JPS5817610Y2 - 加圧「ろ」 - Google Patents

加圧「ろ」

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Publication number
JPS5817610Y2
JPS5817610Y2 JP12927979U JP12927979U JPS5817610Y2 JP S5817610 Y2 JPS5817610 Y2 JP S5817610Y2 JP 12927979 U JP12927979 U JP 12927979U JP 12927979 U JP12927979 U JP 12927979U JP S5817610 Y2 JPS5817610 Y2 JP S5817610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
slurry
pressure water
pressure
supply pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP12927979U
Other languages
English (en)
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JPS5647708U (ja
Inventor
良也 飯島
Original Assignee
月島機械株式会社
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Publication date
Application filed by 月島機械株式会社 filed Critical 月島機械株式会社
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Publication of JPS5647708U publication Critical patent/JPS5647708U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加圧濾過機に於いて生じるスラリー供給孔の閉
塞を防止する装置に関する。
従来の加圧濾過機は、第1図に示すように、圧力給水弁
11と圧力戻り弁12とを備えた圧力水供給管3が連結
された圧力水室5とダイヤフラム7を区分して炉布6を
張設した炉室1に、スラリー供給弁8と空気供給弁9及
びブロー弁10を備えたスラリー供給管2を連結し、こ
のスラリー供給管2から炉室内に入れられたスラリーを
、圧力水供給管3から圧力氷室5内に清水を圧入するこ
とによりダイヤフラム7を介して圧搾し、これを脱水し
て脱水ケーキとして取り出しうる構造になっている。
この加圧濾過機に於ては、圧搾工程で脱水が進むと、ス
ラリ一体積が縮少しダイヤフラムは2点鎖線のように下
った状態となり名ラリ−は固形に近い状態1で脱水され
る。
この状態に於てスラリー供給弁8、空気供給弁9、ブロ
ー弁10に洩れが生じると、スラリー供給管2内圧力は
急激に低下し脱水された固形に近いスラリーがスラリー
供給孔13内に逆流しこれを閉鎖する。
このスラリーは加圧濾過機の構造上排出されないため次
のサイクルにおいて、スラリーの供給を阻害し各炉室へ
のスラリー供給量がアンバランスとなり処理量の低下と
炉板の変形が生じる。
上記閉塞の対策として、従来に於ては、 (a)・・・スラリー供給弁8、空気供給弁9、ブロー
弁10の弁座を交換可能な構造とし、洩れが発生したら
速やかに交換する。
伽)・・・スラリー供給孔13を太く、かつ短かくして
、閉塞力を小さくする。
(c)・・・逆流スラリーが少ない間に脱水を終了する
などの手段が講じられているが、それぞれ次の欠点を免
れることができない。
即ち、(a)のもの・・・1000〜1500サイクル
で弁座の交換が必要トナリ、補修費が高価につく。
(b)のもの・・・炉室が大きくなり、脱水に長時間を
要するため能力が低下する。
(c)のもの・・・含水率が高く、やわらかいケーキ発
生により能力が低下する。
などがそれである。
本考案は上記事情に鑑みて、これ等の欠点を排除し、脱
水能力の低下しない加圧脱水装置を提供することを目的
とする。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、1は炉室、2
けこの炉室1に連結されたスラリー供給管、3は圧力水
供給管である。
上記炉室1は、ダイヤフラム1又は炉布6、済液室4と
を区分して圧力水室5がある圧力水供給管3は圧力水室
5に連通している。
上記のスラリー供給管2にはスラリー供給弁8と空気供
給弁9及びブロー弁10とが設備され、また上記の圧力
水供給管3には圧力水供給弁11と圧力水戻り弁12と
が設けられている。
13はスラリー供給孔である。な釦、上記符号1〜13
の構成は第1図との対比から理解されるように従来の加
