JPH0327092Y2 - - Google Patents

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JPH0327092Y2
JPH0327092Y2 JP1982130176U JP13017682U JPH0327092Y2 JP H0327092 Y2 JPH0327092 Y2 JP H0327092Y2 JP 1982130176 U JP1982130176 U JP 1982130176U JP 13017682 U JP13017682 U JP 13017682U JP H0327092 Y2 JPH0327092 Y2 JP H0327092Y2
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vehicle body
swivel base
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swivel
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JP1982130176U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行車体に対して旋回台を縦軸芯ま
わりで相対回動自在に搭載設置するとともに、前
記縦軸芯位置に設けるロータリジヨイントを、円
柱状の走行車体側部材と、その走行車体側部材に
対して上方側から嵌装される有底筒状の旋回台側
部材とで前記縦軸芯まわりで相対回動自在に構成
してある旋回台付作業車の情報伝達装置に関し、
詳しくは、走行車体側からの情報を旋回台側へ、
あるいは、旋回台側からの情報を走行車体側へ伝
達する旋回台付作業車の情報伝達装置に関する。
〔従来の技術〕
従来においては、かかる情報伝達装置として、
例えば、実公昭56−37015号公報に開示された構
造のものが知られていた。
すなわち、有底筒状に形成した走行車体側部材
(外筒)に、円柱状に形成した旋回台側部材(内
筒)を嵌装したロータリジヨイントを構成し、そ
のロータリジヨイントの上端つまり旋回台側部材
の上端に環状接点を設けるとともに、その環状接
点に接触する集電ブラシを備えたカバーを前記旋
回台側部材の上端に設け、かつ、前記環状接点に
は、走行車体側からの配線が旋回台部材の縦軸芯
に沿つて形成された貫通路を通して接続され、ま
た、前記集電ブラシには、前記旋回台側からの配
線が接続される構造となつていた。そして、旋回
台側と走行車体側との情報等の授受は、対応する
前記環状接点と集電ブラシとが接触した状態でな
されるものであつて、その環状接点と集電ブラシ
とは、旋回台の回転に拘わらずその接触状態を維
持するように互いに摺動自在に構成されているも
のであつた。
〔考案が解決しよとする課題〕
しかしながら、上記従来技術の例のように、対
となつて互いに摺動自在にした電気接点を介して
情報等の授受を行うものでは、その摺動により電
気接点が摩耗するため耐久性に乏しい欠点やその
接触部分でノイズが発生し易い欠点があり、ま
た、カバー等の、電気接点を支持するための部材
が必要になる等、構造の簡素化が図れないという
欠点があつた。
本考案は、上記実状に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、耐久性が大で、しかもノイズ
の発生を極めて小とした良好な情報伝達が行え、
その上、そのための構造の簡素化等を図ることの
できる旋回台付作業車の情報伝達装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかる旋回台付作業車の情報伝達装置
は、上記目的を達成するために、冒記構成のもの
において、前記走行車体または旋回台のうちの一
方側から出力される信号を他方側へ伝達するため
の無接触式の発信器と受信器とを、前記ロータリ
ジヨイントの前記走行車体側部材と前記旋回台側
部材との夫々に振分けて取付けるとともに、前記
発信器と前記受信器とは、前記走行車体側部材と
前記旋回台側部材とが嵌装した状態で前記走行車
体側部材の上面と、その上面に対向する前記旋回
台側部材の底面との間に形成される前記ロータリ
ジヨイントの内部空間に納められ、かつ前記縦軸
芯上で対向する状態に配置してあることを特徴構
成とする。
次に本考案の特徴構成による作用効果を述べ
る。
〔作用〕 すなわち、発信器と受信器とを用いて無接触型
式で情報伝達を行わせるものであるから、電気接
点を摺動させる従来のものと比べて、電気接点が
摩耗するような不具合や、接触部分でノイズが発
生する等の不具合を回避できる。
また、これら発信器及び受信器は走行車体側部
材の上面と旋回台側部材の底面との間に形成され
るロータリージヨイントの内部空間に納められた
状態で設けてあるから、信府授受部に対する外部
からのノイズ発生要因をロータリージヨイントが
遮断している。
さらに、発信器と受信器とを旋回台の回動中心
の縦軸芯上で対向する状態に配置してあるから、
旋回台の回動に拘らず良好な信号伝達状態を維持
できると共に、信号伝達装置の配置構造等は簡素
なものになる。
〔考案の効果〕
従つて、本考案にかかる旋回台付作業車の情報
伝達装置は、従来の接触式で信号伝達するものよ
りも格別に耐久性が向上するとともに、ノイズの
発生が極力抑制されて、極めて良好な情報伝達を
行えるようになり、さらに、構造が簡素である点
で、ロータリージヨイントの設計や製造の簡素化
が図れる等の効果を奏するに至つた。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、旋回台1を、左右一対の
走行クローラ2を備えた走行車体23に、油圧モ
ータ3によつて回転操作自在に取付けると共に、
エンジン4及び操縦部5を前記旋回台1に搭載
し、そして、ブーム6、アーム7、及び、バケツ
ト8からなるバツクホウ作業装置を、前記旋回台
1に連結して、バツクホウ作業車を構成してあ
る。
第1図及び第2図に示すように、走行駆動用の
左右一対の油圧ポンプ9を前記旋回台1に取付け
ると共に、それらポンプ9からの流体圧を走行車
体23側の左右の走行用モータ10に供給するロ
