JPH0253083A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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JPH0253083A
JPH0253083A JP63204202A JP20420288A JPH0253083A JP H0253083 A JPH0253083 A JP H0253083A JP 63204202 A JP63204202 A JP 63204202A JP 20420288 A JP20420288 A JP 20420288A JP H0253083 A JPH0253083 A JP H0253083A
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JP
Japan
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color
photoreceptor
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image
paper
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Application number
JP63204202A
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English (en)
Inventor
Kenichi Mizuma
水摩 健一
Hideya Furuta
古田 秀哉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0253083A publication Critical patent/JPH0253083A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スイッチバック転写方式により記録するカラ
ー複写機、カラープリンタ等のカラー記録装置に関する
従来の技術 同一感光体で静電潜像形成、現像、転写を複数回繰返し
、フルカラーコピーを得る電子写真装置においては、色
ずれ(位置ずれ)、色ムラ(バンディング)を防止する
ため、感光体及び転写紙の定速駆動が重要である。
特に、感光体への静電潜像書込みをレーザ光により行う
デジタルカラー複写機又はプリンタでは、感光体の微小
な速度変動がそのまま露光ドツト位置の副走査方向位置
ずれとなり、単色カラーではドツトの粗密による色ムラ
(バンディング)、複数色の重ね合せカラーでは各色間
の位置ずれ(色ずれ)となり、見苦しいカラー像となっ
てしまう。
このようなことから、従来は、感光体を定速駆動させる
ため、直流サーボモータによる駆動制御方式が提案され
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、例えばベルト状の感光体を用い、かつ、選択さ
れた現像ローラのみが感光体に突出接触し他の色の現像
ローラは感光体から離反維持されるような接触現像方式
をとるような装置の場合、直流サーボモータを用いても
、現像装置の色切換え時等に際して感光体への突発接触
による負荷変動があると、モータの回転速度も変化し、
結局、色ずれ、色ムラが発生してしまう。よって、感光
体の駆動軸−にに大きな質量のフライホイールを設けた
り、大型モータと高級な制御との組合せによる対策を施
しているものであり、何れも装置の大型化、コスト高を
招くもので実用的な対策ではない。
問題点を解決するための手段 直流サーボモータにより駆動される1つの感光体に色分
解された複数の光像を順次露光して色成分毎の静電潜像
を形成し、これらの静電潜像を各々異なる色で現像して
顕像化し、前記感光体に対して往復動される同一の転写
紙上にこれらの顕像を重ねて転写させ、カラー像を得る
カラー記録装置において、前記直流サーボモータに対し
予測される負荷変動分を相殺する方向に作用するように
制御手段により制御されるブレーキ部材を設ける。
作用 直流サーボモータにより駆動される感光体は、例えば現
