JPH03270887A - 工業用ロボットの制御装置および制御方法 - Google Patents

工業用ロボットの制御装置および制御方法

Info

Publication number
JPH03270887A
JPH03270887A JP7001990A JP7001990A JPH03270887A JP H03270887 A JPH03270887 A JP H03270887A JP 7001990 A JP7001990 A JP 7001990A JP 7001990 A JP7001990 A JP 7001990A JP H03270887 A JPH03270887 A JP H03270887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
teaching
data
sampling period
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7001990A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kumagai
信治 熊谷
Noriyuki Uchiumi
典之 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP7001990A priority Critical patent/JPH03270887A/ja
Publication of JPH03270887A publication Critical patent/JPH03270887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は工業用ロボットにかかり、特にサンプリンング
周期を伸縮させることか可能な工業用ロボットに関する
ものである。
【従来の技術】
モータとアームとの間に減速機が介′在する方式のロポ
・、トにあっては、減速機の高トルク側にあるアームを
保持して所定の軌跡をたどらせるために大きな操作力か
必要とされている。したがって、軌跡の教示に際しては
、モータをリモコン操作することによりアームを各方向
へ徐動させて軌跡中の要所の教示点へ移動させなから各
教示点の位置を記憶させるFTP(ポイントトウーポイ
ント)方式を採用せざるを得す、再生時に各教示点の間
の軌跡を補間演算することか必要とされる。 これに対して、モータとアームとの間に減速機が介在し
ないタイレフトドライブ式のロボットにあっては、アー
ムを保持しあるいは操作するためにさほと大きなトルク
を必要としないから、作業員がアームを直接保持して、
所定の軌跡をたとらせながら、この移動軌跡の連続的な
座標を所定周期でサンプリングして記憶させるCP(コ
ンティニュアスバス)方式により、ロボットを微妙な軌
跡に〆Oって移動させることかできる。 また上記CP方式にあっては、ロボットにたとらせるへ
き軌跡か複雑てあればある程、多くの座標データか必要
であるから、被処理物の形状か微妙に変化する場合や、
動作の折り返し点むとのような複雑な軌跡に沿う動作が
必要な場合には、前記サンプリング周期を短くして、各
座標データを細かい間隔で取り込むことが必要とされて
いる。
【発明か解決しようとする課題】
一方、ロボットか直線、あるいは、一定の曲率半径の円
弧なとのような単純な軌跡をたどる場合には、本来、こ
れらの軌跡の始点を終点のみを指示するたけて所定の動
作を行わせることかできるが、一連の軌跡の一部に前述
のような複雑な軌跡の部分か存在すると、この複雑な軌
跡を再生するに足りる細かなサンプリング周期によって
全体を教示することが必要となり、教示データを保存す
るために膨大な記憶容量か必要になるという問題がある
。 また塗装用ロボットを例に取れば、作業具としてのスフ
レ−ガンかオンの区間(塗0を吹いている区間)では軌
跡を細かく制御することか必要であるか、スプレーカン
か動作していない区間ではさほと細かい制御は必要とさ
れておらず、この非動作区間の座標を記憶しておくため
にも多くの容量が費やされてしまうという問題かある。 本発明は上記事情に鑑みてなされたしので、作業対象物
の形状変化や作業具の動作状況に応して適切なサンプリ
ング周期を変化させることにより、教示点の記憶に要す
るメモリ容量を最小限としたaポ、)制御装置を得るこ
とを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願の請求項1記載の発明は
