5は、航空障害灯3の点灯制御を行なうと共に、航空障害灯3が断芯によって不点灯になった場合に、航空障害灯3の断芯を表わす断芯信号を異常情報発信手段1に与えるようになっている。各送電鉄塔4は特許請求の範囲における複数の監視対象に対応している。異常情報発信手段1と監視手段2とは、基地局6,電話局7および公衆電話網8を介して接続されるようになっている。異常情報発信手段1は、航空障害灯制御盤5から断芯信号が与えられることで、後述するように、当該異常情報発信手段1が有する携帯電話機13の電話番号を監視手段2に与える機能を有している。また、異常情報発信手段1は、後述するように、監視手段2からの呼出しにより当該異常情報発信手段1が有する携帯電話機13からテスト信号が与えられることで、当該携帯電話機13の電話番号を監視手段2に与える機能を有している。なお、電話番号は周知のナンバーディスプレイサービスによって監視手段2に与えられる。
【0010】
図2は図1の航空障害灯制御盤5および異常情報発信手段1を示すブロック図である。
【0011】
航空障害灯制御盤5は、航空障害灯3の断芯を検出する断芯検出器9と、断芯検出器9が航空障害灯3の断芯を検出することで断芯信号を出力する断芯信号出力リレー10と、断芯信号の出力をリセットするリセットスイッチ11を含んでいる。断芯信号出力リレー10は、本例では常開接点を有し、断芯検出器9が航空障害灯3の断芯を検出した場合に接点を閉成し、所定レベルの電圧信号を異常情報発信手段1に与える。このような断芯信号出力リレー10は、リセットスイッチ11が操作されることで、開成状態に復帰する。
【0012】
異常情報発信手段1は、断芯信号を入力する発信制御装置12と、発信制御装置12の制御下で監視手段2に電話番号を通知すると共に監視手段2からの呼出しに応答して発信制御装置12にテスト信号を与える携帯電話機13と、発信制御装置12に設けられたリセットスイッチ12aとを有している。発信制御装置12は、後述する図7のフローチャートに従って、断芯信号が入力された場合に、図3に示すように、携帯電話機13のオフフックおよびオンフックを制御する発信制御信号aを所定時間T間隔で所定回数であるN回出力して、その出力を停止する。発信制御信号aの出力回数が所定回数Nの途中でリセットスイッチ12aが操作されれば、発信制御装置12はその時点で発信制御信号aの出力を停止する。携帯電話機13は、オフフックされることにより固定電話機でいえば受話器を電話機本体から取った状態になり、オンフックされることにより固定電話機でいえば受話器を電話機本体に戻した状態になる。発信制御装置12は、また、後述する図7のフローチャートに従って、携帯電話機13からテスト信号が入力された場合に、発信制御信号aを本例では一回出力する機能を有している。
【0013】
図3は断芯信号に応答して図2の発信制御装置12から出力される発信制御信号の説明図である。発信制御信号aは2個のパルス信号からなり、1番目のパルス信号が電話をかけるためのオフフックパルスaで、2番目のパルス信号が電話を切るためのオンフックパルスaである。このような発信制御信号aは、断芯信号出力リレー10からの断芯信号の立上りに応答して、所定時間T毎に、当該発信制御信号aの出力回数が所定の複数回数Nに達するまで出力される。発信制御信号aの出力回数が所定回数Nの途中でリセットスイッチ12aが操作されれば、前述したように、その時点でその出力が停止される。所定時間Tおよび所定回数Nは、一時的に生じる電波状態の不安定あるいはノイズなどにより携帯電話機13の電話番号が監視手段2側で受信されないような場合を考慮し、このような場合でも監視手段2側で携帯電話機13の電話番号を確実に受信できるように、実験的に定められる。
【0014】
携帯電話機13は、監視手段2側の電話番号をメモリに格納しており、図4に示すように、発信制御信号aのオフフックパルスaが与えられることで監視手段2に電話をかけ、携帯電話機13の電話番号を通知した後、発信制御信号aのオンフックパルスaが与えられることで電話を切るようになっている。発信制御信号aのオフフックパルスaとオンフックパルスaとの時間間隔tは、呼出準備時間および呼出時間等に基づいて設定される。時間間隔tをあまり長くすると回線占有時間が長くなり、他の異常情報発信手段の携帯電話機の発信に弊害をを及ぼすおそれがあるので、短くすることが望ましい。携帯電話機13は、また、監視手段2から呼出されることで、呼出し信号をテスト信号として発信制御装置12に与える。
