JPH03283434A - 電極の作製方法 - Google Patents

電極の作製方法

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JPH03283434A
JPH03283434A JP8455290A JP8455290A JPH03283434A JP H03283434 A JPH03283434 A JP H03283434A JP 8455290 A JP8455290 A JP 8455290A JP 8455290 A JP8455290 A JP 8455290A JP H03283434 A JPH03283434 A JP H03283434A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、電極の作製方法に関する。ことに、半導体
装置のゲート電極の作製に用いられる。
(ロ)従来の技術 従来、GaAsMESFETや、AlGaAs/GaA
sHEMTは、衛星放送や衛星通信に代表されるように
マイクロ波帯域での低雑音アンプとして用いられており
、低雑音増幅特性を向上させるfこめには、ゲート長を
短縮して寄生容量を下げることか必要不可欠となってい
る。
微細なゲート電極の形成方法としては、第4図に示すよ
うにGaAs基板11の上に窒化シリコン膜12とレジ
スト膜13とを順次形成し、レジスト膜13に電子線露
光でゲートパターンを形成し、このゲートパターンをマ
スクにして窒化シリコン膜12を開口し、さらに窒化シ
リコン膜12をマスクにしてGaAs基板に空隙部14
を形成し、この後にレジスト膜13形成面側から金属を
蒸着し、レジスト膜13を有機溶剤で除去して、基板上
のゲートパターン部分のみに金属を残してゲート電極1
5を形成するリフトオフ法が用いられている。
ただし、16は金属である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述の従来の、レジストを用いたリフトオフ法によるゲ
ート電極の形成は、パターンが微細になるにつれ、第4
図に示すように蒸着した金属16かレジストの開口部を
ふさぐ状態になり、基板との接触部分の大きさに比べて
ゲート電極の高さかかせげず、ゲート長の短縮による素
子特性向上の効果より、ゲート抵抗の増加による素子特
性の悪化を招くという問題かあり1こ。
この発明は、上記問題を解決するためになされf二もの
であって、ゲート長(基板との接触部分)の大きさに対
してゲート高さを大きくすることかでき、ゲート抵抗の
増加を起こすことなくゲート長を短縮することのできる
電極の作製方法を提供しようとするしのである。
この発明者は、ゲート抵抗の増加を起こすことなくゲー
ト長を短縮するため鋭意研究を行ったところ、ゲート電
極の高さがかせげない原因は、レジストの断面形状が、
逆テーパーもしくは、垂直に近い状態であるので、蒸着
された金属が、レジストの開口部分を蒸着開始後直ちに
閉塞した状態となるためと考えられ、順テーパーであれ
ば、開口部分が閉塞されるまでに時間を要し、ゲート電
極の蒸着が可能なため、微細なゲート電極であっても、
背の高い形状が得られることを見出した。
しかしなから、単層のレジストを用いた電子線露光では
、順テーパー状のレジスト断面形状を与えることが困難
で、また、順テーパーの断面形状か得られにとしてもレ
ジスト表面を完全に金属が覆うためリフトオフ法の適用
も困難であることがわかった。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明によれば、(a)表面に窒化シリコン膜が形成
された基板上に、電子線に対して低感度のレジスト層及
び高感度のレジスト層を順次積層する工程、 (b)上記高感度レジスト層の上方から所定パターンで
電子線を照射した後、高感度レジスト層及び低感度レジ
スト層を現像処理に付すことにより、高感度レジスト層
での開口寸法が低感度レジスト層での開口寸法よりも大