、 所定のサンプリング周期毎に教示点のデータを記憶手段
に記憶させ、該記憶手段に記憶されたデータを再生しつ
つ所定の軌跡に沿って動作する工業用ロボットの制御装
置において、ロボット本体に設けられた作業具の動作状
態を判断する判断手段と、該判断手段の判断結果によっ
て前記教示点のデータの一部の前記記憶手段への書き込
みを制限する書き込み制御手段とから構成してなるもの
である。 請求項2記載の発明は、 請求項1記載の発明に適用された判断手段に代えて、ロ
ホ7)本体の変位量を判断する判断手段を設け、該判断
手段の判断結果によって前記教示点のデータの一部の前
記記憶手段への書き込みを制限するようにしたものであ
る。 請求項3記載の発明は、 所定のサンプリング周期毎に記憶された教示点のデータ
を記憶手段に記憶させ、該記憶手段に記憶されたデータ
を再生しつつ所定の軌跡に冶って動作する工業用ロボッ
トの制御方法において、ロボット本体に設けられた作業
具の動作状態の変化、および、前記ロボット本体の所定
量以上の変位の少なくとも一方があったことを条件とし
て前記サンプリング周期毎の教示点のデータの一部を記
憶し、いずれもかなかったことを条件として前記各サン
プリング周期毎の教示点のデータを記憶し、記憶された
教示点のデータを再生して前記ロボットを制御するよう
にしたものである。
【作用】
請求項1記載の発明であると、作業具を動作させるへき
区間において短いンブリング周期の教示データに基づく
制御を行い、また、作業具が動作しない区間において作
業口ホット本体を微妙に制御することか必要な区間にお
いてラフなサンプリング周期の教示データに基づく制御
を行うことかできる。 請求項2記載の発明であると、ロボット本体が所定以上
変位して初めて教示データか記憶されるから、変位量に
対応して、その変位を再現するに充分な周期て教示デー
タがサンプリングされる。 請求項3記載の発明であると、教示データのサンプリン
グ周期を、必要に応じて短くあるいは長くすることでき
る。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 まず、第1図により、本発明か適用される教示再生形ロ
ボットソステム全体の構成を説明する。 符号1はロボット本体である。このCホット本体1は、
例えば作業具としてのスプレーカンを被処理物に向けて
保持するアームをモータによって直接駆動するようにし
た塗装用ロボットであって、6自由度の垂直多関節構成
とされ、ロボットコントローラ2によって制御されるよ
うになっている。 なお、以下の説明では、前記ロボット本体1に設けられ
た各関節の回転角を01.θ7.・・・・θ6とし、こ
れらを なるベクトルにより表すこととする。 前記ロボットコントローラ2は、動作制御コントローラ
3、サーボコントローラ4、メモリ5、から構成されて
いる。前記動作制御コントローラ3は、ロボット本体1
の関節角についての位置指令orをサーボコントローラ
4に出力し、さらに、サーボコントローラ4はロボット
本体1の各モータ(図示路)ヘモータ電流を出力する。 またロボット本体1は、各関節角の角度についての位置
フィードパ、り信号efをサーボコントローラ4を経由
して所定のサンプリング周期Ts毎に動作制御コントロ
ーラ3ヘフイードバツクするようになっている。なおサ
ーボコントローラ4とロボット本体1 (の各関節に設
けられた図示しない駆動モータ)との間にはスイッチS
wか設けられており、このスイッチSwは、ダイレクト
ティーチング時はオフに、再生時はオンに操作されてモ
ータの電流を制限するようになっている。 さらに、動作コントローラ3は、ロボット本体1に設け
られた作業具等の各オンオフ要素への動作指令のベクト
ルdrを出力するとともに、ロボット本体lに設けられ
た教示スイッチ等の各スイ、チ(オンオフ要素)の操作
によって出力される信号の集合のベクトルとしてのステ
ータスSか人力されるようになっている。 また前記ロボット関節角a(j)およびオンオフ要素の
動作指令d(j)はそれぞれメモリ5に記憶されて、所
定のサンプリング周期で動作制御コントローラ3へ読み
出されるようになっている。 以上のように構成されたコントローラの制御内容をロボ
ットの教示、再生動作とともに説明する。 ◎ 教示スタート時の処理(第2図参照)教示条件とな
る3つの変数、すなわち、サンプリング間隔I、教示点
数j、サンプリング精粗kをそれぞれi=n、j=o、
