JP4578922B2 - 紙幣搬送機構 - Google Patents

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本発明は、例えばパチンコ店等における遊技島から紙幣を受け入れて収納する紙幣両替機のような紙幣処理装置において、受け入れた紙幣を次工程に受け渡すために上方へ搬送する紙幣搬送機構に関する。
上記のような紙幣処理装置において、受け入れた紙幣を次工程に受け渡すために上方へ搬送する紙幣搬送機構としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、受け入れた紙幣をローラとベルトで挟持して1枚ずつ上方へ搬送する搬送機構が記載されている。
特許第3027245号明細書(図7〜図9等)
上述した従来の紙幣搬送機構には、次のような問題点がある。すなわち、紙幣を1枚ずつ搬送するため、搬送の作業効率が悪く、動作時間が長くなるので機構の耐久性の点でも不利である。また、自らの搬送速度を上回る速度で紙幣が連続的に送り込まれる場合には対処することができない。一方、このような紙幣搬送機構において、紙幣を一度に複数枚ずつ安定した状態で上方へ搬送して次工程に受け渡すことのできるものは提案されていない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、受け入れた紙幣を一度に複数枚ずつ安定した状態で上方へ搬送して次工程に受け渡すことのできる紙幣搬送機構を提供することを目的とする。
第1の発明は、受け部材と、この受け部材に対して接離自在に設けられた押付部材とを有し、これらの受け部材と押付部材との間に受け入れた複数枚の紙幣を集積状態で支持可能に構成された集積部と、この集積部を、紙幣を受け入れる下方位置と、受け入れた紙幣を次工程に受け渡すための上方位置との間で昇降させる昇降手段と、前記集積部の昇降に連動して前記押付部材を前記受け部材に対して移動させる連動手段とを備え、前記連動手段は、前記集積部の前記下方位置への降下に伴って、前記押付部材を、前記受け部材から離間した待機位置に移動させ、前記集積部の前記下方位置からの上昇に伴って、前記押付部材を、前記受け部材に対して接近して集積紙幣を押さえ付ける押付位置に移動させる、ように構成されていることを特徴とする紙幣搬送機構である。
この第1の発明によれば、複数枚の紙幣を集積状態で支持可能な集積部を昇降手段によって下方位置と上方位置との間で昇降させることで、受け入れた紙幣を一度に複数枚ずつ上方へ搬送することが可能となる。また、集積部が下方位置にあるときには、連動手段が、押付部材を受け部材から離間した待機位置に移動させているので、複数枚の紙幣を集積部に円滑に受け入れて集積することができる。一方、集積部が下方位置から上昇しているときには、連動手段が、押付部材を受け部材に対して接近して集積紙幣を押さえ付ける押付位置に移動させているので、複数枚の紙幣を安定した状態で集積部内に保持することができる。すなわち、受け入れた紙幣を一度に複数枚ずつ安定した状態で上方へ搬送して次工程に受け渡すことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記連動手段は、前記押付部材を、前記受け部材に対して接近する方向に付勢する付勢手段と、前記集積部の下方位置において、前記付勢手段の付勢力に抗して前記押付部材を前記待機位置に位置規制すると共に、前記集積部の前記下方位置からの上昇に伴って前記位置規制を解除する規制手段とを含むものである。
この第2の発明によれば、集積部が下方位置から上昇しているときには、付勢手段によって押付部材が受け部材に対して接近する方向に付勢され、その付勢力によって集積紙幣が保持されることになる。このため、集積部内の紙幣を、上方位置で次工程に受け渡す際の引き抜きの容易性を確保しつつ、安定的に保持することが可能となる。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1〜図14は本発明による紙幣搬送機構の一実施形態を用いた紙幣両替機を説明するための図である。以下、当該紙幣両替機の全体構成、各部の具体的構成、全体動作、作用効果、および変形例について順次説明する。
[全体構成]
図1および図2には、本発明による紙幣搬送機構の一実施形態を用いた紙幣両替機Dが示されている。この紙幣両替機Dは、例えば図3に示すようなパチンコ店等における遊技島に対して、その島端の床上に据え付けられるものである。その遊技島は、紙幣搬送装置Aと、この搬送装置Aの両側に配列された複数の遊技台(例えばパチンコ台)Bと、これらの遊技台B同士の間に配置された遊技媒体貸出機(例えば台間玉貸し機)Cとを含んでいる。
