JPH03271279A - 新規なシクロアルキルオキシピリミジン誘導体及びそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

新規なシクロアルキルオキシピリミジン誘導体及びそれを有効成分とする除草剤

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JPH03271279A
JPH03271279A JP6819390A JP6819390A JPH03271279A JP H03271279 A JPH03271279 A JP H03271279A JP 6819390 A JP6819390 A JP 6819390A JP 6819390 A JP6819390 A JP 6819390A JP H03271279 A JPH03271279 A JP H03271279A
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herbicide
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Atsushi Go
郷 敦
Sachio Kudo
祐夫 工藤
Keiji Endo
遠藤 恵次
Takashi Kaji
鍛治 孝
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文献未記載の新規なシクロアルキルオキシピ
リミジンの誘導体、およびそれを有効成分として含有す
る除草剤に関する。
(従来の技術) フイジオロチェスキー アクチブニイエペシエストバ(
ΦH3HOaOqeC1tH斂 AKTHaubIi 
 Betuecraa)18巻、75頁(1986午)
には、下記一般式(A)で表される2−フェニル−2−
(ピリミジニル−「式中、Yは低級アルコキシ基、ヒド
ロキシ基2−チオ)酢酸およびその関連化合物が記載さ
れている。ここで、上記−紋穴(A)において、R,、
R,はメチル基、トリフルオロメチル基、ジエチルアミ
ノキシ基、フェニル基、およびメトキシ基から選ばれる
基を表し、R8は水素原子及びフェニル基から選ばれる
基を表し、R4は水酸基またはそのナトリウム塩を表す
(本発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記文゛献中記載の化合物は除草効果に
関する記載は全くなく、その作用効果については、殺虫
活性及び殺線虫活性のみが記載されているにすぎない。
本発明者らは除草効果が高く、作物に対する安全性の優
れた化合物を開発すべく鋭意研究した結果、構造的に極
めて単純なシクロアルカンカルボン酸部と、その4位と
6位に特定の置換基が結合しているピリミジン環部が、
酸素原子を介して縮合した構造を有するシクロアルキル
オキシピリミジン誘導体は新規であり、この化合物は一
年生はもとより多年性雑草に対して優れた除草効果を示
すとともに、ある種の作物に対して高い安全性を有する
ことを見い出し本発明を充放するに至った。
即ち、本発明は、−紋穴(I) 「式中、Yは低級アルコキシ基、ヒドロキシ基またはそ
の農学的に許容される塩を示し、nは0またはlの整数
を示す。」で表わされる新規なシクロアルキルオキシピ
リミジン誘導体、およびそれを有効成分として含有する
除草剤を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の化合物は、下記−紋穴(I) 「式中、Yは低級アルコキシ基、ヒドロキシ基またはそ
の農学的に許容される塩を示し、nはOまたはlの整数
を示す。」で表わされる新規なシクロアルキルオキシピ
リミジン誘導体である。
本発明の前記−紋穴(1)において、Yは低級アルコキ
シ基、ヒドロキシ基またはその農学的に許容される塩で
あるが、これらの中で、ヒドロキシ基、メトキシ基、ま
たはエトキシ基が好ましい。
また、前記−紋穴において、nはOからlまでの整数が
挙げられるが、これらの中でもとくにれが1である場合
、すなわち、シクロヘキシルオキシピリミジン誘導体の
場合が好ましい。
更に、前記−紋穴(I)において、Yの定義において、
それぞれの基の具体例を下記に示す。
低級アルコキシ基; たとえば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、インブトキシ、第二ブトキシ、また
は第三ブトキシ基等の如き炭素原子数4以下の低級アル
コキシ基、Yがヒドロキシの場合における“農学的に許
容される塩n:たとえば、ナトリウム、カリウム、アン
モニウム、インプロピルアンモニウム、またはトリエチ
ルアンモニウム等 勿論、上記−紋穴(I)で表される化合物のシス・トラ
ンス異性体、光学活性体は本発明の範囲内にあることを
理解すべきである。
前記−紋穴(I)で表される本発明化合物を表1に例示
する。
表  1 本発明化合物はたとえば下記反応式に示す方法により製
造することができる。
「式中、Ylnは前記と同じ意味を示す。」上記反応式
において、式(I)で表される化合物は、上記式(II
)のシクロアルカノール誘導体を無溶媒ないし適当な溶
媒の存在下、適当な塩基を用いて、氷点下−78℃ない
し溶媒の沸点の温度範囲において、上記式(IIすの置
換ピリミジンと、1〜24時間反応させることにより製
造することができる。
この反応において溶媒を使用する場合、その例としては
、たとえば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水
