JP2001358844A - 架空送電線保守監視システム - Google Patents
架空送電線保守監視システムInfo
- Publication number
- JP2001358844A JP2001358844A JP2000184533A JP2000184533A JP2001358844A JP 2001358844 A JP2001358844 A JP 2001358844A JP 2000184533 A JP2000184533 A JP 2000184533A JP 2000184533 A JP2000184533 A JP 2000184533A JP 2001358844 A JP2001358844 A JP 2001358844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- central processing
- processing unit
- ringing tone
- monitoring system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信料金を低減できる架空送電線保守監視シ
ステムを提供する。 【解決手段】 架空送電線の鉄塔部１に取り付けた鉄塔
部装置２から遠隔に設置された中央処理装置７へ電話回
線を介して通報を行う架空送電線保守監視システムにお
いて、前記鉄塔部装置２は、前記中央処理装置７を呼び
出すときに、鉄塔部装置２の動作正常を知らせる定時通
報の呼び出し音を１回コールとし、送電線故障を知らせ
る故障通報の呼び出し音を複数回コールとし、前記中央
処理装置７は、呼び出し音が複数回コールのときのみ接
続処理を行い、呼び出し音が１回コールのときは接続処
理を行わずに、呼び出し音が１回コールであったことを
以て定時通報を認識する。
ステムを提供する。 【解決手段】 架空送電線の鉄塔部１に取り付けた鉄塔
部装置２から遠隔に設置された中央処理装置７へ電話回
線を介して通報を行う架空送電線保守監視システムにお
いて、前記鉄塔部装置２は、前記中央処理装置７を呼び
出すときに、鉄塔部装置２の動作正常を知らせる定時通
報の呼び出し音を１回コールとし、送電線故障を知らせ
る故障通報の呼び出し音を複数回コールとし、前記中央
処理装置７は、呼び出し音が複数回コールのときのみ接
続処理を行い、呼び出し音が１回コールのときは接続処
理を行わずに、呼び出し音が１回コールであったことを
以て定時通報を認識する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄塔部装置から遠
隔の中央処理装置へ電話回線を介して通報を行う架空送
電線保守監視システムに係り、特に、通信料金を低減で
きる架空送電線保守監視システムに関するものである。
隔の中央処理装置へ電話回線を介して通報を行う架空送
電線保守監視システムに係り、特に、通信料金を低減で
きる架空送電線保守監視システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】架空送電線保守監視システムにおいて
は、鉄塔部に取り付けた鉄塔部装置から遠隔に設置され
た中央処理装置へデータを伝送する伝送路にＯＰＧＷ
（光ファイバ付き架空地線）や携帯電話・ＰＨＳ等の無
線による電話回線を用いたものがある。ＯＰＧＷを用い
たシステムでは、鉄塔部装置から中央処理装置へ常時デ
ータを送信しているため、鉄塔部装置が正常に動作して
いることが中央処理装置で容易に認識できる。電話回線
を用いたシステムでは、常時電話回線を接続しておくこ
とはできないので、鉄塔部装置が送電線の故障電流を検
出したときなどに通信が行われる（この通信を故障通報
という）。しかし、このような不特定のタイミングでの
み鉄塔部装置から中央処理装置へ通信が行われるので
は、鉄塔部装置が正常に動作しているかどうかが中央処
理装置では確認しにくいので、１日１回定刻に鉄塔部装
置から定時通報を行うことで動作正常を知らせている。
は、鉄塔部に取り付けた鉄塔部装置から遠隔に設置され
た中央処理装置へデータを伝送する伝送路にＯＰＧＷ
（光ファイバ付き架空地線）や携帯電話・ＰＨＳ等の無
線による電話回線を用いたものがある。ＯＰＧＷを用い
たシステムでは、鉄塔部装置から中央処理装置へ常時デ
ータを送信しているため、鉄塔部装置が正常に動作して
いることが中央処理装置で容易に認識できる。電話回線
を用いたシステムでは、常時電話回線を接続しておくこ
とはできないので、鉄塔部装置が送電線の故障電流を検
出したときなどに通信が行われる（この通信を故障通報
という）。しかし、このような不特定のタイミングでの
み鉄塔部装置から中央処理装置へ通信が行われるので
は、鉄塔部装置が正常に動作しているかどうかが中央処
理装置では確認しにくいので、１日１回定刻に鉄塔部装
置から定時通報を行うことで動作正常を知らせている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】中央処理装置が本来の
送電線保守監視に必要としている故障電流等の情報は、
故障通報から得られる。故障通報を受信する頻度は、年
間数回程度である。これに対し、定時通報は、１日１回
という非常に高い頻度で実施される。このように、従来
技術では、鉄塔部装置の動作正常を知らせる定時通報が
毎日定刻に行われるので、膨大な通信料金が発生してし
まう。
送電線保守監視に必要としている故障電流等の情報は、
故障通報から得られる。故障通報を受信する頻度は、年
間数回程度である。これに対し、定時通報は、１日１回
という非常に高い頻度で実施される。このように、従来
技術では、鉄塔部装置の動作正常を知らせる定時通報が
毎日定刻に行われるので、膨大な通信料金が発生してし
まう。
【０００４】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、通信料金を低減できる架空送電線保守監視システム
を提供することにある。
