JPH0327722Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327722Y2 JPH0327722Y2 JP1985137674U JP13767485U JPH0327722Y2 JP H0327722 Y2 JPH0327722 Y2 JP H0327722Y2 JP 1985137674 U JP1985137674 U JP 1985137674U JP 13767485 U JP13767485 U JP 13767485U JP H0327722 Y2 JPH0327722 Y2 JP H0327722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- work
- working machine
- attached
- breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 9
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は溶鋼鍋に内張した煉瓦等を壊す為の作
業機械に関するものである。
業機械に関するものである。
［従来の技術］
連続鋳造設備等で溶湯を運搬する溶鍋は、その
内面に耐火煉瓦が内張されている。この耐火煉瓦
は使用と共に劣化するので適宜再内張しなければ
ならない。
内面に耐火煉瓦が内張されている。この耐火煉瓦
は使用と共に劣化するので適宜再内張しなければ
ならない。
再内張の段取作業として古い内張煉瓦を壊さな
ければならないが、該作業を行う場合の雰囲気温
度は100〜300℃程度であつて作業者が直接作業を
行うことはできず、従つて何らかの作業機械を必
要とする。
ければならないが、該作業を行う場合の雰囲気温
度は100〜300℃程度であつて作業者が直接作業を
行うことはできず、従つて何らかの作業機械を必
要とする。
従来、この種の作業を行うにはパワーシヨベル
等のアームにブレーカ等を取付け、煉瓦の剥離除
去を行つている。
等のアームにブレーカ等を取付け、煉瓦の剥離除
去を行つている。
［考案が解決しようとする問題点］
然し、上記した従来の方法では作業姿勢に自ず
から制約があり、作業できない箇所が生じ、この
場合は溶鋼鍋の姿勢を変えるか或は作業機械を移
動させて対処しており、作業性が悪く能率的でな
い。
から制約があり、作業できない箇所が生じ、この
場合は溶鋼鍋の姿勢を変えるか或は作業機械を移
動させて対処しており、作業性が悪く能率的でな
い。
本考案は斯かる実情に鑑み、溶鋼鍋全内面の煉
瓦を一度に剥離除去し得る作業機械を提供しよう
とするものである。
瓦を一度に剥離除去し得る作業機械を提供しよう
とするものである。
［問題点を解決するための手段］
本考案は作業機械本体の上部旋回体に中空のブ
ームの基端部を該ブームが起伏し得るように取付
け、ブームにガイド筒を回転自在に嵌装せしめる
と共にガイド筒には伸縮アームを出入可能に設
け、該伸縮アーム先端に所要の作業工具を首振可
能に取付けたことを特徴とするものである。
ームの基端部を該ブームが起伏し得るように取付
け、ブームにガイド筒を回転自在に嵌装せしめる
と共にガイド筒には伸縮アームを出入可能に設
け、該伸縮アーム先端に所要の作業工具を首振可
能に取付けたことを特徴とするものである。
［作用］
伸縮アームの伸縮、ガイド筒の回転、作業工具
の首振によつて任意の作業位置を選択でき、如何
なる箇所の作業も能率よく行うことができる。
の首振によつて任意の作業位置を選択でき、如何
なる箇所の作業も能率よく行うことができる。
［実施例］
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
図中１は作業機械本体３の下部走行体、２は上
部旋回体、４は溶鋼鍋、５は煉瓦である。
部旋回体、４は溶鋼鍋、５は煉瓦である。
上部旋回体２の旋回フレーム６より突設したブ
ラケツト７に中空に形成した起伏ブーム８の基端
を起伏自在に取付け、該ブーム８の先端と旋回フ
レーム６間に起伏シリンダ９を設ける。又、ブー
ム８にはガイド筒１０を嵌装し、ブーム８の基端
部と先端部に於いてガイド筒１０を回転自在に支
持する。
ラケツト７に中空に形成した起伏ブーム８の基端
を起伏自在に取付け、該ブーム８の先端と旋回フ
レーム６間に起伏シリンダ９を設ける。又、ブー
ム８にはガイド筒１０を嵌装し、ブーム８の基端
部と先端部に於いてガイド筒１０を回転自在に支
持する。
ガイド筒１０の基端には内歯リングギア１１を
固着し、該リングギア１１には起伏ブーム８に設
けたモータ１２のピニオン１３を噛合せしめる。
ガイド筒１０に伸縮アーム１４を出入自在に嵌入
せしめ、ガイド筒１０に内蔵せしめた伸縮シリン
ダ１８のロツド端を伸縮アーム１４の先端部に連
結する。又、伸縮アーム１４の先端にはアタツチ
メント１５を首振自在に設け、アタツチメント１
５と伸縮アーム１４間には首振シリンダ１６を設
ける。伸縮アーム１４は前記伸縮シリンダ１８、
首振シリンダ１６がガイド筒１０と干渉しない
様、両シリンダ１８，１６を収納し得るブラケツ
ト１９，２０を形成してある。アタツチメント１
５にはブレーカ１７を取付け得る様にしアタツチ
メント１５は作業工具に応じて取換可能としてあ
る。
固着し、該リングギア１１には起伏ブーム８に設
けたモータ１２のピニオン１３を噛合せしめる。
ガイド筒１０に伸縮アーム１４を出入自在に嵌入
せしめ、ガイド筒１０に内蔵せしめた伸縮シリン
ダ１８のロツド端を伸縮アーム１４の先端部に連
結する。又、伸縮アーム１４の先端にはアタツチ
メント１５を首振自在に設け、アタツチメント１
５と伸縮アーム１４間には首振シリンダ１６を設
ける。伸縮アーム１４は前記伸縮シリンダ１８、
首振シリンダ１６がガイド筒１０と干渉しない
様、両シリンダ１８，１６を収納し得るブラケツ
ト１９，２０を形成してある。アタツチメント１
５にはブレーカ１７を取付け得る様にしアタツチ
メント１５は作業工具に応じて取換可能としてあ
る。
上記構成の作業機械に於いて、溶鋼鍋４が据置
かれた場所迄走行し、伸縮シリンダ１８により伸
縮アーム１４を伸長させてブレーカ１７を溶鋼鍋
４内に挿入し又首振シリンダ１６によつてブレー
カ１７を傾け先端を煉瓦に当接させて、煉瓦を破
壊する。
かれた場所迄走行し、伸縮シリンダ１８により伸
縮アーム１４を伸長させてブレーカ１７を溶鋼鍋
４内に挿入し又首振シリンダ１６によつてブレー
カ１７を傾け先端を煉瓦に当接させて、煉瓦を破
壊する。
モータ１２によるガイド筒１０の回転、伸縮ブ
ーム１８の伸縮により、更にはブレーカ１７の適
宜な首振を組合わせることにより、溶鋼鍋４の全
内面に亘り完全に内張煉瓦５を剥離除去すること
ができる。
ーム１８の伸縮により、更にはブレーカ１７の適
宜な首振を組合わせることにより、溶鋼鍋４の全
内面に亘り完全に内張煉瓦５を剥離除去すること
ができる。
本考案においては、起伏ブーム８にガイド筒１
０を回転自在に嵌装せしめることにより、ブレー
カ１７が起伏ブーム８に対して周方向に回転でき
るようになつているので、作業を効率良く行うこ
とができ、また、作業機械を全体的にコンパクト
にまとめることができる。
０を回転自在に嵌装せしめることにより、ブレー
カ１７が起伏ブーム８に対して周方向に回転でき
るようになつているので、作業を効率良く行うこ
とができ、また、作業機械を全体的にコンパクト
にまとめることができる。
尚、作業工具は作業に最適なものを選択すれば
よく、第４図はブレーカに替えリツパー２１を取
付けたものである。
よく、第４図はブレーカに替えリツパー２１を取
付けたものである。
又、本考案は溶鋼鍋４の煉瓦破壊だけでなく、
建築物の破壊等種々の取壊し作業を行い得ること
は勿論である。
建築物の破壊等種々の取壊し作業を行い得ること
は勿論である。
［考案の効果］
以上述べた如く本考案によればブームにガイド
筒を回転自在に嵌装せしめているので、作業機械
を全体的にコンパクトにまとめることができ、ま
た作業工具がブームに対して周方向に回転するた
め、作業機本体の位置を１度決めてしまえば、作
業中は殆ど移動させる必要もなく又被作業物につ
いてもその姿勢を変えてやる必要がないので、作
業能率は極めてよい。
筒を回転自在に嵌装せしめているので、作業機械
を全体的にコンパクトにまとめることができ、ま
た作業工具がブームに対して周方向に回転するた
め、作業機本体の位置を１度決めてしまえば、作
業中は殆ど移動させる必要もなく又被作業物につ
いてもその姿勢を変えてやる必要がないので、作
業能率は極めてよい。
第１図は本実施例の側面図、第２図は平面図、
第３図は第１図のＡ−Ａ矢視図、第４図は他の作
業工具を取付けた場合を示す部分図である。 ２は上部旋回体、８は起伏ブーム、１０はガイ
ド筒、１２はモータ、１４は伸縮アーム、１７は
ブレーカを示す。
第３図は第１図のＡ−Ａ矢視図、第４図は他の作
業工具を取付けた場合を示す部分図である。 ２は上部旋回体、８は起伏ブーム、１０はガイ
ド筒、１２はモータ、１４は伸縮アーム、１７は
ブレーカを示す。
Claims (1)
- 作業機械本体の上部旋回体に中空のブームの基
端部を該ブームが起伏し得るように取付け、ブー
ムにガイド筒を回転自在に嵌装せしめると共にガ
イド筒には伸縮アームを出入可能に設け、該伸縮
アーム先端に所要の作業工具を首振可能に取付け
たことを特徴とする作業機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985137674U JPH0327722Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985137674U JPH0327722Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6246179U JPS6246179U (ja) | 1987-03-20 |
| JPH0327722Y2 true JPH0327722Y2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=31041948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985137674U Expired JPH0327722Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0327722Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521817B2 (ja) * | 1971-11-30 | 1977-01-18 | ||
| JPS5241204U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-24 | ||
| JPS58204232A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-28 | Japan Steel Works Ltd:The | 破砕機 |
| JPS59199923A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-13 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧シヨベルにおけるブレ−カ取付用フロント |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521817U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | ||
| JPS58137564U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-16 | 吉川工業株式会社 | 溶融金属容器口堆積地金除去装置 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP1985137674U patent/JPH0327722Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521817B2 (ja) * | 1971-11-30 | 1977-01-18 | ||
| JPS5241204U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-24 | ||
| JPS58204232A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-28 | Japan Steel Works Ltd:The | 破砕機 |
| JPS59199923A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-13 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧シヨベルにおけるブレ−カ取付用フロント |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6246179U (ja) | 1987-03-20 |
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