JPH11351050A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JPH11351050A
JPH11351050A JP15941198A JP15941198A JPH11351050A JP H11351050 A JPH11351050 A JP H11351050A JP 15941198 A JP15941198 A JP 15941198A JP 15941198 A JP15941198 A JP 15941198A JP H11351050 A JPH11351050 A JP H11351050A
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JP
Japan
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signal
reference position
engine
cylinder
crank angle
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Application number
JP15941198A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Yamaoka
利志光 山岡
Kunikimi Minamitani
邦公 南谷
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランキング直後に生じる逆転現象に起因す
る信号をキャンセルしてエンジンの早期始動を図る。 【解決手段】 第1マスク用タイマ(cigmsk)及び第2
マスク用カウンタ(cnemsk)設定して、イグニッション
オン及びスタータオン(クランキング開始)直後に発生
するノイズに起因する信号及びスタータオン直後に発生
する逆転現象に起因する信号をマスクすることによりキ
ャンセルして、これらの悪影響が除去された制御用気筒
判別信号及び制御用クランク角信号を得る。また、エン
ジンの所定回転数(例えば、500rpm)以下の場合のみマ
スクするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン制御装置に係
り、特に、多気筒エンジンの始動時におけるエンジン制
御を適正に行うためのエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】多気筒エンジンの制御においては、エンジ
ンクランク軸のクランク角度を検出し、この検出したク
ランク角度に基づいて、たとえば気筒を特定し、各気筒
毎に順次所定のタイミングでエンジンの点火時期、燃料
噴射量等を決定する、といった制御を行うようになって
いる。この場合、エンジンのクランク角度を検出するに
あたっては、クランク軸に基準となる突起等を設け、こ
れを電磁ピックアップ等の磁気センサによって検出する
磁気的手段をクランクセンサとして採用することが一般
に行われている。このような磁気的手段によってクラン
ク角度を検出する場合には、クランク角検出機構がこの
近傍に配置されるスタータモータの始動による磁界変動
の影響を受けて正確なクランク角検出が阻害されるとい
う問題がある。
【0003】すなわち、クランキングによってスタータ
モータが起動されるとこれによって大きな電流変化が生
じ、これに伴う磁界変動を磁気ノイズとしてクランク角
検出機構が拾うことによって、実際のクランク角信号と
は異なる磁気変化をクランク角信号として検出して仕舞
うという問題である。これによって、正確なクランク角
検出が阻害され、したがって、適正なエンジン制御が達
成できなくなるという問題である。このような問題に対
処するために、特開平5−141303号公報には、ス
タータの起動信号をノイズ発生危険検出信号とし、スタ
ータ起動直後から所定期間後にはじめてセンサ信号を正
規の信号として検出し、スタータ起動終了から所定期間
はセンサへのフィルタ定数を変更してノイズによる信号
波形を乱れを防ぐようにしたエンジン制御装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許公報に開示されたエンジン制御装置では、クランキン
