JPH03286166A - 内燃機関の異常気筒検出装置 - Google Patents
内燃機関の異常気筒検出装置Info
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- JPH03286166A JPH03286166A JP2088093A JP8809390A JPH03286166A JP H03286166 A JPH03286166 A JP H03286166A JP 2088093 A JP2088093 A JP 2088093A JP 8809390 A JP8809390 A JP 8809390A JP H03286166 A JPH03286166 A JP H03286166A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/04—Testing internal-combustion engines
- G01M15/11—Testing internal-combustion engines by detecting misfire
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B77/08—Safety, indicating, or supervising devices
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は、内燃機関において、異常の生じた気筒を検出
する装置に関する。
する装置に関する。
[従来の技術]
従来、燃料噴射弁の詰まりゃ故障により爆発燃焼が行な
われなくなった異常気筒を検出する装置として、クラン
ク軸の角速度を検出し、燃焼行程毎に生じる角速度の異
常な変動・低下から、異常気筒を検出するものが提案さ
れている(例えば、特開昭61−258955号公報記
載の「多気筒内燃機関の異常気筒検出装置」)。かかる
装置では、点火間隔毎に、その時点での出力軸の角速度
NEと1点火前の角速度NEBとの偏差である角速度変
動量aNEを算出し、角速度変動量aNEが判定値Xを
越える気筒が所定回同じであれば、その気筒を異常気筒
として検出している。
われなくなった異常気筒を検出する装置として、クラン
ク軸の角速度を検出し、燃焼行程毎に生じる角速度の異
常な変動・低下から、異常気筒を検出するものが提案さ
れている(例えば、特開昭61−258955号公報記
載の「多気筒内燃機関の異常気筒検出装置」)。かかる
装置では、点火間隔毎に、その時点での出力軸の角速度
NEと1点火前の角速度NEBとの偏差である角速度変
動量aNEを算出し、角速度変動量aNEが判定値Xを
越える気筒が所定回同じであれば、その気筒を異常気筒
として検出している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、かかる異常気筒検出装置は、内燃機関の
負荷が変化すると、異常気筒の検出が不適正になるとい
う問題があった 第9図(A)、 (B)にガソリン機関(二ついて、
高負荷時と低負荷時とに分けて、出力軸の角速度変動の
分布を示す。
負荷が変化すると、異常気筒の検出が不適正になるとい
う問題があった 第9図(A)、 (B)にガソリン機関(二ついて、
高負荷時と低負荷時とに分けて、出力軸の角速度変動の
分布を示す。
このグラフから、低負荷時に比べて高負荷時では、異常
気筒にかかる角速度変動の分布域が、正常気筒にかかる
角速度変動の分布域から大きくずれるのがわかる。ずれ
の程度は、負荷の増減にしたがい拡大・縮小することが
知られている。
気筒にかかる角速度変動の分布域が、正常気筒にかかる
角速度変動の分布域から大きくずれるのがわかる。ずれ
の程度は、負荷の増減にしたがい拡大・縮小することが
知られている。
従って、上記従来装置のように、角速度変動量、dNE
の大きさを判定する判定値Xを固定したもので(よ判定
値Xを高負荷時にあわせて大きな値(例えば30rpm
)に初期設定すると、低負荷時に異常気筒を検出できな
いという間理を生ずる。
の大きさを判定する判定値Xを固定したもので(よ判定
値Xを高負荷時にあわせて大きな値(例えば30rpm
)に初期設定すると、低負荷時に異常気筒を検出できな
いという間理を生ずる。
かといって、低負荷時にあわせて判定値Xを小さな値(
例えば10rpm)にすると、高負荷時に正常気筒を異
常と誤検出する問題が生ずる。
例えば10rpm)にすると、高負荷時に正常気筒を異
常と誤検出する問題が生ずる。
本発明の内燃機関の異常気筒検出装置は、上記相反する
課題を解決し、内燃機関の負荷が変化しても異常気筒の
検出を適正に実現できるようにすることを目的とする。
課題を解決し、内燃機関の負荷が変化しても異常気筒の
検出を適正に実現できるようにすることを目的とする。
梵唄m[課題を解決するための手段]
本発明にかかる第1の内燃機関の異常気筒検出装置は、
第1図に例示するように、 前後の爆発行程間に出力軸に生ずる角速度変動を、爆発
行程毎に検出する角速度変動検出手段M1と、 該検出した角速度変動に基づいて気筒毎に角速度変動の
程度を算出し、算出した角速度変動の程度が許容範囲を
越える気筒を、異常の生じた気筒として検出する異常気
筒検出手段M2とを備えた内燃機関の異常気筒検出装置