【0015】
各送電鉄塔4に設けられた発信制御装置12から出力される発信制御信号aは、各送電鉄塔4の携帯電話機13からの発信がオーバーラップしないように、各送電鉄塔4の発信制御装置12の夫々において発信制御信号aの出力間隔である所定時間Tが異なるように設定されている。すなわち、図5に示すように、例えば、No.n−1の送電鉄塔に設けられた発信制御装置の発信制御信号an−1の出力間隔である所定時間Tよりも、No.nの送電鉄塔に設けられた発信制御装置の発信制御信号aの出力間隔である所定時間T2を大とすることによって、発信制御信号an−1と発信制御信号aとが重ならないようにしている。これにより、複数の送電鉄塔の携帯電話機の発信が重なりあった場合でも、一方の接続の終了で他の携帯電話機が監視手段2を呼出すことができ、監視手段2に航空障害灯3の断芯を知らせることができなくなるような弊害を防止することができる。
【0016】
図1に戻り、監視手段2は、公衆電話網8に接続されたターミナルアダプタあるいはモデムなどの送受信装置14と、送受信装置14を介して公衆電話網8に接続される監視用コンピュータ15とを有している。監視用コンピュータ15は、図6に示すような、各送電鉄塔4に設けられた異常情報発信手段1の携帯電話機13の電話番号α〜αと各送電鉄塔4のデータK〜Kとの対応関係を表わすテーブルを有している。各送電鉄塔4のデータK〜Kには線路名および鉄塔番号が含まれている。これにより、異常情報発信手段1の携帯電話機13が基地局6,電話局7および公衆電話網8を介して送受信装置14に接続されると、発信した携帯電話機13の電話番号である例えばαが監視用コンピュータ15に与えられ、監視用コンピュータ15が電話番号αに対応する送電鉄塔のデータKを読出すことができるようになっている。このような監視用コンピュータ15は、後述する図8のフローチャートに従って、各送電鉄塔4に設けられた異常情報発信手段1から携帯電話機13の電話番号が与えられたか否かに基づいて、各送電鉄塔4の航空障害灯3の断芯の発生を監視し、断芯が発生することで断芯が発生した送電鉄塔を報知する機能を有している。監視用コンピュータ15は、また、後述する図9,図10および図11のフローチャートに従って、各送電鉄塔4に設けられた異常情報発信手段1の携帯電話機13を呼出し、各送電鉄塔4に設けられた異常情報発信手段1が正常に作動するか否かを点検する機能を有している。
【0017】
図7は図2の発信制御装置12のフローチャート、図8は図1の監視用コンピュータ15の監視制御のフローチャートである。図9,図10および図11は図1の監視用コンピュータ15の点検制御のフローチャートで、図9の端子A,B,Cは図10および図11の同符号の端子A,B,Cに接続され、図10の端子Dは図11の同符号の端子Dに接続される。
【0018】
航空障害灯3に断芯がなく、また、監視手段2よって各異常情報発信手段1の発信制御装置12の点検も行なわれていない場合には、航空障害灯制御盤5から断芯信号は出力されず、また、異常情報発信手段1の携帯電話機13からテスト信号も与えられないので、異常情報発信手段1の発信制御装置12は、図7のステップ20およびステップ21を経てステップ20に戻り、発信制御信号aを出力することはない。監視手段2の監視用コンピュータ15は、図8のステップ30および31を経てステップ30に戻り、当該コンピュータ15の表示部15aに図12に示すように監視中であることを示す監視中画面を表示する。図12の監視中画面において40は点検スイッチで、当該スイッチ40がクリックされることによって、監視用コンピュータ15は後述する図9,図10および図11の点検制御に入ることとなる。
【0019】
