JPH0328798Y2 - - Google Patents

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JPH0328798Y2
JPH0328798Y2 JP7241386U JP7241386U JPH0328798Y2 JP H0328798 Y2 JPH0328798 Y2 JP H0328798Y2 JP 7241386 U JP7241386 U JP 7241386U JP 7241386 U JP7241386 U JP 7241386U JP H0328798 Y2 JPH0328798 Y2 JP H0328798Y2
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cold
salt water
tank
cold brine
cleaning tank
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JP7241386U
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JPS62181189U (ja
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、冷塩水処理装置の気泡除去装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
魚、肉あるいは青果物等の生鮮食品を0℃程度
に保持された冷塩水に浸漬して生鮮食品の鮮度を
維持することは普通に行なわれている。
冷塩水を用いる処理装置の従来技術として、特
開昭61−15674号に示されたものが存在する。こ
の冷塩水処理装置は、食品投入槽内に充填した冷
塩水の温度を0℃程度に保持し、その冷塩水に生
鮮食品を浸漬して品温を下げるようにしている。
また、食品投入槽内の底部に気泡発生器を設け、
その気泡発生器から冷塩水中に噴出するオゾンに
よつて生鮮食品を殺菌し、かつ洗浄処理を施すよ
うにしている。
ところで、上記のような冷塩水処理装置におい
ては、オゾンの噴出によつて冷塩水の表面に不純
物や雑菌を含む気泡が浮遊し、その気泡が破壊す
ると、不純物が生鮮食品に再度付着するため、気
泡を除去する必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の処理装置においては、食品投入
槽に隣接して濾過槽を設け、濾過槽にオーバーフ
ローする冷塩水を濾過処理したのち、処理液を食
品投入槽に戻し、冷塩水の循環によつてその冷塩
水の表面に濾過槽に向く流れを生じさせるように
しているが、冷塩水の表面の流れだけでは気泡の
流れが悪く、気泡を効果的に除去することができ
ないという不都合がある。
そこで、この考案は、洗浄槽の冷塩水の表面に
浮遊する気泡を効果的に除去することができるよ
うにした気泡除去装置を提供することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は、冷
塩水を充填した洗浄槽の前後壁および両側壁のう
ち、少なくとも一つの壁を他の残りの壁よりも低
くしてオーバーフロー壁とし、そのオーバーフロ
ー壁の対向位置には冷塩水表面部に沿つて流体を
噴射する流体噴射ノズルを設けた構成としたもの
である。
ここで、流体噴射ノズルから噴射する流体とし
ては、水やエアを用いることができ、その流体の
噴射位置は、冷塩水の表層部であつてもよく、あ
るいは冷塩水の表面より上方であつてもよい。ノ
ズルから流体を噴射することにより、冷塩水の表
面に浮遊する気泡は強制的にオーバーフロー壁に
向けて送られるため、上記気泡を効果的に除去す
ることができる。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
〔実施例〕
図示のように、処理槽1の内部にはオーバーフ
ロー用の隔壁2が設けられ、その隔壁2によつて
処理槽1の内部に洗浄槽3と濾過槽4とが形成さ
れている。
上記洗浄槽3の内部にはバスケツトAの支持棚
5が設けられ、その支持棚5の下方にフレオンガ
スなどの冷媒を流通させた冷却管6が配置され、
その冷却管6との熱交換によつて洗浄槽3の内部
に充填した冷塩水が所定の処理温度に保持され
る。
また、洗浄槽3内の底部にはオゾン供給管7が
配置され、そのオゾン供給管7に複数の気泡発生
器8が接続されている。オゾン供給管7は処理槽
1の底板を貫通して外部に露出し、その露出部分
に送風ポンプ9が接続され、この送風ポンプ9の
吸込側にオゾン発生器10が接続され、上記送風
ポンプ9を駆動すると、オゾン発生器10によつ
て形成されたオゾンがオゾン供給管7の内部に流
れ、気泡発生器8から冷塩水中に噴出されるよう
になつている。
前記濾過槽4の上部にはフイルタ11が設けら
