JP2933710B2 - 板状体の接着方法 - Google Patents

板状体の接着方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータ用かご側板やエレベータ用扉等
の被接着部材に化粧パネルを接着固定するエレベータ用
化粧パネルの接着方法に関する。
〔従来の技術〕
一般的なエレベータ用乗かごは第14図に示すように、
かご側板1a、扉1b、天井2等から構成されている。
従来、かご側板1aおよび扉1bに化粧パネルを両面テー
プにて接着固定する場合、かご側板1aおよび扉1bの意匠
面が塗装仕上されたもの、あるいは化粧シート貼り付け
仕上されたものに関係なく、かご側板1aおよび扉1bを解
体後、意匠面を中性洗剤で洗浄し、必要に応じ100番か
ら200番のサンドペーパーで表面を荒くしておく。その
後サンドペーパー処理部分の油分やほこりを除去するた
め中性洗剤によつて再度洗浄し、最後に空拭きをして接
着の下地処理を完成させていた。
次に、上述のようにした下地処理を施したかご側板1c
に化粧パネル6を重ねて接着位置決めを行ない、第8図
に示すように化粧パネル6に貼り付けられている両面テ
ープ7aのテープカバーを剥がし、第9図に示すように2
人の作業者がテープカバーを剥がした化粧パネル6の両
端を持ち、先ず第10図のように1人の作業者が化粧パネ
ル6の一端をかご側板1cに位置合わせをして接着固定
し、次いで第10図から第12図に一連の作業として示すよ
うに接着固定されていない他端をもう1人の作業者が持
上げている状態で、化粧パネル6の既に接着した一端か
ら他端に向けて徐々に接着固定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の化粧パネルの接着方法によれば、化粧
パネル6をかご側板1cに一度に接着固定するため、化粧
パネルの一端の接着固定時に位置決めされたケガキ線に
対して傾斜していると、他端に向かつて徐々に化粧パネ
ルを接着してゆくに従つて第13図のようにかご側板1cと
化粧パネル6との間にずれlが生じてしまう。両面テー
プは強力な接着力を有しているため、このような作業不
良が生じると、化粧パネル6を剥がして再度接着固定す
ることは不可能である。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的と
するところは被接着部材に一人でも容易にかつ正確に接
着固定することができる板状体の接着方法を提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、片面に接着層
と、該接着層の接着面を覆うカバーとが形成された略長
方形の板状体を被接着部材の平坦面に接着させる板状体
の接着方法において、接着層が上記カバーと共に長手方
向に複数に分割形成された板状体を被接着部材に重ね合
わせて位置決めする工程と、重ね合わされた板状体と被
接着部材の一端部を保持部材により仮固定する工程と、
仮固定された板状体の他端部に形成された接着層を覆う
カバーを剥がして板状体と被接着部材の他端部を接着さ
せる工程と、一端部を仮固定した保持部材を取り外した
後、未接着の接着層を覆うカバーを順次剥がして該接着
層により板状体と被接着部材とを順次接着させる工程と
を含むようにしたものであり、また、例えば、上記接着
層と、該接着層の接着面を覆うカバーは一方の接着面が
板状体に貼着された両面接着テープと、その他方の接着
面を覆うカバーとしたものであり、あるいは、板状体は
エレベータ用化粧パネルとしたものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第2図に示すように化粧パネル6の裏面には長手方向
に複数に分割すると共に、全体として5〜8分割された
両面テープ7a〜7nが貼り付けられており、化粧パネルの
長手方向の両面テープ7a〜7n各々の間には非接着部分9
が設けられている。また化粧パネル6は、その厚みが0.
