JP3503846B2 - 車両用多重通信システム - Google Patents

車両用多重通信システム

Info

Publication number
JP3503846B2
JP3503846B2 JP16648995A JP16648995A JP3503846B2 JP 3503846 B2 JP3503846 B2 JP 3503846B2 JP 16648995 A JP16648995 A JP 16648995A JP 16648995 A JP16648995 A JP 16648995A JP 3503846 B2 JP3503846 B2 JP 3503846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
unit
timer
drive unit
flag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16648995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0911822A (ja
Inventor
清 細川
信広 今泉
達明 鬼石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd, Yazaki Corp filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP16648995A priority Critical patent/JP3503846B2/ja
Priority to DE69614948T priority patent/DE69614948T2/de
Priority to US08/671,647 priority patent/US6009105A/en
Priority to EP96110519A priority patent/EP0755828B1/en
Publication of JPH0911822A publication Critical patent/JPH0911822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3503846B2 publication Critical patent/JP3503846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
    • B60R16/0315Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
    • B60R16/0315Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
    • B60R2016/0322Temporary code for documents to be reclassified to G08C, H04L or H04Q

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用多重通信システム
に係り、特に、車両に搭載した多数の負荷を複数のユニ
ットに集約し、それらの間を多重化することによって省
線化を図った車両用多重通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両には、各種のランプ、モー
タなどの負荷が車体の各部に分散して配置されると共
に、これらの負荷を操作するための操作スイッチが運転
席の周辺に配設され、そして互いに対応する操作スイッ
チと負荷とを信号線によって相互接続していた。また、
最近の車両では負荷の数が多いため、信号線の数が増え
て信号線や電力線を束ねたワイヤーハーネス(WH)の
径や重量が大きくなり、これを車体内に配索するための
作業が極めて面倒になる他、車体の重量が大きくなる。
【0003】そこで、従来、運転席の周辺に配設された
操作スイッチを運転席の近傍に配設した1つのスイッチ
ユニットに集約して接続し、また車体の各部に分散して
配置された負荷を車体の前方と後方の2つのグループに
分け、2グループの負荷を車体床側に配置された各1つ
の負荷駆動ユニットに集約して接続し、これらのユニッ
ト間を多重ラインにて相互接続した多重通信システムを
採用することが提案されている。この提案のシステムで
は、多重ラインを通じてユニット間で通信を行い、特定
の操作スイッチからの入力信号に応じて対応する負荷を
作動することができるので、操作スイッチと負荷を接続
するために配索しなければならないワイヤーハーネスの
線数が大幅に削減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】なお、各負荷駆動ユニ
ットには、このユニットに集約されている負荷が電力線
と信号線とを介して接続されるが、上述した提案のシス
テムでは、負荷のグループ分けが車体の前方と後方とで
行われ、グループ分けした負荷を集約して接続するため
の負荷駆動ユニットが共に車両床側に配置されている。
【0005】このため、特に天井に各種の照明灯などが
多数配設されているバス車両においては、天井の前方と
後方に配設された多数の負荷を各負荷駆動ユニットに接
続するための電力線と信号線を束ねたワイヤハーネスの
線数が非常に多く肥大化し、しかもこのワイヤハーネス
を天井と床との間に配索しなければならない。
【0006】しかし、ワイヤハーネスを天井と床との間
に配索するための場所としては、車体の壁面などの特定
の場所に限られ、特にバスの場合、車体の壁面には大き
なガラス窓が多数形成された構造となっているため、車
体の前方と後方で分けた天井負荷と床に配設したユニッ
トとの間に配索するワイヤハーネスを組み付け性良く或
いは生産性良く構成することが困難であるという問題が
あった。
【0007】よって本発明は、上述した従来の問題に鑑
み、天井に配置される負荷の数が多いバス車両におい
て、ワイヤハーネスを組み付け性良く或いは生産性良く
構成できるようにした車両用多重通信システムを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された車両用多重通信システムは、バス
車両の各部に設けられた負荷を操作するためのバス運転
席横のスイッチボックスに集約されて設けられた各種操
作スイッチの操作信号を入力するスイッチユニットと、
主に床側に配置されワイヤハーネスにより接続された負
荷を制御する第1の負荷駆動ユニットと、主に天井側に
配置されワイヤハーネスにより接続された負荷を制御す
る第2の負荷駆動ユニットと、前記スイッチユニット、
前記第1の負荷駆動ユニット及び前記第2の負荷駆動ユ
ニットを相互接続し相互間で多重通信を行うための多重
ラインとを備え、前記スイッチユニットが前記操作スイ
