JPH03283844A - 車両用多重伝送装置 - Google Patents
車両用多重伝送装置Info
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- JPH03283844A JPH03283844A JP2081411A JP8141190A JPH03283844A JP H03283844 A JPH03283844 A JP H03283844A JP 2081411 A JP2081411 A JP 2081411A JP 8141190 A JP8141190 A JP 8141190A JP H03283844 A JPH03283844 A JP H03283844A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 36
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 101100172132 Mus musculus Eif3a gene Proteins 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/407—Bus networks with decentralised control
- H04L12/413—Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/403—Bus networks with centralised control, e.g. polling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/03—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
- B60R16/0315—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L2012/40267—Bus for use in transportation systems
- H04L2012/40273—Bus for use in transportation systems the transportation system being a vehicle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばC5MA/CD方式等のような多重伝
送方式を車両内の信号伝送に適用した車両用多重伝送装
置に関し、特に分散型の多重通信ネットワークの伝送装
置に関する。
送方式を車両内の信号伝送に適用した車両用多重伝送装
置に関し、特に分散型の多重通信ネットワークの伝送装
置に関する。
(従来の技術)
自動車のエレクトロニクス化に伴ない、電子部品間を結
ぶ配線(ワイヤハーネス)の肥大化、複雑化が深刻な問
題となってきた。この問題を特に自動車の分野において
解消するために、多重通信が注目されている。多重通信
は1つの配線上に複数のデータを時分割多重で送出する
もので、基本的にはシリアル伝送が基本となっている。
ぶ配線(ワイヤハーネス)の肥大化、複雑化が深刻な問
題となってきた。この問題を特に自動車の分野において
解消するために、多重通信が注目されている。多重通信
は1つの配線上に複数のデータを時分割多重で送出する
もので、基本的にはシリアル伝送が基本となっている。
自動車の分野においては、この多重通信のネットワーク
形態は、完全多重型と部分多重型という分類、または、
集中型と分散型という分類に分けて考えられている。部
分多重型は、非多重通信部分と多重通信部分とを混在さ
せたものであり、多重通信部分においては距離的に分散
して配置されたスイッチや負荷等が多重伝送ユニットで
接続されている。このユニットとスイッチ、負荷間は個
別の配線が必要であるために、配線の全長は減るものの
、その数は増えると言われている。また、集中型は、1
つのマスクの伝送ユニットに対して複数のスレーブの伝
送ユニットが接続されるもので、細径化効果は得られる
ものの、マスクがダウンするとシステムダウンになる、
また設計変更が困難になるなどの欠点があると言われて
いる。
形態は、完全多重型と部分多重型という分類、または、
集中型と分散型という分類に分けて考えられている。部
分多重型は、非多重通信部分と多重通信部分とを混在さ
せたものであり、多重通信部分においては距離的に分散
して配置されたスイッチや負荷等が多重伝送ユニットで
接続されている。このユニットとスイッチ、負荷間は個
別の配線が必要であるために、配線の全長は減るものの
、その数は増えると言われている。また、集中型は、1
つのマスクの伝送ユニットに対して複数のスレーブの伝
送ユニットが接続されるもので、細径化効果は得られる
ものの、マスクがダウンするとシステムダウンになる、
また設計変更が困難になるなどの欠点があると言われて
いる。
方、分散型はコストはかかるものの、大きな細径化効果
が得られること、一部ダウンに対する信頼性が高いこと
、設計変更に対する柔軟性が高いこと等の点で脚光を浴
びている(例えば、特開昭62−4658号)。
が得られること、一部ダウンに対する信頼性が高いこと
、設計変更に対する柔軟性が高いこと等の点で脚光を浴
びている(例えば、特開昭62−4658号)。
この分散型多重通信システムでは、例えば5AE(米国