航空障害灯3に断芯が発生すると、航空障害灯制御盤5の断芯信号出力リレー10から異常情報検出手段1の発信制御装置12に断芯信号が与えられる。これにより、発信制御装置12は図7のステップ20からステップ22,23および24の処理に入る。ステップ22,23および24の処理では、リセットスイッチ12aが操作されない場合、発信制御信号aが所定時間T毎にその出力回数が所定回数Nに達するまで出力される。発信制御装置12は、発信制御信号aの出力回数が所定回数Nになることでステップ24からステップ25に入り、発信制御信号aの出力を停止すると共に発信制御信号aの出力回数のカウント値をクリアした後、ステップ20に戻る。これにより、携帯電話機13は、発信制御装置12からの発信制御信号aによって、所定時間Tの時間間隔で、所定回数であるN回、監視手段1に当該携帯電話機13の電話番号を通知することとなる。所定時間Tおよび所定回数Nは前述したように電波状態が不安定な場合などでも監視手段2側で携帯電話機13の電話番号を確実に受信できるように設定されるので、電話番号は監視手段1に確実に通知される。なお、発信制御信号aの出力回数が所定回数Nの途中で発信制御装置12のリセットスイッチ12aが操作されれば、発信制御装置12はステップ23からステップ25に入り、発信制御信号aの出力停止および出力回数のカウント値のクリアを経てステップ20に戻る。リセットスイッチ12aの操作は手動によって行なわれる。
【0020】
監視手段2の監視用コンピュータ15は、送受信装置14を介して電話番号が与えられると、図8のステップ31からステップ32に入り、図6のテーブルに基づいて、通知された電話番号α〜αに対応する送電鉄塔のデータK〜Kを読出す。次いで、ステップ33で、読出した送電鉄塔のデータである鉄塔番号および線路名、ならびに、断芯発生日時を断芯記録ファイルに格納し、次のステップ34で監視用コンピュータ15の表示部15aに監視中画面に代えて図13に示すように断芯発生画面を表示すると共にステップ35で警報音を発生させ、その後ステップ36に入る。表示部15aの断芯発生画面には、断芯が発生した送電鉄塔の鉄塔番号および線路名、ならびに、断芯発生日時が表示される。図13の断芯発生画面において41はリセットスイッチで、リセットスイッチ41がクリックされなければステップ36からステップ34に戻って断芯発生画面の表示を継続し、リセットスイッチ41がクリックされることでステップ36からステップ30に戻り、断芯監視状態に復帰する。航空障害灯3の断芯の発生が認識された後は、断芯が発生した送電鉄塔に作業員が赴き、断芯した航空障害灯3の補修、航空障害灯制御盤5の断芯検出器9のリセット、また、必要により異常情報発信手段1の発信制御装置12の発信制御信号aの出力のリセットを行なうことができる。
【0021】
監視手段2において、図12の監視中画面の点検スイッチ40がクリックされると、監視用コンピュータ15は図9〜図11の点検制御に入る。先ず、図9のステップ50で監視用コンピュータ15の表示部15aに図14に示すように点検画面を表示する。表示部15aの点検画面には各送電鉄塔のデータK〜Kである鉄塔番号および線路名が表示され、各送電鉄塔をクリックすることによって送電鉄塔を選択することができるようになっている。図14の点検画面において42は選択終了スイッチで、当該スイッチ42がクリックされることで、監視用コンピュータ15は、ステップ51からステップ52に入り、図6のテーブルに基づいて、選択された送電鉄塔に対応する携帯電話機13に電話をかけ、当該携帯電話機13を呼出した後に電話を切り、次のステップ53で電話番号の通知待ちになる。
【0022】
選択された送電鉄塔に対応する異常情報発信手段1の携帯電話機13は、監視手段2の呼出しで、その呼出し信号をテスト信号として発信制御装置12に与える。これにより、発信制御装置12は、図7のステップ21からステップ26および27の処理に入り、携帯電話機13がオンフックになった後に発信制御信号aを出力する。これにより、携帯電話機13が電話番号を監視手段2に発信する。なお、本例では点検の際には発信制御信号aを一回出力するようにしているが、断芯の場合のように、発信制御信号aを所定の時間間隔で複数回与えるようにしてもよいことは勿論である。
【0023】
