JPH0546130Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546130Y2 JPH0546130Y2 JP1987066463U JP6646387U JPH0546130Y2 JP H0546130 Y2 JPH0546130 Y2 JP H0546130Y2 JP 1987066463 U JP1987066463 U JP 1987066463U JP 6646387 U JP6646387 U JP 6646387U JP H0546130 Y2 JPH0546130 Y2 JP H0546130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- set arm
- unit
- frame
- upper unit
- rotating frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 64
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 16
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、例えば紙幣入出金機等の紙葉類処理
機に係わり、特に機体に対し引出し可能に収納さ
れた複数のユニツト同士の接触による破損を防止
する場合に用いて好適な紙幣入出金機におけるユ
ニツト開閉装置に関する。
機に係わり、特に機体に対し引出し可能に収納さ
れた複数のユニツト同士の接触による破損を防止
する場合に用いて好適な紙幣入出金機におけるユ
ニツト開閉装置に関する。
[従来の技術]
金融機関の店頭等に設置され、紙幣の入金及び
出金を行うと共に、入金紙幣を出金紙幣として再
利用することができる循環式紙幣入出金機が公知
である。この種の紙幣入出金機は入金紙幣・出金
紙幣等の循環及び分配を行うために、入出金口機
構、取込・払出機構、判別部機構、一時貯留機
構、着脱式入出金金庫機構、金種別出金用貯留機
構、及び前記各機構間を接続すると共に紙幣振り
分け・切換装置等を備えた多数の紙幣搬送機構か
ら構成されている。そして、これら各機構の内、
複数機構ずつから構成される上層ユニツト及び下
層ユニツト等が、最小限に小型化された機体内部
に収納されている。
出金を行うと共に、入金紙幣を出金紙幣として再
利用することができる循環式紙幣入出金機が公知
である。この種の紙幣入出金機は入金紙幣・出金
紙幣等の循環及び分配を行うために、入出金口機
構、取込・払出機構、判別部機構、一時貯留機
構、着脱式入出金金庫機構、金種別出金用貯留機
構、及び前記各機構間を接続すると共に紙幣振り
分け・切換装置等を備えた多数の紙幣搬送機構か
ら構成されている。そして、これら各機構の内、
複数機構ずつから構成される上層ユニツト及び下
層ユニツト等が、最小限に小型化された機体内部
に収納されている。
また前記入出金機は、紙幣搬送機構内でジヤム
状態となつた紙幣を除去したり、判別部機構に組
込まれたセンサ類のメインテナンスを行う必要
上、各ユニツトは機体を開扉して正面側(利用者
側)から引き出せると共に、各ユニツト内の一部
の機構はユニツト基部にその端部が軸支された状
態で上方あるいは下方へ開放することができるよ
うに構成されている。そして、これら各ユニツト
は通常時には互いに連結状態とされると共に機体
に対しロツク状態にあり、機体を開扉した時には
ロツクが解除され、引出し可能となるようにされ
ている。
状態となつた紙幣を除去したり、判別部機構に組
込まれたセンサ類のメインテナンスを行う必要
上、各ユニツトは機体を開扉して正面側(利用者
側)から引き出せると共に、各ユニツト内の一部
の機構はユニツト基部にその端部が軸支された状
態で上方あるいは下方へ開放することができるよ
うに構成されている。そして、これら各ユニツト
は通常時には互いに連結状態とされると共に機体
に対しロツク状態にあり、機体を開扉した時には
ロツクが解除され、引出し可能となるようにされ
ている。
このような紙幣入出金機として「循環式紙幣入
出金機」(特開昭60−241190号公報)が、また紙
幣搬送機構として「紙葉類搬送装置」(実開昭61
−113761号公報)が各々提案されている。
出金機」(特開昭60−241190号公報)が、また紙
幣搬送機構として「紙葉類搬送装置」(実開昭61
−113761号公報)が各々提案されている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、前述した従来の紙幣入出金機にあつ
ては次のような問題があつた。
ては次のような問題があつた。
例えばメインテナンス等に際し、機体を開扉し
て上層ユニツト・下層ユニツトを機体から操作側
手前へ水平方向に引出した後、各ユニツト同士の
連結状態を解除して上層ユニツトを機体側へ若干
押し戻して退避させ、該退避により生じた空間に
上層ユニツトの下方部分を開放する場合がある。
そして、該空間が上層ユニツトの一部により遮蔽
されているにも拘わらず、上下両層の各ユニツト
同士を連結させようとして下層ユニツトを水平方
向へ移動させたりする等、作業者が操作ミスを犯
す場合があつた。この結果、各ユニツト同士が接