に=oにセyhする。 また→ンプリング精粗には、k=1の場合か精とされて
所定のサンプリング周期(Ts)毎にサンプリングか行
なわれ、k=○の場合か粗とされてn−TSなるサンプ
リング周期毎ににサンプリングが行われるものとする。 またnの値は、ロボットの動作状況に応して、例えばス
プレーカンの非動作区間(塗料を吹かない区間)か長い
場合や長い直線状の軌跡が含まれている場合には大きく
設定され、その反対の場合には小さく設定されている。 ◎ 教示におけるサンプリング周期Ts毎の処理(第3
図参照) ステップ3−1 0ボット本体lに設けられたスイッチ、例えば教示スイ
ッチ、スプレースイッチをオンオフ操作することによっ
て入力されるステータスSを読み込む。 ステップ3−2 0ホット本体1に設けられた教示スイッチ(図示時)が
ONであるときはステップ3−3へ進ミ、OFFである
ときは処理を終了する。 ステップ3−3 サンプリングを精にすべくに=1が選択されるか、ある
いは、サンプリング間隔iが設定値nと一致するかのい
ずれかの条件が成立しているか否かを判断し、YESの
場合にはステップ3−4へ、Noの場合にはステップ3
−7へ進む。 ステップ3−4 0ボット本体1から構成される装置フィードバック信号
Ifをコントローラ3へ読み込む。 ステップ3−5 該当する教示点jについての位置フィードバック信号e
(j)、および、オンオフ要素に対する動作指令d(j
)をメモリ5へ書き込む。 ステップ3−6 教示点jの値をインクリメントする。 ステップ3−7 に−0となっているか否かを判断し、YESの場合には
ステップ3−8へ NOの場合にはステップ3−10へ
進む。 ステップ3−8 スプレースイッチかONてかつi=nとなっているか否
かを判断し、これを満足することを条件としてステップ
3−9へ進む。 ステップ3−9 に=1およびi=Oとして、サンプリングを粗から精へ
切り替える。 ステップ3−10 スプレースイッチかOFFであるか否かを判断し、OF
Fの場合にはステップ3−11へ ONの場合にはステ
ップ3−12へ進む。 ステップ3−11 kにセロをセットしてサンプリング周期を精から粗へ切
り換える。 ステップ3−12 1にゼロをセットする。 ステップ3−13 1をインクリメントする。 ◎ 教示終了時の処理(第4図参照) 教示が終了すると、ステップ4−1において、総教示点
数をj endに記憶する。 ◎ 再生時の処理(第5図および第6図参照)再生開始
時は、ステップ5−1においてi=n。 j=Oと初期化し、その後サンプリング周期Ts毎に第
6図の処理を実行する。 ステップ6−1 j < j endの条件(最終地点より前の教示点を
再生中である)を満足するかを判断し、満足することを
条件としてステップ6−2へ進み、各教示点の再生がj
 = j endに至るまて繰1つ返される。 ステップ6−2 スプレースイッチがON、または、i=nの条件を満足
するかを判断し、満足する場合にはステップ6−3へ、
満足しない場合にはステ、プロ6へ進む。 ステップ6−3 該当する教示点についてのテークn(j)およびd(j
)をメモリ5から読み出す。なお再生スタート後の最初
のサンプリングの時点てはスプレースイッチのステータ
スか不定になっているか、1=nと初期化されているの
でステップ6−3以後の処理が可能となる。 ステップ6−4 e r =#(j)、  d r =d(j)ト設定L
、位tifi令erをサーホコントローラ4へ、オンオ
フ指令drをロボット本体lへ出力する。またオンオフ
指令drにはスプレーに関する指令も含まれてぃるのて
、スプレーについてのステータスか決定される。 ステップ6−5 jをインクリメントするとともに、i=Oと設定する。 ステップ6−6 1をインクリメントする。 以上のような処理か実行された場合、ロボット本体1の
一つの関節は、第7図に示すように動作する。なおこの
例ではn=3に設定されている。 したかって、教示スタート時点のi−〇の地点ては、i
が初期値のnとなっているため、スタート地点の座標が
記憶され、また、スタート直後はスプレーガンをOFF
とすべく動作指令dか設定されているから、i=3とな
るまでのサンプリング周期の教示データか存在せす、n
Tsなるサンプリング周期で制御が行われる。そして、
ノ=2の地点からはスプレーガンかONになるのでに−
1か設定されてTsなるサンプリング周期で制御か行わ
れ、さらに、j=10の地点以降ではスプレーガンがO
FFになるのてに=oとされ、nTsなるサンプリング
