JPH03263055A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

Info

Publication number
JPH03263055A
JPH03263055A JP2063276A JP6327690A JPH03263055A JP H03263055 A JPH03263055 A JP H03263055A JP 2063276 A JP2063276 A JP 2063276A JP 6327690 A JP6327690 A JP 6327690A JP H03263055 A JPH03263055 A JP H03263055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
gripper
belt
recording paper
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2063276A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博之 井上
Nobuyuki Tanaka
信之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2063276A priority Critical patent/JPH03263055A/ja
Publication of JPH03263055A publication Critical patent/JPH03263055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 無端状の像担持体(感光ドラム)と、前記像担持体上に
トナー像を形成するトナー像形成手段と、を含む像形成
部を、異なる色のトナー毎に複数個設けると共に、単票
用紙の先端部を把持するグリッパにより前記単票用紙を
、各色のトナー像を転写すべく前記各像形成部に搬送す
る搬送手段と、前記グリッパと干渉しない大きさの凹部
を備え、前記像形成部間で前記搬送手段により搬送され
る単票用紙を支持するベルト部材と、を備えるカラー記
録装置に関し、印字品質を向上でき、且つ用紙ジャム発
生時等の操作性を向上できるカラー記録装置の提供を目
的とし、前記グリッパと前記ベルト部材の位置を夫々個
別に検出する第1と第2の検出手段と、前記第1と第2
の検出手段の検出出力に応じて前記グリッパと前記ベル
ト部材の位相を調−整する制御手段と、を設けて構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無端状の像担持体と、前記像担持体上にトナ
ー像を形成するトナー像形成手段と、を含む像形成部を
、異なる色のトナー毎に複数個設けると共に、単票用紙
の先端部を把持するグリッパにより前記単票用紙を、各
色のトナー像を転写すべく前記各像形成部に搬送する搬
送手段と、前記グリッパと干渉しない大きさの凹部を備
え、前記グリッパと同期して回転駆動されて成ると共に
、前記像形成部間で前記搬送手段により搬送される単票
用紙を支持するベルト部材と、を備えるカラー記録装置
に関する。
〔従来の技術〕
第8図は記録紙搬送機構の構成説明図である。
図において、5に、 5C,5M、 5Yは感光ドラム
であり、周知の電子写真プロセスにより異なる色(ブラ
ックに、シアンC,マゼンタM、イエローY)のトナー
像が形成されるもの、6に、 6C,6?t、 6Yは
転写帯電器であり、各感光ドラム5に、 5C,5M、
 5Y上のトナー像を単票用紙12aに転写するもの、
7K。
7C,7M、 7Yはへ〇分離器であり、単票用紙12
aが各感光ドラム5に〜5Yから容易に分離するように
AC除電するもの、8a、 8bはグリッパであり、単
票用紙12aの先端を把持して各感光ドラム5に〜5Y
の位置に搬送するものであり、図示しないベルト状搬送
機構によりサイクリックに到来するように設けられて成
るもの、20は無端ベルト組立体であり、各感光ドラム
間に設けられ、単票用紙12aを支持するためのもので
あり、グリッパ8a、 8b等を干渉しない程度の大き
さを有する凹部20dが形成されて成るものである。
また、第8図に示される記録紙搬送機構では、複数のグ
リッパ8a、 8bが一定の間隔でグリッパ搬送ベルト
(図示しない)に取りつけられている。
このグリッパ搬送ベルトは歯付きのタイミングベルトで
構成されており、記録紙搬送方向に対し左右両側に設け
られ、グリッパ8a、 8bの両端を支持して搬送して
いる。また、グリッパ8a、 8bの取りつけ間隔は各
グリッパ間に記録紙の全長を収容出来る距離が必要であ
り、記録装置の使用する記録紙の最大長に応じて決定さ
れている。記録紙12aは転写時に感光ドラム5に〜5
Yに接触する必要があり、グリッパ8a、 8bは感光
ドラム5に〜5Yとの干渉を避けねばならない。このた
め、記録紙12aはグリッパ8a、 8bの上面にほぼ
一致する位置に把持される。
更に、無端ベルト20cは、その回転周期がグリッパ8
a、 8b・・・の到来周期の2/3になっている。無
端ベルト20cは歯付きのタイミングベルトの背面に低
高度のゴムスポンジを張り合わせることにより、肉厚を
増している。無端ベルト20cの2箇所には、ゴムスポ
ンジの無い、外周が凹んだ部分がある。この凹部20d
は、グリッパ8a、 8b・・・とベルト部材20の速
度差による相対的な移動量を考慮して、グリッパ8a・
・・が長さ、厚さ、共に収まる大きさになっている。無
端ベルト20cは、各感光ドラム5に一分に対応する転
写器6に〜6Yの間に設けられ、上側に平面をつ(るよ
う、ブー’J20a、 2Ob間に張られている。
更に、グリッパ搬送速度より無端ベルト20Cの移動速
度は遅くなっている。無端ベル) 20cの周長はベル
ト搬送速度と所要の周期に応じて選定される。無端ベル
) 20cの上面は、先端をグリッパ8a・・・で把持
された記録紙12aの後部が垂れ下がらないよう支持す
る高さに調整されている。グリッパ8a、 8b・・・
の搬送到来周期1ピツチにつき無端ベルト20cは1.