触することにより両者を破損させる虞れがあつ
た。
て上層ユニツト・下層ユニツトを機体から操作側
手前へ水平方向に引出した後、各ユニツト同士の
連結状態を解除して上層ユニツトを機体側へ若干
押し戻して退避させ、該退避により生じた空間に
上層ユニツトの下方部分を開放する場合がある。
そして、該空間が上層ユニツトの一部により遮蔽
されているにも拘わらず、上下両層の各ユニツト
同士を連結させようとして下層ユニツトを水平方
向へ移動させたりする等、作業者が操作ミスを犯
す場合があつた。この結果、各ユニツト同士が接
触することにより両者を破損させる虞れがあつ
た。
本考案は前記問題点を有効に解決するもので、
メインテナンス時あるいはジヤム紙幣等の除去等
を行う場合、機体に対し引出し可能に収納された
複数のユニツト同士の接触による破損を防止する
ことができる紙幣入出金機におけるユニツト開閉
装置の提供を目的とするものである。
メインテナンス時あるいはジヤム紙幣等の除去等
を行う場合、機体に対し引出し可能に収納された
複数のユニツト同士の接触による破損を防止する
ことができる紙幣入出金機におけるユニツト開閉
装置の提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本考案は、機体内
に、複数の機構部からなるユニツトが複数上下に
階層状態でかつ水平方向に引出し可能に収納さ
れ、上側と下側のユニツトが機体から異なる距離
だけ離間して引出された際に生じる上側のユニツ
トの下方空間に、上側のユニツトの下面側の機構
部が開閉可能とされた紙幣入出金機において、前
記上側のユニツトの下面側の機構部は、ベースフ
レームと、このベースフレームに一端部が軸支さ
れて鉛直面内で回動することにより前記上側のユ
ニツトの下面側の機構部を前記下方空間に開閉可
能とする回動フレームとを有し、前記ベースフレ
ームには、前記回動フレームの他端部に係脱自在
に係合して該回動フレームを閉状態に保持するセ
ツトアームが鉛直面内で回動自在に設けられ、該
セツトアームには、前記回動フレームが閉方向に
回転してきてセツトアームに係合して、該セツト
アームが回動フレームによつて上方に所定量回転
した際に、該セツトアームを上方に付勢するセツ
トアームバネが取り付けられていることを特徴と
するものである。
に、複数の機構部からなるユニツトが複数上下に
階層状態でかつ水平方向に引出し可能に収納さ
れ、上側と下側のユニツトが機体から異なる距離
だけ離間して引出された際に生じる上側のユニツ
トの下方空間に、上側のユニツトの下面側の機構
部が開閉可能とされた紙幣入出金機において、前
記上側のユニツトの下面側の機構部は、ベースフ
レームと、このベースフレームに一端部が軸支さ
れて鉛直面内で回動することにより前記上側のユ
ニツトの下面側の機構部を前記下方空間に開閉可
能とする回動フレームとを有し、前記ベースフレ
ームには、前記回動フレームの他端部に係脱自在
に係合して該回動フレームを閉状態に保持するセ
ツトアームが鉛直面内で回動自在に設けられ、該
セツトアームには、前記回動フレームが閉方向に
回転してきてセツトアームに係合して、該セツト
アームが回動フレームによつて上方に所定量回転
した際に、該セツトアームを上方に付勢するセツ
トアームバネが取り付けられていることを特徴と
するものである。
[作用]
本考案にあつては、上側と下側のユニツトが機
体から異なる距離だけ離間して引出され、上側の
ユニツトの下面側の機構部が下方空間に開放され
た状態から、これら上下のユニツトを機体内に押
し込んで階層状態に収納する際、回動フレームが
下側のユニツトに押圧されて閉方向に回転し、セ
ツトアームに係合し始める。さらに回動フレーム
が回転して、セツトアームが上方に所定量回転す
ると、セツトアームバネによつてセツトアームが
上方に付勢され、この付勢力によつてセツトアー
ムに係合している回動フレームが上方に持ち上げ
られ、これによつて、回動フレームは下側のユニ
ツトから完全に離間して閉状態に保持される。し
たがつて、上下のユニツトの機構部どうしの接触
による破損を防止することができる。
体から異なる距離だけ離間して引出され、上側の
ユニツトの下面側の機構部が下方空間に開放され
た状態から、これら上下のユニツトを機体内に押
し込んで階層状態に収納する際、回動フレームが
下側のユニツトに押圧されて閉方向に回転し、セ
ツトアームに係合し始める。さらに回動フレーム
が回転して、セツトアームが上方に所定量回転す
ると、セツトアームバネによつてセツトアームが
上方に付勢され、この付勢力によつてセツトアー
ムに係合している回動フレームが上方に持ち上げ
られ、これによつて、回動フレームは下側のユニ
ツトから完全に離間して閉状態に保持される。し
たがつて、上下のユニツトの機構部どうしの接触
による破損を防止することができる。
[実施例]
以下、図面を参照し本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本実施例による循環式紙幣入出金機に
おける各機構及び紙幣搬送ルートの概略構成を示
す右側面図である。図においてカバー1aに覆わ
れた機体1の正面側A(利用者側)には取引口機
構2が設けられ、入金紙幣及び出金紙幣の受け渡
