JPH0327892Y2 - - Google Patents

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JPH0327892Y2
JPH0327892Y2 JP19468985U JP19468985U JPH0327892Y2 JP H0327892 Y2 JPH0327892 Y2 JP H0327892Y2 JP 19468985 U JP19468985 U JP 19468985U JP 19468985 U JP19468985 U JP 19468985U JP H0327892 Y2 JPH0327892 Y2 JP H0327892Y2
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JP
Japan
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rotor
tip
key
slider
lock
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JP19468985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車、自動二輪車等の車両用ステ
アリングロツク装置に関するもので、電気スイツ
チとステアリングロツク機構とを一体的に組み込
み、キーの一連動作で操作する装置において、走
行中にキーの誤操作で操向ハンドルがロツクされ
る危険を防止するため、ロツク機構作動位置への
操作が連続動作で直接操作できない構造とし、ロ
ツク機構作動位置の前段でキーをローター軸方向
へ押し込みながら回動させ、更にキーを抜き取ら
なければハンドルがロツクされない、該操作防止
装置を提供することを目的とした考案である。
(従来技術) 従来上記の目的を達成する装置としては各種の
ものが存在するが、本考案と同様の操作を要する
ものとしては例えば実公昭56−12140号公報の装
置がある。しかし、この従来装置は円弧状の板バ
ネを上下に2個必要とすると共に複雑なガイド用
溝を要する他、ACCからLOCK位置への回動の
停止を板バネ自体の先端部にて作用させているた
め、機構的に不安定なもので板バネの押圧不足や
変形も多いと云う問題点を有している。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、操作形態としては従来装置と同様の
ものであるが、その内部構造を全く異にするもの
で機構的に安定なものであり、耐久性の大きなも
のである。
(構 成) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明す
る。図中1はシリンダー内に少量上下動可能に設
けられたローターで、下方に設けられたバネA7
によりカム11を介して常に上方に付勢されてい
るものである。このローターのキー挿入口13付
近にはタンブラーとほぼ同形状で厚板状の作動子
2が、最上部のタンブラーの上方に設けられ、そ
の左端部はキーの挿入により作動子先端と対応す
るシリンダー5の壁面に形成されたスライド穴1
8に突出し得るようになつている。上記作動子2
の左端上縁は、第2図にも示すように面取りされ
傾斜面16が形成されている。スライダーをガイ
ドするスライド穴18には、前記作動子2と同じ
幅のブロツク状のスライダー3が板バネ4にて常
にローター1の外面に付勢されて設けられてい
る。また、シリンダー5の前記スライド穴18の
下面を形成する部分の内面には、その先端がロー
ターに接する突起6を設けると共に、この突起の
内方下縁は第2図にも示すように面取りされ傾斜
面17が形成されていて、この傾斜面の下端部は
シリンダー内面に設けられているタンブラー突出
用の凹部19と一体を成している。前記したロー
ター下部のボデイ10内には、カム11がバネA
7により上方に付勢されて係合されており、この
カムの下端部には先端にロツクバー12を備えた
ロツク片8がバネB9により側方に付勢されて設
けられているが、これらカムを介してロツクバー
を出没させる機構は従来より公知である。
(作 用) 次に上記した本考案に係る車両用ステアリング
ロツク装置の作動について説明する。
第1図のLOCK状態においてキー挿入口13よ
りキーを挿入すると、作動子2がキーに押されて
左方へ摺動し、板バネの押圧に抗してスライダー
3を第2図の一点鎖線にて示すように、左方へ後
退させると同時に各タンブラーが凹部19から逃
げてローターが回転可能となる。この状態では、
ローター1の回転を阻止するものは何もないか
ら、キーはACC、ON、STと自由に回動する。
しかし、ローターがACC位置まで回動した際に
は、作動子2によるスライダー3の外方へ押圧を
解除するため、第2図、第3図のようにスライダ
ー3は板バネ4の作用によりスライド穴18を右
方へ摺動して、その先端がローターの外面に当接
した状態となる。従つてローターをLOCK位置へ
回動させようとしても、作動子2のローターより
突出した先端部がスライダーの側面に当接して
LOCK位置への回動は阻止される。
このACCの状態からLOCK位置へ回動させる
場合には、キーの押圧によりローター1と共に作
動子2を第2図、第3図の状態から第4図に示す
ようにシリンダー5の突起6より下方へ押し下げ
ることにより、ローターの回動は可能となる。こ
の第4図の状態はキーを挿入した状態でのLOCK
位置を示すもので、ローター1と作動子2は下方
に設けられたバネA7の力に抗して、シリンダー
内に押し込まれた状態で保持されている。
この第4図のLOCK状態にてキーを抜き去ると
作動子2はキーのよる左方へ強制押圧を解かれる
と共に、ローター1は下方のバネA7による上方
への押し上げ力が働くため、作動子先端の斜面1
6はシリンダーの突起の斜面17を滑つて内方
(右方)へへこみ、ローターと共に上方へ押し上
げられて第1図の状態となる。
なお、上記の説明はローターの回動機構を中心
に説明したが、このローターの回動によりロツク
バー12が出没し、イグニツシヨンスイツチが作
動させることは当然のことであり、これらの機構
については従来公知の技術であつて説明を省略し
たものである。
(考案の効果) 本考案に係る車両用ステアリングロツク装置は
上記の如き構成作用を有するものであるため、イ
グニツシヨンスイツチの始動に際しては何ら支障
なく操作でき、ACCからLOCK位置への回動の
みが直接的に行なえないようにしたため、走行中
の誤操作によるハンドルロツクの危険は解消され
るものである。また構造的にも板バネは最も単純
な形態で無理な負荷がかからないように設計した
ものであるため、その耐久性は大で、産業利用性
も大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の縦断面図、第2図はキー挿
入時における要部縦断面図、第3図はキー挿入時
におけるACC位置での第1図のA−A断面図、
第4図はキー挿入時におけるLOCK位置での要部
縦断面図。 1……ローター、2……作動子、3……スライ
ダー、4……板バネ、5……シリンダー、6……
突起、16,17……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イグニツシヨンスイツチとハンドル軸をロツク
    する装置を有する車両用ステアリングロツク装置
    において、シリンダー5内に、バネA7にて常に
    上方へ付勢され上下動および回転可能に装填され
    たローター1のキー挿入口付近に、先端上面に傾
    斜面16を有する作動子2をキー挿入時、ロータ
    ーより突出するように設けると共に、該作動子の
    先端部には前後に摺動するスライダー3を板バネ
    4にてその先端を前記作動子の先端面とローター
    外周面に当接するように設け、該スライダー下部
    に位置するシリンダー上部内面にはローター外周
    面に接する突起6を設けると共に、この突起の内
    方下縁にも傾斜面17を形成したことを特徴とす
    る車両用ステアリングロツク装置。
JP19468985U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0327892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19468985U JPH0327892Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JP19468985U JPH0327892Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62103656U JPS62103656U (ja) 1987-07-02
JPH0327892Y2 true JPH0327892Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=31151888

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JP19468985U Expired JPH0327892Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62103656U (ja) 1987-07-02

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