5回転し、グリッパ8a、 8b・・・は無端ベル) 
20cの凹部20dに丁度合う位置にあって搬送される
ため、グリッパ8a、 8b・・・と無端ベルト20c
とが干渉しないようになっている。
記録紙12aの後部では、無端ベル) 20cの凹部2
0dにかかる部分があるが、凹部20dの長さは十分短
く、また、記録紙12aにはコシがあるため、この部分
で記録紙12aがたわんでしまうことはない。
転写部では、記録紙12aを下側から支持するものはな
く、転写電界が一様に加わるため、転写ムラのない高品
質の画像が得られる。転写部で、無端ベルl−20Cに
よって下側から支持されない部分は充分短く、また、記
録紙12aが存在する時には転写電界が加わるため、記
録紙は感光ドラムに静電吸着し、垂れ下がることはない
そして、グリッパ8a、 8b・・・と無端ベル) 2
0cは同期して搬送する必要があり、また、ジャム時の
処理を容易にするため、同一の駆動源により駆動されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のカラー記録装置では、グリッパと
無端ベルトとを同一の駆動源で駆動しており、また、無
端ベルトの凹部の位相により必要な回転トルクが異なる
ため、駆動源であるモータの速度変動が生じ、グリッパ
の搬送精度が劣化し、色重ねの精度が劣化するという問
題があった。
このため、グリッパと無端ベルトの駆動源を個別に設け
ることも考えられたが、別駆動となるため用紙ジャム時
にグリッパを動作させた際に、グリッパと無端ベルトの
凹部との位相がずれるという問題があった。
本発明の目的は、前述した従来の問題に鑑み、印字品質
を向上でき、且つ用紙ジャム発生時等の操作性を向上で
きるカラー記録装置を徒供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そして、この目的は、無端状の像担持体と、前記像担持
体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、を含む
像形成部を、異なる色のトナー毎に複数個設けると共に
、単票用紙の先端部を把持するグリッパにより前記単票
用紙を、各色のトナー像を転写すべく前記各像形成部に
搬送する搬送手段と、前記グリッパと干渉しない大きさ
の凹部を備え、前記像形成部間で前記搬送手段により搬
送される単票用紙を支持するベルト部材と、前記搬送手
段を駆動する第1の駆動源と、前記ベルト部材を駆動す
る第2の駆動源と、前記グリッパと前記ベルト部材の位
置を夫々個別に検出する第1と第2の検出手段と、前記
第1と第2の検出手段の検出出力に応じて前記グリッパ
と前記ベルト部材の位相を調整する制御手段と、を具備
して成ることを特徴とするカラー記録装置により達成さ
れる。
〔作用〕
すなわち、本発明によれば、グリッパと無端ベルトとを
個別の駆動源により駆動しているので、無端ベルトの凹
部の位相によりグリッパが速度変動を起すこともなく、
また、グリッパとベルト部材の位置を検出し両者の位相
を調整する制御手段を設けているので、用紙ジャム時に
グリッパを移動させた際に無端ベルトの凹部との位相が
ずれてもこれを修正することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係るカラー記録装置の実施例を図面を用
いて説明する。
第1回はカラー記録装置の全体構成を示す図である。図
において、記録紙搬送機構10は給紙部12と熱ローラ
定着器14との間に配置される。記録紙搬送機構10の
上方側には、第7図と同様に、4つのトナー記録ユニッ
ト16Y、 16M、 16Cおよび16)[が直列に
配置される。これらトナー記録ユニットは互いに同じ構
成を持つものであるが、各トナー記録ユニットで用いら
れるトナーの色が異なる。
すなわち、トナー記録ユニット16Y、 16M、 1
6Cおよび16にでは、それぞれイエロトナー、マゼン
タトナー、シアントナーおよびブラックトナーが用いら
れる。
上述したように、トナー記録ユニット16Y、 16M
16Cおよび16には互いに同じ構成を持つものである
から、トナー記録ユニット16Yの構成についてのみ以
下に説明し、その説明を他のトナー記録ユニット16M