しが行なわれる取引口2aと、利用者が取引口2
aから一括投入した入金紙幣を1枚ずつ分離して
取り込む入金部と、出金紙幣を集積し取引口2a
へ一括して払い出す出金部とから構成される。取
引口機構2の右方には切換搬送機構3が設けら
れ、切換フオーク3aにより後述する上部搬送機
構4の出金紙幣等を搬送する後述の搬送ルートa
を取引口機構2の出金部へ、あるいは取引口機構
2の入金部からの入金紙幣等を搬送する搬送ルー
トbへ各々切換える。搬送ルートbの下流側に
は、搬送紙幣を判別すると共に計数を行うための
判別計数機構5が設けられている。尚、図中6は
上部主駆動源である。
おける各機構及び紙幣搬送ルートの概略構成を示
す右側面図である。図においてカバー1aに覆わ
れた機体1の正面側A(利用者側)には取引口機
構2が設けられ、入金紙幣及び出金紙幣の受け渡
しが行なわれる取引口2aと、利用者が取引口2
aから一括投入した入金紙幣を1枚ずつ分離して
取り込む入金部と、出金紙幣を集積し取引口2a
へ一括して払い出す出金部とから構成される。取
引口機構2の右方には切換搬送機構3が設けら
れ、切換フオーク3aにより後述する上部搬送機
構4の出金紙幣等を搬送する後述の搬送ルートa
を取引口機構2の出金部へ、あるいは取引口機構
2の入金部からの入金紙幣等を搬送する搬送ルー
トbへ各々切換える。搬送ルートbの下流側に
は、搬送紙幣を判別すると共に計数を行うための
判別計数機構5が設けられている。尚、図中6は
上部主駆動源である。
前記上部搬送機構4は切換搬送機構3の右方に
設けられ、判別計数機構5における紙幣の判別/
計数結果に基づき、判別計数機構5からの入金紙
幣等を搬送する後述の搬送ルートcを切換フオー
ク4bにより振り分け搬送機構7へ、あるいは切
換搬送機構3へ各々切換える。振り分け搬送機構
7は判別計数機構5の下方に設けられ、入金紙幣
等を振り分けフオーク7a,7b,7cにより、
各フオーク下方に設けられた金種別の各出金用紙
幣貯留機構9,10,11、あるいは取引口機構
2下方に設けられた一時貯留機構12へ振り分け
る。
設けられ、判別計数機構5における紙幣の判別/
計数結果に基づき、判別計数機構5からの入金紙
幣等を搬送する後述の搬送ルートcを切換フオー
ク4bにより振り分け搬送機構7へ、あるいは切
換搬送機構3へ各々切換える。振り分け搬送機構
7は判別計数機構5の下方に設けられ、入金紙幣
等を振り分けフオーク7a,7b,7cにより、
各フオーク下方に設けられた金種別の各出金用紙
幣貯留機構9,10,11、あるいは取引口機構
2下方に設けられた一時貯留機構12へ振り分け
る。
垂直搬送機構8は搬送ルートdの上方が上部搬
送機構4の搬送ルートaへ接続されると共に、搬
送ルートdの下方が後述する搬送ルートeへ接続
される。前記一時貯留機構12は、振り分けフオ
ーク12aにより、振り分け搬送機構7からの入
金紙幣等を集積部12b,12cへ振り分け集積
した後、各集積部に取り揃えられた紙幣を着脱式
紙幣入出金金庫機構13へ順次装填する。
送機構4の搬送ルートaへ接続されると共に、搬
送ルートdの下方が後述する搬送ルートeへ接続
される。前記一時貯留機構12は、振り分けフオ
ーク12aにより、振り分け搬送機構7からの入
金紙幣等を集積部12b,12cへ振り分け集積
した後、各集積部に取り揃えられた紙幣を着脱式
紙幣入出金金庫機構13へ順次装填する。
着脱式紙幣入出金金庫機構13は着脱式入出金
金庫13aと、同金庫13aを保持する保持装置
(図示略)と、紙幣分離搬送装置(図示略)とか
ら構成され、一時貯留機構12により装填されて
くる紙幣を順次整列状態に収納すると共に、各出
金用紙幣貯留機構9〜11下方に設けられた搬送
ルートeへ紙幣を分離搬送する。前記各出金用紙
幣貯留機構9〜11は振り分け搬送機構7から振
り分けられた紙幣を貯留すると共に、貯留部下方
から出金紙幣等を搬送ルートeへ分離搬送する。
尚、図中14は下部主駆動源、15は電源装置で
ある。
金庫13aと、同金庫13aを保持する保持装置
(図示略)と、紙幣分離搬送装置(図示略)とか
ら構成され、一時貯留機構12により装填されて
くる紙幣を順次整列状態に収納すると共に、各出
金用紙幣貯留機構9〜11下方に設けられた搬送
ルートeへ紙幣を分離搬送する。前記各出金用紙
幣貯留機構9〜11は振り分け搬送機構7から振
り分けられた紙幣を貯留すると共に、貯留部下方
から出金紙幣等を搬送ルートeへ分離搬送する。
尚、図中14は下部主駆動源、15は電源装置で
ある。
そして、取引口機構2、切換搬送機構3、上部
搬送機構4、判別計数機構5及び上部主駆動源6
等が上層ユニツト16を構成しており、これらは
各々、第2図に示す上部スライドレール装置17
の上部ベース18に水平方向に移動可能に支持さ
れ、機体1に対し引出し/押込み可能とされてい
る。また、振り分け搬送機構7、垂直搬送機構
8、各出金用紙幣貯留機構9〜11、一時貯留機
構12、着脱式入出金金庫機構13、下部主駆動
源14及び電源装置15等が下層ユニツト19を
構成しており、これらは各々、第2図に示す下部
スライドレール装置20の下部ベース(図示略)
に水平方向に移動可能に支持され、機体1に対し
引出し/押込み可能とされている。
