JPH03281555A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は新規な農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関し
、更に詳しくは、防滴持続性または防霧持続性に優れた
農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関する。

（従来の技術及び 発明が解決しよ・うとＶる課題］ 従来より、農業用のトンネル、簡易温室等の被覆材とし
て、安価で透明性が良く保温性、強度に優れることから
塩化ビニル系樹脂フィルｌ、が広く用いられているが、
塩化ビニル系樹脂よりなる被覆材を１ンネル、簡易温室
等に用いると被覆材内表面に結露を住し、太陽光線の透
過を妨げるという問題がある。このため従来は塩化ビニ
ル系樹脂に界面゛活性剤の１種である防滴剤を含有させ
、フィルム又はシート表面の親水性を高めて表面の濡れ
性を良好にし、表面が均一・に濡れるＪ、・つ（１ご［
るとともに、表面に生した水滴を速やかに流れ落ちるよ
うにすることにより、被覆材内表面への結露を防止し７
ているが、防滴持続性が充分でなく、比較的短期間のう
ちに防滴性が消失してｌ、！・）という問題がお、また
。

また、被覆材内表面付近における霧発生を抑制するため
、防滴剤と共に、フッ素系化合物を含有させた農業用塩
化ビニル系樹脂フィルムも開発されたが、防霧性能の持
続性が充分でなく、比較的短期間のうちに防霧性能が消
失Ｌ７でし＊　’Ｊ　、！いう問題があった。

これらの問題を解決するために、工ｙ−ルノエノール基
を有するリン酸エステルと防滴剤とイー　（Ｊ４用した
り（特公昭６１−２６８１２号）、１す４シリルホスフ
□−川と防霧剤とを併用し７たり　（特公昭６２−１２
９３２号）°する技術が捉案されたが、なお防滴持続性
や防霧持続性は充分なものではなかった。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明者等は上記従来技術の欠点を解消するためぼ鋭意
研究し、た結果、全く意久にも塩化ビニール系樹脂への
可塑剤の添加量と、防滴剤の添加量と、脂肪族ジアミン
の２つの窒素源ｒ！ご結合した水素原子のそれぞれ１づ
つが不飽和脂肪族の７・”／ル基に置換された化合物も
しくは脂肪族２塩基酸の２つのカルボ、１シル基の−０
１１が−ＮＩＩＲ’　（Ｒ“は不飽和脂肪族基）に置換
された化合物の添加量を特定ｊ。

た塩化ビニル系樹脂組成物にて形成ｊ７た農業用フィル
ムが防滴性に優れることはもとより、優れた防滴性能が
長期に）＝１゛す！ｉｌ；：れるごと、及びこれに防霧
剤であるノッ素系化合物を添加し、た場合には優れた防
霧性がに５期にクリ維持（尺れることを見出し本発明を
完成するに至−７た。

すなわち本発明は、 １−塩化じ−゛、ル系樹脂１００重量部当たり、可塑剤
２０〜’７０重量部、防滴剤０，５〜・５重量部、脂肪
族ジアミンの２つの窒素原子に結合した水素原ｆのイれ
ぞれＩづつが不飽和脂肪族のアシル基υこ１換された化
合物もしくは脂肪族２塩基酸の２つのカルボキシル基の
一〇Ｈが−ＮＨＩ？“（［７’は不飽和脂肪族基）に置
換された化合物０゜０１〜０．５重量部を添加してなる
塩化）−゛ニル系樹脂組成物からなることを特徴と４゛
る農業用塩化ビニール系樹脂フィルム、９１ を要旨とするものである。

本発明で使用する塩化ビニル系樹脂としでは、ポリ塩化
じ、；冒しや、または塩化ビニルと他のビニル千ツマ−
１例えば酢酸ビニル、エチレン、プロピし・ン２．マレ
イン酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
ステル、アクリル酸ニス・チル、高級ビニルエーテルな
どとの共重合体、もしくはこれらのブレンド物が挙げら
れる。

可塑剤としてはフタル酸エステル系ｉｉＪ塑剤等の一般
可塑剤やリン酸エステル系６Ｊ塑剤、１ボギシ系可塑剤
等が使用できる。

−・般可塑剤としこは、例えばフタル酸ンオクチル１．
ステル（ＤＯＰ）、、フタル酸シイソノ；ルユステル（
ＤＩＮＰ）、フタル酸ブチルヘンシルニスチル（ＢＢＰ
）、フタル酸ジイソデシルエステル（ＤＩＤＰ）、フタ
ル酸ジウンデシルエステル（Ｄ　ｔＪ　Ｐ　）などに代
表される一般のソタル酸エステル系可塑剤、アジピン酸
ジオクチルゴスアル（＋）ＯＡ）、セパチン酸ジオクチ
ルエステル（Ｄ。

