JP2900420B2 - 像記録装置 - Google Patents

像記録装置

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JP2900420B2
JP2900420B2 JP1230100A JP23010089A JP2900420B2 JP 2900420 B2 JP2900420 B2 JP 2900420B2 JP 1230100 A JP1230100 A JP 1230100A JP 23010089 A JP23010089 A JP 23010089A JP 2900420 B2 JP2900420 B2 JP 2900420B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 所定の速度で記録媒体を搬送する搬送手段と、トナー
像を形成した像担持体から該記録媒体に該トナー像を転
写させる転写電圧を該記録媒体に印加する分離電圧印加
手段と、該記録媒体を該像担持体から引き離す分離電圧
を該記録媒体に印加する分離電圧印加手段とを備えた像
記録装置において、前記搬送手段が、前記分離電圧印加
手段との間で放電することによる装置の誤動作を防止す
る像記録装置に関し、 像記録装置の誤動作を防止することを目的とし、 所定の速度で記録媒体を搬送する搬送手段と、トナー
像を形成した像担持体から該記録媒体に該トナー像を転
写させる転写電圧を該記録媒体に印加する分離電圧印加
手段と、該記録媒体を該像担持体から引き離す分離電圧
を該記録媒体に印加する分離電圧印加手段とを備えた像
記録装置において、 前記搬送手段が、前記分離電圧印加手段との間で放電
しない位置に到達したことを判定する印字タイミング判
定手段を備え、該印字タイミング判定手段が、該搬送手
段と該分離電圧印加手段との間で放電しない位置に到達
したことを判定したとき、該分離電圧印加手段は前記分
離電圧を前記記録媒体に印加するように構成したもので
ある。
[産業上の利用分野] 本発明は所定の速度で記録媒体を搬送する搬送手段
と、トナー像を形成した像担持体から該記録媒体に該ト
ナー像を転写させる転写電圧を該記録媒体に印加する分
離電圧印加手段と、該記録媒体を該像担持体から引き離
す分離電圧を該記録媒体に印加する分離電圧印加手段と
を備えた像記録装置に係わり、特に、該搬送手段が、該
分離電圧印加手段との間で放電することによる装置の誤
動作を防止する像記録装置に関する。
従来、電子写真方式を用いる像記録装置、特に複数の
感光ドラムと、各感光ドラムに夫々帯電器、露光光学
系、現像器、転写器及びクリーナを備えたカラープリン
タにおいては、カラー原稿の色分解された光像を露光光
学系により各感光ドラム上に夫々形成し、これを各色の
カラートナーで現像し、各感光ドラムのトナー像転写位
置を通過する記録媒体、即ち、記録紙上に重ねて転写し
た後、定着することでカラー印刷を行っている。
このようなカラー記録装置は特開昭53-74036号公報、
特開昭53-96838号公報等に開示されているが、近年、デ
ィジタル技術の進歩と共に、原稿を電荷結合素子(CC
D)センサ等で色分解して読取り、これをディジタル処
理してレーザ光学系で感光ドラム上に書込む方式が特開
昭61-196268号公報等に開示されている。
しかしながら、レーザ光学系を各色毎に複数設け、感
光ドラムに像を形成する方式では、記録紙上に転写され
た画像において、各光学系毎の露光開始において、副走
査方向に1ライン分のずれが発生することや、各光学系
毎に走査周期のずれが発生し易いために、各色の画像の
大きさが用紙送り方向で異なることがある。
又、ポリゴンミラーから感光ドラム面までの距離の相
違により、用紙幅方向でも各色での画像の大きさが異な
り易いという欠点があった。
この結果、記録紙上で各色毎の相対的な位置ずれが生
じ、画質が劣化するという問題があった。
又更に、レーザ光学系は、回転ミラー、f−θレンズ
やシリンドリカルレンズを用いるため、光学系が大きく
なり、その結果として装置全体も大きくなるという問題
もあった。
又、これらのカラー記録装置では、記録紙の搬送機構
として、ベルト状の誘電体フィルムを回転させ、このベ
ルトに記録紙を静電気により吸着させて、ベルトの移動
に伴い各感光ドラムのトナー像転写位置を通過させてい
た。
このような静電気による吸着力を使用する場合、装置
環境が高湿度になると、記録紙の電気抵抗値が減少する
ため、誘電体フィルムに対する吸着力が弱くなり、ベル
トの記録紙保持が不安定となる。従って、各色毎に相対
的なずれを生じて画質が劣化してしまうという問題があ
った。
そこで、上記問題点を解決するために、光学系として
発光ダイオード(LED)アレイと集光レンズアレイから
成る光学ヘッドを用い、更に、記録紙搬送機構として、
記録紙の先端を機械的に把持して搬送する搬送手段、即