きな開口パターンのレジストパターンを形成する工程、 (c)この開口パターンを通じて上記低感度レジスト層
の開口寸法に対応する開口部を上記窒化シリコン膜に形
成する工程、 (d)上記窒化シリコン膜の開口部を通じて基板をエツ
チングすることにより、基板内に所定の大きさの電極形
成用空隙部を形成する工程、(e)次いで、上記開口パ
ターンを含む領域に金属を蒸着させることにより上記高
感度レジスト層及び低感度レジスト層上に金属を堆積さ
せると共に上記電極形成用空隙部内の基板表面に金属を
突起状に堆積させる工程、 (f)上記高感度レジスト層及び低感度レジスト層とそ
の上に堆積した金属層を除去することにより空隙部内の
基板表面に電極を形成する工程とからなる電極の作製方
法が提供される。
この発明においては、表面上に窒化シリコン膜が形成さ
れた基板上に、電子線についして低感度のレジスト層及
び高感度のレジスト層を順次積層する。上記基板は、電
極を形成するための半導体基板であって、通常GaAs
基板、A lGaAs/GaAs基板、lnP等を用い
ることができる。上記窒化シリコン膜は、上記低感度レ
ジスト層を支持するためのものであって、上記基板の上
に、例えばCVD法等によって積層して形成することか
できる。この膜厚は、通常300〜600友か適してい
る。上記低感度レジスト層は、この上に形成される高感
度レジスト層の開口部の中に、この開口部の寸法より小
さい寸法の開口部を有するマスク層を形成するためのも
のであって、例えばメタクリル酸成分か10〜40モル
%のメタクリル酸/メタクリル酸フェニル共重合体、等
を上記窒化シリコン膜上に塗布して形成することができ
る。この膜厚は、通常0.05〜0.20μmとするの
が好ましい。上記高感度レジスト層は、上記低感度レジ
スト層の開口部の上にこの開口部よりも大きな寸法の開
口部を形成するための層であって、例えばポリジメチル
グルタミド、メタクリル酸成分が4〜8モル%のメタク
リル酸/メタクリル酸フェニル共重合体等を上記低感度
レジスト層の上に塗布して形成することができる。
この膜厚は、通常0.2〜04μmとするのが好ましい
この発明においては、上記高感度レジスト層の上方から
所定パターンで電子線を照射した後、高感度レジスト層
及び低感度レジスト層を現像処理に付すことにより、高
感度レジスト層での開口寸法が低感度レジスト層での開
口寸法よりし大きな開口パターンのレジストパターンを
形成する。上記電子線は、上記低感度レジスト層及び高
感度レジスト層を所定パターンに露光するためのもので
あって、通常加速電圧20〜30K V、照射電流値0
.5〜1.5nA、ビーム径300〜600A、線照射
!!1.0〜5.0nc/cmの条件で所定パターンの
マスクを介して上記高感度レジスト層の上方から高感度
レジスト層及び低感度レジスト層に露光して用いること
ができる。
上記現像処理は、まず所定パターンに露光された低感度
レジスト層及び高感度レジスト層の高感度レジスト層を
開口し、その開口部の中にその開口寸法より小さい開口
寸法で低感度レジスト層を開口するためのものであって
、Iっのエツチング液で行ってもよいが、通常まず低溶
解性現像液を用いて高感度レジスト層を開口し、この後
に高溶解性現像液を用いて再び高感度レジスト層の開口
部を処理すると共に低感度レジスト層を開口して行われ
る。上記高感度レジスト層の開口寸法は、低感度レジス
ト層の開口寸法より大きいと共に、通常0.8〜1.5
μmの直径とし、他方低感度レジスト層の開口寸法は、
通常005〜0.3μmの直径とするのが適している。
高感度レジスト層の開口寸法が低感度レジスト層の開口
寸法より大きくない場合、高感度レジスト層の開口寸法
が上記範囲外の場合及び低感度レジスト層の開口寸法が
上記範囲より小さい場合は後述の金属蒸着工程において
低感度レジスト層の開口部が蒸着金属によって閉塞され
この下方の基板の空隙部に電極を形成することかできな
くなるか、又は高い(厚い)形状の電極が得られなくな
るので不都合である。低感度レジスト層の開口寸法が上
記範囲より大きい場合は、下方の窒化シリコン膜の開口
寸法が大きくなりゲート長を小さくすることができない
ので好ましくない。
この発明においては、この開口パターンを通じて上記低
感度レジスト層の開口寸法に対応する開口部を上記窒化
シリコン膜に形成する。上記窒化シリコン膜の開口部は
、基板に所定の大きざの電極形成用空隙部を形成すると
共にこの空隙部の中に金属を蒸着するにめのちのであっ
て、上記低感度レジスト層をマスクとして、例えばプラ
ズマドライエツチングによって形成することかできる。
このプラズマドライエツチングは、反応ガスとして、例
えばCF、と0.との混合ガス等を用いて発生させたプ
ラズマを低感度レジスト層の開口部の窒化シリコン膜に
照射して行うことかできる。この窒化シリコン膜開口部
の寸法は、通常01〜04μmとするのが好ましい。
この発明においては、上記窒化シリコン膜の開口部を通
じて基板をエツチングすることにより基板内に所定の大
きさの電極形成用空隙部を形成する。上記電極形成用空
隙部は、この中に電極を形成するためのものであって、
上記基板を、エツチング液で処理することによって、所
定深さまでエツチングして形成することができる。この
エツチング液は、用いる基板によって適宜選択して用い
ることができるが、例えばGaAs基板を用いる場合は
、例えば塩酸と過酸化水素との混合水溶液等を用いるこ
とかてきる。まfこ、この電極形成用空隙部は、通常底
面が狭いテーパー状断面を有するが、底面か02〜05
μmの幅を有し深さが0.2〜0゜44mの断面形状を
有するものか適している。この空隙部の深さは、作製を
意図するゲート電極の高さに相当するので、エツチング
が深いほどゲート抵抗の低減か達成される。HEMTや
!dEsFETにおける基板の空隙部の深さは、不純物
高濃度層の厚みに相当する。
従って、エツチング深さが深いほど、ソース抵抗の低減
に役立つので、ゲート抵抗の低減と、ソース抵抗の低減
を同時に行うことになり、高性能な素子特性を提供でき
る。しかしながら、実際には、基板の不純物高濃度層が
厚すぎると、エツチングに伴うばらつきを生じ易いので
、素子特性がウェハー面内でばらつく可能性も生じるた
め、好ましい基板の空隙部の深さは0.2〜0.3μm
である。 この発明においては、次いで、上記開口パタ
ーンを含む領域に金属を蒸着させることにより上記高感
度レジスト層及び低感度レジスト層上に金属を堆積させ
ると共に上記電極形成用空隙部内の基板表面に金属を突
起状に堆積させろ。上記金属は、電極を構成する1ニめ
のらのであって、例えばアルミニウム、アルミニウム合
金、Ti/pt/Au(チタン/白金/金)等を用いる
ことかできる。上記蒸着は、スパッタ法、電子線蒸着法
、抵抗加熱蒸着法等によって行うことができる。
この発明においては、上記高感度レジスト層及び低感度
レジスト層とその上に堆積した金属層を除去することに
より空隙部内の基板表面に電極を形成する。上記高感度
レジスト層及び低感度レジスト層とその上に付着した金
属の除去は、通常有機溶剤によって行うことができる。
この有機溶剤は、上記高感度及び低感度レジスト層を溶
解しうるちのを用いることができ、例えばアセトン、ク
ロルベンゼン等を挙げることができる。上記電極は、通
常幅(ゲート長)が0.05〜OJum、高さが02〜
03μmの外形を有する。
この発明においては、上記電極を、例えばゲート電極と
してトランジスタを形成し、半導体装置を作製すること
ができる。
次に、この発明の他の!3様について述べる。
この発明によれば、(a′)表面に窒化シリコン膜が形
成された基板上に、電子線に対して低感度のレジスト層
、高感度のレジスト層及び中感度のレジスト層を順次積
層してそれぞれ下、中及び上層レジスト層を形成する工
程、 (b′)上層レジスト層の上方から所定パターンで電子
線を照射した後、上記上、中及び下層レジスト層を現像
処理に付すにより中層レジスト層の開口寸法が下層及び
上層レジスト層の開口寸法よりも大きくかつ上層レジス
ト層の開口寸法が下層レジスト層の開口寸法よりも大き
な開口パターンのレジストパターンを形成する工程、 (c)この開口パターンを通じて上記下層レジスト層の
開口寸法に対応する開口部を上記窒化シリコン膜に形成
する工程、 (d)上記窒化シリコン膜の開口部を通じて基板をエツ
チングすることにより、基板内に所定の大きさの電極形
成用空隙部を形成する工程、(e)次いで、上記開口パ
ターンを含む領域に金属を蒸着させることにより上記上
層レジスト層及び下層レジスト層上に金属を堆積させる
と共に上記電極形成用空隙部内の基板表面に金属を突起
状に堆積させる工程、 (D上記上、中及び下層レジスト層とその上に堆積した
金属層を除去することにより空隙部内の基板表面に電極
を形成する工程とからなる電極の作製方法が提供される
この発明においては、表面に窒化シリコン膜が形成され
た基板上に、電子線に対して低感度のレジスト層、高感
度のレジスト層及び中感度のレジスト層を順次積層して
それぞれ下、中及び上層レジスト層を形成する。上記低
感度レジスト層及び高感度レジスト層は、上述の低感度
レジスト層及び高感度レジスト層の形成方法と同様にし
て形成することがてきる。
中感度レジスト層は、上層レジスト層を形成するための
ものであって、例えばメタクリル酸成分が10〜40モ
ル%のメタクリル酸−メタクリル酸フェニル共重合体等
から構成することかできる。
この中てら、低感度レジスト層、高感度のレジスト層及
び中感度のレジスト層か、いずれもメタクリル酸−メタ
クリル酸フェニル共重合体であると共にその共重合比(
メタクリル酸/メタクリル酸フェニル)が低感度レジス
ト層、中感度レジスト層、高感度レジスト層の順に犬で
あるのが好ましい。まに、特に本発明の好ましい形態に
よれば、通常下層レジスト層(低感度)が005〜02
0μm、中層レジスト層(高感度)が0.1〜0,3μ
m及び上層レジスト層(中感度)が0.05〜01の膜
厚から構成される。
この発明においては、上層レジスト層の上方から所定パ
ターンで電子線を照射した後、上記上、中及び下層レジ
スト層を現像処理に付すにより中層レジスト層の開口寸
法が下層及び上層レジスト層の開口寸法よりも大きくか
つ上層レジスト層の開口寸法が下層レジスト層の開口寸
法よりも大きな開口パターンのレジストパターンを形成
する。
上記現像処理は、1つのエツチング液を用いて行っても
よいが、照射しfコミ子線の反射か起こりにくい材質の
基板では上層レジストの開口寸法か下層レジストの開口
寸法と同等の疑似的な垂直断面形状となってこの発明の
効果が得られないので、レジストに対して低溶解性現像
液で最初に上・中層レジストの処理を行っf二後、レジ
ストに対して高溶解性現像液で、前記上及び中層の開口
部を再び処理すると共に下層レジスト処理を処理するこ
とにより開口して、上層レジスト層の開口寸法を下層レ
ジスト層の開口寸法より大きくする手段を取ることが好
ましい。
この後は、上述の方法と同様にして電極形成用空隙内の
基板表面に電極を作製することかできる。
(ホ)作用 電子線に対して低感度及び高感度のレジスト層を順に積
層してなるレジスト層が、上方が大きく下方が小さい形
状の開口を形成し、この形状の開口部が、開口部を閉塞
することなく開口部を通して下方の基板空隙内に幅か小
さく高さ(厚さ)の大きい形態で金属を蒸着させる。
(へ)実施例 実施例1 第1図に示すような電極を次のように作製する。
たfこし、lはGaAS基板、2は窒化シリコン膜、3
は低感度レジスト膜(下層)、4は高感度レジスト膜(
上層)、6は電極形成用空隙部、7はゲート電極、8は
ゲート電極の高さ、9は金属である。
01μmの窒化ノリコン膜をプラズマCVD法により表
面に析出させ几GaASウェハーをスピンコーティング
装置に配置し、この上に低感度レジスト溶液(メタクリ
ル酸成分25.4%、メタクリル酸フェニル成分74.
6%からなる共重合体の3.5重量%メチルセロソルブ
アセテート溶液)を200Orpmの回転速度でスピン
コーティングを行い、230℃、30分間のプリベーキ
ングを行った。ベーク後の低感度レジスト膜の膜厚は0
.10μmであった。次に、この上に高感度レジスト溶
液(ポリジメチルグルタイミド(商品名5ALIIO,
発売元ノブレイ社)の5重量%ノクロペンタン溶液)を
3000rpmの回転速度でスピンコーティングを行い
、200℃、30分間のプリベーキングを行った。ベー
タ後の高感度レジスト膜の膜厚は035μmで、こうし
て得られた2層のレジスト膜全体の膜厚は、0.454
o++であり、ま1こ、各レジスト間のミキシングは観
察されなかった。
この基板上の2層のレジスト層に、電子線露光用いて、
加速電圧25KV、照射電流値lXl0−’A、ビーム
径500Aの条件下で、線照射量2.5nC/cmの条
件で線パターンを露光した。
次に、この基板を、 5ALIIOデベロツパー(アル
カリ水溶液)を用いて、上層の高感度レジスト層のみ現
像処理を行い、その後、メチルイソブチルケトン80%
とエチルンクロヘキサン20%の混合溶液で下層の低感
度レジスト層の現像処理を行った。下層の開口寸法は0
.2μmで、上層の開口寸法は0.8μmであった。
次に、下層レジスト開口部分の窒化シリコン膜3にCF
、80%、0,20%混合ガスによるプラズマドライエ
ツチングを行い、GaAs基板を露出させ、この後塩酸
・過酸化水素混合水溶液により、下層レジスト開口部分
に露出しているGaAs基板か03μm深さに達するま
でエツチングを行い、電子線蒸着装置によって、03μ
m厚みの金属か得られるようにアルミを蒸着し、リフト
オフ法によって、レジスト並びに、レジスト上を覆って
いるアミルを除去し1−後、走査電子顕微鏡によって、
ゲート長とゲートの高さを測定した。
その結果、ゲート長0.2μmに対して、および03μ
mの高さのゲート電極が得られ、本発明の適用か可能で
あることが示された。
実施例2 第2図に示すような電極を次のように作製する。
ただし、lはGaAs基板、2は窒化シリコン膜、3a
は低感度レジスト膜(下層)、4aは高感度レジスト膜
(中層)、5aは中感度レジスト@(上層)、6は電極
形成用空隙部、7aはゲート電極、8aはゲート電極の
高さ、9は金属である。
0.1μmの窒化シリコン膜をプラズマCVD法により
表面に析出させたGaAsウェハをスピンコーティング
装置に配設し、この上に低感度レジスト溶液(メタクリ
ル酸成分254モル%、メタクリル酸フェニル成分74
.6モル%からなる共重合体の3.5重量%メチルセロ
ソルブアセテート溶液)を200Orpmの回転速度で
スピンコーティングを行い、230℃、30分間のベー
キングを行った。ベーク後の低感度レジスト膜(下層用
)の膜厚は0.10μmであっrこ。
次に、この上に高感度レジスト溶液(メタクリル酸成分
5.7モル%、メタクリル酸フェニル成分943モル%
からなる共重合体の8重量%イソアミルケトン溶液)を
4000rp+mの回転速度がスピンコーティングを行
い、230℃で30分間のプリベーキングを行った。ベ
ーク後の高感度レジスト膜(中層用)の膜厚は0.25
μmであった。
次に、この上に中感度レジスト溶液(メタクリル酸成分
20.0モル%、メタクリル酸フェニル成分800モル
%からなる共重合体の3重量%エチルセロソルブアセテ
ート溶液)を300Orpmの回転速度でスピンコーテ
ィングを行い、230°Cで30分間のプリベーキング
を行った。ベーク後の中低感度レジスト膜(上層用)の
膜厚は0.08μmであっ1ニ。
得られL上・中・下の3層のレジスト全体の膜厚は0.
43μmであり、また、各レジスト間のミキシングは全
く観察されなかった。この基板上の3層のレジスト層に
、電子線露光装置を用いて、加速電圧25KV、照射電
流値1×lO″gA、ビーム径500人の条件下で、線
照射量1.3nc/cmから2.5nC/amの条件で
電子線照射量を変化させ、線パターンを露光した。
次に、これらの電子線露光したウェハーを、ジメチルア
セトアミド20%とブチルセロソルブ80%の混合溶液
(低溶解性溶剤)を用いて、23℃、120秒の現像処
理を行い、上層と中層を貫通さら下層の上面を下層の開
口寸法に対応しては小さく露出させる。その後、メチル
イソブチルケトン80%とエチルシクロヘキサン20%
の混合溶液(高溶解性溶剤)を用いて、23℃、120
秒の現像処理を行い、さらに、エチルシクロヘキサンを
用いて23℃、30秒のリンス処理を行い、ウェハー上
にパターンを形成した。その後下層レジスト開口部分の
窒化ノリコンにCF、80%、0220%混合ガスによ
り、プラズマドライエツチングを行い、GaAs基板を
露出させた。
次に、塩酸と過酸化水素との混合水溶液により、下層レ
ジスト開口部分に露出しているGaAs基板が0.3μ
m深さに達するまでエツチングを行い、電子線蒸着装置
によって0.3μm厚みの金属が得られるようにアルミ
を蒸着し、リフトオフ法によって、レジスト並びに、レ
ジスト上をおおっているアルミを除去してゲート電極を
作製する。
実施例3 実施例2において、低感度レジスト膜(下層用)の膜厚
を0.10μmとする代わりに0.20μmとなるよう
に低感度レジスト溶液を塗布しこの他は実施例2と同様
にして電極を作製する。
走査電子顕微鏡によって、ゲート長とゲートの高さを測
定した。その結果、第3図に示すように、ゲート長0.
11〜017μmにわたって、ゲート長に依存せず、は
ぼ設定高さのアルミが蒸着され、基板に接している部分
の長さに比して、背の高いゲート電極が形成できている
ことか分かる。しかし、下層レジスト層の厚みは、00
8〜020μmの間では、ケートの高さに関係が無いこ
とら示されている。
第3図には、下層レジスト層を用いて形成した膜厚0.
18μmの単層レジスト層による従来法でのゲート長と
ゲート高さの関係も同時に示しているが、同一量のアル
ミ蒸着にもかかわらず、この発明に基づ〈実施例のおよ
そ半分の高さのゲート電極しか得られないため、ゲート
抵抗が高くなってしまう。同一ゲート長(0,13μm
)における、100μm間隔のゲートパッド間での抵抗
は、従来法で6009だったものが、本発明による実施
例では、260Ωと半分以下に低減できた。
(ト)発明の効果 この発明によれば、基板との接触部分(ゲート長)の大
きさに比べてゲート電極の高さをかせぐことができ、ゲ
ート抵抗の増加を起こすことなくゲート長を短縮するこ
とのできる電極の作製方法を提供することかできる。こ
の方法によって、アスペクト比の高い微細ゲート電極を
提供でき、高周波デバイスのゲート抵抗低減に効果かめ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は、この発明の実施例で作製した電極の
作製工程説明図、第3図は、この発明の実施例で作製し
f二電極及び従来の電極のゲート長とゲート高さを示す
グラフ図、第4図は、従来の電極の作製工程説明図であ
る。 l・・GaAs基板、2− ・窒化ノリコン膜、3  
低感度レジスト膜(下層)、 3a ・・・低感度レジスト膜、 4・・・・高感度レジスト膜(上層)、4a・・・高感
度レジスト膜(中層)、5a・・・・・・中感度レジス
ト膜(上層)、6・・・電極形成用空隙部、 7.71・・・・・・ゲート電極、 8.8a・・・・ゲート電極の高さ、 9 ・・金属。 第 1 腫 第 ■ ケ゛−ト長(メ1m) 第 画

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)表面に窒化シリコン膜が形成された基板上に
    、電子線に対して低感度のレジスト層及び高感度のレジ
