JPH03272993A - 乗客コンベア用デザインハンドレールの製造方法 - Google Patents
乗客コンベア用デザインハンドレールの製造方法Info
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- JPH03272993A JPH03272993A JP6827890A JP6827890A JPH03272993A JP H03272993 A JPH03272993 A JP H03272993A JP 6827890 A JP6827890 A JP 6827890A JP 6827890 A JP6827890 A JP 6827890A JP H03272993 A JPH03272993 A JP H03272993A
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野コ
本発明は、移動道路やエスカレータ等の乗客コンベアに
おけるデザインハンドレールに関する。
おけるデザインハンドレールに関する。
[従来の技術]
従来のこの種のデザインハンドレールとしては、実開昭
51−61689号公報に記載されているように、ハン
ドレールの表面に、その色とは異なる色の標識を施し、
その上に吹付けにより透明ウレタンゴム層を設けたもの
が知られている。
51−61689号公報に記載されているように、ハン
ドレールの表面に、その色とは異なる色の標識を施し、
その上に吹付けにより透明ウレタンゴム層を設けたもの
が知られている。
[発明が解決し、ようとする課M]
しかしながら従来のデザインハンドレールは上述の如き
構成であったため、走行中に屈曲を受けると、標識にひ
び割れが生じてしまい十分な耐久性を備えたハンドレー
ルを提供することは難しがった。
構成であったため、走行中に屈曲を受けると、標識にひ
び割れが生じてしまい十分な耐久性を備えたハンドレー
ルを提供することは難しがった。
本発明の目的は、走行中に屈曲を受1″jでも表示がひ
び割れすることなく十分な耐久性を備えた乗客コンベア
用デザインハンドレールを提供するにある。
び割れすることなく十分な耐久性を備えた乗客コンベア
用デザインハンドレールを提供するにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するために、ハンドレールの表
面に施した着色ウレタン樹脂による表示と、この表示上
に液状の透明ウレタン樹脂を塗布したコーティング膜ど
を形成したことを特徴とする。
面に施した着色ウレタン樹脂による表示と、この表示上
に液状の透明ウレタン樹脂を塗布したコーティング膜ど
を形成したことを特徴とする。
[作用]
本発明による乗客コンベア用デザインハンドレールは上
述の如き構成であるから、表示のために着色されたウレ
タン樹脂と、この表示の上に形成される透明ウレタン樹
脂とは、ハンドレールと同様あるいはそれ以上の伸び率
を有するように選定するのが容易であり、走行中に屈曲
や伸縮を受ける環境下で使用された場合でも、ウレタン
樹脂による表示と透明ウレタン樹脂によるコーティング
膜とがハンドレールの伸縮に対応して伸縮するので、ひ
び割れが発生しない十分な耐久性を備えた乗客コンベア
用デザインハンドレールが得られる。
述の如き構成であるから、表示のために着色されたウレ
タン樹脂と、この表示の上に形成される透明ウレタン樹
脂とは、ハンドレールと同様あるいはそれ以上の伸び率
を有するように選定するのが容易であり、走行中に屈曲
や伸縮を受ける環境下で使用された場合でも、ウレタン
樹脂による表示と透明ウレタン樹脂によるコーティング
膜とがハンドレールの伸縮に対応して伸縮するので、ひ
び割れが発生しない十分な耐久性を備えた乗客コンベア
用デザインハンドレールが得られる。
[実施例]
以下発明の一実施例を図面により説明する。
乗客コンベアは、第12図に示すように複数個無端状に
連結されると共に2つの乗降口間を走行する踏み段1と
、これらの踏み段1の両側に立設された欄干2と、前記
踏み段1の両側に配置されて踏み段1と同じ方向にほぼ
同一速度で走行するゴム製のハンドレール3と、前記踏
み段1やハンドレール3を走行させるための図示しない
駆動装置等から構成されている。
連結されると共に2つの乗降口間を走行する踏み段1と
、これらの踏み段1の両側に立設された欄干2と、前記
踏み段1の両側に配置されて踏み段1と同じ方向にほぼ
同一速度で走行するゴム製のハンドレール3と、前記踏
み段1やハンドレール3を走行させるための図示しない
駆動装置等から構成されている。
第1図は、ハンドレール3の一部を断面して示すと共に
、表面に表示を施して構成したデザインハンドレールを
示す斜視図である。
、表面に表示を施して構成したデザインハンドレールを