し、通信料金を低減できる架空送電線保守監視システム
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、架空送電線の鉄塔部に取り付けた鉄塔部装
置から遠隔に設置された中央処理装置へ電話回線を介し
て通報を行う架空送電線保守監視システムにおいて、前
記鉄塔部装置は、前記中央処理装置を呼び出すときに、
鉄塔部装置の動作正常を知らせる定時通報の呼び出し音
を１回コールとし、送電線故障を知らせる故障通報の呼
び出し音を複数回コールとし、前記中央処理装置は、呼
び出し音が複数回コールのときのみ接続処理を行い、呼
び出し音が１回コールのときは接続処理を行わずに、呼
び出し音が１回コールであったことを以て定時通報を認
識するものである。
に本発明は、架空送電線の鉄塔部に取り付けた鉄塔部装
置から遠隔に設置された中央処理装置へ電話回線を介し
て通報を行う架空送電線保守監視システムにおいて、前
記鉄塔部装置は、前記中央処理装置を呼び出すときに、
鉄塔部装置の動作正常を知らせる定時通報の呼び出し音
を１回コールとし、送電線故障を知らせる故障通報の呼
び出し音を複数回コールとし、前記中央処理装置は、呼
び出し音が複数回コールのときのみ接続処理を行い、呼
び出し音が１回コールのときは接続処理を行わずに、呼
び出し音が１回コールであったことを以て定時通報を認
識するものである。
【０００６】前記中央処理装置は、呼び出し音が１回コ
ールのとき、発信電話番号表示から発信元鉄塔部装置を
認識してもよい。
ールのとき、発信電話番号表示から発信元鉄塔部装置を
認識してもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【０００８】図１に示されるように、本発明に係る架空
送電線保守監視システムは、鉄塔部１に、鉄塔部装置２
と携帯電話器（携帯電話またはＰＨＳの電話器）３とを
取り付け、一方、遠隔の事務所４には、発信電話番号表
示サービス（ナンバーディスプレイ）対応アダプタ５と
モデム６と中央処理装置（パソコン）７とを設置して構
成される。８は、公衆回線網である。鉄塔部１は複数存
在し、各々の携帯電話器３の電話番号で鉄塔部装置２を
特定することができる。
送電線保守監視システムは、鉄塔部１に、鉄塔部装置２
と携帯電話器（携帯電話またはＰＨＳの電話器）３とを
取り付け、一方、遠隔の事務所４には、発信電話番号表
示サービス（ナンバーディスプレイ）対応アダプタ５と
モデム６と中央処理装置（パソコン）７とを設置して構
成される。８は、公衆回線網である。鉄塔部１は複数存
在し、各々の携帯電話器３の電話番号で鉄塔部装置２を
特定することができる。
【０００９】鉄塔部装置２は、送電線故障を検知する機
能、故障電流などのデータを中央処理装置７へ故障通報
として送信する機能、１日１回定刻に動作正常を知らせ
る定時通報を送信する機能などを備えている。また、中
央処理装置７は、故障電流などのデータから故障鉄塔位
置や故障内容を解析する機能、定時通報によって鉄塔部
装置２が正常に動作していることを認識する機能などを
備えている。故障検知の処理や故障解析の処理は、従来
知られているので、以下では、故障通報及び定時通報の
手順について説明する。
能、故障電流などのデータを中央処理装置７へ故障通報
として送信する機能、１日１回定刻に動作正常を知らせ
る定時通報を送信する機能などを備えている。また、中
央処理装置７は、故障電流などのデータから故障鉄塔位
置や故障内容を解析する機能、定時通報によって鉄塔部
装置２が正常に動作していることを認識する機能などを
備えている。故障検知の処理や故障解析の処理は、従来
知られているので、以下では、故障通報及び定時通報の
手順について説明する。
【００１０】図２に示されるように、鉄塔部装置２は、
鉄塔部装置２が正常に動作しているとき（ステップＳ
１）、所定の時刻になると定時通報を実施する。このと
き、鉄塔部装置２は、携帯電話器３を回線に接続（オフ
フック）し、中央処理装置７に対して呼び出し音を１回
だけコールし（Ｓ２）、直ちに回線から遮断（オンフッ
ク）する（Ｓ３）。
鉄塔部装置２が正常に動作しているとき（ステップＳ
１）、所定の時刻になると定時通報を実施する。このと
き、鉄塔部装置２は、携帯電話器３を回線に接続（オフ
フック）し、中央処理装置７に対して呼び出し音を１回
だけコールし（Ｓ２）、直ちに回線から遮断（オンフッ
ク）する（Ｓ３）。
【００１１】また、鉄塔部装置２は、送電線故障を検出
したとき故障通報を実施する。このとき（Ｓ６）、鉄塔
部装置は、携帯電話器を回線に接続（オフフック）し、
中央処理装置に対して呼び出し音を複数回コールする
（Ｓ７）。この呼び出しに対して中央処理装置が回線に
接続してきたら、データを送信する（Ｓ８）。
したとき故障通報を実施する。このとき（Ｓ６）、鉄塔
部装置は、携帯電話器を回線に接続（オフフック）し、
中央処理装置に対して呼び出し音を複数回コールする
（Ｓ７）。この呼び出しに対して中央処理装置が回線に
接続してきたら、データを送信する（Ｓ８）。
【００１２】一方、中央処理装置７は、呼び出し音が複
数回コールされた着信に対して接続処理を行う（Ｓ
９）。この接続により、鉄塔部装置２からの故障通報の
データが中央処理装置７に取り込まれる（Ｓ１０）。
数回コールされた着信に対して接続処理を行う（Ｓ
９）。この接続により、鉄塔部装置２からの故障通報の
データが中央処理装置７に取り込まれる（Ｓ１０）。
【００１３】中央処理装置７は、呼び出し音が１回コー
ルされただけの着信に対しては接続処理を行なわず、こ
の着信を定時通報であると認識する。そして、中央処理
装置は、発信電話番号表示サービス対応アダプタから発
信元の電話番号を取り込み、この電話番号から発信元鉄
塔部装置を認識する（Ｓ４）。この定時通報により、当
該鉄塔部装置が正常に動作していることがわかる（Ｓ
５）。
ルされただけの着信に対しては接続処理を行なわず、こ
の着信を定時通報であると認識する。そして、中央処理