搬送機構4、判別計数機構5及び上部主駆動源6
等が上層ユニツト16を構成しており、これらは
各々、第2図に示す上部スライドレール装置17
の上部ベース18に水平方向に移動可能に支持さ
れ、機体1に対し引出し/押込み可能とされてい
る。また、振り分け搬送機構7、垂直搬送機構
8、各出金用紙幣貯留機構9〜11、一時貯留機
構12、着脱式入出金金庫機構13、下部主駆動
源14及び電源装置15等が下層ユニツト19を
構成しており、これらは各々、第2図に示す下部
スライドレール装置20の下部ベース(図示略)
に水平方向に移動可能に支持され、機体1に対し
引出し/押込み可能とされている。
ここで、第1図に示す破線は上層ユニツト16
と下層ユニツト19との境界であり、該境界部分
にはこれら各ユニツト同士の接触を防止するため
のクリアランスが設けられている。また、第2図
は機体1から上層ユニツト16と下層ユニツト1
9とを引出した状態を示している。また、上層ユ
ニツト16、下層ユニツト19を機体1から引出
す場合は、機構上、両ユニツトが一遍に引出され
るように構成されており、両ユニツト同士を互い
にずらす場合は、上層ユニツト16を機体1側へ
押戻すことによりずらしが行なわれるように構成
されている。
と下層ユニツト19との境界であり、該境界部分
にはこれら各ユニツト同士の接触を防止するため
のクリアランスが設けられている。また、第2図
は機体1から上層ユニツト16と下層ユニツト1
9とを引出した状態を示している。また、上層ユ
ニツト16、下層ユニツト19を機体1から引出
す場合は、機構上、両ユニツトが一遍に引出され
るように構成されており、両ユニツト同士を互い
にずらす場合は、上層ユニツト16を機体1側へ
押戻すことによりずらしが行なわれるように構成
されている。
また、上層ユニツト16と下層ユニツト19と
の境界付近における搬送ルート等は、第1図中B
部の拡大正面図である第3図に示すように構成さ
れている。上層ユニツト16の判別計数機構5の
終端には、プーリ30に巻回されたベルト31
と、該ベルト31と対向配置されプーリ32に巻
回されたベルト33とから構成される搬送路が設
けられている。該搬送路と対向する位置には、プ
ーリ34,35,36に巻回されたベルト38
と、プーリ39,40,41,42に巻回された
ベルト43とから構成され上部搬送機構4への搬
送ルートcが配設されている。該搬送ルートc
は、駆動源(図示略)により回動される切換フオ
ーク4bにより搬送ルートc1と搬送ルートc2とに
切換えられる。搬送ルートc1はプーリ45,4
6,47,48に巻回されたベルト49と前記ベ
ルト43とから構成されており、該ルートc1の終
端はプーリ50に巻回されたベルト51とプーリ
52とから構成される下層ユニツト19の振り分
け搬送機構7の搬送路始端へ連絡している。ま
た、搬送ルートc2はプーリ44と前記ベルト38
とから構成される。
の境界付近における搬送ルート等は、第1図中B
部の拡大正面図である第3図に示すように構成さ
れている。上層ユニツト16の判別計数機構5の
終端には、プーリ30に巻回されたベルト31
と、該ベルト31と対向配置されプーリ32に巻
回されたベルト33とから構成される搬送路が設
けられている。該搬送路と対向する位置には、プ
ーリ34,35,36に巻回されたベルト38
と、プーリ39,40,41,42に巻回された
ベルト43とから構成され上部搬送機構4への搬
送ルートcが配設されている。該搬送ルートc
は、駆動源(図示略)により回動される切換フオ
ーク4bにより搬送ルートc1と搬送ルートc2とに
切換えられる。搬送ルートc1はプーリ45,4
6,47,48に巻回されたベルト49と前記ベ
ルト43とから構成されており、該ルートc1の終
端はプーリ50に巻回されたベルト51とプーリ
52とから構成される下層ユニツト19の振り分
け搬送機構7の搬送路始端へ連絡している。ま
た、搬送ルートc2はプーリ44と前記ベルト38
とから構成される。
また、上部搬送機構4の右端には、プーリ53
に巻回されたベルト54とベルト38,49とか
ら構成され機体1上方へ向かう搬送ルートaが配
設されている。該搬送ルートaの途中には前記搬
送ルートc2が合流しており、また、搬送ルートa
下方の始端には各々1対のプーリ55,56、プ
ーリ57,58とから成る搬送路が連絡し、更
に、該搬送路には下層ユニツト19の垂直搬送機
構8の搬送ルートdの終端が連絡している。
に巻回されたベルト54とベルト38,49とか
ら構成され機体1上方へ向かう搬送ルートaが配
設されている。該搬送ルートaの途中には前記搬
送ルートc2が合流しており、また、搬送ルートa
下方の始端には各々1対のプーリ55,56、プ
ーリ57,58とから成る搬送路が連絡し、更
に、該搬送路には下層ユニツト19の垂直搬送機
構8の搬送ルートdの終端が連絡している。
一方、第1図中B部の拡大背面図である第4図
において、上層ユニツト16の上部搬送機構4
は、ベースフレーム60、第1回動フレーム61
及び第2回動フレーム62から構成される。第1
回動フレーム61は中心軸63を介してベースフ
レーム60に回動可能に取付けられている。第2
回動フレーム62は中心軸64を介して第1回動
