JPH03279162A - カード処理装置 - Google Patents
カード処理装置Info
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- JPH03279162A JPH03279162A JP7839990A JP7839990A JPH03279162A JP H03279162 A JPH03279162 A JP H03279162A JP 7839990 A JP7839990 A JP 7839990A JP 7839990 A JP7839990 A JP 7839990A JP H03279162 A JPH03279162 A JP H03279162A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- Pile Receivers (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、ATM (現金自動類は入れ支払い機)等に
おけるカード処理装置に係わり、回収されたカードの取
り出しが容易なカード処理装置に関する。
おけるカード処理装置に係わり、回収されたカードの取
り出しが容易なカード処理装置に関する。
「従来の技術」
従来、銀行のATM等におけるカード処理装置は、カー
ド挿入口に連設された搬送路に沿って設けられたカード
リーダ等の情報読取手段によって、前記カード挿入口か
ら挿入され搬送路によって運ばれてきたカードの磁気デ
ータ等を読み取り、そして、この読み取りデータに基づ
く入出金等の処理がなされた後には、前記搬送路上を逆
戻りさせてカードを挿入口に戻すものである。
ド挿入口に連設された搬送路に沿って設けられたカード
リーダ等の情報読取手段によって、前記カード挿入口か
ら挿入され搬送路によって運ばれてきたカードの磁気デ
ータ等を読み取り、そして、この読み取りデータに基づ
く入出金等の処理がなされた後には、前記搬送路上を逆
戻りさせてカードを挿入口に戻すものである。
そして、このようなカード処理装置は、前記読み取りデ
ータによってカードが不正なものと判断された場合、又
は挿入口に戻したカードが長時間引き取られない場合に
は、情報読取手段よりも下流に配置された回収箱内にこ
のカードを送り込みこの回収箱内に収納するようになっ
ている。
ータによってカードが不正なものと判断された場合、又
は挿入口に戻したカードが長時間引き取られない場合に
は、情報読取手段よりも下流に配置された回収箱内にこ
のカードを送り込みこの回収箱内に収納するようになっ
ている。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、前記回収箱内に収納されたカードを取り出そ
うとする場合には、カード処理装置の外枠あるいは回収
箱を覆う機器等を退避させた状態で、銀行の係員等の作
業者が回収箱内に手をもぐり込ませて行わなければなら
ないが、平板状であるため回収箱底部に隙間なく積層し
たカードをつかみ取ることが難しく、従来のカード処理
装置によるとこのカードの取出作業が非常に面倒であっ
た。
うとする場合には、カード処理装置の外枠あるいは回収
箱を覆う機器等を退避させた状態で、銀行の係員等の作
業者が回収箱内に手をもぐり込ませて行わなければなら
ないが、平板状であるため回収箱底部に隙間なく積層し
たカードをつかみ取ることが難しく、従来のカード処理
装置によるとこのカードの取出作業が非常に面倒であっ
た。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって
、回収されたカードの取り出しが容易なカード処理装置
を提供することを目的としている。
、回収されたカードの取り出しが容易なカード処理装置
を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
本発明のカード処理装置は、銀行の自動取引装置等にお
けるカード処理装置であって、不正カードあるいは取り
忘れカードを回収して回収箱内に収納するカード処理装
置において、 前記回収箱の底面に沿う軸線を中心に回動自在に設けら
れた可動部材と、該可動部材を前記底面に沿う姿勢から
前記底面に対して傾斜する姿勢に回動させる操作手段と
を備えたことを特徴としている。
けるカード処理装置であって、不正カードあるいは取り
忘れカードを回収して回収箱内に収納するカード処理装
置において、 前記回収箱の底面に沿う軸線を中心に回動自在に設けら
れた可動部材と、該可動部材を前記底面に沿う姿勢から
前記底面に対して傾斜する姿勢に回動させる操作手段と
を備えたことを特徴としている。
「作用」
