JP2004044937A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】季節の移り変わりや売れ筋商品の変動に対応して複数に区画された上部貯蔵庫を各々独立して冷蔵又は非冷に容易に切り替えることができるようにしたショーケースを提供すること。
【解決手段】冷気循環路4及び貯蔵庫A,Bを上部と下部に区画して、前記冷気循環路4から中間通風路4aを介して区画された下部の貯蔵庫Bに冷気を吹き出す中間冷気吹出口4a’を設けると共に、上部の区画を更に複数部分に区画し、上部と下部の区画境界部に設けた複数の冷気循環量調整ダンパ11により、前記冷気循環路4から上部通風路4bを介して区画された複数の上部貯蔵庫に各々独立して冷気を吹き出す上部冷気吹出口4b’を設け、上部の貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けて、季節の変化に対応した商品陳列を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】冷気循環路4及び貯蔵庫A,Bを上部と下部に区画して、前記冷気循環路4から中間通風路4aを介して区画された下部の貯蔵庫Bに冷気を吹き出す中間冷気吹出口4a’を設けると共に、上部の区画を更に複数部分に区画し、上部と下部の区画境界部に設けた複数の冷気循環量調整ダンパ11により、前記冷気循環路4から上部通風路4bを介して区画された複数の上部貯蔵庫に各々独立して冷気を吹き出す上部冷気吹出口4b’を設け、上部の貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けて、季節の変化に対応した商品陳列を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットやデパート、コンビニエンスストア等において、冷蔵食品等を陳列または保存するためのショーケースに係り、特に複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は前方が開放された従来の複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図で、ショーケース本体01を構成する前面が開放した内箱02と外箱03間には冷気循環通路04が形成されている。この冷気循環通路04の下部には冷却器05と送風機06が配置され、この冷却器05は底部機械室07内に設けられている凝縮器08と圧縮機09と共に冷凍回路を構成している。
【0003】
内箱02は上部貯蔵庫Aと下部貯蔵庫B、Cの3つの貯蔵庫を備え、冷気循環通路04内を循環する冷気の一部は、中間通風路04aを介して中間冷気吹出口04a’より実線矢印の如く吹き出し冷気吸い込み口010より吸い込んで循環し、前方にエアーカーテンを造って下部貯蔵庫B、Cを冷却する。
【0004】
一方、冷気循環通路04内を循環する残りの冷気は上部通風路04bを介して上部冷気吹出口04b’より破線矢印の如く吹き出し、冷気吸い込み口010より吸い込んで循環し上部貯蔵庫Aを冷却する。そして中間通風路04a内には、上部通風路04b側に流れる冷気量を調整できるダンパ011が設けられ、このダンパ011が操作ノブ011aにより図示の如く冷気循環通路04を閉鎖する位置に作動されると、上部通風路04b側への冷気の流れは停止する。
【0005】
したがって、ダンパ011により冷気循環通路04を閉鎖すると、上部貯蔵庫Aは非冷却状態となり、ヒター012に通電して温蔵庫として利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示す従来のショーケースは、上部貯蔵庫Aの収納容積はショーケース本体の設置床面積によって決まるため、例えば、近年多くの店舗に設置されている大型のショーケースの場合、冷蔵、非冷及び温蔵に切換可能な上部貯蔵庫Aは大きな収納容積を得られるが、夏期のように温蔵商品が少なくてもよい場合には広すぎて、ショーケースの収納空間の有効利用に無駄があった。このような状況を回避するために、図5に示す従来のショーケースを連接して複数の上部貯蔵庫を独立させて使用することも考えられるが、冷凍機が複数必要となり設備コストが高くつく欠点を有していた。