示す斜視図である。
ハンドレール3は断面C字状をしており、その表面は化
粧ゴム層3aとなっている。詳細は後述するが、デザイ
ンハンドレールの基本的な構造を説明すると、化粧ゴム
層3aの表面に、着色ウレタン樹脂によって所望の表示
5が施され、この表示5の上に液状の透明ウレタン樹脂
を塗布して形成したコーティング膜6を設けている。
粧ゴム層3aとなっている。詳細は後述するが、デザイ
ンハンドレールの基本的な構造を説明すると、化粧ゴム
層3aの表面に、着色ウレタン樹脂によって所望の表示
5が施され、この表示5の上に液状の透明ウレタン樹脂
を塗布して形成したコーティング膜6を設けている。
次に上述したデザインハンドレールの表示手順の詳細を
説明する。
説明する。
先ず、第2図に示すようにハンドレール3の化粧ゴム層
3aを研磨し、劣化層や表面の傷を取り除く。研磨装置
としてベルトサンダーを用い、表面の劣化および傷の深
さに応して、ベルトサンダーのペーパー粗さ、ペーパー
粗さの種類数を選択し、粗さの大きいペーパーから順次
小さいペーパーのものにしていき1表面を研磨する。次
いで、水洗いを行って研磨粉を除去し、その後自然乾燥
する。
3aを研磨し、劣化層や表面の傷を取り除く。研磨装置
としてベルトサンダーを用い、表面の劣化および傷の深
さに応して、ベルトサンダーのペーパー粗さ、ペーパー
粗さの種類数を選択し、粗さの大きいペーパーから順次
小さいペーパーのものにしていき1表面を研磨する。次
いで、水洗いを行って研磨粉を除去し、その後自然乾燥
する。
次に第3図に示すように乾燥後の化粧ゴム層3aの表面
に、付すべき文字、マーク、図形、模様等の表示に対応
する形状の切抜き4aを有するシート4を貼付する。こ
のシート4は、厚さ100ミクロン(0,11IITM
)のシート材に30ミクロン(0,03111m)の接
着剤層を形成したものである。また接着剤は、シート4
を化粧ゴム層3aの表面から剥がしたとき接着剤が表面
に残存しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤お
よびトリクロルエタンガスを含有したものが適している
。
に、付すべき文字、マーク、図形、模様等の表示に対応
する形状の切抜き4aを有するシート4を貼付する。こ
のシート4は、厚さ100ミクロン(0,11IITM
)のシート材に30ミクロン(0,03111m)の接
着剤層を形成したものである。また接着剤は、シート4
を化粧ゴム層3aの表面から剥がしたとき接着剤が表面
に残存しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤お
よびトリクロルエタンガスを含有したものが適している
。
この状態でシート4の切抜き4aの部分に、ハンドレー
ル3の地色と異なる色、例えば白色に着色された液状の
ウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3
aの表面に、白色のウレタン樹脂による表示5を形成す
る。ここで用いられる着色ウレタン樹脂は、純性ウレタ
ンを主成分とし、白色チタン、セロソルブアセテート、
トルエン、メチルイソブチルケトンおよびトリエチレン
ヂアミンを含有している。標識形成用の着色ウレタン樹
脂の塗布厚さはハンドレール3の地色が見えなくなる程
度、すなわち100ミクロン(0、1mm)とする。−
回の塗布で100ミクロン(0、1mm)の膜厚が得ら
れないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂を塗布
する。また、この着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率は
、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上である
。その後、シート4を剥がすと共に、白色ウレタン樹脂
による表示5を付したハンドレール8の表面全体に、液
状の透明ウレタン樹脂を、表示5以外の部分の膜厚が2
00ミクロン(0,2mm)程度となるように塗布する
。−回の塗布で所定の膜厚さにならないので、塗布と自
然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚のコーティング膜6
を得、その後コーティング膜6を自然乾燥する。ここで
用いられる液状の透明ウレタン樹脂は、純性ウレタンを
主成分とし、セロソルブアセテート、トルエン、キシレ
ン、酢酸エチル、フリーイソシアネートおよびトリエチ
レンヂアミンを含有している。また、この透明ウレタン
樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と同
等またはそれ以上である。