ち、ベルトに長尺の板状部材を取付け、この板状部材に
把持要素を取付けた搬送部材を用いるカラー記録装置
(特願平1-79097)が提案されている。
ところで、このようなカラー記録装置では、上記の如
く機械的に記録紙の先端を把持するため、搬送部材が使
用される。そして、この搬送部材が転写器の位置を通過
中に、感光ドラムに形成されたトナー像を記録紙に転写
させる転写電圧と、記録紙を感光ドラムから分離させる
分離電圧とを記録紙に印加しているが、この分離電圧は
高圧であるため、搬送部材に対して放電して装置が誤動
作しないことが必要である。
〔従来の技術〕
第4図は従来技術の一例を説明する図で、第5図は第
4図の動作を説明するタイムチャートである。
第4図は4個の感光ドラムを用いたカラー記録装置の
構成例を示すもので、Pa,Pb,Pc,Pdは、例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の各色を印刷するプロセスユ
ニットである。
そして、プロセスユニットPaは感光ドラム1a、帯電器
2a、露光器3a、現像器4a、転写器5a及びクリーナ6aで構
成され、プロセスユニットPbは感光ドラム1b、帯電器2
b、露光器3b、現像器4b、転写器5b及びクリーナ6bで構
成される。
又、プロセスユニットPcは感光ドラム1c、帯電器2c、
露光器3c、現像器4c、転写器5c及びクリーナ6cで構成さ
れ、プロセスユニットPdは感光ドラム1d、帯電器2d、露
光器3d、現像器4d、転写器5d及びクリーナ6dで構成され
る。
印刷開始を指示されると、図示省略した制御回路は、
第5図に示す如く、図示省略したモータを駆動して、
駆動プーリ13を回転させ、ベルト10を矢印Aの方向に定
速で走行させる。そして、帯電器2a〜2dに電圧を印加さ
せると共に、感光ドラム1a〜1dをベルト10の走行速度に
同期して回転させる。
従って、感光ドラム1a〜1dは、クリーナ6a〜6dによっ
て夫々残留トナーが清掃され、同時に電圧を印加された
帯電器2a〜2dにより、各感光ドラム1a〜1dの清掃された
表面が夫々帯電される。
続いて、制御回路は第5図に示す如く、各現像器4a
〜4dの現像ローラを回転させると共に、現像バイアスを
オンとする制御を行う。
制御回路は印刷開始を指示されると、記録紙カセット
8に格納されている記録紙7を、記録紙カセット8から
繰り出させ、待機ローラ9に突き当てて待機させる。
そして、ベルト10に取付けられた記録紙7を把持して
搬送する搬送部材(チャック又はグリッパと呼ばれる)
16が、搬送部材検知センサ15によって、その位置が検出
されると、所定の時間を計測して、この時間が経過する
と、待機ローラ9を駆動して、搬送部材16が記録紙7を
把持するのに最適な位置(搬送部材17で示す位置)に到
達した時、記録紙7の先端が搬送部材17に把持されるよ
うに記録紙7を繰り出させる。
従って、搬送部材17は記録紙7の先端を把持して、ベ
ルト10の走行と共に搬送し、この記録紙7をプロセスユ
ニットPaの感光ドラム1aと転写器5aの間に搬入させる。
この時、第5図に示す如く、記録紙センサ14aによっ
て、記録紙7の繰り出しが検出される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7がプロセスユニットPaのトナー像転写位置
に到達する時間を計測し、第5図に示すタイミング
で、例えば、発光ダイオードアレイを用いる露光器3aか
ら変調された光ビームを感光ドラム1aに投射させ、静電
潜像を1ラインずつ順次形成させる。
この潜像には、前記の如く現像バイアスをオンとされ
た現像器4aの現像ローラから供給されるトナーが付着
し、感光ドラム1aにはイエローのトナー像が現像され
る。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7が転写器5aと感光ドラム1aの間に搬入され
る時間を計測すると、第5図に示すタイミングで、転
写器5aに電圧を印加させ、感光ドラム1aに形成されたト
ナー像を記録紙7に転写させる。
プロセスユニットPaでイエローのトナー像を転写され
た記録紙7は、ベルト10の走行に伴い、吸引ベルト11a
により歪みの発生を防止されて搬送され、第5図に示
すタイミングで、記録紙センサ14bによって、記録紙7
の通過が検出された後、プロセスユニットPbの感光ドラ
ム1bと転写器5bの間に搬入される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7がプロセスユニットPbのトナー像転写位置
に到達する時間を計測し、第5図に示すタイミング
で、発光ダイオードアレイを用いる露光器3bから変調さ
れた光ビームを感光ドラム1bに投射させ、静電潜像を1
ラインずつ順次形成させる。
この潜像には、前記の如く現像バイアスをオンとされ