において、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段M3
と、該検出される内燃機関の負荷の増減にしたがい前記
許容範囲を拡大・縮小する許容範囲修正手段M4と を設けたことを特徴とする。
第1図に例示するように、 前後の爆発行程間に出力軸に生ずる角速度変動を、爆発
行程毎に検出する角速度変動検出手段M1と、 該検出した角速度変動に基づいて気筒毎に角速度変動の
程度を算出し、算出した角速度変動の程度が許容範囲を
越える気筒を、異常の生じた気筒として検出する異常気
筒検出手段M2とを備えた内燃機関の異常気筒検出装置
において、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段M3
と、該検出される内燃機関の負荷の増減にしたがい前記
許容範囲を拡大・縮小する許容範囲修正手段M4と を設けたことを特徴とする。
1作用]
上記構成と有する本発明の内燃機関の異常気筒検出装置
においては、前後の爆発行程間に出力軸に生ずる角速度
変動を、角速度変動検出手段Mにより爆発行程毎に検出
する。異常気筒検出手段M2は、角速度変動に基づいて
気筒毎に角速度変動の程度を算出し、角速度変動の程度
が許容範囲舎越える気筒を、異常気筒として検出する。
においては、前後の爆発行程間に出力軸に生ずる角速度
変動を、角速度変動検出手段Mにより爆発行程毎に検出
する。異常気筒検出手段M2は、角速度変動に基づいて
気筒毎に角速度変動の程度を算出し、角速度変動の程度
が許容範囲舎越える気筒を、異常気筒として検出する。
かかる異常気筒の検出の際、負荷検出手段M3が検出し
た内燃機関の負荷にしたがって、許容範囲修正手段M4
が許容範囲を修正する。許容範囲は内燃機関の負荷の増
減にしたがって、拡大・縮小する修正がなされる。既述
したよう(二負荷の増減にともない、正常気筒にかかる
角速度変動の分布域と、異常気筒にかかる角速度変動の
分布域とのずれは拡大・縮小する。即ち、負荷の増減に
ともない、異常気筒にかかる角速度変動の程度が拡大・
縮小する。なお、角速度変動の程度とは、角速度変動の
大きさ自体や、角速度変動が判定値を越える回数などが
相当する。
た内燃機関の負荷にしたがって、許容範囲修正手段M4
が許容範囲を修正する。許容範囲は内燃機関の負荷の増
減にしたがって、拡大・縮小する修正がなされる。既述
したよう(二負荷の増減にともない、正常気筒にかかる
角速度変動の分布域と、異常気筒にかかる角速度変動の
分布域とのずれは拡大・縮小する。即ち、負荷の増減に
ともない、異常気筒にかかる角速度変動の程度が拡大・
縮小する。なお、角速度変動の程度とは、角速度変動の
大きさ自体や、角速度変動が判定値を越える回数などが
相当する。
したがって、上述の許容範囲の修正により、異常気筒検
出手段M2では、負荷による角速度変動の変化分を相殺
した上で異常気筒の検出が行なわれる。この結果、負荷
の影響を受けない適正な異常気筒の検出が実現される。
出手段M2では、負荷による角速度変動の変化分を相殺
した上で異常気筒の検出が行なわれる。この結果、負荷
の影響を受けない適正な異常気筒の検出が実現される。
[実施例]
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかニするた
めに、以下本発明の内燃機関の異常気筒検出装置の好適
な実施例について説明する。
めに、以下本発明の内燃機関の異常気筒検出装置の好適
な実施例について説明する。
(第1実施例)
第2図は、本発明の第1実施例としての内燃機関の異常
気筒検出装置の構成を、内燃機関1およびその周辺装置
と共に示す概略構成図である。この内燃機関の異常気筒
検出装置は、内燃機関の燃料噴射及び点火時期の制御を
行なう制御装置と一体に構成されている。
気筒検出装置の構成を、内燃機関1およびその周辺装置
と共に示す概略構成図である。この内燃機関の異常気筒
検出装置は、内燃機関の燃料噴射及び点火時期の制御を
行なう制御装置と一体に構成されている。
図示するように、4気筒の内燃機関]の吸気系二は、吸
気管2の上流から、エアクリーナ3.吸気温を検出する
吸気温センサ5.吸入空気流量を検出するエアフロメー
タ7、吸入空気流量を調整するスロットルバルブ10等
が設けられている。
気管2の上流から、エアクリーナ3.吸気温を検出する
吸気温センサ5.吸入空気流量を検出するエアフロメー
タ7、吸入空気流量を調整するスロットルバルブ10等
が設けられている。
エアフロメータ7は吸入空気流量を電圧信号として出力
する。吸気管2を通過して内燃機関]の各気筒に吸入さ
れる空気流量は、スロットルバルブ10の開閉制御によ
り調節される。尚、スロットルバルブ10には、スロッ
トルバルブ10の全閉状態およびその開度を検出するス
ロットル開度センサ12が備えられている。更に、吸気
管2が分岐した吸気ボード5には、各気筒に燃料を噴射
して混合気を形成する燃料噴射弁21.22.23.2
4が設けられている。
する。吸気管2を通過して内燃機関]の各気筒に吸入さ
れる空気流量は、スロットルバルブ10の開閉制御によ
り調節される。尚、スロットルバルブ10には、スロッ
トルバルブ10の全閉状態およびその開度を検出するス
ロットル開度センサ12が備えられている。更に、吸気