ル3の地色と異なる色、例えば白色に着色された液状の
ウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3
aの表面に、白色のウレタン樹脂による表示5を形成す
る。ここで用いられる着色ウレタン樹脂は、純性ウレタ
ンを主成分とし、白色チタン、セロソルブアセテート、
トルエン、メチルイソブチルケトンおよびトリエチレン
ヂアミンを含有している。標識形成用の着色ウレタン樹
脂の塗布厚さはハンドレール3の地色が見えなくなる程
度、すなわち100ミクロン(0、1mm)とする。−
回の塗布で100ミクロン(0、1mm)の膜厚が得ら
れないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹脂を塗布
する。また、この着色ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率は
、ハンドレール3の伸び率と同等またはそれ以上である
。その後、シート4を剥がすと共に、白色ウレタン樹脂
による表示5を付したハンドレール8の表面全体に、液
状の透明ウレタン樹脂を、表示5以外の部分の膜厚が2
00ミクロン(0,2mm)程度となるように塗布する
。−回の塗布で所定の膜厚さにならないので、塗布と自
然乾燥とを数回繰返し、所定の膜厚のコーティング膜6
を得、その後コーティング膜6を自然乾燥する。ここで
用いられる液状の透明ウレタン樹脂は、純性ウレタンを
主成分とし、セロソルブアセテート、トルエン、キシレ
ン、酢酸エチル、フリーイソシアネートおよびトリエチ
レンヂアミンを含有している。また、この透明ウレタン
樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と同
等またはそれ以上である。
以上の手順により、ハンドレール3の露出している範囲
の表面の再生と表示5の形成が完了し。
の表面の再生と表示5の形成が完了し。
残りの範囲についても前記と同じ手順を経て表面の再生
と表示5の形成を行う。
と表示5の形成を行う。
しかしながら上述の手順によれば、着色ウレタン樹脂に
よる表示5の上に透明ウレタン樹脂によるコーティング
膜6が積層されるため、表示5の部分が少し盛り上がる
が、次の手順によれば盛り上がりを全くなくすることが
できる。
よる表示5の上に透明ウレタン樹脂によるコーティング
膜6が積層されるため、表示5の部分が少し盛り上がる
が、次の手順によれば盛り上がりを全くなくすることが
できる。
つまり第6図は先の実施例による第2図と全く同一の行
程を行うが、その後、第7図に示すように後述する表示
に対応した形状のシート4を貼付する。先の実施例では
表示に対応する部分を切抜いていたが、本実施例では表
示に対応する形状のシート4となっている。このシート
4は厚さ100ミクロンのシート材に3oミクロンの接
着剤層を形成したものであり、この接着剤は、シート4
を化粧ゴム製の3aの表面から剥がしたとき、そこに残
存しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤および
トリクロエタンガスを含有したものが適している。
程を行うが、その後、第7図に示すように後述する表示
に対応した形状のシート4を貼付する。先の実施例では
表示に対応する部分を切抜いていたが、本実施例では表
示に対応する形状のシート4となっている。このシート
4は厚さ100ミクロンのシート材に3oミクロンの接
着剤層を形成したものであり、この接着剤は、シート4
を化粧ゴム製の3aの表面から剥がしたとき、そこに残
存しない性質のもので、アクリルゴム、有機溶剤および
トリクロエタンガスを含有したものが適している。
次に、この状態で第8図に示すようにシート4の周辺に
、液状の透明ウレタン樹脂を厚さ100ミクロン程度と
なるように塗布して予備膜6aを形成する。−回の塗布
で所定の膜厚さにならない場合は、塗布と自然乾燥とを
数回繰返し、所定の膜厚さを得る。その後、これを自然
乾燥する。ここで用いられる液状の透明ウレタン樹脂は
、純性ウレタンを主成分とし、セロソルブアセテート、
トルエン、キシレン、酢酸エチル、フリーイソシアネー
トおよびトリエチレンヂアミンを含有している。また、
この透明ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレー
ル3の伸び率と同等またはそれ以上である。
、液状の透明ウレタン樹脂を厚さ100ミクロン程度と
なるように塗布して予備膜6aを形成する。−回の塗布
で所定の膜厚さにならない場合は、塗布と自然乾燥とを
数回繰返し、所定の膜厚さを得る。その後、これを自然
乾燥する。ここで用いられる液状の透明ウレタン樹脂は
