JPH03272995A - デザインハンドレールの製造方法 - Google Patents
デザインハンドレールの製造方法Info
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- JPH03272995A JPH03272995A JP7194190A JP7194190A JPH03272995A JP H03272995 A JPH03272995 A JP H03272995A JP 7194190 A JP7194190 A JP 7194190A JP 7194190 A JP7194190 A JP 7194190A JP H03272995 A JPH03272995 A JP H03272995A
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は乗客コンベアにおけるハンドレールに表示を施
して成るデザインハンドレールの製造方法に関する。
して成るデザインハンドレールの製造方法に関する。
従来のこの種のデザインハンドレールとしては、更
巷間昭51−61689号公報に記載のようにハンドレ
ールの表面に、その色とは異なる色の標識を施し、その
上に吹付けにより透明ウレタンゴム層を設けたものが知
られている。
ールの表面に、その色とは異なる色の標識を施し、その
上に吹付けにより透明ウレタンゴム層を設けたものが知
られている。
しかしながら従来のデザインハンドレールは、走行中に
屈曲を受けると、標識にひび割れが生じてしまい十分な
耐久性を得るのが難しかった。
屈曲を受けると、標識にひび割れが生じてしまい十分な
耐久性を得るのが難しかった。
本発明の目的は、走行中に屈曲を受けても表示がひび割
れすることなく十分な耐久性を有するデザインハンドレ
ールの製造方法を提供するにある。
れすることなく十分な耐久性を有するデザインハンドレ
ールの製造方法を提供するにある。
本発明は上記目的を達成するために、ハンドレールの表
面に表示に対応する切抜きを有するシートを貼付する工
程と、上記切抜きを通して上記ハンドレールの表面に着
色ウレタン樹脂を用いて表示する工程と、上記シートを
剥す工程と、上記表示およびその近傍に液状の透明ウレ
タン樹脂を塗布してコーティング膜を形成する工程とを
有することを特徴とする。
面に表示に対応する切抜きを有するシートを貼付する工
程と、上記切抜きを通して上記ハンドレールの表面に着
色ウレタン樹脂を用いて表示する工程と、上記シートを
剥す工程と、上記表示およびその近傍に液状の透明ウレ
タン樹脂を塗布してコーティング膜を形成する工程とを
有することを特徴とする。
本発明によるデザインハンドレールの製造方法は上述の
如き工程を有するものであるから、切抜きを有するシー
トを用いることによって表示を所望の膜厚にすることが
できると共に、着色ウレタン樹脂と透明ウレタン樹脂と
はハンドレールと同様あるいはそれ以上の伸び率をもつ
よう設定するのが容易であり、走行中に屈曲や伸縮を受
けてもこれに対応させて屈曲および伸縮させることがで
き、ひび割れが発生しない十分な耐久性を有するデザイ
ンハンドレールが得られる。
如き工程を有するものであるから、切抜きを有するシー
トを用いることによって表示を所望の膜厚にすることが
できると共に、着色ウレタン樹脂と透明ウレタン樹脂と
はハンドレールと同様あるいはそれ以上の伸び率をもつ
よう設定するのが容易であり、走行中に屈曲や伸縮を受
けてもこれに対応させて屈曲および伸縮させることがで
き、ひび割れが発生しない十分な耐久性を有するデザイ
ンハンドレールが得られる。
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図はデザインハンドレールの製造工程を示す流れ図
である。この実施例では既納品の乗客コンベア用ハンド
レールを加工してデザインハンドレールにする場合につ
いて説明する。
である。この実施例では既納品の乗客コンベア用ハンド
レールを加工してデザインハンドレールにする場合につ
いて説明する。
先ず、工程10としてハンドレールの表面を研磨し、表
面の劣化層や傷を取り除く。次いで、工程11のように
ハンドレールに施す表示と同一形状のシートをハンドレ
ールの研磨済み表面に貼付する。
面の劣化層や傷を取り除く。次いで、工程11のように
ハンドレールに施す表示と同一形状のシートをハンドレ
ールの研磨済み表面に貼付する。
このシートを貼付した部分を除く近傍に、工程12の如
く後述する液状の透明ウレタン樹脂で予備膜を形成する
。その後、このシートを剥すが、これら工程11.12
は省略することもできる。工程13では、表示に対応す
る部分を切抜いたシートを貼付するが、工程11.12
を行なった場合は、前者のシートを剥した部分に後者の
シートの切抜きが対応するようにする。この状態で、切
抜きを通してハンドレールの表面に着色ウレタン樹脂で
表示する。
く後述する液状の透明ウレタン樹脂で予備膜を形成する
。その後、このシートを剥すが、これら工程11.12
は省略することもできる。工程13では、表示に対応す
る部分を切抜いたシートを貼付するが、工程11.12
を行なった場合は、前者のシートを剥した部分に後者の