、 16Cおよび16Kについて援用することにする。
トナー記録ユニ;)16Yは静電潜像担持体として感光
ドラム5vを具備し、この感光ドラム5Yは記録作動時
に時計方向(第1図において)に回転駆動させられる。
感光ドラム5Yの周囲にはその回転方向に一鉛って帯電
器16b、 LEDアレイ16c、トナー現像器16d
、転写/除電器16eおよびクリーナ16fが順次配置
される。帯電器16bは例えばコロナ放電器から構成さ
れ、このコロナ放電器によって感光ドラム5vには−様
な帯電領域が形成される。
LEDアレイ16cは一ライン上に配列した多数の発光
ダイオード素子からなるものであって、感光ドラム5v
に形成された帯電領域に静電潜像を書き込むための光学
的露光手段として機能する。LEDアレイ16cによっ
て書き込まれた静電潜像はトナー現像器16dにより帯
電トナー(その色はトナー記録ユニットに応じて異なる
)で現像され、これにより該静電潜像は帯電トナー像と
して可視化される。転写/除電器16eは一対のコロナ
放電器16e tおよび16e2から構成され、コロナ
放電器16e rは転写器として、またコロナ放電器1
6ezは除電器として機能する。
詳しく述べると、転写器16e1には、それと感光ドラ
ム5Yとの間を通過させられる記録紙に帯電トナー像と
は逆極性の電荷を与えるような直流電流が流され、これ
により該帯電トナー像は該記録紙側に転写される。
一方、除電器16e2には、帯電トナー像の転写のため
に記録紙に与えられた電荷を取り除いてその帯電量を低
下させるように交流が流され、これにより該記録紙が静
電的吸着力でもって感光ドラム5Y側に巻き込まれるこ
となく該感光ドラム5Yから容易に分離される。記録紙
側に転写されずに感光ドラム5Y側に残った残留トナー
はクリーナ16fによって清掃される。
また、トナー記録ユニッ) 16Yは記録紙搬送機構1
0によって搬送される記録紙位置を検出するセンサ16
gを具備し、このセンサ16gによって、しEOアレイ
16cによる静電潜像の書込みタイミング制御され、こ
れにより、帯電トナー像が記録紙に対して常に所定位置
に転写され得ることになる。
なお、この点については後で詳しく説明する。
記録紙搬送機構10は第2図に示すように一対の無端ベ
ルト要素36a、 36aを具備し、この一対の無端ベ
ルト要素36aは一対の駆動プーリtobおよび一対の
従動プーリ10c(第1図)に掛は渡され、一対の駆動
ブーIJ10bは第2図に示すように長尺シャツ) 3
6dの両端部に取り付けられる。なお、第2図には図示
されていないが、一対の従動プーリ10cも一対の駆動
プーリ10bと同様な態様で長尺シャフトの両端部に取
り付けられる。
尚、駆動プーリ10bには、駆動用モータ(DCモータ
)91が図示しないギア列を介して接続されており、更
に、駆動プーリ10bをマニュアルで回転操作するため
のノブ99が同様に取付けられている。
一対の無端ベルト要素36a間には長尺の板状部材36
eが橋架され、この板状部材36e上には記録紙Pの先
端縁を把持するようになった4つのグリッパすなわち把
持要素36fが適当な間隔で搭載される。なお、板状部
36eは複数個設けられ、それらは一対の無端ベルト要
素36aの周長方向に沿って適当な距離を置いて等間隔
に配置される。第3図に最もよく示すように、板状部材
36eの両端には垂直に立ち上がった取付片36gが設
けられ、この取付片36gには丸孔36hおよび弧状ス
ロット36iが形成される。一方、無端ベルト要素36
aには一対の金具36j が固着され、この一対の金具
36j の各々からはピン要素36kが突出する。第3
図に図示するように、一方のビン要素36には丸孔36
hに挿通させられ、また他方のビン要素36には弧状ス
ロット361に挿通させられ、これにより板状部材36
eは一対の無端ベルト要素36aに対して保持されるこ
とになる。ここで注目すべき点は、板状部材36eが丸
孔36hに挿通されたピン要素36にの回りで回動自在
とされ、これにより一対の金具36jが駆動プーリ10
bおよび従動プーリ10cをスムーズに通過し得ること
である。
把持要素36fはトーションばね等の適当な弾性ばね要
素によって把持位置に弾性的に偏倚させられ、記録紙の
