JPH03279084A - 自動車の前部車体組立方法 - Google Patents

自動車の前部車体組立方法

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JPH03279084A
JPH03279084A JP8231490A JP8231490A JPH03279084A JP H03279084 A JPH03279084 A JP H03279084A JP 8231490 A JP8231490 A JP 8231490A JP 8231490 A JP8231490 A JP 8231490A JP H03279084 A JPH03279084 A JP H03279084A
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JP
Japan
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shroud
radiator
shroud upper
heat exchanger
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP8231490A
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English (en)
Inventor
Tomonori Otsubo
智範 大坪
Takeshi Shimomura
剛 下村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の前部車体組立方法、特に熱交換器を前
部車体に組み込む方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車の車体前部に設けられたエンジンルームは、エン
ジンをはじめとする自動車の中枢機能を果たす重要な部
品を数多く収容しなければならない。このようなエンジ
ンルームを構成するクロスメンバ構造は、たとえば、実
開昭64−52986号公報に開示されている。
さて、このエンジンルーム周辺について、従来−船釣に
行われている車体の組立方法は、次のとおりである。ま
ず、フロントフレーム、ホイールエプロン、シュラウド
アッパー、シュラウドパネル、などのエンジンルームの
周囲を形成するメンバを相互に接続して組み立て、容器
としてのエンジンルームを完成させる。そしてその後で
、エンジンや熱交換器などの部品をエンジンルーム内に
取り付けることになる。このとき、エンジンル−ム内に
取り付けることのできない部品が1つでもあれば、もは
や自動車として正常に機能しなくなってしまう。したが
って、自動車の車体設計を行う際には、必要なすべての
部品がエンジンルーム内に取り付けられるように配慮す
ることが必要不可欠の条件となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、車体設計は、この必要不可欠の条件を満足さ
せるだけでは不十分である。この他に、空気抵抗をでき
るだけ低く抑えたいという性能に関連した要求と、流行
に即した斬新なデザインにしたいという意匠に関連した
要求と、の双方を満足させる必要がある。前者に関して
は、一般にボンネットを低く設計するような要求がなさ
れ、後者に関しては、ノーズを短く設計するような要求
がなされる。
しかしながら、このようなすべての要求を満足するよう
な車体設計をするのは、非常に困難である。一般に、ボ
ンネットを低く、ノーズを短くすると、エンジンルーム
の容積が減ってしまい、必要な部品をすべてエンジンル
ーム内に取り付けるという必要不可欠な条件が満足され
なくなってくる。特に、ラジェターやコンデンサといっ
た熱交換器は、冷却効率を維持するためにある程度以下
の大きさにすることはできないため、この熱交換器の配
置が、車体設計を困難にする原因となっていた。
そこで本発明は、ボンネットを低く、ノーズを短く、と
いう要求に容易に対処することのできる自動車の前部車
体組立方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願第1の発明は、自動車の前部車体組立方
法において、自動車の車体を構成するフロントフレーム
とホイールエプロンとを互いに接続し、フロントフレー
ムに熱交換器を取り付け、その後に、自動車前面の構成
部材となるシュラウドアッパーをフロントフレームおよ
びホイールエプロンのうちの少なくとも一方に取り付け
るようにしたものである。
(2)  本願第2の発明は、自動車の前部車体組立方
法において、自動車の車体を構成するフロントフレーム
とホイールエプロンとを互いに接続し、フロントフレー
ムに熱交換器を取り付け、その後に、自動車前面の構成
部材となるシュラウドパネルをフロントフレームおよび
ホイールエプロンのうちの少なくとも一方に取り付ける
ようにしたものである。
〔作 用〕
自動車の前部車体を組み立てる場合、まず容器(エンジ
ンルーム)を完成させ、それから中身(エンジンなどの
部品)を容器内に取り付ける、という順序が従来は当然
のことと考えられていた。
本願発明者の着想は、容器を作成する工程の途中で、中
身を取り付けてしまい、それから容器を完成させる、と
いう順序を、自動車の前部車体の組み立てに取り入れた
点にある。
すなわち、本願発明による自動車の前部車体組立方法で
は、エンジンルームの組み立て途中において、ラジェタ
ーやコンデンサといった熱交換器が取り付けられる。そ
してこの後、シュラウドアッパーあるいはシュラウドパ
ネルの取り付けが行われ、容器としてのエンジンルーム
が完成する。
したがって、熱交換器の配置に関して自由度が増し、ボ
ンネットを低く、ノーズを短く、という要求にも対処し
やすくなる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は、本発明の車体組立方法の一例を示す斜視図であ
る。まず、従来の組立方法と同様に、左右のフロントフ
レーム11.12の側面に、左右のホイールエプロン1
3.14を溶接する。
この後、両フロントフレーム11.12間に、クロスメ
ンバー15(第1図には図示されていない)を下方から
接続して橋を渡し、車両本体部100を構成しておく。
さて、一方では、シュラウドアッパー40の両翼部下力
に、それぞれ左シュラウドパネル41および右シュラウ
ドパネル42を接続する。そして、左シュラウドパネル
41の前面に左フロントランブ43を取り付け、右シュ
ラウドパネル42の前面に右フロントランプ44を取り
付けておく。また、シュラウドアッパー40の中央部に
は、ボンネットロック45を取り付けておく。こうして
、一体となったアセンブリ部材200を構成しておく。
ここで、車両本体部100とアセンブリ部材200とを
接続すれば、容器としてのエンジンルームが完成する。
しかし、本発明の特徴は、エンジンルームを完成させる
前に、各部品を取り付けてしまう点にある。第1図には
、エンジン20、トランスミッション21、ラジェター
31、コンデンサ32を取り付けた状態が示されている
。特に、ラジェター31およびコンデンサ32といった
熱交換器をこの時点で取り付けてしまう点が本願発明の
要点である。ラジェター31およびコンデンサ32は、
具体的には、左右のフロントフレーム11.12に対し
て所定の取付金具を用いて固定される。
このように、熱交換器の取り付けが完了したら、アセン
ブリ部材200を、車両本体100にビス止めする。第
1図では、このビス止めの位置関係を一点鎖線で示して
いる。
このような組立方法を採ると、車体前部を設計する自由
度が増す。この組立方法を用いることにより設計が可能
になった車体前部の一例を第2図〜第4図に示す。第2
図は上面配置図、第3図は前面配置図、第4図は側面配
置図である。各図では、図面を見易くするため、いくつ
かの部品については図示を省略している。また、自動車
のボディーの輪郭線を一点鎖線で示しである。
第2図において、左右のフロントフレーム11゜12の
両側に、左右のホイールエプロン13゜14が接続され
ており、これらの間に挟まれた領域に、エンジン20お
よびトランスミッション21が配置されている。車体前
部には、両翼部を左右に伸ばした状態で、シュラウドア
ッパー40が横たわっている。この両翼部の下方にはシ
ュラウドパネル(第2図では図示省略)が取り付けられ
ており、これに左右のフロントランプ43゜44が取り
付けられている。また、シュラウドアッパー40の中央
部には、ボンネットロック45が取り付けられている。
ここで特徴的な部分は、ラジェター31およびコンデン
サ32が、シュラウドアッパー40や左右のフロントラ
ンプ43゜44の下方に取り付けられている点である。
このように、ラジェター31やコンデンサ32を、シュ
ラウドアッパー40などに対して潜った位置に配置した
場合、従来の組立方法では、取り付けが不可能になるか
、または著しく困難になる。ところが、本発明の方法で
は、前述のように、シュラウドアッパー40の取り付は
前に、既にラジェター31やコンデンサ32の取り付け
が完了してしまっているので、何ら支障は生じない。な
お、第2図には、左右の冷却ファン33.34も図示さ
れている。
以上の配置は、第3図に示す前面配置図を見るとより理
解が深まるであろう。この図では、左右のフロントフレ
ーム11.12の両側に、左右のホイールエプロン13
.14が接続されている様子がより詳しく示されている
。また、クロスメンバー15が、左右のフロントフレー
ム11.12に対する橋渡しの役目を果たしている様子
もよく示されている。中央には、センターステイ46が
垂直に配置されている。センタースティ46の下端はク
ロスメンバー15に、上端はボンネットロック45に、
それぞれ接続されている。シュラウドアッパー40は、
両翼部を水平に伸ばした状態で配置されており、両翼部
の下方には、それぞれ左右のシュラウドパネル41.4
2が取り付けられている。シュラウドパネル41.42
の形状は、第1図に示されているように、下方にゆくほ
ど折れ曲がりながら前方に突き出している。したがって
、第3図では平面的に描かれているが、実際には、上部
はラジェター31よりも後方(紙面に対して垂直下方)
の位置にあるが、下部はコンデンサ32よりも前方(紙
面に対して垂直上方)の位置にある。このような位置関
係から、ラジェター31およびコンデンサ32を従来の
組立方法によって取り付けることは、不可能であること
が理解てきよう。
この位置関係は、第4図に示す側面配置図により一層明
瞭になろう。ここでは、右フロントフレーム11は一点
鎖線でその位置を示しである。エンジン20およびトラ
ンスミッション21については、従来の組立方法による
取り付けも可能であるが、ラジェター31やコンデンサ
32といった熱交換器は、前方にセンターステイ46や
ボンネットロック45が位置し、上方に左右のフロント
ランプ43.44やシュラウドアッパー40が位置する
ため、従来の組立方法による取り付けは不可能となる。
なお、第4図では、シュラウドア・ソバ−40は、第3
図における位置a(翼部)における断面を40a1位1
fb (中央部)における断面を40bとして示しであ
る。
この様な設計を行うと、ラジェター31やコンデンサ3
2を交換する場合に、シュラウドパネルく−40やシュ
ラウドパネル41.42を取りはずす必要がある。しか
しながら、一般に事故などでラジェターやコンデンサが
損傷して交換する必要が生じたときには、いずれにして
もシュラウドアッパーやシュラウドパネルも取りはずし
て修理する必要があるので、このような設計によって特
に不都合は生じない。
第5図は、ラジェター31、コンデンサ32、および冷
却ファン33.34を、前方に傾斜させて配置した例を
示す側面配置図である。本発明による組立方法を用いれ
ば、このような傾斜配置を行うような設計をしても、全
く支障は生じない。
ラジェター31やコンデンサ32を、どのような位置に
どのような姿勢で取り付ける設計をしても、取り付は可
能である。
第6図は、本発明の車体組立方法の別な一例を示す斜視
図である。この例では、車両本体部100は第1図に示
す例と同じであるが、アセンブリ部材300の構成が若
干具なる。アセンブリ部材300ては、左シュラウドア
ッパー51と右シュラウドアッパー52とが、それぞれ
独立した部材を構成している。これらは、それぞれ左シ
ュラウドパネル41と右シュラウドパネル42とに接続
されており、これら両シュラウドパネル41゜42を互
いに接続するために、橋渡しの役割を果たすクロスメン
バー55が設けられている。左右のシュラウドパネル4
1.42に、それぞれ左右のフロントランプ4344が
取り付けられている点は前述の例と同様である。また、
ボンネットロックを中央に設けることができないので、
左右のシュラウドアッパー51.52に、それぞれ左右
のボンネットロック53.54が取り付けられている。
このような各部材を一体にしてアセンブリ部材300と
して組み立てておく。そして、車両本体部100に、ラ
ジェター31やコンデンサ32などを取り付けた後に、
アセンブリ部材300を車両本体部100にビス止めす
るのである。第6図でも、このビス止めの位置関係を一
点鎖線で示している。このアセンブリ部材300には、
中央部にシュラウドアッパーが存在しないので、部品配
置の自由度が更に向上するというメリットがある。たと
えば、第5図に示す実施例のようにラジェター31を傾
斜させる場合、ラジェター31の上部がシュラウドアッ
パーに妨げられることがない。
以上、本発明をいくつかの実施例に基づいて説明したが
、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではな
い。たとえば、前述の実施例では、シュラウドアッパー
およびシュラウドパネルを互いに接続して一体のアセン
ブリ部材を構成し、このアセンブリ部材を車両本体部に
接続していたが、シュラウドアッパーあるいはシュラウ
ドパネルを、それぞれ単独で車両本体部に接続する方法
を採ってもかまわない。要するに、本発明の基本思想は
、シュラウドアッパーあるいはシュラウドパネルを、フ
ロントフレームあるいはホイールエプロンに接続する前
に、熱交換器をフロントフレームに取り付けてしまう点
にある。この基本思想の範囲内であれば、種々の態様で
の実施が可能である。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本願発明による自動車の前部車体組立方
法では、エンジンルームの組み立て途中において、ラジ
ェターやコンデンサといった熱交換器を取り付けてしま
い、その後で、シュラウドアッパーあるいはシュラウド
パネルの取り付けを行うようにしたため、熱交換器の配
置に関して自由度が増し、ボンネットを低く、ノーズを
短く、という要求に対処した設計が可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の車体組立方法の一例を示す斜視図で
ある。第2図〜第4図は、本発明の車体組立方法を用い
ることにより設計が可能になった車体前部の一例を示す
図であり、それぞれ上面配置図、前面配置図、側面配置
図である。第5図は、本発明の車体組立方法を用いるこ
とにより設計が可能になった車体前部の別な一例を示す
側面配置図である。第6図は、本発明の車体組立方法の
別な一例を示す斜視図である。 11・・・左フロントフレーム、12・・・右フロント
フレーム、13・・・左ホイールエプロン、14・・・
右ホイールエプロン、15・・・クロスメンバー、20
・・・エンジン、21・・・トランスミッション、31
・・・ラジェター、32・・・コンデンサ、33・・・
左冷却ファン、34・・・右冷却ファン、40・・・シ
ュラウドアッパー、41・・・左シュラウドパネル、4
2・・・右シュラウドパネル、43・・・左フロントラ
ンプ、44・・・右フロントランプ、45・・・ボンネ
ットロック、46・−・センターステイ、51・・・左
シュラウドアッパー、52・・・右シュラウドアッパー
、53・−・左ボンネットロック、54・・・右ボンネ
ットロック、55・・・クロスメンバー、100・・・
車両本体部、200・・・アセンブリ部材、300・・
・アセンブリ部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の車体を構成するフロントフレームとホイ
    ールエプロンとを互いに接続し、前記フロントフレーム
    に熱交換器を取り付け、その後に、自動車前面の構成部
    材となるシュラウドアッパーを前記フロントフレームお
    よび前記ホイールエプロンのうちの少なくとも一方に取
    り付けることを特徴とする自動車の前部車体組立方法。
  2. (2)自動車の車体を構成するフロントフレームとホイ
    ールエプロンとを互いに接続し、前記フロントフレーム
    に熱交換器を取り付け、その後に、自動車前面の構成部
    材となるシュラウドパネルを前記フロントフレームおよ
    び前記ホイールエプロンのうちの少なくとも一方に取り
    付けることを特徴とする自動車の前部車体組立方法。
JP8231490A 1990-03-28 1990-03-28 自動車の前部車体組立方法 Pending JPH03279084A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2713579A1 (fr) * 1993-12-15 1995-06-16 Ecia Equip Composants Ind Auto Bâti-support pour façade de véhicule automobile.
US6237990B1 (en) 1996-10-04 2001-05-29 Compagnie Plastic Omnium Support piece for bodywork elements
US6619419B1 (en) * 1999-11-15 2003-09-16 Renault S.A.S. Motor vehicle functional front end, without radiator

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