ッチの操作信号を入力して多重データを生成し、前記多
重ラインを介して前記第1の負荷駆動ユニット及び前記
第2の負荷駆動ユニットに送信し、前記前記第1の負荷
駆動ユニット及び前記第2の負荷駆動ユニットが前記ス
イッチユニットからの多重データを受信して対応する負
荷を制御し、前記第2の負荷駆動ユニットが天井部位に
取り付けられていることを特徴としている。
【0009】前記スイッチユニット及び前記第1の負荷
駆動ユニットが前記バス運転席横のスイッチボックス内
に設けられ、前記第2の負荷駆動ユニットが運転席後方
の天井部位に取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記構成において、スイッチユニットが、バス
車両の各部に設けられた負荷を操作するためのバス運転
席横のスイッチボックスに集約されて設けられた各種操
作スイッチの操作信号を入力して多重データを生成し、
多重ラインを介して第1の負荷駆動ユニット及び第2の
負荷駆動ユニットに送信する。第1の負荷駆動ユニット
が、スイッチユニットからの多重データを受信して主に
床側に配置されワイヤハーネスにより接続された対応す
る負荷を制御する。また、スイッチユニットからの多重
データを受信して主に天井側に配置されワイヤハーネス
により接続された対応する負荷を制御する第2の負荷駆
動ユニットが天井部位に取り付けられている。
【0011】従って、バス運転席横のスイッチボックス
に集約されて設けられた各種操作スイッチの操作信号を
入力して多重データを生成するスイッチボックスと第2
の負荷駆動ユニットとの間が多重ラインにより接続さ
れ、しかも天井部位に取り付けられた第2の負荷駆動ユ
ニットには、主に天井側に配置され制御対象とする負荷
がワイヤハーネスにより接続されているので、負荷駆動
ユニットと天井側に配置された負荷とを接続するワイヤ
ハーネスは専ら天井部位に配索され、天井と床との間に
配索する必要がなくなる。
【0012】特に、スイッチユニット及び第1の負荷駆
動ユニットがバス運転席横のスイッチボックス内に設け
られ、第2の負荷駆動ユニットが運転席後方の天井部位
に取り付けられているので、第1の負荷駆動ユニットを
配置するための場所を別個に設けなくてもよく、またス
イッチユニット、第1の負荷駆動ユニット及び第2の負
荷駆動ユニット相互間の多重ラインも最短なものにする
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明による車両用多重通信システムの構
成を示す図であり、同図において、多重通信システムは
スイッチユニット10、負荷駆動ユニットA20及び負
荷駆動ユニットB30からなる3つのユニットと、これ
らユニットを相互接続し、ユニット相互間の通信を行う
ための多重ライン40a及び40bと、各ユニット1
0、20及び30に電力を供給するためのバッテリ50
と、バッテリ50及び負荷駆動ユニットA20間、負荷
駆動ユニットA20及びスイッチユニット10間、負荷
駆動ユニットA20及び負荷駆動ユニットB30間に配
索された電力線60a〜60cとからなる。電力線60
aのバッテリ50側にはバッテリリレースイッチ70に
よってオン・オフされるバッテリリレー80とフュージ
ブルリンク(FL)90が挿入されている。
【0014】スイッチユニット10は、これに各種操作
スイッチ111 〜11nや調光用ボリューム11aなど
の操作入力手段11が接続されており、これらの操作入
力手段11の操作信号を入力し、多重通信データに変換
した後、負荷駆動ユニットA20及び負荷駆動ユニット
B30に通信を行う。
【0015】負荷駆動ユニットA20は、バス車体の床
回りの電装品である負荷211 〜21nがそれぞれ接続
されるスイッチング手段20a1 〜20anを有し、こ
のスイッチング手段20a1 〜20anを介して負荷2
1 〜21nが電力線60aに接続されている。スイッ
チング手段20a1 〜20anは、スイッチユニット1
0からのスイッチ信号データによりオン・オフ制御さ
れ、このことによって関連する負荷の動作を制御する。
負荷駆動ユニットA20には、制御に必要な図示しない
制御用各種スイッチの状態が入力される。負荷駆動ユニ
ットA20はまた、電力線60bと電力線60aとの間
に挿入されたフューズ20bと、電力線60cと電力線
60aとの間に挿入されたフューズ20cとを有する。
【0016】負荷駆動ユニットB30は、天井周辺の電
装品である負荷311 〜31nと調光可能な例えば蛍光
灯31aがそれぞれ接続されるスイッチング手段30a
1 〜30anと調光制御回路30bとを有し、このスイ
ッチング手段30a1 〜30an及び調光制御回路30
bを介して負荷311 〜31n及び蛍光灯31aが電力
線60aに接続されている。スイッチング手段30a1
〜30an及び調光回路30bはスイッチユニット10
及び負荷駆動ユニットA20から受信する多重信号によ
りそれぞれオン・オフ制御及び調光制御されて関連する
負荷の動作を制御する。
【0017】上記負荷駆動ユニットA20に接続される
負荷としては、下表1に示すようなものがある。
【0018】
【表1】
【0019】上記負荷駆動ユニットB30に接続される
負荷としては、下表2に示すようなものがある。
【0020】
【表2】
【0021】上述したシステムは、図2に示すように、
バス運転席横のスイッチボックス100に集約される各
種操作スイッチSWをスイッチユニット10により入力
し、多重通信を用いてボックス100内に設けられた負
荷駆動ユニットA20と天井に設けられた負荷駆動ユニ
ットB30により、対応する負荷を制御するものであ
る。スイッチユニット10は運転席右のスイッチボック
ス100内に取り付けられ、スイッチパネルSPに配さ
れた各種スイッチ及びボリュームの操作による外部スイ
ッチ信号を入力し、負荷駆動ユニットA20及び負荷駆
動ユニットB30に多重通信にてデータを送信する。
【0022】負荷駆動ユニットA20はスイッチユニッ
ト10と同様に運転席右のスイッチボックス100内に
取り付けられ、スイッチユニット10からの受信データ
により、図3に示すように主に床側に配置され一般のワ
イヤハーネスWHにより接続された負荷211 〜21n
を制御する。負荷駆動ユニットB30は運転席後方の天
井部位に取り付けられ、スイッチユニット10及び負荷
駆動ユニットB30から受信した多重データにより、同
図に示すように主に天井側に配置され一般のワイヤハー
ネスWHにより接続された負荷311 〜31nを制御
し、白熱灯や蛍光灯の調光回路を内蔵し、スイッチパネ
ルSPに配されたボリュームの操作に応じた調光制御を
行う。
【0023】なお、スイッチボックス100内に取り付
けられた負荷駆動ユニットA20と運転席後方の天井部
位に取り付けられた負荷駆動ユニットB30との間を接
続する多重ライン40bは、好ましくは、運転席の後部
側方において床面と天井との間に設けられるパイプ状の
中空柱内に通されるが、負荷駆動ユニットB30が主に
天井側に配置され一般のワイヤハーネスWHにより接続
された負荷311 〜31nを制御し、床側に配置される
負荷駆動ユニットA20と天井部位に取り付けられた負
荷311 〜31nとの間を接続するワイヤハーネスWH
が必要ないので、パイプ状の中空柱内に通す必要のある
線数が少なく、配索作業が極めて容易である。
【0024】各ユニットは、図4に示すように予め定め
た制御プログラムに従って動作するワンチップマイクロ
コンピュータ(μCOM)により構成され、中央処理装
置(CPU)1aと、予め定めた制御プログラムや固定
データを格納する読出専用のメモリであるROM1b
と、制御プログラムによって定められた仕事を実行する
際にワークエリアとして使用される読出書込自在のメモ
リであるRAM1cと、入力手段である複数のスイッチ
やセンサなどが接続される入力インターフェース1d
と、ランプやモータなどの複数の負荷が接続される出力
インターフェース1eと、各種の固定データを書き替え
可能でかつバックアップ電源なしに保持可能な不揮発性
メモリ2が接続される入出力インターフェース1fとを
内蔵する。
【0025】負荷駆動ユニットA20内部のRAM1c
には、図5(a)に示すように、各タイマ時間セット確
認用のフラグFLAGB、FLAGC及びFLAGD
と、他の制御ユニットからの受信状態を示すフラグRX
B及びRXCと、送受信終了フラグと、タイマとをそれ
ぞれ構成するためのエリア1c1〜1c7が形成されて
おり、タイマエリア1c7には、時間b秒、c秒及びd
秒が選択的にセットされるようになっている。
【0026】スイッチユニット10内部のRAM1cに
は、図5(b)に示すように、各タイマ時間セット確認
用のフラグFLAGA、FLAGC及びFLAGDと、
他の制御ユニットからの受信状態を示すフラグRXA及
びRXCと、送受信終了フラグと、タイマとをそれぞれ
構成するためのエリア1c1〜1c7が形成されてお
り、タイマエリア1c7には、時間a秒、c秒及びd秒
が選択的にセットされるようになっている。
【0027】負荷駆動ユニットB30内部のRAM1c
には、図5(c)に示すように、各タイマ時間セット確
認用のフラグFLAGA、FLAGB及びFLAGD
と、他の制御ユニットからの受信状態を示すフラグRX
A及びRXBと、送受信終了フラグと、タイマとをそれ
ぞれ構成するためのエリア1c1乃至1c7が形成され
ており、タイマエリア1c7には、時間a秒、b秒及び
d秒が選択的にセットされるようになっている。
【0028】以上の構成において、各ユニットの概略動
作を図6を参照して以下説明する。負荷駆動ユニットA
20は、そのCPUのイニシャライズの終了後に直ちに
送信を開始し、送信終了後にb秒のタイマをセットして
から受信待ち状態になる。多重ラインが正常な通常時に
は、b秒のタイマ割り込みが行われる以前にスイッチユ
ニットA10からの受信があり、このスイッチユニット
A10からのデータの受信終了後にc秒のタイマをセッ
トしてから受信待ち状態になる。c秒のタイマ割り込み
が行われる以前に負荷駆動ユニットB30からの受信が
あり、この負荷駆動ユニットB30からのデータの受信
終了後にd秒のタイマをセットしてから信号処理を開始
する。時間dの終了後にd秒のタイマ割り込みに入り、
タイマ停止後に送信を開始する。
【0029】スイッチユニット10は、そのCPUのイ
ニシャライズの終了後に直ちにa秒のタイマをセットし
てから受信待ち状態になる。多重ラインが正常な通常時
には、a秒のタイマ割り込み以前に負荷駆動ユニットA
20からの受信があり、この負荷駆動ユニットA20か
らのデータの受信終了後に送信を開始する。送信終了後
にc秒のタイマをセットしてから受信待ち状態になる。
c秒のタイマ割り込みが行われる以前に負荷駆動ユニッ
トB30からの受信があり、この負荷駆動ユニットB3
0からのデータの受信終了後にd秒のタイマをセットし
てから信号処理を開始する。時間dの終了後にd秒のタ
イマ割り込みに入り、タイマ停止後にa秒のタイマをセ
ットしてから受信待ち状態になる。
【0030】負荷駆動ユニットB30は、そのCPUの
イニシャライズの終了後に直ちにa秒のタイマをセット
してから受信待ち状態になる。多重ラインが正常な通常
時には、a秒のタイマ割り込み以前に負荷駆動ユニット
A20からの受信があり、この負荷駆動ユニットA20
からの受信終了後にb秒のタイマをセットしてから受信
待ち状態になる。b秒のタイマ割り込みが行われる以前
にスイッチユニット10からの受信があり、このスイッ
チユニット10からのデータの受信終了後にc秒のタイ
マをセットしてから送信を開始する。送信終了後にd秒
のタイマをセットしてから信号処理を開始する。時間d
の終了後にd秒のタイマ割り込みに入り、タイマ停止後
にa秒のタイマをセットしてから受信待ち状態になる。
【0031】以上概略説明した動作の詳細を各ユニット
のCPUが行う仕事を示す図7〜図15のフローチャー
トを参照して説明する。負荷駆動ユニットA20のCP
Uは、図7〜図9のフローチャートに示すように、電源
の投入によって動作を開始し、そのメインルーチンの最
初のステップS11においてイニシャライズを行う。こ
のステップS11のイニシャライズにおいては、各タイ
マ時間セット確認用のフラグFLAGB、FLAGC及
びFLAGDと、他のユニットからの受信状態フラグR
XB及びRXCと、送受信終了フラグと、タイマとをそ
れぞれ初期状態にする。その後ステップS12に進んで
タイマ割り込みをセットしてからステップS13に進
み、ここでCPUに接続された入力手段の状態を入力す
る。ステップS13の実行後はステップS14に進み、
ここで送受信終了フラグが1であるか否かを判定し、判
定がNOのときには上記ステップS13に戻る。上記ス
テップS13及びS14を繰り返し実行している間に上
記ステップS12においてセットしたタイマ割り込み時
間になると、図8のタイマ割り込み処理を実行する。
【0032】タイマ割り込みにおいては、その最初のス
テップS111においてフラグFLAGDが1であるか
否かを判定する。このステップS111の判定がNOの
ときにはステップS112に進んでフラグFLAGBが
1であるか否かを判定する。ステップS112の判定が
NOのときにはステップS113に進んでフラグFLA
DCが1であるか否かを判定する。ステップS113の
判定がNOのときにはステップS114に進んで上記ス
テップS13において入力した状態を多重ライン40に
対して送信する。その後ステップS115に進んでタイ
マにb秒をセットし、続くステップS116においてフ
ラグFLAGDに0をセットし、かつ次のステップS1
17においてフラグFLAGBに1をセットしてからメ
インルーチンの元のステップに戻り、再びステップS1
3及びS14を繰り返し実行する。上記ステップS13
及びS14を繰り返し実行している間に他のユニットか
らの受信があると、図9の受信割り込み処理を実行す
る。
【0033】受信割り込みにおいては、先ず最初のステ
ップS131において受信動作を行い、続くステップS
132において受信がスイッチユニットB20からのも
のであるか否かを判定する。ステップS132の判定が
YESのときにはステップS133に進んでタイマにc
秒をセットする。その後ステップS134に進んでフラ
グFLAGBに0をセットしてからステップS135に
進んでFLAGCに1をセットする。更にその後ステッ
プS136に進んでフラグRXBに0をセットしてから
メインルーチンの元のステップに戻り、再びステップS
13及びS14を繰り返し実行する。上記ステップS1
3及びS14を繰り返し実行している間に他のユニット
からの受信があると、図9の受信割り込み処理を実行す
る。
【0034】受信割り込みルーチンのステップS132
の判定がNOのときにはステップS137に進んで制御
ユニットC30からのものであるか否かを判定する。ス
テップS137の判定がYESのときにはステップS1
38に進んでタイマにd秒をセットする。その後ステッ
プS139に進んでフラグFLAGCに0をセットして
からステップS140に進んでFLAGDに1をセット
する。更にその後ステップS141に進んでフラグRX
Cに0をセットしてからステップS142に進み、ここ
で送受信終了フラグに1をセットしてからメインルーチ
ンの元のステップに戻って再びステップS13及びS1
4を繰り返すが、上記ステップS142において送受信
終了フラグに1がセットされることによってステップS
14の判定がYESとなって、ステップS15に進む。
ステップS15においては入出力データの処理を行い、
その処理の結果によって続くステップS16において負
荷に対して信号を出力してからステップS17に進んで
送受信終了フラグに0をセットしてから上記ステップS
13に戻る。
【0035】以上は、多重ライン40が正常であって、
ステップS115においてタイマにセットした時間b秒
以内、ステップS133においてタイマにセットした時
間c秒以内にそれぞれスイッチユニット10及び負荷駆
動ユニットB30からの受信があった場合であるが、タ
イマにセットした時間内に受信がない場合には図8のタ
イマ割り込みルーチンがスタートするようになる。
【0036】今、ステップS115においてタイマにb
秒をセットした後のステップS13及びS14の繰り返
し実行している際にタイマにセットしたb秒が経過する
と、タイマ割り込みルーチンがスタートする。このタイ
マ割り込みの実行の際は、ステップS111の判定はN
OとなってステップS112に進み、ここでフラグFL
AGBが1であるか否かを判定するが、ステップS11
7においてフラグFLAGBに1がセットされているた
め、このステップS112の判定がYESになってステ
ップS118に進む。ステップS118においてはタイ
マにc秒をセットし、その後ステップS119に進んで
フラグFLAGBに0をセットしてからステップS12
0に進む。ステップS120においてはフラグFLAG
Cに1をセットしてからステップS121に進んでフラ
グRXBに1をセットしてからメインルーチンの元のス
テップに戻り、ステップS13及びS14を繰り返し実
行する。
【0037】また、ステップS133においてタイマに
c秒をセットした後のステップS13及びS14の繰り
返し実行している際にタイマにセットしたc秒が経過す
ると、図8のタイマ割り込みルーチンがスタートする。
このタイマ割り込みの実行の際は、ステップS111及
びS112の判定はNOとなってステップS113に進
み、ここでフラグFLAGCが1であるか否かを判定す
るが、ステップS135においてフラグFLAGCに1
がセットされているため、このステップS113の判定
がYESになってステップS122に進む。ステップS
122においてはタイマにd秒をセットし、その後ステ
ップS123に進んでフラグFLAGCに0をセットし
てからステップS124に進む。ステップS124にお
いてはフラグFLAGDに1をセットしてからステップ
S125に進んでフラグRXCに1をセットする。その
後ステップS126に進んで送受信終了フラグに1をセ
ットしてからメインルーチンの元のステップに戻り、ス
テップS13及びS14を繰り返すが、上記ステップS
126において送受信終了フラグに1がセットされるこ
とによってステップS14の判定がYESとなって、ス
テップS15に進む。ステップS15においては入出力
データの処理を行い、その処理の結果によって続くステ
ップS16において負荷に対して信号を出力してからス
テップS17に進んで送受信終了フラグに0をセットし
てから上記ステップS13に戻る。
【0038】上述のように、負荷駆動ユニットA20は
スイッチユニット10又は負荷駆動ユニットB30から
の受信が所定時間の内にないときにも、所定の動作を行
うことができる。
【0039】スイッチユニット10のCPUは、図10
〜図12のフローチャートに示すように、電源の投入に
よって動作を開始し、そのメインルーチンの最初のステ
ップS21においてイニシャライズを行う。このステッ
プS21のイニシャライズにおいては、各タイマ時間セ
ット確認用のフラグFLAGB、FLAGC及びFLA
GDと、他のユニットからの受信状態フラグRXB及び
RXCと、送受信終了フラグと、タイマとをそれぞれ初
期状態にする。その後ステップS22に進んでタイマに
a秒をセットしてからステップS23に進んでフラグF
LAGAに1をセットする。その後ステップS24に進
み、ここでCPUに接続された入力手段としての各種ス
イッチの状態を入力する。ステップS24の実行後はス
テップS25に進み、ここで送受信終了フラグが1であ
るか否かを判定し、判定がNOのときには上記ステップ
S24に戻る。上記ステップS24及びS25を繰り返
し実行している間に他のユニットからの受信があると、
図12の受信割り込み処理を実行する。
【0040】受信割り込みにおいては、先ず最初のステ
ップS231において受信動作を行い、続くステップS
232において受信が負荷駆動ユニットA20からのも
のであるか否かを判定する。ステップS232の判定が
YESのときにはステップS233に進んで送信を行っ
てからステップS234に進んでタイマにc秒をセット
する。その後ステップS235に進んでフラグFLAG
Aに0をセットしてからステップS236に進んでFL
AGCに1をセットする。更にその後ステップS237
に進んでフラグRXAに0をセットしてからメインルー
チンの元のステップに戻り、再びステップS24及びS
25を繰り返し実行する。上記ステップS24及びS2
5を繰り返し実行している間に他のユニットからの受信
があると図12の受信割り込み処理を実行する。
【0041】受信割り込みルーチンのステップS232
の判定がNOのときにはステップS238に進んで負荷
駆動ユニットB30からのものであるか否かを判定す
る。ステップS238の判定がYESのときにはステッ
プS239に進んでタイマにd秒をセットする。その後
ステップS240に進んでフラグFLAGCに0をセッ
トしてからステップS241に進んでFLAGDに1を
セットする。更にその後ステップS242に進んでフラ
グRXCに0をセットしてからステップS243に進
み、ここで送受信終了フラグに1をセットしてからメイ
ンルーチンの元のステップに戻って再びステップS24
及びS25を繰り返すが、上記ステップS243におい
て送受信終了フラグに1がセットされることによってス
テップS25の判定がYESとなって、ステップS26
に進む。ステップS26においては入出力データの処理
を行い、その処理の結果によって続くステップS27に
おいて負荷に対して信号を出力してからステップS28
に進んで送受信終了フラグに0をセットしてから上記ス
テップS24に戻る。
【0042】以上は、多重ライン40が正常であって、
ステップS22においてタイマにセットした時間a秒以
内、ステップS234においてタイマにセットした時間
c秒以内にそれぞれ負荷駆動ユニットA20及び負荷駆
動ユニットB30からの受信があった場合であるが、タ
イマにセットした時間内に受信がない場合には、図11
のタイマ割り込みルーチンがスタートするようになる。
【0043】今、ステップS22においてタイマにa秒
をセットした後のステップS24及びS25の繰り返し
実行している際にタイマにセットしたa秒が経過する
と、図11のタイマ割り込みルーチンがスタートする。
タイマ割り込みにおいては、その最初のステップS21
1においてフラグFLAGAが1であるか否かを判定す
る。上記ステップS23においてフラグFLAGAに1
がセットされているのでこのステップS211の判定が
YESとなってステップS212に進み、ここで上記ス
テップS24において入力したスイッチ状態を多重ライ
ン40に対して送信する。その後ステップS213に進
んでタイマにc秒をセットし、続くステップS214に
おいてフラグFLAGAに0をセットし、かつ次のステ
ップS215においてフラグFLAGCに1をセットし
てからステップS216に進んでフラグRXAに1をセ
ットしてからメインルーチンの元のステップに戻り、再
びステップS24及びS25を繰り返し実行する。
【0044】また、ステップS213においてタイマに
c秒をセットした後にステップS24及びS25を繰り
返し実行している際にタイマにセットしたc秒が経過す
ると、図11のタイマ割り込みルーチンがスタートす
る。このタイマ割り込みの実行の際は、ステップS21
1の判定がNOとなってステップS217に進んでフラ
グFLAGCが1であるか否かを判定するが、ステップ
S215においてフラグFLAGCに1がセットされて
いるため、このステップS217の判定がYESになっ
てステップS218に進む。ステップS218において
はタイマにd秒をセットし、その後ステップS219に
進んでフラグFLAGCに0をセットしてからステップ
S220に進む。ステップS220においてはフラグF
LAGDに1をセットしてからステップS221に進ん
でフラグRXCに1をセットする。その後ステップS2
22に進んで送受信終了フラグに1をセットしてからメ
インルーチンの元のステップに戻り、ステップS24及
びS25を繰り返すが、上記ステップS222において
送受信終了フラグに1がセットされることによってステ
ップS25の判定がYESとなって、ステップS26に
進む。ステップS26においては入出力データの処理を
行い、その処理の結果によって続くステップS27にお
いて負荷に対して信号を出力してからステップS28に
進んで送受信終了フラグに0をセットしてから上記ステ
ップS24に戻る。
【0045】更に、ステップS218においてタイマに
d秒をセットした後にステップS24及びS25を繰り
返し実行している際にタイマにセットしたd秒が経過す
ると、タイマ割り込みルーチンがスタートする。このタ
イマ割り込みの実行の際は、ステップS211及びステ
ップS217の判定がNOであってステップS223に
進んでタイマにa秒をセットし、次のステップS224
においてフラグFLAGDに0をセットし、続くステッ
プS225においてフラグFLAGAに1をセットして
からメインルーチンの元のステップに戻り、ステップS
24及びS25を繰り返すようになる。
【0046】上述のように、スイッチユニット10は負
荷駆動ユニットA20又は負荷駆動ユニットB30から
の受信が所定時間の内にないときにも、所定の動作を行
うことができる。
【0047】負荷駆動ユニットB30のCPUは、図1
3〜図15のフローチャートに示すように、電源の投入
によって動作を開始し、そのメインルーチンの最初のス
テップS31のイニシャライズを行う。このステップS
31におけるイニシャライズにおいては、各タイマ時間
セット確認用のフラグFLAGB、FLAGC及びFL
AGDと、他のユニットからの受信状態フラグRXB及
びRXCと、送受信終了フラグと、タイマとをそれぞれ
初期状態にする。その後ステップS32に進んでタイマ
にa秒をセットしてからステップS33に進んでフラグ
FLAGAに1をセットする。その後ステップS34に
進み、ここでCPUに接続された入力手段の状態を入力
する。ステップS34の実行後はステップS35に進
み、ここで送受信終了フラグが1であるか否かを判定
し、判定がNOのときには上記ステップS34に戻る。
上記ステップS34及びS35を繰り返し実行している
間に他のユニットからの受信があると、図15の受信割
り込み処理を実行する。
【0048】受信割り込みにおいては、先ず最初のステ
ップS331において受信動作を行い、続くステップS
332において受信が負荷駆動ユニットA20からのも
のであるか否かを判定する。ステップS332の判定が
YESのときにはステップS333に進んでタイマにb
秒をセットする。その後ステップS334に進んでフラ
グFLAGAに0をセットしてからステップS335に
進んでFLAGBに1をセットする。更にその後ステッ
プS336に進んでフラグRXAに0をセットしてから
メインルーチンの元のステップに戻り、再びステップS
34及びS35を繰り返し実行する。上記ステップS3
4及びS35を繰り返し実行している間に他のユニット
からの受信があると、図15の受信割り込み処理を実行
する。
【0049】受信割り込みルーチンのステップS332
の判定がNOのときにはステップS337に進んでスイ
ッチユニット10からのものであるか否かを判定する。
ステップS337の判定がYESのときにはステップS
338に進んで送信を行ってからステップS339に進
んでタイマにd秒をセットする。その後ステップS34
0に進んでフラグFLAGBに0をセットしてからステ
ップS241に進んでフラグRXCに0をセットしてか
らステップS342に進み、ここで送受信終了フラグに
1をセットしてからメインルーチンの元のステップに戻
って再びステップS24及びS25を繰り返すが、上記
ステップS342において送受信終了フラグに1がセッ
トされることによってステップS35の判定がYESと
なって、ステップS36に進む。ステップS36におい
ては入出力データの処理を行い、その処理の結果によっ
て続くステップS37において負荷に対して信号を出力
してからステップS38に進んで送受信終了フラグに0
をセットしてから上記ステップS34に戻る。
【0050】以上は、多重ライン40が正常であって、
ステップS32においてタイマにセットした時間a秒以
内、ステップS333においてタイマにセットした時間
b秒以内にそれぞれ負荷駆動ユニットA20及びスイッ
チットユニット10からの受信があった場合であるが、
タイマにセットした時間内に受信がない場合には、図1
4のタイマ割り込みルーチンがスタートするようにな
る。
【0051】今、ステップS32においてタイマにa秒
をセットした後のステップS24及びS25の繰り返し
実行中にタイマにセットしたa秒が経過すると、タイマ
割り込みルーチンがスタートする。タイマ割り込みにお
いては、その最初のステップS311においてフラグF
LAGAが1であるか否かを判定する。上記ステップS
33においてフラグFLAGAに1がセットされている
のでこのステップS311の判定がYESとなってステ
ップS312に進み、ここでタイマにb秒をセットし、
続くステップS313においてフラグFLAGAに0を
セットし、かつ次のステップS314においてフラグF
LAGBに1をセットする。その後ステップS315に
進んでフラグRXAに1をセットしてからメインルーチ
ンの元のステップに戻り、再びステップS24及びS2
5を繰り返し実行する。
【0052】また、ステップS312においてタイマに
b秒をセットした後にステップS24及びS25を繰り
返し実行している際にタイマにセットしたb秒が経過す
ると、図14のタイマ割り込みルーチンがスタートす
る。このタイマ割り込みの実行の際は、ステップS31
1の判定がNOとなってステップS316に進んでフラ
グFLAGBが1であるか否かを判定するが、ステップ
S314においてフラグFLAGBに1がセットされて
いるため、このステップS316の判定がYESになっ
てステップS317に進んで送信を行ってからステップ
S318に進む。ステップS318においてはタイマに
d秒をセットし、その後ステップS319に進んでフラ
グFLAGBに0をセットしてからステップS320に
進む。ステップS320においてはフラグFLAGDに
1をセットしてからステップS321に進んでフラグR
XBに1をセットする。その後ステップS322に進ん
で送受信終了フラグに1をセットしてからメインルーチ
ンの元のステップに戻り、ステップS34及びS35を
繰り返すが、上記ステップS322において送受信終了
フラグに1がセットされることによってステップS35
の判定がYESとなって、ステップS36に進む。ステ
ップS36においては入出力データの処理を行い、その
処理の結果によって続くステップS37において負荷に
対して信号を出力してからステップS38に進んで送受
信終了フラグに0をセットしてから上記ステップS34
に戻る。
【0053】更に、ステップS318においてタイマに
d秒をセットした後にステップS34及びS35を繰り
返し実行している際にタイマにセットしたd秒が経過す
ると、タイマ割り込みルーチンがスタートする。このタ
イマ割り込みの実行の際は、ステップS311及びステ
ップS316の判定がNOであってステップS323に
進んでタイマにa秒をセットし、次のステップS324
においてフラグFLAGDに0をセットし、続くステッ
プS325においてフラグFLAGAに1をセットして
からメインルーチンの元のステップに戻り、ステップS
34及びS35を繰り返すようになる。
【0054】上述のように、負荷駆動ユニットB30は
負荷駆動ユニットA20又はスイッチユニット10から
の受信が所定時間の内にないときにも、所定の動作を行
うことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ス運転席横のスイッチボックスに集約されて設けられた
各種操作スイッチの操作信号を入力して多重データを生
成するスイッチボックスと第2の負荷駆動ユニットとの
間が多重ラインにより接続され、しかも天井部位に取り
付けられた第2の負荷駆動ユニットには、主に天井側に
配置され制御対象とする負荷がワイヤハーネスにより接
続され、負荷駆動ユニットと天井側に配置された負荷と
を接続するワイヤハーネスは専ら天井部位に配索され、
天井と床との間に配索する必要がなくなっているので、
天井に配置される負荷の数が多いバス車両において、ワ
イヤハーネスを組み付け性良く或いは生産性良く構成で
きるようになる。
【0056】特に、第1の負荷駆動ユニットを配置する
ための場所を別個に設けなくてもよく、またスイッチユ
ニット、第1の負荷駆動ユニット及び第2の負荷駆動ユ
ニット相互間の多重ラインも最短なものにすることがで
きるので、この点からも天井に配置される負荷の数が多
いバス車両において、ワイヤハーネスを組み付け性或い
は生産性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用多重通信システムの一実施
例を示す図である。
【図2】図1の車両用多重通信システムの各ユニットの
配置例を示す図である。
【図3】図1の車両用多重通信システムの各負荷駆動ユ
ニットと負荷との配置関係を示す図である。
【図4】図1の車両用多重通信システムの各ユニットの
回路構成例を示す図である。
【図5】図4中の各ユニット中のRAMエリアの構成を
示す図である。
【図6】図1の車両用多重通信システムの概略動作を説
明するための説明図である。
【図7】負荷駆動ユニットAのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行するメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図8】負荷駆動ユニットAのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行するタイマ割り込みルーチンを示す
フローチャートである。
【図9】負荷駆動ユニットAのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行する受信割り込みルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図10】スイッチユニットのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行するメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図11】スイッチユニットのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行するタイマ割り込みルーチンを示す
フローチャートである。
【図12】スイッチユニットのCPUが予め定めたプロ
グラムに従って実行する受信割り込みルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図13】負荷駆動ユニットBのCPUが予め定めたプ
ログラムに従って実行するメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【図14】負荷駆動ユニットBのCPUが予め定めたプ
ログラムに従って実行するタイマ割り込みルーチンを示
すフローチャートである。
【図15】負荷駆動ユニットBのCPUが予め定めたプ
ログラムに従って実行する受信割り込みルーチンを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 スイッチユニット 11 操作スイッチ 20 負荷駆動ユニットA(第1の負荷駆動
ユニット) 211 〜21n 負荷 30 負荷駆動ユニットB(第2の負荷駆動
ユニット) 311 〜31n 負荷 40a,40b 多重ライン 100 スイッチボックス WH ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今泉 信広 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 鬼石 達明 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 665 B60R 16/02 620 H04L 12/28 B60R 16/02 680

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス車両の各部に設けられた負荷を操作
    するためのバス運転席横のスイッチボックスに集約され
    て設けられた各種操作スイッチの操作信号を入力するス
    イッチユニットと、 主に床側に配置されワイヤハーネスにより接続された負
    荷を制御する第1の負荷駆動ユニットと、 主に天井側に配置されワイヤハーネスにより接続された
    負荷を制御する第2の負荷駆動ユニットと、 前記スイッチユニット、前記第1の負荷駆動ユニット及
    び前記第2の負荷駆動ユニットを相互接続し相互間で多
    重通信を行うための多重ラインとを備え、 前記スイッチユニットが前記操作スイッチの操作信号を
    入力して多重データを生成し、前記多重ラインを介して
    前記第1の負荷駆動ユニット及び前記第2の負荷駆動ユ
    ニットに送信し、 前記前記第1の負荷駆動ユニット及び前記第2の負荷駆
    動ユニットが前記スイッチユニットからの多重データを
    受信して対応する負荷を制御し、 前記第2の負荷駆動ユニットが天井部位に取り付けられ
    ていることを特徴とする車両用多重通信システム。
  2. 【請求項2】 前記スイッチユニット及び前記第1の負
    荷駆動ユニットが前記バス運転席横のスイッチボックス
    内に設けられ、 前記第2の負荷駆動ユニットが運転席後方の天井部位に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の車
    両用多重通信システム。
JP16648995A 1995-06-30 1995-06-30 車両用多重通信システム Expired - Lifetime JP3503846B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16648995A JP3503846B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 車両用多重通信システム
DE69614948T DE69614948T2 (de) 1995-06-30 1996-06-28 Multiplex-Kommunikationssystem für Kraftfahrzeuge
US08/671,647 US6009105A (en) 1995-06-30 1996-06-28 Multiplex communication system for vehicle
EP96110519A EP0755828B1 (en) 1995-06-30 1996-06-28 Multiplex communication system for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16648995A JP3503846B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 車両用多重通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0911822A JPH0911822A (ja) 1997-01-14
JP3503846B2 true JP3503846B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=15832338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16648995A Expired - Lifetime JP3503846B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 車両用多重通信システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6009105A (ja)
EP (1) EP0755828B1 (ja)
JP (1) JP3503846B2 (ja)
DE (1) DE69614948T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257078A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Yazaki Corp 車両多重通信装置
US20030103519A1 (en) * 2001-11-27 2003-06-05 Murali Balasundram Remotely controlled electronic interface module for multi-application systems
JP2018024395A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 矢崎総業株式会社 車載機器制御システム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4578591A (en) * 1984-10-25 1986-03-25 United Technologies Automotive, Inc. Control circuit for automotive accessory system
EP0580189B1 (en) * 1985-02-23 2001-12-05 Hitachi, Ltd. Collective wiring system for an automobile and control method for the wiring system
US4736367A (en) * 1986-12-22 1988-04-05 Chrysler Motors Corporation Smart control and sensor devices single wire bus multiplex system
DE3730468A1 (de) * 1987-09-08 1989-03-16 Bergmann Kabelwerke Ag Bordnetz fuer kraftfahrzeuge und verfahren zum betrieb des bordnetzes
US4907222A (en) * 1988-08-17 1990-03-06 Nuvatec, Inc. Vehicle multiplex system
FR2654996B1 (fr) * 1989-11-27 1992-04-03 Valeo Vision Perfectionnement aux dispositifs de commande multiplexee d'un ensemble de lampes d'un vehicule automobile.
US5081586A (en) * 1990-02-20 1992-01-14 Eaton Corporation Multiplexing of accessories in a vehicle
JP2904297B2 (ja) * 1990-03-30 1999-06-14 マツダ株式会社 車両用多重伝送装置
JPH03295397A (ja) * 1990-04-12 1991-12-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車の多重伝送方法
US5305316A (en) * 1990-09-04 1994-04-19 Nissan Motor Co., Ltd. Multiplex communication system
JPH04280524A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 多重通信制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0755828B1 (en) 2001-09-05
US6009105A (en) 1999-12-28
JPH0911822A (ja) 1997-01-14
EP0755828A1 (en) 1997-01-29
DE69614948D1 (de) 2001-10-11
DE69614948T2 (de) 2002-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7024296B2 (en) Control system and method for an equipment service vehicle
JP3552800B2 (ja) 車両用負荷制御システム
AU5657600A (en) Steering wheel electronic interface
JPH09325932A (ja) 中央コントローラとプログラマブル制御ノードとを有するマルチプレックス電気システム
MXPA02000543A (es) Modulos de interface remota con funciones programables.
DE102011078213A1 (de) Lenker-Steuersystem
JP3503846B2 (ja) 車両用多重通信システム
JP3303328B2 (ja) 車両用通信装置
JP2000038094A (ja) 車両のインストゥルメントパネルにおける配線構造
CN214112468U (zh) 车身域控制装置、车身控制系统和车辆
JP2006027382A (ja) 車載通信システム及び通信制御機能付きコネクタ装置
JP2001150921A (ja) 車載用デュアル空気調和システム
JP3257685B2 (ja) 電源分配システム
JPH06276571A (ja) 多重伝送装置
JP2963928B2 (ja) 多重通信システム
AU2016262723B2 (en) Enhanced communication system for vehicle hazard lights
JP2981522B2 (ja) 制御システムの障害監視方式
JP3633342B2 (ja) ミラーヒータ装置
KR100507091B1 (ko) 차량의 지능형 네트워크에서 멀티 펑션 스위치 신호통신모듈
EP0921965B1 (en) Arrangement for responding to signals from a number of sensors and controlling a number of operating devices in a vehicle, and control unit
JPH0630480A (ja) 車両用多重伝送装置
JPH0248278Y2 (ja)
JPH0248279Y2 (ja)
CN116968551A (zh) 一种基于电动助力转向系统的转向多模式控制方法
JPH1191436A (ja) 車両用前照灯制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20031205

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031205

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term