そして、紙幣両替機Dは、貸出機Cに投入され搬送装置Aによって島端へ水平方向に搬送されてきた紙幣(千円紙幣)を受け入れて収納すると共に、収納した紙幣を両替紙幣として払い出せるように構成されている。この場合、遊技島の紙幣搬送装置Aによる紙幣の搬送姿勢は、長手方向が搬送方向を向いて短手方向が垂直方向を向いた姿勢である。
さて、図1および図2に示す紙幣両替機Dは、遊技島に対して固定される筐体dと、この筐体d内に設けられた収納ユニット1、受入ユニット2、リフト機構(紙幣搬送機構)3、受渡し機構4(図1)、入金ユニット5(図1)、出金ユニット6(図1)および中継ユニット9(図2)を備えている。また、図1に示すように、入金ユニット5の前面側には、筐体dを開いた状態で係員等によって操作される操作部7が設けられ、入金ユニット5の上には、筐体dの外側から目視可能な表示部8が設けられている。さらに、図1および図2に示すように、筐体d内の略中央部には、垂直方向に延びる複数の中央枠体2fが筐体dに対して固定的に設けられている。
なお、筐体d内において、上記構成要素1〜9(および2f)の下方には、例えば硬貨処理機構等の収納されるスペースEが設けられている。
収納ユニット1は、両替機D内に受け入れた紙幣を収納するための収納部1aと、この収納部1aへ紙幣を移載するための移載機構1bとを有している。また、受入ユニット2は、搬送装置Aによって搬送されてきた紙幣を中継ユニット9(図2)を介して受け入れるように構成されている。この受入ユニット2は、筐体d(枠体2f)に対して垂直方向の位置を調節可能に取り付けられている。具体的には、受入ユニット2は、中央枠体2fの全部または一部に対して、例えばネジ止め等によって垂直方向の任意の位置に固定できるようになっている。
リフト機構3は、本発明による紙幣搬送機構の一実施形態として構成されている。このリフト機構3は、複数枚の紙幣を集積可能な集積部30(図5)を有し、この集積部30を、筐体d(枠体2f)に対して、受入ユニット2から紙幣を受け取る(当該紙幣を受け入れる)下方位置と、この下方位置よりも上方にある(受け入れた紙幣を次工程に受け渡すための)上方位置との間で昇降可能に構成されている。また、受渡し機構4(図1)は、上方位置にあるリフト機構3の集積部30から収納ユニット1(基本的には、その移載機構1b)へ、ベルトやローラ等によって紙幣を(集積された束の状態のまま)受け渡すように構成されている。なお、この受渡し機構4によって、紙幣の姿勢は、その短手方向が垂直方向を向いた姿勢から水平方向を向いた姿勢へ90度変換されるようになっている。
入金ユニット5(図1)は、紙幣挿入口50を有し、この挿入口50から挿入された高額紙幣(2千円紙幣、5千円紙幣、万円紙幣)の入金処理を行うように構成されている。また、出金ユニット6(図1)は、紙幣払出口60を有し、収納ユニット1の収納部1aに収納されている低額紙幣(千円紙幣)を高額紙幣の金額に相当する枚数だけ紙幣払出口60から払い出すように構成されている。
中継ユニット9(図2)は、紙幣搬送装置Aおよび受入ユニット2の高さに対応するよう、筐体d(枠体2f)に対する垂直方向の位置を調節可能に設けられている。この中継ユニット9は、紙幣搬送装置Aによって搬送されてきた紙幣のうち、受入ユニット2へ受け入れるべき紙幣はそのまま通過させ、それ以外のリジェクト紙幣はリジェクト機構92によって選別してリジェクト収納部90に収納するように構成されている。
[各部の具体的構成]
次に、上記の(1)受入ユニット、(2)リフト機構、および(3)収納ユニットの具体的構成について順次説明する。
(1)受入ユニットの構成
図4に示すように、受入ユニット2は、保留部20、繰出し機構22、搬送機構24および識別手段26を備えている。保留部20は、搬送装置Aによって搬送されてきた(中継ユニット9から受け入れた)紙幣を集積して一時保留するためのものである。この保留部20の入口部分には、保留部20内に紙幣を略整列した状態で集積するためのゴム羽根車(札叩きゴム)28が設けられている。繰出し機構22は、繰出しベルト22aとこれに対向して設けられた逆転ローラ22bとを有し、保留部20から紙幣を1枚ずつ繰り出すように構成されている。
搬送機構24は、繰出し機構22によって繰り出された紙幣を、搬送ベルトやローラ等によって、上記下方位置にあるリフト機構3の集積部30(図5)まで搬送するように構成されている。そして、識別手段26は、搬送機構24によって搬送される紙幣を、光学センサ等を用いて識別して計数するように構成されている。