管2が分岐した吸気ボード5には、各気筒に燃料を噴射
して混合気を形成する燃料噴射弁21.22.23.2
4が設けられている。
混合気は、吸気ポート15から図示しない吸気バルブを
介して内燃機関1の各気筒に吸入さ札電気火花により着
火される。電気火花は、内燃機関]の回転(二同期して
イグナイタ30からディストリビュータ32を介して分
配される高電圧により、各気筒に設けられた点火プラグ
41,42゜43.44に形成される。燃焼後の排気は
、排気管48を介して放出される。
介して内燃機関1の各気筒に吸入さ札電気火花により着
火される。電気火花は、内燃機関]の回転(二同期して
イグナイタ30からディストリビュータ32を介して分
配される高電圧により、各気筒に設けられた点火プラグ
41,42゜43.44に形成される。燃焼後の排気は
、排気管48を介して放出される。
内燃機関1には、このほか、このディストリビュータ3
2に設けられて内燃機関1のクランク軸の回転角速度に
対応したパルス信号を検出する回転数センサ50や、内
燃機関]のウォータジャケットに設けられて冷却水温T
HWを検出する冷却水温センサ52等が備えられている
。
2に設けられて内燃機関1のクランク軸の回転角速度に
対応したパルス信号を検出する回転数センサ50や、内
燃機関]のウォータジャケットに設けられて冷却水温T
HWを検出する冷却水温センサ52等が備えられている
。
これら回転数センサ50.冷却水温センサ52等のセン
サ群および燃料噴射弁21ないし24等のアクチュエー
タ群は、内燃機関1の燃料噴射・点火時期を制御すると
共に気筒の異常を検出する電子制御装置70に接続され
ている。この電子制御装置70は、周知のCPU71.
RAM72゜ROM74. タイマ75等から、いわ
ゆる算術論理演算回路として構成されう バス76を介
して、上記センサ群に接続されたアナログ入力ポードア
7、パルス入力ポードア8およびアクチュエータ群に接
続された出力ポードア9を、CPLI71等と相互に接
続して構成されている。尚、電子制御装置70内の安定
化された電源電圧は、イグニッションスイッチ82を介
してバッテリ85から電力の供給を受けた電源回路88
により生成される。
サ群および燃料噴射弁21ないし24等のアクチュエー
タ群は、内燃機関1の燃料噴射・点火時期を制御すると
共に気筒の異常を検出する電子制御装置70に接続され
ている。この電子制御装置70は、周知のCPU71.
RAM72゜ROM74. タイマ75等から、いわ
ゆる算術論理演算回路として構成されう バス76を介
して、上記センサ群に接続されたアナログ入力ポードア
7、パルス入力ポードア8およびアクチュエータ群に接
続された出力ポードア9を、CPLI71等と相互に接
続して構成されている。尚、電子制御装置70内の安定
化された電源電圧は、イグニッションスイッチ82を介
してバッテリ85から電力の供給を受けた電源回路88
により生成される。
この電子制御装置70は、内燃機関2の運転状態に基づ
く周知の燃料噴射側fa 点火時期制御と共に、異常
気筒検出処理を実行する。
く周知の燃料噴射側fa 点火時期制御と共に、異常
気筒検出処理を実行する。
かかる異常気筒検出処理について、第3図のフローチャ
ートに拠って説明する。この異常気筒検出処理ルーチン
は割込処理により繰り返し実行される。
ートに拠って説明する。この異常気筒検出処理ルーチン
は割込処理により繰り返し実行される。
本ルーチンが起動されると、まず、回転数NE。
吸入空気流量QE読み込む処理(ステップ100)を行
なう。ここで、回転数NEは内燃機関1のクランク軸の
角速度に対応する値であって、回転数センサ50からの
パルス信号から算出される。吸入空気流量0は、内燃機
関1が吸入する空気量であって、エアフロメータ7から
の電圧信号から算出される。
なう。ここで、回転数NEは内燃機関1のクランク軸の
角速度に対応する値であって、回転数センサ50からの
パルス信号から算出される。吸入空気流量0は、内燃機
関1が吸入する空気量であって、エアフロメータ7から
の電圧信号から算出される。
続いて、検出処理を開始してからの時間を示す変数CD
が値Oであるか否か、即ち検出処理の開始直後であるか
否かの判断を行なう(ステップ110)。開始直後の場
合には、気筒番号を示す変数用を値01こ初期化する(
ステップ120)。尚、気筒番号を示す変数nの値は、
爆発行程を迎える順に気筒に割り振られた番号である。
が値Oであるか否か、即ち検出処理の開始直後であるか
否かの判断を行なう(ステップ110)。開始直後の場
合には、気筒番号を示す変数用を値01こ初期化する(
ステップ120)。尚、気筒番号を示す変数nの値は、
爆発行程を迎える順に気筒に割り振られた番号である。
本実施例では、内燃機関1は4気筒なので、気筒番号n
は値]ないし4をとる。
は値]ないし4をとる。
次に、クランク軸の回転タイミングを表すカウント値C
crnkが値3もしくは9であるか否かの判断を行なう
(ステップ130)。このカウント値Cc rnkは、
第4図に示すように、30’CA割込ルーチンにより設
定される値であり、クランク軸の30度毎に値1だけイ
ンクリメントされ(ステップ132)、値]2までカウ
ントアツプされると初期値Oにリセットされる(ステッ
