JPH07158108A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

Info

Publication number
JPH07158108A
JPH07158108A JP30798793A JP30798793A JPH07158108A JP H07158108 A JPH07158108 A JP H07158108A JP 30798793 A JP30798793 A JP 30798793A JP 30798793 A JP30798793 A JP 30798793A JP H07158108 A JPH07158108 A JP H07158108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt angle
lower traveling
hydraulic
signal
hydraulic motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30798793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Haga
正和 羽賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP30798793A priority Critical patent/JPH07158108A/ja
Publication of JPH07158108A publication Critical patent/JPH07158108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサーからの検出信号や制御手段からの制
御信号等の微弱電流信号であっても、下部走行体と上部
旋回体の中の一方から他方へ、または、双方向へ安全、
かつ、確実に情報を伝達することができる建設機械を提
供する。 【構成】 油圧モーター21の容量可変部21aに取り
付けられた傾転角検知センサー22で検知した傾転角検
知信号は送信部で高周波信号に変調され、送信アンテナ
28から高周波電磁波として発信される。この高周波電
磁波は受信アンテナ13で受信され、受信部でアナログ
信号に変換された後、制御装置15に入力される。制御
装置15は油圧ポンプの吐出圧を検出した圧力検出信号
に基づいて、最適な傾転角を演算し、容量制御弁を切り
替えさせて、容量可変部21aの傾転角を傾転角検知セ
ンサー22からの傾転角検知信号で監視して、その値が
演算した傾転角に対応する値になるまで変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧機構によって駆動さ
れる下部走行体と、該下部走行体上に旋回自在に支持さ
れた上部旋回体を具えた、油圧ショベル等の建設機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】上部旋回体と下部走行体から成る自走行
型の油圧ショベル装置や油圧クレーン装置等の建設機械
は、上部旋回体に油圧ショベル等の作業装置を具えると
共に、この作業装置を駆動するエンジン、油圧源、発電
機やこれを操作する作業員が搭乗する運転室等が搭載さ
れており、一方、下部走行体には走行用の油圧機器が搭
載されている。そして、下部走行体には油圧源が搭載さ
れていないため、上部旋回体が搭載する油圧源から下部
走行体が搭載する走行用の油圧機器に駆動用の圧油を供
給するために、上部旋回体と下部走行体の間に圧油を連
通させる回転継手が設けられている。かかる自走行型の
油圧ショベル装置においては、下部走行体の駆動源とな
る油圧モーターの負荷圧を検知した検知信号に基づい
て、制御装置が容量制御弁に制御信号を出力し、容量制
御弁を小容量位置と大容量位置に切り替えることにより
容量可変アクチュエーターに給排する圧油を切替え制御
し、油圧モーターの容量を小容量と大容量に切り替え、
下部走行体の走行速度や走行トルクを制御するようにし
ている。上述のように、従来技術では油圧モーターの負
荷圧等に基づいて油圧モーターの容量が2段階に切り替
えられるようになっているから、油圧モーターの容量が
切り替えられる瞬間に油圧ポンプの吐出圧や吐出量が急
激に変化し、例えば、走行速度が急変して運転者に衝撃
を与えたり、油圧モーターや油圧ポンプ等の油圧機器に
衝撃圧や大きな負圧が加わり、これらの油圧機器の寿命
を低下させる等の問題点が生じている。
【0003】油圧モーターや油圧ポンプの容量は連続的
に変更できるにも拘らず、油圧モーターの容量が2段階
にしか切り替えられないのは、油圧モーターの容量可変
アクチュエーターに圧油を給排する容量制御弁が2段階
にしか切り替えられないためである。これは油圧モータ
