JPH03272336A - ストラットマウント - Google Patents

ストラットマウント

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JPH03272336A
JPH03272336A JP6796790A JP6796790A JPH03272336A JP H03272336 A JPH03272336 A JP H03272336A JP 6796790 A JP6796790 A JP 6796790A JP 6796790 A JP6796790 A JP 6796790A JP H03272336 A JPH03272336 A JP H03272336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
peripheral face
circumferential surface
strut mount
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6796790A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Komabashiri
駒走 修
Yukihiro Hiramatsu
亨洋 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車、産業車両等のサスペンションアーム
の取付けに用いられるストラットマウントに関する。
[従来の技術] 従来のストラットマウントとして、第3図に示すように
、一端部に遠心方向に突出した取付部15aを有する筒
状の外筒部材1aと、外筒部材1aと同心状に配設され
た内筒部材2aと、内筒部材2aと外筒部材1aとの間
に介在された弾性部材3aと、内筒部材2aの内側に圧
入されて同心状に配設されサスペンションアームの軸7
aに取付けられるポールベアリング4aとからなるもの
が知られている。このストラットマウントは、ハンドル
の操舵により車輪の旋回に伴なって回転する軸7aの回
転変位をポールベアリング4aで吸収し、また、路面の
変化等により軸7aが傾くと弾性部材3aが変形してそ
の変位を吸収する。
!L発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来のストラットマウントは、ポールベ
アリング3aが内筒部材2aに圧入固定されているため
、軸7aか傾いて弾性部材3aが変形した場合に、弾性
部材3aの反力により軸7aに有害な曲げ力が作用した
り、軸7aの傾き(揺動)中心が定まらずに変位するた
め自動車の操縦安定性に悪影響を与えたりする。そこで
、ホールベアリング4aに代えて、凸球面状の外周面を
有する揺動部材とこの揺動部材を摺動自在に保持する樹
脂製保持部材とからなる球面軸受部材を用い、軸7aの
回転及び傾きを吸収するようにしたものが開発されつつ
ある。しかし、この球面軸受部材を従来のように内筒部
材2aの内側に圧入により固定する場合には、圧入によ
り摺動部のクリアランスがなくなり、摺動抵抗が増加す
る。また軸方向の大きな入力荷重に耐えるため、揺動部
材及び内筒部材の大型化が必要で、その分ストラットマ
ウント全体を大きくしなければならないという問題があ
る。
本発明は上記実状に鑑み案出されたものであり、その技
術的課題は、コンパクトでかつ充分な強度を確保すると
ともに軸受部の揺動を可能にしたストラットマウントを
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のストラットマウントは、一端部に遠心方向に突
出した取付部を有する筒状の外筒部材と、該外筒部材と
同心状に配設された内筒部材と、該内筒部材と前記外筒
部材との間に介在された弾性部材と、前記内筒部材の内
側に同心状に配設された軸受部材とからなり、該軸受部
材は、凸球面状の外周面を有し軸と連結される揺動部材
と、該郡動部材の外周面を摺動自在に保持する凹球面状
の内周面を有し前記内筒部材の内周面に一体成形により
形成された樹脂製保持部材とから構成されていることを
特徴とするものである。
本発明における外筒部材は、筒状のものであり、その一
端部には自動車等のホデイ側に固定するための取付部を
有する。この外筒部材は、金属等の剛体で形成され、ま
た、複数のものを一体的に組合わせて筒状に形成しても
よい。
内筒部材は、金属等の剛体で筒状に形成され、外筒部材
の内側に同心状に配設される。この内筒部材は、主内筒
と副内筒とを一体化して構成した後述の実施例のように
複数のものを一体的に組合わせた構成としてもよい。内
筒部材の内周面て樹脂製保持部材が一体成形により固着
される部分には、粗面化処理又は接着処理を予め施して
おくと固着性か向上するため好ましい。
弾性部材は、内筒部材と外筒部材との間に介在され、そ
の弾性変形により衝撃や振動を吸収するものである。弾
性部材は、ゴム材等従来と同じものを用いて形成するこ
とができる。
本発明を特徴付ける軸受部材は、凸球面状の外周面を有
する揺動部材と、内筒部材の内周面に一体成形により形
成された樹脂製保持部材と−から構成されている。揺動