フレーム61に回動可能に取付けられると共に、
フレーム支持バネ65(第6図参照)の付勢力に
より該フレーム61に連結状態とされている。こ
れら第1,第2回動フレーム61,62は通常、
ロツクアーム66の一端がベースフレーム60に
設けられたロツクピン67に係合することによ
り、閉塞されている。ロツクアーム66の他端は
ロツクアーム軸68を介して第2回動フレーム6
2の側板に軸支されている。ロツクアーム軸68
はロツクバネ69により図中時計方向に付勢力さ
れると共に、該軸68にはロツクレバー70が取
付固定されている。
において、上層ユニツト16の上部搬送機構4
は、ベースフレーム60、第1回動フレーム61
及び第2回動フレーム62から構成される。第1
回動フレーム61は中心軸63を介してベースフ
レーム60に回動可能に取付けられている。第2
回動フレーム62は中心軸64を介して第1回動
フレーム61に回動可能に取付けられると共に、
フレーム支持バネ65(第6図参照)の付勢力に
より該フレーム61に連結状態とされている。こ
れら第1,第2回動フレーム61,62は通常、
ロツクアーム66の一端がベースフレーム60に
設けられたロツクピン67に係合することによ
り、閉塞されている。ロツクアーム66の他端は
ロツクアーム軸68を介して第2回動フレーム6
2の側板に軸支されている。ロツクアーム軸68
はロツクバネ69により図中時計方向に付勢力さ
れると共に、該軸68にはロツクレバー70が取
付固定されている。
また、前記ベースフレーム60にはセツトアー
ム軸71を介してセツトアーム72が回動可能に
軸支されている。該セツトアーム72に設けられ
たセツトアームピン73とベースピン74との間
には、セツトアームバネ75が取付けられてい
る。セツトアーム72の端部には凹部72aが設
けられ、該凹部72aと、第2回動フレーム62
の側板に取付けられたロツク軸76とが係合する
ことにより、第1,第2回動フレーム61,62
をセツトアーム72に係止させるようになつてい
る。第2回動フレーム62にはストツパピン77
が設けられ、ロツクレバー70の時計方向への回
動を規制している。ベースフレーム60にはスト
ツパピン78が設けられ、セツトアーム72の時
計方向への回動を規制している。
ム軸71を介してセツトアーム72が回動可能に
軸支されている。該セツトアーム72に設けられ
たセツトアームピン73とベースピン74との間
には、セツトアームバネ75が取付けられてい
る。セツトアーム72の端部には凹部72aが設
けられ、該凹部72aと、第2回動フレーム62
の側板に取付けられたロツク軸76とが係合する
ことにより、第1,第2回動フレーム61,62
をセツトアーム72に係止させるようになつてい
る。第2回動フレーム62にはストツパピン77
が設けられ、ロツクレバー70の時計方向への回
動を規制している。ベースフレーム60にはスト
ツパピン78が設けられ、セツトアーム72の時
計方向への回動を規制している。
また、第1回動フレーム61とベースフレーム
60との間にはリンクプレート79が設けられ、
該プレート79の一端が第1回動フレーム61
に、他端の長孔がベースフレーム60に各々回動
可能に取付けられている。リンクプレート79
は、第1回動フレーム61のベースフレーム60
に対する反時計方向への回動動作を規制してい
る。
60との間にはリンクプレート79が設けられ、
該プレート79の一端が第1回動フレーム61
に、他端の長孔がベースフレーム60に各々回動
可能に取付けられている。リンクプレート79
は、第1回動フレーム61のベースフレーム60
に対する反時計方向への回動動作を規制してい
る。
また、下層ユニツト19の垂直搬送機構8の上
端部には緩衝部材80が設けられ、該部材80が
第1,第2回動フレーム61,62と接触して該
フレームを時計方向へ回動させる際における衝撃
を緩和する。
端部には緩衝部材80が設けられ、該部材80が
第1,第2回動フレーム61,62と接触して該
フレームを時計方向へ回動させる際における衝撃
を緩和する。
そして、前記第1回動フレーム61、第2回動
フレーム62、ロツクアーム66、ロツクレバー
70、セツトアーム72等がユニツト開閉機構を
構成している。
フレーム62、ロツクアーム66、ロツクレバー
70、セツトアーム72等がユニツト開閉機構を
構成している。
次に、上記構成による本実施例の動作を第5図
〜第9図に基づき説明する。
〜第9図に基づき説明する。
機体1から引出された状態にある上層ユニツ
ト16の下方部分の開放動作(第5図・第6
図) 例えばメインテナンス時あるいはジヤム紙幣の
除去等を行う場合において、作業者が機体1から
上層ユニツト16と下層ユニツト19とを手前に
引出した後(第5図中右方向)、上層ユニツト1
6の機体1への押込み側の下方部分を開放するた
め、上層ユニツト16を機体側へ押戻す(第5図
中左方向)。次に、ロツクレバー70を反時計方
向へ回動させると、ロツクアーム66はロツクピ
ン67との係合を解かれ該ピンから離間する。こ
れに伴い、閉塞状態にある第1、第2回動フレー
ム61,62は、中心軸63を中心として反時計
方向へ回動され上層ユニツト16下方の空間に開
放される(第5図参照)。これにより、前記第3