ーの容量可変量、即ち、容量可変アクチュエーターのシ
リンダーの位置を確認することができないため、シリン
ダーの両方の最大移動位置でのみ切替え制御されている
からである。そこで、例えば、油圧モーターの容量可変
量を回転角センサーで検知すると共に、容量制御弁を容
量可変アクチュエーターに圧油を供給しない中立位置を
設けて、回転角センサーで検知した油圧モーターの容量
可変量が所望の値に達した時、容量制御弁を中立位置に
切り替えることにより油圧モーターの容量を無段階的に
切り替える方法が考えられる。ところで、下部走行体を
駆動する走行用油圧モーターの容量可変量を回転角セン
サーで検知した検知信号はマイクロコンピューターで構
成される制御装置を搭載する上部旋回体に転送されなけ
ればならないが、上部旋回体は下部走行体上で旋回可能
になっているため、両者間の電気的接続を取るのが難し
い。例えば、実開昭59−127993号公報に示され
ているように、上部旋回体と下部走行体の間の圧油の連
通手段としての回転継手の一部に取り付けた環状胴体に
ブラシを接触させることにより、両者間の電気的接続を
謀るようにした技術が知られている。図5はかかる従来
技術による上部旋回体と下部走行体の間の電気的接続状
態を示す模式図である。回転継手30を介して上部旋回
体1と下部走行体2の管路が連通していて、上部旋回体
1に設置された図示しない油圧ポンプから吐出された圧
油が回転継手30を介して下部走行体2に設けられた図
示しない油圧モーターに供給される。上部旋回体1に取
り付けられた回転継手30の円筒状のスピンドル31の
外周面に輪環状の導電性接触環32が軸方向に沿って複
数個設けられており、一方、下部走行体2には導電性接
触環32に接触するブラシ33がそれぞれ取り付けられ
ている。制御装置(コントローラー)15から出力され
た駆動電流は導電性接触環32およびブラシ33を介し
て下部走行体2に設けられた電気機器8に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では環状胴体とブラシとの接触により導電接続
させているため、経年使用によりブラシが磨耗劣化し易
いばかりでなく、上部旋回体の旋回時や走行時の機械的
振動で電流に電気雑音が混入したり、接触部に土埃が付
着して接触不良を起こす虞があり、動力用電源の供給な
らいざ知らず、センサーからの微弱電流信号の伝達に用
いることは実用上、不可能である。また、下部走行体に
具えられたアクチュエーター等に対する電気的制御を行
なう場合も、やはり、上部旋回体と下部走行体の間で制
御信号を確実に伝達させる手段が必要になるが、上述の
事情と同様の理由により、この制御信号伝達手段に従来
技術を適用することができない。本発明は従来技術にお
けるかかる問題点の解消を図るべく成されたものであ
り、センサーからの検出信号や制御手段からの制御信号
等の微弱電流信号であっても、下部走行体と上部旋回体
の中の一方から他方へ、または、双方向へ安全、かつ、
確実に情報を伝達することができる建設機械を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、油圧機構によって駆動される走行手段によ
り走行可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回自在
に支持された上部旋回体と、前記下部走行体と前記上部
旋回体の中の一方に配設された制御手段と、前記下部走
行体と前記上部旋回体の中の他方に配設され、前記制御
手段により電気的に制御される被制御手段を具えた建設
機械において、前記被制御手段の変化量を検出して検出
信号を出力する検出手段と、該検出手段が検出した前記
被制御手段の変化量の情報または前記制御手段の制御情
報を空中を伝播する伝播現象を利用して、前記下部走行
体と前記上部旋回体の中の一方から他方へ、または、双
方向へ伝達する情報間接伝達手段を有したものである。
【0006】
【作用】検出手段が被制御手段の変化量を検出して検出
信号を出力する。情報間接伝達手段は検出手段が検出し
た被制御手段の変化量の情報を制御手段に、または、制
御手段の制御情報を被制御手段に、空中を伝播する伝播
現象を利用して、下部走行体と上部旋回体の中の一方か
ら他方へ、または、双方向へ伝達する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の実施例に係る油圧ショベ
ルの傾転角検知センサーの検知信号伝達径路を示す模式
図、図2は油圧ショベルの走行用油圧回路図である。従
来例と同一または同一と見做せる箇所には同一の符号を
付してある。上部旋回体1には駆動源となる図示しない
原動機、原動機に駆動される油圧ポンプ10、走行用の
方向切替弁11、油タンク12、受信アンテナ13、制