自動車技術会)標準他案では、CSMA/CD方式が採
用されている。
自動車技術会)標準他案では、CSMA/CD方式が採
用されている。
また、本出願人から、このCSMA/CD方式を更に発
展させたP A L N E T (Protocol
forAutoa+obile Local are
a Network)方式も特願昭62−302421
号として提案されている。
展させたP A L N E T (Protocol
forAutoa+obile Local are
a Network)方式も特願昭62−302421
号として提案されている。
また、本出願人による特開平1−36541号には、マ
スタノードが、伝送路上にチャネルを設定して、バスア
クセス権を時分割するための基準パルスを送出するよう
になっている。
スタノードが、伝送路上にチャネルを設定して、バスア
クセス権を時分割するための基準パルスを送出するよう
になっている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、このような分散多重型の車両用伝送システム
では通信速度が問題になる場合がある。
では通信速度が問題になる場合がある。
従来の分散多重型の車両用伝送システムでは、せいぜい
単純なスイッチやソレノイド類が対象になっているのみ
で通信速度が問題になることはない。しかし、例えば、
エンジン制御コントローラや、アクティブサスペンショ
ンコントローラや、トラクションコントローラ等も多重
通信の対象とするようにすると、これらのコントローラ
が必要とする情報の発生頻度は極めて高いので通信速度
が問題になるのである。低速のコントローラを用いてい
たのであれば、これらのコントローラの速度に通信速度
が追い付かず、結果として、制御にもたつき感が発生す
る時がある。この場合、高速の通信用LSIを用いれば
よいのであるが、コストとの関係で困難な場合がある。
単純なスイッチやソレノイド類が対象になっているのみ
で通信速度が問題になることはない。しかし、例えば、
エンジン制御コントローラや、アクティブサスペンショ
ンコントローラや、トラクションコントローラ等も多重
通信の対象とするようにすると、これらのコントローラ
が必要とする情報の発生頻度は極めて高いので通信速度
が問題になるのである。低速のコントローラを用いてい
たのであれば、これらのコントローラの速度に通信速度
が追い付かず、結果として、制御にもたつき感が発生す
る時がある。この場合、高速の通信用LSIを用いれば
よいのであるが、コストとの関係で困難な場合がある。
従って、高速コントローラを多重通信の対象とする場合
はコストと制御速度とのバランスが問題となる。
はコストと制御速度とのバランスが問題となる。
本発明はこのような背景に基づいてなされたものであり
、その目的は、高速と低速のノードとを混在させながら
も、高速ノードのバスアクセスに影響を与えないように
することにより、比較的低速度の伝送路の使用を可能に
した車両用多重伝送装置を提案することにある。
、その目的は、高速と低速のノードとを混在させながら
も、高速ノードのバスアクセスに影響を与えないように
することにより、比較的低速度の伝送路の使用を可能に
した車両用多重伝送装置を提案することにある。
(課題を達成するための手段及び作用)上記課題を達成
するための本発明の構成は、共通の多重伝送路と、この
伝送路を介して相互に接続された第1のグループと第2
のグループの複数の通信ノードからなる車両用多重伝送
装置であって、前記伝送路へのアクセス権を複数のタイ
ムスロットに時分割する時分割手段と、時分割された個
々のタイムスロットへのアクセス権のうち、少なくとも
1つのタイムスロットへのアクセス権を、第1のグルー
プの全ての通信ノードに禁止する禁止手段とを具備した
ことを特徴とする。
するための本発明の構成は、共通の多重伝送路と、この
伝送路を介して相互に接続された第1のグループと第2
のグループの複数の通信ノードからなる車両用多重伝送
装置であって、前記伝送路へのアクセス権を複数のタイ
ムスロットに時分割する時分割手段と、時分割された個
々のタイムスロットへのアクセス権のうち、少なくとも
1つのタイムスロットへのアクセス権を、第1のグルー
プの全ての通信ノードに禁止する禁止手段とを具備した
ことを特徴とする。
第1のグループのノードを低速ノードとすれば、高速ノ
ードである第2のノードにはアクセスを待たされる確率
が減少する。また、第1のグループは低速であるので、
待たされても問題とはならない。
ードである第2のノードにはアクセスを待たされる確率
が減少する。また、第1のグループは低速であるので、
待たされても問題とはならない。
(実施例)
以下添付図面を参照して、本発明を、上述のPALNE
T方式を用いた自動車用の多重通信装置に適用した場合
の実施例に従って説明する。
T方式を用いた自動車用の多重通信装置に適用した場合
の実施例に従って説明する。
第2図はこの実施例の構成を示す。但し、この実施例で
は、説明を簡略化するためにノードは4つとした。図中
1は、伝送ラインであり、ツイストペア線が用いられて
いる。通信速度は20kbpsとした。このような低い
通信速度でも、4つのノードがアクセスを待たされるこ
とがなく、通信可能となっているのが本実施例の特徴で
ある。
は、説明を簡略化するためにノードは4つとした。図中
1は、伝送ラインであり、ツイストペア線が用いられて