本発明のカード処理装置によると、回収されるカードは
可動部材の上部に載置されることになり、操作手段を操
作するとこれらカートは可動部材の回動に伴って片側が
持ち上げられるように傾動する。
可動部材の上部に載置されることになり、操作手段を操
作するとこれらカートは可動部材の回動に伴って片側が
持ち上げられるように傾動する。
したがって、回収カードの取り出しの際には、操作手段
を操作することによって回収箱内のカートの片側を持ち
上げるようにすれば、この持ち上げられた側をつかみ取
ることによって容易にカードが取り出せるようになる。
を操作することによって回収箱内のカートの片側を持ち
上げるようにすれば、この持ち上げられた側をつかみ取
ることによって容易にカードが取り出せるようになる。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。
る。
第1図はカード処理装置の側面図、第2図はカード処理
装置の平面図、第3図は回収機構及び操作手段の側面図
である。
装置の平面図、第3図は回収機構及び操作手段の側面図
である。
第1図において、符号1で示すものは、第1図において
左方に設けられたカード挿入口(図示略)に連設された
搬送路である。搬送路1は、後述するカードリーダ2の
内部を通り第1図において左方に伸びて前記カード挿入
口まで達するように配置されたもので、例えばブーりで
駆動されるベルトを備え、前記挿入口に挿入されたカー
ドを装置内方に搬送し後述する搬送ベルト5の位置まで
運ひ、また逆方向に搬送してカートを前記挿入口まで戻
すことができるものである。
左方に設けられたカード挿入口(図示略)に連設された
搬送路である。搬送路1は、後述するカードリーダ2の
内部を通り第1図において左方に伸びて前記カード挿入
口まで達するように配置されたもので、例えばブーりで
駆動されるベルトを備え、前記挿入口に挿入されたカー
ドを装置内方に搬送し後述する搬送ベルト5の位置まで
運ひ、また逆方向に搬送してカートを前記挿入口まで戻
すことができるものである。
この搬送路1の途上には、磁気ヘッドを備えたカートリ
ーダ2か配置され、このカートリーダ2によって、前記
カード挿入口から挿入され搬送路1によって運ばれてき
たカードの磁気テープのデータか読み取られるようにな
っている。
ーダ2か配置され、このカートリーダ2によって、前記
カード挿入口から挿入され搬送路1によって運ばれてき
たカードの磁気テープのデータか読み取られるようにな
っている。
搬送路1の前記挿入口と反対側(第1図において右側)
の端部には、搬送路1に沿う方向に並んで配置されたプ
ーリ3,4と、これらプーリ3゜4に巻回された搬送ベ
ルト5,5と、プーリ3゜4にそれぞれ対向するローラ
6.7とが設けられ、プーリ3,4のどちらか一方が図
示していないモータにより回転させられることによって
、搬送路1によってカードリーダ2を通過して運ばれた
カードは、搬送ベルト5とローラ6.7の間に挾持六t
て六ニtご大力1m tM l’l中、六冶ス士ろにか
うアいる。
の端部には、搬送路1に沿う方向に並んで配置されたプ
ーリ3,4と、これらプーリ3゜4に巻回された搬送ベ
ルト5,5と、プーリ3゜4にそれぞれ対向するローラ
6.7とが設けられ、プーリ3,4のどちらか一方が図
示していないモータにより回転させられることによって
、搬送路1によってカードリーダ2を通過して運ばれた
カードは、搬送ベルト5とローラ6.7の間に挾持六t
て六ニtご大力1m tM l’l中、六冶ス士ろにか
うアいる。
なおここで、この搬送ベルトにより繰り出されたカード
は、その先端か後述するリンク12に形成された突き当
て部1.2 eに当接した状態で停止するようになって
おり、また、この際このカートは、−側部が後述するリ
ンク12に形成された支持ピン12C,12dにより支
持されるとともに後端が搬送ベルト5とローラ7により
挾持されて、後述するリンク12か前進位置にある限り
落下しないよう保持されるようになっている。
は、その先端か後述するリンク12に形成された突き当
て部1.2 eに当接した状態で停止するようになって
おり、また、この際このカートは、−側部が後述するリ
ンク12に形成された支持ピン12C,12dにより支
持されるとともに後端が搬送ベルト5とローラ7により
挾持されて、後述するリンク12か前進位置にある限り
落下しないよう保持されるようになっている。
搬送路lの前記端部側(すなわち、前記搬送ベルト5の
周回によってカードか繰り出される側)には、その底面
8aが搬送路1よりも下方に位置する高さに回収箱8か
配設されている。回収箱8は、上部が開口したもので、
その両側壁には前記プーリ4から遠い側の下方階に位置