れ、洗浄槽3からオーバーフローして濾過槽4に
流入する冷塩水は、上記フイルタ11によつて濾
過される。この濾過槽4の底部と前記洗浄槽3の
底部とは循環路12によつて連通し、その循環路
12の途中に循環ポンプ13が接続され、上記ポ
ンプの駆動によつて濾過槽4の底部の処理水が洗
浄槽3に送り込まれる。
循環ポンプ13の吐出路には分岐路14が設け
られ、その分岐路14は処理槽1の側壁に沿つて
立ち上がり、その先端部は水平方向に延びてい
る。この水平方向に延びる部分には、複数の流体
噴射ノズル15が所要の間隔をおいて設けられ、
前記循環ポンプ13の駆動によつて循環路12を
流動する処理水の一部が上記ノズル15から処理
槽1の前記オーバーフロー用隔壁2に向けて噴射
される。この場合、噴射液を処理液の表面に沿つ
て噴射させるようにしてもよく、あるいは、処理
液の表層部に沿つて噴射させるようにしてもよ
い。
前記オーバーフロー用隔壁2の上縁には濾過層
4に向けて下り勾配をもつて傾斜する案内板16
が設けられ、その案内板16の側方に所要の間隔
をおいて気泡排出筒17の上部開口が臨み、案内
板16から落下する気泡を気泡排出筒17で受け
るようになつている。この気泡排出筒17は、扁
平な角形をなし、その下端部は濾過槽4の底壁を
貫通し、濾過槽4の外部に気泡を導くようになつ
ている。
実施例で示す冷塩水処理装置は上記の構造から
成り、生鮮食品の鮮度維持に際しては、冷却管6
の内部に冷媒を供給してその冷却管6との熱交換
によつて洗浄槽3内の冷塩水の温度を所定の温度
に保持する。
また、送風ポンプ9を駆動して気泡発生器8か
らオゾンを噴出し、冷塩水を殺菌処理する。
さらに、循環管ポンプ13を駆動して洗浄槽3
と濾過槽4との間において冷塩水を循環し、その
循環途中において冷塩水を濾過し、同時に流体噴
射ノズル15から濾過処理液を噴射させる。
このような状態において、生鮮食品を入れたバ
スケツトAを洗浄槽3の冷塩水中に浸漬すると、
気泡発生器8から噴出するオゾンによつて生鮮食
品は殺菌洗浄され、かつ食品の温度が下がり、生
鮮食品の鮮度を保持することができる。このと
き、冷塩水の表面には、不純物や雑菌を含む気泡
が浮遊し、その気泡は流体噴射ノズル15から噴
射する処理水によつてオーバーフロー用隔壁2に
向けて強制的に送られ、その隔壁2をオーバーフ
ローする。このため、洗浄槽3の気泡を効果的に
除去することができ、気泡の破壊によつて不純物
が生鮮食品に再度付着するのを防止することがで
きる。
なお、隔壁2をオーバーフローし、気泡排出筒
17内に流れ落ちる気泡は、処理槽の外部に導き
出される。
実施例の場合は、ノズル15から処理液を噴射
させるようにしたが、エアを噴射させるようにし
てもよい。
〔効果〕
以上のように、この考案は、オーバーフロー用
隔壁の対向位置に流体噴射ノズルを設け、その流
体噴射ノズルから冷塩水の表面に沿つて流体を噴
射させるようにしたので、洗浄槽の冷塩水表面に
浮遊する気泡を洗浄槽の外部に効果的に排除する
ことができる。このため気泡の破壊によつて気泡
に含まれた不純物が生鮮食品に再度付着するのを
防止することができ、生鮮食品の殺菌洗浄処理を
効果的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る除去装置を組込んだ
冷塩水処理装置の縦断正面図、第2図は同上の平
面図である。 2……オーバーフロー用隔壁、3……洗浄槽、
8……気泡発生器、15……流体噴射ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷塩水を充填した洗浄槽内の底部に気泡発生器
    を設け、その気泡発生器から冷塩水内にオゾンを
    噴出して上記冷塩水に浸漬した食品を殺菌し、か
    つ洗浄する冷塩水処理装置において、上記洗浄槽
    の前後壁および両側壁のうちの少なくとも一つの
    壁を他の残りの壁より低くしてオーバーフロー壁
    とし、そのオーバーフロー壁の対向位置には冷塩
    水の表面部に沿つて流体を噴射する流体噴射ノズ
    ルを設けたことを特徴とする冷塩水処理装置の気
    泡除去装置。
JP7241386U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH0328798Y2 (ja)

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JP7241386U JPH0328798Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JPS62181189U JPS62181189U (ja) 1987-11-17
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