いる。通信速度は20kbpsとした。このような低い
通信速度でも、4つのノードがアクセスを待たされるこ
とがなく、通信可能となっているのが本実施例の特徴で
ある。
これら4つのノードとしては、高速ノードの例として、
ブレーキのロックを防止するためにスリップ制御を行な
うためのコントローラ(アンチロックブレーキ/トラク
ションコントローラ)を格納するABS/TRCノード
4と、エンジンを制御するEGIコントローラを有する
EGIノード2と、4輪操舵(即ち、後輪操舵)コント
ローラを有する4WSノード5がある。また、低速ノー
ドの例として、ボディ関連のスイッチ類を制御するコン
トローラを有するボディ系ノード3がある。
ブレーキのロックを防止するためにスリップ制御を行な
うためのコントローラ(アンチロックブレーキ/トラク
ションコントローラ)を格納するABS/TRCノード
4と、エンジンを制御するEGIコントローラを有する
EGIノード2と、4輪操舵(即ち、後輪操舵)コント
ローラを有する4WSノード5がある。また、低速ノー
ドの例として、ボディ関連のスイッチ類を制御するコン
トローラを有するボディ系ノード3がある。
実際には、これらのノード以外にも、種々のノードがシ
ステムに組み込むことが可能であるのは言うまでもない
。
ステムに組み込むことが可能であるのは言うまでもない
。
この実施例の自動車用多重伝送方式では、第3図に示す
ような構成のフレームFごとに自動車運転情報が伝送さ
れる。ここで、このフレームFは、S D (Star
t Delimiter ) :lI−ド、プライオリ
ティコード、フレームIDコード、データ長、データ1
〜データN、チエツクコードを有するフレーム構成にな
っている。
ような構成のフレームFごとに自動車運転情報が伝送さ
れる。ここで、このフレームFは、S D (Star
t Delimiter ) :lI−ド、プライオリ
ティコード、フレームIDコード、データ長、データ1
〜データN、チエツクコードを有するフレーム構成にな
っている。
先ず、rSDコード」は、フレームFの開始を表す特定
のコードであり、受信多重ノードはこのSDコード符号
を受信するとフレームFの開始を認知するようなってい
る。「プライオリティコード」は同時に複数の多重ノー
ドがデータを送(言し、信号が衝突した場合にどの信号
を優先して処理するかを指示する優先順位を示す符号で
ある。
のコードであり、受信多重ノードはこのSDコード符号
を受信するとフレームFの開始を認知するようなってい
る。「プライオリティコード」は同時に複数の多重ノー
ドがデータを送(言し、信号が衝突した場合にどの信号
を優先して処理するかを指示する優先順位を示す符号で
ある。
この実施例では、プライオリティはビット値でイ氏いも
のほど高い優先度が割り当てられてしする。これは、バ
ス1では、ローレベルがWIRED−ORとなっている
ためである。もし同時に複数のノード力)ら信号が送出
された場合は優先度の高いノードの「プライオリティコ
ード」がバス1上に残るので、低い方のノードは自己の
送出した「プライオリティコード」が別のコードに変っ
ていることから、衝突を検出する。そして、自己の失敗
フレームの再送を遅らせることにより、高い優先度のノ
ードからの再送を優先するようになっている。
のほど高い優先度が割り当てられてしする。これは、バ
ス1では、ローレベルがWIRED−ORとなっている
ためである。もし同時に複数のノード力)ら信号が送出
された場合は優先度の高いノードの「プライオリティコ
ード」がバス1上に残るので、低い方のノードは自己の
送出した「プライオリティコード」が別のコードに変っ
ていることから、衝突を検出する。そして、自己の失敗
フレームの再送を遅らせることにより、高い優先度のノ
ードからの再送を優先するようになっている。
rフレームIDコード」は当該フレームの送出元を示す
コードである。「データ長」にはこのあとに続くデータ
の数が書き込まれ、N個のデータがあるとすればデータ
長としてNが送られる。このフレームを受は取った多重
ノードでは、データをデータ長の内容だけ読み取る。そ
してデータに引き続くフィールドがCRCチエツクコー
ド(誤り検出符号)で、これを確認することによりフレ
ームの終わりであることを知ることができる。
コードである。「データ長」にはこのあとに続くデータ
の数が書き込まれ、N個のデータがあるとすればデータ
長としてNが送られる。このフレームを受は取った多重
ノードでは、データをデータ長の内容だけ読み取る。そ
してデータに引き続くフィールドがCRCチエツクコー
ド(誤り検出符号)で、これを確認することによりフレ
ームの終わりであることを知ることができる。
第2図のシステムでは、伝送路1へのアクセス権は4つ
のタイムスロット(フェーズO〜フェーズ3)に分割さ
れている。各タイムスロットにチャネルが割り当てられ
ている。このチャネル管理を行なうために、バス1上に
は今回のチャネルが設定されているか、換言すれば、ど
のフェーズが割り当てられているかを、他のノードに周
知させるのが、ABS/TRCノードから送出されるフ
レームである。
のタイムスロット(フェーズO〜フェーズ3)に分割さ
れている。各タイムスロットにチャネルが割り当てられ
ている。このチャネル管理を行なうために、バス1上に
は今回のチャネルが設定されているか、換言すれば、ど
のフェーズが割り当てられているかを、他のノードに周