プ134,136)。従って、Ccrnk=3もしくは
9の条件は、クランク軸の90,270,450,63
0度毎に成立することになり、結局、各気筒の爆発行程
半ばのタイミングにおいてその判断はrY E SJと
なる。
crnkが値3もしくは9であるか否かの判断を行なう
(ステップ130)。このカウント値Cc rnkは、
第4図に示すように、30’CA割込ルーチンにより設
定される値であり、クランク軸の30度毎に値1だけイ
ンクリメントされ(ステップ132)、値]2までカウ
ントアツプされると初期値Oにリセットされる(ステッ
プ134,136)。従って、Ccrnk=3もしくは
9の条件は、クランク軸の90,270,450,63
0度毎に成立することになり、結局、各気筒の爆発行程
半ばのタイミングにおいてその判断はrY E SJと
なる。
カウント値Cc rnkの上記条件が成立したときは(
ステップ130)、気筒番号nを値1ないし4の範囲で
、値]だけインクリメントしくステップ140.150
..160)、この時の内燃機関1の回転数NEを番号
nの気筒の回転数NEnとし、ひとつ前の番号n−1の
気筒の回転数NEBとの差である変動量ANEを求める
処理を行なう(ステツブ170)。変動量、dNEの大
きさはステップ180以降の処理で判定される。カウン
ト値Ccrnkの条件が不成立のときは(ステップ13
0)、ステップ230以降の判定処理に移行する。
ステップ130)、気筒番号nを値1ないし4の範囲で
、値]だけインクリメントしくステップ140.150
..160)、この時の内燃機関1の回転数NEを番号
nの気筒の回転数NEnとし、ひとつ前の番号n−1の
気筒の回転数NEBとの差である変動量ANEを求める
処理を行なう(ステツブ170)。変動量、dNEの大
きさはステップ180以降の処理で判定される。カウン
ト値Ccrnkの条件が不成立のときは(ステップ13
0)、ステップ230以降の判定処理に移行する。
ステップ180に移行すると、まず、吸入空気流量Qと
回転数NEとから内燃機関1の負荷りを算出する(ステ
ップ180)。
回転数NEとから内燃機関1の負荷りを算出する(ステ
ップ180)。
次に、算出した負荷しにもとづいて、変動量2NEの大
きさを判断する基準値X、Y(第1実施例における許容
範囲)を算出する(ステップ190)。基準値X、Y(
1図示しないデータテーブルのデータから補間演算によ
り求める。データテーブル(友第5図に示す負荷りと基
準値X、 Yとの関係(負荷りの一次関数として基準
値X、 Yを規定:負荷りの増減にともない基準値X
、 Yが増加・減少する)をテーブル化したものであ
る。
きさを判断する基準値X、Y(第1実施例における許容
範囲)を算出する(ステップ190)。基準値X、Y(
1図示しないデータテーブルのデータから補間演算によ
り求める。データテーブル(友第5図に示す負荷りと基
準値X、 Yとの関係(負荷りの一次関数として基準
値X、 Yを規定:負荷りの増減にともない基準値X
、 Yが増加・減少する)をテーブル化したものであ
る。
第6図のタイミングチャートに、負荷りの変化にともな
う基準値X、 Yの変化の様子を示す。このタイミン
グチャートに示すように、上記ステップ190の処理に
より、負荷りの増減に応じて、基準値X、 Yが増減
する。
う基準値X、 Yの変化の様子を示す。このタイミン
グチャートに示すように、上記ステップ190の処理に
より、負荷りの増減に応じて、基準値X、 Yが増減
する。
従って、図示するように、負荷ヒが増減しても、異常気
筒が存在しない場合には、各気筒間の回転数の変動量a
NEは、基準値X以下に納まる。
筒が存在しない場合には、各気筒間の回転数の変動量a
NEは、基準値X以下に納まる。
一方、燃料噴射弁24が異物の噛み込み等の原因で多量
の燃料□噴射し、オーバリッチにより失火しているよう
な場合は次のようになる。即ち、負荷しの増減に応じて
、その気筒での回転数NEnの低下の程度が増減するが
、基準値Xも負荷しに応じて増減するので、変動量aN
Eは基準値×を越える。
の燃料□噴射し、オーバリッチにより失火しているよう
な場合は次のようになる。即ち、負荷しの増減に応じて
、その気筒での回転数NEnの低下の程度が増減するが
、基準値Xも負荷しに応じて増減するので、変動量aN
Eは基準値×を越える。
そこで、異常気筒検出処理ルーチン(第3図)では、変
動量、JNEが基準値Xより大きい場合、その気筒の回
転数は異常であるとして、気筒番号nの気筒にかかる回
転異常の程度を表すカウント値CDINJnを値Aだけ
増加し、更(二、回転数NEnに基準値×を加えた値を
、前気筒の回転数NE8として更新する処理を行なう(
ステップ2]0)。なお、ステップ210において回転
数NEnに基準値×を加えた値を、前気筒の回転数NE
Bとして更新する結果、不整失火(第6図参照)が生じ
ている場合であっても、異常気筒の判断処理における変
動量、dNEは、大きな値として検出される。
動量、JNEが基準値Xより大きい場合、その気筒の回
転数は異常であるとして、気筒番号nの気筒にかかる回
転異常の程度を表すカウント値CDINJnを値Aだけ
増加し、更(二、回転数NEnに基準値×を加えた値を
、前気筒の回転数NE8として更新する処理を行なう(
ステップ2]0)。なお、ステップ210において回転