た現像器4bの現像ローラから供給されるトナーが付着
し、感光ドラム1bにはマゼンタのトナー像が現像され
る。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7が転写器5bと感光ドラム1bの間に搬入され
る時間を計測すると、第5図に示すタイミングで転写
器5bに電圧を印加させ、感光ドラム1bに形成されたトナ
ー像を記録紙7に転写させる。
プロセスユニットPbでマゼンタのトナー像を転写され
た記録紙7は、ベルト10の走行に伴い、吸引ベルト11b
により歪みの発生を防止されて搬送され、第5図に示
すタイミングで、記録紙センサ14cにより、記録紙7の
通過が検出された後、プロセスユニットPcの感光ドラム
1cと転写器5cの間に搬入される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7がプロセスユニットPcのトナー像転写位置
に到達する時間を計測し、第5図に示すタイミング
で、発光ダイオードアレイを用いる露光器3cから変調さ
れた光ビームを感光ドラム1cに投射させ、静電潜像を1
ラインずつ順次形成させる。
この潜像には、前記の如く現像バイアスをオンとされ
た現像器4cの現像ローラから供給されるトナーが付着
し、感光ドラム1cにはシアンのトナー像が現像される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7が転写器5cと感光ドラム1cの間に搬入され
る時間を計測すると、第5図に示すタイミングで転写
器5cに電圧を印加させ、感光ドラム1cに形成されたトナ
ー像を記録紙7に転写させる。
プロセスユニットPcでシアンのトナー像を転写された
記録紙7は、ベルト10の走行に伴い、吸引ベルト11cに
より歪みの発生を防止されて搬送され、第5図に示す
タイミングで、記録紙センサ14dにより、記録紙7の通
過が検出された後、プロセスユニットPdの感光ドラム1d
と転写器5dの間に搬入される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7がプロセスユニットPdのトナー像転写位置
に到達する時間を計測し、第5図に示すタイミング
で、発光ダイオードアレイを用いる露光器3dから変調さ
れた光ビームを感光ドラム1dに投射させ、静電潜像を1
ラインずつ順次形成させる。
この潜像には、前記の如く現像バイアスをオンとされ
た現像器4dの現像ローラから供給されるトナーが付着
し、感光ドラム1dには黒のトナー像が現像される。
制御回路は待機ローラ9を駆動したタイミングに基づ
き、記録紙7が転写器5dと感光ドラム1dの間に搬入され
る時間を計測すると、第5図に示すタイミングで、転
写器5dに電圧を印加させ、感光ドラム1dに形成されたト
ナー像を記録紙7に転写させる。
プロセスユニットPdで黒のトナー像を転写された記録
紙7は、駆動プーリ13の位置に設けられた図示しないカ
ム機構により、搬送部材17の把持が解除されるため、定
着器12の定着ローラと圧着ローラの間に搬入され、転写
された4色のトナー像が定着される。そして、第5図
に示すタイミングで、記録紙センサ14eにより、記録紙
7の排出が検出される。
制御回路は第5図、、、、に示す如く、記
録紙7の長さとベルト10の走行速度から決定される時間
が経過した時、記録紙センサ14a、14b、14c、14d、14e
の出力を夫々調べ、記録紙7が存在していなければ、記
録紙7のジャム発生が無かったと判定し、記録紙7の存
在を示している場合は、記録紙7のジャム発生と判定
し、エラー処理を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図はトナー像の転写と記録紙の分離を説明する図
である。
感光ドラム1aの周囲には、クリーナ6aと帯電器2aと露
光器3aと現像器4aと転写器5aが前記の如く配置されてい
る。そして、前記の如く、搬送部材17は記録紙7を把持
して感光ドラム1aと転写器5aの間に記録紙7を把持して
搬入する。
制御回路は記録紙7に設けられる余白部分が少なくて
も、トナー像が転写出来るようにするため、記録紙7の
先端が感光ドラム1aに接触すると同時に、第5図に示
す如く、転写器5aに転写電圧と、記録紙7を感光ドラム
1aから離すための分離電圧を印加する。
即ち、転写器5aは転写コロトロン18と分離コロトロン
19から構成されており、転写コロトロン18には直流電圧
が、分離コロトロン19には交流電圧が夫々同時に印加さ
れる。
転写コロトロン18に直流電圧が印加されると、転写の
ための放電が行われ、記録紙7に電荷が付与されて、静
電的吸着力により感光ドラム1aに図示するように密着
し、トナー像を感光ドラム1aから吸着する。このように
感光ドラム1aに密着した記録紙7を、感光ドラム1aから