知させるのが、ABS/TRCノードから送出されるフ
レームである。
この実施例ではデータ長を4バイト(=32ビット)と
しである。第4図は、ABS/TRCノード2に割り当
てられたデータ構成のフォーマットである。ABS/T
RCノードの優先度は“80” IDは“80”である
。最初のデータ(DATAO)の最初のビットは、AB
S/TRCコントローラが動作中であるか否かを示すビ
ットである。また、φ2とφ1のビットは上述のチャネ
ル設定を行なうのに使われる。
しである。第4図は、ABS/TRCノード2に割り当
てられたデータ構成のフォーマットである。ABS/T
RCノードの優先度は“80” IDは“80”である
。最初のデータ(DATAO)の最初のビットは、AB
S/TRCコントローラが動作中であるか否かを示すビ
ットである。また、φ2とφ1のビットは上述のチャネ
ル設定を行なうのに使われる。
第5図は、フェーズとφ2とφ、のビットとの関係を示
す。即ち、 φ3.φ+=O,O→ フェーズ 0 φ諺、φ、=0,1 → フェーズ 1φ8.φ、
=1. O→ フェーズ 2φ8.φ、=1.l −
フェーズ 3尚、各フェーズの長さは公称10m5であ
る0本実施例では、これらチャネルを設定するためのビ
ットを送出する機能を許されているのは、ABS/TR
Cノードだけである。即ち、ABS/TRCノードは、
第4図のフォーマットのフレームを10m5毎にバスl
上に送出してチャネル設定を行なうと共に、もし送出す
べきデータがあれば、このフレーム中に載せて送出する
。換言すれば、ABS/T RCノードは常にバスアク
セス権を有している。
す。即ち、 φ3.φ+=O,O→ フェーズ 0 φ諺、φ、=0,1 → フェーズ 1φ8.φ、
=1. O→ フェーズ 2φ8.φ、=1.l −
フェーズ 3尚、各フェーズの長さは公称10m5であ
る0本実施例では、これらチャネルを設定するためのビ
ットを送出する機能を許されているのは、ABS/TR
Cノードだけである。即ち、ABS/TRCノードは、
第4図のフォーマットのフレームを10m5毎にバスl
上に送出してチャネル設定を行なうと共に、もし送出す
べきデータがあれば、このフレーム中に載せて送出する
。換言すれば、ABS/T RCノードは常にバスアク
セス権を有している。
第5図は、4つのフェーズの各々にアクセス権が割り当
てられているノードを示す。前述したように、ABS/
TRCノードは全てのフェーズにおいてアクセス権が認
められている。また、EGIノードはフェーズ0とフェ
ーズlに認められている。4WSノードはフェーズOと
フェーズ2に認められている。前述したように、ABS
/TRCノード、EGIノード、4WSノードは高速ノ
ードである。フェーズ0を除いた各フェーズに対して、
ABS/TRCノード以外の各高速ノードが1つのフェ
ーズに割り当てられている。もし新たに1つの高速ノー
ドが追加されたばらば、そのノードには、フェーズOの
他にフェーズ3が割り当てられるであろう。
てられているノードを示す。前述したように、ABS/
TRCノードは全てのフェーズにおいてアクセス権が認
められている。また、EGIノードはフェーズ0とフェ
ーズlに認められている。4WSノードはフェーズOと
フェーズ2に認められている。前述したように、ABS
/TRCノード、EGIノード、4WSノードは高速ノ
ードである。フェーズ0を除いた各フェーズに対して、
ABS/TRCノード以外の各高速ノードが1つのフェ
ーズに割り当てられている。もし新たに1つの高速ノー
ドが追加されたばらば、そのノードには、フェーズOの
他にフェーズ3が割り当てられるであろう。
第6図の割り当ての態様では、フェーズ0には全てのノ
ードがアクセス可能である。換言すれば、ボディノード
にはフェーズOのみが割り当てられている。このフェー
ズノードに対して全てのノードのアクセス権が認められ
ているので、アクセスの衝突が起こる可能性が高い、し
かし、ABS/TRCノードには全フェーズに認められ
ており、他の高速ノードには、フェーズO以外にもう1
つのフェーズが認められているので、ABS/TRCノ
ード以外の高速ノードは長時間待たされないでデータを
送出する−ことが確実である。換言すれば、ボディノー
ドのアクセスが長時間待たされる可能性が極めて高い、
しかしながら、このボディノードは低速(低頻度でしか
データが発生しない)ノードであるので、アクセスを認
められるまでに長時間待たされても問題はない。
ードがアクセス可能である。換言すれば、ボディノード
にはフェーズOのみが割り当てられている。このフェー
ズノードに対して全てのノードのアクセス権が認められ
ているので、アクセスの衝突が起こる可能性が高い、し
かし、ABS/TRCノードには全フェーズに認められ
ており、他の高速ノードには、フェーズO以外にもう1
つのフェーズが認められているので、ABS/TRCノ
ード以外の高速ノードは長時間待たされないでデータを
送出する−ことが確実である。換言すれば、ボディノー
ドのアクセスが長時間待たされる可能性が極めて高い、
しかしながら、このボディノードは低速(低頻度でしか
データが発生しない)ノードであるので、アクセスを認
められるまでに長時間待たされても問題はない。
第7図により、バスアクセスが待たされる様子を具体的
に説明する。同図に示すように、各フェーズは2つの部
分に分けられる。前半の部分は、ABS/TRCノード