シートの切抜きが対応するようにする。この状態で、切
抜きを通してハンドレールの表面に着色ウレタン樹脂で
表示する。
その後、工程15でシートを剥し、工程16で表示上お
よび周辺部に液状の透明ウレタン樹脂を塗布してコーテ
ィング膜を形成する。
よび周辺部に液状の透明ウレタン樹脂を塗布してコーテ
ィング膜を形成する。
更に8、〕れら工程の詳細については第2回〜第5図を
用いて説明する。
用いて説明する。
第2図は第1図の工程10に対応するもので、ハンドレ
ール3の化粧ゴム層3aを研磨し、表面の劣化層や傷を
取り除く、研磨装置としてはへルトサンダーを用い、表
面の劣化および傷の深さに応じてベルトサングーのペー
パー粗さや、ペーパー粗さの種類数を選択し、粗さの大
きいペーパーから順次小さいペーパーのものを用いて研
磨する。
ール3の化粧ゴム層3aを研磨し、表面の劣化層や傷を
取り除く、研磨装置としてはへルトサンダーを用い、表
面の劣化および傷の深さに応じてベルトサングーのペー
パー粗さや、ペーパー粗さの種類数を選択し、粗さの大
きいペーパーから順次小さいペーパーのものを用いて研
磨する。
次いで、水洗いによって研磨粉を除去し、その後自然乾
燥する。
燥する。
次ぎに第1図の工程I3に対応する第3図に示す形状の
切抜き4aを有するシート4を貼付する。
切抜き4aを有するシート4を貼付する。
このシート4は、厚さ100ミクロン(0,1mm )
のシート材に30ミクロン(0,03sm)の接着副層
を形成したものである。また接着剤は、シート4を化粧
ゴム層3aの表面から剥がしたとき接着剤が表面に残存
しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤およびト
リクロルエタンガスを含有したものが適している。
のシート材に30ミクロン(0,03sm)の接着副層
を形成したものである。また接着剤は、シート4を化粧
ゴム層3aの表面から剥がしたとき接着剤が表面に残存
しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤およびト
リクロルエタンガスを含有したものが適している。
この状態で第1図に示した工程14に対応して、シート
4の切抜き4ajriliシてハンドレール3の表面に
表示5を形成する。この作業に際して、ハンドレール3
の地色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレ
タン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3aの
表面に、白色のウレタン樹脂による表示5を形成する。
4の切抜き4ajriliシてハンドレール3の表面に
表示5を形成する。この作業に際して、ハンドレール3
の地色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレ
タン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3aの
表面に、白色のウレタン樹脂による表示5を形成する。
ここで用いられる着色ウレタン樹脂は、純性ウレタンを
主成分とし、白色チタン、セロソルブアセテート、トル
エン、メチルイソブチルケトンおよびトリエチレンヂア
ミンを含有している。Ink形成用の着色ウレタン樹脂
の塗布厚さはハンドレール3の地色が見えなくなる程度
、すなわち100 ミクロン(0,1mn )とする。
主成分とし、白色チタン、セロソルブアセテート、トル
エン、メチルイソブチルケトンおよびトリエチレンヂア
ミンを含有している。Ink形成用の着色ウレタン樹脂
の塗布厚さはハンドレール3の地色が見えなくなる程度
、すなわち100 ミクロン(0,1mn )とする。
−回の塗布で100 ミクロン(0,1mm )の膜厚
が得られないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂
を塗布する。また、この着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸
び率は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上
である。その後、第1図の工程15に対応してシート4
を剥がすと共に、工程16に従って白色ウレタン樹脂に
よる表示5を付したハンドレール3の表面全体に、液状
の透明ウレタン樹脂を、表示5以外の部分の膜厚が20
0 ミクロン(0,2+m )程度となるように塗布す
る。−回の塗布で所定の膜厚さにならないので、塗布と
自然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚のコーティング膜
6を得、その後コーティング膜6を自然乾燥する。ここ
で用いられる液状の透明ウレタン樹脂は、純性ウレタン
を主成分とし、セロソルブアセテート、トルエン、キシ
レン、酢酸エチル、フリーイソシアネートおよびトリエ
チレンヂアミンを含有している。また、この透明ウレタ
ン樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と
同等またはそれ以上である。