(2)リフト機構の構成
図5に示すように、リフト機構3の上記集積部30は、平板状の受け部材31と、この受け部材31に対して接離自在に設けられた略平板状の押付部材32とを有している。そして、集積部30は、その受け部材31と押付部材32との間に受け入れた複数枚の紙幣Sを集積状態で支持可能に構成されている。具体的には、集積部30は、受け部材31の下縁部と一側縁部からそれぞれ左方(押付部材32の離間方向)へ延びる水平な底板33と垂直な側板34を更に有している。そして、集積部30は、その受け部材31、押付部材32、底板33および側板34で形成された枠内に複数枚の紙幣Sを集積状態で受け入れるように構成されている。
なお、受け部材31の上部には、受渡し機構4(図1)を構成するベルトやローラ等が集積紙幣Sを掴めるようにするために、上方へ開いた一対の切欠き部が形成されている。
また、集積部30の手前側と奥側(側板34側)には、それぞれ昇降ガイド35および36が設けられている。手前側の昇降ガイド35は、中央枠体2fの1つを両側から挟むようなコの字状の水平断面を有している。また、奥側の昇降ガイド36は、垂直に延びるシャフト3sによって貫通されている。これらの昇降ガイド35および36によって、集積部30が垂直方向にスライド可能に案内されている。
そして、リフト機構3は、集積部30を上記下方位置と上方位置との間で(昇降ガイド35および36に沿って)昇降させる昇降手段を備えている。この昇降手段としては、例えば集積部30自体に昇降駆動用モータを搭載することも可能である。しかし、集積部30を小型軽量化する観点からは、例えば垂直方向に張設されたベルトに対して集積部30を連結し、そのベルトを枠体2fに対して固定されたモータによって駆動するような構成の方が好ましい。
また、リフト機構3は、集積部30の昇降に連動して押付部材32を受け部材31に対して移動させる連動手段を備えている。この連動手段は、
(i)集積部30の下方位置への降下に伴って、押付部材32を、受け部材31から離間した(図5(b)に鎖線で示す)待機位置に移動させ、
(ii)集積部30の下方位置からの上昇に伴って、押付部材32を、受け部材31に対して接近して集積紙幣Sを押さえ付ける(図5に実線で示した)押付位置に移動させる、
ように構成されている。
具体的には、リフト機構3の連動手段は、押付部材32を受け部材31に対して接近する方向に付勢する付勢手段と、押付部材32の位置規制を行う規制手段とを有している。その規制手段は、集積部30の下方位置において、付勢手段の付勢力に抗して押付部材32を待機位置に位置規制すると共に、集積部30の下方位置からの上昇に伴って位置規制を解除するように構成されている。
より具体的には、押付部材32に対して、一対の連結ブラケット38を介してL字形レバー37が連結されている。このレバー37は、集積部30の底板33の裏側に取り付けられた一対の支持ブラケット39によって揺動自在に支持されている。また、レバー37は、上端部が連結ブラケット38に連結された長腕部37aと、この長腕部37aの下端部(揺動中心よりも下)から略直角に右方(押付部材32の接近方向)へ延びる短腕部37bとを有している。そして、短腕部37bの下方には、中央枠体2fに対して垂直方向位置を調節可能に固定された規制部材3rが設けられている。この場合、上記付勢手段としては、例えばレバー37を図5(b)における時計回りの揺動方向に付勢する捻りコイルばね等を用いることができる。
すなわち、図5(b)に示すように、集積部30の下方位置においては、レバー37の短腕部37bが規制部材3rよって集積部30に対して上方に押されることで、レバー37が付勢手段の付勢力に抗して鎖線で示す揺動位置に保持され、押付部材32が待機位置に位置規制される。そして、集積部30の下方位置からの上昇に伴って、レバー37の短腕部37bが規制部材3rから解放されることで、押付部材32の位置規制が解除されるようになっている。
(3)収納ユニットの構成
図6〜図12に示すように、収納ユニット1は、以下の(a)〜(f)の構成要素を備えている(以下、図6(a)の右方を収納ユニット1の前方として説明する):
(a)下部に紙幣S1を水平姿勢の集積状態で収納する収納部1aを有する枠体1f(図6〜図9);
(b)枠体1fの底部に設けられ、収納部1aに収納された紙幣S1を最下位のものから順に後方へ繰り出す、ローラ等による繰出し手段1p(図6〜図9);