に割り当てられもので、この間に、ABS/TRCノー
ドがチャネル設定ビット(φ3.φ、)と共に自身のデ
ータを送出する期間である。ABS/TRCノード以外
は、後半の期間に自身のデータを送出する。ABS/T
RCノー−ドが前半に送出し、それ以外のノードが後半
に送出するのは、ABS/TRCノード以外のノードは
ABS/TRCノードが送出したフレームのチャネル設
定ビットを見て、自身の送出可能タイミングを判断する
からである。
に説明する。同図に示すように、各フェーズは2つの部
分に分けられる。前半の部分は、ABS/TRCノード
に割り当てられもので、この間に、ABS/TRCノー
ドがチャネル設定ビット(φ3.φ、)と共に自身のデ
ータを送出する期間である。ABS/TRCノード以外
は、後半の期間に自身のデータを送出する。ABS/T
RCノー−ドが前半に送出し、それ以外のノードが後半
に送出するのは、ABS/TRCノード以外のノードは
ABS/TRCノードが送出したフレームのチャネル設
定ビットを見て、自身の送出可能タイミングを判断する
からである。
第7図の最初のフェーズOで、EGIノードとボディ系
ノードの両方で略同時に送出データが発生したとする。
ノードの両方で略同時に送出データが発生したとする。
しかし、フェーズ0では、ボディ系ノードにはアクセス
権が認められていないから、EGIノードからの送出が
行なわれ、ボディ系ノードは待たされる。次のフェーズ
1からフェーズ3までは、ボディ系ノードにはアクセス
権が認められていないからフェーズOまで待たされる。
権が認められていないから、EGIノードからの送出が
行なわれ、ボディ系ノードは待たされる。次のフェーズ
1からフェーズ3までは、ボディ系ノードにはアクセス
権が認められていないからフェーズOまで待たされる。
もしこの次のフェーズ0において、他のノードからのア
クセスがなければ、今まで待たされていたボディ系ノー
ドのアクセスはこの時点で認められる。
クセスがなければ、今まで待たされていたボディ系ノー
ドのアクセスはこの時点で認められる。
第8図はABS/TRCノードにおける制御を、第9図
はABS/TRCノード以外の他の高速ノードの制御手
順を、第10図は低速ノードとしてのボディ系ノードの
制御手順を示すフローチャートである。
はABS/TRCノード以外の他の高速ノードの制御手
順を、第10図は低速ノードとしてのボディ系ノードの
制御手順を示すフローチャートである。
先ずABS/TRCノードの制御手順について説明する
。ステップS2において、10m5の時間を待つ。この
時間は、1つのフェーズの期間101IIsから、AB
S/TRCノードが自身のフレームを送出するのに要す
る時間を差し引いた時間である。この時間が経過しない
うちは、ステップS4に進み、他のノードからのフレー
ム受信を意味するSDを調べる。SDがなければ、ステ
ップS2に戻ってtmsの経過を待つ。tmsの経過前
にSDを検出すれば、そのフレームを受信し、そのフレ
ーム中に含まれるところの自身A B S/T RCの
データを処理する。例えば、EGIノードからのフレー
ムであれば、そのフレーム中にはABS/TRCノード
がトラクション制御で使われるエンジン回転数等のデー
タが含まれていよう。
。ステップS2において、10m5の時間を待つ。この
時間は、1つのフェーズの期間101IIsから、AB
S/TRCノードが自身のフレームを送出するのに要す
る時間を差し引いた時間である。この時間が経過しない
うちは、ステップS4に進み、他のノードからのフレー
ム受信を意味するSDを調べる。SDがなければ、ステ
ップS2に戻ってtmsの経過を待つ。tmsの経過前
にSDを検出すれば、そのフレームを受信し、そのフレ
ーム中に含まれるところの自身A B S/T RCの
データを処理する。例えば、EGIノードからのフレー
ムであれば、そのフレーム中にはABS/TRCノード
がトラクション制御で使われるエンジン回転数等のデー
タが含まれていよう。
tmsが経過すれば、ステップS64以下でABS/T
RCフレームを作成し送出する。即ち、ステップSI
OでA B S/T RCノードを表わすよりをIDフ
ィールド(第4図)に用意し、ステップS12ではチャ
ネル設定ビットを用意する。ここで、このビットは、第
5図に示すように、00→01→10→11と順に変化
させて使う。ステップS14では、他のノードが使うデ
ータを用意する。ステップS]6ではこの用意したフレ
ームを送出する。
RCフレームを作成し送出する。即ち、ステップSI
OでA B S/T RCノードを表わすよりをIDフ
ィールド(第4図)に用意し、ステップS12ではチャ
ネル設定ビットを用意する。ここで、このビットは、第
5図に示すように、00→01→10→11と順に変化
させて使う。ステップS14では、他のノードが使うデ
ータを用意する。ステップS]6ではこの用意したフレ
ームを送出する。
第9図はA B S/T RCノード以外の他の高速ノ
ードの制御手順である。ステップS20では、他のノー
ドからのフレーム受信を待つ。フレームを受信すると、
ステップS24で、そのフレーム中のIDはABS/T
RCを示すかを調べる。AB S/T RCノードから
のフレームでない場合はステップS28に進む。ABS
/TRCノードからのフレームである場合は、そのフレ
ーム中に含まれるチャネル設定ビットに基づいて、現在
のフェーズを識別する。