御装置15、図示しない発電機等が搭載されている。一
方、下部走行体2には走行用の可変容量型の油圧モータ
ー21、容量可変アクチュエーター23、容量制御弁2
4、送信アンテナ28等が搭載されている。なお、油圧
ポンプ10と油タンク12で主油圧源を構成し、油圧モ
ーター21、容量可変アクチュエーター23および容量
制御弁24でモーターアセンブリー20を構成してい
る。また、走行用の油圧モーターは左右一対設けられ、
それぞれに対して圧油を給排するための油圧回路も一対
設けられるが、説明を簡単にするため一方のみを図示し
ている。主油圧源からの圧油を方向切替弁11を介して
油圧モーター21に給排するための主管路T1 ,T2
上部旋回体1と下部走行体2との間を連絡する回転継手
30を介して連通している。方向切替弁11と油圧モー
ター21との間には主管路T1 ,T2 間に高圧選択弁と
して機能するシャトル弁26が設けられている。油圧モ
ーター21の容量可変部21aにはポテンショメーター
型の傾転角検知センサー22が取り付けられていて、容
量可変部21aの傾転角を検知して電気信号として取り
出すことができるようになっている。容量可変部21a
の一端部に係止されてそれを回動させる容量可変アクチ
ュエーター23の傾転ピストン23aの停止位置によっ
て、容量可変部21aの傾転角は連続的に変化する。
【0008】容量制御弁24は電磁比例式切替弁で構成
されていて、制御装置15からの制御電流によって電磁
駆動部24aが駆動され、3つの切替え位置、即ち、小
容量位置P1 、大容量位置P3 および中間の停止位置P
2 に切替え可能になっている。シャトル弁26によって
選択された主管路T1 ,T2 の中の高圧側の圧油が容量
制御弁24および管路T3 ,T4 を介して容量可変アク
チュエーター23の油室CA またはCB に導かれる。容
量制御弁24の切替え位置が小容量位置P1 (図2に示
す位置)にあった時は圧油が油室CA に導かれ、傾転ピ
ストン23aが図2で矢印A方向に移動し、大容量位置
3 にあった時は圧油が油室CB に導かれ、傾転ピスト
ン23aが図2で矢印B方向に移動する。なお、油室C
A ,CBの何れかから吐出された圧油は油タンク12に
導かれる。容量制御弁24の切替え位置が停止位置P2
にあった時は圧油は何れの油室にも導かれないので、傾
転ピストン23aは同じ位置で停止する。従って、傾転
角検知センサー22で検知した容量可変部21aの傾転
角検知信号に従って、容量制御弁24の切替え制御を行
なうことにより傾転ピストン23aの停止位置、即ち、
油圧モーター21の傾転角を所望の値に設定することが
できる。つまり、油圧モーター21の傾転角を無段階的
に制御することが可能になる。上部旋回体1に設けられ
た油圧ポンプ10は、その容量可変部10aを傾転させ
る図示しないレギュレーターの作動により吐出される圧
油の流量が無段階的に制御される。方向切替弁11は操
作レバー11aの操作により一方向位置Pa 、中立位置
b 、反対方向位置Pc に切り替えて油圧モーター21
に圧油を供給できる。また、方向切替弁11は常開型と
なっているので、中立位置Pb の切替え位置で主管路T
1 ,T2 内が負圧になった時に主管路T1 ,T2 内にタ
ンク12内の作動油が供給されるようになっている。油
圧ポンプ10の吐出部には油圧ポンプ10の吐出圧pを
検出する圧力センサー16が設けられていて、油圧モー
ター21の負荷圧に対応した圧力検出信号を制御装置1
5に出力する。
【0009】傾転角検知センサー22で検知した容量可
変部21aの傾転角検知信号は送信部27に送られ、高
周波信号に変換されて下部走行体2の上面の旋回輪近傍
に配設された送信アンテナ28から信号電波として上部
旋回体1下面に設けられた受信アンテナ13に向けて発
信される。受信アンテナ13で受信した高周波信号は受
信部14を介してアナログ信号の傾転角情報として制御
装置15に送られる。制御装置15は圧力センサー16
で検出した圧力検出信号に基づいて油圧モーター21の
負荷圧が適切な値となるような油圧モーター21の傾転
角を演算し、その結果に基づいて容量制御弁24の電磁
駆動部24aに制御電流を供給し、容量制御弁24を切
り替えさせて傾転ピストン23aの停止位置を変更し、
油圧モーター21の傾転角が所定の値になるように制御
する。油圧ショベルの走行に際しては、方向切替弁11
の切替え位置を中立位置Pbから一方向位置Pa または
反対方向位置Pc に切り替えて油圧ポンプ10からの圧
油を油圧モーター21に供給することにより車両が走行
し始める。その後、走行中の路面状況に応じて油圧モー
ター21の負荷圧が変動し、これに応じて油圧ポンプ1
0の吐出圧pも変化する。吐出圧pの変化を検出した圧
力センサー16から出力された圧力検出信号が制御装置