グ開始後スタータが動作している間は必ずクランク信号
は使用されないこととなり、必然的に適正なエンジンを
開始するまでの時間的ずれが大きくなり、迅速かつ適正
なエンジン制御が達成できなくなるという問題がある。
さらに、本発明者らは、多気筒エンジンでは、クランキ
ング直後において、何れかの気筒で圧縮行程が行われた
のち、その次の気筒が圧縮行程を行なう際の気筒圧上昇
による反力によりクランク軸が僅かに逆方向に回転する
逆転現象が生じることを発見した。エンジン制御のクラ
ンク角検出において、クランク軸の上記逆回転の直前の
正回転状態において、基準位置検出手段が基準位置を検
出し、さらに逆回転状態において再度同じ基準位置検出
することとなる。このため、実際には、クランク軸が正
常に回転していないのに基準位置検出のカウントだけが
先行することになる。クランク角はエンジン制御の基本
となるパラメータであるため、クランク信号である基準
位置が適正に検出されないことによって、エンジン制御
に与える影響は重大である。
【0005】上記のように、逆回転によって特定の気筒
において圧縮行程が正常に行われていないのに、正常で
あったかのように基準位置信号を処理することによっ
て、重大な問題が生じる可能性がある。たとえば、点火
順序が1、2、4、3気筒の順である場合において、第
4気筒の圧縮行程の上死点直前に逆回転が生じたとする
と、圧縮行程が行われていないのに逆回転時に基準位置
信号が検出されることによって、あたかも圧縮行程が行
われたかのような判断がクランク角検出機構によって行
われ、第4気筒では所定のタイミングで点火が行われ
る。また、その後のエンジン制御にも影響を与えること
となる。より具体的に言えば、吸気行程が行われている
ときに、圧縮行程であると判定し、燃料噴射及び点火が
行われる。この場合には、吸気管に火炎が戻る所謂バッ
クファイアが発生し、非常に好ましくない。
【0006】このように、上述した特許公報に記載の装
置が対策したスタータのノイズの問題を解消するだけで
なく、クランク軸の上記のような逆回転に基づくクラン
ク角の誤検出に基づくエンジン制御への悪影響をも有効
に解消する必要がある。そこで、本発明は、従来技術の
問題点を解決するためになされたものであり、クランク
角をノイズ及び逆転現象による悪影響を排除することに
より、エンジン始動直後からクランク角を迅速且つ的確
に検出して早期にエンジンの始動を行うことが出来るエ
ンジン制御装置を提供することを目的としている。本発
明は、逆転現象を検出するための特別な検出手段を設け
ることなく逆転現象による悪影響を排除することが出来
るエンジン制御装置を提供することを目的としている。
【0007】本発明は、逆転現象が発生しない比較的高
回転時のエンジン制御を確実に行うことが出来るエンジ
ン制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、多気筒エンジンのエンジン制御装置で
あって、エンジン回転に対応して回転する回転軸と、こ
の回転軸の回転に伴って所定気筒の動作位置が基準位置
にあるときに基準位置信号を出力する基準位置出力手段
と、この基準位置出力手段により出力された基準位置信
号を検出する基準位置検出手段と、この基準位置検出手
段により検出された基準位置によりエンジンの制御を行
なうエンジン制御手段と、基準位置出力手段による基準
位置の出力直後から、エンジン出力軸が一時的に逆回転
する逆転現象の発生期間に相当する所定期間が経過する
まで、この所定期間中に基準位置出力手段により出力さ
れる基準位置信号に基づくエンジン制御手段によるエン
ジン制御を禁止するために基準位置信号を遮断する禁止
手段と、を有することを特徴としている。
【0009】このように構成された本発明においては、
禁止手段が、基準位置出力手段による基準位置の出力直
後から、エンジン出力軸が一時的に逆回転する逆転現象
の発生期間に相当する所定期間が経過するまで、この所
定期間中に基準位置出力手段により出力される基準位置
信号に基づくエンジン制御手段によるエンジン制御を禁
止するために基準位置信号を遮断するようにしているた
め、基準位置の出力直後に生じるエンジン出力軸の逆転
現象及びノイズの発生による悪影響を除去することが出
