JPH03289141A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03289141A
JPH03289141A JP9009690A JP9009690A JPH03289141A JP H03289141 A JPH03289141 A JP H03289141A JP 9009690 A JP9009690 A JP 9009690A JP 9009690 A JP9009690 A JP 9009690A JP H03289141 A JPH03289141 A JP H03289141A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、蓄積層を利用した縦型MO8半導体装置の製
造方法に関する。
〔従来技術〕
従来の蓄積層を利用したMO8半導体装置としては、特
開昭55−108768号公報(静電誘導サイリスタ)
がある。
第4図に、上記公報に記載されている断面構造図の一つ
を引用して示す。なお、図中の番号は、便宜のため付は
直した。
第4図において、1はn−ドレイン領域、20はP+型
領域、11はドレイン電極であり、P+領域20とはオ
ーミック接続している。3はn+ソース領域、2はゲー
ト電極であり、ドレイン領域1およびソース領域3とは
ゲート絶縁膜4によって絶縁されている。ゲート絶縁膜
4のドレイン電極11と対向する面の膜厚は、耐圧を高
くするために厚くつくられている。また33はソース電
極であり、ソース領域3とオーミック接続している。
なお、第4図では絶縁ゲートとソース領域からなる構造
単位が2個半示されているが、全体のチップにはこのよ
うな構造単位がさらに複数並列に配置されているもので
ある。
ドレイン領域3のうちで2つの絶縁ゲートに挟まれた部
分を、このデバイス構造の「チャネル」と呼ぶことにし
1図中Hで表わされる2つの絶縁ゲート間の髭離を「チ
ャネル領域の厚み」、図中のLを「チャネル長」と呼ぶ
ことにする。
なお、前記公報はサイリスタの特許であり、第4図の構
造はP+型領域20を有していることによってバイポー
ラ素子になっている。
一方、後述する本発明の製造方法によって実現される半
導体装置にはP+領域20の記述はなく。
ユニポーラ素子であるが、ソース領域およびゲート電極
の構造は同じであり、P+領域20の有無はこれらの機
能、構造に影響するものではない。
まず、上記のごとき蓄積層を利用したMO8半導体素子
の動作について簡単に説明する。
ソース電極33は接地され、ドレイン電極11には正の
電圧が印加される。そしてゲート電極2が接地されるか
若しくはしかるべき負の電位が印加され、チャネル領域
に空乏層が展開されていると、伝導電子はソース領域3
から流れ出ることができず電流は遮断される。また、ゲ
ート電極の負電位が取り払われ、チャネル領域の空乏層
が消滅するか、或はしかるべき正の電位が印加され、絶
縁ゲート周辺に電子の蓄vX層が形成されると、ソース
領域とドレイン領域は導通し、主電流が流れる。IIl
!aゲート周辺に蓄積層が形成されると、蓄積層の導電
率は低いのでチャネル領域分の抵抗はドレイン領域のド
リフト抵抗に比べて殆ど無視し得るくらいになる。
また、上記の構造では、ソース領域3から伝導電子が放
出されると、ドレイン側のP+領域20から少数キャリ
アである正孔が注入され、n−ドレイン領域1の抵抗は
伝導度変調効果によってさらに低くなる。
しかし、上記のような構造にあってはチャネル構造に以
下のような制限がある。すなわち、前述したように主電
流の遮断は絶縁ゲート周辺に展開される空乏層によるわ
けであるが、接合ゲートと異なり絶縁ゲートの場合には
、ゲート絶縁膜周辺に少数キャリアの反転層が形成され
ることにより、展開し得る空乏層の幅には限界がある。
そのためチャネル領域の不純物濃度Noとチャネル領域
の厚みHには、下記(1)式で与えられる制限ができる
q  −ND 上式において、qは素電荷、εはトレイン領域の半導体
の誘電率である。また、φfは半導体のフェルミポテン
シャルの絶対値であり、下記(2)式で与えられる。
q         Nr 上式において、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、N
rはドレイン領域の半導体の真性キャリア濃度である。
上記(1)式の意味は、チャネル領域の厚みHの値を、
一方の絶縁ゲートが展開し得る空乏層幅の2倍以下にす
る必要があることを示している。
上記Hの値が式の右辺よりも大きくなると、ゲートにい
くら電圧を印加しても電流を遮断することが出来なくな
る。
数値の一例を示すと、半導体がシリコンの場合、ドレイ
ン領域の不純物濃度が1×1014C111−3ではゲ
ート間隔は4.8pm以下、I X l 015am−
3では1.7μm以下であることが要求される。
ところが、低耐圧用デバイスなどのように不純物濃度が