先端縁を把持する際あるいはその先端縁の把持状態を解
放する際に把持要素36fは弾性的偏倚力に抗して把持
位置から解放位置に変位させられるようになっている。
把持要素36fを把持位置から解放位置に変位させるた
めに、長尺シャフト36dには把持要素36fの数に対
応した4つのカム板361が取り付けられる。各カム板
361は円板の一部を略半月形に切り取った形態を呈し
、その弦部には突起片36mが設けられる。なお、第2
図には図示されていないが、従動プーリ10cの長尺シ
ャフトにも同様な形態のカム板が4つ取り付けられる。
板状部材36eが駆動プーリ10bあるいは従動プーリ
10cを通過するとき、板状部材36eはカム板361
の弦部に当てられ、このとき突起片36m+は板状部3
6eに形成された孔を貫通して把持要素36fに係合さ
せられ、これにより把持要素36fは弾性的偏倚力に抗
して把持位置から解放位置まで変位させられることにな
る。要するに、第2図では、記録紙Pの先端縁は4つの
把持要素36fによって把持された状態となっているが
、駆動プーリ10bが図中に矢印で示す方向に回転駆動
させられると、第4図(a)、(ハ)のように板状部材
36eは駆動プーリ10b側に向かって移動させられ、
その結果板状部材36eが駆動プーリ10bを通過する
とき、第4図(C)のように各把持要素36fは該当カ
ム板361の突起片36mの保合によって把持位置から
解放位置まで変位させられ、これにより記録紙の先端縁
は把持要素36fによる把持状態から解放される。板状
部材36eが駆動プーリ10bから離れるとき、把持要
素36fは突起片36mとの保合から解除されて、弾性
的偏倚力でもって再び解放位置から把持位置に戻される
。一方、板状部材10eが従動プーリ10cを通過する
ときも、第5図(a)。
(b)、 (C)に示すように同様に把持要素36fは
把持位置から解放位置に偏倚され、また板状部材36e
がそこを離れるとき、把持要素36fは再び解放位置か
ら把持位置に戻される。
給紙部12は記録紙の積重ね体を収容するホッパ12c
と、その積重ね体の上側から一枚ずつ記録紙12aを繰
り出す繰出しローラ12bとを具備する。
繰出しローラ12bによる記録紙繰出しタイミングにつ
いては、板状部材36eが従動プーリ10cを通過する
際に把持要素36fが解放位置から再び把持位置を取る
直前とされ、これにより記録紙の先端縁が第2図に示す
ような態様で把持要素36fによって把持され、その結
果記録紙は板状部材36eと共にトナー記録ユニッl−
16Yに向かって搬送される。板状部材36eがトナー
記録ユニッ) 16Yのセンサ16gによって検出され
ると、トナー記録ユニッ) 16Yはそれによって記録
されるべき記録紙が所定位置に到達したことを知り、そ
こでLEDアレ416cが作動されて、感光ドラム5Y
の帯電領域に対する記録紙−頁分の静電潜像の書込みが
順次開始される。そのような静電潜像がトナー現像器1
6dでもって帯電トナー像として順次現像されて帯電器
16e、に到達するとき、記録紙の先端縁側は帯電器1
6e 、内に既に導入され、これにより該帯電トナー像
は記録紙に所定巾の上縁マージンを残した状態で該記録
紙側に順次転写されることになる。
記録紙が板状部材36eに伴われてトナー記録ユニット
16M、 16Cおよび16Kを順次通過させられると
き、各トナー記録ユニットで帯電トナー像が同様な態様
で記録紙側に転写させられ、その結果記録紙上にはイエ
ロ、マゼンタ、シアンおよびブラックの帯電トナー像が
重ね合わせられる。板状部材36eが駆動プーリ10b
を通過する間に把持要素36fは把持位置がら解放位置
を取ることになり、′そのとき記録紙は把持要素36f
にょる把持状態から解放されて熱定着器工4側に送り込
まれる。熱定着器14はヒートローラ14a とバック
アップローラ14bとからなり、記録紙がその間を通過
させられると、4色の帯電トナー像が熱溶融によって記
録紙上に定着される。なお、帯電トナー像の定着後、記
録紙は記録紙受はトレイ18上に排出される。
以上に述べたような記録紙搬送機構10にあっては、記
録紙が板状部材36eに伴われてトナー記録ユニット間
、例えばトナー記録ユニッ) 16Yおよび16Mの間
を搬送されるとき、記録紙の後端縁側は板状部材36e
から垂れ下がって引きずられることになる。この場合、
記録紙上にはイエロトナーの帯電トナー像が静電的吸着
力だけで担持されているので、記録紙を上述のように引
きずった状態の優にしておくと、かかる帯電トナー像が
歪み得る。そこで、記録紙搬送機構loには第1図に示
すように記録紙の垂下がれを阻止するために複数の無端
保持ベルト組立体20が組み込まれ、それら無端保持ベ
ルト組立体2oは互いに隣接するトナー記録ユニットの
転写/除電器16e間に配置される。
なお、第1図では、互いに隣接するトナー記録ユニット
間には無端保持ベルト組立体20が1つずつ示されてい
るが、実際には、記録紙搬送機構10の一対の無端ベル
ト要素36a間に複数の無端保持ベルト組立体20例え
ば4つの無端保持ベルト組立体20が互いに並置される
。各無端保持ベルト組立体20は駆動プーリ20aと、
従動プーリ20bと、その間に掛は渡された無端ベル)
 20cとから構成される。
また、駆動プーリ20aには駆動用モータ (ステップ
モータ)92がギア列を介して接続されており、駆動用
モータ92の駆動力は図示しないタイミングベルト等に
より各ベルト組立体20に伝達可能に構成されている。
言うまでもなく、一対の無端ベルト要素36aの駆動速
度と各無端保持ベルト組立体20の駆動速度は同じ、あ
るいは無端ベルト20cの速度がわずかに遅い速度とな
るように同期され、これにより記録紙12aは上述のよ
うに板状部材36eから垂れ下がることなくトナー記録
ユニット間を安定した状態で搬送される。
無端ベル) 20cには比較的大きな肉厚が与えられる
が、しかしそこには少なくとも一箇所肉薄部すなわち凹
部20dが形成される。このような凹部20dは板状部
材36eが各無端保持ベルト組立体20の無端ベルト2
0cの上側走行部上を走行する際に該板状部材36eを
収容するためのものであり、その結果記録紙は把持要素
36fで把持された先端縁を折り曲げることなく無端ベ
ルト20cの上側走行部上に水平に維持され得る。なお
、板状部材36eが必ず各無端ベルト20Cの凹部2O
d内に収容され得るように各無端ベル) 20cの周長
と板状部材10eの配置間隔が第8図を用いて説明した
ように所定の比例関係にされることは言うまでもない。
更に、駆動モータ91.92の駆動軸には、夫々アブソ
リュート型のエンコーダ93.95が取付けられており
、その回転位置を検出するようにしている。
第6図はグリッパ(板状部材36e)の位置を検出して
静電潜像の書込みを行う制御ブロック図である。第6図
において、板状部材36eの検出センサ16gが参照符
号54Y、 54M、 54Cおよび54にで示され、
これら検出センセ54Y、 54M、 54Cおよび5
4にはそれぞれトナー記録ユニット16Y、 16飢1
6Cおよび16にのトナー現像器16dのケーシングに
取り付けられる(第1図)。したがって、板状部材36
eがトナー記録紙32を一対の無端ベルト要素36aに
よって通過させられるとき、板状部材36eは順次検出
センサ54Y、 、54M、 54Cおよび54Kによ
って検出されることになる。その検出信号はA/D変換
器56によってデジタル信号に変化された後に入出力イ
ンタフェース56を介してメカコントーラ60内に取り
込まれる。
一方、プリンタコントローラ62では、ホストコントロ
ーラ(図示されない)からカラー画像データ (コード
データ)が入出力インタフェース64を介して取り込ま
れ、これらカラー画像データは一旦RAM66内に格納
される。各色のカラー画像データがCGtll域(キャ
ラクタジェネレータ)にアドレスされると、そこからは
イメージデータが出力されて各色の対応するイメージメ
モリ68Y、 68M。
68C,68Kに格納される。なお、イメージメモリへ
のイメージデータ (例えば−頁分のイメージデータ)
の格納は記録紙の給紙前に行われ、記録作動開始後に順
次イメージデータが追加される。
プリンタコントローラ62はイメージメモリ68Y〜6
8にへのイメージデータの格納が終了すると、インタフ
ェース72.70を介してメカコントローラ60に対し
てスタート信号を送出する。
スタート信号を受信したメカコントローラ60はI10
