JP2004228238A - 筐体及び筐体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明は、金属板19と、この金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23とが、この透明な樹脂が外側になるように一体的に絞られて構成された樹脂付金属製容器9と、この樹脂付金属製容器9の開口部分10を閉鎖する閉鎖部品13と、この閉鎖部品13と前記樹脂付金属製容器9とを係合する係合部材25a〜d、27a〜dとを備え、内部にLCDモジュール15、17を保持する筐体3である。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯機器、デジタルカメラ、PDA(PersonalDigital Assistant)等に用いられる筐体及び筐体の製造方法に関するものである。また、特に、携帯電話機に使用される筐体及び筐体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、以下のような公知技術があった。
第1の公知技術(下記、特許文献1)の目的は、携帯電話機等の本体ケースが合成樹脂の成形品であっても、光輝度金属のような質感の向上した高級感があって、耐久性があり、従来にない新しい塗装構造を提供するものである。
【0003】
第1の公知技術の解決手段は、
合成樹脂の本体ケースに、合成樹脂成形品からなる機器本体の表面に、光沢ができるように鏡面仕上げされ且つ色彩のある塗料層をベース色として形成するとともに、このベース色の塗料層の上に、アルミ又はニッケル等の光輝性金属の粒子を混入した透明又は半透明の樹脂膜を一体に形成するものである。
【0004】
第2の公知技術(下記、特許文献2)の目的は、安価で、しかも光沢仕上げの外観をもった装飾性の電話機本体を得ることである。
【0005】
第2の公知技術の解決手段は次のものである。
【0006】
電話機は、プラスチック材料で形成された本体を備え、該本体は,少なくとも一部が透明材料により形成され、該透明材料で形成された部分の裏面には、接着材層の上に分散散布された色付き又は光沢性の微細片と該色付き又は光沢性の微細片の上から施された塗装層とが形成される。塗装は、通常の塗装でもよいが、メタリック塗装とすることもできる。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−349874号公報
【特許文献2】
特開2002−9916号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、消費者は、電子機器等の筐体に対して、高度な意匠を要求している。そのため、公知技術の筐体が有する輝度や艶を超えた輝度や艶を有した筐体を薄肉で作製する必要があった。
【0009】
そこで、この発明は、公知技術の筐体が有する輝度や艶を超えた輝度や艶を有した筐体を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、金属板と、この金属板の表面に重ねられた透明な樹脂とが、この透明な樹脂が外側になるように一体的に絞られて構成された樹脂付金属製容器と、この樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖する閉鎖部品と、この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを係合する係合部材とを備え、内部に表示部品を保持する筐体である。
【0011】
また、金属板に透明な樹脂を重ねて樹脂付金属板を作製する工程と、
前記樹脂付金属板をプレス加工することによって、前記金属板と前記樹脂とを一体的に絞って、樹脂付金属製容器を作製する工程と、前記樹脂付金属製容器に、インサート成形によって、他の部品を付設する工程とを含むことを特徴とする筐体の製造方法。
を備える筐体製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
実施の形態1の携帯電話機の構成について、図1に基づいて説明する。なお、実施の形態1の筐体は、二つ折り携帯電話機に用いられる筐体である。
【0013】
携帯電話機1は、主として受話に用いられる受話用筐体3と、主として送話に用いられる送話用筐体5とが回転自在に構成されている。
【0014】
受話用筐体3の構成について図2または図3に基づいて説明する。
図2は、受話用筐体3の分解斜視図、図3は、受話用筐体3が備える外側容器9を、図2で描かれている状態から反転させた状態を描いた図である。
受話用筐体3は、背面ディスプレイ用窓7を有する外側容器9(樹脂付金属製容器)と、外側容器9の開口部分10を閉鎖し、メインディスプレイ用窓11を有する内側容器13(閉鎖部品)とが、後述する係合部材によって係合されて構成されている。
【0015】
また、外側容器9と、内側容器13との間には、背面ディスプレイ用窓7から視認される背面用LCD(Liquid Crystal Display)モジュール15(表示部品)と、メインディスプレイ用窓11から視認されるメイン用LCDモジュール17(表示部品)とが保持される。