成る程度高いことが要求される場合には、上記の制限に
適応した微細な構造を形成することが困難になる。
上記の「チャネル領域の厚みの制限」を回避する方法と
して、特公昭62−44698号公報(絶縁ゲート型ト
ランジスタ)に記載されているようなものが提案されて
いる。
上記のデバイスは、駆動用のU字型絶縁ゲートの近傍に
もう一つの固定電位の制御ゲートを設け、この制御ゲー
トの電位によってデバイスの緒特性を制御する構造にな
っている。
なお、固定電位の制御ゲートは、pn接合ゲートでもシ
ョットキーゲートでも、もちろん別系統の絶縁ゲートで
もよい。
上記のデバイスにおいて、接合ゲートを用い、制御ゲー
トをソース電位に固定した場合の断面図を第5図(、)
に示す。
第5図において、1はn型ドレイン領域、11はドレイ
ン電極であり、ドレイン領域1とはオーミック接続して
いる。2はn”型ソース領域、3は駆動用のゲート電極
であり、ドレイン領域1およびソース領域2とはゲート
絶縁膜4によって絶縁されている。5は層間絶R膜、6
はP型頭域で第2の制御ゲートである。ソース電極22
はP型頭域6とソース領域2に電気的に接続している。
p型頭域の不純物濃度が濃ければ、ビルドイン空乏層は
殆どn型ドレイン領域に展開され、前記(1)式で示し
た制限外でもゲート電極の展開する空乏層との干渉によ
ってチャネル領域(2種のゲートに挟まれたドレイン領
域)を電気的に遮断することが出来る。なお、電流の導
通は先の従来例と同様に、絶縁ゲート周辺に蓄積層を形
成することによって得られる。
また、第5図(b)に示すように、別個の端子66を設
け、制御ゲート6に負の固定電位を印加する方法もある
上記第5図(a)、(b)における制御用ゲート6の形
成方法としては、第5図(c)に示すように、M縁ゲー
トの間にフォトプロセスで選択的にP型不純物をイオン
注入し、拡散させて第5図(a)の構造を形成する方法
が最も一般的である。
なお、第5図(c)において、100はレジスト、60
0はP型不純物がイオン注入された領域を示す。
また、別な方法としては、第5図(d)に示すように、
(Q)と同様にフォトプロセスを用いて第1の絶縁ゲー
トの間の特定の領域に溝を形成し、溝の内側にp型不純
物を拡散させる方法もある。
或は、そのまま金属を埋設してショットキー接合にする
方法なども考えられる。
しかし、上記の方法においては、次のごとき問題がある
まず第1の問題は、デバイスのしきい値の偏りに関する
問題である。すなわち、第2の制御ゲート(以下、「第
2ゲート」と記載)形成のためのフォトマスクの「合わ
せ」がずれると、第2ゲートを挟む左右のチャネルのし
きい値が違ってくる。
これはデバイスの特性上好ましくない。
また、第2の問題は、デバイスの電流容量を上げるため
にパターンを微細化していく際の問題である。上記第1
の問題も考慮して、チャネル領域のサイズは、フォト装
置の合わせ精度の5〜10倍程度程度定しておく必要が
ある。第2ゲートを形成する際にフォトプロセスを用い
るならば、このことは避けて通れない。−例を挙げると
、最小形成可能パターンサイズが3μm、合わせ精度が
0.5μmのフォト装置を使うとすれば、デバイス構造
の最小単位の大きさは、凡そ6〜8μm程度がパターン
縮小の限界になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、第一の従来例の構造では、チャネル領域
の遮断が可能なチャネルの厚みに制限があり、チャネル
領域の不純物濃度の高い低耐圧のデバイスには適応が困
難であった。
また、第二の従来例の構造では、上記のごとき第一の従
来の問題は回避できるが、フォトプロセスの精度の限界
により、しきい値の制御や電流容量を増すためのパター
ンの微細化に際して限界がある、という問題があった。
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決するため
になされたものであり、ドレイン領域とソース領域との
間に、ソース領域と同電位の金属によるショットキー接
合とIIl!Imゲート電極によって挾まれたチャネル
領域を有する蓄積層利用型の縦型MOS半導体装置の製
造方法において、適切な微細化を実現し、工業的に簡便
な製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、特許請
求の範囲に記載するように構成している。
すなわち、本発明においては、蓄積層を利用したMOS
半導体装置の製造工程において、絶縁ゲート用の縦型溝
を形成するにあたり、基板上にパターニングされたマス
ク材越しに、初めにサイドエッチの生じる等方性エツチ
ングによって基板の一部を蝕刻し、その後に同一マスク
によって表面に垂直に異方性エツチングすることにより
、庇をもつ形状のT字型の絶縁ゲートを形成し、この庇
をマスクにして基板を表面から垂直に異方性エツチング