部材は、その中心から一定の曲率半径で形成される凸球
面状の外周面を有するものであればよく、球形状あるい
は球帯形状のものを用いることができる。この揺動部材
は、通常、金属で形成することかできる。樹脂製保持部
材は、ポリアセタール、ポリアミド、ポリフェニレンサ
ルファイド等を用いてインショクジョン成形等により形
成することかできる。この樹脂製保持部材は、揺動部材
の外周面と符合する凹球面状の内周面をもつ。この内周
面に、フッ素IiN層を形成するのが揺動部材との!速
動がより一層円滑になるため好ましい。
[作用] 本発明のストラットマウントは、揺動部材に連結されて
いるサスペンションアーム等の軸に回転方向や傾き方向
の外力が作用すると、揺動部材が保持部材の凹球面状の
内周面と摺動して揺動する。
これにより、軸の回転や傾きの変位か吸収される。
また、軸側又は外筒部材側から径方向の外力が作用した
ときには、内局部材と外局部材との間に介在する弾性部
材が弾性変形することによりその変位が吸収される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図に本実施例のストラットマウントの断面図を示す
。本実施例のストラットマウントは、筒状の外筒部材1
と、外筒部材1と同心状に配設された筒状の内筒部材2
と、外筒部材1と内筒部材2との間に介在された弾性部
材3と、内筒部材2の内側に同心状に配設された揺動部
材40及び樹脂製保持部材42からなる軸受部材4とを
主要素として構成されている。
外筒部材1は、一端に遠心方向に突出する第1フランジ
部111を有する短尺の第18状体11と、一端に第1
フランジ部111と接合された第2フランジ部131を
有し第1筒状体11とほぼ同径に形成された長尺の第2
筒状体13とからなり、金属製のものである。一体内に
接合された第1及び第2ノランジ部111.131は、
自動車のボディ等にストラットマウントを固定するため
の取付は部15を形成しており、この取付は部15には
3個のポルト17が等間隔を隔てて取付けられている。
内筒部材2は、主内筒20と、主内筒20の中央部外周
面に一端が接合されて同心状に配設された副内筒22と
で構成されている。主内筒20は、一端側に形成された
小径部202と、小径部202に段部204を介して一
体的に形成された径の大きい大径部206と、大径部2
06の他端から内側直角方向に突出する屈曲部208と
からなる。
段部204、大径部206及び屈曲部208で構成され
る部分は断面コ字形状に形成されている。
副内筒22は、一端部が段部204の外周に一体的に接
合され、他端が主内筒20の大径部206側に伸びると
ともに゛遠心方向に突出している。なあ、副内筒22及
び主内筒20の大径部206には、後述の樹脂製保持部
材42を形成する際に樹脂を注入するための貫通孔(図
示せず)が設けられている。
弾性部材3は、ゴム弾性体からなり、外筒部材1の内周
面及び内筒部材2の外周面に接合されている。この弾性
部材3は、外筒部材1及び内筒部材2を同心状に配置し
た状態で両者間に充填したゴム材を加硫して形成されて
おり、加硫接着により外筒部01及び内筒部材2と一体
化されている。
軸受部材4の揺動部材40は、凸球面状の外周面402
を有する球帯形状のものである。この外周面402は、
揺動部材40の中心を曲率中心として一定の曲率半径て
形成されている。揺動部材40にはサスペンションアー
ム等の軸7か挿通される挿通孔4.04か軸方向に貫通
して形成されている。この揺動部材40は金属製でおる
。そして、樹脂製保持部材42は、その内周に揺動部材
40の外周面402と符合する凹球面状の内周面422
を有する円筒状のものである。樹脂製保持部材42は、
ポリアミド(グラスファイバ混入〉からなる基部420
と、内周面に形成されたテフロン布からなるフッ素繊N
層421とて構成されている。この樹脂製保持部材42
は、インジェクション成形により主内筒20に一体的に
形成されたものであり、その外周面及び両端面が主内筒
200大径部206、段部204及び屈曲部208の内
周面に固着されている。一方、樹脂製保持部材42の内
周面422と揺動部材40の外周面402との間には、
成形時の冷却固化工程で樹脂製保持部材42が主内筒2
0側に保持されて収縮することにより微小な隙間が形成
されている。これにより、樹脂製保持部材42は、その
内周面422で揺動部材40の外周面402を揺動自在
に保持している。
なお、揺動部材40の軸7か挿通される側の下端面には
、中央に貫通孔51をもち下方外側に向って広がる皿状
に形成されたシート金具5か取付けられている、さらに
、このシート金具50周縁部に内周端部が固定されると
ともにその外周端部か副内筒22の端部にスナップリン
グ65により固定されたドーナツ板状で伸縮自在なゴム
製ダストカバー6が設けられている。
以上のように構成された本実施例のストラットマウント
は次のように製造される。
まず、段部204、大径部206及び屈曲部208の内
周面に予め粗面化処理を施した主内筒20を副内筒22
の内側に圧入又は溶接して一体化する。このとき、これ
らの樹脂注入用の貫通孔が一致するようにしてあく。次