(c)枠体1fに対して垂直方向へスライド可能に取り付けられ、自重によって下方へ付勢された、収納ユニット1の後部で垂直に延びる軌道ラックR1(図11、図12);
(d)枠体1fに対して昇降自在に設けられ、以下の(d1)および(d2)の構成要素を有する移載機構1b,
(d1)軌道ラックR1と噛み合う歯車G(図11、図12)と、この歯車Gを回転駆動するモータM(図11、図12)と、これらの歯車GおよびモータMを支持する平板状の押圧部材11と、この押圧部材11を枠体1fに対して昇降自在に支持する一対の支持部材12,12(図6〜図9)とを含む押込み部10,
(d2)押込み部10に対して(図6〜図9に示す支持板15を介して)垂直方向にスライド可能に取り付けられ、紙幣S2を前方から水平姿勢の集積状態で受け入れて、当該紙幣S2の長手方向の両端部を押圧部材11の外側で支持する一対の紙幣ガイド13,14;13,14(各紙幣ガイド13,14は、下紙幣ガイド13と上紙幣ガイド14とで構成されている)(図6〜図12);
(e)一対の紙幣ガイド13,14;13,14の直下に配置され、収納部1aに収納された紙幣S1の長手方向の両端部を自重(実際には下記歯部材Tの重さも加わる)によって下方へ押さえ付ける一対の押さえ部材16,16(図6〜図12);および
(f)押込み部10の降下/上昇に連動して、軌道ラックR1と一対の押さえ部材16,16とを結合/分離させるクラッチ手段。
上記(f)のクラッチ手段は、以下の(f1)〜(f4)の構成要素を有している(図10〜図12):
(f1)枠体1f(図6〜図9)に対して、垂直方向へ軌道ラックR1(図11、図12)と一体的にスライド可能に取り付けられた、軌道ラックR1の後方で垂直に延びる結合ラックR2;
(f2)この結合ラックR2を軌道ラックR1から離間する方向(後方)へ付勢する付勢手段としての、両ラックR1,R2間に設けられた上下一対のラックばねRS,RS;
(f3)一対の押さえ部材16,16に連結され、結合ラックR2と噛み合い可能な歯部材(小ラック)T;および
(f4)押込み部10の昇降に連動して結合ラックR2を前後移動させる連動機構。
上記(f4)の連動機構は、
(i)押込み部10の上昇に伴って、ラックばね(付勢手段)RS,RSの付勢力に抗して結合ラックR2を軌道ラックR1へ接近させて、歯部材Tと結合ラックR2との噛み合いを解き、
(ii)押込み部10の降下に伴って、ラックばね(付勢手段)RS,RSの付勢力によって結合ラックR2を軌道ラックR1から離間させて、歯部材Tと結合ラックR2とを噛み合わせる、
ように構成されている。
具体的には、図10に示す押込み部10の背板10aとリンクLとで上記(f4)の連動機構が構成されている。押込み部10の背板10aは、押圧部材11の後縁から上方へ略垂直に延びた後、上部が前方へ折れ曲がった形状を有している。また、リンクLは、全体として略真直ぐな棒状をなし、略中央部の支点L1を中心として揺動自在に支持されている。このリンクLの一端L2は、結合ラックR2に対して回動自在に連結されている。また、リンクLの他端には自由ローラL3が設けられている。
この場合、押込み部10の背板10aが、自由ローラL3を従動子とする直動カムのように作用する。これにより、
(i)押込み部10の上昇に伴って、図10(a)に示すように、背板10aがローラL3を後方へ押してリンクLを反時計回り方向に揺動させることで、ラックばねRS,RSの付勢力に抗して結合ラックR2を歯部材Tから前進させて、歯部材Tと結合ラックR2との噛み合いを解き、
(ii)押込み部10の降下に伴って、図10(b)に示すように、背板10aがローラL3を解放することで、リンクLを時計回り方向に揺動可能とし、ラックばねRS,RSの付勢力によって結合ラックR2を歯部材Tに向かって後退させて、歯部材Tと結合ラックR2とを噛み合わせる、
ように作用する連動機構が構成される。
ここで、受渡し機構4(図1)から受け渡される紙幣S2が如何にして収納部1aに移載されるかの仕組みについて説明する。ここでは、図6〜図13に示すように、既に収納部1aに収納されている収納紙幣S1の上に補充紙幣S2が移載される場合について説明するが、収納部1aに収納紙幣S1がない状態からスタートしても、補充紙幣S2の移載は同様にして行われる。
まず、図6に示す待機状態(移載機構1bの押込み部10が最上位まで上昇している状態)において、受渡し機構4(図1)から移載機構1bに補充紙幣S2が受け渡される。この紙幣S2は、移載機構1bにおける一対の紙幣ガイド13,14;13,14内へ前方から水平姿勢の集積状態で受け入れられ、その長手方向の両端部を一対の紙幣ガイド13,14;13,14によって支持される。この状態においては、押込み部10の押圧部材11と上紙幣ガイド14,14とが略同じ高さにある。