【0016】
なお、この実施の形態では、背面ディスプレイ用窓7またはメインディスプレイ用窓11の夫々に、例えばアクリル製の板のような、透明部材8または12を設けている。背面用LCDモジュール15またはメイン用LCDモジュール17が傷つくことを防止できるからである。
【0017】
外側容器9について説明する。
外側容器9は、鏡面仕上げされた金属板19の上に、印刷によって着色層21が形成されている。この着色層21は透明な樹脂23に覆われている。なお、金属板19は鏡面仕上げでなくとも良い。ただし、金属板19の表面の凹凸ができるだけ小さくなるように研磨しておくことによって、外側容器9の表面が放つ輝きが強くなる。また、容器に金属板を使用していることから、金属を使用せず、樹脂成形された筐体と比べて、同等の強度をより薄い筐体で実現できるという作用も有する。そのため、一般的には、LCDモジュール15、17等の表示部品を落下衝撃から保護する目的で、プラスチック製の容器の肉厚を厚くすることが行われているが、この実施の形態1の外側容器9のような容器は、その容器の肉厚を厚くする必要がない。したがって、表示部品を保持する筐体を厚みを抑えて製造することができる。
【0018】
外側容器9には、その容器の内壁にめねじ用突起25a〜d(係合部材)、嵌合爪27a〜d(係合部材)およびヒンジ用部品29とが付設されている。なお、この実施の形態では、嵌合爪27aおよび嵌合爪27dを有する嵌合爪付部材28aが、外側容器9に取りつけられるように構成されているので、嵌合爪27a及び27dの外側容器9への付設作業が簡便にされている。また、嵌合爪27b及び27cを有する嵌合爪付部材28bが、外側容器9に取りつけられることによっても、同様に、付設作業が簡便にされている。
【0019】
内側容器13について説明する。
内側容器13には、その容器の内側にねじボス31a〜d、嵌合爪33a〜dおよびヒンジ用部品35が付設されている。
【0020】
なお、内側容器13が、外側容器9と同様、金属板に着色層を形成し、さらに樹脂によって覆われるように構成すれば、受話用筐体3全体が、金属的な輝き及び艶を備えることができる。また、送話用筐体5も、同様に構成すれば、携帯電話機1全体が、金属的な輝きと艶を有することができる。
【0021】
外側容器9と内側容器13とを係合する係合部材について、図4〜6に基づいて説明する。
なお、図4は、外側容器9と内側容器13とを組み合わせたものを、嵌合爪33aおよび33bを通る面で切断し、この切断面を、図2に示す方向(a)に眺めた図である。また、図4では、説明の簡単のため、背面用LCDモジュール15、メイン用LCDモジュール17、めねじ用突起25、ねじボス31およびおねじ37の記載を省略している。また、外側容器9および内側容器13の断面は、本来図5に示すように、金属板19、着色層21、樹脂23の層が現れるが、説明のため、一つの層からなる断面の様に、省略して記載する。また、図5は、外側容器9の部分の断面を拡大して描いた図である。
【0022】
この実施の形態では、係合部材として、めねじ用突起25a〜d、ねじボス31a〜d、嵌合爪27a〜d、33a〜dを使用している。
嵌合爪27a、bは嵌合爪33a、bと嵌め合うことによって、外側容器9と内側容器13とを係合している。なお、嵌合爪27c、dおよび嵌合爪33c、dは、図4では図示しないが、夫々嵌め合い、外側容器9と内側容器13との係合に寄与している。
【0023】
図6は、外側容器9と内側容器13とを組み合わせたものを、めねじ用突起25cおよび25dを通る面で切断し、この切断面を、図2に示す方向(a)に眺めた図である。また、外側容器9および内側容器13の断面は、本来図5と同様に、金属板19、着色層21、樹脂23の層が現れるが、説明の簡単のため、一つの層からなる断面の様に、省略して記載する。
【0024】
めねじ用突起25cおよび25dは、ねじボス31cおよび31dに夫々当接され、この当接された部分におねじ37が挿入されることによって、外側容器9と内側容器13とを係合している。
なお、めねじ用突起25aおよびめねじ用突起25bは、図6では図示しないが、ねじボス31aおよび31bと当接し、外側容器9と内側容器13との係合に寄与している。
【0025】
内側容器13の製造工程について、図7(a)〜(d)に基づいて説明する。
図7(a)に描かれている段階は、金属板19に、着色が施され、着色層21が形成されている段階である。着色層21は、例えば、シルクスクリーン印刷や、オフセット印刷といった、塗装膜の厚みが均質になる手法によって形成させることが望ましい。
【0026】
図7(b)の段階は、着色層21を有する金属板19に透明な樹脂が覆われている段階である。なお、着色層21に接着材を塗布することによって、樹脂23を金属板19と一体的にする。
【0027】
図7(c)の段階では、まず、図7(b)の段階となっている金属板19が、打ち抜き加工によって、メインディスプレイ用窓11が形成されている。そして、その金属板19は、プレス加工されることによって絞り込まれ、板型形状から容器型形状に変形する。
【0028】