像に際しての現像ローラ接離動作等により変形し、直流
サーボモータに対する負荷が変動する。しかし、記録動
作に際して、このような負荷変動の生ずるタイミング、
大きさはほぼ予測し得るものであり、このような予測さ
れる負荷変動分を相殺する方向にブレーキ部材が作用す
るため、直流サーボモータに対する実負荷は常にほぼ一
定となり、感光体は定速駆動される。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例のカラー記録装置の構成を第3図により
説明する。装置本体1内の中央には駆動ローラ2・従動
ローラ3により上下方向に張設支持されたエンドレスな
ベルト状の感光体4が設けられている。この感光体4は
駆動ローラ2の回転に従い時計方向に回転駆動される。
そして、この感光体4の周囲には電子写真プロセスに従
い、帯電器5、光書込みユニット6、現像装置群7、転
写器8、ベルトクリーナ9及び除電器10が順に設けら
れている。
ここに、前記光書込みユニット6はレーザスキャナ構成
のものであり、書込み信号により変調される半導体レー
ザ11からのレーザ光をポリゴンモータ12により回転
駆動されるポリゴンミラー13により走査し、fO等の
レンズ系14、ミラー15.16を介して感光体4のE
点を露光走査するものである。もつとも、半導体レーザ
11を用いたものに限らず、他の形式のレーザ又はLE
Dアレイ、LCDアレイ等の他の光源を用いた光書込み
ユニットでもよい。
また、現像装置群7はフルカラー用であり、感光体4の
上下直線部分に対し、例えば上方から順にイエローY用
の現像器17.マゼンタM用の現像器18、シアンC用
の現像器19及びブラックBK用の現像器20を選択自
在に配列してなる。
これらの現像器17,18,19.20は各々感光体4
に接離自在な現像スリーブ21,22,23.24を備
えている。
さらに、感光体4の下方に位置させて転写紙搬送手段を
なす誘電体ベルトによる転写ベルト25が正逆転自在に
駆動される駆動ローラ26・従動ローラ27間に掛は渡
されて略水平に設けられている。そして、転写ベルト2
5の右端側上部に転写紙カセット28に収納された転写
紙29を給紙コロ30、ガイド31、レジストローラ3
2により転写ベルト25上に給紙させる給紙部が配設さ
れ、左端側上部に定着装置33や排紙ローラ34を備え
て排紙トレイ35へ向けた定着排紙部が配設されている
。さらに、転写ベルト25の右端及び左端には各々給紙
部、定着排紙部の下部に延設させた転写紙後端、先端ガ
イド板36.37が略水平に形成されている。また、転
写ベルト25周りには、前記レジストローラ32により
給紙される転写紙29を転写ベルト25上に静電的に吸
着させるための紙吸着帯電器38、駆動ローラ26上部
にて対向し転写紙29を転写ベルト25上から分離させ
るための紙分離帯電器39、除電コロナ40及びベルト
クリーナ41が設けられている。
さらに、前記紙吸着帯電器38に対向するベルト内周側
位置に配設されて転写ベルト25を感光体4に対し接離
変位させるために上下変位自在に制御される接離切換え
ローラ42が設けられている。
この接離切換えローラ42は紙吸着帯電器38の対向電
極を兼用するものであり、装置の簡素化が図られている
。43は除電コロナ40の対向電極である。
また、転写ベルト25の左側には転写紙29の進行方向
を定着装置33と紙先端ガイド37側とで選択的に切換
える切換え爪44が設けられている。
さらに、装置本体1の上部にはコンタクトガラス45上
にセットされた原稿(図示せず)の画像を読取るカラー
画像読取り装置46が載置されている。このカラー画像
読取り装置46はデジタルスキャナ構成であり、露光ラ
ンプ47、ミラー48.49,50、レンズ51及びC
CD52等を備えてなる。、なお、R,G、Bの各色毎
に色分解して画像を読取るが、色分解のためのフィルタ
等の構成は省略する。
ここで、前記感光体4と転写ベルト25との駆動系及び
制御系の構成を第1図に示す。まず、感光体4用の駆動
ローラ2を回転駆動させる直流サーボモータ60と、転
写ベルト25用の駆動ローラ26を正逆転駆動させる駆
動モータ61とが別個に設けられている。これらの直流