15入力すると、制御装置15は油圧ポンプ10の吐出
圧pが減少した時は油圧モーター21の傾転角が小さく
なる方向に容量制御弁24を切り替えさせて、油圧モー
ター21を低トルクで高速回転させ、油圧ポンプ10の
吐出圧pが増大した時は油圧モーター21の傾転角が大
きくなる方向に容量制御弁24を切り替えさせて、油圧
モーター21を高トルクで低速回転させて油圧モーター
21の負荷圧が適切な値となるように制御する。これに
よって、油圧ポンプ10の吐出圧pが過大に上昇するの
を防止すると共に、原動機に過負荷が掛かるのを防止し
て車両の登坂降坂走行等の異なる走行条件に即した走行
が可能になる。本実施例では油圧ポンプ10の吐出圧p
を検出して油圧モーター21の傾転角を無段階的に制御
することが可能になっているので、油圧モーター21の
負荷圧の変動に対して速やかに応動して油圧モーター2
1の傾転角を変化させ、油圧モーター21の負荷圧を常
に最適な値に保つことができる。
【0010】図3は傾転角検知信号の授受が行なわれる
送信部27と受信部14の内部回路図である。これらは
周知の周波数分割多重方式の無線操縦送受信回路で構成
されているので、その動作を簡単に説明するだけに止め
る。傾転角検知センサー22で検知した容量可変部21
aの傾転角検知信号はアナログ電圧信号の形でデータ変
換回路271に入力し、デジタル信号に変換されて変調
回路272に出力される。変調回路272では発振回路
273で生成された高周波信号にデータ変換回路271
から入力したデジタル信号による変調が施され、増幅回
路274に出力される。増幅回路274から出力された
被変調高周波信号は送信アンテナ28によって空中電磁
波に変換され、受信アンテナ13に送信される。上部旋
回体1の受信アンテナ13で受信された被変調高周波信
号は同調回路141で信号成分が抽出され、増幅回路1
42で振幅増幅され、データ変換回路143でアナログ
信号に変換されて制御装置15に出力される。
【0011】上述のように、本実施例では傾転角検知セ
ンサー22で検知した容量可変部21aの傾転角検知信
号は高周波電磁波に変換されて下部走行体2から上部旋
回体1に送られるので、上部旋回体1の旋回に連れて上
部旋回体1下面に設けられた受信アンテナ13が下部走
行体2の上面の旋回輪近傍に配設された送信アンテナ2
8から見て、油圧ショベルの旋回輪の裏側に位置した時
に送信アンテナ28から発信された高周波電磁波を受信
し辛くなることがある。このような場合には、送信アン
テナ28か受信アンテナ13の少なくとも一方を旋回輪
の周辺に沿って複数個設置するようにすれば良い。図4
は旋回輪の周辺に2対の送信アンテナ28,28′と受
信アンテナ13,13′を配設した本実施例の変形例に
係る高周波電磁波の送受信アンテナの配置状況を示す模
式図である。この変形例では2対の送信アンテナ28,
28′と受信アンテナ13,13′がそれぞれ旋回輪の
回りに90°の取付け角をもって取り付けられているの
で、上部旋回体1が旋回しても受信アンテナ13,1
3′は送信アンテナ28,28′の何れかと90°以上
離れた旋回位置に来ることはないから、送信アンテナ2
8から発信された高周波電磁波の受信が困難になること
はない。本実施例では傾転角検知センサー22で検知し
た容量可変部21aの傾転角検知信号を高周波電磁波に
変換して上部旋回体1側に送信するようにした例につい
て説明したが、傾転角検知信号の伝送形態はこれに限ら
ず、遠隔操作装置として周知なように、赤外線光信号や
超音波信号に変換して伝送するようにしても良い。ま
た、送信アンテナ28から受信アンテナ13に外のセン
サーで検知した検知信号を伝送するようにしたり、送信
アンテナ28と受信アンテナ13を双方向の送受信アン
テナとして、センサーで検知した検知信号の外に制御装
置15から出力される制御信号を上部旋回体1側から下
部走行体2に伝送するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、検出手段が検出した被制御手段の変化量の情
報または制御手段の制御情報を空中を伝播する伝播現象
を利用して、下部走行体と上部旋回体の中の一方から他
方へ、または、双方向へ伝達するようにしたので、セン
サーからの検出信号や制御手段からの制御信号等の微弱
電流信号であっても、下部走行体と上部旋回体の中の一
方から他方へ、または、双方向へ電気ノイズ等に煩わさ
れること無く、安全、かつ、確実に情報を伝達すること
ができる。請求項2記載の発明によれば、電磁波、光ま
たは超音波を利用して、下部走行体と上部旋回体の中の
一方から他方へ、または、双方向へ伝達するようにした
ので、伝達媒体の指向性が優れ、外界からの情報攪乱要
因を可及的に低減できる。請求項3記載の発明によれ
