JPH03271225A - グアニン誘導体 - Google Patents

グアニン誘導体

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JPH03271225A
JPH03271225A JP2068935A JP6893590A JPH03271225A JP H03271225 A JPH03271225 A JP H03271225A JP 2068935 A JP2068935 A JP 2068935A JP 6893590 A JP6893590 A JP 6893590A JP H03271225 A JPH03271225 A JP H03271225A
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JP
Japan
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formula
guanine
compound
general formula
compound expressed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2068935A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Terada
寺田 忠史
Junichi Yamashita
純一 山下
Sanji Yasumoto
三治 安本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JPH03271225A publication Critical patent/JPH03271225A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なグアニン誘導体に関する。本発明の化合
物は、優れた抗ウィルス作用を有し、抗ウィルス剤とし
て有用である。
従来の技術 9−(2−ヒドロキシエトキシメチル)グアニン(アシ
クロビル、以下ACVと略す)は、各種DNA及びRN
Aウィルスに対し、in vitro及びin viv
oの両実験において抗ウィルス活性を有することが知ら
れており(英国特許出願第38278/74号)、抗ウ
ィルス剤として上布されている。しかしながら、ACV
は1日3回、8時間毎に1時間以上かけて7日間点滴静
注するか、又は1日5回の経口投与か必要であり、投与
において患者に対する肉体的負担か大きい為に、臨床上
の問題かある。この問題の解決策として、経口吸収を上
げるための試みが数多く行われているか、未たに有用な
化合物は得られていない。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は優れた抗ウィルス作用を有し、抗ウィル
ス剤として有用な化合物を提供することにある。
本発明は一般式 [式中、R,、R2及びR3は同−又は相異なって、低
級アルキル基又はフェニル基を示し、R4は水素原子、
低級アシル基又は一般式 5i−R2(式中、RI % R2及びR3は前記3 に同じ。)で表わされる基を示す。]で表わされるグア
ニン誘導体に係る。
一般式(I)で表される本発明化合物は、優れた抗ウィ
ルス作用を有しており、抗ウィルス剤として有効である
上記一般式(1)においてR1、R2及びR3で示され
る低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、5ec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル基等の炭素
数1〜6の直鎖状又は分枝状のア、ルキル基を例示でき
る。R4で示される低級アシル基としては、アセチル、
プロピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイル基等の
炭素数2〜5の直鎖状又は分枝状のアシル基を例示でき
る。
一般式(I)で表わされる本発明のグアニン誘導体は、
例えば下記反応工程式より製造される。
く反応工程式〉 [式中、R,、R2及びR3は前記に同じであり、Rは
炭素数1〜4のアルキル基を示す。](A法) 一般式(II)のACVを一般式(m)で表わされるハ
ロゲノシリル化合物と適当な溶媒中、塩基触媒の存在下
に反応させることにより、目的の一般式(Ia)又は(
Ib)で表わされるグアニン誘導体を得る。溶媒として
は反応に関与しないものであれば特に制限はなく、従来
公知のものを広く使用できる。例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、エーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニ
トリル、ピリジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド等の非プロトン性溶媒等を単独であるいは複
数混合して使用できる。塩基触媒としては、ジメチルア
ミノピリジン、2,6ルチジン、イミダゾール、トリエ
チルアミン等の有機塩基が好適に用いられる。反応の割
合は、ACVIモルに対し、通常、一般式(m)で表わ
されるハロゲノシリル化合物を0.5〜6モル程度、塩
基触媒を1〜10モル程度使用するのが好ましい。又、
反応温度は0〜80℃、好ましくは0℃から室温程度で
あり、反応時間は使用する溶媒、塩基触媒の種類により
異なるが、通常0.5〜20時間程時間先結する。
(B法) 一般式(Ia)で表わされる化合物を一般式(IV)で
表わされる酸無水物と適当な溶媒中、塩基触媒の存在下
に反応させることにより、目的の一般式(Ic)で表わ
されるグアニン誘導体を得る。酸無水物としては、前記
R4で示される低級アシル基に対応するアシル部を有す
る脂肪酸の無水物を用いればよく、例えば無水酢酸、無
水プロピオン酸、無水酪酸、無水吉草酸、無水ピバル酸
等を使用できる。溶媒としては反応に関与しないもので
あれば特に制限はなく、従来公知のものを広く使用でき
る。例えば前記の記載の溶媒を単独であるいは複数混合
して使用できる。塩基触媒も前記に記載の有機塩基が好
適に用いられる。反応の割合は、一般式(Ia)で表わ
される化合物1モルに対し、通常、一般式(IV)で表
わされる酸無水物を1〜8モル程度、塩基触媒を0.1
〜5モル程度使用するのが好ましい。又、反応温度は0
〜50℃、好ましくは0℃から室温程度であり、反応時
間は使用する溶媒、塩基触媒の種類により異なるが、通