Ｓ）、アゼライン酸ジオクチルエステル（ＤＯＺ）に代
表されるー・般の脂肪酸エステル系可塑剤、トリメリン
ト酸トリオクチルエステル（ＴＯＴＭ）に代表されるト
リメリシト酸エステル系可塑剤、ボリブロビレンアジペ
ー１等に代表されるポリエスラル系可塑剤などの高分子
系可塑剤の他セパチン酸系可塑剤、塩素化パラフィンな
どの一般の可塑剤が使用できる等も使用できる。

リン酸ニス・チル系可塑剤とし７てば、トリクＬ・ジル
フォスフニー）　（ＴＣＰ）、）リキシリルホスソエー
ト（１”Ｘ　Ｐ　）、（・リス（イソプロピルフェニル
）ホスフ、−］、ｌ・リブチルホスフェ−１・、Ｉ・リ
エづルホスフェーＩ−、トリフェエルホスフゴ−Ｆ、ト
リエチルフ１．ニルポスフ、ｙ−−−１’等が使用でき
る。

Ｊボキシ系ＩｉＪ塑剤としては、植物油のエボキノ化物
、エポキシ樹脂が使用でき、植物油のエポキシ化物とし
２ては、エボ４シ化人豆油、エポキシ化アマニ−油等が
挙げられ、エポキシ樹脂としでは、エポキシ化ポリブタ
ジェン、エポキシステアリン酸メチル、エポキシステア
リン酸ブチル、エポキシステアリン酸エチルへキシル、
トリス（コーポキシブロビル）イソシアヌレート、３−
（２キセノキシＬ、１．，２−エポキシプロパン、ビス
フェノールＡジグリシジルエーテル、ビニルジシクロ′
＼キセンジｌボキザイド、２，２−ビス（４−ヒトｉコ
キシソエュル）ブＹ」パンとＪビク（」ルヒドリンの重
縮合物が挙げられる。

これらの可塑剤は単独ご使用しこも良いし２、？。

種以上を併用し、で使用し、バこも、１、いが、好まし
７い添加量は塩化ビニル系樹脂１００重量部当たり、フ
タル酸ニスう−ル系可塑剤で２０−７０！ｉｔ部、リン
酸］。

ステル系可塑剤で１〜７重蓋部１、エボ４シ系可塑剤で
０．５−７重を部である。

可望剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂１００市置部に対
）、７．２０〜・７０重量部である。

本発明においてはＬ記塩化じ、−ル系樹脂１００１１量
部当たり、Ｏ１５へ・５重蓋部の防油剤を添加４−るも
のである。０６５重量部未満ごは防滴性が悪く、５重波
部を越えるとノイルム表面へのふき出しが多くなり好ま
ｊ７＜ない。

この防滴剤とし、ではソルビタン脂肪酸ユ、スメル、ソ
ルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル
、ジグリセリン脂肪酸ニスアル、ソルビｙン脂肪［・二
塩基酸エステル、ソルビト−ル脂肪酸・二塩基酸エステ
ル、ジグリセリン脂肪酸パ塩苓酸１−ステル、グリセリ
ン脂肪酸・　塩基酸ニスう−ル等の多価）′ル、■−ル
と脂肪酸との１ステル、多価７ｔル１−ルと脂肪酸ルび
７塩基酸とのエステル、或いはごれらにゴチト゛／第１
−ツイド、グ１、′Ｉビレ゛／オギ号イド、ブナレン第
１：サイド等のアル４Ｌ、−ン第４サイトが付加された
化合物等が挙げ（）、れ、封体的には、ツルじタンパル
ミ５〜ト、ソルビタンステアレート、ソルビタンステア
レート・エヂ［／　：／　：ｔ　＃サイド２ｔル付加物
２ソルビタンステアＬ、＝−ト・ブト１ビレ゛５／オ＋
シイ）゛３モルイ・ｊ加物、ツルじ［−ルス５ア１．・
・−１、ソルビ）・−ルスラーアし・−ト・１（レフオ
キサイ１′１３ジグリセリ゛５／バルミ’ｊｉ−−ｉ、
ジグリセリンスラア１／−１・、グリセリンステ）ルー
　ト、グリセリンバルミフー　　ト・エチレンオキサイ
ド２モル付加物、ソルビタンステアレー　トアジベ−　
１・・工（川・ンオキザイ１３１ール付加物、ソルビト
ールスー）゛アＩ／ートアジベ　）・・Ｊヂレンメキザ
イド２モルイ」加物、ジグリセリン′バルミテー　トセ
バろ−　］・・ゾロじレンメ博ライド３〕ル付加物、ソ
ルヒト−ルバルミテートアジペ・・−トエチＬーンメキ
サイド３モル付加物等が挙げられる。これらの防滴剤は
単独または２重以）−を組み合ねセで使用することが出
庫る。