して相対向する孔gb、 8cがそれぞれ形成されて
いる。
周回によってカードか繰り出される側)には、その底面
8aが搬送路1よりも下方に位置する高さに回収箱8か
配設されている。回収箱8は、上部が開口したもので、
その両側壁には前記プーリ4から遠い側の下方階に位置
して相対向する孔gb、 8cがそれぞれ形成されて
いる。
この回収箱8の底部には取り出しレバー9が設けられて
いる。取り出しレバー9は、棒材を曲げ加T lて片影
Aれたtlので、同四箱只の脛部にV置されたコ字状部
9a(可動部材)と、このコ字状部9aの両側からそれ
ぞれ反対方向に伸びる軸部9b、9cと、一方の軸部9
bから直角に伸びるレバ一部9dからなる。
いる。取り出しレバー9は、棒材を曲げ加T lて片影
Aれたtlので、同四箱只の脛部にV置されたコ字状部
9a(可動部材)と、このコ字状部9aの両側からそれ
ぞれ反対方向に伸びる軸部9b、9cと、一方の軸部9
bから直角に伸びるレバ一部9dからなる。
この取り出しレバー9の軸部9b、9cは回収箱8の両
側壁に形成された孔8b、8cをそれぞれ貢通させられ
ており、これによって、コ字状部9aは、前記プーリ4
側に向かって凸状となるようにして回収箱8の底部に配
置された状態で、回収箱8の底面8aに沿う軸線(前記
孔8b、8cの共通中心線)を中心に回動自在になって
いる。
側壁に形成された孔8b、8cをそれぞれ貢通させられ
ており、これによって、コ字状部9aは、前記プーリ4
側に向かって凸状となるようにして回収箱8の底部に配
置された状態で、回収箱8の底面8aに沿う軸線(前記
孔8b、8cの共通中心線)を中心に回動自在になって
いる。
また、取り出しレバー9のレバ一部9dは、回収箱8の
孔8C側の側方に位置し、前記コ字状部9aが回収箱8
の底面に略沿う姿勢にある状態では下方に伸びるような
姿勢をなすようになっている。
孔8C側の側方に位置し、前記コ字状部9aが回収箱8
の底面に略沿う姿勢にある状態では下方に伸びるような
姿勢をなすようになっている。
回収箱8の前記レバ一部9d側の側方には、回収機構1
0が設けられている。
0が設けられている。
回収機構10は、搬送路1に対して固定状態に設けられ
たガイド部材11と、このガイド部材11に形成された
長孔11a、llbにピン12a。
たガイド部材11と、このガイド部材11に形成された
長孔11a、llbにピン12a。
12bを介して水平移動自在に取り付けられ回収箱8の
側壁に向かって進退自在とされたリンク12と、このリ
ンク12を駆動するためのソレノイド13と、ソレノイ
ド13の駆動力をリンク12に伝達する伝動リンク14
と、リンク12を回収箱8側に付勢するための巻きバネ
15とよりなるものである。
側壁に向かって進退自在とされたリンク12と、このリ
ンク12を駆動するためのソレノイド13と、ソレノイ
ド13の駆動力をリンク12に伝達する伝動リンク14
と、リンク12を回収箱8側に付勢するための巻きバネ
15とよりなるものである。
ここで、伝動リンク14は、ガイド部材11に垂直軸1
6を介して回動自在に取り付けられ、垂直軸16の径方
向に伸びて先端が前記ピン12aに係合するアーム部1
4aと、やはり前記径方向に伸びてソレノイド13の作
動棒13aに連結されたアーム部14bとを有するもの
である。また、ソレノイド13は、励磁されることによ
り出入りする作動棒13aを有し、この作動棒13a側
が前記取り出しレバー9のレバ一部9dに対向し、かつ
作動棒13aの動作方向が回収箱8の側壁に沿うように
位置決めされて配設されている。そして、ソレノイド1
3が作動しその作動棒13aが内方に移動すると、この
伝動リンク14が巻きバネ15の付勢力に逆らって(第
2図において時計方向に)回動し前記ピン12aを介し
てリンク12を回収箱8から離れる方向に後退させるよ
うになっている。
6を介して回動自在に取り付けられ、垂直軸16の径方
向に伸びて先端が前記ピン12aに係合するアーム部1
4aと、やはり前記径方向に伸びてソレノイド13の作
動棒13aに連結されたアーム部14bとを有するもの
である。また、ソレノイド13は、励磁されることによ
り出入りする作動棒13aを有し、この作動棒13a側
が前記取り出しレバー9のレバ一部9dに対向し、かつ
作動棒13aの動作方向が回収箱8の側壁に沿うように
位置決めされて配設されている。そして、ソレノイド1
3が作動しその作動棒13aが内方に移動すると、この
伝動リンク14が巻きバネ15の付勢力に逆らって(第
2図において時計方向に)回動し前記ピン12aを介し
てリンク12を回収箱8から離れる方向に後退させるよ
うになっている。
また、巻きバネ15は、前記垂直軸16に巻き付けられ