図に示す搬送ルートcが開放状態となる。
ト16の下方部分の開放動作(第5図・第6
図) 例えばメインテナンス時あるいはジヤム紙幣の
除去等を行う場合において、作業者が機体1から
上層ユニツト16と下層ユニツト19とを手前に
引出した後(第5図中右方向)、上層ユニツト1
6の機体1への押込み側の下方部分を開放するた
め、上層ユニツト16を機体側へ押戻す(第5図
中左方向)。次に、ロツクレバー70を反時計方
向へ回動させると、ロツクアーム66はロツクピ
ン67との係合を解かれ該ピンから離間する。こ
れに伴い、閉塞状態にある第1、第2回動フレー
ム61,62は、中心軸63を中心として反時計
方向へ回動され上層ユニツト16下方の空間に開
放される(第5図参照)。これにより、前記第3
図に示す搬送ルートcが開放状態となる。
また、セツトアーム72の凹部72aと係合状
態にあつたセツト軸76は、セツトアームバネ7
5に抗してセツトアーム72を時計方向へ回動さ
せる。そして、セツトアームバネ75の付勢力が
最大となりベースピン74、セツトアーム軸7
1、セツトアームピン73が略一直線上に位置す
る状態、すなわち回動方向が中立となる状態を越
えると、セツトアーム72は時計方向へ回動され
る。これにより、該セツトアーム72は前記ロツ
ク軸76との係合状態を解かれ、ベースフレーム
60のストツパピン78に係止されて待機状態と
なる。また、ロツクレバー70はロツクバネ69
(第5図参照)の付勢力により、第2回動フレー
ム62のストツパピン77に係止される。
態にあつたセツト軸76は、セツトアームバネ7
5に抗してセツトアーム72を時計方向へ回動さ
せる。そして、セツトアームバネ75の付勢力が
最大となりベースピン74、セツトアーム軸7
1、セツトアームピン73が略一直線上に位置す
る状態、すなわち回動方向が中立となる状態を越
えると、セツトアーム72は時計方向へ回動され
る。これにより、該セツトアーム72は前記ロツ
ク軸76との係合状態を解かれ、ベースフレーム
60のストツパピン78に係止されて待機状態と
なる。また、ロツクレバー70はロツクバネ69
(第5図参照)の付勢力により、第2回動フレー
ム62のストツパピン77に係止される。
この結果、第1、第2回動フレーム61,62
の反時計方向への回動はリンクプレート79によ
り規制されるが、これらフレームの内、第2回動
フレーム62はフレーム支持バネ65の付勢力に
抗して、中心軸64を中心とし第5図の状態から
更に反時計方向へ回動される(第6図参照)。こ
れにより、搬送ルートc1が開放状態となる。
の反時計方向への回動はリンクプレート79によ
り規制されるが、これらフレームの内、第2回動
フレーム62はフレーム支持バネ65の付勢力に
抗して、中心軸64を中心とし第5図の状態から
更に反時計方向へ回動される(第6図参照)。こ
れにより、搬送ルートc1が開放状態となる。
このようにして、上層ユニツト16の下方部分
が開放される結果、メインテナンス等を行うこと
ができる。
が開放される結果、メインテナンス等を行うこと
ができる。
機体1から引出された状態にある上層ユニツ
ト16の下方部分の閉塞動作(第7図〜第9
図) 下層ユニツト19を機体側へ押戻すと(第7図
中左方向)、該下層ユニツト19の移動により垂
直搬送機構8の緩衝部材80が第1、第2回動フ
レーム61,62の下端部と接触する。これに伴
い、第1、第2回動フレーム61,62は開放状
態から、中心軸63を中心として時計方向へ回動
を開始する(第7図参照)。
ト16の下方部分の閉塞動作(第7図〜第9
図) 下層ユニツト19を機体側へ押戻すと(第7図
中左方向)、該下層ユニツト19の移動により垂
直搬送機構8の緩衝部材80が第1、第2回動フ
レーム61,62の下端部と接触する。これに伴
い、第1、第2回動フレーム61,62は開放状
態から、中心軸63を中心として時計方向へ回動
を開始する(第7図参照)。
第1、第2回動フレーム61,62の時計方向
への回動に伴い、待機状態(第6図参照)にあつ
たセツトアーム72の凹部72aにロツク軸76
が係合され、セツトアームバネ75の付勢力に抗
してセツトアーム72が反時計方向へ回動され
る。該回動により、ベースピン74、セツトアー
ム軸71、セツトアームピン73が再度、前記中
立状態となる(第8図参照)。
への回動に伴い、待機状態(第6図参照)にあつ
たセツトアーム72の凹部72aにロツク軸76
が係合され、セツトアームバネ75の付勢力に抗
してセツトアーム72が反時計方向へ回動され
る。該回動により、ベースピン74、セツトアー
ム軸71、セツトアームピン73が再度、前記中
立状態となる(第8図参照)。
更に、下層ユニツト19を機体側へ移動させる
と、セツトアームバネ75の付勢力が逆に作用す
るため、セツトアーム72は反時計方向へ回動さ
れ、凹部72aと係合状態にあるセツト軸76を
持上げる。これにより、第1、第2回動フレーム
61,62は、セツトアームバネ75の付勢力に
より時計方向へ回動され上層ユニツト16内に閉
塞される(第9図参照)。このため、上層ユニツ
ト16と下層ユニツト19との間には、所定のク
リアランスを確保することが可能となる。
と、セツトアームバネ75の付勢力が逆に作用す