次に、図7に示すように移載機構1bが収納部1aに向かって降下する。この移載機構1bの降下は、図11に示すように、軌道ラックR1と噛み合う押込み部10の歯車GをモータMで回転駆動することで、軌道ラックR1に対して押込み部10が自走するようにして行われる。その際、上記(f4)の連動機構の作用によって、歯部材Tと結合ラックR2とが噛み合わされる(図10(b))。
降下して行く移載機構1bのうち、まず下紙幣ガイド13,13が押さえ部材16,16に当接し、紙幣ガイド13,14;13,14および支持板15の降下は停止する(図7)。ところが、上記(d2)のように紙幣ガイド13,14;13,14は押込み部10に対して支持板15を介して垂直方向にスライド可能に取り付けられている。このため、図11(b)および図13(a)に示すように、押込み部10自体は収納紙幣S1に向かって更に降下し、押圧部材11によって補充紙幣S2を収納紙幣S1の上に押し付けた状態で降下を停止する。
このように押込み部10は降下を停止するが、図12に示すように、モータMによる歯車Gの回転駆動は継続される。このため、停止した押込み部10に対して、軌道ラックR1、結合ラックR2、および結合ラックR2と噛み合った歯部材Tが一体的に上方へスライドし、歯部材Tと連結された押さえ部材16,16を上昇させる。これにより、図12および図13(b)に示すように、紙幣ガイド13,14;13,14が、押さえ部材16,16によって押し上げられることで、押込み部10に対して上方へ(支持部材12,12に当接するまで)スライドする。それに伴って、図13(b)に示すように、中央部を押圧部材11によって押さえ付けられた補充紙幣S2の両端部が、紙幣ガイド13,14;13,14の間から抜け出す。
これにより、図8に示すように、収納紙幣S1の上に補充紙幣S2が相対的に押し込まれるようにして移載される。その後、モータMによって歯車Gを降下時とは逆方向に回転駆動することで、図9に示すように、移載機構1bが待機位置に向かって上昇して行く。
次に、図6〜図9に示すように、収納ユニット1の上部には、枠体1fに対して一定範囲内で垂直方向にスライド可能な予備収納部1cが設けられている。この予備収納部1cは、受渡し機構4(図1)から受け渡される紙幣のうち、移載機構1bによって収納部1aへは移載されない紙幣を、取入紙幣S’(図7〜図9)として取り入れて収納するためのものである。そのような取入紙幣S’としては、例えば受入ユニット2の識別手段26(図4)による識別結果に問題があった紙幣などが考えられる。
予備収納部1cは、底板110と、この底板110に対して圧縮ばね150で上方へ付勢された支持板120と、一対の紙幣ガイド130,140;130,140とを有している。また、枠体1fの天井部には、一対の紙幣ガイド130,140;130,140同士の間に対応した押込み部材100が固定されている。この予備収納部1cへの紙幣S’の収納は、上述した移載機構1bによる補充紙幣S2の移載と類似した仕組みによって行われる。
具体的には、予備収納部1cは、図6に示すように、移載機構1bが待機位置まで上昇しているときには、移載機構1bの押込み部10によって最上位の押込み位置に支持されている。そして、図7に示す移載機構1bの降下に伴って、予備収納部1cは自重によって最下位の待機位置(図7〜図9)まで降下する。この待機位置において、受渡し機構4(図1)から予備収納部1cに取入紙幣S’が受け渡される。この取入紙幣S’は、予備収納部1cの一対の紙幣ガイド130,140;130,140内へ水平姿勢の集積状態で受け入れられ、その長手方向の両端部を一対の紙幣ガイド130,140;130,140によって支持される。
その後、予備収納部1cは、図9に示す移載機構1bの上昇に伴って、移載機構1bの押込み部10によって図6に示す最上位の押込み位置まで押し上げられる。その過程で、紙幣ガイド130,130;140,140が押込み部材100に対して上方へスライドするように移動する。それに伴って、図13に示したのと同様の原理によって、中央部を押込み圧部材100によって押さえ付けられた取込紙幣S’の両端部が、紙幣ガイド130,140;130,140の間から抜け出す。これにより、取込紙幣S’が底板110と支持板120との間に(圧縮ばね150の付勢力に抗して)押し込まれるようにして収納される(図7〜図9は既に取込紙幣S’が収納されている状態を示す)。