常0.5〜20時間程時間先結する。
上記反応工程式で得られた本発明化合物は、濃縮、濾過
、再結晶、各種クロマトグラフィー等の通常当分野で用
いられる手段により単離、精製される。
実施例 次に実施例を示し、本発明を更に詳しく説明する。
〈実施例1〉 N2−t−ブチルジメチルシリル−9−(tブチルジメ
チルシリルオキシエトキシメチル)グアニン(化合物1
)および9−(t−ブチルジメチルシリルオキシエトキ
シメチル)グアニン(化合物2)の台底 A CV  1.25g (5,55mmol)のジメ
チルホルムアミド溶液10+alにイミダゾール1.3
6g (20,00ahaol)及びt−ブチルジメチ
ルシリルクロライド3g (19,991111001
)を加え、室温で16時間攪拌した。反応終了後、酢酸
エチルで抽出し、乾燥、留去した。得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタ
ノール=10:1)にて精製し、2つのフラクションを
得た。各フラクションをエーテル・ヘキサンにて結晶化
させることにより、第1フラクシヨンよりN2−t−ブ
チルジメチルシリル−9−(t−ブチルジメチルシリル
オキシエトキシメチル)グアニン(化合物1)を810
 ttig (収率32%)得た。
融点242〜244℃ ’ H−N M R(DMSO−ds )  δppm
  :10.51(LH,b、1位旦) 、7.86 
(LH,s、8位H)、5.82 (LH,b、−Nl
+−)、5.39(2H,s、−C1(20CII 2
−)、3.52〜3.80 (4H,m、−0CH2C
H20−)  、0.9B、  0.83(18H、s
、 t−ブチル基H) 、0.29 (6H,s。
−3t  (CH3) 2−NH−) 、0.01 (
6H,s。
−03i (CH3) 2−) 又、第2フラクシヨンより9−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシエトキシメチル)グアニン(化合物2)を7
00 mg (収率37%)得た。
融点272〜273℃ ’ H−N M R(DMSO−66)δppm :3
.50〜3.80 (4H,m、−0CH2C1(20
−) 、0.82 (9H。
s、t−ブチル基H) 、0.03(61(、s、−0
3i(Cll 3 ) 2− )〈実施例2〉 9−(t−ブチルジフェニルシリルオキシエトキシメチ
ル)グアニン(化合物3)の合成ACVl、Og (4
,44mmol)のジメチルホルムアミド溶液10a+
Iにイミダゾール1.21g (17,76mmol)
及びt−ブチルジフェニルシリルクロライド1.83g
 (6,66mmoすを加え、室温で16時間攪拌した
反応終了後、酢酸エチルで抽出し、乾燥、留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール=lO:1)にて精製後、結晶
化させ、油集し、9−(t−ブチルジフェニルシリルオ
キシエトキシメチル)グアニン(化合物3)を1.77
g (収率86%)得た。
融点248〜250℃ 1H−N M R(DMSO−d 6)δppm :1
0.65(LH,b、1位H) 、7.80 (LH,
s、8位H)、7.20〜7.84(1011,m、フ
ェニル)、6.50 (2H,b。
N1(2−)、5.37 (2H,S、 −CH20C
H2−)、3.44〜3゜80 (4H,10,−0C
H2CH20−) 、0.94 (9H,s、 t−ブ
チル基H) 〈実施例3〉 N2−アセチル−9−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シエトキシメチル)グアニン(化合物4)の合成 実施例1で得た9−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
エトキシメチル)グアニン600 mg (1,77m
mol)のピリジン溶液5mlに無水酢酸668 mg
 (6゜54mmol) 、ジメチルアミノピリジン0
.03g (0,24mmol)を加え、室温で10時
間攪拌した。反応終了後、酢酸エチルを加え、塩化アン
モニウム水、水で順次洗浄後、乾燥、留去した。得られ
た残渣をメタノール・エーテルにて結晶化後、油集し、
N2−アセチル−9−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シエトキシメチル)グアニン(化合物4)を850 m
g (収率96%)得た。
融点195〜196℃ 1H−N M R(DMSO−d6)δppm ニー)
、3.44〜3.60 (411,IL −0CH2C
H20−) 、2.20(311,S、C113Co−
)、0.82 (911,s、t−ブチル基旦)、0.
03 (6H,s、−03i (CH3) 2−)〈実
施例4〉 N2−アセチル−9−(t−ブチルジフェニルシリルオ
キシエトキシメチル)グアニン(化合物5)の合成 実施例2で得たつ−(t−ブチルジフェニルシリルオキ
シエトキシメチル)グアニン300 mg (0゜64
mmol)と無水酢酸を用い、実施例3と同様な方法に
よりN2−アセチル−9−(t−ブチルジフェニルシリ
ルオキシエトキシメチル)グアニン(化合物5)を29
0 mg (収率89%)得た。
融点235〜237℃ lH−N M R(DMSO−ds )δppm :1
2.06(LH,b、1位H) 、11.77(LH,
b、AcNH−)、8.13 (LH,s、8位H) 
、7.20〜7.84 (IOH、tn、フェニル) 
、5.50 (211,S、−CH20CH22)、3
.48〜3.80 (4H,m、  −0C112CH
20−) 、2.19 (3H,S+CH3Co−)、
0.92 (911,s、t−ブチル基H)(以上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2及びR_3は同一又は相異なっ
    て、低級アルキル基又はフェニル基を示し、R_4は、
    水素原子、低級アシル基又は一般式▲数式、化学式、表
    等があります▼(式中、R_1、R_2及びR_3は前
    記に同じ。)で表わされる基を示す。]で表わされるグ
    アニン誘導体。
JP2068935A 1990-03-19 1990-03-19 グアニン誘導体 Pending JPH03271225A (ja)

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