監視手段2の監視用コンピュータ15は、電話番号が通知されることで図9のステップ53から図10のステップ54に入り、図6のテーブルに基づいて、通知された電話番号に対応する送電鉄塔を読出す。次いで、ステップ55で、図9のステップ50および51の処理で選択された送電鉄塔のデータ,図10のステップ54の処理で読出された送電鉄塔のデータ,点検日時を点検結果ファイルに格納し、次のステップ56で監視用コンピュータ15の表示部15aに点検画面に代えて図15に示すように点検結果画面を表示し、ステップ57に入る。表示部15aの点検結果画面には、選択された送電鉄塔のデータである鉄塔番号および線路名、読出された送電鉄塔のデータである鉄塔番号および線路名、ならびに、点検日時が表示される。これにより、選択された送電鉄塔と読出された送電鉄塔との対比から、選択された送電鉄塔の発信制御装置12が正常に作動していることを認識することができる。図15の点検結果画面において、43はリセットスイッチ、44は点検終了スイッチである。監視用コンピュータ15は、リセットスイッチ43がクリックされなければステップ57からステップ56に戻って点検結果画面の表示を継続し、リセットスイッチ43がクリックされることでステップ57からステップ58の点検終了判断に入る。点検終了スイッチ44がクリックされなければステップ58から図9のステップ50に戻って点検制御が継続され、点検終了スイッチ44がクリックされることで図8の監視制御に復帰する。
【0024】
監視用コンピュータ15は、図9のステップ53および59で所定時間経過しても電話番号が通知されない場合、図9のステップ59から図11のステップ60に入り、図9のステップ50および51の処理で選択された送電鉄塔のデータ,点検日時を点検結果ファイルに格納し、次のステップ61で選択された送電鉄塔のデータ,点検日時を点検結果画面を表示し、ステップ62に入る。この結果、図15の点検結果画面において、読出された送電鉄塔の表示が空欄となり、異常情報発信手段1の作動の異常を認識することができる。なお、電波状態の不安定などにより携帯電話機13から電話番号が通知されないような場合も同様の表示になるが、同一の送電鉄塔に対して点検を複数回繰返すことにより、電波状態の不安定などによるものか否かと識別することができる。ステップ59の所定時間は、監視手段2による異常情報発信手段1の携帯電話機13の呼出しの後、当該携帯電話機13から電話番号が通知されるまでの時間に基づいて、設定される。監視用コンピュータ15は、リセットスイッチ43がクリックされなければステップ62からステップ61に戻って点検結果画面の表示を継続し、リセットスイッチ43がクリックされることでステップ62から図10のステップ58の点検終了判断に入り、上述したように、点検終了スイッチ44のクリックに応じて点検制御の継続または監視制御に復帰することとなる。
【0025】
上述した例では異常情報発信手段1に携帯電話機13を設けたが、簡易型携帯電話機すなわちPHSでもよい。図16は簡易型携帯電話機を用いた場合の発信制御装置の発信制御信号の説明図、図17は図16の発信制御信号に対する簡易型携帯電話機の動作説明図である。発信制御信号bは、単一のパルス信号で、断芯信号出力リレー10からの断芯信号の立上りに応答して出力され、その立上りで簡易型携帯電話機をオフフックさせ、立下りでオンフックさせる。発信制御信号bは、携帯電話機13の場合と同様に、所定時間T毎に、当該発信制御信号bの出力回数が所定の複数回数Nに達するまで出力される。簡易型携帯電話機は、監視手段2側の電話番号をメモリに格納しており、発信制御信号bの立上りで監視手段2に電話をかけ、簡易型携帯電話機の電話番号を通知した後、発信制御信号bの立下りで電話を切るようになっている。発信制御信号bのパルス幅tは、呼出準備時間および呼出時間等に基づいて設定され、他の異常情報発信手段からの発信に弊害を及ぼさないように短くすることが望ましい。
【0026】
以上述べた例では、点検制御において、選択された送電鉄塔と読出された送電鉄塔とを表示することによって点検結果を確認するようにしたが、これに限定するものではない。このような表示を与えることなく、例えば、監視手段側において発信履歴と受信履歴との照合によって点検結果を確認するようにしてもよい。また、上述の例では、航空障害灯を備えた送電鉄塔を監視対象として述べたが、これに限定するものではなく、例えば河川における各地点の水位監視などの他の監視対象にも適用できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の監視対象の各々に設けられた異常情報発信手段が、携帯電話機または簡易型携帯電話機を有し、対応する監視対象の異常に応答して、当該電話機の電話番号を公衆電話網を介して監視手段に与えるようにすると共に、異常情報発信手段から電話番号が与えられた場合に、監視手段が、与えられた電話番号から対応する監視対象を認識してその異常を報知するようにしたので、遠隔地の監視対象の異常の発生を迅速に認識することができ、異常が生じているか否かを認識するための監視対象の巡視を不要にすることが可能で、保守の容易性および保守コストの低減を図ることのできる遠隔監視システムを提供することができる。
