JPS5949513B2 - ライニング補修用フレ−ムガンニング装置 - Google Patents

ライニング補修用フレ−ムガンニング装置

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JPS5949513B2
JPS5949513B2 JP5137981A JP5137981A JPS5949513B2 JP S5949513 B2 JPS5949513 B2 JP S5949513B2 JP 5137981 A JP5137981 A JP 5137981A JP 5137981 A JP5137981 A JP 5137981A JP S5949513 B2 JPS5949513 B2 JP S5949513B2
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JP
Japan
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lance
frame
gunning
movable frame
furnace
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JP5137981A
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JPS57166473A (en
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恒夫 長嶺
貞治 田中
栄一 丹野
輝雄 平松
忠志 森本
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、転炉その他の精錬容器のライニング補修用フ
り−ムガンニング装置に関するものである。
一般に、転炉その他の精錬容器の寿命は耐火物ライニン
グの損耗速度により決まり、耐火物ライニングの部分的
損耗によつて炉を止めることは耐火物原単位、エネルギ
ー等の点で大きなデメリツトを生ずる。
特に、出鋼温度の高い厳しい状況下では、この傾向は顕
著であることから、部分的に損耗したライニング部分を
補修して、炉全体の損耗量を一定に保つことは大きなメ
リットとなる。従来、転炉その他の精錬容器の耐火物ラ
イニングの部分的損耗部分を補修する方法として特公昭
51−40841号公報に記載されているような乾式補
修法が知られている。この乾式補修法は、微粉耐火物お
よび固形微粉燃料と酸素とをランス先端のノズルから、
例えば出鋼直後の精錬炉の高温、例えば1350〜15
00℃の炉壁面に吹付け、その燃焼火炎により溶融また
は半溶融状態にした耐火物を耐火物ライニングの損耗部
分に吹付け被着させ、耐火物どうしを結合させて補修す
るフり−ムガンニング法と称せられるものである。
かかるフり−ムガンニング法に用いられるフレームガン
ニング装置は、例えば長さが7〜10mで、外径が10
0〜2001のような長大な鋼製ランスを具え、このラ
ンスは内部に微粉耐火物および固形微粉燃料の混合物と
、酸素ガスと、冷−却水(供給および戻り)とをそれぞ
れ通す通路を同心的に配置した4重管で構成されており
、かかる長大で重量の大きなランスをそ°一方の端部で
台車上に回転旋回および傾動可能に支持し、台車からラ
ンスを一方向に突出延長し、ランスを回転、旋回、傾動
する機能及び移動させる機能を有することによりランス
先端のノズルを炉内の任意の位置に移動し、フレームガ
ンニングを行なえる機構となつている。
前述したようにフレームガンニング装置は精錬容器の損
耗部に対し耐火物のフレームガンニングを行ない、フレ
ームガンニング被覆した耐火物ライニングを均等な厚み
に保持し、ライニング寿命を延長することを目的とする
フレームガンニング作業に用いられるものである。
このため、フレームガンニング装置はライニング(レヴ
ガ積替)直後からしばらくの期間(損耗部が生じる間)
は待機することになり、損耗部が生じ、フレームガンニ
ングを行なう状態に至つても、炉の精錬稼動中はフv−
ムガンニング装置は炉の周辺作業に影響しない場所に収
納して待機させておき、必要時に速かに炉前位置に移動
させ得ることが必要で、即ち、ガンニング時に対する機
動性が要求される。また、通常精錬炉は2〜3基備えら
れ、交互に吹錬が行なわれるから、この休止期間を利用
してガンニングを行なうために、フレームガンニング装
置は各炉間を機敏に移動し得ることが要求される。しカ