に、耐久性を向上させるためにエポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂等の熱硬化性樹脂ヤ熱可塑性樹脂を予め含浸させ
たテフロン布で揺動部材40の外周面402全体を被覆
し、これらを主内筒20の大径部206内側に挿入する
。そして、これらを第2図に示すようにインシエクショ
ン金型8内に位置決めしてセットし型締めする。この状
態では、テフロン布421a、主内筒20の段部204
、大径部206及び屈曲部208の内周面に囲まれた部
分にキャビティ42aか形成され、このキャビティ42
aに樹脂注入用のランナ81が連通している。そして、
インジェクションによりポリアミド樹脂をキャビティ内
に注入した後、冷却固化させることにより樹脂製保持部
材40が形成される。この樹脂製保持部材40は、主内
筒20の段部204、大径部206及び屈曲部208の
内周面にアンカ効果により固着して一体化されていると
ともに、冷却固化時に主内筒20側に保持されて収縮す
ることによりテフロン布42aと揺動部材40の外周面
との間には微小な隙間か形成される。このようにして−
体止された軸受部材4及び内筒部材2をインジェクショ
ン金型内から取出した後、これと外筒部材1とを加硫成
形型内に同心状に配置し、外筒部材1と内筒部材2との
間に弾性部材3を注入し加硫成形によりストラットマウ
ントを形成する。
以上のようにして製造されたストラットマウントは、外
筒部材1のホルト17が自動車のボディ側に固定される
とともに、揺動部材40の貫通孔404にサスペンショ
ンアームの軸7の先端部が挿入固定されることにより配
設される。
そして、軸7に回転方向や傾き方向の外力か作用すると
、この軸7に連結されている揺動部材40が樹脂製保持
部材42の凹球面状の内周面422と摺動して揺動する
。これにより、軸7の回転や傾きの変位か吸収される。
また、軸7側又は外筒部材1側から径方向の外力が作用
したときには、内筒部材2と外筒部材1との間に介在す
る弾性部材3が弾性変形することによりその変位が吸収
される。
以上のように本実施例のストラットマウントは、軸受部
材4か凸球面状の外周面402を有する揺動部材40と
、その外周面402を)需動自在に保持する凹球面状の
内周面422を有する樹脂製保持部材42とて構成され
ているため、軸7に回転方向や傾き方向の外力か作用し
たときに揺動部材40が揺動じてその変位を吸収するこ
とかできる。
また、樹脂製保持部材42は、内筒部材2の内周面に一
体成形により形成されているため、圧入により固定する
場合のように圧縮変形したりすることかなく充分な強度
と良好な摺動性を確保することかでき、かつコンパクト
化することができる。
さらに、樹脂製保持部材42は内周面422にフッ素繊
紺層421を有するため、揺動部材40の活動を一層円
滑に行わせることができる。
[発明の効果1 本発明のストラットマウントは、凸球面状の外周面を有
し軸と連結される揺動部材と、該揺動部材の外周面を摺
動自在に保持する凹球面状の内周面を有し前記揺動部材
とともに内筒部材の内周面に一体成形により形成された
樹脂製保持部材とからなる軸受部材を有するため、コン
パクトでかつ充分な強度を確保できるとともに軸受部の
揺動を可能にすることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係り、第1図はス
トラットマウントの断面図、第2図は樹脂製保持部材を
形成する際の説明図でおる。第3図は従来のストラット
マウントの断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端部に遠心方向に突出した取付部を有する筒状
    の外筒部材と、該外筒部材と同心状に配設された内筒部
    材と、該内筒部材と前記外筒部材との間に介在された弾
    性部材と、前記内筒部材の内側に同心状に配設された軸
    受部材とからなり、該軸受部材は、凸球面状の外周面を
    有し軸と連結される揺動部材と、該揺動部材の外周面を
    摺動自在に保持する凹球面状の内周面を有し前記内筒部
    材の内周面に一体成形により形成された樹脂製保持部材
    とから構成されていることを特徴とするストラットマウ
    ント。
JP6796790A 1990-03-16 1990-03-16 ストラットマウント Pending JPH03272336A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0867316A1 (fr) * 1997-03-28 1998-09-30 Renault Dispositif de fixation de l'extrémité supérieure d'une jambe de suspension sur la caisse d'un véhicule
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CN111114230A (zh) * 2020-01-20 2020-05-08 郑州宇通重工有限公司 一种减振器组件及车辆

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