JPH0327245B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0327245B2
JPH0327245B2 JP58108351A JP10835183A JPH0327245B2 JP H0327245 B2 JPH0327245 B2 JP H0327245B2 JP 58108351 A JP58108351 A JP 58108351A JP 10835183 A JP10835183 A JP 10835183A JP H0327245 B2 JPH0327245 B2 JP H0327245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
stock solution
chamber
supply
cake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58108351A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60811A (ja
Inventor
Yoshinari Iijima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP58108351A priority Critical patent/JPS60811A/ja
Publication of JPS60811A publication Critical patent/JPS60811A/ja
Publication of JPH0327245B2 publication Critical patent/JPH0327245B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49221Control of scale

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフイルタープレスの運転方法に関する
ものである。
ダイヤフラム内蔵型のフイルタープレスは板
と布により形成される室内に原液を供給して
これを加圧過し、さらに圧力水の圧入によるダ
イヤフラムの膨張作用により圧搾脱水してケーキ
を形成するものであり、室構成→原液加圧過
→ダイヤフラムによる圧搾脱水→ヘツダーブロー
→室の開放とケーキ排出を一工程とするが、こ
の工程の終了は従来ほとんど作業者の経験にもと
ずくタイマー設定によつて行つていた。
しかし、原液の性状、含水率等によつては経験
による時間設定は充分なる脱水効果が得られない
ものであつた。そこで特開昭56−15296号(特願
昭51−101249号)のように液流出量の経時変化
を測定して流出量が少なくなつた時を終了とする
技術が提案されているが、これには次のような問
題点がある。
(1) 室厚さは一般的に20〜30mmと薄いが、例え
ば室中央にある原液供給孔は各室(50〜
200室)への原液供給を均等に行うため150〜
250mmφと大きくなつている。その上過中常
に原液が流動しているので、供給孔部分におけ
るケーキ生成は室より非常に遅れ且つ圧搾工
程中脱水ケーキ生成につれて室内奥の原液が
非流動化してて圧力伝達が阻害され、そのため
ダイヤフラムの膨張作用力が働かないため室
から供給孔部に原液が逆流して供給孔部のケー
キ生成が引き続いて行われる。そして各室の
原液が全てケーキ状となつても供給孔部では
過が継続され、液が排出され続けるので液
量を経時的に測定しても室内の脱水完了は判
明しにくいものであり、現在これを解決する有
効な技術的手段はない。
(2) 供給孔部へ逆流する室内の原液が少なくな
ると半ばケーキ状となつた変性原液が供給孔部
に入り込み、その結果室内で生成するケーキ
量が減少すると共に供給孔内のケーキ量が増加
する。これらを除去するため次工程が設けら
れ、そのヘツダーブロー用洗浄水の水圧を前記
した不具合のため高くする必要があり又水量も
多くなる。
本発明は従来のフイルタープレスにおける工程
終了確認技術に鑑み、室内にケーキが生成する
速度に反比例して室から供給孔内へ原液が逆流
する速度が小さくなり、ダイヤフラムを膨張させ
るための圧力水圧を当初過圧力より大きくして
いたとしても圧力水圧と供給孔内の過圧力間に
差圧の逆転が生ずる現象を利用して圧力水圧より
低い圧力で原液を供給して逆流不足分を補い、そ
の原液供給量で室内のケーキ生成を検知するよ
うにしたフイルタープレスの運転方法を提供する
ことを目的とする。
上記目的達成のため、本発明においては一方向
でのみ流れる原液供給回路を構成し、圧搾脱水工
程中常に圧力水圧より低い圧力で原液圧を設定
し、室内の原液が全てケーキ状となつて原液供
給孔内に逆流しにくくなり、当初設定した差圧が
圧力より原液圧の方が大きくなる差圧に変換し
て、供給孔部過圧力が原液供給圧力より低くな
り結果として原液が供給回路を通つて補給される
現象を検出して室内のケーキ生成を検知するこ
とを特徴とする。
また本発明は、前記当初差圧を原液の代わりに
次のヘツダーブロー工程で使用する洗浄用清水に
置き換えて保持することにより、圧搾脱水→ヘツ
ダーブローへの工程の円滑な移行を行うことを特
徴とする。
以下図面に従つて本発明を詳細に説明する。
第1図において1は従来公知の単式或いは複式
のフイルタープレス本体、2は原液貯蔵タンク、
3はダイヤフラム膨張用の圧力水タンク、4は原
液供給回路であつて、この回路4中には自動弁
5、原液流量検出器6および逆止弁7が順次接続
してあり、8は制御装置である。
原液Aは原液供給ポンプ9により前記回路4と
は別の流通路をとおつて第2図に示す如く、フイ
ルタープレス本体1の板10と布11により
形成される室12内に供給孔13を通つてすで
に供給されている。この室12内で原液は加圧
過され、一定時間経過後原液供給を停止し次ぎ
に圧力水供給ポンプ14によつて圧力水Bが板
10とダイヤフラム15間に圧入され、ダイヤフ
ラム15が膨張して室12内の原液を圧搾脱水
する。この圧搾脱水中自動弁5を開いて原液をさ
らに供給する。この場合の原液供給圧力は圧力水
圧より低く(一般的に圧力水圧は10〜20Kg/cm2
あるのに対し、これより原液供給圧力は1〜5
Kg/cm2低く)設定してあり、供給孔13内圧力が
圧力水圧と同じ圧力の状態では弁5が開状態でも
原液は供給されないことになる。
圧搾脱水が進行し、室12内の原液がケーキ
状になるに従い室12から供給孔13への原液
逆流が減少し、室12内奥より形成するケーキ