るように取り付けられたもので、垂直軸16の径方向に
伸びる一端がガイド部材11に支持され他端がリンク1
2に形成されたピン12aに当接することにより、ピン
12aを回収箱8に向かつて付勢するものである。
るように取り付けられたもので、垂直軸16の径方向に
伸びる一端がガイド部材11に支持され他端がリンク1
2に形成されたピン12aに当接することにより、ピン
12aを回収箱8に向かつて付勢するものである。
なお、リンクI2の回収箱8側の側面には、支持ピン1
2c、12d及び突き当て部12eが搬送路1の延長方
向に順次並んで設けられている。
2c、12d及び突き当て部12eが搬送路1の延長方
向に順次並んで設けられている。
これら支持ビン12c、12d及び突き当て部12eは
、リンク12が前進した時に回収箱8の内方に突出し、
リンク12が後退した時に回収箱8内から退避するよう
になっている。
、リンク12が前進した時に回収箱8の内方に突出し、
リンク12が後退した時に回収箱8内から退避するよう
になっている。
そして、このカード処理装置には、前記取り出しレバー
9を回動させて前記コ字状部9a(可動部材)を底面8
aに対して傾斜させるとともに、前記リンク12を移動
させて支持ビン12c、 12d及び突き当て部12e
を回収箱8内から退避させる操作リンク17(操作手段
)が設けられている。
9を回動させて前記コ字状部9a(可動部材)を底面8
aに対して傾斜させるとともに、前記リンク12を移動
させて支持ビン12c、 12d及び突き当て部12e
を回収箱8内から退避させる操作リンク17(操作手段
)が設けられている。
操作リンク17は、板状部17aと、この板状部17a
の側端から直角に伸びる屈曲部17bと、さらに板状部
17aの上端の一部より回収箱8から離間する方向へ直
角に伸びる操作部17eとよりなるものである。この操
作リンク17は、板状部17aの先端が前記作動棒13
aの端面に対向するとともに屈曲部17bの内面が前記
レバ一部9dに対向するように配置され、回収箱8の側
面に平行に配置され搬送路1に固定された支持板18に
摺動自在に取り付けられることにより、回収箱8の側面
に沿って水平移動自在になっている。
の側端から直角に伸びる屈曲部17bと、さらに板状部
17aの上端の一部より回収箱8から離間する方向へ直
角に伸びる操作部17eとよりなるものである。この操
作リンク17は、板状部17aの先端が前記作動棒13
aの端面に対向するとともに屈曲部17bの内面が前記
レバ一部9dに対向するように配置され、回収箱8の側
面に平行に配置され搬送路1に固定された支持板18に
摺動自在に取り付けられることにより、回収箱8の側面
に沿って水平移動自在になっている。
なお、第3図において符号18a、18bで示すものは
支持板18に形成されたピンであり、これらピン18a
、18bに前記板状部17aに形成された長孔17c、
17dが係合することにより、前述のように操作レバー
17が移動自在となっている。
支持板18に形成されたピンであり、これらピン18a
、18bに前記板状部17aに形成された長孔17c、
17dが係合することにより、前述のように操作レバー
17が移動自在となっている。
また、回収箱8あるいはプーリ4の上方には、イメージ
スキャナ20が設けられている。この1メージスキヤナ
20は、前記ローラ6.7が取セ付けられたフレーム2
1に共通して取り付けらtたもので、搬送ベルト5によ
って繰り出され罰則のように支持ビン12c、12dに
より支持さtた状態にあるカードのエンボスのデータが
このイメージスキャナ20によって読み取られるように
なっている。
スキャナ20が設けられている。この1メージスキヤナ
20は、前記ローラ6.7が取セ付けられたフレーム2
1に共通して取り付けらtたもので、搬送ベルト5によ
って繰り出され罰則のように支持ビン12c、12dに
より支持さtた状態にあるカードのエンボスのデータが
このイメージスキャナ20によって読み取られるように
なっている。
なお、前記フレーム21は回収箱8端部の上方に設けら
れた水平軸22によって搬送路lに対して回動自在とな
っており、前記イメージスキャナ20及びローラ6.7
は、このフレーム21とともに上方に回動させることに
よりローラ6側を持ち上げるようにして搬送路lから上
方に退避させることができるようになっている。
れた水平軸22によって搬送路lに対して回動自在とな
っており、前記イメージスキャナ20及びローラ6.7
は、このフレーム21とともに上方に回動させることに
よりローラ6側を持ち上げるようにして搬送路lから上
方に退避させることができるようになっている。
また、このフレーム21のローラ6側の端部には、フッ
ク部材23が水平軸24を介して回動自在に設けられ、
このフック部材23の一端側の凹部23aが搬送路1に
対して固定状態に設けられた水平ビン25に係合するこ
とにより、前記イメージスキャナ20及びローラ6.7
が通常位置(すなわち、搬送路1に沿うように配置され
た位置)にロックされるようになっている。
ク部材23が水平軸24を介して回動自在に設けられ、
このフック部材23の一端側の凹部23aが搬送路1に
対して固定状態に設けられた水平ビン25に係合するこ
とにより、前記イメージスキャナ20及びローラ6.7
が通常位置(すなわち、搬送路1に沿うように配置され
た位置)にロックされるようになっている。
なお、このフック部材23は巻きバネ26によって水平
ピン25に係合する方向(第1図において反時計方向)
に付勢されているが、このフック部材23の他端を押せ
ば容易にこの付勢力に逆らってフック部材23を回動さ
せて前記ロック状態が解除できるようになっている。ま
た、このフック部材23の一端には、退避位置からフレ
ーム21を戻す際に前記水平ピン25に当接して案内さ
れることによりフック部材23を水平ピン25から離れ
る方向に一旦回動させる傾斜面23bが形成され、退避
位置からフレーム21を戻す際にはフック部材23は自
動的に水平ピン25に係合するようになっている。さら
に、図示していないが、この装置には、退避位置にある
フレーム21と搬送路1に固定状態の部材との間を突っ
張るように位置させることができるリンクが設けられ、
このリンクによりフレーム21を退避位置に維持できる
ようになっている。
ピン25に係合する方向(第1図において反時計方向)
に付勢されているが、このフック部材23の他端を押せ
ば容易にこの付勢力に逆らってフック部材23を回動さ
せて前記ロック状態が解除できるようになっている。ま
た、このフック部材23の一端には、退避位置からフレ
ーム21を戻す際に前記水平ピン25に当接して案内さ
れることによりフック部材23を水平ピン25から離れ
る方向に一旦回動させる傾斜面23bが形成され、退避
位置からフレーム21を戻す際にはフック部材23は自
動的に水平ピン25に係合するようになっている。さら
に、図示していないが、この装置には、退避位置にある
フレーム21と搬送路1に固定状態の部材との間を突っ
張るように位置させることができるリンクが設けられ、
このリンクによりフレーム21を退避位置に維持できる
ようになっている。
以上のように構成されたカード処理装置は、以下のよう
に動作する。
に動作する。
まず、装置が作動状態とされ、前記挿入口にカードが挿
入されると、搬送路1がカードを内方に搬送し、カード
リーダ2によってカードの磁気テープデータを読み取っ
た後、さらに搬送ベルト5により繰出位置(カードの先
端が前記突き当て部12eに当接してカードが停止する
位置)までカードを運ぶ。
入されると、搬送路1がカードを内方に搬送し、カード
リーダ2によってカードの磁気テープデータを読み取っ
た後、さらに搬送ベルト5により繰出位置(カードの先
端が前記突き当て部12eに当接してカードが停止する
位置)までカードを運ぶ。
つぎに、前記磁気テープデータに基づいてカードが正規
なものであると判断された場合には、イメージスキャナ
20によりカードのエンボスをインプリント用に読み取
った後、搬送ベルト5を逆回転させ搬送路1によりカー
ドを挿入口に戻す。
なものであると判断された場合には、イメージスキャナ
20によりカードのエンボスをインプリント用に読み取
った後、搬送ベルト5を逆回転させ搬送路1によりカー
ドを挿入口に戻す。
また、カードが不正なものと判断された場合には、前記
エンボスの読み取りは行わず、ソレノイド13を動作さ
せて支持ビン12C,12d及び突き当て部12eを退
避させることにより、カードを回収箱8内の前記取り出
しレバー9の上部に落とし込む。なお、正規なものと判
断されて挿入口に戻したカードが長時間取り出されなか
った場合には、再度カードを内方に搬送してやはり回収
箱8内に落とし込む。
エンボスの読み取りは行わず、ソレノイド13を動作さ
せて支持ビン12C,12d及び突き当て部12eを退
避させることにより、カードを回収箱8内の前記取り出
しレバー9の上部に落とし込む。なお、正規なものと判
断されて挿入口に戻したカードが長時間取り出されなか
った場合には、再度カードを内方に搬送してやはり回収
箱8内に落とし込む。
そして、このようにして回収箱8内に回収されたカード
を取り出す際には、まず、前述のようにフック部材23
を操作してフレーム21とともにロー56,7及びイメ
ージスキャナ20を退避させ、回収箱8の上方を解放す
る。そして、操作リンク17の操作部17eをツレ/イ