図7(d)の段階では、図7(c)の段階となった金属板19が、インサート成形されることにより、樹脂部品であるめねじ用突起25a〜d、嵌合爪27a〜d、ヒンジ用部品29とが付設されている。
なお、インサート成形とは、一定の形状を有する物体に、任意の形状の樹脂を取りつけることができる成形法である。
また、この後、必要であれば、透明部材12がメインディスプレイ用窓11を覆うように取りつけられても良い。
【0029】
実施の形態1の効果を説明する。
この実施の形態は、金属板19と、金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23とが、この透明な樹脂23が外側になるように一体的に絞られて構成された樹脂付金属製容器(外側容器9)と、この樹脂付金属製容器の開口部分10を閉鎖する閉鎖部品(内側容器13)と、この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを係合する係合部材(めねじ用突起25a〜d、ねじボス31a〜d、嵌合爪27a〜d、33a〜d)とを備え、内部にLCDモジュール15、17(表示部品)を保持する筐体である。
【0030】
したがって、これまで製造することができなかった、連続する立体的な面の表面に、金属的な輝きと高い艶とを有し、内部にLCDモジュールを保持する筐体を、厚みを抑えて製造できると共に、絞り加工を用いて製造することができる。
【0031】
また、閉鎖部品(内側容器13)は、金属板19と、この金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23を有している筐体である。
【0032】
したがって、筐体の表面全体が、金属的な輝きを持ち、高い艶の筐体を製造することができる。
【0033】
また、金属板19に透明な樹脂23を重ねて樹脂付金属板を作製する工程と、
前記樹脂付金属板をプレス加工することによって、金属板19と樹脂23とを一体的に絞って、樹脂付金属製容器(外側容器9)を作製する工程とを備える筐体製造方法である。
【0034】
したがって、立体的に連続した面が、金属的な輝きを持ち、高い艶である筐体を製造することができる。
【0035】
また、樹脂付金属製容器(外側容器9)に、インサート成形によって、他の部品(めねじ用突起25a〜d、ねじボス31a〜d、嵌合爪27a〜d、33a〜d)を付設する工程とを含む筐体製造方法である。
【0036】
したがって、これまで製造することができなかった、絞り加工によって成形できない部品を用いて構成される筐体において、その筐体が有する、立体的に連続する面の表面を、金属的な輝きで、高い艶にした筐体を製造することができる。
【0037】
実施の形態2.
実施の形態2について、図8に基づいて説明する。図8は、この実施の形態2の受話用筐体3aがスライスされた場合において、その一片が表された図である。
【0038】
実施の形態2の受話用筐体3aは、内側容器として、実施の形態1と同様内側容器13を用いており、実施の形態1の受話用筐体3と類似した形状である。しかし、受話用筐体3aは、係合部39を有する外側容器9a(樹脂付金属製筐体)と、係合部41を有する内側容器13aとが、係合部39および係合部41で係合されていることを特徴とする。この実施の形態での係合は、係合部39および係合部41の重なる部分におねじ43をねじ込むことにしているが、係合部39および係合部41の重なる部分に接着剤を塗布することによって係合しても良い。
【0039】
なお、外側容器9aは、金属板19と、金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23とが、透明な樹脂23が外側になるように一体的に絞られて構成されたものであることは、実施の形態1と同様である。また、その他の構成も実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0040】
実施の形態2の効果について説明する。
この実施の形態は、金属板19と、金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23とが、透明な樹脂23が外側になるように一体的に絞られて構成され、係合部39を有する樹脂付金属製容器(外側容器9a)と、この樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖し、係合部41を有する閉鎖部品(内側容器13a)とを備え、この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを前記両係合部で係合し、内部にLCDモジュール15,17(表示部品)を保持する筐体である。
【0041】
したがって、これまで製造することができなかった、連続する立体的な面の表面が、金属的な輝きを持ち、高い艶である筐体を、厚みを抑えて製造できると共に、絞り加工を用いて製造することができる。
【0042】
また、薄肉で、金属的な輝きを持ち、高い艶である筐体を、樹脂付金属製容器に係合部材を取りつけなくとも、ねじ、または接着剤によって実現できる。
【0043】
実施の形態3.
