JP4578921B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Description
図1および図2には、本発明による紙幣処理装置の一実施形態としての紙幣両替機Dが示されている。この紙幣両替機Dは、例えば図3に示すようなパチンコ店等における遊技島に対して、その島端の床上に据え付けられるものである。その遊技島は、紙幣搬送装置Aと、この搬送装置Aの両側に配列された複数の遊技台(例えばパチンコ台)Bと、これらの遊技台B同士の間に配置された遊技媒体貸出機(例えば台間玉貸し機)Cとを含んでいる。
次に、上記の(1)受入ユニット、(2)リフト機構、および(3)収納ユニットの具体的構成について順次説明する。
図4に示すように、受入ユニット2は、保留部20、繰出し機構22、搬送機構24および識別手段26を備えている。保留部20は、搬送装置Aによって搬送されてきた(中継ユニット9から受け入れた)紙幣を集積して一時保留するためのものである。この保留部20の入口部分には、保留部20内に紙幣を略整列した状態で集積するためのゴム羽根車(札叩きゴム)28が設けられている。繰出し機構22は、繰出しベルト22aとこれに対向して設けられた逆転ローラ22bとを有し、保留部20から紙幣を1枚ずつ繰り出すように構成されている。
図5に示すように、リフト機構3の上記集積部30は、平板状の受け部材31と、この受け部材31に対して接離自在に設けられた略平板状の押付部材32とを有している。そして、集積部30は、その受け部材31と押付部材32との間に受け入れた複数枚の紙幣Sを集積状態で支持可能に構成されている。具体的には、集積部30は、受け部材31の下縁部と一側縁部からそれぞれ左方(押付部材32の離間方向)へ延びる水平な底板33と垂直な側板34を更に有している。そして、集積部30は、その受け部材31、押付部材32、底板33および側板34で形成された枠内に複数枚の紙幣Sを集積状態で受け入れるように構成されている。
(i)集積部30の下方位置への降下に伴って、押付部材32を、受け部材31から離間した(図5(b)に鎖線で示す)待機位置に移動させ、
(ii)集積部30の下方位置からの上昇に伴って、押付部材32を、受け部材31に対して接近して集積紙幣Sを押さえ付ける(図5に実線で示した)押付位置に移動させる、
ように構成されている。
図6〜図12に示すように、収納ユニット1は、以下の(a)〜(f)の構成要素を備えている(以下、図6(a)の右方を収納ユニット1の前方として説明する):
(a)下部に紙幣S1を水平姿勢の集積状態で収納する収納部1aを有する枠体1f(図6〜図9);
(b)枠体1fの底部に設けられ、収納部1aに収納された紙幣S1を最下位のものから順に後方へ繰り出す、ローラ等による繰出し手段1p(図6〜図9);
(c)枠体1fに対して垂直方向へスライド可能に取り付けられ、自重によって下方へ付勢された、収納ユニット1の後部で垂直に延びる軌道ラックR1(図11、図12);
(d)枠体1fに対して昇降自在に設けられ、以下の(d1)および(d2)の構成要素を有する移載機構1b,
(d1)軌道ラックR1と噛み合う歯車G(図11、図12)と、この歯車Gを回転駆動するモータM(図11、図12)と、これらの歯車GおよびモータMを支持する平板状の押圧部材11と、この押圧部材11を枠体1fに対して昇降自在に支持する一対の支持部材12,12(図6〜図9)とを含む押込み部10,
(d2)押込み部10に対して(図6〜図9に示す支持板15を介して)垂直方向にスライド可能に取り付けられ、紙幣S2を前方から水平姿勢の集積状態で受け入れて、当該紙幣S2の長手方向の両端部を押圧部材11の外側で支持する一対の紙幣ガイド13,14;13,14(各紙幣ガイド13,14は、下紙幣ガイド13と上紙幣ガイド14とで構成されている)(図6〜図12);
(e)一対の紙幣ガイド13,14;13,14の直下に配置され、収納部1aに収納された紙幣S1の長手方向の両端部を自重(実際には下記歯部材Tの重さも加わる)によって下方へ押さえ付ける一対の押さえ部材16,16(図6〜図12);および
(f)押込み部10の降下/上昇に連動して、軌道ラックR1と一対の押さえ部材16,16とを結合/分離させるクラッチ手段。
(f1)枠体1f(図6〜図9)に対して、垂直方向へ軌道ラックR1(図11、図12)と一体的にスライド可能に取り付けられた、軌道ラックR1の後方で垂直に延びる結合ラックR2;
(f2)この結合ラックR2を軌道ラックR1から離間する方向(後方)へ付勢する付勢手段としての、両ラックR1,R2間に設けられた上下一対のラックばねRS,RS;
(f3)一対の押さえ部材16,16に連結され、結合ラックR2と噛み合い可能な歯部材(小ラック)T;および
(f4)押込み部10の昇降に連動して結合ラックR2を前後移動させる連動機構。
(i)押込み部10の上昇に伴って、ラックばね(付勢手段)RS,RSの付勢力に抗して結合ラックR2を軌道ラックR1へ接近させて、歯部材Tと結合ラックR2との噛み合いを解き、
(ii)押込み部10の降下に伴って、ラックばね(付勢手段)RS,RSの付勢力によって結合ラックR2を軌道ラックR1から離間させて、歯部材Tと結合ラックR2とを噛み合わせる、
ように構成されている。
(i)押込み部10の上昇に伴って、図10(a)に示すように、背板10aがローラL3を後方へ押してリンクLを反時計回り方向に揺動させることで、ラックばねRS,RSの付勢力に抗して結合ラックR2を歯部材Tから前進させて、歯部材Tと結合ラックR2との噛み合いを解き、