インタフェース82.ドライバ91aを介してグリッパ
駆動用モータ91を回転駆動させる。そして、メカコン
トローラ60はグリッパ到来センサ98の検出出力があ
った時点で、グリッパ8a、 8b・・・のいずれか一
つがセンサ98の位置(第1図)に到達したと判断する
と、給紙指令を発しピックローラ12bを回転駆動させ
て単票用紙12aを繰出し、グリッパ8a・・・に単票
用紙12aの先端を把持させる。
この時、モータ91の軸上に取付けられたエンコーダ9
3から90°位相のずれた位置検出信号が出力されるの
で、MPU60はこの検出出力に応じてモータ92を同
期駆動する。従って、無端ベル) 20cはグリッパ8
a、・・・と同期して搬送される。このようにしてグリ
ッパ8a・・・である板状部材36e上の把持要素36
fによって記録紙が把持されて、先ずトナー記録ユニッ
目6Yに向かって搬送され、その板状部材36eが検出
センサ54Yによって検出されると、水平同期信号が所
定時間経過後にメカコントローラ60から入出力インタ
フェース70を介してプリンタコントローラ62に出力
される。プリンタコントローラ62が入出力インタフェ
ース72を介して該水平同期信号を取り込むと、イメー
ジメモリ68Yから−ライン分のイメージデータ (イ
エロー)が出力されてラインバッファ74Y内に取り込
まれる。次いで、メカコントローラ60側では、ライン
バッファ74Yに対して続出信号が出力され、これによ
リーライン分のイメージデータがラインバッファ74Y
から駆動回路76Yのシフトレジスタに出力されてそこ
に入力される。駆動回路76Yのシフトレジスタ内にイ
メージデータが格納された後、そのイメージデータは駆
動回路76Y内のラッチ回路内に移される。次いで、メ
カコントローラ60側では、駆動回路76Yに対して駆
動信号が出力され、これによりLEDアレイ78Yが動
作され、これによりトナー記録ユニット16Yでは最初
の一ライン分のイメージデータに基づく静電潜像の書込
みが感光ドラム40aに対して行われる。なお、イメー
ジメモリ74Yからラインバッファ74Yへのイメージ
データの出力、ラインバッファ74Yから駆動回路76
Yへのイメージデータの出力ならびに駆動回路76Yに
対する駆動信号の出力についてはシーケンス制御で行う
ことが可能である。
感光ドラム16aに形成された静電潜像が先に述べたよ
うに現像されて転写帯電器16eの箇所まで到達する間
に記録紙は所定の転写位置まで搬送されてきており、こ
れにより該記録紙の所定箇所にイエロトナー像が転写さ
れることになる。
イエロトナー像の転写後、記録紙はトナー記録ユニッl
−16M、 16Cおよび16Kを順次通過させられる
が、その記録紙を搬送する板状部材36eが検出センサ
54M、 54Cおよび54Kによって検出されると、
上述の場合と同様なり様でマゼンタ、シアンおよびブラ
ックのカラー画像データに基づ(静電潜像の書込みが行
われることになる。
なお、第6図において、機構駆動回路80にはピックロ
ーラ12b、)ナー記録ユニット16Y、 16M。
16Cおよび16K、搬送無端ベルト組立体20、ヒー
トローラ14a等の制御回路が含まれ、これら制御回路
は入出力インタフェース82を介してメカコントローラ
60によって制御される。
以上に述べた実施例では、静電潜像書込み用光学ヘッド
40cにL/EDアレイを用いたが、その代わりに液晶
シャッタアレイ等を用いてもよい。要するに、静電潜像
書込み手段としては、−ラインの静電潜像の書込みを同
時に行い得る発光アレイを備えるものであればどのよう
なタイプのものであってもよい。
また、MPU60は、記録動作終了時、つまり、印刷出
力すべき最終ページデータが印刷されたカット紙が熱定
着器14の位置を通過したことを図示しないセンサによ
り検知すると、その後、最初にセンサ98がグリッパ8
aを検出したことを示す出力を発してから最初にアブソ
リュート型エンコーダ93の原点出力が得られた時点で
両モータ91.92与える駆動パルスを停止する。これ
により、グリッパ8a及びベルト部材20め凹部20d
が所定の位置で停止する。
その後、MPU60は、MPU62が上位のホスト装置
から印刷データを受は取った後に出力されるMP[I6