【0028】
また、上記構成に加えて、外部操作に応答して監視手段が公衆電話網を介して各監視対象の異常情報発信手段の携帯電話機または簡易型携帯電話機を呼出すことにより、対応する監視対象の異常情報発信手段が、呼出された携帯電話機または簡易型携帯電話機から与えられるテスト信号に応答して、電話番号を公衆電話網を介して監視手段に与えるようにしたので、遠隔地の監視対象に赴くことなく、異常情報発信手段が正常に動作するか否かを監視手段から点検することができ、点検作業の容易性を極めて向上させることができる。
【0029】
また、対応する監視対象に異常が発生した場合に、異常情報発信手段の携帯電話機または簡易型携帯電話機から、所定時間間隔で、所定回数、電話番号が通知されるようにしたので、電波状態の不安定あるいはノイズなどにより電話番号が監視手段で受信されないような場合を防止することができ、監視手段に携帯電話機または簡易型携帯電話機の電話番号を確実に通知することができる。
【0030】
更に、各監視対象の異常情報発信手段の携帯電話機または簡易型携帯電話機からの発信がオーバーラップしないように、発信制御信号の所定時間間隔を、各監視対象の異常情報発信手段において異なるようにしたので、複数の監視対象の携帯電話機または簡易型携帯電話機の発信が重なりあった場合でも、一方の接続の終了で他の電話機が監視手段を呼出すことができ、監視手段に監視対象の異常を知らせることができなくなるような弊害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図である。
【図2】図2は図1の航空障害灯制御盤および異常情報発信手段を示すブロック図である。
【図3】図3は断芯信号に応答して図2の発信制御装置から出力される発信制御信号の説明図である。
【図4】図4は発信制御信号に対する図2の携帯電話機の動作説明図である。
【図5】図5は各送電鉄塔に設けられた図2の発信制御装置の発信制御信号の夫々の関係を説明するための説明図である。
【図6】図6は図1の監視用コンピュータが有する携帯電話機の電話番号と各送電鉄塔との対応関係を表わすテーブルの説明図である。
【図7】図7は図2の発信制御装置のフローチャートである。
【図8】図8は図1の監視用コンピュータの監視制御のフローチャートである。
【図9】図9は図1の監視用コンピュータの点検制御のフローチャートである。
【図10】図10は図1の監視用コンピュータの点検制御のフローチャートで、図9の同符号の端子A,Cに接続される。
【図11】図11は図1の監視用コンピュータの点検制御のフローチャートで、図9および図10の同符号の端子B,Dに接続される。
【図12】図12は図1の監視用コンピュータの監視中画面の一例を示す図である。
【図13】図13は図1の監視用コンピュータの断芯発生画面の一例を示す図である。
【図14】図14は図1の監視用コンピュータの点検画面の一例を示す図である。
【図15】図15は図1の監視用コンピュータの点検結果画面の一例を示す図である。
【図16】図16は簡易型携帯電話機を用いた場合の発信制御装置の発信制御信号の説明図である。
【図17】図17は図16の発信制御信号に対する簡易型携帯電話機の動作説明図である。
【符号の説明】
1 異常情報発信手段
2 監視手段
3 航空障害灯
4 送電鉄塔
5 航空障害灯制御盤
8 公衆電話網
9 断芯検出器
10 断芯信号出力リレー
12 発信制御装置
13 携帯電話機
14 送受信装置
15 監視用コンピュータ

Claims (6)

  1. 航空障害灯を備えた複数の送電鉄塔の各々に夫々設けられ、電話機として携帯電話機または簡易型携帯電話機を備えた異常情報発信手段と、
    表示部を有し、公衆電話網を介して各異常情報発信手段の前記電話機と接続される監視手段とを備え、