分離するため、記録紙7に付与している電荷を中和除電
させる交流電圧が分離コロトロン19に供給され、分離の
ための放電を行わせる。
ところが、搬送部材17はこの時図示するように、分離
コロトロン19の位置にあり、高圧の交流電圧が分離コロ
トロン19に印加されると、分離コロトロン19と搬送部材
17の金属部分との間で放電が発生する。
このことにより、像記録装置がこの放電に伴うノイズ
により誤動作するという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑み、分離コロトロン19
から搬送部材17に対して放電しないようにすることで、
像記録装置の誤動作を防止することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を説明する図である。搬送手段
20は駆動プーリ13の回転により走行するベルト10の移動
に伴い、所定の速度で記録媒体22を搬送する。像担持体
21には記録媒体22に転写するトナー像が形成されてお
り、搬送手段20が記録媒体22を像担持体21と転写・分離
手段23の間に搬送されると、転写・分離手段23内の転写
電圧印加手段32は、像担持体21に形成されたトナー像を
記録媒体22に転写するための転写電圧を記録媒体22に印
加する。
そして、転写電圧を印加した後、搬送手段20が、転写
・分離手段23内の分離電圧印加手段33との間で放電しな
い位置に到達し、この到達を判定する印加タイミング判
定手段によって、搬送手段20が分離電圧印加手段33との
間で放電しない位置に到達したことを判定したとき、分
離電圧印加手段33は、記録媒体22を像担持体21から引き
離すための分離電圧を記録媒体22に印加する。即ち、搬
送手段20が、この搬送手段20に対して分離電圧が放電し
ない位置に到達するまで、分離電圧の印加を待つように
したものである。
[作用] 上記のように構成することにより、搬送手段20が、分
離電圧印加手段33から離れ、搬送手段20に対して分離電
圧が放電しない位置まで移動したとき、分離電圧印加手
段33が分離電圧を記録媒体22に印加するため、放電によ
る像記録装置の誤動作を防止することが出来る。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図
で、第3図は第2図の動作を説明するタイムチャートで
ある。
プロセッサ24はROM25に格納されているプログラムを
読出して動作し、I/Oレジスタ29にアドレスを送出し
て、I/Oレジスタ29に設定した機構部31を制御するのに
必要な情報をドライバ30に送出させる。
ドライバ30はプロセッサ24がI/Oレジスタ29を経て送
出する制御情報に基づき、構成部31のモータ等を駆動す
る。機構部31は第4図に示す如き構成で、ドライバ30に
より駆動されるモータにより、駆動プーリ13や感光ドラ
ム1a〜1dが回転する。又、ドライバ30により制御される
電源から帯電器2a〜2dに電圧が印加される。
プログラムタイマ27は、例えば、感光ドラム1a〜1d
に、1ライン分のデータが形成される時間間隔を基準と
するクロックが入り、プロセッサ24が必要とする各種の
制御用のタイミングを通知する。
従って、プロセッサ24はプログラムタイマ27から得ら
れるタイミング信号により、第3図に示すタイミング
で、上記の如く駆動プーリ13や感光ドラム1a〜1dを回転
させ、帯電器2a〜2dに電圧を印加させる。
そして、第3図に示すタイミングで現像器4a〜4dの
現像ローラを駆動して回転させ、現像バイアスをオンと
する。
プロセッサ24は入出力ポート28を経て図示省略した上
位装置から印刷開始を指示されると、I/Oレジスタ29を
経てドライバ30に制御情報を送出し、図示省略した繰り
出しローラを駆動して、記録紙カセット8から記録紙7
を繰り出させ、待機ローラ9に突き当てて待機させる。
そして、搬送部材検知センサ15からI/Oレジスタ29を
経て、搬送部材16の位置検出信号を受信すると、プログ
ラムタイマ27に所定の時間を計測させる。そして、プロ
グラムタイマ27から所定の時間が経過したことを通知す
る割込み信号を受けると、I/Oレジスタ29を経てドライ
バ30に待機ローラ9の駆動を行わせる。
従って、待機ローラ9から記録紙7が繰り出され、記
録紙7の先端が搬送部材17に把持されて前記の如く、プ
ロセスユニットPaの方向に搬送される。
待機ローラ9から記録紙7が繰り出され、記録紙セン
サ14aによって記録紙7の繰り出しが検出されると、I/O
レジスタ29を経て第3図に示す如く、オン信号がプロ
セッサ24に送出される。
プロセッサ24はこの情報をRAM26に記憶させ、記録紙
7の大きさと、ベルト10の走行速度から決定される時間
が経過したことを、プログラムタイマ27から通知される
と、記録紙センサ14aがオフ信号を送出しているか調
べ、第3図に示す如く、オフとなっていれば、プロセ
スユニットPaにおけるジャム発生が無いと判定する。
又、プロセッサ24は待機ローラ9を駆動した時点か
ら、一定の時間が経過したことをプログラムタイマ27か
ら通知されると、第3図に示すタイミングで、露光器
3aの発光ダイオードを発光させ、変調した光ビームを感
光ドラム1aに投射させる。
プロセッサ24は待機ローラ9を駆動した時点から、搬
送部材17が感光ドラム1aと転写器5aの間に入り、記録紙
7にトナー像を転写するタイミングとなったことを、プ
ログラムタイマ27から通知されると、第3図に示すタ
イミングで、I/Oレジスタ29とドライバ30を経て、第6
図に示す転写コロトロン18に直流電圧を印加させる。
そして、転写コロトロン18に電圧を印加させてから、
予め定められた時間の経過をプログラムタイマ27から通
知されると、I/Oレジスタ29とドライバ30を経て、第3
図に示すタイミングで、第6図に示す分離コロトロン
19に交流電圧を印加させる。
尚、この予め定められた時間とは、転写コロトロン18
に直流電圧が印加されたときから、搬送部材17が、この
搬送部材17に対して分離コロトロン19に印加される交流
電圧が放電しない位置に到達する迄の時間である。
上記はプロセスユニットPaに付いて説明したが、プロ
セスユニットPb,Pc,Pdにおいても同様であるため、詳細
説明は省略する。
前述した実施例では、分離コロトロン19に印加するタ
イミングの判定手段として、転写コロトロン18が印加さ
れたときから、搬送部材17が、この搬送部材17に対して
分離コロトロン19に印加される交流電圧が放電しない位
置に到達する迄の時間をプログラムタイマ27からの通知
によって判定しているが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、例えば、搬送部材17が、この搬送部材17に対
して分離電圧が放電しない位置に到達したことを、マイ
クロスイッチ又はモータの回転量等で判定してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、搬送部材に対する分
離電圧の放電を防止することが可能となるため、この放
電に伴うノイズによる像記録装置の誤動作発生を防止す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明する図、 第2図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第3図は第2図の動作を説明するタイムチャート、 第4図は従来技術の一例を説明する図、 第5図は第4図の動作を説明するタイムチャート、 第6図はトナー像の転写と記録紙の分離を説明する図で
ある。 図において、 1a〜1dは感光ドラム、2a〜2dは帯電器、3a〜3dは露光
器、4a〜4dは現像器、5a〜5dは転写器、6a〜6dはクリー
ナ、7は記録紙、8は記録紙カセット、9は待機ロー
ラ、10はベルト、11は吸引ベルト、12は定着器、13は駆
動プーリ、14a〜14eは記録紙センサ、15は搬送部材検知
センサ、16,17は搬送部材、18は転写コロトロン、19は
分離コロトロン、20は搬送手段、21は像担持体、22は記
録媒体、23は転写・分離手段、24はプロセッサ、25はRO
M、26はRAM、27はプログラムタイマ、28は入出力ポー
ト、29はI/Oレジスタ、30はドライバ、31は機構部、32
は転写電圧印加手段、33は分離電圧印加手段である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/14 101 G03G 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の速度で記録媒体を搬送する搬送手段
    と、 トナー像を形成した像担持体から該記録媒体に該トナー
    像を転写させる転写電圧を該記録媒体に印加する転写電
    圧印加手段と、 該記録媒体を該像担持体から引き離す分離電圧を該記録
    媒体に印加する分離電圧印加手段とを備えた像記録装置
    において、 前記搬送手段が、前記分離電圧印加手段との間で放電し
    ない位置に到達したことを判定する印加タイミング判定
    手段を備え、 該印加タイミング判定手段が、該搬送手段と該分離電圧
    印加手段との間で放電しない位置に到達したことを判定
    したとき、該分離電圧印加手段は前記分離電圧を前記記
    録媒体に印加することを特徴とする像記録装置。
JP1230100A 1989-09-05 1989-09-05 像記録装置 Expired - Fee Related JP2900420B2 (ja)

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