JPH03286291A - 自動販売機用冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は缶飲料などを販売する自動販売機用冷凍装置に
関するものである。

従来の技術 ホット飲料またはコールド飲料を販売する自動販売機は
第３図に示すように構成されている。

自動販売機本体１と前面扉２とで囲まれた自動販売機内
部には断熱構造の内箱３が設けられている。内箱本体４
と内扉５とで囲まれた庫内には、商品の缶飲料６を積み
上げてストックしておく商品ストッカ７が設置されてい
る。内箱３の底部には蒸発器８とシーズヒータ９および
ファンＩＯが設けられており、自動販売機本体１の底部
には圧縮機１１と凝縮器１２などが据え付けられており
、圧縮機１１と凝縮器１２ならびに蒸発器８は冷凍サイ
クルを形成している。

コールド飲料を取り扱う場合には、シーズヒータ９をオ
フして冷凍サイクルを運転して、蒸発器８を通過する空
気流Ａによって庫内３を冷やしている。

第４図に示すように、庫内３を隔壁１３で複数の庫内１
４．、１４□、１４３に分割して、各庫内１４、〜１４
３に商品ストッカ７を設置し、ホット飲料とコールド飲
料を販売する自動販売機では、庫内１４□〜１４３の冷
却状態と加温状態とを選択できるように、庫内１４、に
は第１の蒸発器８□と第１のファン１０．を設け、庫内
Ｉ４°には第１のシーズヒータ９□と第２のファンＩＯ
３を設け、庫内１４３には第２の蒸発器８□と第３のフ
ァン１０３を設けて、第１の蒸発器８□と第２の蒸発器
８°をキャピラリーチューブ１５ｒ　、　１５□と配管
１６を介して共通の圧縮機１１と凝縮器１２に接続して
冷凍装置を完成させている。１７は電磁弁である。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、庫内１４．と庫内１４３の
ように別々の蒸発器８１，８°を設けることが必要で、
内箱３の区画数が増加した場合には蒸発器の数が増加す
るとともに冷凍サイクルが更に複雑になる問題がある。

本発明は内箱３の区画数が増加した場合にも蒸発器の数
が増加せず、冷凍サイクルが簡潔な自動販売機用冷凍装
置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の自動販売機用冷凍装置は、一組の冷凍設備と、
この冷凍設備の冷気吐出口と吸入口を自動販売機内の複
数の庫内に接続するダクトと、前記ダクトの吐出側開口
と吸入側開口を開閉するシャッタとを設けたことを特徴
とする。

作用 この構成によると、一組の冷凍設備の冷気吐出口から出
た冷気はダクトを介して各庫内に分配される。各庫内を
通過した冷気はダクトを介して前記冷凍設備の吸入口に
戻される。

庫内を加温する場合には、シャッタを閉塞することで庫
内が密閉される。したがって、庫内にヒータを設置して
おくと密閉された庫内が加温される。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図と第２図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第３図と第４図と同様の作
用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。

本発明の自動販売機用冷凍装置は第２図に示すように、
隔壁１３で区画された区画１４１〜１４３に対して、蒸
発器８と圧縮機１１と凝縮器１２などから構成された一
組の冷凍サイクルが設けられている。ここで冷凍器ユニ
ットは、隔壁１７の片側に圧縮機１１と凝縮器１２を据
え付けて、隔壁１７の反対側に、蒸発器８を中央にして
その吸い込み側と吐き出し側に蒸発器８の風通路に連通
した吸引室１８と吐出室１９が形成されている。また、
吐出室１９には蒸発器８に近接してファン１０が設けら
れている。庫内１４□〜１４３の背板の上部と底板には
孔２０１〜２０３．２１□〜２１３が穿設されており、
孔２０□〜２０３はそれぞれ第１のダクト２２１〜２２
３を介して吸引室１８の吸込口２３□〜２３３に接続さ
れ、孔２１１〜２１３は第２のダクト２４１〜２４３を
介して吐出室１９の吐出口２５□〜２５３に接続されて
いる。

第１図は第２図に示した構造の具体例を示す。

ここでは孔２０□〜２０３は内箱３の底部に穿設されて
いる。庫内１４１〜１４３の何れについても同様である
ため、ここでは庫内１４３について説明する。

内箱ａと通路部材２６とで吸い込み側通路が形成されて
おり、内箱３の底部側で自動販売機の前後方向にスライ
ド自在に支持されたシャッタ２７が設けられており、シ
ャッタ２７によって孔２０３、２１３が開閉される。庫
内１４３にはシーズヒータ９とファン２８が設置されて
いる。

このように構成したため、各庫内１４□〜１４３ごとに
設けられているシャッタ２７を全て開放状態にすると、
吐出口２５□、２５°、２５３から出た冷気が第２のダ
クト２４．、２４°、２４３を介して孔２１□、２１□
、２１３から庫内１４□〜１４３に分配されて商品が冷
やされる。

庫内１４□、　１４□をコールド商品、庫内１４３をホ
ット商品の取り扱い状態にする場合には、庫内１４３の
シャッタ２７を第１図に示した状態から自動販売機の奥
側に押し込むと、孔２１３．２０３が閉塞されて庫内１
４３に冷気が流れ込まない状態になって、庫内１４３に
内蔵されたシーズヒータ９とモータ２８に通電すると、
庫内１４３だけが加温される。

このように構成したため、庫内１４１〜１４３ごとに蒸
発器を内蔵させずとも済むため、冷凍サイクルを簡潔に
でき、庫内１４１〜１４３の使用できる容積が増加し、
商品の収容数を増加させることもできる。

さらにシャッタ２７を設けたため、選択的に加温状態に
切り換えることもできる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、一組の冷凍設備と、この
冷凍設備の冷気吐出口と吸入口を自動販売機内の複数の
庫内に接続するダクトとを設けたため、従来のように庫
内ごとに蒸発器を内蔵させずとも済むため、冷凍サイク
ルを簡潔に構成することができる。

さらに、ダクトの吐出側開口と吸入側開口を開閉するシ
ャッタが設けられているため、冷却状態の庫内と加温状
態の庫内とを取り混ぜた状態で運転することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動販売機用冷凍装置を採用した自動
販売機の縦断面図、第２図は同装置の概略構成の説明図
、第３図は自動販売機の縦断面図、第４図は自動販売機
内箱の水平断面と従来の自動販売機用冷凍装置の構成図
である。 ３・・・内箱、８・・・蒸発器、１１・・・圧縮機、１
２・・・凝縮器、１４１〜１４３・・・庫内、１８・・
・吸入室、１９・・・吐出室、２０１〜２０．、２１１
〜２１３・・・孔、２２．〜２２３・・・第１のダクト
、２３１〜２３３・・・吸入口、２４□〜２４３・・・
第２のダクト、２５□〜２５３・・・吐出口、２７・・
・シャッタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一組の冷凍設備と、この冷凍設備の冷気吐出口と吸
   入口を自動販売機内の複数の庫内に接続するダクトと、
   前記ダクトの吐出側開口と吸入側開口を開閉するシャッ
   タとを設けた自動販売機用冷凍装置。