    前記送電鉄塔の航空障害灯に断芯が発生した場合に航空障害灯に断芯が発生した送電鉄塔を知らせる監視制御と、前記送電鉄塔に設けられた前記異常情報発信手段が正常に動作するか否かを点検する点検制御とを行う遠隔監視システムであって、
    前記監視制御では、
    前記異常情報発信手段が、対応する送電鉄塔の航空障害灯断芯が発生した場合に、前記異常情報発信手段が有する電話機の電話番号のみを前記監視手段に通知し
    前記監視手段が、前記異常情報発信手段から前記電話番号が通知された場合に、通知された当該電話番号のみから、航空障害灯の断芯と当該断芯が発生した前記送電鉄塔を認識して当該送電鉄塔のデータと断芯発生日時とを前記表示部に断芯発生画面として表示し
    前記点検制御では、
    前記監視手段が、前記表示部の点検画面上で点検すべき送電鉄塔が選択された場合に、当該選択された送電鉄塔の異常情報発信手段の電話機の呼出しを行う呼出し信号のみを与えた後に電話を切り、
    前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段が、前記監視手段から前記呼出し信号を受けた場合に、前記監視手段によって前記電話機への呼出しが切られた後に当該電話機の電話番号のみを前記監視手段に通知し、
    前記監視手段が、前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段に呼出し信号のみを与えて電話を切った後、所定時間内に前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段から電話番号の通知があったか否かを判断し、前記異常情報発信手段から前記所定時間内に前記電話番号の通知があった場合には、通知された電話番号のみから当該電話番号に対応する送電鉄塔を認識して、前記選択された送電鉄塔のデータと、前記異常情報発信手段から通知された前記電話番号に対応する送電鉄塔のデータと、点検日時とを前記表示部に点検結果画面として表示し、前記異常情報発信手段から前記所定時間内に前記電話番号の通知がなかった場合には、電話番号に対応する送電鉄塔のデータ表示欄を空欄として、前記選択された送電鉄塔のデータと点検日時とを前記点検結果画面に表示ようにした遠隔監視システム。
  2. 各異常情報発信手段が、対応する送電鉄塔の航空障害灯の断芯に応答して、前記電話機のオフフックおよびオンフックを制御する発信制御信号を出力する発信制御装置を有し、
    対応する送電鉄塔の航空障害灯の断芯が発生した場合に、各異常情報発信手段の前記発信制御装置が、前記発信制御信号を所定時間間隔で所定回数出力し、
    各異常情報発信手段の前記電話機が、前記発信制御装置の発信制御信号に応答して、前記電話機の電話番号のみを前記監視手段に前記所定時間間隔で所定回数発信し、
    前記監視手段が、各送電鉄塔に設けられた前記異常情報発信手段の前記電話機の電話番号と各送電鉄塔との対応関係を表わすテーブルを有し、このテーブルに基づいて、通知された電話番号から対応する送電鉄塔を認識するようにした請求項1に記載の遠隔監視システム。
  3. 前記送電鉄塔のデータが線路名および鉄塔番号である請求項1に記載の遠隔監視システム。
  4. 各異常情報発信手段が、各異常情報発信手段の前記電話機に前記監視手段から前記呼出し信号のみが与えられた場合に、前記電話機への前記呼出し信号を当該電話機から受けて、前記電話機のオフフックおよびオンフックを制御する発信制御信号を前記電話機に少なくとも一回出力する発信制御装置を有する請求項1に記載の遠隔監視システム。
  5. 前記選択された送電鉄塔の前記異常情報発信手段が、当該送電鉄塔の航空障害灯に断芯が発生していない状態下で前記監視手段から前記呼出し信号を受けた場合に、前記電話番号のみを前記監視手段に通知するようにした請求項1に記載の遠隔監視システム。
  6. 送電鉄塔の前記異常情報発信手段からの発信がオーバーラップしないように、前記発信制御信号の前記所定時間間隔が各送電鉄塔の前記異常情報発信手段において異なるようにした請求項2に記載の遠隔監視システム。
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