サーボモータ60及び駆動モータ61は各々サーボ制御
板62゜63を介して制御手段としてのメイン制御板(
CPU、RAM、Ilo、カウンタ等を具備)64によ
りサーボ制御される。ここに、前記直流サーボモータ6
0の軸上には1つの切欠65aが形成された円板65と
前記切欠65aを検出するフォトインタラプタ66とに
よる1回転検知センサ67が設けられており、駆動ロー
ラ2の1回転毎に検知される検知パルスがメイン制御板
64に取込まれ、タイミング制御に供されるよう構成さ
れている。また、直流サーボモータ60、駆動モータ6
1の各々の軸上にはエンコーダ68.69が設けられ、
各々のエンコーダパルスがサーボ制御板62.63に取
込まれるように接続されている。
しかして、本実施例ではこのような直流サーボモータ6
0により駆動される感光体4用の駆動ローラ2の軸上に
はブレーキ部祠としての電磁パウダブレーキ70が取付
けられている。二の電磁パウダブレーキ70は市販され
ている空隙形クラッチブレーキであり、パウダ(磁性粉
体)を媒体としてトルクを伝達及び制動する構造のもの
で、メイン制御板64により励磁電圧を可変制御する二
とによりトルク制御が可能なものである。
このような構成において、第4図に示すタイミングチャ
ートを参照して記録動作を説明する。まず、プリントス
イッチが投入され第4図(a)に示すようにプリントス
タート信号が出ると、感光体4は直流サーボモータ60
により駆動される駆動ローラ2を介して時計方向にVp
なる一定の線速で回転される。この時、同時に、駆動モ
ータ61も第4図中の(g)(h)(j)に示す信号及
び速度線図の如く駆動され、転写ベルト25が駆動ロー
ラ26により、正転を開始し、反時計方向(転写ベルト
上段側で見れば、左方向)にvFなる線速で駆動される
。この時、vP=vFなる条件、即ち感光体4と転写ベ
ルト25との線速か同一となる条件の下でモータ60,
61が回転するように駆動制御される。
一方、感光体4は除電器10で除電され、帯電器5によ
り全面均一に帯電される。この時、次の条件を満たすよ
うな処理がなされる。まず、除電器IOは予めベルトク
リーナ9により表面のトナーが除去された感光体4表面
に、光照射又は除電コロナの印加を行ない、感光体4の
表面電位を略0■にする。つぎに、ネガ−ポジプロセス
の場合、トナーは感光体4表面の帯電されていない個所
に付着するので、感光体4の表面全体を帯電器5により
均一に帯電する必要がある。この帯電器5はコロナ放電
により均一帯電を行なうが、放電により軽微なオゾンが
発生する。このようなオゾンは放電を停止すると短時間
で分解するが、感光体4の表面に悪影響を及ぼし画像の
鮮明さを損なうことがある。そこで、ファン等により帯
電器後方から空気を送出し又は吸引し、オゾンの影響を
なくす必要がある。
ところで、感光体4用の駆動ローラ2の軸上には1回転
検知センサ67が設けられており、駆動ローラ2が1回
転する毎に第4図(d)に示すように検知パルスが出力
されるように構成されている。
本実施例ではこの1回転検知センサ67の3パルス目の
タイミングで、光書込みユニット6の゛μ導体レーザ1
1を制御・駆動開始させ、まず、7画像データに基づい
た光書込みを開始して静電潜像を形成する。
この書込み用の画像データは、カラー画像読取り装置4
6により、例えばR,G、Bの3色分解光を各々CCD
52により読取り、これらの各色光の強度レベルを基に
して、画像演算処理を行なって、Y、M、C,BKの各
色書込み画像データとしたものである。もちろん、これ
とは別に他のカラー画像処理システム(例えば、カラー
ファクシミリ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等)から出力される画像データであってもよい。こ
れらの場合、接続インターフェースは個別に対応すれば
よい。
ところで、静電潜像を顕像化する現像器17゜18.1
9.20は、通常は各々の現像ローラ21.22,23
.24が感光体4表面に接触しない位置に位置する。そ
して、対応する色の潜像面が、各現像ローラ位置に到達
する直前〜通過直後の間のみ、該当する色の現像器が、
第3図において左方向に押圧されて感光体4に対し現像