ルながら、従来のガンニング裟置は、(1)装置が大き
く、特にランスが長大であるために、待機収納するため
には広いスペースが必要であり、(2)重量が重く移動
が容易でなく、 (3)移動時の方向転換は長いランスのために、スペー
スを要し、衝突等に対する配慮がかなり必要であり、ま
た、(4)台車から一方向にのみ突出したランスは安定
性が悪く、転倒する危険があり、(5) またクレーン
等による懸架時においては特殊なワイヤー懸けが必要で
時間を浪費する。
等の不都合がある。
本発明は、上述した点に鑑み、ランスを台車上に着脱可
能に取付けて、台車から分離し得るよう構成することに
よつて、台車の移動機能を増大させるとともに退避、待
機、収納時の占有面積の効率化を計ることを目的とする
以下、本発明を図面につき説明する。
図に示すように、台車1はフレーム2と4個の走行車輪
3とを具え、フv−ム2内に駆動装置4と旋回駆動モー
タ5が設けられ、フv−ム2上に旋回ギヤ6を旋回可能
に支承し、旋回駆動モータ5によりピニオン7を介して
旋回ギヤ6it旋回し得るよう構成している。
旋回ギヤ6上に可動フVーム8を枢支ピン9により枢着
し、可動フレーム8上に設けた油圧シリンダ装置のよう
な傾動アクチユエータ10のピストンロツド11を旋回
ギヤ6上のプラケツト12にピン13により連結してア
クチユエータ10により可動フレーム8を傾動可能とし
、可動フレーム8上にランス回転用駆動装置14を設け
、そのピニオン15をランス16上のギヤ17に噛合さ
せることによつて可動フレーム8上に支持したランス1
6を回転し得るよう構成している。ランス16を可動フ
レーム8上に着脱可能に装着し得るとともにその装着状
態において上述したように回転し得るよう支承するため
の軸受クランプ装置として、分割型軸受半部18,19
を可動フレーム8上に左右に開放した位置から図示の閉
合位置に摺動自在に設け、各軸受半部18,19に油圧
シリンダ装置20,21を連結して開閉作動させるよう
にする。
さらに、可動フレーム8には一対の離間したランス着脱
用アーム22,22を設け、各アーム22の一端を可動
フレーム8にピン23によつて枢着して第3図に実線で
示すランス取付位置と仮想線で示すランス取り外し位置
との間に回動自在とし、油圧シリンダ装置24によつて
開閉作動させるフインガ一25,26を設ける。図示の
例では、分割型軸受半部18,19によりランス16を
回動自在かつ着脱可能に支承するための軸受クランプ装
置を構成しているが、例えば、ランス16に軸受を取付
け、その軸受箱を両側からクランプして固体保持し得る
適当なクランプ部材を油圧シリンダ装置20,21によ
つて開閉作動し得るよう構成して傾動フレーム8上に設
けることもできる。
上述の構成になるフレームガンニング装置は、待機状態
においてランス16を台車1上から外し、第4図に示す
ように転炉アートの転炉27から離れた精錬作業に邪魔
にならぬ場所に設けられたランス置台28上にランス1
6は格納され、台車1はその周辺で通常の吹錬作業に支
障のない位置に待機する。
今、ガンニング作業をしようとする時には、台車1は台
車フレーム2内に内蔵するエンジン等により各可動部を
動かす油圧源4を駆動する(図示せず)。
油圧源の駆動により、台車1は4個の車輪3で走行する
。この時車輪3は各々0〜120の範囲で方向を変え得
るようにすれば、台車1は900の方向転換が可能で更
にその機動性は向上する。台車1をランス16の置台2
8の側方に移動し、置台28上に格納されているランス
16の長手方向の中間において2本のランス着脱用アー
ム22を回転し(回転は図示しないがロータリーアクチ
ユエータ又は油圧シリンダ等により可能である)、更に
その先端にあるフインガ一25,26を油圧シリンダ装
置24で開閉操作して、ランス20を掴み、アーム22
を回転してランス16を台車1上にのせる。
これによりランス16は第5図に示すようにその長手方
向の中央部で台車1上に・くランス良く支持される。か
ようにして、ランス16を支持した台車1は精錬炉27
に向つて走行すると共に旋回駆動モータ5によりランス
16を回転し、そのノズル29側の先端を90ス傾動位
置にある炉27の炉口30に向ける。
炉口30とランス16がz出しされると、ランス16は
ランス着脱アーム22およびフインガ一25,26の操
作により一旦仮置台31に置く(第4図参照)。次に、
台車1はランス16を仮置台31上に置いたまま、炉口