ードの制御手順である。ステップS20では、他のノー
ドからのフレーム受信を待つ。フレームを受信すると、
ステップS24で、そのフレーム中のIDはABS/T
RCを示すかを調べる。AB S/T RCノードから
のフレームでない場合はステップS28に進む。ABS
/TRCノードからのフレームである場合は、そのフレ
ーム中に含まれるチャネル設定ビットに基づいて、現在
のフェーズを識別する。
次に、ステップS28では、自身に送出すべきデータを
有しているかを調べる。送出すべきデータが無い場合は
ステップS30に進んで、ステップS22で受けたフレ
ーム中のデータを処理する。もし送出すべきデータがあ
るならば、ステップS32で、現在のフェーズが自己が
アクセス権を認められているノードかを判断する。もし
、認められていないノードであれば、ステップS30に
進む。もしステップS26で認識した現在のフェーズが
自身がアクセスを認められているノードであれば、ステ
ップ334以下で、バス1にアクセスしフレームを送出
する。
有しているかを調べる。送出すべきデータが無い場合は
ステップS30に進んで、ステップS22で受けたフレ
ーム中のデータを処理する。もし送出すべきデータがあ
るならば、ステップS32で、現在のフェーズが自己が
アクセス権を認められているノードかを判断する。もし
、認められていないノードであれば、ステップS30に
進む。もしステップS26で認識した現在のフェーズが
自身がアクセスを認められているノードであれば、ステ
ップ334以下で、バス1にアクセスしフレームを送出
する。
第10図は低速ノードとしてのボディ系ノードの制御手
順を示す。この第10図のフローチャートは第9図のフ
ローチャートと、ステップS62を除いて表面的にはそ
れほど違わないので、ステップS62だけを説明する。
順を示す。この第10図のフローチャートは第9図のフ
ローチャートと、ステップS62を除いて表面的にはそ
れほど違わないので、ステップS62だけを説明する。
即ち、ステップS62で、今のフェーズがボディ系ノー
ドが唯−許されたフェーズ1であるときのみ、ステップ
S64以下でデータを送出するようになっている。
ドが唯−許されたフェーズ1であるときのみ、ステップ
S64以下でデータを送出するようになっている。
かくして、以上の実施例によれば、
■:バスアクセスに複数のフェーズを設定し、低速ノー
ドには、1つのフェーズにのみアクセスを認めるように
し、また、高速ノードには、少なくとも2つ以上のフェ
ーズにおいてアクセスを認めるようにしているので、高
速ノードのアクセスが待たされる確率は低いものとなる
。また、アクセスが待たされる確率の高い低速ノードは
、待たされても、データ発生頻度が低いので問題はない
。
ドには、1つのフェーズにのみアクセスを認めるように
し、また、高速ノードには、少なくとも2つ以上のフェ
ーズにおいてアクセスを認めるようにしているので、高
速ノードのアクセスが待たされる確率は低いものとなる
。また、アクセスが待たされる確率の高い低速ノードは
、待たされても、データ発生頻度が低いので問題はない
。
従って、システム全体の伝送レートを低(設定すること
が可能になり、コスト的に安価なシステムができあがる
。
が可能になり、コスト的に安価なシステムができあがる
。
■:高速ノードのうち、一番データ発生の高いノードで
あるABS/TRCノードに対してマスタノードとして
の機能を割り当て、このABS/TRCノードがチャネ
ル設定ビットをフレーム中に挿入してバス上に送出し、
これを受けた他のノードがチャネル、即ちフェーズを認
識するようになっている。従って、各フェーズは、2つ
に分割され、その前半期間では、最もデータ発生頻度の
高いABS/TRCノードのみが使用するので、このA
BS/TRCノードにはアクセスを待たされることがな
くなり、ABS/TRC制御の高応答性が実現する。
あるABS/TRCノードに対してマスタノードとして
の機能を割り当て、このABS/TRCノードがチャネ
ル設定ビットをフレーム中に挿入してバス上に送出し、
これを受けた他のノードがチャネル、即ちフェーズを認
識するようになっている。従って、各フェーズは、2つ
に分割され、その前半期間では、最もデータ発生頻度の
高いABS/TRCノードのみが使用するので、このA
BS/TRCノードにはアクセスを待たされることがな
くなり、ABS/TRC制御の高応答性が実現する。
また、チャネル設定管理が上述したようにフレームで行
なわれるので、チャネル設定用の他の信号線を必要とし
なくなり、これも低コスト化に益する。
なわれるので、チャネル設定用の他の信号線を必要とし
なくなり、これも低コスト化に益する。
■:また、各フェーズの後半期間はABS/TRCノー
ド以外のノードに割り当てられ、そのうち、高速ノード
に対しては、フェーズO以外のフェーズには、1つのフ
ェーズに1つの高速ノードが割り当てられるようになっ
ており、衝突が減少する。
ド以外のノードに割り当てられ、そのうち、高速ノード
に対しては、フェーズO以外のフェーズには、1つのフ
ェーズに1つの高速ノードが割り当てられるようになっ
ており、衝突が減少する。
本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
ある。
例えば、チャネル設定ビットを送出するノードはABS
/TRCノードに限定していたが、これを例えば他の高
速ノードが行なってもよい。