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、季節の移り変わりや売れ筋商品の変動に対応して複数に区画された上部貯蔵庫を各々独立して冷蔵又は非冷に容易に切り替えることができるようにしたショーケースを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のショーケースは、前方が開放する内箱と外箱の間に冷気循環路を形成し、該冷気循環路内に冷却器及び送風機を配置し、この冷気循環路の上部から下部に向けて吹き出される冷気で前記前方が開放する部分をエアーカーテンで覆って前記内箱内の貯蔵庫を冷却するショーケースにおいて、前記冷気循環路及び貯蔵庫を上部と下部に区画して、前記冷気循環路から中間通風路を介して区画された下部の貯蔵庫に冷気を吹き出す中間冷気吹出口を設けると共に、上部の区画を更に複数部分に区画し、上部と下部の区画境界部に設けた複数の冷気循環量調整ダンパの制御により、前記冷気循環路から上部通風路を介して区画された複数の上部貯蔵庫に各々独立して冷気を吹き出す上部冷気吹出口を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、冷気循環量調整ダンパを制御することで、複数に区画された上部貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0009】
本発明のショーケースにおいて、前記冷気循環量調整ダンパは前記中間通風路内に設けたスライド弁から成り、該スライド弁の操作部は前記中間通風路の下面から突出していることが好ましい。
このようにすれば、スライド弁の操作部が中間通風路の下面から突出しているので、ショーケースの内側から容易に開閉弁の操作ができる。
【0010】
本発明のショーケースにおいて、前記スライド弁は冷気が該スライド弁内を通過できる通路を有していることが好ましい。
このようにすれば、冷気がスライド弁内も流れることができるので中間通風路内における冷気の流れがスムーズとなる。
【0011】
本発明のショーケースにおいて、前記複数の上部貯蔵庫の少なくとも一つは加熱部を有する温蔵庫であることが好ましい。
このようにすれば、温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0012】
本発明のショーケースにおいて、前記加熱部は前記冷気循環量調整ダンパの開閉動作に連動してオン、オフ制御されることが好ましい。
このようにすれば、温蔵庫の作動を冷気循環量調整ダンパの開閉動作に応じて切換えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて図1〜図4を参照して説明する。
図1は本発明の前方が開放された複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図、図2の(a)、(b)はショーケースの断面図であって、冷気循環量調整ダンパの作用説明図、(c)は複数の貯蔵庫の配置構成を示すショーケースの正面図、図3の(a)は図2(c)のA−A断面図、(b)は(a)の正面図であり、図4は冷気循環量調整ダンパの開閉状態を示し、(a)は開放状態を示す部分拡大断面図、(b)は閉鎖状態を示す部分拡大断面図である。
【0014】
先ず、図1には、スーパーマーケット等の店舗内に設置される本発明の適用された冷凍・冷蔵タイプのオープンショーケース1が示されている。
【0015】
オープンショーケース(以下ショーケースと称する)1は、前面が開放した内箱2と外箱3を有するショーケース本体から成り、この内箱2と外箱3間には冷気循環路4が形成されている。この冷気循環路4の下部には冷却器5と送風機6が配置され、この冷却器5は底部機械室7内に設けられている図示しない周知の凝縮器と圧縮機と共に冷凍回路を構成している。
【0016】
内箱2は、上下が上部貯蔵庫Aと下部貯蔵庫Bの2つの貯蔵庫に区画されており、冷気循環路4内を循環する冷気の一部を、後述する中間通風路4a前方の中間冷気吹出口4a′より実線矢印の如く吹き出すと共に、この冷気を冷気吸込み口10より吸い込んで循環させることにより、下部貯蔵庫Bの前方にエアーカーテンを形成してその内部を冷却するようになっている。
【0017】
同様に、冷気循環路4内を更に上方に移動する残りの冷気は、上部通風路4b前方の上部冷気吹出口4b’より破線矢印の如く吹き出すと共に、この冷気を冷気吸込み口10より吸い込んで循環させることにより、上部貯蔵庫Aの前方にエアーカーテンを形成してその内部を冷却するようになっている。
【0018】
また、中間通風路4a内には、上部通風路4b側に流れる冷気量を調整できる冷気循環量調整ダンパとしての板状のスライド弁11が前後に移動可能に支持されており、その下面に突出した操作ノブHを把持してスライド弁11を後方にスライド移動させることで冷気循環路4を閉鎖し、上部通風路4b側への冷気の流れを停止するように構成されている。
【0019】
ここで、中間通風路4aは、後端が冷気循環路4に連通するダクトDで外周が覆われたスライド弁11の下方に形成されており、その前方には中間冷気吹出口4a′が形成されている。
【0020】
従って、上記スライド弁11により冷気循環路4を閉鎖すると、上部貯蔵庫Aは非冷却状態となり、上部貯蔵庫A内の所定箇所に図示しない加熱部となるヒターを設けることで上部貯蔵庫Aを温蔵庫として使用することもできる。
【0021】
次に、本発明の横幅が拡張されて大型化されているショーケースの構造に付き図2(a)〜(c)を参照して詳述する。
【0022】
すなわち、横長に構成されたショーケース1の内箱2は、上部貯蔵庫と下部貯蔵庫から構成されており、上部貯蔵庫は、図2(c)に示すように、隔壁16により左上部貯蔵庫A1と右上部貯蔵庫A2の如く左右に分割された独立した部屋が構成されている。
【0023】
上述したショーケース1内箱2の左下部貯蔵庫B1と右下部貯蔵庫B2は下部貯蔵庫を構成し、両貯蔵庫には仕切はなく常に冷却室を形成しているが、左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2の所定部位には加熱部となるヒータ(不図示)が布設可能になっている。
【0024】
そして、下部貯蔵庫B1、B2と左右上部貯蔵庫A1、A2を連通する各冷気循環路4は、それぞれスライド弁11a、11bにより開閉出来るように構成されている。
【0025】
次に、スライド弁に付き図2〜図4を参照して詳述する。
【0026】
すなわち、図2の(c)及び図3の(a)に示す左上部貯蔵庫A1と下部貯蔵庫B1、B2に連通する一方の上部冷気循環路4′は、スライド弁11aによって開閉可能に構成されると共に、右上部貯蔵庫A2と下部貯蔵庫B1、B2に連通する他方の上部冷気循環路4′′は、スライド弁11bによって開閉可能に構成されており、左右の上部冷気循環路4′、4′′は隔壁16によって上部側だけ気密に仕切られている。
【0027】
また、図3の(a)、(b)に示すように、スライド弁11a及び11bは、ショーケース1内箱2中段に配置された棚板15の下面に並設された一対のガイド部材12a、12bによって両側縁が前後にスライド可能に保持されており、ガイド部材12a、12bの前端にはスライド弁11a、11bの前方への移動を阻止するストッパSが設けられている。
【0028】
更に、スライド弁11a及び11bの内部には、冷気を通過するために前後に連通する複数のパイプ14が横方向に連設配置されており、これらスライド弁11a、11bによる上部冷気循環路4′、4′′との開閉動作は、検出センサとして例えばリミットスイッチ(図示せず)によりそれぞれ個別に検知出来るようになっている。
【0029】
図4の(a)、(b)に示されるように、スライド弁11(11a、11b)の外周は、後端が左右の冷気循環路4(4′、4′′)に連通するダクトDにより覆われており、これらスライド弁11(11a、11b)の下面とダクトDの間には、前方に中間冷気吹出口4a′を有する中間通風路4aが形成されている。
【0030】
次に、上記のように構成されたショーケースの作用に付き説明する。
【0031】
先ず、図2(a)及び図3(a)に示すように、左右のスライド弁11a、11bが開放状態の場合では、例えばリミットスイッチはOFFの状態で維持されており、冷気循環路4′、4′′内を循環する冷気の一部は、中間通風路4aを介して中間冷気吹出口4a′(図4a参照)より実線矢印の如く吹き出して冷気吸い込み口10より吸い込んで循環し、冷気の残りは、上部通風路4bを介して上部冷気吹出口4b′(図2a参照)より実線矢印の如く吹き出して冷気吸い込み口10より吸い込んで循環し、前方にエアーカーテンを形成して左右の下部貯蔵庫B1、B2及び左右の上部貯蔵庫A1、A2がそれぞれ冷却される。
【0032】
スライド弁11aにより冷気循環路4′を遮蔽すると、スライド弁11aのリミットスイッチがON状態となり、図2(c)においてクロスハッチで示される左上部貯蔵庫A1への冷気の循環は停止されるので非冷状態となり、そのリミットスイッチの作動によってヒータの電源が入り左上部貯蔵庫A1が加熱させることで温蔵庫が得られる。この場合、リミットスイッチと連動させずに非冷貯蔵庫としてもよい。
【0033】
そして、冷気循環路4内を循環する冷気は、左下部貯蔵庫B1、右下部貯蔵庫B2及び右上部貯蔵庫A2を冷却することになる。
【0034】
逆に、右上部貯蔵庫A2のみを加熱する場合には、スライド弁11aにより冷気循環路4′を開放すると共に、スライド弁11bにより冷気循環路4′′を遮蔽する。
【0035】
また、スライド弁11aにより冷気循環路4′を開放した場合は、このリミットスイッチがOFF状態となり、スライド弁11bにより冷気循環路4′′を遮蔽した場合は、スライド弁11bのリミットスイッチがON状態となる。
【0036】
スライド弁11bのリミットスイッチの作動により、図2(c)に示す右上部貯蔵庫A2への冷気の循環が停止されて非冷状態となり、そのリミットスイッチの作動によってヒータの電源が入り右上部貯蔵庫A2が加熱させることで温蔵庫が得られる。
【0037】
従って、上記のように構成されたショーケースによれば、冷気循環路4を上部のみ左右の冷気循環路4′、4′′に区画すると共に、上下の貯蔵庫A、Bを、左上部貯蔵庫A1、左下部貯蔵庫B1、及び右上部貯蔵庫A2、右下部貯蔵庫B2に区画し、下部の貯蔵庫B1、B2に冷気を吹き出す中間冷気吹出口4a′と上部の貯蔵庫A1、A2に冷気を独立して吹き出す上部冷気吹出口4b′を設けて、スライド弁11a及び11bの開閉により冷気循環量を制御することで、複数に区画された上部の左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2を冷蔵、非冷或いは温蔵に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0038】
また、スライド弁11a、11bの操作ノブHが中間通風路4aの下面から突出しているので、ショーケース1の内側から容易に操作することができる。
【0039】
更に、スライド弁11a、11bは、その内部に前後方向に連通する複数のパイプ14が連設配置されているので、中間通風路4a内における冷気の流れがスムーズになる。
【0040】
そして、スライド弁11a及び11bによって仕切られる左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2には、ヒータを設けて温蔵庫として使用することも可能であり、これら温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0041】
そしてまた、上記ヒータは、スライド弁11a及び11bの開閉動作に連動してON、OFF制御されるので、温蔵庫の作動をスライド弁の開閉動作に応じて切換えることができる。
【0042】
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれらに限定されるものではなく、例えば、区画される上部の部屋は左右2個だけでなく複数個設けてもよい。また、冷気循環量調整ダンパもスライド弁でなくバタフライバルブや揺動弁であってもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0044】
(a)請求項1項の発明によれば、冷気循環量調整ダンパを制御することで、複数に区画された上部貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0045】
(b)請求項2項の発明によれば、スライド弁の操作部が中間通風路の下面から突出しているので、ショーケースの内側から容易に開閉弁の操作ができる。
【0046】
(c)請求項3項の発明によれば、冷気がスライド弁内も流れることができるので中間通風路内における冷気の流れがスムーズとなる。
【0047】
(d)請求項4項の発明によれば、温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0048】
(e)請求項5項の発明によれば、温蔵庫の作動を冷気循環量調整ダンパの開閉動作に応じて切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前方が開放された複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図である。
【図2】(a)、(b)はショーケースの断面図であって、冷気循環量調整ダンパの作用説明図、(c)は複数の貯蔵庫の配置構成を示すショーケースの正面図である。
【図3】(a)は図2(c)のA−A断面図、(b)は(a)の正面図である。
【図4】冷気循環量調整ダンパの開閉状態を示し、(a)は開放状態を示す部分拡大断面図、(b)は閉鎖状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】前方が開放された従来の複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース(オープンショーケース)
2 内箱
3 外箱
4 冷気循環路
4a 中間通風路
4a′ 中間冷気吹出口
4b 上部通風路
4b′ 上部冷気吹出口
5 冷却器
6 送風機
7 底部機械室
10 冷気吸込み口
11(11a、11b)スライド弁
12a、12b ガイド部材
14 パイプ
15 棚板
16 隔壁
A 上部貯蔵庫
A1 左上部貯蔵庫
A2 右上部貯蔵庫
B 下部貯蔵庫
B1 左下部貯蔵庫
B2 右下部貯蔵庫
D ダクト
H 操作ノブ
S ストッパ
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットやデパート、コンビニエンスストア等において、冷蔵食品等を陳列または保存するためのショーケースに係り、特に複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は前方が開放された従来の複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図で、ショーケース本体01を構成する前面が開放した内箱02と外箱03間には冷気循環通路04が形成されている。この冷気循環通路04の下部には冷却器05と送風機06が配置され、この冷却器05は底部機械室07内に設けられている凝縮器08と圧縮機09と共に冷凍回路を構成している。
【0003】
内箱02は上部貯蔵庫Aと下部貯蔵庫B、Cの3つの貯蔵庫を備え、冷気循環通路04内を循環する冷気の一部は、中間通風路04aを介して中間冷気吹出口04a’より実線矢印の如く吹き出し冷気吸い込み口010より吸い込んで循環し、前方にエアーカーテンを造って下部貯蔵庫B、Cを冷却する。
【0004】
一方、冷気循環通路04内を循環する残りの冷気は上部通風路04bを介して上部冷気吹出口04b’より破線矢印の如く吹き出し、冷気吸い込み口010より吸い込んで循環し上部貯蔵庫Aを冷却する。そして中間通風路04a内には、上部通風路04b側に流れる冷気量を調整できるダンパ011が設けられ、このダンパ011が操作ノブ011aにより図示の如く冷気循環通路04を閉鎖する位置に作動されると、上部通風路04b側への冷気の流れは停止する。
【0005】
したがって、ダンパ011により冷気循環通路04を閉鎖すると、上部貯蔵庫Aは非冷却状態となり、ヒター012に通電して温蔵庫として利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示す従来のショーケースは、上部貯蔵庫Aの収納容積はショーケース本体の設置床面積によって決まるため、例えば、近年多くの店舗に設置されている大型のショーケースの場合、冷蔵、非冷及び温蔵に切換可能な上部貯蔵庫Aは大きな収納容積を得られるが、夏期のように温蔵商品が少なくてもよい場合には広すぎて、ショーケースの収納空間の有効利用に無駄があった。このような状況を回避するために、図5に示す従来のショーケースを連接して複数の上部貯蔵庫を独立させて使用することも考えられるが、冷凍機が複数必要となり設備コストが高くつく欠点を有していた。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、季節の移り変わりや売れ筋商品の変動に対応して複数に区画された上部貯蔵庫を各々独立して冷蔵又は非冷に容易に切り替えることができるようにしたショーケースを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のショーケースは、前方が開放する内箱と外箱の間に冷気循環路を形成し、該冷気循環路内に冷却器及び送風機を配置し、この冷気循環路の上部から下部に向けて吹き出される冷気で前記前方が開放する部分をエアーカーテンで覆って前記内箱内の貯蔵庫を冷却するショーケースにおいて、前記冷気循環路及び貯蔵庫を上部と下部に区画して、前記冷気循環路から中間通風路を介して区画された下部の貯蔵庫に冷気を吹き出す中間冷気吹出口を設けると共に、上部の区画を更に複数部分に区画し、上部と下部の区画境界部に設けた複数の冷気循環量調整ダンパの制御により、前記冷気循環路から上部通風路を介して区画された複数の上部貯蔵庫に各々独立して冷気を吹き出す上部冷気吹出口を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、冷気循環量調整ダンパを制御することで、複数に区画された上部貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0009】
本発明のショーケースにおいて、前記冷気循環量調整ダンパは前記中間通風路内に設けたスライド弁から成り、該スライド弁の操作部は前記中間通風路の下面から突出していることが好ましい。
このようにすれば、スライド弁の操作部が中間通風路の下面から突出しているので、ショーケースの内側から容易に開閉弁の操作ができる。
【0010】
本発明のショーケースにおいて、前記スライド弁は冷気が該スライド弁内を通過できる通路を有していることが好ましい。
このようにすれば、冷気がスライド弁内も流れることができるので中間通風路内における冷気の流れがスムーズとなる。
【0011】
本発明のショーケースにおいて、前記複数の上部貯蔵庫の少なくとも一つは加熱部を有する温蔵庫であることが好ましい。
このようにすれば、温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0012】
本発明のショーケースにおいて、前記加熱部は前記冷気循環量調整ダンパの開閉動作に連動してオン、オフ制御されることが好ましい。
このようにすれば、温蔵庫の作動を冷気循環量調整ダンパの開閉動作に応じて切換えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて図1〜図4を参照して説明する。
図1は本発明の前方が開放された複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図、図2の(a)、(b)はショーケースの断面図であって、冷気循環量調整ダンパの作用説明図、(c)は複数の貯蔵庫の配置構成を示すショーケースの正面図、図3の(a)は図2(c)のA−A断面図、(b)は(a)の正面図であり、図4は冷気循環量調整ダンパの開閉状態を示し、(a)は開放状態を示す部分拡大断面図、(b)は閉鎖状態を示す部分拡大断面図である。
【0014】
先ず、図1には、スーパーマーケット等の店舗内に設置される本発明の適用された冷凍・冷蔵タイプのオープンショーケース1が示されている。
【0015】
オープンショーケース(以下ショーケースと称する)1は、前面が開放した内箱2と外箱3を有するショーケース本体から成り、この内箱2と外箱3間には冷気循環路4が形成されている。この冷気循環路4の下部には冷却器5と送風機6が配置され、この冷却器5は底部機械室7内に設けられている図示しない周知の凝縮器と圧縮機と共に冷凍回路を構成している。
【0016】
内箱2は、上下が上部貯蔵庫Aと下部貯蔵庫Bの2つの貯蔵庫に区画されており、冷気循環路4内を循環する冷気の一部を、後述する中間通風路4a前方の中間冷気吹出口4a′より実線矢印の如く吹き出すと共に、この冷気を冷気吸込み口10より吸い込んで循環させることにより、下部貯蔵庫Bの前方にエアーカーテンを形成してその内部を冷却するようになっている。
【0017】
同様に、冷気循環路4内を更に上方に移動する残りの冷気は、上部通風路4b前方の上部冷気吹出口4b’より破線矢印の如く吹き出すと共に、この冷気を冷気吸込み口10より吸い込んで循環させることにより、上部貯蔵庫Aの前方にエアーカーテンを形成してその内部を冷却するようになっている。
【0018】
また、中間通風路4a内には、上部通風路4b側に流れる冷気量を調整できる冷気循環量調整ダンパとしての板状のスライド弁11が前後に移動可能に支持されており、その下面に突出した操作ノブHを把持してスライド弁11を後方にスライド移動させることで冷気循環路4を閉鎖し、上部通風路4b側への冷気の流れを停止するように構成されている。
【0019】
ここで、中間通風路4aは、後端が冷気循環路4に連通するダクトDで外周が覆われたスライド弁11の下方に形成されており、その前方には中間冷気吹出口4a′が形成されている。
【0020】
従って、上記スライド弁11により冷気循環路4を閉鎖すると、上部貯蔵庫Aは非冷却状態となり、上部貯蔵庫A内の所定箇所に図示しない加熱部となるヒターを設けることで上部貯蔵庫Aを温蔵庫として使用することもできる。
【0021】
次に、本発明の横幅が拡張されて大型化されているショーケースの構造に付き図2(a)〜(c)を参照して詳述する。
【0022】
すなわち、横長に構成されたショーケース1の内箱2は、上部貯蔵庫と下部貯蔵庫から構成されており、上部貯蔵庫は、図2(c)に示すように、隔壁16により左上部貯蔵庫A1と右上部貯蔵庫A2の如く左右に分割された独立した部屋が構成されている。
【0023】
上述したショーケース1内箱2の左下部貯蔵庫B1と右下部貯蔵庫B2は下部貯蔵庫を構成し、両貯蔵庫には仕切はなく常に冷却室を形成しているが、左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2の所定部位には加熱部となるヒータ(不図示)が布設可能になっている。
【0024】
そして、下部貯蔵庫B1、B2と左右上部貯蔵庫A1、A2を連通する各冷気循環路4は、それぞれスライド弁11a、11bにより開閉出来るように構成されている。
【0025】
次に、スライド弁に付き図2〜図4を参照して詳述する。
【0026】
すなわち、図2の(c)及び図3の(a)に示す左上部貯蔵庫A1と下部貯蔵庫B1、B2に連通する一方の上部冷気循環路4′は、スライド弁11aによって開閉可能に構成されると共に、右上部貯蔵庫A2と下部貯蔵庫B1、B2に連通する他方の上部冷気循環路4′′は、スライド弁11bによって開閉可能に構成されており、左右の上部冷気循環路4′、4′′は隔壁16によって上部側だけ気密に仕切られている。
【0027】
また、図3の(a)、(b)に示すように、スライド弁11a及び11bは、ショーケース1内箱2中段に配置された棚板15の下面に並設された一対のガイド部材12a、12bによって両側縁が前後にスライド可能に保持されており、ガイド部材12a、12bの前端にはスライド弁11a、11bの前方への移動を阻止するストッパSが設けられている。
【0028】
更に、スライド弁11a及び11bの内部には、冷気を通過するために前後に連通する複数のパイプ14が横方向に連設配置されており、これらスライド弁11a、11bによる上部冷気循環路4′、4′′との開閉動作は、検出センサとして例えばリミットスイッチ(図示せず)によりそれぞれ個別に検知出来るようになっている。
【0029】
図4の(a)、(b)に示されるように、スライド弁11(11a、11b)の外周は、後端が左右の冷気循環路4(4′、4′′)に連通するダクトDにより覆われており、これらスライド弁11(11a、11b)の下面とダクトDの間には、前方に中間冷気吹出口4a′を有する中間通風路4aが形成されている。
【0030】
次に、上記のように構成されたショーケースの作用に付き説明する。
【0031】
先ず、図2(a)及び図3(a)に示すように、左右のスライド弁11a、11bが開放状態の場合では、例えばリミットスイッチはOFFの状態で維持されており、冷気循環路4′、4′′内を循環する冷気の一部は、中間通風路4aを介して中間冷気吹出口4a′(図4a参照)より実線矢印の如く吹き出して冷気吸い込み口10より吸い込んで循環し、冷気の残りは、上部通風路4bを介して上部冷気吹出口4b′(図2a参照)より実線矢印の如く吹き出して冷気吸い込み口10より吸い込んで循環し、前方にエアーカーテンを形成して左右の下部貯蔵庫B1、B2及び左右の上部貯蔵庫A1、A2がそれぞれ冷却される。
【0032】
スライド弁11aにより冷気循環路4′を遮蔽すると、スライド弁11aのリミットスイッチがON状態となり、図2(c)においてクロスハッチで示される左上部貯蔵庫A1への冷気の循環は停止されるので非冷状態となり、そのリミットスイッチの作動によってヒータの電源が入り左上部貯蔵庫A1が加熱させることで温蔵庫が得られる。この場合、リミットスイッチと連動させずに非冷貯蔵庫としてもよい。
【0033】
そして、冷気循環路4内を循環する冷気は、左下部貯蔵庫B1、右下部貯蔵庫B2及び右上部貯蔵庫A2を冷却することになる。
【0034】
逆に、右上部貯蔵庫A2のみを加熱する場合には、スライド弁11aにより冷気循環路4′を開放すると共に、スライド弁11bにより冷気循環路4′′を遮蔽する。
【0035】
また、スライド弁11aにより冷気循環路4′を開放した場合は、このリミットスイッチがOFF状態となり、スライド弁11bにより冷気循環路4′′を遮蔽した場合は、スライド弁11bのリミットスイッチがON状態となる。
【0036】
スライド弁11bのリミットスイッチの作動により、図2(c)に示す右上部貯蔵庫A2への冷気の循環が停止されて非冷状態となり、そのリミットスイッチの作動によってヒータの電源が入り右上部貯蔵庫A2が加熱させることで温蔵庫が得られる。
【0037】
従って、上記のように構成されたショーケースによれば、冷気循環路4を上部のみ左右の冷気循環路4′、4′′に区画すると共に、上下の貯蔵庫A、Bを、左上部貯蔵庫A1、左下部貯蔵庫B1、及び右上部貯蔵庫A2、右下部貯蔵庫B2に区画し、下部の貯蔵庫B1、B2に冷気を吹き出す中間冷気吹出口4a′と上部の貯蔵庫A1、A2に冷気を独立して吹き出す上部冷気吹出口4b′を設けて、スライド弁11a及び11bの開閉により冷気循環量を制御することで、複数に区画された上部の左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2を冷蔵、非冷或いは温蔵に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0038】
また、スライド弁11a、11bの操作ノブHが中間通風路4aの下面から突出しているので、ショーケース1の内側から容易に操作することができる。
【0039】
更に、スライド弁11a、11bは、その内部に前後方向に連通する複数のパイプ14が連設配置されているので、中間通風路4a内における冷気の流れがスムーズになる。
【0040】
そして、スライド弁11a及び11bによって仕切られる左上部貯蔵庫A1及び右上部貯蔵庫A2には、ヒータを設けて温蔵庫として使用することも可能であり、これら温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0041】
そしてまた、上記ヒータは、スライド弁11a及び11bの開閉動作に連動してON、OFF制御されるので、温蔵庫の作動をスライド弁の開閉動作に応じて切換えることができる。
【0042】
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれらに限定されるものではなく、例えば、区画される上部の部屋は左右2個だけでなく複数個設けてもよい。また、冷気循環量調整ダンパもスライド弁でなくバタフライバルブや揺動弁であってもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0044】
(a)請求項1項の発明によれば、冷気循環量調整ダンパを制御することで、複数に区画された上部貯蔵庫を冷蔵、非冷に独立して使い分けることができ、季節の変化に対応した商品陳列ができる。
【0045】
(b)請求項2項の発明によれば、スライド弁の操作部が中間通風路の下面から突出しているので、ショーケースの内側から容易に開閉弁の操作ができる。
【0046】
(c)請求項3項の発明によれば、冷気がスライド弁内も流れることができるので中間通風路内における冷気の流れがスムーズとなる。
【0047】
(d)請求項4項の発明によれば、温蔵庫の占める領域を季節に応じて手軽に変えることができる。
【0048】
(e)請求項5項の発明によれば、温蔵庫の作動を冷気循環量調整ダンパの開閉動作に応じて切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前方が開放された複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図である。
【図2】(a)、(b)はショーケースの断面図であって、冷気循環量調整ダンパの作用説明図、(c)は複数の貯蔵庫の配置構成を示すショーケースの正面図である。
【図3】(a)は図2(c)のA−A断面図、(b)は(a)の正面図である。
【図4】冷気循環量調整ダンパの開閉状態を示し、(a)は開放状態を示す部分拡大断面図、(b)は閉鎖状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】前方が開放された従来の複数の貯蔵庫が独立して温度制御されるショーケースの断面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース(オープンショーケース)
2 内箱
3 外箱
4 冷気循環路
4a 中間通風路
4a′ 中間冷気吹出口
4b 上部通風路
4b′ 上部冷気吹出口
5 冷却器
6 送風機
7 底部機械室
10 冷気吸込み口
11(11a、11b)スライド弁
12a、12b ガイド部材
14 パイプ
15 棚板
16 隔壁
A 上部貯蔵庫
A1 左上部貯蔵庫
A2 右上部貯蔵庫
B 下部貯蔵庫
B1 左下部貯蔵庫
B2 右下部貯蔵庫
D ダクト
H 操作ノブ
S ストッパ
Claims (5)
- 前方が開放する内箱と外箱の間に冷気循環路を形成し、該冷気循環路内に冷却器及び送風機を配置し、この冷気循環路の上部から下部に向けて吹き出される冷気で前記前方が開放する部分をエアーカーテンで覆って前記内箱内の貯蔵庫を冷却するショーケースにおいて、
前記冷気循環路及び貯蔵庫を上部と下部に区画して、前記冷気循環路から中間通風路を介して区画された下部の貯蔵庫に冷気を吹き出す中間冷気吹出口を設けると共に、上部の区画を更に複数部分に区画し、上部と下部の区画境界部に設けた複数の冷気循環量調整ダンパにより、前記冷気循環路から上部通風路を介して区画された複数の上部貯蔵庫に各々独立して冷気を吹き出す上部冷気吹出口を設けたことを特徴とするショーケース。 - 前記冷気循環量調整ダンパは前記中間通風路内に設けたスライド弁から成り、該スライド弁の操作部は前記中間通風路の下面から突出している請求項1に記載のショーケース。
- 前記スライド弁は冷気が該スライド弁内を通過できる通路を有している請求項1に記載のショーケース。
- 前記複数の上部貯蔵庫の少なくとも一つは加熱部を有する温蔵庫である請求項1または3に記載のショーケース。
- 前記加熱部は前記冷気循環量調整ダンパの開閉動作に連動してオン、オフ制御される請求項4に記載のショーケース。
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