    スト層を順次積層する工程、 (b)上記高感度レジスト層の上方から所定パターンで
    電子線を照射した後、高感度レジスト層及び低感度レジ
    スト層を現像処理に付すことにより、高感度レジスト層
    での開口寸法が低感度レジスト層での開口寸法よりも大
    きな開口パターンのレジストパターンを形成する工程、 (c)この開口パターンを通じて上記低感度レジスト層
    の開口寸法に対応する開口部を上記窒化シリコン膜に形
    成する工程、 (d)上記窒化シリコン膜の開口部を通じて基板をエッ
    チングすることにより、基板内に所定の大きさの電極形
    成用空隙部を形成する工程、 (e)次いで、上記開口パターンを含む領域に金属を蒸
    着させることにより上記高感度レジスト層及び低感度レ
    ジスト層上に金属を堆積させると共に上記電極形成用空
    隙部内の基板表面に金属を突起状に堆積させる工程、 (f)上記高感度レジスト層及び低感度レジスト層とそ
    の上に堆積した金属層を除去することにより空隙部内の
    基板表面に電極を形成する工程とからなる電極の作製方
    法。 2、高感度レジスト層及び低感度レジスト層の現像が、
    低溶解性現像液を用いて高感度レジスト層を開口し、こ
    の後に高溶解性現像液を用いて再び高感度レジスト層の
    開口部を処理すると共に低感度レジスト層を開口して行
    われる請求項1の方法。 3、(a′)表面に窒化シリコン膜が形成された基板上
    に、電子線に対して低感度のレジスト層、高感度のレジ
    スト層及び中感度のレジスト層を順次積層してそれぞれ
    下、中及び上層レジスト層を形成する工程、 (b′)上層レジスト層の上方から所定パターンで電子
    線を照射した後、上記上、中及び下層レジスト層を現像
    処理に付すにより中層レジスト層の開口寸法が下層及び
    上層レジスト層の開口寸法よりも大きくかつ上層レジス
    ト層の開口寸法が下層レジスト層の開口寸法よりも大き
    な開口パターンのレジストパターンを形成する工程、 (c)この開口パターンを通じて上記下層レジスト層の
    開口寸法に対応する開口部を上記窒化シリコン膜に形成
    する工程、 (d)上記窒化シリコン膜の開口部を通じて基板をエッ
    チングすることにより、基板内に所定の大きさの電極形
    成用空隙部を形成する工程、 (e)次いで、上記開口パターンを含む領域に金属を蒸
    着させることにより上記上層レジスト層及び下層レジス
    ト層上に金属を堆積させると共に上記電極形成用空隙部
    内の基板表面に金属を突起状に堆積させる工程、 (f)上記上、中及び下層レジスト層とその上に堆積し
    た金属層を除去することにより空隙部内の基板表面に電
    極を形成する工程とからなる電極の作製方法。 4、低感度のレジスト層、高域度のレジスト層及び中感
    度のレジスト層が、いずれもメタクリル酸−メタクリル
    酸フェニル共重合体であると共にそのメタクリル酸成分
    の量(モル%)が低感度のレジスト層、中感度のレジス
    ト層、高感度のレジスト層の順に大である請求項3の方
    法。 5、上、中及び下層レジスト層の現像処理が、低溶解性
    現像液を用いて上及び中層レジスト層を開口し、この後
    に高溶解性現像液を用いて上及び中層レジスト層の開口
    部を再び処理すると共に下層レジスト層を開口して行わ
    れる請求項3の方法。
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JP2009206449A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Shogen Koden Kofun Yugenkoshi 半導体素子

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