本発明に使用する脂肪族・ジアミンの２つの窒素原子に
結合した水素原子のイれぞれ１づつがイ・飽和脂肪族の
アシル基Ｃコ置換された化合物としては、例えば、Ｎ．
Ｎ”−ジオＬ・イルエチレンパ・フ？ミン１，Ｎ。

Ｎ゛−・ジオレイル・・、キづメチレンジＩミン等が使
用できるが、４不飽和脂肪族の炭素数がＣ，、〜Ｃ２１
のものが特に好ましい。また５、脂肪族２塩基酸の２つ
のカル、士ζキシル基の−０１（が−ＮＩＩｌｌ’　（
Ｒ’は不飽和脂肪族基）乙こ置換された化合物としては
、例えば、ＮＮ”−＝ジオレイルアジピン酸アマイド、
Ｎ，Ｎ“−・′．フオレイルセバチン酸アマイド等が使
用できるが、不飽和脂肪族基の炭素数がＣｐｓ〜Ｃｔ＋
のものが特に好まし，い。

脂肪族ジアミンの２つの窒素原子に結合した水素原子の
それぞれ１づつが不飽和脂肪族のアシル基に置換された
化合物もしくは脂肪族２塩基酸の２つのカルボキシル基
の一〇ｉｌが一ＮＩＩＲ’　（ｌｉ’は不飽和脂肪族基
）に１換された化合物の添加蓋は塩化ビ、・、ル系樹脂
ｉｏｏ拳置部に対（２、０，０１−０．５重量部ごあり
、Ｏ　、　ＯＲ車菫部未満でば農業用塩化ビニル系樹脂
フィルムの防滴持続性が充分４に発揮でき４″，０．５
重量部を越えるとブリードを起ごず傾向がある。

本発明の農業用塩化ビこ゛ル系樹脂フィルＪ，には必要
に１ａ５（、ｙて防霧剤としてのフッ素系化合物、安定
剤、滑剤又は粘着防止剤、紫久線吸収剖、抗酸化剤、光
安定剤、無機質充填剤等の添加量を添加することができ
る。

本発明においこ用いられる」−記゛〕，・累系化合物と
して（、Ｊ、１分子中にフッ素基と水酸基又は？ルキレ
ン第１ー４Ｊイド基の少なくとも１種を有〕るツノ素化
合物であり、フッ素基としてはバ・−ソルオロアル４“
ル基（ＣＩｌｈ□１基）、バ〜フルオＴｌアルコキシ基
（Ｃ．　ｈｏ．１０基）、ポリノルメロ′フルキル基（
ＨヨＣａｌ　Ｆ　１１１　＋　Ｉ　−　ＩＩ基）、バー
フルオｌコＩルるＪル基（Ｃ，、Ｆｌ．、１基）、ポリ
フルオレアル今ニル基（Ｈ−　Ｃ，１Ｆｚ−Ｉ−い基）
、パーフル第１、１アルキ１、・ン基（Ｃ，ＦｚＢり等
があり、式中ｍ　＝　１　＝−３、。ｎ　−３〜２０の
整数である。！ルキレンオキサイド基としては（ＣｔＨ
４０）　、、、（Ｃ，１１，０）、　、等があり、式中
ｎ−１〜３０である。