ローラが所定量の接触状態となる位置に設定される。ま
た、同時に、その現像器のみに現像機能を持たせるため
、第4図の(m)(n )(p )に示すように現像ロ
ーラと現像に寄与する部分の駆動を開始する。
さて、ここでは最初にY潜像が形成されているので、そ
の面に対して第4図(m)に示すようにY現(Ia器1
7の現像ローラ21を感光体4面に接触・駆動させ、7
画像を顕像化する。
ついで、転写工程となるが、転写ベルト25は転写部(
駆動ローラ2部分)で感光体4面に接離するように、接
離切換えローラ42の上下位置切換えを行なっている。
まず、プリント動作が始まると、前述のように転写ベル
ト25が左矢印方向に駆動され、その後、接離切換えロ
ーラ42を上位置に押圧して第4図(1)に示すように
転写ベルト25を感光体4に接触させる。そして、所定
のタイミングで転写紙29を給紙コロ30にて給紙し、
ついで感光体4面に形成された画像位置と合致するよう
にタイミングをとってレジストローラ32にて転写ベル
ト25上に搬送式する。搬送式される転写紙29は紙吸
着帯電器38で第4図(X)に示すように所定極性のコ
ロナチャージを行ない、転写ベルト25と密着させ、転
写動作中に紙位置ずれが生じないようにされる。なお、
転写ベルト25の除電は、第4図(W)に示すように1
色回転写工程に先立って除電コロナ40にて全面均一除
電が施される。また、この時にベルトクリーナ41にて
転写ベルト25のクリーニング処理も行なわれる。
さて、顕像化された7画像先端が転写位置T点から所定
距離のTs点に到達した時に、第4図(h)に示すよう
に転写駆動モータ正転スタート信号S1  を駆動モー
タ61用の制御駆動回路63に人力させる。ただし、8
1 時点では既に正転中であり、第4図(j)に示す如
くそのまま正転動作をfLAする。、S、のタイミング
では実質的に転写紙先端がT点の手前方向Q、の位置1
3点に到達した時点である。これは、第4図の例では、
同図(d )(e )(f )(h)からも判るように
、Y画像書込み開始タイミングから、感光体4用の駆動
ローラ2の4回転分と、さらに直流サーボモータ60用
のエンコーダ68のエンコーダパルス数P6相当分回転
した時点になる。
一方、この間に感光体4はE点(画像書込゛み位置)か
らTs点までの距離分移動している。
81時点から時間t1経過後に、7画像先端及び転写紙
先端は、両者ともQl の距離移動し、転写位置′r点
に到達し、重役、転写コロナ帯電器8で7画像転写が行
なわれる。この時の時間t1での直流サーボモータ60
用のエンコーダ68のパルス数がPl、駆動モータ61
用のエンコーダ69のパルス数がPTlである(第4図
(e)(k)参照)。
ここで、両エンコーダ68.69の分解能として、各々
1パルス当りのベルト4,25の移動寸法が同一になっ
ていれば、P + = P T+ であり、また、両者
の比がαであれば、Pl  とPTlは係数αに対応し
た値となる。本例では、P + = P T+ なる条
件に設定されているものとして、以後の説明を行なう。
しかして、7画像転写工程が進行すると、転写紙29の
先端は転写ベルト25から分離して、転写紙経路切換え
爪44の実線位置上を通って直進し、紙先端ガイド37
方向に進む。さらに7画像転写工程が進行して、転写紙
29の後端がT点をQlの距離分通過した時点、即ち、
S1時点から転写紙29がQ、+Qp(転写紙サイズ)
十Q、の距離を移動した時(時間1.、+1.であり、
この時、転写紙29は29aで示す2点鎖線状態位置に
ある)、第4図(i)(j)に示す如く転写駆動モータ
逆転信号により、駆動モータ61を逆回転させる。
この駆動モータ61の逆回転に先立ち、接離切換えロー
ラ42を下位置に下げ、転写ベルト25を感光体4面か
ら離間させておく。
逆回転によって転写ベルト25と転写紙29は右矢印方
向にvRなる線速で復動する。この時、往動時の線速V
Fに対しvRはVR)VFであり、クイックリターンす
る。このようなリターン動作に要する時間を短縮するク
イックリターン動作により、スイッチバック転写方式な
がら、転写ドラム方式と同等以上の複写速度に高速化し
得る。この時、し、の短いリターン時間に、1.+1.