ば、走行手段を油圧モーター、被制御手段を下部走行体
に設けられた油圧モーターの傾転量可変部、検出手段を
該傾転量可変部の傾転量を検出する傾転量検出センサー
としたので、走行手段の走行を無段階的に制御できるか
ら、運転者の乗り心地が優れ、油圧要素の耐久性を向上
させることができる。請求項4記載の発明によれば、上
部旋回体および下部走行体の対向面にそれぞれ配設され
た情報発信装置および情報受信装置により、下部走行体
と上部旋回体の中の一方から他方へ、または、双方向へ
伝達するようにしたので、情報の伝達をより確実に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る油圧ショベルの傾転角検
知センサーの検知信号伝達径路を示す模式図
【図2】油圧ショベルの走行用油圧回路図
【図3】送信部と受信部の内部回路図
【図4】実施例の変形例に係る送受信アンテナの配置状
況を示す模式図
【図5】従来技術による上部旋回体と下部走行体の間の
電気的接続状態を示す模式図
【符号の説明】
1 上部旋回体 2 下部走行体 10 油圧ポンプ 11 方向切替弁 12 油タンク 13 受信アンテナ 14 受信部 15 制御装置(コントローラー) 21 油圧モーター 21a 容量可変部 22 傾転角検知センサー 23 容量可変アクチュエーター 24 容量制御弁 27 送信部 28 送信アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧機構によって駆動される走行手段に
    より走行可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回自
    在に支持された上部旋回体と、前記下部走行体と前記上
    部旋回体の中の一方に配設された制御手段と、前記下部
    走行体と前記上部旋回体の中の他方に配設され、前記制
    御手段により電気的に制御される被制御手段を具えた建
    設機械において、前記被制御手段の変化量を検出して検
    出信号を出力する検出手段と、該検出手段が検出した前
    記被制御手段の変化量の情報または前記制御手段の制御
    情報を空中を伝播する伝播現象を利用して、前記下部走
    行体と前記上部旋回体の中の一方から他方へ、または、
    双方向へ伝達する情報間接伝達手段を有したことを特徴
    とする建設機械。
  2. 【請求項2】 情報間接伝達手段は電磁波、光または超
    音波を利用したものであることを特徴とする請求項1記
    載の建設機械。
  3. 【請求項3】 走行手段は油圧モーターであり、被制御
    手段は下部走行体に設けられた前記油圧モーターの傾転
    量可変部であり、検出手段は該傾転量可変部の傾転量を
    検出する傾転量検出センサーであることを特徴とする請
    求項1記載の建設機械。
  4. 【請求項4】 情報間接伝達手段は上部旋回体および下
    部走行体の対向面にそれぞれ配設された情報発信装置お
    よび情報受信装置であることを特徴とする請求項1記載
    の建設機械。
JP30798793A 1993-12-08 1993-12-08 建設機械 Pending JPH07158108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30798793A JPH07158108A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30798793A JPH07158108A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 建設機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07158108A true JPH07158108A (ja) 1995-06-20

Family

ID=17975546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30798793A Pending JPH07158108A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07158108A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056569A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械
WO2015179046A1 (en) * 2014-05-20 2015-11-26 Caterpillar Inc. System for monitoring machine components of track-type mobile machines