周期て制御か行われる。 この第1実施例にあっては、作業具を動作させるへき区
間のみで教示点のサンプリング周期を短くしているから
、所定の軌道を教示、再生するために必要なメモリ容量
を削減することができる。 またサンプリング周期を変更するか丙かの判断を、ロボ
ット本体側のON・OFF要素のステータスに基づいて
行っているから、前記サンプリング周期変更の適否を判
断するための新たなデータを何等必要とせず、したがっ
て、サンプリング周期を長くすることにより削減された
教示点に相当するメモリ容量を確実に削減することかて
きる。 次いで、第8図ないし第14図を参照して本発明の第2
実施例を説明する。 まず第8図によって第2実施例のロボット制御系の構成
を説明すれば、この制御系は、第1実施例の制御系に座
標変換コントローラ6を付加した構成となっている。こ
の座標変換コントローラ6は、動作制御コントローラ3
から供給されるロボット関節角データeを、ロボット本
体1の作業空間に固定された直交座標系におけるロボッ
ト手首先端の作業具の位置および姿勢に変換する〆寅算
を行うもので、この清算は、前記直交座標系における位
置、姿勢のベクトルを工とすれば、関節角データeより
、ニーf(θ)なる座標変換演算によって表現されるも
のである。なお前記座標変換演算式は、ロボット本体1
のアームの長さ、関節間の距離なとの諸寸法、あるいは
駆動系の構造によって一意に決定される。 上記構成のコントローラの制御内容をロボットの教示、
再生動作とともに説明する。 ◎ 教示スタート時の処理(第9図) ステップ9−1 0ホツトについての現在の位置フィードバックデータe
fとスイッチのステータスSとを動作制御コントロ2う
3へ読み込む。 ステップ9−2 前記フィードバックデータgfおよびステータスSをそ
れぞれe(0)、d(0)としてメモリ5へ書き込む。 ステップ9−3 前記eをメモリかe読み出し、座標変換コントローラ6
において前記ニーf(e)なる演算を実行させ、演算結
果工。を動作制御コントローラ3の内部へ記憶させる。 ステップ9−4 j=1.i=1と初期化する。 ◎ 教示におけるサンプリング周期Ts毎の処理(第1
0図参照) ステップ10−1 スイッチのステータスSを読み込む。 ステップ10−2 教示スイッチのステータスか教示状態となっているかを
判断し、教示状態となっている場合にはステータス10
−3へ進み、教示状態でない場合には終了する。 ステップ10−3 位置フィードバック信号ofを読み込む。 ステップ10−4 位置フィードバックefを直交座標2へ変換する。 ステップ10−5 前記ステップ9−3で動作制御コントローラ3内に書き
込まれたX。と前記Iとの差が基準値ΔXより大きいか
否かを判断する。すなわち、所定の単位距離を移動した
か否かを判断すべく、z  xol>ΔX を判別し、YESの場合にはステップ10−6へ、No
の場合にはステップ10−8へ進む。 ステップ10−6 前記6.s、およびfをそれぞれe (j)、 d (
j)、 1(j−1)としてメモリ5へ書き込む。 ステップ10−7 今回の座標を表すデータI。をIへ代入するとともに、
jをインクリメントし、iにセロを代入する。 ステップ10−8 1をインクリメントする。 ◎ 教示終了時の処理(第11図参照)教示が終了する
と、ステップ11−1において総教示点数jをj en
dとして記憶する。 ◎ 再生スタート時の処理(第12図参照)ステップ1
2−■ メモリ5から最初の教示点のデータe(0)d(0)、
1(0)を読み出す。 ステップ12−2 位置指令を6r=(t(0)、オンオフ指令をdr=d
(0)にそれぞれ初期設定し、サーボコントーラ4およ
びロボット本体1へそれぞれ出力する。 ステップ12−3 n=i(0)、  i=1.j=1をそれぞれ設定する
。またnは教示点jからj+lまでに要するサンプリン
グ回数を示すものとする。 ◎ 再生におけるサンプリング周期Ts毎の処理(第1
0図参照) ステップ13−1 j < j endの条件(最終地点より前の教示点を
再生中である)を満足するかを判断し、満足することを
条件としてステップ13−2へ進む。したかって、各教
示点の再生がj = j endを越える迄繰り返され
ることになる。 ステップ13−2 i=nとなること、すなわち、n回分のサンプリング周
期Tsを通過したか否かを判断し、YESの場合にはス
テップ13−3へ進み、NOの場合にはステップ13−