装置は、発信電話番号表示サービス対応アダプタから発
信元の電話番号を取り込み、この電話番号から発信元鉄
塔部装置を認識する（Ｓ４）。この定時通報により、当
該鉄塔部装置が正常に動作していることがわかる（Ｓ
５）。
【００１４】以上のように、鉄塔部装置２において定時
通報の呼び出し音を１回コールとし、中央処理装置７で
は、呼び出し音が１回コールであったことを以て定時通
報を認識するので、通信料金を課金されることなく、鉄
塔部装置２から中央処理装置７へ鉄塔部装置２の動作正
常を伝達することができる。また、ナンバーディスプレ
イを利用することにより、定時通報を出してきた鉄塔部
装置２を容易に特定することができる。
通報の呼び出し音を１回コールとし、中央処理装置７で
は、呼び出し音が１回コールであったことを以て定時通
報を認識するので、通信料金を課金されることなく、鉄
塔部装置２から中央処理装置７へ鉄塔部装置２の動作正
常を伝達することができる。また、ナンバーディスプレ
イを利用することにより、定時通報を出してきた鉄塔部
装置２を容易に特定することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【００１６】（１）通信料金を必要最小限に抑えなが
ら、鉄塔部装置の動作正常を認識することができると共
に、随時の故障通報を確実に受け取ることができる。
ら、鉄塔部装置の動作正常を認識することができると共
に、随時の故障通報を確実に受け取ることができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す架空送電線保守監視
システムの伝送系の構成図である。
システムの伝送系の構成図である。
【図２】本発明の架空送電線保守監視システムにおける
故障通報及び定時通報の手順図である。
故障通報及び定時通報の手順図である。
１ 鉄塔部 ２ 鉄塔部装置 ３ 携帯電話器 ５ 発信電話番号表示サービス対応アダプタ ７ 中央処理装置 ８ 公衆回線網
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5G367 AA01 AC01 AD13 5K048 AA00 BA32 CA08 DA02 DB01 DC01 DC07 EA11 EB08 EB12 FB08 FB11 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 5K101 KK13 LL01 LL03 LL11 MM05 MM06 MM07 NN12 NN18 NN34 PP03 RR12 RR13 RR25 SS07 TT01 TT06 UU05 UU16
Claims (2)
- 【請求項１】 架空送電線の鉄塔部に取り付けた鉄塔部
装置から遠隔に設置された中央処理装置へ電話回線を介
して通報を行う架空送電線保守監視システムにおいて、
前記鉄塔部装置は、前記中央処理装置を呼び出すとき
に、鉄塔部装置の動作正常を知らせる定時通報の呼び出
し音を１回コールとし、送電線故障を知らせる故障通報
の呼び出し音を複数回コールとし、前記中央処理装置
は、呼び出し音が複数回コールのときのみ接続処理を行
い、呼び出し音が１回コールのときは接続処理を行わず
に、呼び出し音が１回コールであったことを以て定時通
報を認識することを特徴とする架空送電線保守監視シス
テム。 - 【請求項２】 前記中央処理装置は、呼び出し音が１回
コールのとき、発信電話番号表示から発信元鉄塔部装置
を認識することを特徴とする請求項１記載の架空送電線
保守監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184533A JP2001358844A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 架空送電線保守監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184533A JP2001358844A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 架空送電線保守監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001358844A true JP2001358844A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18684966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000184533A Pending JP2001358844A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 架空送電線保守監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001358844A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002359693A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Chubu Electric Power Co Inc | 遠隔監視システム |
-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000184533A patent/JP2001358844A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002359693A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Chubu Electric Power Co Inc | 遠隔監視システム |
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