2にて左方向に移動した距離と等しい距離を、右方向に
位置制御して復帰させる。
このリターン時において、転写紙29の後端(逆送の点
から見ると5進行方向先端)は転写ベルト25から分離
し、紙後端ガイド36方向に進む。そして、正確に、所
定距離リターンして、転写紙29が紙先端位置がRT点
位置となる2点鎖線状態位置で示す29bなる状態で停
止し、2色目のM画像転写のために待機する(時間も4
)。
一方、感光体4の方では、1色目の7画像転写の間にも
、既に2色目のM画像形成が行なわれている。即ち1M
画像データに基づいた半導体レーザ11の制御・駆動に
よる光書込みの静電潜像形成は、Y画像書込み開始から
、感光体4用の駆動ローラ2が整数回転した時点、本例
であれば第4図(d)(f)に示すように4回転した時
点で開始させる。
そして、現像器は、7画像領域のみY現像器17が接触
・駆動され、2色目のM画像領域が到達する前に、Y現
像器17は感光体4面から離間し駆動が停止される。そ
の代わりに、今度はM現像器18が、第4図(n)に示
すように、7画像領域の通過後であって、M画像領域先
端が到達する前に感光体4面に接触・駆動され、M画像
潜像領域のみ、M画像に顕像化する。
つぎに、M画像先端が18点に到達した時゛、即ち1色
目の7画像の場合と同じく、M画像データ書込み開始タ
イミングから、駆動ローラ2の4回転分とエンコーダ6
8のエンコーダパルス数P。
相当回転した時点に、転写駆動モータ正転スタート信号
S2を制御駆動回路63に入力させる。これと同時か、
若干遅れて、接離切換えローラ42を上位置方向に、押
圧動作を開始して、少なくとも転写紙29の先端がT点
に到達するまで接触させる。
さて、S2のタイミングから時間L1で感光体4は、先
の7画像の場合と同様に、エンコーダ68のパルス数が
Pl、感光体4のベルト面移動距離がQl  となって
いる。そこで、転写紙29の方もこのtl の間に、速
度Oの状態から線速VF(=Vp)  に立ち上げると
ともに、この間に1色目の81からの時間し1における
パルス数と同じPT+どなるように、この場合もまた、
P + ” P T+と両者が一致するように位置制御
もなされる。
これにより、ここでも、tlで転写紙29の先端がQl
 移動したことになり、1色目の7画像と2色目のM画
像が、転写紙29上で位置合せされる。
以後は、前述した場合と同様の工程を繰返す。
即ち、M画像転写、転写紙クイックリターン、また、C
画像データ書込み、C画像現像、C画像転写、転写紙ク
イックリターン、そして、BK画像データ書込み、BK
画像現像、BK画像転写へと進む。
即ち、E点における各色画像用の光像の書込みタイミン
グは(駆動ローラ2の1回転周期)×(回転数)により
感光体4用の駆動ローラ2の回転に同期するように制御
されるので、各色毎の画像間での位置ずれ=色ずれは生
じない。即ち、感光体4に速度変動(駆動ローラ21回
転中での整数回変動成分)があっても、露光中及び転写
中の変動パターンが各色間で同一パターンとなるので、
各々の間での位置ずれを防止できる。より具体的には、
第4図に示す例では、1回転検知センサ67により検知
されるパルスにより、駆動ローラ2が4回転する毎に各
々の色の光書込み開始タイミングとする4回転周期とさ
れている。これは、別個に設けられた直流サーボモータ
60と駆動モータ61についても同様であり、これらの
回転位置を各々独立なエンコーダ88.69のエンコー
ダパルス数P++  PT+ により検出し制御し、両
者の位置合せ致しながら駆動させているので、各色画像
間の正確な位置合せがなされ、色ずれが防止される。
ここで、BK画像転写以後の処理を説明する。
まず、BK画像転写工程になると、経路切換え爪44が
1点鎖線で示す状態に切換えられ、転写工程中の転写紙
29は、先端部から、紙分離帯電器39により除電され
ながら、定着装置33方向に進み、転写紙29の後端が
転写終了しても駆動モータ61はそのまま正転を続け、
転写紙29を左方向に搬送する。そして、定着されたカ
ラープリントが排紙ローラ34により排紙トレイ35上
に排出される。この時のタイミング制御は、第4図(j
)(u)(v)(y)に示される。この時、転写ベルト
25は第4図(W)に示すようにこの1枚目画像後端部
