JPH0253084A - カラー記録装置の転写紙搬送制御方法 - Google Patents

カラー記録装置の転写紙搬送制御方法

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JPH0253084A
JPH0253084A JP63204203A JP20420388A JPH0253084A JP H0253084 A JPH0253084 A JP H0253084A JP 63204203 A JP63204203 A JP 63204203A JP 20420388 A JP20420388 A JP 20420388A JP H0253084 A JPH0253084 A JP H0253084A
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Application number
JP63204203A
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English (en)
Inventor
Kenichi Mizuma
水摩 研一
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0253084A publication Critical patent/JPH0253084A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0183Reciprocal movement of transfer member across transfer point

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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スイッチバック転写方式により記録するカラ
ー複写機、カラープリンタ等のカラー記録装置に関する
従来の技術 一般に、転写ベルトにより転写紙を往復搬送させて転写
を繰返し、画像を重ねることによりフルカラーコピーを
得る装置では、特に厚紙転写紙の場合に、色ずれが問題
となる。即ち、転写紙を転写ベルト上に給紙させるレジ
ストローラの線速は、通常は、転写紙を引張らないよう
に転写ベルトの線速よりも速くなるように設定しており
、厚い転写紙はど弛みを作らずに進行するため、レジス
トローラから給紙される最初の色の転写位置で厚紙転写
紙が転写ベルトよりも先行し、転写ベルトのみに依存す
る2色目以降の画像との間で位置ずれ、従って色ずれを
生じ得る。
このような転写紙の種類に起因する色ずれを防止するた
め、例えば実開昭62−186838号公報や実開昭6
0−128359号公報に示されるように、転写紙の速
度を規制する紙押えローラを設けたものがある。
このような紙押えローラ方式によると、2色目以降の動
作時には紙押えローラを転写ベルトから離しておく必要
があり、接離機構を伴うため、機構が複雑でコスト高と
なる。
しかして、紙押えローラ方式のような接離機構を要せず
シンプルで簡単な機構にして、色ずれを防止する紙吸着
コロナ方式が本出願人により既に提案されている。この
提案方式の構成・作用を第3図ないし第5図により説明
する。
この提案例は、カラー記録装置の例であり、その構成を
第3図により説明する。装置本体1内の中央には駆動ロ
ーラ2・従動ローラ3により上下方向に張設支持された
エンドレスなベルト状の感光体4が設けられている。こ
の感光体4は駆動ローラ2の回転に従い時計方向に回転
駆動される。
そして、この感光体4の周囲には電子写真プロセスに従
い、帯電器5、光書込みユニット6、現像装置群7、転
写帯電器8、ベルトクリーナ9及び除電器10が順に設
けられている。
ここに、前記光書込みユニット6はレーザスキャナ構成
のものであり、書込み信号により変調される半導体レー
ザ11からのレーザ光をポリゴンモータ12により回転
駆動されるポリゴンミラー13により走査し、fθ等の
レンズ系14、ミラー15.16を介して感光体4のE
点を露光走査するものである。もつとも、半導体レーザ
11を用いたものに限らず、他の形式のレーザ又はLE
Dアレイ、LCDアレイ等の他の光源を用いた光書込み
ユニットでもよい。
また、現像装置群7はフルカラー用であり、感光体4の
上下直線部分に対し、例えば上方から順にイエローY用
の現像器17、マゼンタM用の現像器18、シアンC用
の現像器19及びブラックBK用の現像器20を選択自
在に配列してなる。
これらの現像器17,18,19.20は各々感光体4
に接離自在な現像スリーブ21,22,23.24を備
えている。
さらに、感光体4のf方に位置させて誘電体ベルトによ
る転写ベルト25が正逆転自在に駆動される駆動ローラ
26・従動ローラ27間に掛は渡されて略水平に設けら
れている。そして、転写ベルト25の右端側上部に転写
紙カセット28に収納された転写紙29を給紙コロ30
、ガイド31、レジストローラ32を転写ベルト25上
に給紙させる給紙部が配設され、左端側上部に定着装置