ータリジヨイント11を設け、さらに、前記走行
用油圧モータ10の夫々を正逆転及び停止操作す
る左右一対の切換バルブ12,12を、前記旋回
台1側に設けてある。
第2図及び第3図に示すように、前記ロータリ
ジヨイント11を構成する車体側部材としての車
体側軸状部材11Aの上面に、ロータリージヨイ
ント11の回転軸芯、つまり、旋回台1の回転軸
芯X上に位置させる状態で超音波発信器13を取
付けると共に、ロータリジヨイント11を構成す
る旋回台側部材としての旋回台側有底筒状部材1
1Bの底部に、前記発信器13からの超音波を受
信する受信器14を、前記旋回台1の回転軸芯X
上において前記発信器13と対向させる状態で取
付けてある。尚、前記発信器13と受信器14と
が離間しているように、前記車体側軸状部材11
Aの上面と、前記旋回台側有底筒状部材11Bと
の間に空間が設けられている。そして、前記走行
車体23の向きを地磁気センサーあるいはジヤイ
ロコンパスを用いて検出する車体の向き検出セン
サー15を設け、そのセンサー15の検出信号を
変調器16を通して前記発信器13に伝えると共
に、受信器14に入力した情報を、復調器17を
通して旋回台自動操作用制御機構に伝えるように
構成してある。
前記旋回台自動操作用制御機構について詳述す
ると、第3図に示すように、前記旋回台1の対車
体回転位置をポテンシヨメータを用いて検出する
装置18、旋回台1の掘削作業すべき対車体基準
回転位置を設定する第1装置19、及び、旋回台
1の土砂を放出すべき対車体目標回転位置を設定
する第2装置20を夫々設けると共に、それら装
置18,19,20の情報に基づいて、旋回台1
を対車体目標位置あるいは対車体基準回転位置に
回転させるように、前記油圧モータ3の操作用バ
ルブ21を自動的に通電操作する判別回路22を
設け、さらに、前記判別回路22を、前記バルブ
21が手動で操作されて旋回台1が設定以上の回
転速度で対車体目標回転位置がわ、あるいは対車
体基準回転位置がわへ回転される状態がもたらさ
れると、自動的に制御作動状態に切換えるように
構成してある。要するに、旋回台1を対車体基準
回転位置あるいは対車体目標回転位置に回転させ
ることを、予め手動でバルブ21を操作して旋回
台1を起動回転させれば、そののちは自動的に行
わせることができるようにしてある。
又、前記復調器17からの情報を判別回路22
に伝達して、作業開始時に記憶させた向きから車
体の向きが変化すると、その変化量に応じて前記
回転位置検出装置18の情報を補正するように構
成してある。
要するに、旋回台1を停止させる際に、旋回台
1の動慣性力のために走行車体23が地面に対し
て回転することがあるが、このように走行車体2
3が回転することがあつても、旋回台1を所望の
対地回転位置に適確に回転させえることができる
ようにしてある。
尚、本考案の情報伝達装置は、バツクホウ作業
車に適用する他、フエイスシヨベル作業車等、各
種の旋回台付作業車に適用できる。そして、実施
例のように、走行車体23の向き検出信号を旋回
台1側の制御機構に伝達する他、例えば走行車体
23側に電気制御式の走行変速装置が装備される
場合において、旋回台1側からの変速操作信号を
走行車体23側に伝える等、各種の情報を伝達す
るために適用できる。
又、情報伝達装置を構成するに、例えば、発信
器13として発光ダイオードを、そして、受信器
14としてフオトトランジスタを用いるようにす
る等、その具体構造は各種変更できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はバツクホウ作業車の側面図、第2図は
情報伝達装置の装着部を示す切欠き側面図、第3
図は旋回台自動操作用制御機構の具体構成を示す
ブロツク図である。 1……旋回台、11A……走行車体側部材、1
1B……旋回台側部材、13……発信器、14…
…受信器、23……走行車体、X……縦軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体23に対して旋回台1を縦軸芯Xまわ
    りで相対回動自在に搭載設置するとともに、前記
    縦軸芯X位置に設けるロータリジヨイント11
    を、円柱状の走行車体側部材11Aと、その走行
    車体側部材11Aに対して上方側から嵌装される
    有底筒状の旋回台側部材11Bとで前記縦軸芯X
    まわりで相対回動自在に構成してある旋回台付作
    業車の情報伝達装置において、前記走行車体23
    または旋回台1のうちの一方側から出力される信
    号を他方側へ伝達するための無接触式の発信器1
    3と受信器14とを、前記ロータリジヨイント1
    1の前記走行車体側部材11Aと前記旋回台側部
    材11Bとの夫々に振分けて取付けるとともに、
    前記発信器13と前記受信器14とは、前記走行
    車体側部材11Aと前記旋回台側部材11Bとが
    嵌装した状態で前記走行車体側部材11Aの上面
    と、その上面に対向する前記旋回台側部材11B
    の底面との間に形成される前記ロータリジヨイン
    ト11の内部空間に納められ、かつ前記縦軸芯X
    上で対向する状態に配置してあることを特徴とす
    る旋回台付作業車の情報伝達装置。
JP1982130176U 1982-08-28 1982-08-28 旋回台付作業車の情報伝達装置 Granted JPS5935465U (ja)

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JPS5935465U JPS5935465U (ja) 1984-03-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826805U (ja) * 1971-08-03 1973-03-31

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JPS4826805U (ja) * 1971-08-03 1973-03-31

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