(ii)押込み部10の降下に伴って、図10(b)に示すように、背板10aがローラL3を解放することで、リンクLを時計回り方向に揺動可能とし、ラックばねRS,RSの付勢力によって結合ラックR2を歯部材Tに向かって後退させて、歯部材Tと結合ラックR2とを噛み合わせる、
ように作用する連動機構が構成される。
次に、主に図1および図2を参照して、本実施形態の紙幣両替機D全体の動作について概説する。
次に、以上のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、まず、筐体dに対する受入ユニット2の垂直方向位置に関わらず、受入ユニット2に受け入れた紙幣をリフト機構3によって(受渡し機構4を介して)収納ユニット1へ受け渡すことができる。従って、筐体dに対する受入ユニット2および中継ユニット9の垂直方向位置を調節するだけで、異なる搬送高さの紙幣搬送装置Aに対応することが可能となる。このため、筐体d内で内部機構全体の取付位置を変えることなく、紙幣搬送装置Aの広範囲な搬送高さに対応して遊技島端の床上に据え付けられるような紙幣処理装置としての紙幣両替機Dを提供することができる。
(1)上記実施形態においては紙幣両替機として構成された紙幣処理装置について説明したが、本発明の紙幣処理装置はこれに限定されるものではない。すなわち、「遊技島の島端の床上に据え付けられ、遊技島の紙幣搬送装置によって島端へ水平方向に搬送されてきた紙幣を受け入れて収納する紙幣処理装置」として構成されていれば、紙幣両替機としての機能を有しない紙幣金庫等であってもよい。
B 遊技台
C 遊技媒体貸出機
D 紙幣両替機(紙幣処理装置)
d 筐体
1 収納ユニット
1a 収納部
1b 移載機構
10 押込み部
10a 背板(連動機構)
G 歯車
M モータ
11 押圧部材
12,12 支持部材
13,13 下紙幣ガイド
14,14 上紙幣ガイド
16,16 押さえ部材
1c 予備収納部
1f 枠体
1p 繰出し手段
R1 軌道ラック
R2 結合ラック
RS,RS ラックばね(付勢手段)
T 歯部材
L リンク(連動機構)
2 受入ユニット
2f,2f,… 中央枠体
20 保留部
22 繰出し機構
24 搬送機構
26 識別手段
28 ゴム羽根車
3 リフト機構
30 集積部
31 受け部材
32 押付部材
33 底板
34 側板
35 昇降ガイド
36 昇降ガイド
37 レバー(規制手段)
37a 長腕部
37b 短腕部
38 連結ブラケット
39 支持ブラケット
3r 規制部材(規制手段)
3s シャフト
300 従動スライダ
340 傾斜板(規制手段)
350 駆動スライダ
360 自由ローラ(規制手段)
4 受渡し機構
5 入金ユニット
50 紙幣挿入口
6 出金ユニット
60 紙幣払出口
7 操作部
8 表示部
9 中継ユニット
90 リジェクト収納部
92 リジェクト機構
S 集積紙幣
S1 収納紙幣
S2 補充紙幣
S’ 取入紙幣
Claims (3)
- 複数の遊技台および遊技媒体貸出機と紙幣搬送装置とを含む遊技島の島端の床上に据え付けられ、前記貸出機に投入され前記搬送装置によって島端へ水平方向に搬送されてきた紙幣を受け入れて収納する紙幣処理装置において、
前記遊技島に対して固定される筐体と、
受け入れた紙幣を収納するための収納ユニットと、
前記筐体に対して垂直方向の位置を調節可能に取り付けられ、前記搬送装置によって搬送されてきた紙幣を受け入れる受入ユニットと、
複数枚の紙幣を集積可能な集積部を有し、この集積部を、前記筐体に対して、前記受入ユニットから紙幣を受け取る下方位置と、この下方位置よりも上方にある上方位置との間で昇降可能なリフト機構と、
前記上方位置にある前記リフト機構の集積部から前記収納ユニットへ紙幣を受け渡す受渡し機構と、
を備えたことを特徴とする紙幣処理装置。 - 前記受入ユニットは、
前記搬送装置によって搬送されてきた紙幣を集積して一時保留する保留部と、
この保留部から紙幣を1枚ずつ繰り出す繰出し機構と、
この繰出し機構によって繰り出された紙幣を、前記下方位置にある前記リフト機構の集積部まで搬送する搬送機構と、
この搬送機構によって搬送される紙幣を識別して計数する識別手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。 - 紙幣挿入口を有し、この挿入口から挿入された高額紙幣の入金処理を行う入金ユニットと、
紙幣払出口を有し、前記収納ユニットに収納されている低額紙幣を前記高額紙幣の金額に相当する枚数だけ前記払出口から払い出す出金ユニットと、
を更に備え、紙幣両替機として構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の紙幣処理装置。
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JPH0327245B2 (ja) * | 1983-06-16 | 1991-04-15 | Tsukishima Kikai Co | |
JPH06144628A (ja) * | 1991-02-14 | 1994-05-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 紙幣回収払出し装置 |
JP2004067318A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Shinko Seisakusho Co Ltd | 紙幣収納装置 |
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2004
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