が得られないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂
を塗布する。また、この着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸
び率は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上
である。その後、第1図の工程15に対応してシート4
を剥がすと共に、工程16に従って白色ウレタン樹脂に
よる表示5を付したハンドレール3の表面全体に、液状
の透明ウレタン樹脂を、表示5以外の部分の膜厚が20
0 ミクロン(0,2+m )程度となるように塗布す
る。−回の塗布で所定の膜厚さにならないので、塗布と
自然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚のコーティング膜
6を得、その後コーティング膜6を自然乾燥する。ここ
で用いられる液状の透明ウレタン樹脂は、純性ウレタン
を主成分とし、セロソルブアセテート、トルエン、キシ
レン、酢酸エチル、フリーイソシアネートおよびトリエ
チレンヂアミンを含有している。また、この透明ウレタ
ン樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と
同等またはそれ以上である。
以上の手順により、ハンドレール3の露出している範囲
の表面の再生と表示5の形成が完了し、残りの範囲につ
いても前記と同じ手順を経て表面の再生と表示5の形成
を行なう。
の表面の再生と表示5の形成が完了し、残りの範囲につ
いても前記と同じ手順を経て表面の再生と表示5の形成
を行なう。
しかしながら上述の手順によれば、着色ウレタン樹脂に
よる表示5の上に透明ウレタン樹脂によるコーティング
M6が積層されるため、表示5の部分が少し盛り上がる
が、次ぎの手順によれば盛り上がりを無くすることがで
きる。これは第1図における工程11.12を追加した
場合に相当する。
よる表示5の上に透明ウレタン樹脂によるコーティング
M6が積層されるため、表示5の部分が少し盛り上がる
が、次ぎの手順によれば盛り上がりを無くすることがで
きる。これは第1図における工程11.12を追加した
場合に相当する。
つまり第6図は先の実施例における第2図と同様にして
第1図の工程10を行なうが、その後、第1図の工程1
1に対応して第7図に示すように、前述した表示5に全
く対応した形状のシート4を貼付する。先の実施例では
表示に対応する部分を切抜いていたが、本実施例では表
示に対応する形状のシート4となっている。このシート
4は厚さ100ミクロンのシート材に30ミクロンの接
着剤層を形成したものであり、この接着剤は、シート4
を化粧ゴム層3aの表面から剥がしたとき、そこに残存
しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤およびト
リクロエタンガスを含有したものが適している。
第1図の工程10を行なうが、その後、第1図の工程1
1に対応して第7図に示すように、前述した表示5に全
く対応した形状のシート4を貼付する。先の実施例では
表示に対応する部分を切抜いていたが、本実施例では表
示に対応する形状のシート4となっている。このシート
4は厚さ100ミクロンのシート材に30ミクロンの接
着剤層を形成したものであり、この接着剤は、シート4
を化粧ゴム層3aの表面から剥がしたとき、そこに残存
しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤およびト
リクロエタンガスを含有したものが適している。
次ぎに、この状態で第8図に示すようにシート4の周辺
に、液状の透明ウレタン樹脂を厚さ100ミクロン程度
となるように塗布して予備膜6aを形成し工程12を実
施する。−回の塗布で所定の膜厚さにならない場合は、
塗布と自然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚さを得る。
に、液状の透明ウレタン樹脂を厚さ100ミクロン程度
となるように塗布して予備膜6aを形成し工程12を実
施する。−回の塗布で所定の膜厚さにならない場合は、
塗布と自然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚さを得る。
その後、これを自然乾燥する。ここで用いられる液状の
透明ウレタン樹脂は、純性ウレタンを主成分とし、セロ
ソルブアセテート、トルエン、キシレン、酢酸エチル、
フリーイソシアネートおよびトリエチレンヂアミンを含
有している。また、この透明ウレタン樹脂の乾燥後の伸
び率は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上
である。
透明ウレタン樹脂は、純性ウレタンを主成分とし、セロ
ソルブアセテート、トルエン、キシレン、酢酸エチル、
フリーイソシアネートおよびトリエチレンヂアミンを含
有している。また、この透明ウレタン樹脂の乾燥後の伸
び率は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上
である。
次ぎに、第9図に示すようにシート4を剥がすと共に、