が、除電コロナ40を通過したタイミングから除電コロ
ナを印加して均一に除電される。
また、第4図に示すようにリピート動作をする時は、1
枚目のBK画像データ書込みの後、引続き、第4図に図
示の如く、2枚目の7画像データ書込みに進むとともに
、転写紙29、転写ベルト25の動作制御も、1枚目の
最初からと同じ動作を行なう。
なお、感光体4は転写後、ベルトクリーナ9で残留トナ
ーが除去され、さらに、除電器10により残留電荷が除
電され、帯電器5の方向に進む。
最終的には、最後のカラープリントが排紙トレイ35に
排出され、かつ、感光体4と転写ベルト25がクリーニ
ング及び除電された後、動作停止となり、初期状態に復
帰することになる。
しかして、このようなカラー記録動作に際して、直流サ
ーボモータ6oにかがる負荷トルクの変化の様子を、現
像器17.18(現像スリーブ21゜22)の接離を例
にとり、第2図を参照して説明する。第2図では、タイ
ミングT、=現像スリーブ21接触タイミング、タイミ
ングT、=現像スリーブ21離反タイミング、タイミン
グT、=現像スリーブ22接触タイミング、タイミング
T。
=現像スリープ22離反タイミングとする。まず、本実
施例による電磁パウダブレーキ7oがないとした場合に
は、第2図中に実線■で示すようにタイミングT、、T
、、T、、T、で負荷トルクが急激に変動する。ここに
、現像スリーブ21と現像スリーブ22との接触時で負
荷トルクのレベルが異なるのは、第3図に示した構成か
らも判るように、感光体4に対するこれらの現像スリー
ブ2■、22 (23,24についても同様)の位置が
異なるためである。この実線■のようにタイミングT 
I IT、、T、、T、での急激な負荷変動は、駆動ロ
ーラ2を駆動する直流サーボモータ60の速度変動を引
き起こし、問題点として前述したように、色ずれ、色ム
ラの原因となり得る。
この点、本実施例では、実線■で示すような負荷トルク
変動分の大きさ及びタイミングは、現像タイミング等に
従い当該記録装置において予め予測し得るものであり、
メイン制御板64によりこの実線■の予測負荷変動分を
相殺する1点鎖線■で示すようなブレーキトルク量及び
タイミングにて電磁パウダブレーキ70を制御するもの
である。
この電磁パウダブレーキ70は直流モータ60により駆
動される駆動ローラ2の軸上に取付けられたものであり
、そのブレーキトルク量の変化により直流サーボモータ
60に対する負荷トルクも変化する。
この結果、実際に直流サーボモータ60に対してかかる
負荷トルクは実線■と1点鎖線■とによるトルクを加え
た2点鎖線■で示すようなものとなる。即ち、現像接離
切換えに伴う突発的な負荷変動を電磁パウダブレーキ7
0によるトルクで相殺した平坦な負荷トルクとなり、直
流サーボモータ60の定速回転、従って感光体4の定速
回転を常に維持できる。よって、色ずれ、色ムラを防止
し得る。
なお、本例では、接触方式の現像切換え時の負荷変動を
例にとり説明したが、これに限らず、他の要素による変
動についても適応できる。また、ベルト状の感光体4を
用いたものに限らず、ドラム状の感光体を用いたものに
も適用できる。更には、転写ベルト25(転写ドラムで
もよいが)用の駆動モータ(直流サーボモータ)61用
にも必要に応じて同様に適用し、転写紙搬送をより正確
なものとしてもよい。
また、本例ではブレーキ部材として駆動ローラ2の軸上
に取付けた電磁パウダブレーキ70を用いたが、感光体
4面に加圧接触するブレード等によるブレーキ部材であ
ってもよい。要は、タイミングとブレーキトルク量とが
制御可能で、ダミーの負荷を与えるものであればよい。
以上の説明は1画像形成の順序をY、M、C。
BKの順とし、かつ、現像器群7における配置も、上方
から順にY、M、C,BKとしたが、この順序に限られ
るものではない。また、各色の静電潜像形成を、デジタ
ル画像処理された各画像データにより、半導体レーザ1
1等で光書込みする方式で説明したが、E点位置に通常
の電子写真複写機のアナログ光学像を、所定のタイミン
グ位置制御を行なって結像させるものでも、同様なカラ
ー記録を行なえる。
また、これらの説明はY、M、C,BKの4色重ね記録
の説明であるが、これらの内の2色又は3色の重ね記録
の場合は、必要な色の画像形成と転写を、続けて2回又