数NEnに基準値×を加えた値を、前気筒の回転数NE
Bとして更新する結果、不整失火(第6図参照)が生じ
ている場合であっても、異常気筒の判断処理における変
動量、dNEは、大きな値として検出される。
一方、変動量、6NEが、基準値Yより小さい場合、そ
の気筒の回転数は正常であると判断して、回転異常の程
度を表すカウント値CD I NJn を値Bだけ低減
し、更に、今回の回転数NEnをそのまま前気筒の回転
数NEBとして更新する処理を行なう(ステップ220
)。
の気筒の回転数は正常であると判断して、回転異常の程
度を表すカウント値CD I NJn を値Bだけ低減
し、更に、今回の回転数NEnをそのまま前気筒の回転
数NEBとして更新する処理を行なう(ステップ220
)。
変動量aNEが、基準値Yを越え基準値0未満の場合に
は、カウント値CDINJnの増減は行なわず、前気筒
の回転数NEBの更新のみ行なう(ステップ225)。
は、カウント値CDINJnの増減は行なわず、前気筒
の回転数NEBの更新のみ行なう(ステップ225)。
かかるステップ180ないしステップ220までの処理
の結果、第6図下欄に例示するように、負荷りが変動し
ても、回転異常の程度を表すカウント値CDINJnは
適正に増加される。
の結果、第6図下欄に例示するように、負荷りが変動し
ても、回転異常の程度を表すカウント値CDINJnは
適正に増加される。
以上の処理(ステップ180ないしステップ220)の
終了後、またはステップ130の判断において、クラン
ク軸のタイミングを表すカウント値CCrnkが所定条
件にないと判断した場合、次に、タイマ75のカウント
値に基づいて、1秒が経過したか否かの判断を行なう(
ステップ230)。
終了後、またはステップ130の判断において、クラン
ク軸のタイミングを表すカウント値CCrnkが所定条
件にないと判断した場合、次に、タイマ75のカウント
値に基づいて、1秒が経過したか否かの判断を行なう(
ステップ230)。
1秒が経過した場合には、経過時間を表す変数CDを値
1だけインクリントしくステップ240)、更に、変数
CDが所定値しく本実施例では25秒)以上であるか否
かの判断と(ステップ250)、n番気筒の回転異常の
程度を表すカウント値CDI NJnが判定値M(本実
施例では加算値Aの100倍の値)以上であるか否かの
判断(ステップ260)とを行なう。
1だけインクリントしくステップ240)、更に、変数
CDが所定値しく本実施例では25秒)以上であるか否
かの判断と(ステップ250)、n番気筒の回転異常の
程度を表すカウント値CDI NJnが判定値M(本実
施例では加算値Aの100倍の値)以上であるか否かの
判断(ステップ260)とを行なう。
ステップ250において経過時間CDが値し以上でない
と判断された場合(ま まだ気筒の異常について判断で
きるデータが集まっていないとして、rN E X T
Jに抜け、本ルーチンを一旦終了し、他の処理(燃料噴
射制御等)に移る。
と判断された場合(ま まだ気筒の異常について判断で
きるデータが集まっていないとして、rN E X T
Jに抜け、本ルーチンを一旦終了し、他の処理(燃料噴
射制御等)に移る。
ステップ250およびステップ260の両条件が共に満
足されている場合には、気筒番号nの気筒には異常があ
ると判定し、これを図示しないインナパネルの表示ラン
プや図示しないダイアグノーシスコンピユータ等に出力
する処理を行なう(ステップ270)。
足されている場合には、気筒番号nの気筒には異常があ
ると判定し、これを図示しないインナパネルの表示ラン
プや図示しないダイアグノーシスコンピユータ等に出力
する処理を行なう(ステップ270)。
一方、ステップ260でカウント値CDINJnが判定
値M以上でないと判断した場合に1社気筒の回転異常の
程度は異常が生じたと判断するまでに至らなかったとし
て、正常と判定する(ステップ273)。
値M以上でないと判断した場合に1社気筒の回転異常の
程度は異常が生じたと判断するまでに至らなかったとし
て、正常と判定する(ステップ273)。
こうしてカウント値CD I NJnの値に応じて正常
・異常の判定を行なうと、次に、検出処理が全気筒1こ
ついて終了したか否か判断しくステップ275)、終了
していれ(f−次回の検出処理に備えて、変数CD、C
D I NJn、NE8等と初期化する処理を行ない(
ステップ280)、 rNEXTJに抜け、本ルーチン
を一旦終了する。一方、終了していなけれ(L初期化の
処理は行わずに、rN E X TJに抜け、本ルーチ
ンを一旦終了する。
・異常の判定を行なうと、次に、検出処理が全気筒1こ
ついて終了したか否か判断しくステップ275)、終了
していれ(f−次回の検出処理に備えて、変数CD、C
D I NJn、NE8等と初期化する処理を行ない(
ステップ280)、 rNEXTJに抜け、本ルーチン
を一旦終了する。一方、終了していなけれ(L初期化の
処理は行わずに、rN E X TJに抜け、本ルーチ
ンを一旦終了する。
以上説明したように、第1実施例の内燃機関の異常気筒
検出装置は、負荷しの増減に応じて基準値X、 Yを
増減し、増減した基準値X、 Yにもとづいて変動量
aNEの大きさを判別し、異常気筒の検出を行なう。
検出装置は、負荷しの増減に応じて基準値X、 Yを