フ・７素糸化合物の見体例とＬ２ては、ＣｇＦ＋ｔＣｚ
ｌ！Ｊ（ＣｚＬＯ）ｓＣＨｉＣｓＦ　＋　ｔｃｌＩｚｃ
ｆｌＪｌｆｃＨｚＯ（Ｃ２Ｈ４０）　１ｏｃＨｉＣ＋　
ｏＦｚ　＋ＣＬＣＪＩ　（ＯＣｉ（ｓ）Ｃ）ｌｚｏ（Ｃ
２ＨａＯ）　ＩａｃＨａＣＩ０Ｆ２１Ｃ１１ＩＣ１１（
０１１）ＣＨ２０（Ｃ３）１６０）　ＩＱ）ｌＣｓＦ＋
　７ＣＨ２ＣＨ（ＯＣＯＣＨＩ）ＣＨ２０（Ｃ３）１６
０）　ａｃＨｓＣｓＦ＋？５ＯＪ（ＣＪｓ）（Ｃ２Ｈ４
０）＋ＩＣＪ１３ＣＯＮ（ＣＪｓＸＣＪ４０）ａｆｔＣ
ａＦ、ＪＯＪ（Ｃｔ１２ＣＩ（（（ＩＨ）ｌｚｏｌ（）
ｚ）１ｃＦ２Ｃ，Ｆ、、ＣＬＯ（Ｃ，［１４０）　１ｏ
１１Ｃ，Ｆ７０Ｃ３Ｆ、ＣＨ２ＣＨ２５Ｃ１１（Ｃ００
Ｈ）ＣＨ２ＣＯＯ（Ｃ２１（４０）　、、ＨＣｚＦ　、
０ＣｓＦ　１ａｃＨｚｃＨｚｓｃｌＩ　（ＣＨ２ＣＯＯ
ＩＩ）　ＣＨ２ＣＯＯ（Ｃ２Ｈａｏ）　＋　５ＮＨ（Ｃ
Ｏ−ＣＨｚ）　ｚ　　　　（ＣＩＬ−ＣＨｚ）　ＪＣ０
０ＣＪｍＣａＦ＋７　Ｃ００（Ｃ２１（４０）８）１Ｈ
（Ｃ（ＣＩｌ　３）ＣＩｌ　２）　２−　（Ｃ（Ｃｌｌ
　３）　ＣＨ２）　２−（Ｃ（ＣＨ１）Ｃ）ｌ　ｙ）　
ＨＣＯＯＣＪａＣ＋ｏＦｚ＋　　Ｃ００（Ｃ，１１，０
）２１１　　Ｃ００（ＣＴ：１１．０）Ｉ［１等が挙げ
られるが、これらに限定されるものごはない。これらの
フン素系化合物の添加１は、塩化ビ、−ル系樹脂１００
車量部当たり０．０１〜土Ω重り部、好ましくは０．０
５〜０．５　ｉｉｔ部である。

安定剤とし、゛（は、金属石鹸、有機ホスソアイト系安
定剤等の通常使用される安定剤が使用でき、金属イ］鹸
とし７−（は４ステアリン酸曲鉛、スう−アリン酸バリ
ウム、ステアリン酸カルシ１シム、リシノール酸バリウ
ム、ラウリン酸カルシウム、オレイン酸カルシウム２オ
ク）・イン酸亜鉛等が挙げられ、有機ス“ファイト系安
定剤とし７こは、ジノエニルデシルボスファイト、ｌ・
リフェニルホスファイ１、トリス（ノニルフェニル）ホ
スファイ［・、１リゾシルホスフアイト、トリス　（２
ユチルー・キシル）ホスファイト、ｌ・リステ７リルホ
スファイト、オクチルジフェニルホスファイト等が挙げ
られる。

またジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレート、有
機錫メルカプチド、有機錫スルホンアミド等の錫系安定
剤、三塩基性硫酸鉛、玉塩基性亜燐酸鉛、三塩基性マレ
イン酸鉛なとも用いることができる。これらの安定剤は
単独でまたは２種以、１−を併用し７て使用でき、特に
安定剤を制限１−るものではない。安定剤の添加量は、
塩化ビニル系樹脂１００重量部に対して０゜５から１０
重量部、好ましくは１〜５重量部置部である。

滑剤又は粘着防止剤としては１、ステアリン酸、イソス
テアリン酸、バルミチン酸等の脂肪酸系滑剤、ステアリ
ン酸アミド、メチ１／ンビスステアロアミド、エチレン
ビスステアロアミｒ等の飽和脂肪酸アミド系滑剤、ブチ
ルバルミテ−１・、ブブルステアレート等のエステル系
滑剤、ハリウムイソデ・ンＪレホスフ丁７−ト、カルシ
ウムオクタデシルホスフェート チレンワックス、流動パラフィン等が挙げられ、これら
の１種又は２種以トを用いることができる。

紫外線吸収剤としては、一般に使用されているヘンシフ
エノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチル酸エステル
系、シアノアクリＬ−−）糸等の紫外線吸収剤が挙げら
れ、これらのｊ種ヌは２１１以十を用いることができる
。

抗酸化剤としては、フ二ノール系、チオジグロビオン酸
ニスフル糸、脂肪族ザルファイド系等の抗酸化剤を１種
又は２種以−にを用いることができる。

光安定剤とし，ではヒンダードアミン等の一般に使用さ
れ“こいる光安定剤を１種ヌは２種以−Ｌを用いること
ができる。

無機質微粉末はフィルム表面のー・タッキ防止や保温性
を向上させる目的で使用することができる。

このような無機質微粉末としては、炭酸マグネシウム、
マグネシウムけい珪酸塩、酸化珪素、酸化アルミニウム
、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイドロ
タルサイト類の少なくとも１種以」−を用いることがで
き、微粉末の粒径は２０μ以十が好ましい。また、本発
明の農業用塩化ビニル系樹脂フィルムの片面に溶剤型或
いは水系型或いは紫外線硬化型の塗料よりなる塗膜層を
設けＣもよい。塗膜層を設ＴＪると防塵性が良くなるば
かりでなく、防曇持続性も更に良くなり好１ニジいもの
である。

溶荊型或いは水系型或いは紫外線硬化型の塗料としては
次のものが挙げられる。溶剤型としてはアクリル樹脂１
．セル＋１〜ズ樹脂等を溶剤に溶解したもの等が使用ご
きる。溶剤に溶解づ゛る樹脂は単独でも良いし、複数種
を混合しζ溶解したものでも良いが、アクリル樹脂を溶
解したものが性能上好ましい、水系型とし２ζば７クリ
ル樹脂工ンルジゴン等が使用できる。紫外線硬化型とと
２ではアクリル系、′７クリル変性ウレタン系、″アク
リル変性エポキシ系、メルカプ）・誘導体系、Ｊボキシ
樹脂系のもの等が使用ごｌ＼る。

［作用］ 本発明においては、塩化ビニル系樹脂１００１曾部に対
し可塑剤２０〜・７０重量部、２防滴剤Ｏ８５へ・ｊ）
重量部、脂肪族ジアミンの２つの窒素環′ｆに結合した
水素原子のぞれぞれ１づつが不飽和脂肪族のノ′シル基
に置換された化合物もしくは脂肪族２塩基酸の２つのカ
ルボキシル基の・０１１が−ＮＩＩＲ’　（１＋’は不
飽和脂肪族基）に１換された化合１７１０．０１〜０゜
５重り部を混合してなる塩化ビ、−、ル系樹脂組成物か
らなる農業用塩化ビニル系樹脂フィルＪ・であるので、
防滴性に優れることはもとより、優れた防滴性能が長月
に圓り維持されるものである。

塩化ビごル系樹脂−・の防滴剤と脂肪族ジアミン（７）
　２つの窒素原子に結合した水素涼ｒのそれぞれ１づり
が不飽和脂肪族のフ′シル恭にＶ換された化合物もし、
くは脂肪族２塩基酸の２つのカルホヤシル基の−ＯＲが
−Ｎｌｌ１１’　（Ｒ’は不飽和脂肪族基）に置換され
た化合物の配合割合はＩ−記した特定の範囲を同時に満
た°４必要があり、例えば防滴剤が１−記特定の配合割
合であっこも、脂肪族・′、２アミンの２つの窒素原子
に結合した水素原子のそれぞれ１づ・つが不飽和脂肪族
のアシル基に置換された化合物もし７くは脂肪族２塩基
酸の２つのカルボキシル基の−ＯＲが−ＮＨＲ’　（）
ｌ’は不飽和脂肪族基）に置換された化合物が上記特定
範囲を満たし′こいない場合は防滴持続性が劣り、好ま
しくない。

逆に、脂肪族ジアミンの２つの窒素原子Ｏこ結合した水
素原子のぞれぞれ１づつが不飽和脂肪族のアシル基に置
換された化合物もしくは脂肪族２塩基酸の２一つのカル
ボキシル基の−ＯＲが−Ｎ）ｆｉｌｌ’　（１？は不飽
和脂肪族基）に置換された化合物が１．記特定の範囲の
配合量であっ°ζも防滴剤がＰ１特定範囲を満たしてい
ない場合は、防滴性がブリードした１−１、防滴性が劣
る等の問題がある。