は3回で、これを終了するように各部の動作を制御すれ
ばよい。
さらに、1色のみの単色記録の場合には、所定枚数の記
録が終了するまでの間、その色の現像器を感光体4に接
触・駆動したままとし、かつ、転写ベルト25も感光体
4に接触させたままとし、かつ、経路切換え爪44は定
着装置33方向に転写紙29をガイドする位置に保持さ
せておき、記録動作を行なわせればよい。
従って、リピート記録においては、4色記録時に比べて
プリント作成速度を、3色記録時には4/3倍、2色記
録時には2倍、1を色記録時には4倍と高速処理できる
ことになる。
また、現像色については、上記4色に限定されるもので
はなく、ブルーB、グリーンG、レッドRその他、所望
の色を必要に応じて、組合せ使用し得る。
発明の効果 本発明は、上述したように感光体を駆動する直流サーボ
モータに対し予測される負荷変動分を相殺する方向に作
用するように制御手段により制御されるブレーキ部材を
設けたので、記録動作に際して直流サーボモータに対す
る負荷が変動したとしても、このような負荷変動の生ず
るタイミング、大きさはほぼ予測し得るものであり、こ
のような予測される負荷変動分に対してブレーキ部材が
相殺する方向に作用するため、直流サーボモータに対す
る実負荷を常にほぼ一定とすることができ、よって、感
光体を常に定速駆動させ、色ずれ、色ムラのない高画質
のカラー像を簡単な構成、制御で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部を抽出し
て示す概略斜視図、第2図は直流サーボモータに対する
負荷トルク特性図、第3図は概略構成図、第4図はタイ
ミングチャートである。 4・・・感光体、60・・・直流サーボモータ、64・
・・制御手段、70・・・ブレーキ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直流サーボモータにより駆動される1つの感光体に色分
    解された複数の光像を順次露光して色成分毎の静電潜像
    を形成し、これらの静電潜像を各々異なる色で現像して
    顕像化し、前記感光体に対して往復動される同一の転写
    紙上にこれらの顕像を重ねて転写させ、カラー像を得る
    カラー記録装置において、前記直流サーボモータに対し
    予測される負荷変動分を相殺する方向に作用するように
    制御手段により制御されるブレーキ部材を設けたことを
    特徴とするカラー記録装置。
JP63204202A 1988-08-17 1988-08-17 カラー記録装置 Pending JPH0253083A (ja)

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JP63204202A JPH0253083A (ja) 1988-08-17 1988-08-17 カラー記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7550026B2 (en) 2005-09-28 2009-06-23 Ibiden Co., Ltd. Honeycomb filter
US8837968B2 (en) 2009-11-30 2014-09-16 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus, driving control method, and computer program product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7550026B2 (en) 2005-09-28 2009-06-23 Ibiden Co., Ltd. Honeycomb filter
US8837968B2 (en) 2009-11-30 2014-09-16 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus, driving control method, and computer program product

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