実施の形態3について、図9および図10に基づいて説明する。
図9(a)は、実施の形態3の外側容器6の分解斜視図、図9(b)は、樹脂成形部材45の溝51内で、係合部53に係合部47a、bが係合している場合において、係合部53を部分的に表した図である。図10は、受話用筐体3bをスライスした場合の、図9(a)に示す面(ア)(係合部47aと係合部47bとの間を通る面)の部分にあるスライス片を表した図である。
【0044】
実施の形態3は、樹脂付金属製容器9bが樹脂成形部材(係合部材)45に着脱自在に取りつけられている点に特徴を有する。このような構成によって、ユーザが、樹脂成形部材45に取りつけられている樹脂付金属製容器9bから、別の好みの意匠形態(形状、模様若しくは色彩またはこれらの結合)の樹脂付金属製容器9bに取りかえることができる。
【0045】
実施の形態3では、樹脂成形部材45に樹脂付金属製容器が着脱自在に取り付けられて外側容器6を構成している。
樹脂付金属製容器9bは、打ち抜き加工や切削によって加工可能な係合部47a、47bを有する。
樹脂成形部材45は、型を用いて成形されるため、複雑な形状を備えることができる。この実施の形態の樹脂成形部材45は、その一端にヒンジ用部分49、その全周に溝51、その一端に係合部53を備える。
【0046】
樹脂付金属製容器9bは、その縁が、樹脂成形部材45の溝51に着脱自在に嵌めこまれて連結されている。また、係合部53が、係合部47a、bと係合することによっても、樹脂付金属製容器9bと樹脂成形部材45とが連結されているので、樹脂付金属製容器9bと樹脂成形部材45との連結状態は安定する。
【0047】
実施の形態3の効果を説明する。
実施の形態3は、樹脂付金属製容器9bは、内側容器13と係合している外側容器6から、着脱自在に取りつけられている筐体である。
【0048】
したがって、樹脂付金属製容器9bを容易に取り外すことができる。そのため、ユーザが、外側容器6に既に取りつけられている樹脂付金属製容器9bを、別の好みの意匠形態(形状、模様若しくは色彩またはこれらの結合)の樹脂付金属製容器9bに取りかえることができる。
【0049】
実施の形態4.
実施の形態4について、図11に基づいて説明する。
図11は、実施の形態4の受話用筐体3cをスライスした場合の、スライス片を表した図である。
この実施の形態4の受話用筐体3cは、樹脂付金属製容器9cが、係合部材57に嵌合されている。また、嵌合によって、樹脂付金属製容器9cの端部55が覆われ、金属の端部55が、人体、衣服その他のものと接触することによって、それらの物を傷つけることを防止できる。
【0050】
実施の形態4の効果を説明する。
この実施の形態は、樹脂付金属製容器9cは、樹脂付金属製容器9cの端部55が覆われている筐体である。
【0051】
したがって、金属の端部55が、人体、衣服その他のものと接触することによって、それらの物を傷つけることを防止できる。
【0052】
実施の形態5.
図12は、一部が切断された樹脂付金属製容器9dの斜視図である。
図13は、樹脂付金属製容器9dと内側容器13とを接続した受話用筐体3dをスライスした場合の、スライス片を表した図である。
この実施の形態の筐体は、樹脂付金属製容器9dに設けられ、内側容器13の嵌合爪33a〜dと係合する係合部が、樹脂付金属製容器9dの屈曲部59である点に特徴を有する。
【0053】
実施の形態5の効果を説明する。
この実施の形態は、金属板19と、金属板19の表面に重ねられた透明な樹脂23とが、透明な樹脂23が外側になるように一体的に絞られて構成され、係合部(屈曲部59)を有する樹脂付金属製容器9dと、樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖し、係合部を有する閉鎖部品(内側容器13)とを備え、この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを前記両係合部で係合し、内部にLCDモジュール15、17(表示部品)を保持する筐体である。
【0054】
したがって、樹脂付金属製容器に係合部分を取り付ける必要がないので、少ない部品数で、筐体を実現できる。
【0055】
実施の形態6.