〔実施例］ 以上に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。

実施例１〜・６、比較例１へ４ 第１表に示ず配合物を−・ンシＬルミ士す−に仕込み、
１０分間攪拌混合し、た後、１７ξｉ℃に加熱溶融して
ロール混練し、次いでカレンダー装Ｗによって厚さ０．
１　ｍのフィルムを形成した。

各フィルムをバイブハウスの被覆材として、換気ができ
るように天井フィルムとサイドフィルムとを使用し７、
足利地区のハウスに昭和６３年９月１日に展張し７、平
成元＄１２Ｊ１２１’ｌＢまご観察（７た、観察は展張
後、２力月、５力月、８力月、１３力月、１５力月の５
回にわたり、フィルム内表面−・、の水滴の付着状態（
防滴性）、ソイルＪ、内表面付近の霧の発生状況（防霧
性）を観察した。また、ヘタツキについては、展張後３
力月後と（Ｓカ月後に天井フィルｌ、の＃４Ｈ部にパイ
プ庖とりつけて巻き１げ方式でフィルムを巻き上げ、・
・、タツキの有無を評価した。結果を第１表にあわせて
示４′。

防油性の判定１４次の基ＹＪ４ｍ従っ了行っプ、“。

◎・・・・・フィルノ・内表面に殆ど水滴が見られない
。

０・・・・・・フィルＪ、内表面に水滴が見られる。

△・・・・・・フィルム内表面に多くの水滴が見られる
。

×・・・・フィルム内表面にＪ１常（託多くの水滴が見
られる。

防霧性の判定は次のａｖｔｖに従って行った。

◎・・・・・・全く霧の発汁が見られない。

○・・・・・・かずか♂、二霧の発生が見１−４７△・
・・・・・かなり多くの霧の発生がμられる。

×・・・・・・非常ｔこ多くの霧の発生が見られる。

ベタツキの判定は次の基準に従って行った。

◎・・・・・・ベタツキが全く見られない。

０・・・・・・◎に比べで閉じる時−・タラ１−による
抵抗がある。

、へ・・・・・・閉じる時の抵抗が強い×・・・・・・
ヘタツキにより閉じる時フィルムの一部が取られて破れ
る 〔発明の効果） 以り説明したように本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フ
ィルムは、塩化ビ、フル系樹脂１００重量部に対し可塑
剤２０−７帽１部、防滴剤０．５〜・！′１ｔｉｔ部、
脂肪族・：２アミソの２つの窒素原子に結合と、た水素
原子のそれぞれ１づつが不飽和脂肪族のアシル基に置換
された化合物もしくは脂肪族２塩基酸の２つのカル７Ｉ
ζ４ンル基の−ＯＲが−Ｊ）ＩＩ？’　（１７”は不飽
和脂肪線番）に置換された化合物０．０１・・０．５重
量部を混合しζなる塩化ビ、−ル系樹脂組成物からなる
農業用塩化１′ニール系樹脂ノイルＪ、であるので、防
滴性に優れるξとはもとより、優れた防滴性能が長期に
」′３−り維持されるばかりＣなく、防霧剤を併用した
場合には防霧性能も＆期に旦り維持され、複床のいづ”
れの農業用塩化じ゛−ル系樹脂フィルムよりも防滴持続
性、防霧持続性Ｉ、′：優れることは、２実施例及び比
較例からも明らかである。

従、て、２本発明の農業用塩化ビ、−ル系樹脂ノイルＪ
、を使用した場合には、太陽光線の通過もよく、しかも
、栽培作物が濡れることがなく、病害の発生もなく、作
物の収穫が高いとい・）効果も有するものごある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）塩化ビニル系樹脂１００重量部当たり、可塑剤２
   ０〜７０重量部、防滴剤０．５〜５重量部、脂肪族ジア
   ミンの２つの窒素原子に結合した水素原子のそれぞれ１
   づつが不飽和脂肪族のアシル基に置換された化合物もし
   くは脂肪族２塩基酸の２つのカルボキシル基の−ＯＲが
   −ＮＨＲ′（Ｒ′は不飽和脂肪族基）に置換された化合
   物０．０１〜０．５重量部を添加してなる塩化ビニル系
   樹脂組成物からなることを特徴とする農業用塩化ビニル
   系樹脂フィルム。