ここで、図6〜図9には、図1に示した出金ユニット6の内部構造の一部も示されている。図6〜図9に示すように、出金ユニット6は、収納ユニット1の収納部1aから繰出し手段1pによって繰り出された紙幣を集積する出金集積部62と、この出金集積部62から紙幣を一括して送り出すローラ等による出金繰出し手段64とを有している。なお、出金繰出し手段64によって繰り出された紙幣は、出金ユニット6の払出口60(図1)へ搬送される。
[全体動作]
次に、主に図1および図2を参照して、本実施形態の紙幣両替機D全体の動作について概説する。
まず、図2に示すように、紙幣搬送装置Aによって搬送されてきた紙幣は、中継ユニット9を介して(そのリジェクト収納部90に収納されるものを除き)受入ユニット2の保留部20内に受け入れられる。保留部20内に受け入れられた紙幣は、必要に応じてそこに集積状態で一時保留された後、保留部20から繰り出される。保留部20から繰り出された紙幣は、下方位置にあるリフト機構3の集積部30で受け取られて集積される。
その後、図1に示すように、リフト機構3の集積部30が下方位置から上方位置まで上昇する。そして、受渡し機構4によって、上方位置にあるリフト機構3の集積部30から、待機状態にある収納ユニット1の移載機構1bへ紙幣が(集積された束の状態のまま)受け渡される。次に、収納ユニット1の移載機構1bが降下して、移載機構1bから収納部1aに紙幣が移載された後、移載機構1bが上昇して待機状態へ復帰する。このようにして、紙幣搬送装置Aによって搬送されてきた紙幣が、収納ユニット1の収納部1aに補充される。なお、紙幣両替機Dの筐体dを一部開放することで、収納部1aに紙幣を直接補充することも可能である。
また、紙幣の両替を行う場合には、まず、入金ユニット5の紙幣挿入口5に高額紙幣が挿入され、入金ユニット5による入金処理が行われる。そして、その高額紙幣の金額に相当する枚数の低額紙幣が、収納ユニット1の収納部1aから繰り出され、出金集積部62(図6〜図9)に集積された後、払出口60から払い出される。
[作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、まず、筐体dに対する受入ユニット2の垂直方向位置に関わらず、受入ユニット2に受け入れた紙幣をリフト機構3によって(受渡し機構4を介して)収納ユニット1へ受け渡すことができる。従って、筐体dに対する受入ユニット2および中継ユニット9の垂直方向位置を調節するだけで、異なる搬送高さの紙幣搬送装置Aに対応することが可能となる。このため、筐体d内で内部機構全体の取付位置を変えることなく、紙幣搬送装置Aの広範囲な搬送高さに対応して遊技島端の床上に据え付けられるような紙幣処理装置としての紙幣両替機Dを提供することができる。
また、受入ユニット2においては、紙幣搬送装置Aによって搬送されてきた紙幣を保留部20に集積して一時保留しておくことで、リフト機構3の集積部30が上昇中などで紙幣を集積できないときでも紙幣を受け入れ可能となる。また、紙幣を保留部20から繰り出してリフト機構3の集積部30まで搬送する際、その紙幣を識別手段26で識別して計数することができる。これにより、収納ユニット1へ受け渡される紙幣の枚数その他の管理を行うことができる。例えば、識別手段26による識別結果に問題があった紙幣は、収納ユニット1の移載機構1bへ受け渡すことなく予備収納部1cへ収納させるようにする等の対応を図ることができる。
次に、リフト機構3においては、複数枚の紙幣を集積状態で支持可能な集積部30を昇降手段によって下方位置と上方位置との間で昇降させることで、受け入れた紙幣を一度に複数枚ずつ上方へ搬送することが可能となる。また、集積部30が下方位置にあるときには、上記連動手段が、押付部材32を受け部材31から離間した待機位置に移動させるているので、複数枚の紙幣を集積部30に円滑に受け入れて集積することができる。一方、集積部30が下方位置から上昇しているときには、上記連動手段が、押付部材32を受け部材31に対して接近して集積紙幣を押さえ付ける押付位置に移動させているので、複数枚の紙幣を安定した状態で集積部30内に保持することができる。すなわち、受け入れた紙幣を一度に複数枚ずつ安定した状態で上方へ搬送して次工程(受渡し機構4)に受け渡すことができる。
また、集積部30が下方位置から上昇しているときには、上記付勢手段によって押付部材32が受け部材31に対して接近する方向に付勢され、その付勢力によって集積紙幣Sが保持されることになる。このため、集積部30内の紙幣を、上方位置で次工程(受渡し機構4)に受け渡す際の引き抜きの容易性を確保しつつ、安定的に保持することが可能となる。