実施の形態1の樹脂23は透明で、適当な弾性を有し、金属板19と適当な接着がなされるものであれば良い。しかし、樹脂23の材料をアクリルまたはポリカーボネイト等とするとさらに良好な結果が得られる。
【0056】
その良好な結果とは、図14に示すように、樹脂23の硬度を高めるために用いられるUV(Ultra Violet)塗料を、樹脂23の外側に塗装し、UV塗料層61を形成した場合に、UV塗料が樹脂23に定着しやすくなるというものである。なお、UV塗料の成分を一般に知られる手法により配合することで、金属板19に重ねられた樹脂23から放たれる艶および輝度を維持することは可能である。
【0057】
実施の形態6の効果を説明する。
この実施の形態は、樹脂23は、アクリル又はポリカーボネイト製であって、樹脂23に、UV塗料が塗布されている筐体である。
【0058】
したがって、UV塗料が樹脂23に良好に定着した筐体を実現できる。
【0059】
実施の形態7.
この実施の形態について、図15、図16に基づいて説明する。
図15は、実施の形態7の樹脂付金属製容器9e(外側容器)の一部を表した斜視図である。
図16(a)は、実施の形態7の樹脂付金属製容器9eと内側容器13とを組み合わせた受話用筐体3eをスライスした場合の、スライス片の一部を表したものである。
図16(b)は、実施の形態7の樹脂付金属製容器9eの断面を拡大した図である。
【0060】
この実施の形態の樹脂付金属製筐体9eは、金属板19に重ねられた、電気エネルギーによって発光するEL(Electro Luminescsence)(発光層)63、着色層65および透明な樹脂23が一体的に絞られて構成されている。
【0061】
なお、EL63は、蛍光層67と誘電体層69に電位を与えることによって発光することが一般に知られている。この実施の形態では、蛍光層67と誘電体層69を透明電極71と背面電極73との間に設けることで、電位を与えている。また、EL63は、絶縁膜75を備え、背面電極73が、金属板19と直接接触することを防止している。
【0062】
また、EL63は、給電端子77、79として、透明電極71または背面電極73が露出するように構成されている。これらの給電端子77、79は、受話用筐体3の内部に設けられた電力供給部81から電力供給を受ける。
【0063】
また、この実施の形態のEL63は均等な膜厚になるように構成する。このように構成することで、EL63上に、着色層65を均等な膜厚で形成することができる。したがって、着色層65に透明な樹脂23を重ねた場合に、全艶または全艶に近い艶を出すことができる。
【0064】
実施の形態7の効果について説明する。
この実施の形態では、樹脂付金属製容器9eは、金属板19と、金属板19の表面に、絶縁膜75を介して重ねられ、電気的に発光する均等な膜厚の発光層63と、この発光層63に重ねられた透明な樹脂23とが一体的に絞られて構成されている樹脂付金属製容器9eである。
【0065】
したがって、薄肉で、全艶または全艶に近い艶の表面を有するとともに、電気的に発光し、内部にLCDモジュールを保持する筐体を実現することができる。
【0066】
また、樹脂付金属製容器9eは、金属板19と、金属板19の表面に、絶縁膜75を介して重ねられ、電気的に発光する均等な膜厚の発光層63と、この発光層63に印刷して着色された着色層65と、この着色層65に重ねられた透明な樹脂23とが一体的に絞られて構成されている樹脂付金属製容器である。
【0067】
したがって、全艶または全艶に近い艶の表面を有するとともに、任意の色で、電気的に発光し、内部にLCDモジュールを保持する筐体を実現することができる。
【0068】
【発明の効果】
この発明は、金属板と、この金属板の表面に重ねられた透明な樹脂とが、この透明な樹脂が外側になるように一体的に絞られて構成された樹脂付金属製容器と、この樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖する閉鎖部品と、この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを係合する係合部材とを備え、内部に表示部品を保持する筐体である
【0069】
したがって、これまで製造することができなかった、連続する立体的な面の表面が、金属的な輝きを持ち、高い艶であり、内部に表示部品を保持する筐体を、厚みを抑えて製造することができると共に、絞り加工を用いて製造することができる。
【0070】
この発明は、金属板に透明な樹脂を重ねて樹脂付金属板を作製する工程と、