来る。その結果、エンジン始動直後からクランク角を迅
速且つ的確に検出することができ、早期にエンジン始動
を行うことが出来る。また、逆転現象による信号を除去
することができるため、バックファイアの発生を防止す
ることもできる。さらに、逆転現象検出手段を設ける必
要もない。
【0010】なお、この所定期間は、実施形態において
は、第1マスク用タイマ(cigmsk)初期値である
5〜10msがそれに相当する期間である。さらに、本
発明において、上記禁止手段は、エンジンのクランキン
グ開始直後から第2の所定期間が経過するまで、上記基
準位置信号を遮断することが好ましい。ここで、この第
2の所定期間は、例えば、エンジン回転数が所定回転数
以上となるまでの期間である。この第2の所定期間を設
定するためのエンジン回転数は、完爆判定値以下、即
ち、例えば、500rpm前後以下が好ましい。このよ
うに、逆転現象が発生する可能性が高い第2の所定期間
が経過するまで基準位置信号を遮断することにより、逆
転現象が発生しない高回転領域でのエンジン制御を確実
に行うことが出来ると共に、CPUの負担を低減させる
ことができる。
【0011】さらに、本発明は、イグニッションオン開
始から、上記禁止手段により禁止されなかった上記基準
位置信号が所定回数検出されるまで、上記基準位置信号
に基づくエンジン制御を禁止する第2の禁止手段を、有
することが好ましい。この第2の禁止手段は、実施形態
では、第2マスク用カウンタであり、その初期値は2〜
5に設定される(図3に示す実施形態では、2に設定さ
れている)。この第2の禁止手段を設けることにより、
イグニッションオンによるノイズ及びスタータオンによ
るノイズによる誤検知を防止することができる。本発明
は、ディストリビューターレス点火システムを備えたエ
ンジンの制御に有効である。このディストリビューター
レス点火システムを用いたエンジンにおいては、回転に
よるパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのみで基準
位置が判定され、例えば、第1気筒の立ち上がりの次の
立ち上がりは第3気筒であると予め認識されている。
【0012】
【発明を実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明のエンジン制御装置の実施形態を説明する。図1は、
本発明のエンジン制御装置の一実施形態が適用される多
気筒エンジンの全体構成図である。図1に示すように、
符号1は、4気筒4サイクルエンジンを示し、このエン
ジン1の各気筒には、ピストン2が摺動するシリンダボ
アの上方空間に燃焼室3が形成されている。燃焼室3に
は、吸気ポート及び排気ポート5が開口しており、これ
らのポート4及び5には吸気弁6及び排気弁7が組み込
まれている。さらに、点火プラグ8が燃焼室3に望むよ
うにエンジン1のシリンダヘッドに取り付けられてい
る。この点火プラグ8は、電子制御によって所定の点火
時期においてイグナイタを起動する点火回路9に接続さ
れている。
【0013】エンジン1の各気筒のピストン2は、エン
ジン出力手段としての1本の共通のクランク軸に取り付
けられている。クランク軸の端部には、外周の所定の位
置に突起12を有するクランク角検出部材11が取り付
けられている。この検出部材11に対応する箇所に電磁
ピックアップ等からなるクランク角センサ13が配置さ
れている。エンジン動作中において突起12がクランク
角センサ13を通過することによる磁界変化を検出する
ことによってパルス信号を発生するようになっている。
エンジン1には、水温センサ14が取り付けられてい
る。エンジンの吸気系はエアクリーナ15を介して導入
した吸気をエンジン1に導入する吸気通路16を備えて
おり、この吸気通路には、上流側の共通吸気通路17
と、その下流に位置するサージタンク18と、このサー
ジタンクから各気筒の吸気ポート4に至る気筒別吸気通
路19とを有している。上記共通吸気通路17には、吸
入空気量を検出するエアフローメータ21及び吸入空気
量調節用のスロットル弁22が配設され、またスロット
ル弁22をバイパスするアイドルスピードコントロール
(ISC)通路23及びこの通路23を開閉するISC