2から出力されるスタート信号を受信すると、まず、各
エンコーダ93.95の出力を制御回路97111を介
して読取る。
次いで、MPU60は読取った値と予じめ定められた停
止位置におけるエンコーダの値(図示しないメモリに格
納されている)とを夫々比較し、グリッパ8a・・・及
びベルト部材20の凹部20dの位相の進みや遅れを調
べる。そして、グリッパ8a・・・及び凹部20dの位
相修正のためのモータ回転方向及び回転量を算出する。
MPU60は算出したモータ回転方向および回転量に基
づいてドライバ91a及び96に駆動指示を与え、モー
タ91及び92を回転駆動させてグリッパ8a・・・及
び凹部20dの位相修正を行なう。
すなわち、第7図(a)に示されるように、破線で示す
位置がグリッパ8a及びベルト部材20の予じめ定めら
れた停止位置であるとするとき、記録動作の開始時に例
えば、オペレータのジャム操作時、あるいは記録動作終
了時モータ回転停止時に両者の停止動作(イナーシャ等
により)が異なり夫々が実線で示す位置で停止している
ことがある。
従って、この時のグリッパ8a及びベルト部材の停止位
置を、アブソリュート型エンコーダ93.95で検知す
る。ここで、ベルト部材2oはエンコーダ93の4パル
ス分送り方向に進んだ停止位置Aに停止しており、グリ
ッパ8aはエンコーダ95の3パルス分送り方向に対し
て遅れた位置Bに停止している状態が検知されたものと
する。
MPU60はこの検知結果に基づいてグリッパ及びベル
ト部材の夫々に対し予じめ定められた停止位置アドレス
と各エンコーダ93.95の出力を比較し、ベルト部材
20が4パルス分進んでおり、グリッパ8aが3パルス
分遅れていると判断する。
そして、肝υ60はドライバ91aを介してモータ91
を3パルス分進める方向に駆動する一方、ドラバ8aを
停止位置Yに位置決めする。
MPU60はこの動作が終了するとl’lP[I62に
対して印字開始可能であることを示す応答信号を出力し
、印刷動作を開始する。
尚、グリッパ8aとベルト部材20の凹部20dとの停
止位置のずれが無い、つまり、モータ91.92対して
停止指示を発した時に同じ位置で止まるとしたとき、無
視出来る場合は以下の方法を採ることができる。
すなわち、グリッパ8a及びベルト部材20の停止時に
おける各エンコーダ93.95の停止位置アドレスを読
込んでメモリに格納する。そして、回転開始時に、この
値を基準位置としてこの読込んだ値と一致するようにモ
ータ91.92を駆動してグリッパ及びベルト部材の位
置合わせを行なう。
従って、これらの場合は、グリッパとベルト部材を任意
の位置で停止させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、グリッパと用紙
支持用の無端ベルトを個別の駆動源で駆動し、また、回
転開始前に位相調整可能にしたので、印字品質が向上し
、ジャム処理も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラー記録装置の全体構成説明図、第2図は無
端ベルト組立体の説明図、 第3図は無端ベルトに対する板状部材の取付態様を示す
図、 第4図、第5図はグリッパの開閉動作の説明図、第6図
は制御ブロック図、 第7図はグリッパとベルト部材の位相調整動作の説明図
、 第8図は記録紙搬送機構の説明図である。 図において、5に〜5Yは感光ドラム、8a+ ・・・
はグリッパ、10は記録紙搬送機構、12aは単票用紙
、20は無端ベルト組立体、91はグリッパ駆動用モー
タ、92は無端ベルト駆動用モータ、93.95はエン
コーダ、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無端状の像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成
    するトナー像形成手段と、を含む像形成部を、異なる色
    のトナー毎に複数個設けると共に、単票用紙の先端部を
    把持するグリッパにより前記単票用紙を、各色のトナー
    像を転写すべく前記各像形成部に搬送する搬送手段と、 前記グリッパと干渉しない大きさの凹部を備え、前記像
