JPH0317932A - 微小真空三極管の製造方法 - Google Patents

微小真空三極管の製造方法

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JPH0317932A
JPH0317932A JP1152631A JP15263189A JPH0317932A JP H0317932 A JPH0317932 A JP H0317932A JP 1152631 A JP1152631 A JP 1152631A JP 15263189 A JP15263189 A JP 15263189A JP H0317932 A JPH0317932 A JP H0317932A
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thin film
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典彦 佐本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は:半導体素子に比べて放射線損傷、絶縁耐圧に
優れている微小真空三極管の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 微小真空三極管の形成方法として、例えば、第36回応
用物理学関係連合講演会講演予稿集第2分冊p585 
2p−K−11記載の方法が知られている。第10図a
)〜e)はそのような製造方法の一例を示すものである
。第10図a)に示すように、窒化ケイ素(SiN)膜
21をケイ素(Si)基板22上にマスクとして形成し
、次いで、第10図b)に示すように前記SiN膜21
をマスクとしてSi基板22の異方性エッチングを行な
う。次いで第10図C)に示すように絶縁膜(酸化ケイ
素Sin)23と電極層(タンタリウムTa)24を連
続的に蒸着した後、第10図d)に示すようにSiN膜
21を除去した後、第10図e)に示すように絶縁膜2
2を軽くエッチングする。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べた形成方法は、電界放射エミッタを単結晶によ
り形成して、自己整合によりグリッド、コレクターを形
成しているものの、マスクを用いて異方性エッチングを
行なっている為、エミッタの先端径が余り小さく出来な
い。又、エミッタは大気に露出している為、実際の動作
時では、真空中に封入する必要があり、このままでは動
作させることができない。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去せしめて
、自己整合的に微小真空三極管を形成する方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 基板上に第1の金属薄膜を形成し、次いで第1の絶縁膜
を形成した後、第2の金属薄膜を該第1の絶縁膜上に形
成し、次いで該第2の金属薄膜上に第2の絶縁膜を形成
した後、該第2の絶縁膜上にマスク材を塗布形成して、
該マスク材をバターニングして開口を形成し、次いで露
呈した第2の絶縁膜を除去した後、次いで該第2の絶縁
膜の開口をマスクとして第2の金属薄膜を除去し、次い
で該第2の金属薄膜の開口をマスクとして第1の絶縁膜
を除去して、第1の金属薄膜を一部露呈する工程と、該
第2の絶縁膜の開口を通して、エミッタ金属を蒸着して
、第2の絶縁膜上の不要なエミッタ金属を第2の絶縁膜
と供に除去した後、全面に第3の絶縁膜を形成する工程
と、次いで第3の絶縁膜上にマスク材を塗布形成し、露
光により該マスク材の開口を前記エミッタ電極上部に形
成し、次いで露呈された前記第3の絶縁膜を除去して、
前記エミッタ電極を露呈させる。次いで前記マスク材を
除去しとた後、マスク材を塗布して、露光することによ
り、エミッタ電極を覆うように該レジストを残し、次い
で全面に第3の金属薄膜を形成した後、該第3の金属薄
膜上に金属の厚膜を形成させる工程と次いで該金属厚膜
上にマスク材を塗布して、前記エミッタ電極の周辺部に
マスク材に開口部を形成した後、このマスク材をマスク
として金属の厚膜及び第3の金属薄膜を除去し、次いで
残存するポジ型レジストを除去する工程と、該金属の厚
膜の開口が閉じるまで第4の金属薄膜を形成することを
特徴としている。
(作用) 上記方法において、蒸着法によりエミッタを形成してい
る為、エミッタの先端径を充分に小さくすることができ
る。又、真空中で蒸着しながら、開口を閉じさせるので
素子を真空封止する必要がなく、チップとして切り出し
てそのまま、実装することができる。
(実施例) 以下、第1図〜第9図を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図に本発明の方法によって形成される微小真空三極
管の断面図を示している。即ち、本方法では、エミッタ
電極部が真空封止される。第2図に示すように基板10
上に第1の金属薄膜(例えば金(Au))11を蒸着し
た後、第1の絶縁膜(例えば窒化ケイ素(SiN))1
2を金属薄膜11の上に戒長し、次いで第2の金属薄膜
(例えばタングステン(W))13を絶縁膜12上に蒸
着する。次いで第2の絶縁膜(例えば二酸化ケイ素(S
i02))14を金属薄膜13上に形成した後、ボジ型
レジスト(例えばポリメチルメタアクリレート(PMM
AXCsHaOz)n)15を絶縁膜14上に塗布形成
し、露光により開口を形成する。次いで第3図に示すよ
うに、ボジ型レジスト15の開口をマスクとしてドライ
エッチング(例えで四フッ化炭素CF4)により、絶縁
膜14、12及び金属薄膜13を除去して、金属薄膜1
1を一部露呈させる。次いで、残存のポジ型レジスト1
5を除去した後、絶縁膜14をマスクとしてエミッタ金
属(例えばタングステン(W))16を蒸着する。次い
で、第4図に示すように、エミ、ツタ金属16上にポジ