増減し、増減した基準値X、 Yにもとづいて変動量
aNEの大きさを判別し、異常気筒の検出を行なう。
したがって、本検出装置は、変動量aNEが負荷の増減
に応じて変化しても、その変化分が基準値X、 Yの
増減により相殺さ札 負荷の影響を受けない適正な異常
気筒の検出を実現できるという優れた効果を奏する。
に応じて変化しても、その変化分が基準値X、 Yの
増減により相殺さ札 負荷の影響を受けない適正な異常
気筒の検出を実現できるという優れた効果を奏する。
なお、本実施例では、変動量−NEが基準値×を越えた
場合(ステップ200)、前回の爆発行程の回転数NE
Bとして、回転数NEnより値×だけ大きな値を設定す
る(ステップ2]○)。従って、いずれかの気筒に異常
が生じている場合であって、第6図に示すようにその気
筒の直前に爆発行程を迎える気筒に不整失火が生じた場
合でも、継続して異常状態の生じている気筒を正しく異
常と判別することができる。また、不整失火の生じた気
筒について、回転数が異常(△NE>X)と判断されて
回転異常の程度を表すカウント値CDNJnを増加した
場合でも、次に回転数の変動が基準値7未満であれば、
カウント値CDINJnの値を低減するので、不整失火
により回転数が偶発的に低下した気筒が、誤って異常気
筒と判断されることがない。更に、本実施例の内燃機関
の異常気筒検出装置は、従来装置のハードウェアをその
まま使用することができるので、既存装置の有効利用を
図ることができるという副次的効果も得られる。
場合(ステップ200)、前回の爆発行程の回転数NE
Bとして、回転数NEnより値×だけ大きな値を設定す
る(ステップ2]○)。従って、いずれかの気筒に異常
が生じている場合であって、第6図に示すようにその気
筒の直前に爆発行程を迎える気筒に不整失火が生じた場
合でも、継続して異常状態の生じている気筒を正しく異
常と判別することができる。また、不整失火の生じた気
筒について、回転数が異常(△NE>X)と判断されて
回転異常の程度を表すカウント値CDNJnを増加した
場合でも、次に回転数の変動が基準値7未満であれば、
カウント値CDINJnの値を低減するので、不整失火
により回転数が偶発的に低下した気筒が、誤って異常気
筒と判断されることがない。更に、本実施例の内燃機関
の異常気筒検出装置は、従来装置のハードウェアをその
まま使用することができるので、既存装置の有効利用を
図ることができるという副次的効果も得られる。
(第2実施例)
第2実施例の内燃機関の異常気筒検出装置は、第1実施
例と同一の内燃機関とその周辺装置(第2図参照)を備
え、その電子制御装置70における処理のみ異なるもの
である。そこで、第7図のフローチャート(二基づいて
、第2実施例における異常気筒検出処理(こついて説明
する。尚、第7図で(よ理解の便を図るために、第1実
施例と同様の処理については省略し、要部を示す。
例と同一の内燃機関とその周辺装置(第2図参照)を備
え、その電子制御装置70における処理のみ異なるもの
である。そこで、第7図のフローチャート(二基づいて
、第2実施例における異常気筒検出処理(こついて説明
する。尚、第7図で(よ理解の便を図るために、第1実
施例と同様の処理については省略し、要部を示す。
第2実施例では、異常気筒検出処理ルーチンが起動され
ると、まず、図示しないフローチャートの処理により、
第1実施例と同様に爆発行程毎にクランク軸の角速度の
変動量、6NEを求め、変動量aNEを、内燃機関]の
負荷しにともづいて算出した基準値×、Y(第2実施例
における第1の許容範囲)と比較する処理を行なう。こ
うして負荷りの変動に対して、回転異常の程度を表すカ
ウント値CDINJnが適正に増加される(第3図こお
いてステップ]00ないしステップ225に相当する処
理)。
ると、まず、図示しないフローチャートの処理により、
第1実施例と同様に爆発行程毎にクランク軸の角速度の
変動量、6NEを求め、変動量aNEを、内燃機関]の
負荷しにともづいて算出した基準値×、Y(第2実施例
における第1の許容範囲)と比較する処理を行なう。こ
うして負荷りの変動に対して、回転異常の程度を表すカ
ウント値CDINJnが適正に増加される(第3図こお
いてステップ]00ないしステップ225に相当する処
理)。
更に、以上の処理の終了後、または、第3図のステップ
]30に相当する判断においてカウント値Ccrnkが
所定条件にないと判断された場合、第1実施例と同様に
、タイマ75のカウント値に基づいて、1秒が経過した
か否かの判断を行なう(ステップ230 B)。 1秒
が経過した場合には、経過時間を表す変数CDを値]だ
けインクリントする(ステップ240B)。
]30に相当する判断においてカウント値Ccrnkが
所定条件にないと判断された場合、第1実施例と同様に
、タイマ75のカウント値に基づいて、1秒が経過した
か否かの判断を行なう(ステップ230 B)。 1秒
が経過した場合には、経過時間を表す変数CDを値]だ
けインクリントする(ステップ240B)。
次に、第2実施例では、回転異常の程度を表すカウント
値CD f NJnを判断する判定値Mに、現時点での
負荷しの大きさに応じた加算値、dMt加算する処理(
ステップ245 B)を行なう。加算値aMf;&