    形成部間で前記搬送手段により搬送される単票用紙を支
    持するベルト部材と、 前記搬送手段を駆動する第1の駆動源と、 前記ベルト部材を駆動する第2の駆動源と、前記グリッ
    パと前記ベルト部材の位置を夫々個別に検出する第1と
    第2の検出手段と、 前記第1と第2の検出手段の検出出力に応じて前記グリ
    ッパと前記ベルト部材の位相を調整する制御手段と、 を具備して成ることを特徴とするカラー記録装置。
JP2063276A 1990-03-14 1990-03-14 カラー記録装置 Pending JPH03263055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063276A JPH03263055A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 カラー記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2063276A JPH03263055A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 カラー記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03263055A true JPH03263055A (ja) 1991-11-22

Family

ID=13224627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2063276A Pending JPH03263055A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 カラー記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03263055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11052685B2 (en) 2009-03-31 2021-07-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11052685B2 (en) 2009-03-31 2021-07-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1914602A2 (en) Image forming apparatus
US9310710B2 (en) Image writing device, image forming apparatus, and image writing method
JPS60218673A (ja) カラ−複写機
JPH03263055A (ja) カラー記録装置
JPH11249525A (ja) 用紙搬送装置
JP2006323247A (ja) 画像形成装置
JPS5863487A (ja) プリンタ用紙搬送制御装置
JPH03245164A (ja) カラー記録装置
JP3731631B2 (ja) カラー画像形成方法
JPS61229755A (ja) 給紙装置
JP2705161B2 (ja) 転写ドラム駆動機構
JPH05188795A (ja) 画像形成装置
JP2695194B2 (ja) カラー記録装置の駆動方法
JP2004189437A (ja) 記録体送出方法、記録体送出装置、画像形成方法、画像形成装置及びプログラム
JP2900420B2 (ja) 像記録装置
JP2001337508A (ja) 電子写真制御システム及び画像形成制御方法
JP2590950B2 (ja) 印刷装置
JPH01299069A (ja) プリンタの印字制御方法
JPH02156260A (ja) 多色画像記録装置
JPH0697364B2 (ja) 多重画像形成装置
JPS6363062A (ja) 画像形成装置
JP2001281955A (ja) 画像形成装置
JPH07319297A (ja) 画像形成装置
JP2001154509A (ja) 画像形成装置
JP2001092326A (ja) 電子写真式印字装置