/TRCノードに限定していたが、これを例えば他の高
速ノードが行なってもよい。
また、ABS/TRCノードがフェイルした場合は、全
システムがフェイルすることになるので、次のような変
形例を提案する。即ち、ABS/TRCノードの次に高
頻度にデータが茜生ずる例えばEGIノードの送出フレ
ーム中にも、チャネル設定ビットを設けるようにする。
システムがフェイルすることになるので、次のような変
形例を提案する。即ち、ABS/TRCノードの次に高
頻度にデータが茜生ずる例えばEGIノードの送出フレ
ーム中にも、チャネル設定ビットを設けるようにする。
そして、正常動作中は、他のノードは、フレーム中のI
DがABS/TRCノードであることを示すチャネル設
定ビットのみに基づいてチャネルを識別するようにする
。もしABS/TRCノードでフェイルが発生すれば、
その旨のフレームが全ノードに配信されるので、その他
のノードは次からは、フレーム中のIDがEGIノード
であることを示すチャネル設定ビットのみに基づいてチ
ャネルを識別するようにするわけである。
DがABS/TRCノードであることを示すチャネル設
定ビットのみに基づいてチャネルを識別するようにする
。もしABS/TRCノードでフェイルが発生すれば、
その旨のフレームが全ノードに配信されるので、その他
のノードは次からは、フレーム中のIDがEGIノード
であることを示すチャネル設定ビットのみに基づいてチ
ャネルを識別するようにするわけである。
また次のような変形例を提案する。上記実施例では、φ
2.φ、=0.0をフェーズ0に割り当てているので、
各ノードがフェーズを認識するのに際し、これら2つの
ビット値と当該フレームの送出元を示すIDがABS/
TRCノードであるかを確認することにより始めてなさ
れる。しかし、次のようにすることもできる。即ち、A
BS/TRCノードのフレーム中のチャネル設定ビット
なφゎ、φ、−1,・・・φ1とする。また、ABS/
TRCノード以外のノードのフレーム中のチャネル設定
ビットフィールドは全て常に“0”とする。そして、設
定されるチャネル数を、2’−1個とし、値“0″はチ
ャネルに割り当てないのである。こうすれば、ノード側
ではチャネル設定ビットの組合せだけで、フェーズを識
別できる。
2.φ、=0.0をフェーズ0に割り当てているので、
各ノードがフェーズを認識するのに際し、これら2つの
ビット値と当該フレームの送出元を示すIDがABS/
TRCノードであるかを確認することにより始めてなさ
れる。しかし、次のようにすることもできる。即ち、A
BS/TRCノードのフレーム中のチャネル設定ビット
なφゎ、φ、−1,・・・φ1とする。また、ABS/
TRCノード以外のノードのフレーム中のチャネル設定
ビットフィールドは全て常に“0”とする。そして、設
定されるチャネル数を、2’−1個とし、値“0″はチ
ャネルに割り当てないのである。こうすれば、ノード側
ではチャネル設定ビットの組合せだけで、フェーズを識
別できる。
また、本発明は別の信号線上にチャネル設定ビットを送
出するようにしてもよい。
出するようにしてもよい。
また、タイムスロットの数やノードの数も上記実施例に
は限定されない。
は限定されない。
(発明の効果)
以上説明したように本発明の車両用多重伝送装置によれ
ば、共通の多重伝送路と、この伝送路を介して相互に接
続された第1のグループと第2のグループの複数の通信
ノードからなる車両用多重伝送装置であって、前記伝送
路へのアクセス権を複数のタイムスロットに時分割する
時分割手段と、時分割された個々のタイムスロットへの
アクセス権のうち、少なくとも1つのタイムスロットへ
のアクセス権を、第1のグループの全ての通信ノードに
禁止する禁止手段とを具備したことを特徴とする。
ば、共通の多重伝送路と、この伝送路を介して相互に接
続された第1のグループと第2のグループの複数の通信
ノードからなる車両用多重伝送装置であって、前記伝送
路へのアクセス権を複数のタイムスロットに時分割する
時分割手段と、時分割された個々のタイムスロットへの
アクセス権のうち、少なくとも1つのタイムスロットへ
のアクセス権を、第1のグループの全ての通信ノードに
禁止する禁止手段とを具備したことを特徴とする。
第1のグループのノードな低速ノードとすれば、高速ノ
ードである第2のノードにはアクセスを待たされる確率
が減少する。また、第1のグループは低速であるので、
待たされても問題とはならない。かくして、低コストの
アクセス待ちが相対的に低下した良好な車両用多重通信
装置が提供できる。
ードである第2のノードにはアクセスを待たされる確率
が減少する。また、第1のグループは低速であるので、
待たされても問題とはならない。かくして、低コストの
アクセス待ちが相対的に低下した良好な車両用多重通信
装置が提供できる。
また、第2項のように、特定の通信ノード以外の第2の
グループの通信ノードの夫々の1つが1つのタイムスロ
ットに割り当てられることにより高速ノード間でのアク
セス競合がな(なる。
グループの通信ノードの夫々の1つが1つのタイムスロ
ットに割り当てられることにより高速ノード間でのアク
セス競合がな(なる。
第1図は本発明の構成を示す図、
第2図は本発明の1実施例に係る多重伝送装置のネット
ワークを説明する図、 第3図は実施例に用いられるフレームのフォーマットを
示す図、 第4図はA B S/T RCノードに割り当てられた
