JPH11109069A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH11109069A JPH11109069A JP26560597A JP26560597A JPH11109069A JP H11109069 A JPH11109069 A JP H11109069A JP 26560597 A JP26560597 A JP 26560597A JP 26560597 A JP26560597 A JP 26560597A JP H11109069 A JPH11109069 A JP H11109069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body case
- paint
- main body
- transparent
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来品の利点を継承しつつ、表面の処理にUV
塗料や帯電防止塗料を使用した塗装を施す事で、ホコリ
や毛ゴミの付着の防止、外観機器での使用も可能とな
り、生産性及び保守性も向上する。 【解決手段】本体ケース11と透視窓部12とは同一部
材にて形成されている。本体ケース11は透視窓部12
と同様にアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂を使
用し、内部を覆い隠すために等し窓部12以外は、有色
の下塗り塗装を施す。下塗り塗装後、本体ケース11全
体に透明の上塗り塗装を施す。この上塗り塗装には、U
V塗料を使用し、本体ケースのキズ付きを防止すると共
に、外観機器としての使用も可能にする。また、上塗り
塗装に、帯電防止塗料を使用する事により、静電気の発
生を防ぎ、ホコリや毛ゴミの本体ケース11、特に透視
窓部12への付着を防止する。
塗料や帯電防止塗料を使用した塗装を施す事で、ホコリ
や毛ゴミの付着の防止、外観機器での使用も可能とな
り、生産性及び保守性も向上する。 【解決手段】本体ケース11と透視窓部12とは同一部
材にて形成されている。本体ケース11は透視窓部12
と同様にアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂を使
用し、内部を覆い隠すために等し窓部12以外は、有色
の下塗り塗装を施す。下塗り塗装後、本体ケース11全
体に透明の上塗り塗装を施す。この上塗り塗装には、U
V塗料を使用し、本体ケースのキズ付きを防止すると共
に、外観機器としての使用も可能にする。また、上塗り
塗装に、帯電防止塗料を使用する事により、静電気の発
生を防ぎ、ホコリや毛ゴミの本体ケース11、特に透視
窓部12への付着を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可視表示部を有する
電子機器に関する。
電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示部を有する電子機器は、図3
にその一例を示す様に、本体ケース21、透視窓部2
2、プリント基板23、そして、表面に文字や数字等が
印字してある表示部品24とから構成されている。ここ
で、本体ケース21と透視窓部22とは同一部材により
一体成形し、透視窓部22以外の箇所の表面には、サン
ドブラスト或いはモザイク模様により不透明化或いは内
部が見え難い様な細工が施されている(特開昭61−4
9371号公報参照)。
にその一例を示す様に、本体ケース21、透視窓部2
2、プリント基板23、そして、表面に文字や数字等が
印字してある表示部品24とから構成されている。ここ
で、本体ケース21と透視窓部22とは同一部材により
一体成形し、透視窓部22以外の箇所の表面には、サン
ドブラスト或いはモザイク模様により不透明化或いは内
部が見え難い様な細工が施されている(特開昭61−4
9371号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器の第1
の問題点は、静電気等によるホコリや毛ゴミの付着が考
えられる。その理由は、本体ケースと透視窓部とが同一
部材で形成されているため、組み込み時、本体内部に入
り込んだホコリや毛ゴミを後から除去する手段がなかっ
た。且つ、ホコリや毛ゴミを付きづらくする様な処理を
施していないため、ホコリや毛ゴミが付き易かった。
の問題点は、静電気等によるホコリや毛ゴミの付着が考
えられる。その理由は、本体ケースと透視窓部とが同一
部材で形成されているため、組み込み時、本体内部に入
り込んだホコリや毛ゴミを後から除去する手段がなかっ
た。且つ、ホコリや毛ゴミを付きづらくする様な処理を
施していないため、ホコリや毛ゴミが付き易かった。
【0004】また、第2の問題点は、外観機器に使用す
る事が困難であった。その理由は、従来の電子機器は、
本体ケースの透視窓部以外をサンドブラストやモザイク
処理により不透明化或いは内部が見え難い様に細工を施
してあるため、材料の素材色のままである。本体ケース
と透視窓部とを同一部材で一体成形しているため、使用
できる材料が限られる。そのため、外観機器での使用が
困難であった。
る事が困難であった。その理由は、従来の電子機器は、
本体ケースの透視窓部以外をサンドブラストやモザイク
処理により不透明化或いは内部が見え難い様に細工を施
してあるため、材料の素材色のままである。本体ケース
と透視窓部とを同一部材で一体成形しているため、使用
できる材料が限られる。そのため、外観機器での使用が
困難であった。
【0005】本発明の目的は、従来の電子機器の表示部
構造と同様に、本体ケースと透視窓部とを同一部材で成
形する事により表示部の薄型化及びコストダウンを可能
にし、且つ表面仕上げに塗装を使用する事で、従来、問
題とされていたホコリや毛ゴミの付着の防止、外観機器
での使用も可能となり、生産性及び保守性を向上するこ
とにある。
構造と同様に、本体ケースと透視窓部とを同一部材で成
形する事により表示部の薄型化及びコストダウンを可能
にし、且つ表面仕上げに塗装を使用する事で、従来、問
題とされていたホコリや毛ゴミの付着の防止、外観機器
での使用も可能となり、生産性及び保守性を向上するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、本
体ケースと、この本体ケースの一部に設けられる可視表
示のための透視窓部とを備え、前記本体ケースと前記透
視窓部とは同一の透明樹脂材料から形成され、前記本体
ケースには有色下塗り塗装及び透明上塗り塗装が施さ
れ、前記透視窓部には前記透明上塗り塗装が施されてい
る。
体ケースと、この本体ケースの一部に設けられる可視表
示のための透視窓部とを備え、前記本体ケースと前記透
視窓部とは同一の透明樹脂材料から形成され、前記本体
ケースには有色下塗り塗装及び透明上塗り塗装が施さ
れ、前記透視窓部には前記透明上塗り塗装が施されてい
る。
【0007】また、この電子機器において、前記透視窓
部に対応する前記本体ケースの内部にプリント基板に実
装された表示部品が配置される。
部に対応する前記本体ケースの内部にプリント基板に実
装された表示部品が配置される。
【0008】ここで、前記透明樹脂材料がアクリルまた
はポリカーボネートであり、前記透明上塗り塗装が帯電
防止塗料及びUV塗料の少なくとも一方により施され
る。
はポリカーボネートであり、前記透明上塗り塗装が帯電
防止塗料及びUV塗料の少なくとも一方により施され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態の電子機器
は、図1及び図2に示すように、本体ケース11、透視
窓部12、プリント基板13、そして表示部品14から
構成され、本体ケース11と透視窓部12とは同一部材
にて形成されている。そして、その透視窓部12の下側
にプリント基板13に固定された表示部品14があり、
透視窓部12から表示部品14の表示内容を見ることが
出来る。
は、図1及び図2に示すように、本体ケース11、透視
窓部12、プリント基板13、そして表示部品14から
構成され、本体ケース11と透視窓部12とは同一部材
にて形成されている。そして、その透視窓部12の下側
にプリント基板13に固定された表示部品14があり、
透視窓部12から表示部品14の表示内容を見ることが
出来る。
【0010】本体ケース11は透視窓部12と同様にア
クリルやポリカーボネート等の透明樹脂にて成形され、
内部を覆い隠すために透視窓部12以外は有色の下塗り
塗装を施す。そして、下塗り塗装後、本体ケース11全
体に透明の上塗り塗装を施す。この上塗り塗装には、U
V塗料(通常の塗料より表面硬度が高い塗料)を使用
し、本体ケース11のキズ付きを防止すると共に、美観
を要する外観機器としての使用も可能にする。また、上
塗り塗装には、帯電防止塗料を使用する事により、静電
気の発生を防ぎ、ホコリや毛ゴミの本体ケース11、特
に透視窓部12への付着を防止する。さらに、上塗り塗
装にUV塗料と帯電防止塗料とを併せて施すことによ
り、両者の効果を期待できる。
クリルやポリカーボネート等の透明樹脂にて成形され、
内部を覆い隠すために透視窓部12以外は有色の下塗り
塗装を施す。そして、下塗り塗装後、本体ケース11全
体に透明の上塗り塗装を施す。この上塗り塗装には、U
V塗料(通常の塗料より表面硬度が高い塗料)を使用
し、本体ケース11のキズ付きを防止すると共に、美観
を要する外観機器としての使用も可能にする。また、上
塗り塗装には、帯電防止塗料を使用する事により、静電
気の発生を防ぎ、ホコリや毛ゴミの本体ケース11、特
に透視窓部12への付着を防止する。さらに、上塗り塗
装にUV塗料と帯電防止塗料とを併せて施すことによ
り、両者の効果を期待できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本体ケースと透視窓部とを同一部材にする事により、本
体の薄型化が可能になり、且つ部材のコストダウンが可
能になる従来品の利点を継承しつつ、従来品の問題点を
解決したと言う点である。その第1の効果は、ホコリや
毛ゴミの付着が防止でき、生産性や保守性が向上した点
である。その理由は、表面塗装に帯電防止塗料を使用す
る事により、静電気の発生を防ぎ、静電気によるホコリ
や毛ゴミの付着が防止できるからである。
本体ケースと透視窓部とを同一部材にする事により、本
体の薄型化が可能になり、且つ部材のコストダウンが可
能になる従来品の利点を継承しつつ、従来品の問題点を
解決したと言う点である。その第1の効果は、ホコリや
毛ゴミの付着が防止でき、生産性や保守性が向上した点
である。その理由は、表面塗装に帯電防止塗料を使用す
る事により、静電気の発生を防ぎ、静電気によるホコリ
や毛ゴミの付着が防止できるからである。
【0012】そして、第2の効果は、表面処理に塗装を
用いるため、外観機器としての美観を保つことができ
る。
用いるため、外観機器としての美観を保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の斜視図である。
【図2】図1に示した電子機器の断面図である。
【図3】従来の電子機器の表示部構造の一例の斜視図で
ある。
ある。
11 本体ケース 12 透視窓部 13 プリント基板 14 表示部品
Claims (6)
- 【請求項1】 本体ケースと、この本体ケースの一部に
設けられる可視表示のための透視窓部とを備え、前記本
体ケースと前記透視窓部とは同一の透明樹脂材料から形
成され、前記本体ケースには有色下塗り塗装及び透明上
塗り塗装が施され、前記透視窓部には前記透明上塗り塗
装が施されていることを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 前記透視窓部に対応する前記本体ケース
の内部にプリント基板に実装された表示部品が配置され
ることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 【請求項3】 前記透明樹脂材料がアクリルまたはポリ
カーボネートであることを特徴とする請求項1記載の電
子機器。 - 【請求項4】 前記透明上塗り塗装が帯電防止塗料によ
り施されることを特徴とする請求項1または3記載の電
子機器。 - 【請求項5】 前記透明上塗り塗装がUV塗料により施
されることを特徴とする請求項1または3記載の電子機
器。 - 【請求項6】 前記透明上塗り塗装が帯電防止塗料及び
UV塗料により施されることを特徴とする請求項1また
は3記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560597A JPH11109069A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560597A JPH11109069A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11109069A true JPH11109069A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17419464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560597A Pending JPH11109069A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11109069A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1084761A2 (en) | 1999-09-17 | 2001-03-21 | Himu Electro Co., Ltd. | Painter and method of painting |
JP2004228238A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 筐体及び筐体の製造方法 |
JP2011166629A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26560597A patent/JPH11109069A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1084761A2 (en) | 1999-09-17 | 2001-03-21 | Himu Electro Co., Ltd. | Painter and method of painting |
JP2004228238A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 筐体及び筐体の製造方法 |
JP2011166629A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000620 |