JPH03267523A - 多気筒エンジンの排気制御装置 - Google Patents

多気筒エンジンの排気制御装置

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JPH03267523A
JPH03267523A JP6404490A JP6404490A JPH03267523A JP H03267523 A JPH03267523 A JP H03267523A JP 6404490 A JP6404490 A JP 6404490A JP 6404490 A JP6404490 A JP 6404490A JP H03267523 A JPH03267523 A JP H03267523A
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Hiroki Onodera
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は排気管集合部までの実質的な排気管長をエンジ
ン回転数に応じて変える多気筒エンジンの排気in装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高回転高出力型の4サイクル4気筒エンジンに採
用される排気制御装置としては、4本の排気管を1本に
集合させる集合部で排気通路をバルブ等によって切替え
、排気管集合部までの実質的な排気管長をエンジン回転
数に応じて変えて全回転域にわたって高出力が得られる
ように構成したものがある。この種の排気制御装置は例
えば特開昭63−147919号公報、特開平1−13
4024号公報に開示されている。これらの公報に開示
されたものはいずれも、4本の排気管が連通される集合
容器を備えており、4本の排気管を集合容器の前端部で
一度に集合させる高速回転用排気通路(4−1型の排気
通路)と、4本の排気管を集合容器内で2本ずつ集合さ
せて集合容器の後端部でこれらをさらに1本に集合させ
る低、中速回転用排気通路(4−2−1型の排気通路)
とをバルブ等によって切り換えるように構成されていた
。そして、前記特開昭63−147919号公報に開示
されたものは、集合容器として対角線が上下左右方向に
位置づけられた角筒状のものが使用され、この集合容器
に内部を左右2室に画成する上下一対の可動セパレータ
ーが設けられていた。なお、左右真気室には4本の排気
管のうち2本がそれぞれ連通されていた。すなわち、可
動セバレーターによって集合容器を画成させると4−2
−1型の排気通路が得られ、可動セパレーターを開くと
4−1型の排気通路が得られる。また、特開平1−13
4024号公報に開示されたものは、集合容器内に4−
2−1型の排気通路と、4−1型の排気通路とが予め形
成され、各排気管からの排気は上下一対の流路切替え弁
によって前記各排気通路に導かれるように構成されてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上述した両排気制御装置は、排気通路を切替
えるために弁部材が2個必要で、各弁部材を連動させな
ければならないために駆動機構が複雑になるという問題
があった。また、2個の弁部材を連動させるための駆動
機構によって装置全体として大型化してしまう、さらに
、特開昭63−147919号公報に開示された排気制
御装置のように可動セパレーターを用いたのでは、上下
の可動セパレータどうしを対接させた際に対接部分に微
小な隙間が開きやすい関係から、集合容器内を確実に2
室に画成することが困難で、必ずしも高出力を得られる
ものではなかった。そして、可動セパレータを内蔵する
集合容器は、対角線が上下左右方向に位置づけられてい
るために集合容器と路面との間隔が小さくなってしまう
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る多気筒エンジンの排気制御装置は、多気筒
エンジンの気筒に連通された各排気管を、マフラー側で
1本に集合される2つの集合筒に連結させ、前記集合筒
どうしを連絡通路によって連通させると共に、この連絡
通路を開閉する切替え弁を設けたものである。
〔作 用〕
各排気管は、切替え弁を開(ことにより連絡通路を介し
て集合され、また、切替え弁を閉めることによって、2
つの集合筒でそれぞれ集合されてからこれらの集合筒ど
うしの連通部分でさらに集合される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図によって