ド13側に引き寄せて操作リンク17をツレ/イド13
側に押し込んだ状態にすれば、容易にカーリーダ2側が
ら手を押入して回収箱8内のカードをつかみ出すことが
できる。
を取り出す際には、まず、前述のようにフック部材23
を操作してフレーム21とともにロー56,7及びイメ
ージスキャナ20を退避させ、回収箱8の上方を解放す
る。そして、操作リンク17の操作部17eをツレ/イ
ド13側に引き寄せて操作リンク17をツレ/イド13
側に押し込んだ状態にすれば、容易にカーリーダ2側が
ら手を押入して回収箱8内のカードをつかみ出すことが
できる。
すなわち、操作リンクI7がツレ/イド13側に押し込
まれると、操作リンク17の屈曲部17bが取り出しレ
バー9のレバ一部9dを押して取り出しレバー9を回動
させるので、取り出しレバ−9のコ字状部9a(可動部
)はカードリーダ2側が持ち上げられるようにして回収
箱8の底面8aに対して傾斜し、これによって、回収箱
8内のカードはカードリーダ2側が浮くように傾斜する
ので、容易につかむことができる。またこの際、同時に
操作リンク17の先端がソレノイド13の作動棒13a
を押し込むので、前記支持ピン12C212d+ 1
2 eは退避しており、これらに取り出し作業を阻害さ
れることはない。
まれると、操作リンク17の屈曲部17bが取り出しレ
バー9のレバ一部9dを押して取り出しレバー9を回動
させるので、取り出しレバ−9のコ字状部9a(可動部
)はカードリーダ2側が持ち上げられるようにして回収
箱8の底面8aに対して傾斜し、これによって、回収箱
8内のカードはカードリーダ2側が浮くように傾斜する
ので、容易につかむことができる。またこの際、同時に
操作リンク17の先端がソレノイド13の作動棒13a
を押し込むので、前記支持ピン12C212d+ 1
2 eは退避しており、これらに取り出し作業を阻害さ
れることはない。
以上説明したように本実施例のカード処理装置によれば
、回収されたカードを回収箱8内で一端側が持ち上がる
ように傾動させることができるので、このカードを容易
につかんで取り出すことができ、回収カードの取り出し
作業が非常に容易になるという効果がある。
、回収されたカードを回収箱8内で一端側が持ち上がる
ように傾動させることができるので、このカードを容易
につかんで取り出すことができ、回収カードの取り出し
作業が非常に容易になるという効果がある。
しかも、本実施例のカード処理装置は、回収箱8内に突
出させた支持ピン12C,12d及び突き当て部12e
により回収箱8の上方でカードを一端支持し、前記ビン
12C,12d等を退避させることによりカードを落と
し込み回収箱8内に収納するようになっているので、回
収箱8内に収納される際になんらカードが無理な力を受
けず、湾曲する等の損傷をカードが受けることがないと
いう効果を奏するものであり、このような効果を奏する
一方、前記支持ピン12C,12d等は回収カードを取
り出す際に前述のように退避させることができるので、
前述の取り出し作業の容易さを阻害することがないもの
となっている。
出させた支持ピン12C,12d及び突き当て部12e
により回収箱8の上方でカードを一端支持し、前記ビン
12C,12d等を退避させることによりカードを落と
し込み回収箱8内に収納するようになっているので、回
収箱8内に収納される際になんらカードが無理な力を受
けず、湾曲する等の損傷をカードが受けることがないと
いう効果を奏するものであり、このような効果を奏する
一方、前記支持ピン12C,12d等は回収カードを取
り出す際に前述のように退避させることができるので、
前述の取り出し作業の容易さを阻害することがないもの
となっている。
なお、上記実施例は、本発明の可動部材を棒材をコ字状
に曲げたものとしたが、これに限られるものでなく、例
えば板状のものであってもよい。
に曲げたものとしたが、これに限られるものでなく、例
えば板状のものであってもよい。
「発明の効果」
本発明のカード処理装置によれば、回収されたカードの
取り出し作業が非常に容易になるという効果がある。
取り出し作業が非常に容易になるという効果がある。
第1図〜第3図は本発明の実施例を示す図であって、第
1図はカード処理装置の側面図、第2図はカード処理装
置の平面図、第3図は回収機構及び操作手段の側面図で
ある。 8・・・・・・回収箱、 a ・・・ ・・ 可動部材 (コ字状部) 7・・ ・・・操作手段 (操作リンク)
1図はカード処理装置の側面図、第2図はカード処理装
置の平面図、第3図は回収機構及び操作手段の側面図で