フレームフォーマットの一例を示す図、第5図は本実施
例におけるフェーズの構成を示す図、 第6図は各フェーズに対するノードのアクセスの割り当
て方の一例を示す図、 第7図は各ノード間でのデータ競合の状態を説明するタ
イミングチャート、 第8図乃至第10図夫々は本実施例システムのノードに
おける制御手順を示すフローチャートである。 図中、 1・・・多重伝送路、2・・・EGIノード、3・・・
ボディ系ノード、4・・・ABS/TRCノード、5・
・・4WSノードである。 ABS/TRCノード 第8図
ワークを説明する図、 第3図は実施例に用いられるフレームのフォーマットを
示す図、 第4図はA B S/T RCノードに割り当てられた
フレームフォーマットの一例を示す図、第5図は本実施
例におけるフェーズの構成を示す図、 第6図は各フェーズに対するノードのアクセスの割り当
て方の一例を示す図、 第7図は各ノード間でのデータ競合の状態を説明するタ
イミングチャート、 第8図乃至第10図夫々は本実施例システムのノードに
おける制御手順を示すフローチャートである。 図中、 1・・・多重伝送路、2・・・EGIノード、3・・・
ボディ系ノード、4・・・ABS/TRCノード、5・
・・4WSノードである。 ABS/TRCノード 第8図
Claims (2)
- (1)共通の多重伝送路と、この伝送路を介して相互に
接続された第1のグループと第2のグループの複数の通
信ノードからなる車両用多重伝送装置であって、 前記伝送路へのアクセス権を複数のタイムスロットに時
分割する時分割手段と、 時分割された個々のタイムスロツトへのアクセス権のう
ち、少なくとも1つのタイムスロツトへのアクセス権を
、第1のグループの全ての通信ノードに禁止する禁止手
段とを具備したことを特徴とする車両用多重伝送装置。 - (2)前記時分割手段は、 前記第2のグループの通信ノードのうちの特定の通信ノ
ードに設けられたところの、前記個々のタイムスロット
を識別するデータを含むフレームを前記伝送路上に送出
する回路手段と、 前記特定の通信ノード以外の第2のグループの通信ノー
ドに設けられたところの、前記フレームを受信し、その
識別データから自己に割り当てられたタイムスロットを
識別する回路手段とからなり、 前記特定の通信ノード以外の第2のグループの通信ノー
ドの夫々の1つが1つのタイムスロットに割り当てられ
ている事を特徴とする請求項の第1項に記載の車両用多
重伝送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081411A JP2904297B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 車両用多重伝送装置 |
US07/676,283 US5343472A (en) | 1990-03-30 | 1991-03-28 | Multiplex transmission system for use in vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081411A JP2904297B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 車両用多重伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283844A true JPH03283844A (ja) | 1991-12-13 |
JP2904297B2 JP2904297B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=13745596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2081411A Expired - Fee Related JP2904297B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 車両用多重伝送装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5343472A (ja) |
JP (1) | JP2904297B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0564943A2 (en) * | 1992-03-30 | 1993-10-13 | Mazda Motor Corporation | Multiplex transmission apparatus |
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-
1990
- 1990-03-30 JP JP2081411A patent/JP2904297B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-28 US US07/676,283 patent/US5343472A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2904297B2 (ja) | 1999-06-14 |
US5343472A (en) | 1994-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |