JPH0327325Y2 - - Google Patents

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JPH0327325Y2
JPH0327325Y2 JP8025385U JP8025385U JPH0327325Y2 JP H0327325 Y2 JPH0327325 Y2 JP H0327325Y2 JP 8025385 U JP8025385 U JP 8025385U JP 8025385 U JP8025385 U JP 8025385U JP H0327325 Y2 JPH0327325 Y2 JP H0327325Y2
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JP
Japan
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magnetron
cooling fin
cooling
notches
main body
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JP8025385U
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JPS61196443U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はマグネトロンに関し、特に冷却フイン
に係る。
(ロ) 従来の技術 一般に、マグネトロンは動作時に高温となるた
め、本体の外周には複数の冷却フインが圧入固着
されている。
第5図は、実開昭54−184059号公報に見られる
マグネトロンを示す部分断面図である。1はマグ
ネトロン本体、2は該マグネトロン本体の一端に
突設された出力アンテナ、3は該マグネトロン本
体の他端に突設された陰極、4,4は出力アンテ
ナ2及び陰極3の周囲に配された一対の環状永久
磁石、5は該永久磁石の各々を磁気的に結合する
枠状の磁気ヨーク、6は陰極3の先端及び該先端
に接続されたフイルタ回路(図示せず)を包囲す
るシールドケース、7,7…はマグネトロン本体
1の外周に圧入固着された複数の冷却フイン、
8,8は該冷却フインの位置決め用に磁気ヨーク
5に形成された突起である。
第6図は斯る冷却フイン7を示している。1
0,10…は冷却フイン7の両端部に設けられた
複数の切欠、11,11…は該切欠によつて冷却
フイン7の両端部に形成された複数の舌片であ
り、各舌片は、切欠10,10…の端部を結ぶ線
上の位置で、順次交互に折曲げ傾斜されている。
12はマグネトロン本体1への挿入孔であり、該
本体の外周とほぼ同一径である。
而して、冷却フイン7は広範囲に亘つて存在
し、効率良くマグネトロン本体1を冷却する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、通常冷却フイン7はマグネトロン本
体1に圧入固着されるが、冷却フイン7は端部に
複数の切欠10,10…を有するため、圧入固着
時に、冷却フイン7は切欠10,10…と直交す
る方向において湾曲し易い。従つて、斯る湾曲に
よつて挿入孔12が歪んでマグネトロン本体1と
冷却フイン7との密着性が悪化し、マグネトロン
本体1の冷却が不十分となる。また、冷却フイン
7の湾曲によつて位置決め用の突起8との整合が
変化し、突起8が位置決め用として作用しない。
従つて、本考案の目的は、冷却フインの湾曲等
の変形を防止することにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、マグネトロン本体と、該本体の外周
に圧入固着された複数の冷却フインとを有するマ
グネトロンにおいて、上記冷却フインの両端には
切欠によつて複数の舌片が形成されていると共
に、上記切欠より内方に折曲部が設けられている
ことを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案の構成によれば、従来冷却フインの圧入
固着に冷却フインに生じていた湾曲は、冷却フイ
ンの折曲部によつて防止される。
(ヘ) 実施例 第1図a及びbは本考案のマグネトロンに使用
される冷却フイン20の一実施例を示す側面図及
び平面図である。冷却フイン20は、切欠10,
10…と直交する全幅に亘つて切欠10,10…
の端部より内方の折曲部21で一方向に折曲げ傾
斜され、また中央の舌片11,11が切欠10,
10…の端部を結ぶ位置で他方向に折曲げ傾斜さ
れている。なお、第6図と同一部分には同一番号
を付している。
従つて、上述のように折曲部21を設けること
によつて冷却フイン20の圧入固着時に冷却フイ
ン20の湾曲は折曲部21にて防止される。
第2図乃至第4図は、夫々本考案の他の実施例
を示している。第2図及び第3図において、冷却
フイン30,40は、切欠(図に現われていな
い)の端部より内方の任意の位置に上方へ突出し
た折曲部31,41を有し、また、第4図におい
て、冷却フイン50は上下方向へ突出した折曲部
51a,51bを有している。
これら折曲部31,41,51a,51bによ
り、冷却フイン30,40,50の湾曲は確実に
防止される。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、冷却フインの圧入固着時に冷
却フインに湾曲が発生することはなく、従つて、
冷却フインとマグネトロン本体との密着性は良好
となり、効率良く冷却を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは本考案の一実施例を示す側面
図及び平面図、第2図乃至第4図は夫々本考案の
他の実施例を示す側面図、第5図は従来例のマグ
ネトロンを示す側面図、第6図a及びbは従来例
を示す側面図及び平面図である。 1……マグネトロン本体、20,30,40,
50……冷却フイン、10……切欠、21,3
1,41,51a,51b……折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネトロン本体と、該本体の外周に圧入固着
    された複数の冷却フインとを有するマグネトロン
    において、上記冷却フインの両端には切欠によつ
    て複数の舌片が形成されていると共に、上記切欠
    より内方に折曲部が設けられていることを特徴と
    するマグネトロン。
JP8025385U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0327325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8025385U JPH0327325Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JP8025385U JPH0327325Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61196443U JPS61196443U (ja) 1986-12-08
JPH0327325Y2 true JPH0327325Y2 (ja) 1991-06-13

Family

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JPS61196443U (ja) 1986-12-08

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