、純性ウレタンを主成分とし、セロソルブアセテート、
トルエン、キシレン、酢酸エチル、フリーイソシアネー
トおよびトリエチレンヂアミンを含有している。また、
この透明ウレタン樹脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレー
ル3の伸び率と同等またはそれ以上である。
次に、第9図に示すようにシート4を剥がすと共に、シ
ート4あるいは表示に対応する形状の切抜き7aを有す
るシート7を先のシート4の位置に合わせて貼付する。
ート4あるいは表示に対応する形状の切抜き7aを有す
るシート7を先のシート4の位置に合わせて貼付する。
従って、シート7によって予備層6aは被われ、この予
備層がない部分が切抜き7aに対応している。このシー
ト7は先のシート4と同様に構成されたものである。
備層がない部分が切抜き7aに対応している。このシー
ト7は先のシート4と同様に構成されたものである。
この状態で、第10図に示すようにハンドレール3に貼
付されたシート4の切抜き4aに、ハンドレール3の地
色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレタン
樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3aの表面
に白色のウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧
ゴム層3aの表面に白色のウレタン樹脂による表示5を
形成する。ここで用いられる着色ウレタン樹脂は、先の
実施例と同様に純性ウレタンを主成分とし、白色チタン
、セロソルブアセテート、トルエン、メチルイソブチル
ケトンおよびトリエチレンヂアミンを含有している。着
色ウレタン樹脂による表示5の塗布厚さは予備層6aと
同じにする。−回の塗布で100ミクロンの表示5の膜
厚が得られないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹
脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と同等
またはそれ以上である。
付されたシート4の切抜き4aに、ハンドレール3の地
色と異なる色、例えば白色に着色された液状のウレタン
樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧ゴム層3aの表面
に白色のウレタン樹脂を塗布し、ハンドレール3の化粧
ゴム層3aの表面に白色のウレタン樹脂による表示5を
形成する。ここで用いられる着色ウレタン樹脂は、先の
実施例と同様に純性ウレタンを主成分とし、白色チタン
、セロソルブアセテート、トルエン、メチルイソブチル
ケトンおよびトリエチレンヂアミンを含有している。着
色ウレタン樹脂による表示5の塗布厚さは予備層6aと
同じにする。−回の塗布で100ミクロンの表示5の膜
厚が得られないときは、自然乾燥後再度着色ウレタン樹
脂の乾燥後の伸び率は、ハンドレール3の伸び率と同等
またはそれ以上である。
その後、第11図に示すようにシート7を剥がし、自然
乾燥させた後、表示5を含む周辺の表面に、液状の透明
ウレタン樹脂を塗布し、膜厚100ミクロン程度のコー
ティング膜6を得る。この液状の透明ウレタン樹脂は第
8図で説明した予備層6aを形成するために用いたもの
と同一である。
乾燥させた後、表示5を含む周辺の表面に、液状の透明
ウレタン樹脂を塗布し、膜厚100ミクロン程度のコー
ティング膜6を得る。この液状の透明ウレタン樹脂は第
8図で説明した予備層6aを形成するために用いたもの
と同一である。
このような手順によって表示5とコーティング膜6を得
れば、表示5の部分と、その周辺のウレタン樹脂による
膜厚は等しくなる。
れば、表示5の部分と、その周辺のウレタン樹脂による
膜厚は等しくなる。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明は1表示とコーティング膜の
ために着色ウレタン樹脂と液状の透明ウレタン樹脂を用
いたため、これらを容易にハンドレールの伸び率以上に
することができ、走行中に屈曲してもひび割れや剥離の
発生しない耐久性に優れた乗客コンベア用デザインハン
ドレールを得ることができる。
ために着色ウレタン樹脂と液状の透明ウレタン樹脂を用
いたため、これらを容易にハンドレールの伸び率以上に
することができ、走行中に屈曲してもひび割れや剥離の
発生しない耐久性に優れた乗客コンベア用デザインハン
ドレールを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例による乗客コンベア用デザイ
ンハンドレールの部分断面斜視図、第2図〜第5図は第
1図の処理手順を示すそれぞれ異なる工程の斜視図、第
6図〜第11図は本発明の他の実施例による処理手順を
示すそれぞれ異なる工程の斜視図、第1.2図は本発明
を適用I、た乗客コンベアの正面図である。 3・・・・・・ハンドレール、3a・・・・・・化粧ゴ
ム層、4゜7・・・・・シート+ 4a、7a・・・・
・切抜き、5・・・・表示、6・・・・・・コーティン
グ膜、6a・・・・・・予備層。 第 図 第 図 第 図 第 図 5:表 亦 6 :コー看ンク”順
ンハンドレールの部分断面斜視図、第2図〜第5図は第
1図の処理手順を示すそれぞれ異なる工程の斜視図、第
6図〜第11図は本発明の他の実施例による処理手順を
示すそれぞれ異なる工程の斜視図、第1.2図は本発明
を適用I、た乗客コンベアの正面図である。 3・・・・・・ハンドレール、3a・・・・・・化粧ゴ
ム層、4゜7・・・・・シート+ 4a、7a・・・・
・切抜き、5・・・・表示、6・・・・・・コーティン
グ膜、6a・・・・・・予備層。 第 図 第 図 第 図 第 図 5:表 亦 6 :コー看ンク”順
Claims (1)
- 1、2つの乗降口間を走行する踏み段の側面に配置され
、前記踏み段とほぼ同一速度で走行するゴム製のハンド
レールを備え、このハンドレールの表面に表示を有して
成る乗客コンベア用デザインハンドレールにおいて、上
記ハンドレールの表面に着色ウレタン樹脂による表示と
、この表示の上に液状の透明ウレタン樹脂を塗布したコ
ーティング膜とを形成したことを特徴とする乗客コンベ
ア用デザインハンドレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068278A JP2609340B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 乗客コンベア用デザインハンドレールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068278A JP2609340B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 乗客コンベア用デザインハンドレールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03272993A true JPH03272993A (ja) | 1991-12-04 |
JP2609340B2 JP2609340B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=13369136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2068278A Expired - Fee Related JP2609340B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 乗客コンベア用デザインハンドレールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2609340B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6047809A (en) * | 1996-08-23 | 2000-04-11 | Idetsuki; Hirokazu | Methods of giving information through a moving handrail |
WO2002032803A1 (fr) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Liangen Shan | Main courante d'escaliers mecaniques ou trottoir roulant |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5161689U (ja) * | 1974-11-11 | 1976-05-14 | ||
JPH0212832U (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-26 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2068278A patent/JP2609340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5161689U (ja) * | 1974-11-11 | 1976-05-14 | ||
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