の圧力抵抗が漸増しついには原液の供給孔13へ
の流動化を少なくするばかりか圧搾作用力の阻害
要因となつて圧力水圧と供給原液圧との差圧が変
換し、原液側の方が圧力大を呈して開放状態の前
記自動弁5から原液が流入し始める。
この流動開始を回路4中の流量検出器6で検出
することにより圧搾脱水工程の終了を検知し、制
御装置8によつてポンプ14による圧力水の供給
を停止し、弁5を閉じて全ての工程を終了させ、
その後室を開放してケーキ排出作業を行う。
流量検出器6としては公知の接点付のフローリ
レー、流量計等を使用する。
室12内のケーキをさらに低含水率にするま
で圧搾するには、供給孔13への室12からの
逆流原液がなく、過作用圧は圧力水圧より原液
供給圧により決まるので、過により消費される
原液を一定量、所定圧で供給し続けた上で圧搾脱
水工程を終了させ、ヘツダーブロー工程へ進めば
良い。従つて、このケーキの低含水化のためには
回路4中の流量検出器6を流量計とすることが良
い。
供給孔13内圧力低下にともなう自動弁5から
の原液流入開始後、流量検出器6で流量を計算し
一定値以上の流量値を示した時を圧搾終了とし、
制御装置8で圧力水および原液の供給を停止する
ようにしても良い。
圧搾工程を前記の如く検知して圧力水及び原液
供給を停止した後、回路4と供給孔13中に滞留
しているケーキ化されない原液を回路4を利用し
て洗浄用清水によつて外部へ排出した後圧縮空気
により供給孔13内を清拭乾燥させて回路4及び
供給孔13内の原液をフイルタープレス本体1か
ら強制的に排出洗浄するので、ケーキ排出後直ち
に次の過、圧搾作業を開始することが出来る。
上記の如く本発明によれば、原液の圧搾脱水中
圧力水圧と原液供給圧との差圧の変換により原液
流入開始を検知し、また原液流入開始後一定流量
値を検知することにより圧力水および原液の供給
を停止するようにしたので常に自動的に圧搾終了
を確認することができるものである。
また、原液圧入の差圧を圧搾工程後半に次のヘ
ツダーブローの工程に使用する洗浄用清水で保持
することにより、圧搾工程中に次工程の一部作業
を導入することとなり、従つて圧搾工程終了検知
後直ちに引き続く次工程へ自動化できるので、次
の作業開始を早期に為すことが出来るものであ
る、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の原液供給から圧搾工程
の回路図、第2図はフイルタープレスの要部断面
図である。 1はフイルタープレス本体、2は原液貯蔵タン
ク、3は圧力水タンク、4は原液供給回路、5は
自動弁、6は原液流量検出器、7は逆止弁、8は
制御装置、9は原液供給ポンプ、10は板、1
1は布、12は室、13は供給孔、14は圧
力水供給ポンプ、15はダイヤフラムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 室に供給した原液の加圧過後のダイヤフ
    ラムによる圧搾脱水工程において、当初圧力水圧
    より低い原液圧を設定し、両圧力間に差圧を保持
    し、過進行後に生ずる差圧の変換によつて再び
    原液供給されることを検知して圧搾脱水工程を終
    了せしめることを特徴とするフイルタープレスの
    運転方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の運転方法におい
    て、当初差圧を洗浄用清水圧によつて保持するこ
    とを特徴とするフイルタープレスの運転方法。
JP58108351A 1983-06-16 1983-06-16 フイルタ−プレスの運転方法 Granted JPS60811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58108351A JPS60811A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 フイルタ−プレスの運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58108351A JPS60811A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 フイルタ−プレスの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60811A JPS60811A (ja) 1985-01-05
JPH0327245B2 true JPH0327245B2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=14482503

Family Applications (1)

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JP58108351A Granted JPS60811A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 フイルタ−プレスの運転方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS60811A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4578922B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣搬送機構
JP4578924B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣収納装置
JP4578921B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4578922B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣搬送機構
JP4578924B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣収納装置
JP4578921B2 (ja) * 2004-10-08 2010-11-10 グローリー株式会社 紙幣処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60811A (ja) 1985-01-05

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