し、この溝に金属を埋設することにより、庇の下に残っ
た基板領域をチャネル領域とするように構成したもので
ある。
〔作用〕
上記の方法によれば、チャネルの厚みHは、最初の基板
の等方エツチングのサイドエッチの大きさによって制御
され、0.2〜2μm程度まで、ばらつき少なく制御す
ることが出来る。したがって、不純物濃度が濃い基板の
場合でもチャネルの遮断が可能であり、微細化な構造単
位を実現し得る。また、不純物密度が薄い場合でもチャ
ネルの厚みが薄くても不都合はなく、微細なパターンに
よって単位面積当たりのチャネルの密度を向上させ、電
流容量を上げることが出来る。
〔発明の実施例〕
本発明の製造方法を説明する前に、本発明の製造方法に
よって実現される半導体装置の一例の構造と動作原理に
ついて説明する。
第2図はn型シリコンを基板にした場合の一例の主要部
断面図である。
第2図において、1はn−型ドレイン領域、11はトレ
イン電極、3はn+型ソース領域、33はドレイン領域
とショットキー接合する金属で、ソース領域3とも接続
しているソース電極である。
また、2はゲート電極であり、金属またはp冬型にドー
プされたポリシリコンからなる。4はゲート酸化膜、5
は層間絶縁膜である。
また、ドレイン領域中の絶縁ゲート電極とショットキー
接合に挟まれた部分を、この半導体装置の「チャネル」
と呼ぶことにする。また、絶縁ゲート電極とショットキ
ー接合との距離H(以後、これを「チャネルの厚み」と
記載)は、ショットキー接合のゼロバイアス状態の空乏
層の厚さよりも短い。
なお、チャネルの長さLがチャネルの厚みHと同程度若
しくはそれ以下の場合は、デバイスの特性は3極管特性
となり、LがHの3倍程度以上の場合は5極管特性に近
くなる。
このデバイスは、ソース電極33は接地し、ドレイン電
極11には正の電圧を印加して使用する。
ゲート電極2が接地状態のときは、ゲート電極2の材料
とチャネル領域との仕事関数差ならびにソース電極33
によるショットキー接合の効果により、チャネル領域は
空乏化されてドレイン・ソース間に電流は流れない。ま
た、ゲート電極2に正の電位を印加すると、ゲート絵縁
膜周辺に蓄積層が形成され、ドレイン・ソース間は導通
する。
第3図は、第2図中のA−A’断面に沿ったバンド構造
を示した図であり、便宜のため伝導帯の下端線のみを示
す。図中、φBは第2図中のドレイン領域1とソース電
極33とのなすショットキー接合の障壁の高さである。
そして第3図(a)はゲート電圧がOボルトの場合、第
3図(b)はゲートに然るべき正電位を印加して絶縁ゲ
ート周辺に蓄積層が形成された状態を示している。
ゲート電圧がOボルトの場合には、第3図<a>のよう
に、チャネル領域は、ショットキー障壁と、ゲート電極
材料とチャネル領域との半導体の仕事関数差によって空
乏化していて電子は流れない。
また、ゲートにしかるべき正の電位が印加された場合に
は、第3図(b)のように、ゲート絶縁膜周辺に蓄積層
が形成されてソース領域とドレイン領域とを電気的に接
続する。
次に、前記第2図に示した半導体装置の製造方法を第1
図に基づいて説明する。
第1図は、本発明の製造方法の一実施例の工程示す断面
図である。
まず、第1図(a)に示すごとく、ドレイン領域1とな
るn型半導体基板の表面にn+型頭領領域3形成る。こ
れはエピタキシャル成長法に依っても表面からの不純物
拡散に依っても構わない。
この基板の表面に、薄い酸化膜100.LOCO8用の
窒化珪素膜101およびエツチング保護用の酸化膜10
2を順次形成し、ゲート電極を形成する場所の三層膜を
異方性ドライエツチングによって蝕刻する。
次に、第1図(b)に示すごとく、等方性エツチングに
より1表面のn++域3を浅くエツチングする。このと
き、マスク下にサイドエッチが生じる。このサイドエッ
チの量が将来のチャネルの厚みHを決める。このサイド
エッチの量は、凡そ0.2〜2μm程度まで、ばらつき
少なく制御することが可能である。
次に、第1図(C)に示すごとく、異方性ドライエツチ
ングにより、n−型領域1の一部にまで基板をエツチン
グする。
次に、エツチングによって形成された溝の内部を犠牲酸
化によって20nm程度除去する。このとき酸化WA1
00のうち、サイドエッチによって露出した部分も除去
される。その後、ウェットエツチングによってマスク下
の窒化珪素膜101を除去し、第1図(d)に示すごと
き形状にする。
次に、第1図(e)に示すごとく、ゲート酸化膜4を形
成し、さらにP+ドープしたポリシリコン(2の部分)
を溝に埋め込み、表面を平坦化する。
次に、第1図(f)に示すごとく、LOGO8酸化法に
よって露出したポリシリコン表面を酸化して眉間絶縁膜
5を形成し、ゲート電極2を他から絶縁する。
次に、第1図(g)に示すごとく、マスクの窒化珪素膜
101とその下の薄い酸化膜100を除去し、異方性ド
ライエツチングによって基板を蝕刻する。するとゲート
