JPH03264233A - プラスチックレンズの切削加工法 - Google Patents

プラスチックレンズの切削加工法

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Publication number
JPH03264233A
JPH03264233A JP6095490A JP6095490A JPH03264233A JP H03264233 A JPH03264233 A JP H03264233A JP 6095490 A JP6095490 A JP 6095490A JP 6095490 A JP6095490 A JP 6095490A JP H03264233 A JPH03264233 A JP H03264233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
plastic lens
lens
face
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6095490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Maeda
幸男 前田
Yukihisa Koizumi
幸久 小泉
Shinji Sawa
沢 真司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH03264233A publication Critical patent/JPH03264233A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチックレンズの鏡面切削におけるチャ
ック時の変形を防止する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の方法は、特開昭55−96263号公報記載のよ
うに、シート状のヤニ接合剤を介して、レンズと保持具
を接着する手段により、レンズを高精度に保持し、加工
するとなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ガラスなどの接着時の耐熱性が高く(
約500℃)、接合剤と化学反応しにくい材料について
のみ対象とし、ポリ・メチル・メタクリレートやポリカ
ーボネイトなどの透明プラスチックレンズの接合方法に
ついて配慮されておらず、接合剤と化学反応しプラスチ
ックレンズの表面がくもったり、接合剤が軟化するまで
温度をあげるとプラスチックのガラス転位温度80℃を
越えるため形状精度が劣化する問題があった。
本発明は、プラスチックレンズの光学面以外の面で保持
具に固定することを目的とし、レンズ外周部にフランジ
部を新たに設け、このフランジ部と保持具を固定し、レ
ンズの光学面を加工後、フランジ部を切り落し、高精度
なプラスチックレンズを加工する方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記巨的を達成するために、あらかじめプラスチックレ
ンズの外周にフランジ部を設け、このフランジ部と保持
具を接合する方法としたものである。このプラスチック
レンズのフランジ部を保持具に接合する際、保持具より
プラスチックの方が変形しやすく、両者の接合面を合わ
せた時に形状誤差はプラスチックレンズの弾性変形とな
る。
この弾性変形は加工後、保持具から解放すると弾性回復
し、形状精度の劣化となる。これを防止するため、プラ
スチックレンズのフランジ部の直径方向の形状を測定し
、これと同じ形状に保持具の接合面を追加工し、完全に
密着させるようにしたものである。
〔作用〕
プラスチックレンズの光学面より外周に設けたフランジ
部を加工用の保持具に接合し、レンズの切削加工を行う
。このプラスチックレンズのフランジ部の直径方向の真
直度を測定し、これと同じ形状に保持具の接合面を加工
し、プラスチックレンズと保持具の接合面の密着性を良
くすることにより、両者を接合した時のプラスチックレ
ンズの弾性変形を防止し、保持具から解放した時に発生
する弾性回復によるレンズ形状精度の劣化を防止するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第3
図は、プラスチックレンズの切削装置の外観を示したも
のである。ベース上に工作物2を支持し、かつ回転駆動
可能な主軸4が固定されている。さらにこの主軸4の回
転軸心と直角方向(工具送り方向)にのみ摺動、位置決
め可能なテーブル7と、このテーブル7の上には、主軸
4の回転軸心と平行方向(切込み方向)に摺動、位置決
め可能な刃物台6が積載されている。さらに刃物台6の
上にはバイト1を回転可能な回転テーブル5を積載され
ている。
この切削装置の動作は、保持具3を介して主軸4に固定
された工作物2を回転せしめた状態で、テーブル7、刃
物台6、回転テーブル5を3軸NC制御により駆動し所
要のバイトエの軌跡を移動させ、工作物2を所要の形状
に切削加工する・工作物2を切削加工する際の保持具3
に工作物2を取りつける方法を第1図、第2図に示す。
第2図は工作物変形モデルを示したものである。保持具
3の接合面は、第3図の主軸4にボルト締結された状態
で平面に機上修正され、テーブル7の移動方向と平行に
なっている。また工作物での接合面は荒加工された状態
であるため、直径方向に角度0の形状誤差をもつ。この
状態で工作物2を保持具3にボルト8で締結すると工作
物2は一点鎖線に示す形状に変形する。この−点鎖線の
工作物2を切削加工した後、保持具3から工作物2を解
放すると、ボルト締結時の変形が弾性回復し、所定の形
状精度か得られない。そこで第1図に示すように、工作
物2の接合面と同じ角度θを保持具3の接合面に機上で
追加工し、その後工作物2をボルト8で締結する。第1
図のようにボルト締結する方式により、工作物2を弾性
変形させることなく保持具3に接合でき、切削加工後、
工作物2を解放しても弾性変形の回復による工作物2の
形状誤差の発生を防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プラスチックレンズの光学面以外の面
で加工用の保持具に接合するため、レンズの光学面にキ
ズや接着剤による化学反応による変質、接着剤を軟化さ
せるための高温にすることなどを防止できる。また、第
2図に示すボルト締結法では第4図のように理想形状か
らの偏差が大きくなるのに対し、本発明の第1図のボル
ト締結法では、第5図に示すように理想形状からの偏差
を極めて小さくでき、この結果プラスチックレンズの高
精度加工ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る保持具の説明図、第2
図はボルト締結時の工作物の変形状態を示す図、第3図
は切削装置の外観を示す斜視図、第4図は第2図のボル
ト締結法により得られる工作物の形状精度の測定例を示
す図、第5図は第1図で得られる工作物の形状精度の測
定例を示す図である。 1−m−バイト、2−一一工作物、3−m−保持具、4
−m−主軸、 5−m−回転テーブル、 6一−−刃物台、 7−−−テーブル、 8−−−ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、切削加工するプラスチックレンズを加工機に固定す
    るための保持具に接合する方法において、レンズの光学
    面の外周にフランジ部をつけ、このフランジ部のみを保
    持具に接合せしめ、この保持具の接合面は、荒加工され
    たプラスチレンズのフランジ部の径方向の傾斜にあわせ
    ることを特徴とするプラスチックレンズの切削加工法。
JP6095490A 1990-03-14 1990-03-14 プラスチックレンズの切削加工法 Pending JPH03264233A (ja)

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JP (1) JPH03264233A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0493142A (ja) * 1990-08-10 1992-03-25 Hitachi Ltd プラスチックレンズの切削加工方法
JP2010076071A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Toray Ind Inc 加工前リンク構造体の固定方法、およびそれを用いたリンク構造体の製造方法、リンク構造体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0493142A (ja) * 1990-08-10 1992-03-25 Hitachi Ltd プラスチックレンズの切削加工方法
JP2010076071A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Toray Ind Inc 加工前リンク構造体の固定方法、およびそれを用いたリンク構造体の製造方法、リンク構造体

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