次に、収納ユニット1においては、移載機構1bによって、外部(受渡し機構4)から受け入れた補充紙幣S2を収納紙幣S1の上に移載することができる。一方、収納部1aに収納された紙幣S1は、繰出し手段1pによって最下位のものから順に繰り出すことができる。これにより、紙幣の上方からの収納と下方からの繰出しを並行して行うことが可能となる。そして、一対の押さえ部材16,16によって、収納部1aに収納された紙幣S1の長手方向の両端部を下方へ押さえ付けることで、収納紙幣S1の中に曲がり癖のあるカール紙幣が含まれている場合であっても、収納紙幣S1を伸ばした状態に保持することができる。これにより、収納紙幣S1の収納状態を安定させて補充紙幣S2の移載や収納紙幣S1の繰出しを円滑に行うことができる。
[変形例]
(1)上記実施形態においては紙幣両替機として構成された紙幣処理装置に用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明による紙幣搬送機構を適用可能な紙幣処理装置として構成されていれば、紙幣両替機としての機能を有しない紙幣金庫等に用いてもよい。
(2)上記リフト機構3の連動手段(規制手段)は、図5に示したレバー37と規制部材3rを用いるものに代えて、図14に示すような構成としてもよい。なお、図14は図5(b)に対応した向きで描かれている。
まず、図14に示す従動スライダ300が、リフト機構3の集積部30(図5)に対して一定範囲内で垂直方向にスライド可能に取り付けられている。この従動スライダ300は、縦板310と、この縦板310の上下端部にそれぞれ連結された天板320および底板330とを有している。それらの天板320および底板330を、図5にも示したシャフト3sが遊貫している。縦板310の側面には、図14(図5(b))の左上方へ延びる斜面を有した傾斜板340が設けられている。
また、従動スライダ300の天板320と底板330との間には、やはりシャフト3sによって遊貫される駆動スライダ350が配置されている。この駆動スライダ350は、天板320と底板330との間の間隔よりも短い軸線方向長さを有している。そして、上記昇降手段によってリフト機構3の集積部30(図5)を昇降させる駆動力は、駆動スライダ350を介して従動スライダ320に伝えられるように構成されている。
図14に示す自由ローラ360は、集積部30の押付部材32(図5)に対して取り付けられ、ないしは押付部材32と連動するように設けられる。そして、従動スライダ300の傾斜板340は、ローラ360を従動子とする直動カムのように作用する。
すなわち、図14(a)に示すように、集積部30(図5)の下方位置においては、駆動スライダ350によって従動スライダ300が集積部30に対して下方にスライドされることで、従動スライダ300の傾斜板340によってローラ360が左方に押されている。これにより、押付部材32が上記付勢手段の付勢力に抗して待機位置に位置規制される。そして、図14(b)に示すように、集積部30(図5)を下方位置から上昇させるべく駆動スライダ350が上昇することに伴って、従動スライダ300が集積部30に対して上方にスライドされる。これにより、ローラ360が傾斜板340から解放されることで、押付部材32の位置規制が解除されるようになっている。
(3)上記収納ユニット1のクラッチ手段は、図10に示したリンクLによるラックR2と歯部材Tとの噛み合い式のものに代えて、他の機械的な連動機構による噛み合い式のものにしてもよく、また押込み部10の昇降を電気的に検知して作動される噛み合い式のものにしてもよい。さらには、噛み合い式以外の係合方式によるクラッチ手段としてもよい。なお、図10に示した垂直に延びる結合ラックR2と歯部材Tとの噛み合いによるクラッチ手段では、収納紙幣S1の収納量によって上下する押さえ部材16の位置に関わらず一定の結合状態を実現することができる。
(4)上記軌道ラックR1および押さえ部材16,16は、いずれも自重によって下方へ付勢されるだけでなく、自重に加えてバネ等の付勢手段によって下方へ付勢されていてもよい。また、バネ等の付勢手段によって、自重を一部相殺するように上方へ付勢されることで、下方への付勢力を調整されていてもよい。