酸化膜4の側面に、ゲート形成時の等方性エツチングに
よって出来たサイドエッチ部のひさしによって、シリコ
ンの薄いサイドウオールが形成される。この部分がチャ
ネル領域となる。
次に、第工図(h)に示すごとく、上記の蝕刻して形成
した溝に基板n−領域とショットキー接合する金属を埋
め込む。この金属は表面のn1領域とはオーミックコン
タクトしてソース電極33となる。
上記のごとき(a)〜(h)の工程によって前記第2図
のごとき半導体装置が完成する。
上記のように、本発明においては、縦型の絶縁ゲートを
形成するにあたり、マスク材越しに、先ずサイドエッチ
の生じる等方性エツチングによって半導体の基板の一部
を蝕刻し、後に同じマスクによって異方性のドライエツ
チングを施すことにより、庇のあるT字型断面形状の絶
縁ゲートを形成し、次にこの絶縁ゲートをマスクにして
基板領域を異方性ドライエツチングし、庇の下にある絶
縁ゲートの側壁に半導体領域を残し、その基板領域の異
方性ドライエツチングによる溝に、その基板とショット
キー接合する金属を埋設し、MJI)ゲー]−側壁の半
導体領域をチャネル領域とする。
チャネルの厚みHは絶縁ゲート形成時の等方性エツチン
グのサイドエッチの量によって定まり、およそ0.2〜
2μm程度の範囲でばらつき少なく制御される。
従来技術による方法では、前記第2図のソース電極33
を形成するのにフォトプロセスを用いるのが、その手法
ではフ第1〜装置の最小形成可能パターンサイズを3μ
mとすると、ゲート用のパターンとの重ね合わせも考え
て、デバイスの構造単位(第2図では構造単位の半分が
示されている)の大きさは7μm以上にならざるを得な
い。しかし、本発明の製造方法によれば、この部分を上
記のごとくセルファライン方式で形成するため、デバイ
スの構造単位は3μm程度にまで縮小することができる
。また、これによって基板不純物濃度の高い、低耐圧用
デバイスにも応用することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく本発明においては、従来フォトプロ
セスで形成していたショットキー接合する電極を、庇の
あるT字型の絶縁ゲートを利用してセルファライン方式
で形成することにより、チャネルの厚みを従来より1桁
程度小さく、かつ精密に作ることが出来る。そのためデ
バイスの構造単位を小さくして素子の電流容量を高め、
かつ基板不純物濃度の高い低耐圧の素子にも応用するこ
とが出来る、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の一実施例を示す断面図、第
2図は本発明の製造方法によって実現される半導体装置
の一例の主要部断面図、第3図は第2図中のA−A’断
面に沿ったバンド構造を示す図であり、(、)は第2図
の半導体装置が阻止状態の場合を示す図、(b)は導通
状態の場合を示す図、第4図および第5図はそれぞれ従
来装置の一例の断面図である。 く符号の説明〉 工・・・n−型ドレイン領域 2・・・ゲート電極 3・・・n++ソース領域 4・・・ゲート酸化膜 5・・・層間絶縁膜 1工・・・ドレイン電極 20・・・p+型領領 域3・・・ソース電極 100・・酸化膜 101・・・窒化珪素膜 102・・・酸化膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ドレイン領域となる第一導電型半導体基体の一主面の
    表面に接して内部に形成された第一導電型の高濃度不純
    物領域からなるソース領域を有し、上記ソース領域に接
    して上記ソース領域と同電位の金属からなるショットキ
    ー接合と絶縁ゲート電極とによって挟まれた領域を有す
    る半導体装置を製造する方法において、 上記半導体基体表面に形成されたエッチング用マスク材
    をパターンニングする工程と、 上記パターン上から上記半導体基体を等方性エッチング
    する工程と、 上記パターン上から上記半導体基体を異方性エッチング
    する工程と、 エッチングされた溝の内壁にゲート酸化膜を形成する工
    程と、 上記溝内に導電性ゲート材料を埋め込む工程と、上記導
    電性ゲート材料の表面を絶縁物で被覆して上記半導体基
    体と絶縁し、導電性ゲートとその表面の絶縁膜とからな
    る絶縁ゲートを形成する工程と、 上記絶縁ゲートをマスクにして上記半導体基体を異方性
    エッチングし、上記絶縁ゲートの側壁に上記半導体基体
    のサイドウォールを形成する工程と、 上記サイドウォールに接してショットキー接合する金属
    電極を形成する工程と、を少なくとも含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
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