素系溶媒;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素系溶媒;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、l、4−ジオキサン等
のエーテル系溶媒;ア七トン、メチルエチルケトン等の
ケトン系溶媒:酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系
溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ジメチルアセトアミド等の非プロトン性極性溶媒;アセ
トニトリル、水などを挙げることができる。
また、塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等
の炭酸塩類:水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水
酸化金属類:ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート等の金属アルコラード類;水素化ナトリウム、水素
化カリウム等の水素化アルキル金属類:リチウムジエチ
ルアミド、リチウムジインプロピルアミド、リチウムビ
ストリメチルシリルアミド等のリチウムアミド類を挙げ
ることができる。
原料となる前記式(II)のシクロアルカノール誘導体
はたとえば、ジャーナル・オブ・オーガニックケミスト
リー第27巻、4141ページ(1962年)に記載さ
れる方法を参考にして製造することができる。
次に本発明の前記式(I)に属する化合物の合成例を実
施例により説明する。
ジャーナル・オブ・オーガニックケミストリー第27巻
、4141ページ(1962午)に記載される方法を参
考にして、2−オキシシクロヘキサンカルボン酸エチル
から合成した2−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸
エチルの立体異性体混合物0.8g (4,6mmoJ
)を30−のジメチルホルムアミドに溶解し、その溶液
中に水素化ナトリウム(鉱物油中60%懸濁物)0.1
8g(4,5mmojすおよび4,6−シメトキシー2
−メチルスルホニルピリミジン1.Og (4,6w+
moi)を加え、40℃で5時間撹拌した。反応液を1
50−の水中に性態し、50−の酢酸エチルで3回抽出
し、得られた有機層を水洗して無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去して粗生成物1.5gを得た。こ
れをシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:へキサ
ン/酢酸エチル−10/1)で精製して、目的の2−(
4,6−シメトキシピリミジニルー2−オキシ)シクロ
ヘキサンカルボン酸エチル(化合物番号3)0.62g
 (収率:43.5%)を得た。
’H−NMR(δ、cDcls)0.92−0.98 
(3H)、0.98−2.93 (m、10H)、3.
93 (s、6H) 、4.67 (q、2H)、5.
67 (s、IH)ppm 実施例1で合成した2−(4,6−シメトキシピリミジ
ニルー2−オキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチル(
化合物番号3) 0.62 g (2,0mmoJ2)
をエタノール5−及び水10mj!の混合溶液に加え、
水酸化カリウム0.13gを加えて、40℃で4時間撹
拌した。エタノールを留去し反応液に30−の水を加え
たのち、希塩酸で酸性とし、酢酸エチル30−2で3回
抽出した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し溶媒を留去して目的の2−(4,6−シメトキシビリ
ミジニルー2−オキシ)シクロヘキサンカルボン酸(化
合物番号1)0.40g (収率ニア1%)を得た。
’H−NMR(δ、cDcls)0.8−3.0(m、
10H)、3.9 (s、6H) 、5.63(s、I
H)、7.67−8.13 (bs、IH) p m 本発明の化合物(1)は除草剤としての活性を有してい
る。その場合には、担体もしくは希釈剤、添加剤および
補助剤等とそれ自体公知の手法で混合して、通常良薬と
して用いられる製剤形態、たとえば粉剤、粒剤、水和剤
、乳剤、水溶剤、フロアブル剤等に調製して使用される
。また他の農薬、たとえば殺曹剤、殺虫剤、殺ダニ剤、
他の除草剤、植物生長調節剤、肥料、または土壌改良剤
等と混合または併用して使用することができる。特に他
の除草剤と混合使用することにより、使用薬量を減少さ
せ、また省力化をもたらすのみならず、両薬剤の共力作
用による殺草スペクトラムの拡大並びに相乗作用による
一層高い効果も期待できる。
製剤に際して用いられる担体若しくは希釈剤としては、
一般に農業上使用される固体ないしは液体の担体が用い
られる。固体担体としてはカオリナイト群、モンモリロ
ナイト群あるいはアバタルジャイト群等で代表されるク
レー類やタルク:雲母、ロウ石、軽石、バーミキュライ
ト、石膏、炭酸カルシウム、ドロマイト、けいそう土、
マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオライト、無水ケイ酸
、合成ケイ酸カルシウム等の無機物質;大豆粉、タバコ
粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶セルロー
ス等の植物性有機物質:クマロン樹脂、石油樹脂、アル
キッド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレングリコー
ル、ケトン樹脂、エステルガム、コーパルガム、ダンマ
ルガム等の合成または天然の高分子化合物;そのほかカ
ルナバロウ、蜜ロウ等のワックス類あるいは尿素等が例
示できる。
適当な液体担体としては、たとえば、ケロシン、鉱油、
スピンドル油、ホワイトオイル等のパラフィン系もしく
はす7テン系炭化水素;トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素
二ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエーテル1
[:アセトン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等
のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリフ
−Jレアセテート、ジエチレングリコールアセテート、
マレイン酸ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル類
:メタノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、シクロヘキサノール、ベンジ
ルアルコール等のアルコール類、エチレングリコールエ
チルエーテルエチレングリコールフェニルエーテル ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールブ
チルエーテル等のエーテルアルコール類ニジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あるいは
水等が挙げられる。
そのほかに本発明の化合物の乳化、分散、湿潤、拡展、
結合、崩壊性8節、有効成分安定化、流動性改良、防錆
等のg的で界面活性剤その他の補助剤を使用することも
できる。使用される界面活性剤の例としては、非イオン
性、陰イオン性、陽イオン性および両性イオン性のいず
れのものをも使用しうるが、通常は非イオン性および(
または)陰イオン性の化合物が使用される。
適当な非イオン性界面活性剤としては、たとえば、ラウ
リルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアル
コール等の高級アルコールにエチレンオキシドを重合付
加させた化合物;イソオクチルフェノール、ノニルフェ
ノール等のアルキルフェノールにエチレンオキシドを重
合付加させた化合物ニブチルナフトール、オクチルナフ
トール等のアルキルナフトールにエチレンオキシドを重
合付加させた化合物:バルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重合付加
させた化合物:ソルビタン等の多価アルコールの高級脂
肪酸エステル及びそれにエチレンオキシドを重合付加さ
せた化合物:エチレンオキシドとプロピレンオキシドを
重合付加させた化合物等が挙げられる。
適当な陰イオン性界面活性剤としてはたとえばラウリル
硫酸ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エステルアミ
ン塩等のアルキル硫酸エステル塩;スルホこはく酸ジオ
クチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセンスルホ
ン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩;イソプロピ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウム、メチレンビスナ7
タレンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のア
リールスルホン酸塩等が挙げられる。
更に本発明の除草剤には製剤の性状を改善し、除草効果
を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、ニ
カワ、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース
、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポ
リビニルアルコール等の高分子化合物や他の補助剤を併
用することもできる。
上記の担体および種々の補助剤は製剤の剤型、適用場面
等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独あるいは組み
合わせて適宜使用される。
このようにして得られた各種製剤形における本発明の化
合物(有効成分)含有率は製剤形により種々変化するも
のであるが、通常0.1〜99重量%が適当であり、と
りわけ1〜80重量%が最も好ましい。
粉剤の場合は、たとえば有効成分化合物を通常1〜25
重量%含有し、残部は固体担体である。
水利剤の場合は、たとえば有効成分化合物を通常25〜
90%含有し、残部は固体担体、分散湿潤剤であって、
必要に応じて保護コロイド剤、消泡剤等が加えられる。
粒剤の場合は、たとえば有効成分化合物を通常1〜35
重量%含有し、残部は大部分が固体担体及び界面活性剤
等である。有効成分化合物は固体担体と均一に混合され
ているか、あるいは固体担体の表面に均一に固着もしく
は吸着されており、粒の径は約0.2ないし15mmで
ある。
乳剤の場合は、たとえば有効成分化合物を通常5〜30
重量%含有しており、これに約5ないし20重量%の乳