圧濾過機と全く同一である。
本考案は従来の加圧濾過機のスラリー供給管2と圧力水
供給管3を自動弁14を介して連通管15により連通し
たことを特徴とするものである。
次に本考案に係る閉塞防止装置を装備した加圧濾過機の
作用について説明する。
第2図は実線は濾過工程を示すもので、スラリー供給弁
8を開いてスラリーSを炉室1に供給し、炉布6により
濾過する。
この際空気供給弁9、ブロー弁10、圧力水供給弁11
は“閉″、圧力水戻り弁12は“開”である。
この濾過工程を一定時間継続させた後、スラリー供給弁
8と圧力水戻り弁12を閉じ、圧力水供給弁11を開い
て清水Wを所定の圧力で圧力水室5に供給して三点鎖線
の如くダイヤフラム7を押圧し、このダイヤフラム7を
介して炉室1内のスラリーSを圧搾してこれを脱水する
この圧搾工程に於てスラリー供給孔13部分に問題の閉
塞作用が生じるのであるが、この加圧濾過機に於いては
圧力水供給管3に圧送される清水Wは圧搾工程中、スラ
リーが硬くなる前に自動弁14が開となりスラリー供給
管2に入り圧力水室5の内圧と同一の圧力に高めるので
、弁8,9.10や各炉室(普通8〜20室ある)の合
せ部分等洩れが生じてもスラリー供給孔13へのスラリ
ー逆流は防止され閉塞が生じることがない。
圧搾工程でスラリーSを固形捷で脱水したら自動弁14
と圧力水供給弁11を閉じ、ブロー弁10と空気供給弁
9とを開いてスラリー供給管2の中の末脱水スラリーを
フローする。
ブロ一工程にて末脱水スラリーが排出できたらフロー弁
10を閉じ、圧力水戻し弁12を開いて空気を炉室1に
供給し、ダイヤフラム7を押上げて圧力水を排出し、又
、固形化したスラリーを通して空気を済液室4に供給し
、残留液を排出する。
上記の乾燥工程が終了したら空気供給弁9を閉じ、フロ
ー弁10を開いて、炉室1と供給管2の中を大気圧とし
、炉室を開放し、炉布を移動させし脱水ケーキを排出さ
せる。
排出が終了したら又炉室を“閉”として濾過工程に入る
本考案のスラリー供給孔閉塞防止装置は上記の構成で、
その構造は至極簡単でしかも在来の加圧濾過機に容易に
設備しうるのみならず、従来方式と違って補修費がかさ
んだり、濾過能力が低下するなどの欠点が全くない長所
があり、その実用性はすこぶる高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力濾過機の原理的断面図、第2図は本
考案の濾過ケーキによる閉塞を防止するための連通管を
設備した圧力濾過機の断面図である。 1・・・炉室、2・・・スラリー供給管、3・・・圧力
水供給管、4・・・ろ液室、5・・・圧力水室、6・・
・炉布、7・・・ダイヤフラム、8・・・スラリー供給
弁、9・・・空気供給弁、10・・・フロー弁、11・
・・圧力水供給弁、12・・・圧力水戻り弁、13・・
・スラリー供給孔、14・・中動弁、15・・・連通管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力水供給弁と圧力水戻り弁とを備えた圧力水供給管が
    連結された圧力氷室とダイヤフラムを区分して涙布を張
    設した炉室に、スラリー供給弁と空気供給弁及びブロー
    弁を備えたスラリー供給管を連結し、このスラリー供給
    管から炉室内に入れられたスラリーを、圧力水供給管か
    ら圧力水室内に液体を圧入することによりダイヤフラム
    を介して圧搾しうるように構成された加圧濾過機に於い
    て、上記のスラリー供給管と圧力水供給管とは自動開閉
    弁を介して連通管により連通せしめられて成ることを特
    徴とする加圧濾過機のスラリー供給孔閉塞防止装置。
JP12927979U 1979-09-18 1979-09-18 加圧「ろ」 Expired JPS5817610Y2 (ja)

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JP12927979U JPS5817610Y2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 加圧「ろ」

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JP12927979U JPS5817610Y2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 加圧「ろ」

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JPS5647708U JPS5647708U (ja) 1981-04-28
JPS5817610Y2 true JPS5817610Y2 (ja) 1983-04-09

Family

ID=29361058

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