JP2017061382A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社タダノ 作業機械の無線通信装置
JP2018039645A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 住友重機械搬送システム株式会社 荷役機械
JP2018043809A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 住友重機械搬送システム株式会社 荷役機械

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056569A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械
JP4533281B2 (ja) * 2005-08-25 2010-09-01 キャタピラージャパン株式会社 作業機械
WO2015179046A1 (en) * 2014-05-20 2015-11-26 Caterpillar Inc. System for monitoring machine components of track-type mobile machines
JP2017061382A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社タダノ 作業機械の無線通信装置
JP2018039645A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 住友重機械搬送システム株式会社 荷役機械
JP2018043809A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 住友重機械搬送システム株式会社 荷役機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4444286A (en) Torque-control with overspeed regulation and method of controlling a hydrostatic drive
US6820356B2 (en) Hybrid powered construction equipment
US8725366B2 (en) CVT control system having variable power source speed
EP2119942B1 (en) Clutch control device for hydraulically driven vehicle
US7677350B2 (en) Construction vehicle
WO2008050534A1 (en) Construction vehicle
US20030014167A1 (en) Device for attenuating the pitching of an engine-driven vehicle
CN106794759B (zh) 双驱动动力传动系统
US10989291B2 (en) Transmission, and control system for work vehicle
JPH07158108A (ja) 建設機械
JPS6345998B2 (ja)
JP4691134B2 (ja) Hst式油圧走行車両の制御装置
US20140069092A1 (en) Traction Control System for a Hydrostatic Drive
JPH07166578A (ja) 建設機械
EP1361379B1 (en) Hydraulic motor trouble detector and hydraulically driven vehicle
CN100402763C (zh) 建筑机械
JPH07158110A (ja) 建設機械
JP3155621B2 (ja) 作業車両の制御器
JP3631620B2 (ja) 車両の走行速度制御装置
US20020070056A1 (en) Steering traction control apparatus for a work machine
JP2001122150A (ja) 油圧走行車両の走行制御装置
JPH0979375A (ja) 車輛の走行制御装置
JPH0818574B2 (ja) ハイドロスタティック旋回制御装置
EP1881241B1 (en) Failure detection device for hydraulic motor and hydraulic drive vehicle
JPH04238740A (ja) 油圧式走行駆動装置