33や排紙ローラ34を備えて排紙トレイ35へ向けた
定着排紙部が配設されている。さらに、転写ベルト25
の右端及び左端には各々給紙部、定着排紙部の下部に延
設させた転写紙後端、先端ガイド板36,37が略水平
に形成されている。また、転写ベルト25周りには、前
記レジストローラ32により給紙される転写紙29を転
写ベルト25上に静電的に吸着させるための紙吸着帯電
器38、駆動ローラ26上部にて対向し転写紙29を転
写ベルト25上から分離させるための紙分離帯電器39
、除電コロナ40及びベルトクリーナ41が設けられて
いる。さらに、前記紙吸着帯電器38に対向するベルト
内周側位置に配設されて転写ベルト25を感光体4に対
し接離変位させるために上下変位自在に制御される接離
切換えローラ42が設けられている。この接離切換えロ
ーラ42は紙吸着帯電器38の対向電極を兼用するもの
であり、装置の簡素化が図られている。43は除電コロ
ナ4oの対向電極である。
また、転写ベルト25の左側には転写紙29の進行方向
を定着装置33と紙先端ガイド37側とで選択的に切換
える切換え爪44が設けられている。
さらに、装置本体1の上部にはコンタクトガラス45上
にセットされた原稿(図示せず)の画像を読取るカラー
画像読取り装置46が載置されている。このカラー画像
読取り装置46はデジタルスキャナ構成であり、露光ラ
ンプ47、ミラー48.49,50、レンズ51及びC
CD52等を備えてなる。なお、R,G、Bの各色毎に
色分解して画像を読取るが、色分解のためのフィルタ等
の構成は省略する。
ここで、前記感光体4と転写ベルト25との駆動系及び
制御系の構成を第4図に示す。まず、感光体4用の駆動
ローラ2を回転駆動させる駆動モータ(以下、○PCモ
ータと称する)60と、転写ベルト25用の駆動ローラ
26を正逆転駆動させる駆動モータ(以下、転写モータ
と称する)61とが別個に設けられている。これらのO
PCモータ6o及び転写モータ61は各々サーボ制御板
62.63を介してメイン制御板(CPU、RAM、I
lo、カウンタ等を具備)64によりサーボ制御される
。ここに、前記○PCモータ60の軸上には1つの切欠
65aが形成された円板65と前記切欠65aを検出す
るフォトインタラプタ66とによる1回転検知センサ6
7が設けられており、駆動ローラ2の1回転毎に検知さ
れる検知パルスがメイン制御板64に取込まれ、タイミ
ング制御に供されるよう構成されている。また、OPC
モータ60、転写モータ61の各々の軸上にはエンコー
ダ68.69が設けられ、各々のエンコーダパルスがサ
ーボ制御板62.63に取込まれるように接続されてい
る。
このような構成において、第5図に示すタイミングチャ
ートを参照しつつ、記録動作を説明する。
まず、プリントスイッチが投入され第5図(a)に示す
ようにプリントスタート信号が出ると、感光体4はOP
Cモータ60により駆動される駆動ローラ2を介して時
計方向にVPなる一定の線速で回転される。二の時、同
時に、転写モータ61も第5図中の(g)(h)(j)
に示す信号及び速度線図の如く駆動され、転写ベルト2
5が駆動ローラ26により、正転を開始し、反時計方向
く転写ベルト上段側で見れば、左方向)にV、なる線速
で駆動される。この時、VP==Vr、なる条件、即ち
感光体4と転写ベルト25との線速が同一となる条件の
下でモータ60,61が回転するように駆動制御される
一方、感光体4は除電器10で除電され、帯電器5によ
り全面均一に帯電される。この時、次の条件を満たすよ
うな処理がなされる。まず、除電器10は予めベルトク
リーナ9により表面のトナーが除去された感光体4表面
に、光照射又は除電コロナの印加を行ない、感光体4の
表面電位を略0■にする。つぎに、ネガ−ポジプロセス
の場合、トナーは感光体4表面の帯電されていない個所
に付着するので、感光体4の表面全体を帯電器5により
均一に帯電する必要がある。この帯電器5はコロナ放電
により均一帯電を行なうが、放電により軽微なオゾンが
発生する。このようなオゾンは放電を停止すると短時間
で分解するが、感光体4の表面に悪影響を及ぼし画像の
鮮明さを損なうことがある。そこで、ファン等により帯
電器後方から空気を送出し又は吸引し、オゾンの影響を
なくす必要がある。
ところで、感光体4用の駆動ローラ2の軸上には1回転
検知センサ67が設けられており、駆動ローラ2が1回
転する毎に第5図(d)に示すように検知パルスが出力
されるように構成されている。
本実施例ではこの1回転検知センサ67の3パルス目の
タイミングで、光書込みユニット6の半導体レーザ11
を制御・駆動開始させ、まず、7画像データに基づいた
光書込みを開始して静電潜像を形成する。
この書込み用の画像データは、カラー画像読取り装置4
6により、例えばR,G、Bの3色分解光を各々CCD
’e2により読取り、これらの各色光の強度レベルを基
にして、画像演算処理を行なって、Y、M、C,BKの
各色書込み画像データとしたものである。もちろん、こ
れとは別に他のカラー画像処理システム(例えば、カラ
ーファクシミリ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータ等)から出力される画像データであってもよい。