前記樹脂付金属板をプレス加工することによって、前記金属板と前記樹脂とを一体的に絞って、樹脂付金属製容器を作製する工程とを含む筐体製造方法である。
【0071】
したがって、これまで製造することができなかった、立体的に連続した面が、金属的な輝きを持ち、高い艶である筐体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の携帯電話機の概観を表す図である。
【図2】実施の形態1の受話用筐体の分解斜視図である。
【図3】実施の形態1の樹脂付金属製容器の斜視図である。
【図4】実施の形態1の受話用筐体の第1の断面図である。
【図5】実施の形態1の受話用筐体の部分を表す断面拡大図である。
【図6】実施の形態1の受話用筐体の第2の断面図である。
【図7】実施の形態1の受話用筐体の組立工程図である。
【図8】実施の形態2の受話用筐体のスライス片を表す図である。
【図9】実施の形態3の受話用筐体の分解斜視図である。
【図10】実施の形態3の受話用筐体のスライス片を表す図である。
【図11】実施の形態4の受話用筐体のスライス片を表す図である。
【図12】実施の形態5の樹脂付金属製容器の部分を表す斜視図である。
【図13】実施の形態5の受話用筐体のスライス片を表す図である。
【図14】実施の形態6の受話用筐体の部分を表す断面拡大図である。
【図15】実施の形態7の樹脂付金属製容器の部分を表す斜視図である。
【図16】実施の形態7の受話用筐体のスライス片の部分を表す図である。
【符号の説明】
9、9a、d、e:外側容器(樹脂付金属製容器)
9b、9c :樹脂付金属容器
10:開口部分 13:内側容器(閉鎖部品)
15:背面用LCDモジュール(表示部品)
17:メイン用LCDモジュール(表示部品)
19:金属板 23:樹脂
25a〜d:めねじ用突起(係合部材)
27a〜d:嵌合爪(係合部材) 39、41:係合部
55:端部 57:係合部材
59:屈曲部(係合部) 63:発光層
65:着色層 75:絶縁膜
Claims (9)
- 金属板と、この金属板の表面に重ねられた透明な樹脂とが、この透明な樹脂が外側になるように一体的に絞られて構成された樹脂付金属製容器と、
この樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖する閉鎖部品と、
この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを係合する係合部材とを備え、内部に表示部品を保持することを特徴とする筐体。 - 請求項1記載の筐体において、
前記樹脂付金属製容器は、前記係合部材と着脱自在に構成されていることを特徴とする筐体。 - 請求項1または2記載の筐体において、
前記樹脂付金属製容器は、この樹脂付金属製容器の端部が覆われていることを特徴とする筐体。 - 金属板と、この金属板の表面に重ねられた透明な樹脂とが、この透明な樹脂が外側になるように一体的に絞られて構成され、係合部を有する樹脂付金属製容器と、
この樹脂付金属製容器の開口部分を閉鎖し、係合部を有する閉鎖部品とを備え、
この閉鎖部品と前記樹脂付金属製容器とを前記両係合部で係合し、内部に表示部品を保持することを特徴とする筐体。 - 請求項1〜4のいずれか一項記載の筐体において、
前記閉鎖部品は、金属板と、この金属板の表面に重ねられた透明な樹脂を有していることを特徴とする筐体。 - 請求項1〜5のいずれか一項記載の筐体において、
前記樹脂は、アクリル又はポリカーボネイト製であって、
前記樹脂に、UV塗料が塗布されていることを特徴とする筐体。 - 請求項1〜6のいずれか一項記載の筐体において、
前記樹脂付金属製容器は、
金属板と、
この金属板の表面に、絶縁膜を介して重ねられ、電気的に発光する均等な膜厚の発光層と、
この発光層に重ねられた透明な樹脂とが一体的に絞られて構成されている樹脂付金属製容器であることを特徴とする筐体。 - 請求項7記載の筐体において、
前記樹脂付金属製容器は、
金属板と、
この金属板の表面に、絶縁膜を介して重ねられ、電気的に発光する均等な膜厚の発光層と、
この発光層に印刷して着色された着色層と、
この着色層に重ねられた透明な樹脂とが一体的に絞られて構成されている樹脂付金属製容器であることを特徴とする筐体。 - 金属板に透明な樹脂を重ねて樹脂付金属板を作製する工程と、
前記樹脂付金属板をプレス加工することによって、前記金属板と前記樹脂とを一体的に絞って、樹脂付金属製容器を作製する工程と、
前記樹脂付金属製容器に、インサート成形によって、他の部品を付設する工程とを含むことを特徴とする筐体の製造方法。
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