第1図の工程13に対応してシート4あるいは表示に対
応する形状の切欠き7aを有するシート7を先のシート
4の位置に合わせて貼付する。
第1図の工程13に対応してシート4あるいは表示に対
応する形状の切欠き7aを有するシート7を先のシート
4の位置に合わせて貼付する。
従って、シート7によって予備層6aは被われ、この予
備層がない部分が切抜き7aに対応している。このシー
ト7の先のシート4と同様に構成されたものである。
備層がない部分が切抜き7aに対応している。このシー
ト7の先のシート4と同様に構成されたものである。
この状態で、第10図に示すようにハンドレール3に貼
付されたシート4の切抜き4aに、ハンドレール3の地
色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレタン
樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧廿ム層3aの表面
に白色のウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧
ゼム層3aの表面に白色のウレタン樹脂による表示5を
形成して工程14を実施する。ここで用いられる着色ウ
レタン樹脂は、先の実施例と同様に純性ウレタンを主チ
レンヂアミンを含有している。i色つレタン樹脂による
表示5の塗布厚さは予備層6aと同じにする。−回の塗
布で100 ミクロンの表示5の膜厚が得られないとき
は、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率
は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上であ
る。
付されたシート4の切抜き4aに、ハンドレール3の地
色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレタン
樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧廿ム層3aの表面
に白色のウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧
ゼム層3aの表面に白色のウレタン樹脂による表示5を
形成して工程14を実施する。ここで用いられる着色ウ
レタン樹脂は、先の実施例と同様に純性ウレタンを主チ
レンヂアミンを含有している。i色つレタン樹脂による
表示5の塗布厚さは予備層6aと同じにする。−回の塗
布で100 ミクロンの表示5の膜厚が得られないとき
は、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率
は、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上であ
る。
その後、第1図の工程15および工程16に従って第1
1図に示すようにシート7を剥がし、自然乾燥させた後
、表示5を含む周辺の表面に、液状の透明ウレタン樹脂
を塗布し、膜厚100ミクロン程度のコーティング膜6
を得る。この液状の透明ウレタン樹脂は第8図で説明し
た予備層6aを形成するために用いたものと同一である
。
1図に示すようにシート7を剥がし、自然乾燥させた後
、表示5を含む周辺の表面に、液状の透明ウレタン樹脂
を塗布し、膜厚100ミクロン程度のコーティング膜6
を得る。この液状の透明ウレタン樹脂は第8図で説明し
た予備層6aを形成するために用いたものと同一である
。
このような手順によって表示5とコーティング!16を
得れば、表示5の部分と、その周辺部分のウレタン樹脂
による膜厚は等しくなる。
得れば、表示5の部分と、その周辺部分のウレタン樹脂
による膜厚は等しくなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ハンドレールの表面に表
示に対応する切抜きを有するシートを貼付する工程と、
上記切抜きを通してハンドレールの表面に着色ウレタン
樹脂を用いて表示する工程と、上記シートを剥す工程と
、上記表示およびその近傍に液状の透明ウレタン樹脂を
塗布してコーティング膜を形成する工程とによってデザ
インハンドレールを得たため、シートによって表示を所
望の膜厚にすることができ、着色ウレタン樹脂と透明ウ
レタン樹脂とはハンドレールと同様あるいはそれ以上の
伸び率をもつよう設定するのが容品であり、走行中の屈
曲や伸縮に対応できるのでびび割れが発生しない十分な
耐久性を備えることができる。
示に対応する切抜きを有するシートを貼付する工程と、
上記切抜きを通してハンドレールの表面に着色ウレタン
樹脂を用いて表示する工程と、上記シートを剥す工程と
、上記表示およびその近傍に液状の透明ウレタン樹脂を
塗布してコーティング膜を形成する工程とによってデザ
インハンドレールを得たため、シートによって表示を所
望の膜厚にすることができ、着色ウレタン樹脂と透明ウ
レタン樹脂とはハンドレールと同様あるいはそれ以上の
伸び率をもつよう設定するのが容品であり、走行中の屈
曲や伸縮に対応できるのでびび割れが発生しない十分な
耐久性を備えることができる。
第1図は本発明の一実施例によるデザインハンドレール
の製造方法を示す作業工程図、第2図乃至第5図は第1
図の各工程に対応する作業中のデザインハンドレールの
斜視図、第6図乃至第11図は本発明の他の実施例によ
るデザインハンドレールの製造方法による各工程に対応
する作業中のデザインハンドレールの斜視図である。 3・・・ハンドレール、3a・・・化粧ゴム層、4・・
・シート、4a・・・切抜き、5・・・表示、6・・・
コーティング膜、7・・・シート、1a−切抜き、10
〜16・・・工程。 第1図 第 2 第 図 図 第 図 第 図 第 図 第 図
の製造方法を示す作業工程図、第2図乃至第5図は第1
図の各工程に対応する作業中のデザインハンドレールの
斜視図、第6図乃至第11図は本発明の他の実施例によ
るデザインハンドレールの製造方法による各工程に対応
する作業中のデザインハンドレールの斜視図である。 3・・・ハンドレール、3a・・・化粧ゴム層、4・・
・シート、4a・・・切抜き、5・・・表示、6・・・
コーティング膜、7・・・シート、1a−切抜き、10
〜16・・・工程。 第1図 第 2 第 図 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二つの乗降口間を走行する踏み段の側面に配置され
、上記踏み段とほぼ同一速度で走行するゴム性のハンド
レールを備え、このハンドレールの表面に表示を有して
成るデザインハンドレールの製造方法において、上記ハ
ンドレールの表面に表示に対応する切抜きを有するシー
トを貼付する工程と、上記切抜きを通して上記ハンドレ
ールの表面に着色ウレタン樹脂を用いて表示する工程と
、上記シートを剥す工程と、上記表示およびその近傍に
液状の透明ウレタン樹脂を塗布してコーティング膜を形
成する工程とを有することを特徴とするデザインハンド
レールの製造方法。 2、請求項1記載のものにおいて、上記着色ウレタン樹
脂としては純性ウレタン、セロソルブアセテート、トル
エン、メチルイソブチルケトン、トリエチレンヂアミン
およびチタンを含み、上記透明ウレタン樹脂としては純
性ウレタン、セロソルブアセテート、トルエン、酢酸エ
チル、フリーイソシアネートおよびトリエチレンヂアミ
ンを含むことを特徴とするデザインハンドレールの製造
方法。 3、請求項1記載のものにおいて、上記着色ウレタン樹
脂および上記透明ウレタン樹脂は、上記ハンドレールの
伸び率以上の伸び率を有することを特徴とするデザイン
ハンドレールの製造方法。 4、請求項1記載のものにおいて、上記シートを上記ハ
ンドレールの表面に貼付するため、アクリルゴム、有機
溶剤およびトリクロルエタンガスを含有する接着剤を用
いたことを特徴とするデザインハンドレールの製造方法
。
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JP2071941A JP2609341B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | デザインハンドレールの製造方法 |
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JPH03272995A true JPH03272995A (ja) | 1991-12-04 |
JP2609341B2 JP2609341B2 (ja) | 1997-05-14 |
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JP (1) | JP2609341B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6047809A (en) * | 1996-08-23 | 2000-04-11 | Idetsuki; Hirokazu | Methods of giving information through a moving handrail |
WO2002032803A1 (fr) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Liangen Shan | Main courante d'escaliers mecaniques ou trottoir roulant |
JP2007119205A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Toshiba Elevator Co Ltd | エスカレータガード板およびエスカレータ設備 |
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JPH0212832U (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-26 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2071941A patent/JP2609341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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