図示しないデータテーブルのデータから補間演算により
求める。データテーブルは、第8図に示す負荷しと加算
値aMとの関係(負荷ヒの一次関数として加算値、dM
を規定:負荷りの増減にともない加算値2Mの大きさ舎
値]、○未満の範囲で増加・減少する)表テーブル化し
たものである。
値CD f NJnを判断する判定値Mに、現時点での
負荷しの大きさに応じた加算値、dMt加算する処理(
ステップ245 B)を行なう。加算値aMf;&
図示しないデータテーブルのデータから補間演算により
求める。データテーブルは、第8図に示す負荷しと加算
値aMとの関係(負荷ヒの一次関数として加算値、dM
を規定:負荷りの増減にともない加算値2Mの大きさ舎
値]、○未満の範囲で増加・減少する)表テーブル化し
たものである。
したがって、判定値Mは本ルーチンを繰り返す度に、そ
のルーチン実行時の負荷りの大きさに応じた加算値aM
が加算さ札 結果として、現時点までの負荷りの履歴に
見あった判定値M(第2実施例における第2の許容範囲
)が算出される。
のルーチン実行時の負荷りの大きさに応じた加算値aM
が加算さ札 結果として、現時点までの負荷りの履歴に
見あった判定値M(第2実施例における第2の許容範囲
)が算出される。
この後、第1実施例と同様に、変数CDが所定値しく本
実施例では25秒)以上であるか否かの判断と(ステッ
プ250 B)、n香気筒の回転異常の程度を表すカウ
ント値CD I NJnがステップ245Bで求めた判
定値M以上であるか否かの判断(ステップ260B)と
を行なう。
実施例では25秒)以上であるか否かの判断と(ステッ
プ250 B)、n香気筒の回転異常の程度を表すカウ
ント値CD I NJnがステップ245Bで求めた判
定値M以上であるか否かの判断(ステップ260B)と
を行なう。
経過時間CDが値し以上でなければ、まだ気筒の異常に
ついて判断できるデータが集まっていないとして、 r
N E X TJ に抜け、本ルーチンを一旦終了する
。
ついて判断できるデータが集まっていないとして、 r
N E X TJ に抜け、本ルーチンを一旦終了する
。
両条件が共に満足されている場合には、気筒番号用の気
筒には異常があると判定し、これを図示しないインナパ
ネルの表示ランプや図示しないダイアグノーシスコンピ
ユータ等に出力する処理を行なう(ステップ270B)
。
筒には異常があると判定し、これを図示しないインナパ
ネルの表示ランプや図示しないダイアグノーシスコンピ
ユータ等に出力する処理を行なう(ステップ270B)
。
一方、カウント値CDINJnが判定値M以上でなけれ
ば気筒の回転異常の程度は異常が生じたと判断するまで
に至らなかったとして、正常と判定する(ステップ27
3B)。
ば気筒の回転異常の程度は異常が生じたと判断するまで
に至らなかったとして、正常と判定する(ステップ27
3B)。
こうしてカウント値CD I NJnO値に応じて正常
・異常の判定を行なった場合は、次に、検出処理が金気
筒について終了したか否かを判断しくステップ275
B)、終了していれば、次回の検出処理に備えて、変数
CD、CDINJn、NEB等と判定値Mとを初期化す
る処理を行ない(ステップ280B)、 rNEXTJ
に抜けて、本ルチンを一旦終了する。一方、終了してい
なければ、初期化の処理は行わずに、 rN E X
TJに抜けて、本ルーチンを一旦終了する。
・異常の判定を行なった場合は、次に、検出処理が金気
筒について終了したか否かを判断しくステップ275
B)、終了していれば、次回の検出処理に備えて、変数
CD、CDINJn、NEB等と判定値Mとを初期化す
る処理を行ない(ステップ280B)、 rNEXTJ
に抜けて、本ルチンを一旦終了する。一方、終了してい
なければ、初期化の処理は行わずに、 rN E X
TJに抜けて、本ルーチンを一旦終了する。
以上説明した第2実施例の異常気筒検出装置は、第1実
施例の効果に加えて、異常気筒の検出が完了するまでの
負荷りの履歴を加味して判定値Mを算出し、その判定値
Mにもとづいて、回転異常の回数を示すカウント値CD
I NJnの大きさを判断するから、検出期間(変数
CDが所定値しになるまで;実施例では25秒)の間の
負荷りの変化の影響を一層正確に除き、異常気筒を格段
に適正こ検出できるという優れた効果を奏する。
施例の効果に加えて、異常気筒の検出が完了するまでの
負荷りの履歴を加味して判定値Mを算出し、その判定値
Mにもとづいて、回転異常の回数を示すカウント値CD
I NJnの大きさを判断するから、検出期間(変数
CDが所定値しになるまで;実施例では25秒)の間の
負荷りの変化の影響を一層正確に除き、異常気筒を格段
に適正こ検出できるという優れた効果を奏する。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、例えば吸気
管負圧から負荷を算出する構成、吸入空気流量あるいは
吸気管負圧に回転数を加えた複数の変数から負荷を算出
する構成等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
した実施例に何等限定されるものではなく、例えば吸気
管負圧から負荷を算出する構成、吸入空気流量あるいは
吸気管負圧に回転数を加えた複数の変数から負荷を算出
する構成等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
発明の効果
以上詳述したように、本発明の内燃機関の異常気筒検出
装置によれば、許容範囲を負荷に応じて修正し、角速度
変動の程度が負荷に応じて変化した変化分を相殺した上
で、角速度変動の程度を判別するから、負荷の影#差除
いて、異常気筒を適正に検出できるという優れた効果を
奏する。
装置によれば、許容範囲を負荷に応じて修正し、角速度
変動の程度が負荷に応じて変化した変化分を相殺した上
で、角速度変動の程度を判別するから、負荷の影#差除
いて、異常気筒を適正に検出できるという優れた効果を
奏する。
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図は本発明の実施例としての内燃機関の異常気筒検出
装置の概略構成図、第3図は第1実施例における異常気
筒検出処理ルーチンを示すフローチャート、第4図はク
ランク軸の回転タイミングを設定する割込ルーチンを示
すフローチャート、第5図は基準値X、 Yと負荷り
との関係を例示するグラフ、第6図は負荷しの変化にと
もなう基準値X、 Yの変化のようす等を示すタイミ
ングチャート、第7図は第2実施例の異常気筒検出処理
ルーチンの要部を示すフローチャート 第8図は判定値
Mのための加算値2Mと負荷りとの関係を示すグラフ、
第9図は角速度変動の分布を負荷の高低に分けて示すグ
ラフである。 7・・・エアフロメータ 2122、23.24・・・燃料噴射弁50・・・回転
数センサ 70・・・電子制御装置L・・・負荷
X、 Y・・・基準値aNE・・・回転数
の変動量
2図は本発明の実施例としての内燃機関の異常気筒検出
装置の概略構成図、第3図は第1実施例における異常気
筒検出処理ルーチンを示すフローチャート、第4図はク
ランク軸の回転タイミングを設定する割込ルーチンを示
すフローチャート、第5図は基準値X、 Yと負荷り
との関係を例示するグラフ、第6図は負荷しの変化にと
もなう基準値X、 Yの変化のようす等を示すタイミ
ングチャート、第7図は第2実施例の異常気筒検出処理
ルーチンの要部を示すフローチャート 第8図は判定値
Mのための加算値2Mと負荷りとの関係を示すグラフ、
第9図は角速度変動の分布を負荷の高低に分けて示すグ
ラフである。 7・・・エアフロメータ 2122、23.24・・・燃料噴射弁50・・・回転
数センサ 70・・・電子制御装置L・・・負荷
X、 Y・・・基準値aNE・・・回転数
の変動量
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前後の爆発行程間に出力軸に生ずる角速度変動を、
爆発行程毎に検出する角速度変動検出手段と、 該検出した角速度変動に基づいて気筒毎に角速度変動の
程度を算出し、算出した角速度変動の程度が許容範囲を
越える気筒を、異常の生じた気筒として検出する異常気
筒検出手段とを備えた内燃機関の異常気筒検出装置にお
いて、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、該検
出される内燃機関の負荷の増減にしたがい前記許容範囲
を拡大・縮小する許容範囲修正手段とを設けたことを特
徴とする内燃機関の異常気筒検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088093A JPH07122418B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 内燃機関の異常気筒検出装置 |
US07/677,113 US5088318A (en) | 1990-04-02 | 1991-03-29 | Determining device for determining a failure in an engine cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088093A JPH07122418B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 内燃機関の異常気筒検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03286166A true JPH03286166A (ja) | 1991-12-17 |
JPH07122418B2 JPH07122418B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=13933255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2088093A Expired - Lifetime JPH07122418B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 内燃機関の異常気筒検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5088318A (ja) |
JP (1) | JPH07122418B2 (ja) |
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