バルブ24が具備されている。さらに、吸気温度を検出
する吸気温センサ25、スロットル弁22の全閉を検出
するアイドルスイッチ26、スロットル開度を検出する
スロットル開度センサ27等が取り付けられている。
【0014】気筒別吸気通路19の下流端近傍には、燃
料を噴射供給するインジェクタ28が装備されている。
このインジェクタ28は、燃料ポンプ(図示せず)によ
り燃料通路を介して供給される燃料を吸気ポート4に向
けて噴射する。気筒別吸気通路19の下流側には、リー
ンバーン運転時等に使用されるセカンダリ通路19aが
設けられ、該セカンダリ通路19aには、スワールコン
トロール弁29が設けられる。エンジンの排気系は、各
気筒の排気ポート5に通じる排気通路31を備えてお
り、この排気通路31には、λO2 センサ32が設けら
れるとともに、その下流側には、排気浄化用の触媒装置
33が設けられている。λO2 センサ32は理論空燃比
での運転状態を検出できるようになっている。
【0015】さらに、エンジンの制御のために電子コン
トロールユニット(ECU)40が設けられており、こ
のECU40は、マイクロコンピュータ等で構成され
る。ECU40には、上記クランク角センサ13、水温
センサ14、エアフローメータ、21、吸気温センサ2
5、アイドルスイッチ26、スロットル開度センサ2
7、λO2 センサ32等からの信号が入力ささる。この
ECU40からは、上記インジェクタ28に対する燃料
噴射信号を発生する。また、点火回路9に対して点火時
期制御信号を発生する。さらにISCバルブ24のアク
チュエータ24a及びスワールコントロール弁29のア
クチュエータ等にも制御信号を出力する。本実施形態に
おいては、クランク角センサからの信号を処理して基準
位置信号としてSGC信号(気筒判別信号)及びSGT
信号(クランク角信号)の信号を使用する。本実施形態
の4気筒エンジンは1、2、4、3気筒の順で点火し、
第1及び第4気筒、第2及び第3気筒の位相はそれぞれ
360°CAだけずれている。すなわち、第1気筒のピ
ストンと第4気筒のピストンとは同じ動きをするが、第
1気筒が圧縮行程のときには第4気筒は排気行程であ
り、第1気筒が膨張行程の場合には、第4気筒は吸気行
程である。この関係は、第2気筒と第3気筒でも同じで
ある。
【0016】図2は、エンジン制御装置における基準位
置信号の発生状況、クランク角度位相、逆転現象、及び
それらの相互関係を示すタイムチャートである。図2に
示すように、SGT信号の変化は、クランク角センサ1
3の出力に基づくが、第1及び第4気筒、及び第2気筒
及び第3気筒のピストンの上死点前(BTDC)76°
CAでハイとなり、BTDC6°CAでローとなる18
0°CA周期の信号である。一方、SGC信号は、それ
ぞれ720°CAの周期を有するハイ期間の長いものと
短いものとが交互に現れるようになっている。そして、
ハイ期間の長いSGC信号は、第1気筒が圧縮行程とな
るクランク角領域において発生するSGT信号がハイと
なる直前にハイとなり、このSGT信号がローとなった
直後にローとなる。また短いハイ期間を有するSGC信
号は、第4気筒が圧縮行程となるクランク角領域におい
て発生するSGT信号がハイになる直前にハイとなり、
このSGT信号がローとなる直前にローとなる。
【0017】したがって、まずSGC信号がハイとな
り、次にSGT信号がハイとなり、次にSGT信号がロ
ーとなってその後SGC信号がローとなるという順序で
信号が検出された場合には、第1気筒が圧縮行程になっ
ている場合であり、SGC信号のハイ、SGT信号のハ
イ、SGC信号のロー及びSGT信号のローの順で信号
が検出された場合には、第4気筒が圧縮行程になってい
ることが判明する。このようにして、第1または第4気
筒が判明した後において、SGT信号のハイ及びローが
SGC信号の検出の間に検出された場合には、第2気筒
または第3気筒であり、その前の気筒が第1気筒である
か第4気筒であるかをみれば第2気筒であるか第3気筒
であるかを突き止めることができる。このようにSGC
信号とSGT信号のハイからロー、ローからハイへの変
化の組み合わせに及び検出の有無によって気筒を特定す
ることができるともに、当該気筒の行程及びピストンの
位置を把握することができるものである。