型レジスト18(例えばMP2400;シプレイ社製)
を塗布し、エミッタ17上部のレジスト18が残るよう
に露光し、レジスト18をマスクに露呈したエミッタ金
属16をドライエッチング(CF4)により除去して、
絶縁膜14を一部露呈させる。次いでウェットエッチン
グ(例えばバッファードフッ酸)により絶縁膜14を除
去して、同時に不要のエミッタ金属16も除去する。次
いで、第5図に示すように、全面に第3の絶縁膜(例え
ばSi02)19を或長させ、次いでポジ型レジスト(
例えばMP2400)30を絶縁膜19上に塗布形成し
、次いで露光することにより、エミッタ17上部にレジ
スト開口を形成する。次に第6図に示すように、ウエッ
トエッチング(例えばバッファードフッ酸)によりエミ
ッタ17周辺の絶縁膜19を除去する。次に第7図に示
すように、ボジ型レジスト(例えばMP2400)31
塗布して、エミッタ17上部にレジスト31が残るよう
に露光してパターン形成し・次いで第3の金属薄膜(例
えばチタンl金(Ti/Au))32を全面に蒸着し、
次いで金属厚膜としてメッキにより金属膜32上に金(
Au)33を堆積させる。次いで、第8図に示すように
、金メッキ層33上にボジ型レジスト(例えばMP13
00、シプレイ社製)34を塗布形成して、エミッタ1
7が存在せずかつ、ボジ型レジスト31の存在している
部分のレジスト34を露光して開口を形成し、ミリング
(例えばアルゴン(Ar))により露呈した金メッキ層
33及び金属薄膜32を一部除去する。次いで酸素(0
2)プラズマにより残存するレジス}31,34を全て
除去する。次いで、第9図に示すように、第4の金属薄
膜(例えば金(Au))35を蒸着して、先の金メッキ
層33の開口が閉じるようにする。以上の工程により、
第1図に示したような微小真空三極管が形成される。以
上の実施例において使用された金属、レジストはこれら
に限定されるものではなく、プロセス上不都合が生じな
いものであれば使用できる。又、第1図のように片側だ
けに真空封止部をつくるのではなく、エミッタl7を中
心として両側に真空封止部をつくってもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、素子自体をガラス等により真空封止す
る必要がない為、極めて微少な真空三極管を形成するこ
とが出来る。又、エミッタ自体の先端径が10nm以下
と極めて小さくできるので、先端への電界集中が大きく
、電子銃として使用されるエミッタなどと比べて低電圧
で電流を放出させることができる。さらに、エミッタの
形成時にはレジストフリーの状態である為、レジストか
らのアウトガスの影響が無く、蒸着装置の真空度で、素
子の真空封止が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例により得られる真空封止部を含
んだ微小真空三極管,の断面図、第2図から第9図は本
発明の実施例を示す断面工程図、第10図a)からe)
は従来例を示す断面図である。 図において、 10・・・基板、11・・・第1の金属薄膜、12・・
・第1の絶縁膜、13..・第2の金属薄膜、14・・
・第2の絶縁膜、15・・・ボジ型レジスト、16・・
・エミッタ金属、17・・・エミッタ、l8・・・ポジ
型レジスト、19・・・第3の絶縁膜、21・・・8i
N、22・・・Si基板、23・・・8i0膜、24・
・−Ta膜、30・・・ポジ型レジスト、31..・ボ
ジ型レジスト、32・・・第3の金属薄膜、33・・・
金メッキ層、34・・・ボジ型レジスト、35−,.第
4の金属薄膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基板上に第1の金属薄膜を形成し、次いで第1の絶縁
    膜を形成した後、第2の金属薄膜を該第1の絶縁膜上に
    形成し、次いで該第2の金属薄膜上に第2の絶縁膜を形
    成した後、該第2の絶縁膜上にマスク材を塗布して、該
    マスク材をパターニングして開口を形成し、次いで露呈
    した第2の絶縁膜を除去した後、次いで該第2の絶縁膜
    をマスクとして第2の金属薄膜をエッチング除去し、次
    いで該第2の金属薄膜をマスクとして第1の絶縁膜を除
    去して、第1の金属薄膜を一部露呈する工程と、該第2
    の絶縁膜の開口を通して、エミッタ金属を形成して、第
    2の絶縁膜上の不要なエミッタ金属を第2の絶縁膜と共
    に除去した後、全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、
    次いで第3の絶縁膜上にマスク材を塗布形成し、該マス
    ク材の開口を前記エミッタ電極上部に形成し、次いでエ
    ッチングにより、露呈された前記第3の絶縁膜を除去し
    て、前記エミッタ電極を露呈させる。次いで前記マスク
    材を除去した後、マスク材を塗布して、パターニングす
    ることにより、エミッタ電極を覆うように該マスク材を
    残し、次いで全面に第3の金属薄膜を形成した後、該第
    3の金属薄膜上に金属厚膜を施す工程と次いで該金属厚
    膜上にマスク材を塗布して、前記エミッタ電極の周辺部
    に露光することによりマスク材に開口を形成した後、こ
    のマスク材をマスクとして金属厚膜及び第3の金属薄膜
    を除去し、次いで残存するマスク材を除去する工程と、
    該金属厚膜の開口が閉じるまで第4の金属薄膜を形成す
    ることを特徴とする微小真空三極管の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9643065B2 (en) 2005-05-10 2017-05-09 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads

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