化剤が含まれ、残部は液体担体であり、必要に応じて防
錆剤が加えられる。
70アブル剤の場合は、たとえば有効成分化合物を通常
5〜50重量%含有しており、これに3ないし10重量
%の分散湿潤剤が含まれ、残部は水であり、必要に応じ
て保護コロイド剤、防腐剤、消泡剤等が加えられる。
本発明のシクロアルキルオキシピリミジン誘導体は、−
紋穴(I)の化合物のままあるいは上述した様な任意の
調製形態で施用することができる。
本発明の除草剤は、水田及び畑地に生育する発生前から
生育期までの諸雑草の駆除または防除に施用でき°る。
その施用量は一般式(1)で表される化合物量(有効成
分量)としてlha当り、0゜001〜5kg程度、好
ましくは0.01−1kg程度であり、目的とする雑草
の種類、生育段階、施用場所、施用時期、天候等によっ
て適宜に選択変更できる。
次に、本発明の化合物を用いた製剤例の数態様を示す。
下記製剤中上の「部」は重量基準である。
製剤例1(粒剤) 化合物番号1           5部ベントナイト
            50部タルク       
         40部ドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ   2部リグニンスルホン酸ソーダ     
  2部以上を充分に混合した後、適量の水を加えて混
練し、造粒機を用いて造粒して粒剤100部を得た。
製剤例2(水利剤) 化合物番号1           20部ケイソφ土
            60部ホワイトカーボン  
        15部リグニンスルホン酸ソーダ  
     3部ドデシルベンゼンスルホン 以上を混合し、ニーダ−で均一に混合粉砕して水利剤1
00部を得た。
製剤例3(乳剤) 化合物番号1           30部キシレン 
            55部シクロヘキサノン  
        10部以上を均一に混合溶解して乳剤
100部を得た。
上述の製剤例に準じて本発明の化合物を用いた薬剤がそ
れぞれ製剤できた。
(発明の効果) 本発明の前記−紋穴(I)で表される、シクロアルキル
オキシピリミジン誘導体は、文献未記載の新規な化合物
である。本発明の前記−紋穴(I)で表される化合物は
、構造的に極めて単純なシクロアルカンカルボン酸部と
、その4位と6位に特定の置換基が結合しているピリミ
ジン環部とが、酸素原子を介して結合した構造をとって
いることが特徴であり、その構造的特徴によって、優れ
た除草作用が発現するものと考えられる。
本発明の化合物及び除草剤は農耕地に生育する発生前か
ら生育期までの諸雑草を防除できる。たとえば、ノビエ
、ホタルイ、ミズガヤツリ、コナギ、アゼナ、ミズハコ
ベ、キカシグサ、マツバイ、ウリカワ等の水田雑草や、
メヒシバ、エノコログサ、オヒシバ、スズメツヒエ、ス
ズメノテツボウ、ハコベ、タデ類、ヒエ類、イチビ、シ
ロザ、アメリカキンコジカ、アサガオ類、オナモミ、ブ
タフサ、ナズナ、タネツケバナ、センダングサ、ヤエム
グラ、ソバカズラ等の畑地諸雑草を防除できる。
更に水田、畑地のみならず、果樹園、桑園、芝生、非農
耕地においても使用することができる。
しかも、本発明化合物はある種の栽培作物に選択性を有
し、特に、ワタ、ヒマワリ、ナタネ等の作物の選択性に
優れている。
次に除草効果を試験例をあげて説明する。
試験例1(畑地茎葉処理) 角型ポット(30X30X12ca+)に畑地土壌を充
填し、表2に示す各種作物および各種雑草種子を一定量
ずつ播種し、各植物が1.5〜3葉期になるまで温室内
で生育させた。表2に示した本発明化合物または比較側
化合物を製剤例2に準じた水和剤に調製し、その水希釈
液を表2に示した有効成分量になるように500tal
/haの散布量相当で各植物の茎葉にむらなく散布した
。薬剤散布を行ってから21日後に各種雑草への除草効
果及び各種作物の薬害程度を下記の基準に従って判別し
た。その結果を表2に示す。
評価基準(11段階) 試験例2(畑地発芽前土壌処理) 角型ポット(30X30X12w)に畑地土壌を充填し
、表3に示す各種作物及び各種雑草種子を一定量ずつ播
種した後、1oの覆土をした。表3に示した本発明化合
物または比較側化合物を製剤例2に準じた水利剤に調製
し、その希釈液を表3に示した有効成分量となるように
500m1/haの散布量相当で土壌表面にむらなく散
布した。薬剤散布を行ってから21日後に各種雑草への
除草効果及び各種作物の薬害程度を試験例1の基準にし
たがって判別した。その結果を表3に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 「式中、Yは低級アルコキシ基、ヒドロキシ基またはそ
    の農学的に許容される塩を示し、nは0または1の整数
    を示す。」で表わされる新規なシクロアルキルオキシピ
    リミジン誘導体。
  2. (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 「式中、Yは低級アルコキシ基、ヒドロキシ基またはそ
    の農学的に許容される塩を示し、nは0または1の整数
    を示す。」で表わされる新規なシクロアルキルオキシピ
    リミジン誘導体を有効成分として含有する除草剤。
JP6819390A 1990-03-20 1990-03-20 新規なシクロアルキルオキシピリミジン誘導体及びそれを有効成分とする除草剤 Pending JPH03271279A (ja)

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