【0018】なおSGT信号のローからハイ、及びハイ
からローへの変化は波形成型処理をすることによってN
E信号(クランク角信号)として上記ローからハイ、ハ
イからローのそれぞれの変化をパルスで発生させるよう
になっている。つまり、立ち上がり、立ち下がりによる
NE信号を検出して、これをカウントすることによって
クランク角を判断するためたSGT信号によるハイ、ロ
ーを識別することなくクランク角判断処理を簡素化でき
る。つまり、NE信号をカウント時に2回続けてSGC
信号がハイであると、これを第1気筒と判断し、その次
にNE信号がカウントされると第2気筒の点火BTDC
76°CAであり、その次は、第2気筒の点火6°CA
前とという具合に判断してもよい。次に、クランキング
直後に生じる逆転現象を説明する。図2において、概念
的に示すように今点Aのタイミングで運転者がスタータ
を操作してオンとしクランキングを開始したとする。こ
の場合、まず点a1においてSGT信号のハイからロー
への変化がNE信号のパルスを検出することによって検
出される。そしてSGC信号のローからハイへの変化が
検出された後、SGT信号のローからハイへの変化がN
E信号のパルスの検出によって検出されるので(点a
2)第1気筒ないし第4気筒のピストンが上死点に到達
するべく動作していることが判明する。
【0019】そして、SGT信号のハイからローへの変
化がNE信号のパルスによって(点a3)、SGC信号
のハイからローへの変化の前に、さらに検出されるの
で、第1気筒が圧縮行程によってピストンが上昇してい
ることが判明する。これによって、第1気筒ではECU
40からの命令によって点火信号がイグニッションプラ
グに供給されることによって点火制御される。しかし、
このときクランキングによる回転力が第1気筒内の圧力
上昇に打ち勝つことができない場合が瞬間的に生じるこ
とがある。この場合には、クランク軸は、第1気筒の圧
縮行程の後半の上死点付近において、瞬間的に逆方向の
回転する現象が生じる。このため、クランク角センサ1
3は、上記で検出した正回転方向に通過した同じ突起1
2を、逆方向に通過するときに再びカウントする(点a
4)。そしてその直後において、このクランク軸の瞬間
的逆回転動作が解消すると、クランク軸は再び正回転を
行う。このときさらにクランクセンサ13は同じ突起1
2の正回転方向への通過をカウントすることとなる(点
a5)。しかし、この場合ECU40は、通常の回転状
態における制御を継続しているため、点a5のカウント
によって、これとほぼ同期して第2気筒を点火制御する
こととなる。しかし、実際には、クランク軸が逆回転し
ているために第2気筒は、吸気行程の後半の状態になっ
ている。すなわち、上記クランク軸の瞬間的逆回転によ
るクランク角信号をクランクセンサが誤検出することに
よってエンジン制御に狂いが生じることになる。
【0020】また、第2の例は、点Bにおいて、クラン
キングが開始されたとすると、同様に点b1、b2にお
いてNE信号のパルスが検出され、この間において、S
GC信号が検出されているので、第1または第4気筒に
おいてピストン上昇があることが判明する。しかし、こ
こでピストンの瞬間的逆回転状況が生じ同じ突起12を
クランク角センサが逆回転方向に再びカウント(点b
3)し、このカウントのタイミングがSGC信号のハイ
からローへの変化が検出される前であった場合には、E
CU40は気筒判別において、第4気筒ではなく第1気
筒が圧縮行程にあると判断する。このため、点b3に同
期して、ECU40は第4気筒ではなく第1気筒を誤っ
て点火制御することになる。そして、再び正回転状態と
なることによってクランク角センサは同じ突起12を三
たび検出することとなり、エンジンはさらに混乱するこ
ととなる。
【0021】本実施形態では、実際のクランク角信号
(ne(0))を第1マスク用タイマ及び第2マスク用
カウンタによりマスクすると共に、実際の気筒判別信号
(sgc(0))を第2マスク用カウンタによりマスク
することにより、このようなクランキング直後に生じる
逆転現象、及び、イグニッションオン時及び上述したス
タータオン時に生じるノイズによる信号をキャンセルす
ることによりこれらの悪影響を受けないようにしてい