本発明による紙幣搬送機構の一実施形態としてのリフト機構を用いた紙幣両替機を正面側から見た断面で示す模式図。 図1に示した紙幣両替機を水平断面で示す模式図。 図1に示した紙幣両替機が取り付けられる遊技島の一部を水平断面で示す模式図。 図1に示した紙幣両替機の受入ユニットを水平断面で示す模式図。 図1に示した紙幣両替機のリフト機構の要部を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)の中央断面図。 図1に示した紙幣両替機の収納ユニット(待機状態)を模式的に示す図であって、(a)は図1に対応する断面図、(b)は(a)の右側から見た断面図。 図1に示した紙幣両替機の収納ユニット(降下状態)を模式的に示す図であって、(a)は図1に対応する断面図、(b)は(a)の右側から見た断面図。 図1に示した紙幣両替機の収納ユニット(押込状態)を模式的に示す図であって、(a)は図1に対応する断面図、(b)は(a)の右側から見た断面図。 図1に示した紙幣両替機の収納ユニット(復帰状態)を模式的に示す図であって、(a)は図1に対応する断面図、(b)は(a)の右側から見た断面図。 図6(a)に示した収納ユニットの機構部分を示す模式図であって、(a)は図6(a)の待機状態、(b)はその待機状態から紙幣移載機構が僅かに降下した状態を示す図。 (a)は図6(a)と図7(a)の中間の状態、(b)は図7(a)と図8(a)の中間の状態を示す図10と同様の図。 図8(a)に略対応した状態を示す図10と同様の図。 図7(b)に示す状態から図8(b)に示す状態へ移行する過程を(a)、(b)の順に示す要部拡大図。 図5(b)に示したリフト機構における連動手段の変形例を、(a)集積部が下方位置にある状態と、(b)集積部が下方位置から上昇した状態で示す図。
符号の説明
A 紙幣搬送装置
B 遊技台
C 遊技媒体貸出機
D 紙幣両替機(紙幣処理装置)
d 筐体
1 収納ユニット
1a 収納部
1b 移載機構
10 押込み部
10a 背板(連動機構)
G 歯車
M モータ
11 押圧部材
12,12 支持部材
13,13 下紙幣ガイド
14,14 上紙幣ガイド
16,16 押さえ部材
1c 予備収納部
1f 枠体
1p 繰出し手段
R1 軌道ラック
R2 結合ラック
RS,RS ラックばね(付勢手段)
T 歯部材
L リンク(連動機構)
2 受入ユニット
2f,2f,… 中央枠体
20 保留部
22 繰出し機構
24 搬送機構
26 識別手段
28 ゴム羽根車
3 リフト機構(紙幣搬送機構)
30 集積部
31 受け部材
32 押付部材
33 底板
34 側板
35 昇降ガイド
36 昇降ガイド
37 レバー(規制手段)
37a 長腕部
37b 短腕部
38 連結ブラケット
39 支持ブラケット
3r 規制部材(規制手段)
3s シャフト
300 従動スライダ
340 傾斜板(規制手段)
350 駆動スライダ
360 自由ローラ(規制手段)
4 受渡し機構
5 入金ユニット
50 紙幣挿入口
6 出金ユニット
60 紙幣払出口
7 操作部
8 表示部
9 中継ユニット
90 リジェクト収納部
92 リジェクト機構
S 集積紙幣
S1 収納紙幣
S2 補充紙幣
S’ 取入紙幣

Claims (2)

  1. 受け部材と、この受け部材に対して接離自在に設けられた押付部材とを有し、これらの受け部材と押付部材との間に受け入れた複数枚の紙幣を集積状態で支持可能に構成された集積部と、
    この集積部を、紙幣を受け入れる下方位置と、受け入れた紙幣を次工程に受け渡すための上方位置との間で昇降させる昇降手段と、
    前記集積部の昇降に連動して前記押付部材を前記受け部材に対して移動させる連動手段と、
    を備え、
    前記連動手段は、
    前記集積部の前記下方位置への降下に伴って、前記押付部材を、前記受け部材から離間した待機位置に移動させ、
    前記集積部の前記下方位置からの上昇に伴って、前記押付部材を、前記受け部材に対して接近して集積紙幣を押さえ付ける押付位置に移動させる、
    ように構成されていることを特徴とする紙幣搬送機構。
  2. 前記連動手段は、
    前記押付部材を、前記受け部材に対して接近する方向に付勢する付勢手段と、
    前記集積部の下方位置において、前記付勢手段の付勢力に抗して前記押付部材を前記待機位置に位置規制すると共に、前記集積部の前記下方位置からの上昇に伴って前記位置規制を解除する規制手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の紙幣搬送機構。
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