5mm〜1.2mmの薄板の一表面に琺瑯処理を施して形成され
ている。
次に、第1図の作業工程図と、その詳細を示す第2図
〜第7図を用いて作業手順を説明する。
第14図に示すエレベータ用かご側板1aおよび扉1b等の
被接着部材は化粧パネルの接着に先立ち、意匠面である
接着面に、それが塗装面であろうとシート貼り付け仕上
であろうと関係なく中性洗剤で接着面を洗浄し、必要に
応じて100番から200番のサンドペーパーで接触面を荒く
しておき、接着面の油分やほこりを除去するために再度
中性洗剤で洗浄して下地処理を完成させる。これが第1
図の工程20である。
次に、上述のようにして下地処理を施した被接着部材
1cに、第2図で示した化粧パネル6を第3図に示すよう
に両面テープ7a〜7nのテープカバー12a〜12nを剥がさな
いままで重ね、化粧パネル6の位置決めを行ない、第1
図の工程21を終える。この状態で被接着部材1cと化粧パ
ネル6の一端部を当て部材11を介して保持部材10を挾持
し、第1図の工程22を終える。この当て部材11は保持部
材10によつて被接着部材1cや化粧パネル6の意匠面を傷
付けないよう保護するものである。
続く工程23は被接着部材1cと化粧パネル6間の保持部
材10と反対側の接着であるが、これは第4図に示すよう
に、保持部材10と反対側の化粧パネル6の端部を持ち上
げ、その裏面に貼り付けられている両面テープ7nのテー
プカバー12nを剥がし、第5図に示すように持ち上げて
いる化粧パネル6を長手方向の中央部から端部に向かつ
て徐々に下ろしながら接着むらができないように接着固
定してゆく。このようにして化粧パネル6の保持部材10
で固定されていない側の端部が接着固定されたことにな
る。
次に第6図に示すように、仮固定していた一端部の保
持部材10および当て部材11を取外し、化粧パネル6の同
端部を持ち上げ、その裏面にまだ貼り付けられている両
面テープ7n-1のテープカバー12n-1を剥がす。このとき
化粧パネル6の他端部は既に両面テープ7aにて強固に接
着固定されているため、化粧パネル6の他端部に再度保
持部材10を仮止めしなくても、化粧パネル6がずれるこ
とはない。テープカバー12n-1を剥がすと共に、第6図
および第7図に示すように持ち上げている化粧パネル6
を長手方向の接着固定した一端から他端部に向かつて徐
々に下ろしながら接着むらのないように接着してゆく。
次いで、同様の作業を両面テープ7n-1〜7aについても同
様に行なう。これによつて第1図の工程24が終了し、化
粧パネル6は両面テープの間隔を除いて、被接着部材1c
のほぼ全面に強固に接着されたことになる。
上記の実施例では被接着部材1cと化粧パネル6間の接
着に両面テープ7a〜7nを用いたが、化粧パネル6の裏面
に塗布した接着剤を用い、常時テープカバー12a〜12nで
被つておいても同様であり、結局、被接着部材1cの長手
方向に複数に分割されると共に全体として5〜8分割さ
れた接着部が形成されていて、剥脱可能なテープカバー
12a〜12nで被われていれば良い。また、全体として5〜
8分割することで両面テープを用いる場合は特殊なもの
を用いずに済むと共に、テープカバーの離脱も容易にな
り、作業性も良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、接着層がカバー
と共に長手方向に複数に分割形成された板状体を被接着
部材に重ね合わせて位置決めした後、一端部を保持部材
により仮固定し、他端部の接着層を覆うカバーを剥がし
て板状体と被接着部材の他端部を接着させ、一端部を仮
固定した保持部材を取り外した後、未接着の接着層を覆
うカバーを順次剥がして該接着層により板状体と被接着
部材とを順次接着させるようにしたので、板状体と被接
着部材との接着作業を一人でも容易に実行することがで
きると共に、両者の接着ずれの発生を防止して常に正確
な接着作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるエレベータ化粧パネル
の接着方法を示す工程図、第2図乃至第7図は第1図の
各工程を示す作業状態の斜視図、第8図乃至第13図は従
来のエレベータ用化粧パネルの接着方法による各工程の
作業状態を示す斜視図、第14図は一般的な乗かごの斜視
図である。 1c……被接着部材、6……化粧パネル、7a〜7n……両面
テープ、10……保護部材、12a〜12n……テープカバー、
20〜24……工程。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に接着層と、該接着層の接着面を覆う
    カバーとが形成された略長方形の板状体を被接着部材の
    平坦面に接着させる板状体の接着方法において、上記接
    着層が上記カバーと共に長手方向に複数に分割形成され
    た上記板状体を上記被接着部材に重ね合わせて位置決め
    する工程と、重ね合わされた上記板状体と上記被接着部
    材の一端部を保持部材により仮固定する工程と、仮固定
    された上記板状体の他端部に形成された上記接着層を覆
    うカバーを剥がして上記板状体と上記被接着部材の他端
    部を接着させる工程と、一端部を仮固定した上記保持部
    材を取り外した後、未接着の上記接着層を覆うカバーを
    順次剥がして該接着層により上記板状体と上記被接着部
    材とを順次接着させる工程とを含むことを特徴とする板
    状体の接着方法。
  2. 【請求項2】片面に複数に分割形成された接着層と、該
    接着層の接着面を覆うカバーはそれぞれ一方の接着面が
    板状体に貼着された両面接着テープと、その他方の接着
    面を覆うカバーであることを特徴とする請求項1記載の
    板状体の接着方法。
  3. 【請求項3】板状体はエレベータ用化粧パネルであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の板状体の接着方法。
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