るため、セツトアーム72は反時計方向へ回動さ
れ、凹部72aと係合状態にあるセツト軸76を
持上げる。これにより、第1、第2回動フレーム
61,62は、セツトアームバネ75の付勢力に
より時計方向へ回動され上層ユニツト16内に閉
塞される(第9図参照)。このため、上層ユニツ
ト16と下層ユニツト19との間には、所定のク
リアランスを確保することが可能となる。
しかして上記実施例によれば、機体1から引出
され第1、第2回動フレーム61,62が開放状
態にある上層ユニツト16に対し、機体1から引
出された状態にある下層ユニツト19を移動させ
ると、第1、第2回動フレーム61,62は緩衝
部材80に押され上層ユニツト16内に自動的に
閉塞される。これにより、作業者の操作ミス等に
よつて発生する上下両層ユニツト16,19同士
の接触による破損等を防止することができる。
され第1、第2回動フレーム61,62が開放状
態にある上層ユニツト16に対し、機体1から引
出された状態にある下層ユニツト19を移動させ
ると、第1、第2回動フレーム61,62は緩衝
部材80に押され上層ユニツト16内に自動的に
閉塞される。これにより、作業者の操作ミス等に
よつて発生する上下両層ユニツト16,19同士
の接触による破損等を防止することができる。
尚、上記実施例では2層構成のユニツトを有す
る機体にユニツト開閉機構を適用する構成とした
が、これに限定されず、3層構成以上のユニツト
を有する機体にも適用することが可能である。
る機体にユニツト開閉機構を適用する構成とした
が、これに限定されず、3層構成以上のユニツト
を有する機体にも適用することが可能である。
[考案の効果]
以上説明したように本考案によれば、機体内
に、階層状態でかつ水平方向に引出し可能に収納
される複数のユニツトのうち、上側のユニツトの
下面側の機構部が、ベースフレームと、このベー
スフレームに一端部が軸支されて鉛直面内で回動
することにより上側のユニツトの下面側の機構部
を前記下方空間に開閉可能とする回動フレームと
を有し、ベースフレームに、回動フレームの他端
部に係脱自在に係合して該回動フレームを閉状態
に保持するセツトアームを鉛直面内で回動自在に
設け、セツトアームに、該セツトアームが回動フ
レームによつて上方に所定量回転した際に、該セ
ツトアームを上方に付勢するセツトアームバネを
取り付けたので、 上側のユニツトの下面側の機構部が下方空間に
開放された状態から、上下のユニツトを機体内に
押し込んで階層状態に収納する際、回動フレーム
が下側のユニツトに押圧されて閉方向に回転し、
セツトアームに係合し始め、さらに回動フレーム
が回転して、セツトアームが上方に所定量回転す
ると、セツトアームバネによつてセツトアームが
上方に付勢され、この付勢力によつてセツトアー
ムに係合している回動フレームが上方に持ち上げ
られ、これによつて、回動フレームは下側のユニ
ツトから完全に離間して閉状態に保持される。
に、階層状態でかつ水平方向に引出し可能に収納
される複数のユニツトのうち、上側のユニツトの
下面側の機構部が、ベースフレームと、このベー
スフレームに一端部が軸支されて鉛直面内で回動
することにより上側のユニツトの下面側の機構部
を前記下方空間に開閉可能とする回動フレームと
を有し、ベースフレームに、回動フレームの他端
部に係脱自在に係合して該回動フレームを閉状態
に保持するセツトアームを鉛直面内で回動自在に
設け、セツトアームに、該セツトアームが回動フ
レームによつて上方に所定量回転した際に、該セ
ツトアームを上方に付勢するセツトアームバネを
取り付けたので、 上側のユニツトの下面側の機構部が下方空間に
開放された状態から、上下のユニツトを機体内に
押し込んで階層状態に収納する際、回動フレーム
が下側のユニツトに押圧されて閉方向に回転し、
セツトアームに係合し始め、さらに回動フレーム
が回転して、セツトアームが上方に所定量回転す
ると、セツトアームバネによつてセツトアームが
上方に付勢され、この付勢力によつてセツトアー
ムに係合している回動フレームが上方に持ち上げ
られ、これによつて、回動フレームは下側のユニ
ツトから完全に離間して閉状態に保持される。
したがつて、作業者の操作ミス等によつてユニ
ツト下面側の機構部をユニツト内に閉塞し忘れて
も、上下のユニツトを機体に押し込む際に自動的
に機構部がユニツト内に閉塞され、しかも、機構
部は回動フレーム、セツトアーム、セツトアーム
バネによつて下方のユニツトから完全に離間する
ので、メンテナンスあるいはジヤム紙幣の除去等
を行う場合の、上下のユニツトの機構部どうしの
接触による破損を確実に防止することができる。
ツト下面側の機構部をユニツト内に閉塞し忘れて
も、上下のユニツトを機体に押し込む際に自動的
に機構部がユニツト内に閉塞され、しかも、機構
部は回動フレーム、セツトアーム、セツトアーム
バネによつて下方のユニツトから完全に離間する
ので、メンテナンスあるいはジヤム紙幣の除去等
を行う場合の、上下のユニツトの機構部どうしの
接触による破損を確実に防止することができる。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す右側面
図、第2図は機体1から上層ユニツト16と下層
ユニツト19とを引出した状態を示す右側面図、
第3図は第1図におけるB部の拡大正面図、第4
図は第1図におけるB部の拡大背面図、第5図・
第6図は第1、第2回動フレーム61,62の開
放動作を説明するための左側面図、第7図〜第9
図は第1、第2回動フレーム61,62の閉塞動
作を説明するための左側面図である。 1……機体、16……上層ユニツト、19……
下層ユニツト(以上16,19……ユニツト)、
60……ベースフレーム(下方部)、61……第
1回動フレーム、62……第2回動フレーム、6
6……ロツクアーム、70……ロツクレバー、7
2……セツトアーム(以上61〜72……開閉機
構)。
図、第2図は機体1から上層ユニツト16と下層
ユニツト19とを引出した状態を示す右側面図、
第3図は第1図におけるB部の拡大正面図、第4
図は第1図におけるB部の拡大背面図、第5図・
第6図は第1、第2回動フレーム61,62の開
放動作を説明するための左側面図、第7図〜第9
図は第1、第2回動フレーム61,62の閉塞動
作を説明するための左側面図である。 1……機体、16……上層ユニツト、19……
下層ユニツト(以上16,19……ユニツト)、
60……ベースフレーム(下方部)、61……第
1回動フレーム、62……第2回動フレーム、6
6……ロツクアーム、70……ロツクレバー、7
2……セツトアーム(以上61〜72……開閉機
構)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機体内に、複数の機構部からなるユニツトが複
数上下に階層状態でかつ水平方向に引出し可能に
収納され、上側と下側のユニツトが機体から異な
る距離だけ離間して引出された際に生じる上側の
ユニツトの下方空間に、上側のユニツトの下面側
の機構部が開閉可能とされた紙幣入出金機におい
て、 前記上側のユニツトの下面側の機構部は、ベー
スフレームと、このベースフレームに一端部が軸
支されて鉛直面内で回動することにより前記上側
のユニツトの下面側の機構部を前記下方空間に開
閉可能とする回動フレームとを有し、 前記ベースフレームには、前記回動フレームの
他端部に係脱自在に係合して該回動フレームを閉
状態に保持するセツトアームが鉛直面内で回動自
在に設けられ、該セツトアームには、前記回動フ
レームが閉方向に回転してきてセツトアームに係
合して、該セツトアームが回動フレームによつて
上方に所定量回転した際に、該セツトアームを上
方に付勢するセツトアームバネが取り付けられて
いることを特徴とする紙幣入出金機におけるユニ
ツト開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987066463U JPH0546130Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987066463U JPH0546130Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63179574U JPS63179574U (ja) | 1988-11-21 |
JPH0546130Y2 true JPH0546130Y2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=30904492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987066463U Expired - Lifetime JPH0546130Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546130Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505905Y2 (ja) * | 1989-10-05 | 1996-08-07 | ローレルバンクマシン株式会社 | 紙幣処理機の筐体構造 |
JP5703122B2 (ja) * | 2011-05-18 | 2015-04-15 | ローレル精機株式会社 | 棒金収納装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121189A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-09 | 株式会社東芝 | 自動取引装置 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP1987066463U patent/JPH0546130Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121189A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-09 | 株式会社東芝 | 自動取引装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63179574U (ja) | 1988-11-21 |
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