6へ進む。 ステップ13−3 メモリ5からjなる教示点についてのデータQ(j)、
d(j)、1(j)を読み出す。 ステップ13−4 動作制御コントローラ3から位置指令or=6(j)、
および、オンオフ指令dr=d(j)をサーボコントロ
ーラ4およびロボット本体1へそれぞれ出力する。 ステップ13−5 n=i(j)、i−〇にそれぞれ設定し、jをインクリ
メントする。 ステップ13−6 1をインクリメントする。 以上のような処理か実行された場合、ロボット本体1の
一つの関節は、第14図に示すよ−うに動作する。なお
、この実施例の場合、同図の縦軸に設定された作業具先
端の移動量Xは、前記ステップ10−5で用いられてい
る基準量ΔXと同一の次元に設定された量であって、こ
の変位か生しる毎のデータに基づいて教示、再生が行わ
れるようになっている。 そして教示スタート時点のj−0の地点から、△Xを越
える変位か生じた後の最初のサンプリング時点であるj
=1の点に到達して初めてデータの教示、再生が行われ
、その後、ΔXなる変位か生しる毎に、その後の最初の
サンプリングの時点で教示、再生か行われる。したがっ
て、直交座標系における変位の少ない特定方向について
は、教示点の数が少なくて済み、各構成要素におけるメ
モリ容量に余裕を持たせることができる。 また第2実施例においては、ロボットか各座標軸方向へ
ΔXなる一定の距離ずつ移動するので、このΔXの距離
を移動するに要する時間をサンプリング周期とは別個に
測定することにより、作業具先端の速度を容易に演算す
ることかできる。また、教示点の数が単位変位量△Xと
軌跡の総延長とによって一意に定まるから、例えば軌跡
中にロボットを静止させるべき点かあっても教示データ
の量に何等影響することかない。 なお、スプレーガンなどの作業具のON時には細かい位
置制御を行い、スプレーガンのOFF時には大まかな位
置制御を行うへく、例えば、作業具の○N〜OFFにつ
いてのステータスSの判断に基ついて前記△Xの設定値
を変更するようにしてもよい。 すなわち、第1O図に示す処理を例に取れば、この処理
におけるステ/プ10−4と10−5との間に 「ステータスSを判別する」ステップ 前記ステップにおける判断結果に応して、対応する△X
をメモリから読み出すステップを設けることにより無用
の教示点を省略して、さらに記憶容量の有効利用を図る
ことかできる。 また、従来と同様に一定のサンプリング周期フ軌跡を教
示して各教示点のデータを一旦記憶した後、各教示点に
ついて、前記第1実施例のような作業具のオンオフにつ
いての判断、あるいは、第2実施例のような変位量の大
小についての判断を行い、この判断結果に応して作業具
OFFの区間、あるいは、所定の変位量に達するまでの
間の区間の教示点についてのデータを一定間隔で間引き
、この間引かれたデータを用いるようにしてもよい。 そして、このような処理を行うことにより、間弓かれた
教示点のデータを記憶していた記憶領域を空き領域とす
ることかできる。すなわち、長い軌跡を教示しようとす
る場合などにおいて、細かいサンプリング周期で教示を
行うことによって記憶容量が飽和する毎に教示データを
間引けば、その後の軌跡を教示するためのメモリ領域の
余裕を作り出すことができ、この余裕のメモリ領域のそ
の後の軌道上の教示データの記憶に用いれば、同一容量
のメモリを用いて従来より長い軌跡を教示、再生するこ
とかできる。したかつて、多数の教示点を教示している
途中で記憶容量か一杯になった場合なとに前述のような
間引く処理を行なって容量の余裕を持たせ、その後、残
りの軌跡を教示することかてきる。
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、ロボット本体
に設けられた作業具を動作させるべきか否か、あるいは
、ロボット本体か所定量以上に変位したか否かを判断し
、この判断結果に応して教示データのサンプリング周期
を調整するようにしたものであるから、下記の効果を奏
する。 (a)同一の総延長の軌跡を教示するに必要なデータ数
か少なくて済むため、ロボットの制御装置に設けるべき
記憶手段の容量を少なくし、あるいは、同一容量の記憶
手段に記憶させ得る軌跡の総延長を拡大することかでき
る。 (b)作業具が動作している区間、あるいは、所定値以
上の変位を生した区間のような微妙な軌跡か必要な区間
では、サンプリング周期が短くなっているから、要求さ
れている精度の達成に何等悪影響を及はすことかない。 (C)従来の制御系に新たなノ・−トウエアを付加する
ことなく容易に実現することかできる。 (d)特に、所定量の変位か生じたことを条件に教示デ
ータを記憶するようにした場合、ロボットか静止してい
る区間では教示点か増加することかなく、したかって、
静止状態で作業具を動作させることの多い条件において
、一定の記憶容量で長時間ロボットを制御することかで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図はロボット制御系のプロ、り図、第2図は教示
スタート処理のPAD図、第3図はサンプリング周期毎
の教示処理のPAD図、第4図は教示終了処理のPAD
図、第5図は再生スタート処理のPAD図、第6図はサ
ンプリング周期毎の再生処理のPAD図、第7図はロボ
ットの一つの関節についての変位角をサンプリング周期
毎に示した図、第8図ないし第14図は本発明の第2実
施例を示すもので、第8図はロボット制御系のブロック
図、第9図は教示スタート処理のPAD図、第10図は
サンプリング周期毎の教示処理のPAD図、第11図は
教示終了処理のPAD図、第12図は再生スタート処理
のPAD図、第13図はサンプリング処理毎の再生処理
のPAD図、第14図はロボットの一つの座標軸方向へ
の変位量をサンプリング周期毎に示した図である。 1・・・・・・ロボット本体、2−=・・・ロボットコ
ントローラ、3・・・・・動作制御コントローラ、4・
・・・・・サーボコントローラ、5・・・・・・メモリ
、6・・・・・・F[f換コントローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定のサンプリング周期毎に教示点のデータを記
    憶手段に記憶させ、該記憶手段に記憶されたデータを再
    生しつつ所定の軌跡に沿って動作する工業用ロボットの
    制御装置において、ロボット本体に設けられた作業具の
    動作状態を判断する判断手段と、該判断手段の判断結果
    によって前記教示点のデータの一部の前記記憶手段への
    書き込みを制限する書き込み制御手段とからなることを
    特徴とする工業用ロボットの制御装置。
  2. (2)所定のサンプリング周期毎に記憶された教示点の
    データを記憶手段に記憶させ、該記憶手段に記憶された
    データを再生しつつ所定の軌跡に沿って動作する工業用
    ロボットの制御装置において、ロボット本体の変位量を
    判断する判断手段と、該判断手段の判断結果によって前
    記教示点のデータの一部の前記記憶手段への書き込みを
    制限する書き込み制御手段とからなることを特徴とする
    工業用ロボットの制御装置。
  3. (3)所定のサンプリング周期毎に記憶された教示点の
    データを記憶手段に記憶させ、該記憶手段に記憶された
    データを再生しつつ所定の軌跡に沿って動作する工業用
    ロボットの制御方法において、ロボット本体に設けられ
    た作業具の動作状態の変化、および、前記ロボット本体
    の所定量以上の変位の少なくとも一方があったことを条
    件として前記サンプリング周期毎の教示点のデータの一
    部を記憶し、いずれもがなかったことを条件として前記
    各サンプリング周期毎の教示点のデータを記憶し、記憶
    された教示点のデータを再生して前記ロボットを制御す
    ることを特徴とする工業用ロボットの制御方法。
JP7001990A 1990-03-20 1990-03-20 工業用ロボットの制御装置および制御方法 Pending JPH03270887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001990A JPH03270887A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 工業用ロボットの制御装置および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001990A JPH03270887A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 工業用ロボットの制御装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03270887A true JPH03270887A (ja) 1991-12-03

Family