ある。 8・・・・・・回収箱、 a ・・・ ・・ 可動部材 (コ字状部) 7・・ ・・・操作手段 (操作リンク)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 銀行の自動取引装置等におけるカード処理装置であって
、不正カードあるいは取り忘れカードを回収して回収箱
内に収納するカード処理装置において、 前記回収箱の底面に沿う軸線を中心に回動自在に設けら
れた可動部材と、該可動部材を前記底面に沿う姿勢から
前記底面に対して傾斜する姿勢に回動させる操作手段と
を備えたことを特徴とするカード処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2078399A JP2680463B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | カード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2078399A JP2680463B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | カード処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279162A true JPH03279162A (ja) | 1991-12-10 |
JP2680463B2 JP2680463B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=13660948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2078399A Expired - Fee Related JP2680463B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | カード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680463B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011158992A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Teraoka Seiko Co Ltd | タワー型posレジスタ |
CN107038463A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-08-11 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种收发卡机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311787Y1 (ja) * | 1967-10-14 | 1968-05-21 | ||
JPS5825666A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機の原稿排出トレイ |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP2078399A patent/JP2680463B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311787Y1 (ja) * | 1967-10-14 | 1968-05-21 | ||
JPS5825666A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機の原稿排出トレイ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011158992A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Teraoka Seiko Co Ltd | タワー型posレジスタ |
CN107038463A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-08-11 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种收发卡机 |
CN107038463B (zh) * | 2017-05-26 | 2023-07-25 | 浙江维融电子科技股份有限公司 | 一种收发卡机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2680463B2 (ja) | 1997-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |