JPH01299069A

JPH01299069A - プリンタの印字制御方法

Info

Publication number: JPH01299069A
Application number: JP63129728A
Authority: JP
Inventors: Hirofumi Iguchi; 井口　弘文; Tsutomu Abe; 勤阿部
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1988-05-27
Filing date: 1988-05-27
Publication date: 1989-12-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はプリンタの印字ｉ＋ＩＪ　ｔａ１１方法に係り
、特に感光体に静電的に付着されたトナーを用紙に転写
することにより印字を行なう電子写真式プリンタの駆動
モータの回転数の変化に応じて印字制御を行なうプリン
タの印字制御方法に関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来の電子写真式プリンタを示したもので、箱
形のプリンタ本体１の一端部には、大きさの異なる用紙
２をそれぞれ収容する給紙カセット３，３が着脱自在に
装着されており、前記プリンタ本体１の内部であって前
記各給紙カセット３゜３の上方近傍には、前記給紙カセ
ット３内の用紙２を１枚ずつ取り出すホッピングローラ
４，４がそれぞれ配設されている。また、前記プリンタ
本体１の内部には、円筒状の感光体（以下、感・光ドラ
ムと記す）５が配設されており、前記各給紙カセット３
．３とこの感光ドラム５との間には、前記各ホッピング
ローラ４．４により取り出された用紙２をそれぞれ搬送
する給紙ローラ６．６およびこれら各給紙ローラ６．６
から搬送された用紙２を前記感光ドラム５の転写部分に
搬送する搬送ローラ７がそれぞれ配設されている。前記
感光ドラム５の外周には、この感光ドラム５に均一に電
荷を与えて感光ドラム５を書き込み可能な状態にする状
態制御機構としてのコロナ帯電器８、館記感光ドラム５
に静電潜像を形成する光書き込み手段としてのＬＥＤヘ
ッド９、前記感光ドラム５に形成された静電潜像にトナ
ーを吸着させて顕像化する現像器１０、用紙２に前記ト
ナーを転写する転写器１１、トナーが転写された用紙２
を感光ドラム５から剥離させる剥離器１２、感光ドラム
５上の残留電位を除去する除電器１３、感光ドラム５上
の残留トナーを除去するクリ−す１４等がそれぞれ順次
配設されている。

また、前記感光ドラム５の用紙２の搬送方向下流側には
、転写後の用紙２をエア吸引等の手段により保持して搬
送する搬送装置１５が配設されている。さらに、前記搬
送袋ｆｆ１１５の下流側には、高温に加熱されるヒート
ローラ１６およびこのヒートローラ１６の上方にこのヒ
ートローラ１６に当接するように配置された圧力ローラ
１７をそれぞれ内蔵した定着器１８が配設されており、
この定着器１８の下流側には、定着後の用紙２をプリン
タ本体１の外部に排出する排紙ローラ１９が配設されて
いる。

また、前記各給紙ローラ６．６の下流側には、用紙２の
搬送タイミングを検出するタイミングセンサ２０．２０
が配設され、前記搬送袋″７１１５部分には、転写後の
用紙２が剥離されたことを検出する剥離センサ２１が配
設されており、さらに、前記排紙ローラ１９部分には、
定着後の用紙２が排出されたことを検出する排紙センサ
２２が配設されている。

前記従来の電子写真式プリンタにおいては、図示しない
ＡＣモータを回転駆動することにより、感光ドラム５等
を駆動し、次いで、給紙力ゼット３に収容された用紙２
をホッピングローラ４により１枚ずつ取り出し、給紙ロ
ーラ６および搬送ローラ７により感光ドラム５と転写器
１１との間に搬送する。次いで、コロナ帯電器８により
感光ドラム５を書き込み可能な状態にした後、前記印字
ｉｌｌ　ｉ１１回路２７からの所定の印字信号に基づく
制御信号により、ＬＥＤヘッド９を所定のタイミングで
発光させて感光ドラム５に静電潜像を形成する。

そして、現像器１０により、面像感光ドラム５に形成さ
れた静電潜像にトナーを吸着させ、転写器１１により用
紙２に前記トナーを転写する。その後、剥離器１２によ
り転写後の用紙２を感光ドラム５から剥離させ、転写後
の用紙２は、搬送装置１５を駆動することにより、定着
＠１８のヒートローラ１６と圧力ローラ１７との間に送
られる。

そして、この用紙２を圧力ロー５１７で圧着させながら
ヒートローラ１６により加熱づることにより、前記用紙
２に転写されたトナーを溶融して定着が行われ、定着後
の用紙２は、排紙ローラ１９によりプリンタ本体１の外
部に排出される。一方、６’ｌ記感光ドラム５上の残菌
電位を除電器１３により除去し、感光ドラム５上の残留
トナーをクリ−す１４により除去して回収することによ
り、感光ドラム５を再び帯電可能な状態にする。

（Ｔｅ明が解決しようとする課題〕しかし、前記従来の電子写真式プリンタにおいては、Ｔ
ｉ源周波数の異なる地域にプリンタを移動して使用する
場合には、前記ＡＣモータの回転数が異なり、感光ドラ
ム５等の回転数が変化してしまい、そのままの印字タイ
ミングで印字を行なうと、例えば、感光ドラム５が所定
の位置に回転する前にＬＥＤヘッド９により書き込みを
行なってしまう等、印字制御を適正に行なうことができ
なくなるという問題を有している。

そのため、従来は第４図および第５因のようにして、周
波数の変化に対応して印字タイミングを変化させるよう
にしている。すなわち、第４図に示すように、感光ドラ
ム５は伝達ギア２３を介してＡＣモータ２４に接続され
ており、このＡＣモータ２４の回転駆動により感光ドラ
ム５は回転駆動されるように形成されている。また、前
記感光ドラム５の一端部には、エンコーダ２５が同軸状
に取付けられており、このエンコーダ２５の周縁部には
、前記エンコーダ２５を挾むようにフォトセンサ２６が
配設され、このフォトセンサ２６により感光ドラム５の
回転数を検出することにより、前記ＡＣモータ２４の回
転数を検出するようにしている。

また、第５図は前記回転数の変化により印字制御を行な
う場合の制御回路を示したもので、前記ＡＣモータ２４
の回転数を検出するエンコーダ２５には、前記エンコー
ダ２５からの検出信号を入力してＡＣモータ２４の回転
数から周波数を検出する周波数検出器２７が接続されて
おり、この周波数検出器２７には、この検出した周波数
により駆動されるＡＣモータ２４の回転数に基づいて印
字タイミングを演口する印字タイミング作成回路２８が
接続されている。また、この印字タイミング作成回路２
８には、前記タイミングセンサ２０、剥離センサ２１お
よび排紙センサ２２等により、搬送される用紙２の位置
を検出しながら印字指令を出力する印字指令検出器２９
が接続されるとともに、前記印字タイミング作成回路２
８には、この印字タイミング作成回路２８により作成さ
れた印字タイミングを記憶して出力する印字タイミング
メモリ３０が接続されている。さらに、前記印字指令検
出器２９および印字タイミングメモリ３０には、前記印
字指令検出器２９からの出力信号により駆動される印字
制御回路３１が接続されており、この印字制御回路３１
により、前記印字タイミングメモリ３０からの印字タイ
ミングに基づいて、前記用紙２の位置および感光ドラム
５の回転数に応じてＬＥＤヘッド９の発光タイミングを
同ＩＩさせる制御信号を出力するようになされている。

しかし、前記印字制御手段では、ＡＣモータ２４の回転
数をエンコーダ２５Ｉ３よびフォトセンサ２７により検
出することにより、電源周波数を検出するようにしてい
るので、エンコーダ２５およびフォトセンサ２６を設け
る必要があり、構造が複雑となり製造コストが高くなり
、しかも、フォトセンサ２６に対するごみの付着等に注
意を要するという問題があった。

本発明は前記した点に鑑みてなされたもので、電源周波
数の変動を容易に検出して適正な印字タイミングで印字
を行なうことができるプリンタの印字制御方法を提供す
ることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため本発明に係るプリンタの印字制
御方法は、本体内部にへＣモータにより駆動される感光
体を配設するとともに、この感光体の外周面に光書き込
み手段により形成された静電潜像に静電的にトナーを付
着させ、このトナーを給紙力ゼットから搬送される用紙
に転写させるプリンタの、前記感光体の駆動速度に基づ
いて前記光書き込み手段による占ぎ込みタイミングを制
御するプリンタの印字ｖ１ｍ方法において、前記電源の
波形が０点を通過する時に発生するパルスにより前記電
源周波数を検出し、この電源周波数の変動によりΔＣモ
ータを介して変化する前記感光体の駆動速度に応じて、
前記光おき込み手段の古き込みタイミングを変化させる
ように構成されている。

〔作　用〕

本発明によれば、電源周波数が変化してＡＣモータの回
転数すなわち感光体の駆動速度が変化した場合に、この
変化した速度に応じた印字タイミングで光書き込み手段
の駆動タイミング制御を行なうことができるので、周波
数が変化した場合にアイドルギアやＡＣモータ等を交換
することなく、確実に周波数の変化に対応して適正な印
字を行なうことができ、また、電源の波形の０点通過時
に発生されるパルスにより電源周波数を検出Ｊるように
しているので、エンコーダやフォトセンサ等が不要とな
り、構造が簡単である。さらに、常に周波数を検出して
印字タイミングを制御しているので、わずかな周波数の
変動に対しても適正な印字タイミングで印字を行なうこ
とができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図および第２図を参照して
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したもので、電源の電圧
の波形を検出して、第２図に示すように、この波形のＯ
点通過時にパルスを出力するパルス発生回路としてのぜ
ロクＯス回路３２が設けられている。このＵロクロス回
路３２は、通常、定着器１８のヒートローラ１６を加熱
するためのヒータ３３を制御する定着器制御回路３４を
駆動するためにあらかじめ設けられているものである。

また、前記ゼロクロス回路３２には、前記ゼロクロス回
路３２の出力パルスをＪ１数することにより電源周波数
を検出する周波数検出器２７が接続されており、この周
波数検出器２７には、この検出した周波数により駆動さ
れるＡＣモータの回転数に基づいて印字タイミングを演
算する印字タイミング作成回路２８が接続されている。

また、この印字タイミング作成回路２８には、プリンタ
の内部に配設された図示しないタイミングセンサ、剥離
センサおよび排紙センサ等により、搬送される用紙の位
置を検出しながら印字指令を出力する印字指令検出器２
９が接続されるとともに、前記印字タイミング作成回路
２８には、この印字タイミング作成回路２８により作成
された印字タイミングを記憶して出力する印字タイミン
グメモリ３０が接続されている。さらに、前記印字指令
検出器２９および印字タイミングメモリ３０には、Ｉ）
ａ記印字指令検出器２９からの出力信号により駆動され
る印字制御回路３１が接続されており、この印字制御回
路３１により、前記印字タイミングメ七り３０からの印
字タイミングに基づいて、前記用紙２の位置および感光
ドラム５の回転数に応じてＬＥ［）ヘッド９の発光タイ
ミングを同！］させるａｌ！制御（３号を出力するよう
になされている。

例えば、５０Ｈｚの電源周波数で駆動していたプリンタ
を６０　Ｈｚの電源周波数で駆動づると、ピロクロス回
路３２から出力されるパルスの間隔が短くなり、周波数
検出器２７により所定時間内におけるパルスの数を計数
することにより周波数を検出することができる。そして
、前記６０１−１２の電源周波数ではＡＣモータの回転
数が速、くなり、感光ドラムの回転数が速くなるので、
この変化した周波数により変化する感光ドラムの回転数
に対応する印字タイミングを印字タイミング作成回路２
８により作成する。そして、この印字タイミング作成回
路３１から印字タイミングデータを印字タイミングメモ
リ３０に出力し、印字開始信号が印字指令検出器２９に
出力されると、印字指令検出器２９および印字タイミン
グメモリ３０から印字開始信号および印字タイミング信
号を印字制御回路３１に出力して、この印字制御回路３
１によりＬＥＤヘッド９を眞記変化した周波数に基づい
た印字タイミングで発光させて円き込みを行なう。

したがって、本実施例においては、７ｆｉ源周波数が変
化してＡＣモータの回転数すなわち感光ドラムの回転数
が変化した場合に、この変化した回転数に応じた印字タ
イミングでＬＥＤヘッド９の発光ＡＩＩＩ　ｆｉｌを行
なうことができるので、確実に周波数の変化に対応して
適正な印字を行なうことができ、また、電源のＯ点通過
時に発生されるパルスにより電源周波数を検出するよう
にしているので、エンコーダや）Ａトセンサ等が不要と
なり、構）告が簡単である。さらに、常に周波数を検出
して印字タイミングを制御しているので、わずかな周波
数の変動に対しても適正な印字タイミングで印字を行な
うことが可能となる。

なお、前記印字１ＩＩＩｆｆＩｌの説明は、ＬＥＤヘッ
ド９の発光タイミングについてのみ行なったが、例えば
、転写器の転写タイミングについても同様に制御が行な
われるものである。

また、レーザ、液晶シャッタ等を用いて光書き込みを行
なうプリンタにおいても本発明の印字制御方法が適用で
きることは言うまでもなく、本発明は前記実施例に限定
されることなく、必要に応じて変更することができる。

〔発明の効果〕

以上；ホべたように本発明に係るプリンタの印字ｔ、１
ｌｔｌ１１方法は、電源のＯ点通過時に発生されるパル
スにより電源周波数を検出し、この電源周波数の変動に
よりＡＣモータを介して変化する感光体の駆動速度に応
じて、光書き込み手段の書き込みりイミングを変化させ
るようにしたので、エンコーダやフォトセンサ笠が不観
となり、構造が簡単で安価に製造することができ、周波
数の変化に対応して適正な印字υ１Ｉｌｌを行なうこと
ができる。また、常に周波数を検出して印字タイミング
を制御しているので、わずかな周波数の変動に対しても
適正な印字タイミングで印字を行なうことができる等の
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のａｉｌｌ　ｆｉ１方法を実施するため
の制御回路の一実施例を示すブロック図、第２図はゼロ
クロス回路の出力パルスを示す線図、第３図は従来の電
子写真式プリンタを示す概略構成図、第４図は従来のＡ
Ｃモータ部分の斜視図、第５図は従来の制御回路を示す
ブロック図である。９・・・ＬＥＤヘッド、２７・・・周波数検出器、２８
・・・印字タイミング作成回路、２９・・・印字指令検
出器、３０・・・印字タイミングメモリ、３１・・・印
字制御回路、３２・・・ゼロクロス回路。第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

本体内部にＡＣモータにより回転駆動される感光体を配
設するとともに、この感光体の外周面に光書き込み手段
により形成された静電潜像に静電的にトナーを付着させ
、このトナーを給紙カセットから搬送される用紙に転写
させるプリンタの、前記感光体の駆動速度に基づいて前
記光書き込み手段による書き込みタイミングを制御する
プリンタの印字制御方法において、前記電源の波形が０
点を通過する時に発生するパルスにより前記電源周波数
を検出し、この電源周波数の変動によりＡＣモータを介
して変化する前記感光体の駆動速度に応じて、前記光書
き込み手段の書き込みタイミングを変化させるようにし
たことを特徴とするプリンタの印字制御方法。