30から遠去かる方向に後退移動し、所定の位置、即ち
ランス16の軸受け部と台車1上の軸受部18,19が
合致する位置で再びランス161:フインガ一25,2
6でクランプすると共にランス後端に微粉耐火材、燃料
、酸素および冷却水等の配管32を接続する。
再び、ランス着脱アーム22を駆動すると共に、台車1
上の軸受開閉用油圧シリンダ装置20,21により軸受
半部18,19を左右に開き、これらの軸受半部間にラ
ンス16の軸受部を位置させ、軸受半部18,19を閉
じ、ランスを固定する。
伺この軸受はランスにローラベアリング等を装着してお
けば、ランスの回転に対しては非常に有利である。なお
、この際ランス着脱アーム22上のフインガ一25,2
6は開放したままとすることによりランスの回転に対し
て影響しないようにしておく。これで準備が終了する。
次に、台車1を転炉27に向けて前進し、ランス16を
転炉内に挿入し、炉壁の所要の補修個所に対応してラン
ス16を旋回、傾動および回転し、さらには台車により
前後進させて位置決めし、ランス16の先端のノズルか
ら予定量の微粉耐火物および固形微粉コークスの混合物
を酸素ガスにより炉壁の高熱耐火物ライニングの表面に
向けて吹付けフレームガンニングを行なう。
ガンニング終了時には、上述したとは逆の操作、即ち、
軸受を開き、ランスを取り出し、仮置きし、ホースを外
し、ランスを持ち換え、退避する訳である。
上述したように、本発明によれば、ランスを台車から取
外し可能の構造としたため、台車の移動、特に炉間の移
動が安全かつ迅速に行ない得るばかりでなく、収納時は
ランスに配慮する必要がなく、狭隘場所に収まり作業ス
ペースに影響を与えることも少ない等種々の大なる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフv−ムガンニング装置の平面図
、第2図は同じく側面図、第3図は正面図、第4図は装
置の作動説明図、第5図は台車移動時のランス支持状態
を示す路線図である。 1・・・台車、2・・・フレーム、3・・・車輪、4・
・・駆動装置、5・・・旋回駆動モータ、6・・・旋回
ギヤ、7・・・ピニオン、8・・・可動フレーム、9・
・・枢支ピン、10・・・傾動アクチユエータ、11・
・・ピストンロツド、12・・・ブラケツト、13・・
・連結ピン、14・・・ランス回転用駆動装置、15・
・・ピニオン、16・・・ランス、18,19・・・分
割型軸受半部、20,21・・・油圧シリンダ装置、2
2・・・ランス着脱用アーム、23・・・枢支ピン、2
4・・・油圧シリンダ装置、,25,26・・・フイン
ガ一、27・・・転炉、28・・・ランス置台、29・
・・ノズル、30・・・炉口、31・・・仮置台、32
・・・配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 台車上に旋回および傾動可能に設けられた可動フレ
    ームと、この可動フレーム上にランスを回転自在かつ着
    脱可能に支承し左右に開閉可能な分割軸受クランプ装置
    と、前記可動フレームの側方にランスを分離するための
    一端を可動フレームに回動自在に枢着されランスの長さ
    方向に離間して設けられた一対のランス着脱用アームと
    、該着脱用アームの他端にランスを把持する開閉可能な
    フィンガーとを具え、ランスを台車から分離可能とした
    ことを特徴とするライニング補修用フレームガンニング
    装置。
JP5137981A 1981-04-06 1981-04-06 ライニング補修用フレ−ムガンニング装置 Expired JPS5949513B2 (ja)

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JP5137981A JPS5949513B2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06 ライニング補修用フレ−ムガンニング装置

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JP5137981A JPS5949513B2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06 ライニング補修用フレ−ムガンニング装置

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