る。以下、詳細に説明する。図3は、実際の気筒判別信
号(sgc(0))、実際のクランク角信号(ne
(0))、第1マスク用タイマ(cigmsk)、実際
のクランク角信号を第1マスク用タイマでマスクしたク
ランク角信号(ne(1))、第2マスク用カウンタ
(cnemsk)、実際の気筒判別信号(sgc
(0))を第2マスク用カウンタでマスクした制御用気
筒判別信号(sgc)、及び、クランク角信号(ne
(1))を第2マスク用カウンタでマスクした制御用ク
ランク角信号(ne)を示すタイムチャートである。
【0022】図3に示すように、実際の気筒判別信号
(sgc(0))は、本来の気筒判別信号を発生する
が、この本来のもの以外にもイグニッションオン直後及
びスタータオン(クランキング開始)直後において、ノ
イズ(図3中においてNで示す)を発生する。また、実
際のクランク角信号(ne(0))も、同様に、本来の
クランク角信号を発生するが、それ以外にノイズ及び上
述した逆転現象に起因する信号(図3中においてRで示
す)を発生する。第1マスク用タイマ(cigmsk)
は、実際のクランク角信号(ne(0))に発生する上
述したノイズ及び逆転現象信号の起因する信号ををマス
クするためのものであり、タイマの値が0以外のとき
は、実際のクランク角信号にマスクをかけその信号をキ
ャンセルするようになっている。ここで、この第1マス
ク用タイマ(cigmsk)の初期値I は、5〜10m
sにセットされる。このタイマセット時間は、ノイズ及
び逆転現象を確実に検知することができる所定期間とし
て設定される値である。この第1マスク用タイマ(ci
gmsk)により、実際の信号にマスクがかかると、そ
の部分が信号として出力されないようになっている。こ
の結果、実際のクランク角信号を第1マスク用タイマで
マスクしたクランク角信号(ne(1))は、ノイズ及
び逆転現象により発生した信号の影響を受けない信号と
なる。
【0023】第2マスク用カウンタ(cnemsk)
は、実際の気筒判別信号(sgc(0))及びクランク
角信号(ne(1))に発生するノイズに起因する信号
をマスクしてキャンセルするためのものである。この第
2マスク用カウンタ(cnemsk)は、初期値Jが2
と設定され、この設定値2が、イグニッションオンによ
り発生するのノイズにより1だけ減算され、スタータオ
ン(クランキング開始)により発生するノイズにより更
に1だけ減算され、その結果、値が0となる。このよう
に、第2マスクの設定値が0以外のときに、即ち、図3
の第2マスク領域において、これらの実際の気筒判別信
号(sgc(0))及びクランク角信号(ne(1))
にマスクをマスクをかけノイズにより発生した信号をキ
ャンセルしている。
【0024】このようにして、最終的に、制御用気筒判
別信号(sgc)及び制御用クランク角信号(ne)が
得られる。これらの信号は、上述したノイズ及び逆転現
象に起因する信号のキャンセルしたものであり、これら
の悪影響を受けないものとなっている。次に、図4及び
図5により、ECU40により、実行される制御用気筒
判別信号(sgc)及び制御用クランク角信号(ne)
の算出方法を説明する。図4は第1マスク用タイマの処
理を示すフローチャートであり、図5は第1マスク用タ
イマ及び第2マスク用カウンタを用いて制御用気筒判別
信号(sgc)及び制御用クランク角信号(ne)を算
出するフローチャートである。図4に示す処理は、5m
sの周期で、図5に示す処理と並行して行われる。この
図4のステップS1においては、エンジン回転数が50
0rpm以上であるか否かを判定する。エンジン回転数
が500rpm前後で、上述した逆転現象は生じないこ
とが本発明者らにより確認されているため、500rp
m以上の場合には、ステップS2において、第1マスク
用タイマ(cigmsk)の値を0と設定する。これに
より、逆転現象が生じ得ないエンジン回転領域におい
て、確実にエンジン制御を行うことができる。一方、エ
ンジン回転が500rpm未満の場合には、ステップS
3に進み、第1マスク用タイマ(cigmsk)の設定
値を減算する(図3のcigmskの右下がりのライン
がこの減算を示している)。
【0025】次に、図5に示すように、ステップS10
において、イグニッションオンか否かを判定する。イグ
ニッションオンの場合には、ステップS11に進み、第
1マスク用タイマ(cigmsk)及び第2マスク用カ
ウンタ(cnemsk)の初期値をセットする。ここ
で、第1マスク用タイマ(cigmsk)の初期値I
は、上述したように5〜10msであり、第2マスク用
カウンタ(cnemsk)の初期値Jは、1〜5程度で
ある(図3においては、初期値が2にセットされてい
る)。次に、ステップS12に進み、実際のクランク角
信号(ne(0))が本来のクランク角信号及びこれ以
外のノズル及び逆点現象に起因する信号を読み込んだか
否かを判定する。読み込んだと判定した場合には、ステ
ップS13に進み、エンジン回転数が500rpm以上
であるか否かを判定する。このステップS13の意味
は、上述した図4のステップS1と同じである。エンジ
ン回転数が500rpm未満の場合には、ステップS1
4に進み、第1マスク用タイマ(cigmsk)の値が
0か否かを判定する。第1マスク用タイマの値が0であ
る場合は、クランク角信号(ne(0))が本来のクラ
ンク角信号であることを示しており、このときは、ステ
ップS15に進み、第1マスク用タイマ(cigms
k)を初期値Iにセットする。一方、ステップS14に
おいて、第1マスク用タイマ(cigmsk)の値が0
でないと判定された場合は、ノズル又は逆転現象に起因
する信号を読み込んだ場合であるので、この場合には、
ステップS16に進み、第1マスク用タイマ(cigm
sk)を初期値Iにセットし、ステップS12に戻る。
【0026】このようにして、ステップS12〜S16
において、第1マスク用タイマによりノズル及び逆転現
象により発生した信号がマスクされてキャンセルされる
ことにより、これらの影響が除去される。ステップS1
3においてエンジン回転数が500rpm以上と判定さ
れた場合、及び、ステップS15において第1マスク用
タイマ(cigmsk)の初期値Iにセットされた場合
には、ステップS17に進み、実際のクランク角信号を
第1マスクでマスクしたクランク角信号(ne(1))
を設定する。次に、ステップS18に進み、第2マスク
用カウンタ(cnemsk)の値が0か否かを判定す
る。本実施形態では、カウンタは2と設定されているた
め、カウンタ値が0でない場合は、ノイズの影響が存在
する第2マスク領域(図3参照)であるため、ステップ
S19に進み、カウンタ値を1だけ減算し、その後、ス
テップS12に戻る。カウンタ値が0となるまで、この
処理を繰り返す。一方、第2マスク用カウンタ(cne
msk)の値が0の場合には、イグニッションオン及び
スタータオンに起因するノイズの発生領域である第2マ
スク領域を既に経過していることを意味している。した
がって、この場合には、ステップS20に進み、イグニ
ッションオン及びスタータオンに起因するノイズ及び逆
転現象に起因する信号の影響が除去された制御用クラン
ク角信号(ne)を設定する。また、ステップS20に
おいて、第2マスクによりノイズの影響が除去された制
御用気筒判別信号(sgc)を設定する。
【0027】このようにして設定された制御用クランク
角信号(ne)及び制御用気筒判別信号(sgc)を用
いて、図6及び図7に示すように、気筒判別を行うと共
に、燃料制御及び点火時期制御を実行する。先ず、図6
を参照して、気筒判別及び燃料制御について説明する。
この図6に示された処理は、制御用クランク角信号(n
e)が入力される毎にスタートする。スタートすると、
ECU40は、先ず、ステップS30において、制御用
クランク角信号(ne)及び制御用気筒判別信号(sg
c)を用いて、図2において説明した手順で気筒判別を
行う。次に、ステップS31に進み、運転状態を検出す
るための吸入吸気量Qa、エンジン回転数Ne等を読み
込む。つぎに、ステップS32に進み、基本燃料噴射量
0 を設定する。次に、ステップS33に進み、補正量
(始動時増量)Tcを設定する。更に、ステップS34
に進み、最終燃料噴射量(TTOTAL =T0 +Tc)を設
定する。次に、ステップS35に進み、噴射時期か否か
をを判定して、噴射時期であれば、ステップS36に進
み、噴射パルスを発生する。
【0028】つぎに、図7を参照して、点火時期制御に
ついて説明する。この図6に示された処理は、図6と同
様に、制御用クランク角信号(ne)が入力される毎に
スタートする。スタートすると、ECU40は、まず、
ステップS40において、気筒判別を行う。次に、ステ
ップS41において、吸入吸気量Qa、エンジン回転数
Ne等を読み込む。次に、ステップS42おいて、吸入
吸気量Qaとエンジン回転数Neをパラメータとした所
定のマップにより基本点火時期を設定する。次に、ステ
ップS43において、点火時期か否かを判定し、点火時
期の場合は、ステップS43に進み、点火動作を行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエンジン
制御装置によれば、クランク角をノイズ及び逆転現象に
よる悪影響を排除することにより、エンジン始動直後か
らクランク角を迅速且つ的確に検出して早期にエンジン
の始動を行うことが出来る。また、逆転現象を検出する
ための特別な検出手段を設けることなく逆転現象による
悪影響を排除することが出来る。さらに、逆転現象が発
生しない比較的高回転時のエンジン制御を確実に行うこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジン制御装置の一実施形態が適
用される多気筒エンジンの全体構成図
【図2】 エンジン制御装置における基準位置信号の発
生状況、クランク角度位相、逆転現象、及びそれらの相
互関係を示すタイムチャート
【図3】 実際の気筒判別信号、実際のクランク角信
号、第1マスク用タイマ、クランク角信号、第2マスク
用カウンタ、制御用気筒判別信号、及び、制御用クラン
ク角信号を示すタイムチャート
【図4】 第1マスク用タイマの処理を示すフローチャ
ート
【図5】 制御用気筒判別信号及び制御用クランク角信
号を算出するフローチャート
【図6】 気筒判別及び燃料制御を行うためのフローチ
ャート
【図7】 気筒判別及び点火時期制御を行うためのフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 エンジン 2 ピストン 3 燃焼室 4 吸気ポート 5 排気ポート 6 吸気弁 7 排気弁 8 点火プラグ 12 突起 13 クランク角センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒エンジンのエンジン制御装置であ
    って、 エンジン回転に対応して回転する回転軸と、 この回転軸の回転に伴って所定気筒の動作位置が基準位
    置にあるときに基準位置信号を出力する基準位置出力手
    段と、 この基準位置出力手段により出力された基準位置信号を
    検出する基準位置検出手段と、 この基準位置検出手段により検出された基準位置により
    エンジンの制御を行なうエンジン制御手段と、 上記基準位置出力手段による基準位置の出力直後から、
    エンジン出力軸が一時的に逆回転する逆転現象の発生期
    間に相当する所定期間が経過するまで、この所定期間中
    に上記基準位置出力手段により出力される基準位置信号
    に基づく上記エンジン制御手段によるエンジン制御を禁
    止するために上記基準位置信号を遮断する禁止手段と、 を有することを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 上記禁止手段は、エンジンのクランキン
    グ開始直後から第2の所定期間が経過するまで、上記基
    準位置信号を遮断することを特徴とする請求項1記載の
    エンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の所定期間は、エンジン回転数
    が所定回転数以上となるまでの期間であることを特徴と
    する請求項2記載のエンジン制御装置。
  4. 【請求項4】 更に、イグニッションオン開始から、上
    記禁止手段により禁止されなかった上記基準位置信号が
    所定回数検出されるまで、上記基準位置信号に基づくエ
    ンジン制御を禁止する第2の禁止手段を、有することを
    特徴とする請求項1記載のエンジン制御装置。
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