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る多気筒エンジンの排気制御装置を
示す側断面図、第2図は第1図における■−■線断面図
、第3図は第2図における■−■線断面図、第4図は本
発明に係る多気筒エンジンの排気制御装置に使用する切
替え弁を示す斜視図、第5図は本発明に係る多気筒エン
ジンの排気制御装置を使用したエンジンの性能曲線を示
すグラフである。これらの図において、1は本発明に係
る排気制御装置で、この排気制御装置1は、本実施例で
は4気筒エンジンに適用させた例を示し、エンジン(図
示せず)の各気筒に連通された排気管2.3とマフラー
側排気管4との間に介装されている。
5はエンジンの2つの気筒にそれぞれ連通された2本の
排気管2,2を集合させるための上側集合筒で、この上
側集合筒5は、第2図に示すように断面略々楕円状に形
成され、前端部に2本の排気管2.2が連通されている
。6はエンジンの残り2つの気筒にそれぞれ連通された
2本の排気管3.3を集合させるための下側集合筒で、
この下側集合筒6は、下側角部が円弧状の曲面とされた
断面略長方形状に形成され、前端部に2本の排気管3,
3が連通されている。7は前記上下の集合筒5,6どう
しをマフラー側で1本に集合させてマフラー側排気管4
に連通させるための集合部材で、この集合部材7は、上
側集合筒5の後端部に連通される2本の上側集合管7a
と、下側集合筒6の後端部に連通される2本の下側集合
管7bとを1本に集合させて形成されている。前記マフ
ラー側排気管4はこの集合部分に連通されている。
なお、この集合部材7の下側集合管7bは、上側集合管
7aに較べてその内径が小さく設定されている。8は前
記上下の集合筒5,6どうしを連通させるための連絡管
で、この連結管8は、第3図に示すように断面略楕円状
に形成され、下端を下側集合筒6内に臨ませた状態で上
側集合筒5の下部と下側集合筒6の上部とを貫通して設
けられている。そして、この連結管8の下側集合筒6内
に臨む下端には、後述する切替え弁の弁体が着座する平
坦なシート面が形成されている。
9は前記連絡管8を開閉するための切替え弁で、この切
替え弁9は、前記下側集合筒6に軸封用ブツシュ10を
介して回動自在に支持された弁軸11と、この弁軸11
に取付けねじllaによって固定され、下側集合筒6内
で上下に揺動されて連結管8を開閉する弁体12とから
構成されている。
前記弁軸11はサークリップ13によって軸方向に対し
て位置決めされており、一端には弁駆動装置(図示せず
)に連結されるプーリー14が取付けられている。また
、この弁軸11の取付は位置は、下側集合筒6の上部に
おける連結管8の後側に設定され、弁体12を上側へ揺
動させた際に弁体12が連結管8の下端シート面に対接
される位置に位置づけられている。前記弁体12は、平
坦な主面12aを有しかつ外形が下側集合筒6の断面形
状と略等しい板材によって形成されている。
さらに、この弁体12における軸部分から回動端までの
長さは下側集合筒6内の上下寸法より大きく設定されて
いる。すなわち、この弁体12が下側へ揺動されて(開
かれて)その揺動端部が下側集合筒6の内側底面に当接
すると、第1図に示すように、後玉がりに傾斜された弁
体12によって下側集合筒6内が前後2室に画成される
ことになる。この際、上側集合筒5と下側集合筒6の前
側の気室とは連結管8を介して連通され、これらによっ
て1つの排気チャンバーが形成される。また、弁体12
が第1図ウニ点鎖線で示すように、上側へ揺動されて(
閉じられて)その主面12aが連結管8のシート面に当
接すると、連結管8が弁体12によって閉塞され、上側
集合筒5と下側集合筒6とは弁体12によって画成され
ることになる。
このように構成された排気制御装置では、エンジンが高
速回転の時には弁体12を下側に揺動させて連通管8を
開き、エンジンが低、中速回転の時には弁体を上側に揺
動させて連通管8を閉じる。
弁体12を下側へ揺動させて連結管8を開くと、排気管
3から下側集合筒6内に排出された排気は弁体12よっ
て流れ方向が変えられて連結管8を通って上側集合筒5
内に導入される。このため、エンジンが高速回転の時に
は全排気管2.3からの排気は、第1図中実線矢印で示
すように、上側集合筒5内で1度に集合され、集合部材
7の上側集合管7aからマフラー側排気管4へ導かれる
また、連結管8を閉じると、第1図ウニ点鎖線矢印で示
すように、排気管2.2からの排気は上側集合筒5内で
、排気管3.3からの排気は下側集合筒6内でそれぞれ
集合される。そして、両集合筒5,6を通された排気は
集合部材7で集合されてマフラー側排気管4へ導かれる
。すなわち、各気筒からの排気は、エンジンが高速回転
の時には、排気制御装置1の前部で一度に集合される4
−1型の排気通路を経て排出され、エンジンが低、中速
回転の時には、排気制御装置1の後部で最終的に集合さ
れる4−2−1型の排気通路を経て排出される。このた
め、排気管集合部までの実質的な排気管長をエンジン回
転数に応じて変えることができる。このように4−1型
排気と4−2−1型排気とを切替える時期(切替え弁9
の切替え時期)は、エンジン回転数が4−2−1型排気
の場合で最高出力を得られる値になった時に設定される
これを第5図によって説明する。第5図では4−2−1
型排気の場合のエンジン性能曲線を破線で、4−1型排
気の場合のエンジン性能曲線を実線で示す、なお、同図
中A、Bは出力曲線を示し、a。
bはトルク曲線を示す、同図に示したように、42−1
型排気の場合は、エンジンが低、中速回転の時には4−
1型排気の場合に較べて高出力が得られるが、高速回転
になるにつれて出力は逆に低くなる。このため、エンジ
ン回転数が4−2−1型排気の場合で最高出力を得られ
る値(第5図中Rで示す)に達した時に、切替え弁9を
切替えて4−1型排気とすることによって、エンジンが
高速回転の時にも高出力を得ることができる。
したがって、各排気管2.3は切替え弁9を開くことに
より連絡管8を介して集合され、また、切替え弁9を閉
めることによって上側集合筒5と下側集合筒6とでそれ
ぞれ集合されてから集合部材7でさらに集合される。こ
のため、4−1型排気の場合と4−2−1型排気の場合
とを切替えるにあたって切替え弁9を1つで済ますこと
ができる、この切替え弁9の弁体12は連絡管8を開閉
する構成であるから、閉状態では上側集合筒5゜下側集
合筒6どうしの気密を確実に保つことができる。
また、本実施例では、切替え弁9の閉動作時には弁体1
2の主面12aを連絡管8の下端面に当接させ、また、
切替え弁9の開動作時には弁体12の揺動端を下側集合
筒6の内面に当接させるように構成したため、シール部
分で弁体12との間に隙間が開き難くなる。このため、
各シール部分のシール性を高めることができ、排気が所
定の排気通路以外の通路へ漏れるのを確実に抑えること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る多気筒エンジンの排気
制御装置は、多気筒エンジンの気筒に連通された各排気
管を、マフラー側で1本に集合される2つの集合筒に連
結させ、前記集合筒どうしを連絡通路によって連通させ
ると共に、この連絡通路を開閉する切替え弁を設けたた
め、各排気管は、切替え弁を開くことにより連絡通路を
介して集合され、また、切替え弁を閉めることによって
、2つの集合筒でそれぞれ集合されてからこれらの集合
筒どうしの連通部分でさらに集合される。このため、4
−1型排気の場合と4−2−1型排気の場合とを切替え
るにあたって切替え弁を1つで済ますことができるから
、単純な構造とすることができ、装置の小型化を図るこ
とができる。また、この切替え弁は連絡通路を開閉する
構成であるから、閉状態では2つの集合筒どうしの気密
を確実に保つことができる。このため、排気が所定の排
気通路から漏れるのを抑えることができ、排気漏れによ
って出力が低下するのを可及的低く抑えることができる
。したがって、本発明によれば、小型でしかも高性能な
排気制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多気筒エンジンの排気制御装置を
示す側断面図、第2図は第1図における■−■線断面図
、第3図は第2図におけるm−m線断面図、第4図は本
発明に係る多気筒エンジンの排気制御装置に使用する切
替え弁を示す斜視図、第5図は本発明に係る多気筒エン
ジンの排気制御装置を使用したエンジンの性能曲線を示
すグラフである。 1・・・・排気制御装置、2.3・・・・排気管、5・
・・・上側集合筒、6・・・・下側集合筒、7・・・・
集合部材、8・・・・連絡管、9・、・・切替え弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多気筒エンジンの気筒に連通された各排気管を、マフラ
    ー側で1本に集合される2つの集合筒に連結させ、前記
    集合筒どうしを連絡通路によって連通させると共に、こ
    の連絡通路を開閉する切替え弁を設けたことを特徴とす
    る多気筒エンジンの排気制御装置。
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