ID=13419480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001990A Pending JPH03270887A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 工業用ロボットの制御装置および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03270887A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072833A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Yaskawa Electric Corp ロボットの直接教示装置
JP2012196749A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Seiko Epson Corp ロボット装置
CN114571447A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 株式会社达谊恒 机器人控制装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072833A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Yaskawa Electric Corp ロボットの直接教示装置
JP2012196749A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Seiko Epson Corp ロボット装置
CN114571447A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 株式会社达谊恒 机器人控制装置
JP2022086463A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 株式会社ダイヘン ロボット制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5254923A (en) Industrial robot synchronous control method and apparatus
US6140788A (en) Method and system for controlling robot
JP3207409B2 (ja) ロボットのツール姿勢制御方法
US5003237A (en) Method of correcting and playing back positional instruction data in a robot
EP0312716A2 (en) Method of recording and playing back instruction data in a robot
JP3421442B2 (ja) ロボットの位置教示方法及びロボット制御装置
US4912383A (en) Method of controlling a robot
JPH03270887A (ja) 工業用ロボットの制御装置および制御方法
JPH0890468A (ja) ロボットのティーチング装置
JPS62251901A (ja) 多軸ロボツトの経路制御装置
JPS6010648B2 (ja) ロボットの外力補償用制御方法
JPS58213301A (ja) 直接教示操作方式の数値制御方式
JPS618236A (ja) 移動体制御装置
JP2512473B2 (ja) 産業用ロボツトの補間方式
WO2022131173A1 (ja) 数値制御システム及び産業機械の制御方法
JPS58120480A (ja) 左右対称動作を行う記憶・再生型ロボツト
JP2674398B2 (ja) ロボットの制御装置
JP2787207B2 (ja) 多軸位置サーボ装置
JPH0962322A (ja) 多軸ロボットの制御装置及びその制御方法
JP2705367B2 (ja) ロボットの制御装置
JPH0957671A (ja) 多関節型移動体の制御装置及びその制御方法
JPH0146271B2 (ja)
JPH07175508A (ja) ロボット制御装置
JPS62192807A (ja) ロボツト制御方式
JPS58176705A (ja) 工業用ロボツトの経路記憶方法及び記憶装置