これらの場合、接続インターフェースは個別に対応すれ
ばよい。
ところで、静電潜像を顕像化する現像器17゜18.1
9.20は、通常は各々の現像ローラ21.22,23
.24が感光体4表面に接触しない位置に位置する。そ
して、対応する色の潜像面が、各現像ローラ位置に到達
する直前〜通過直後の間のみ、該当する色の現像器が、
第3図において左方向に押圧されて感光体4に対し現像
ローラが所定量の接触状態となる位置に設定される。ま
た、同時に、その現像器のみに現像機能を持たせるため
、第5図の(m)(n)(p)に示すように現像ローラ
と現像に寄与する部分の駆動を開始する。
さて、ここでは最初にY潜像が形成されているので、そ
の面に対して第5図(m)に示すようにY現像器17の
現像ローラ21を感光体4面に接触・駆動させ、7画像
を顕像化する。
ついで、転写工程となるが、転写ベルト25は転写部(
駆動ローラ2部分)で感光体4面に接離するように、接
離切換えローラ42の上下位置切換えを行なっている。
まず、プリント動作が始まると、前述のように転写ベル
ト25が左矢印方向に駆動され、その後、接離切換えロ
ーラ42を上位置に押圧して第5図(1)に示すように
転写ベルト25を感光体4に接触させる。そして、所定
のタイミングで転写紙29を給紙コロ30にて給紙し、
ついで感光体4面に形成された画像位置と合致するよう
にタイミングをとってレジストローラ32にて転写ベル
ト25上に搬送人する。搬送人される転写紙29は紙吸
着帯電器38で第5図(X)に示すように所定極性のコ
ロナチャージを行ない、転写ベルト25と密着させ、転
写動作中に紙位置ずれが生じないようにされる。なお、
転写ベルト25の除電は、第5図(W)に示すように1
色回転写工程に先立って除電コロナ40にて全面均一除
電が施される。また、この時にベルトクリーナ41にて
転写ベルト25のクリーニング処理も行なわれる。
さて、顕像化された7画像先端が転写位置T点から所定
距離の’rs点に到達した時に、第5図(h)に示すよ
うに転写駆動モータ正転スタート信号S、を転写モータ
61用の制御駆動回路63に入力させる。ただし、81
時点では既に正転中であり、第5図(j)に示す如くそ
のまま正転動作を継続する。Sl のタイミングでは実
質的に転写紙先端がT点の手前方向Q1 の位置18点
に到達した時点である。これは、第5図の例では、同図
(d )(e )(f )(h)からも判るように、Y
画像書込み開始タイミングから、感光体4用の駆動ロー
ラ2の4回転分と、さらにOPCモータ60用のエンコ
ーダ68のエンコーダパルス数P。相当分回転した時点
になる。
一方、この間に感光体4はE点(画像書込み位置)から
Ts点までの距離分移動している。
S1時点から時間t1経過後に、7画像先端及び転写紙
先端は、両者ともΩ、の距離移動し、転写位置T点に到
達し、以後、転写コロナ帯電器8で7画像転写が行なわ
れる。この時の時間t1での○PCモータ60用のエン
コーダ68のパルス数がPI、転写モータ61用のエン
コーダ69のパルス数がPT+である(第5図(e)(
k)参照)。
ここで、両エンコーダ88.89の分解能として、各々
1パルス当りのベルト4,25の移動寸法が同−になっ
ていれば、P + = PT+ であり、また、両者の
比がαであれば、Pl  とPT+は係数αに対応した
値となる。ここでは、P、=PT、なる条件に設定され
ているとして、以後の説明を行なう。
しかして、7画像転写工程が進行すると、転写紙29の
先端は転写ベルト25がら分離して、転写紙経路切換え
爪44の実線位置上を通って直進し、紙先端ガイド37
方向に進む。さらに7画像転写工程が進行して、転写紙
29の後端がT点をQlの距離分通過した時点、即ち、
S8時点から転写紙29がQ、+QP(転写紙サイズ)
+Q2の距離を移動した時(時間1.+1.であり、こ
の時、転写紙29は29aで示す2点鎖線状態位置にあ
る)、第5図(i)(j)に示す如く転写駆動モータ逆
転信号により、転写モータ61を逆回転させる。
この転写モータ61の逆回転に先立ち、接離切換えロー
ラ42を下位置に下げ、転写ベルト25を感光体4面か
ら離間させておく。
逆回転によって転写ベルト25と転写紙29は右矢印方
向にVRなる線速で復動する。この時、往動時の線速v
Fに対しVRはvR>vFであり、クイックリターンす
る。このようなリターン動作に要する時間を短縮するク
イックリターン動作により、スイッチバック転写方式な
がら、転写ドラム方式と同等以上の複写速度に高速化し
得る。この時、し3の短いリターン時間に、1.+1.
にて左方向に移動した距離と等しい距離を、右方向に位
置制御して復帰させる。
このリターン時において、転写紙29の後端(逆送の点
から見ると、進行方向先端)は転写ベルト25から分離
し、紙後端ガイド36方向に進む。そして、正確に、所
定距離リターンして、転写紙29が紙先端位置がRT点
位置となる2点鎖線状態位置で示す29bなる状態で停
止し、2色目のM画像転写のために待機する(時間t4
)。
一方、感光体4の方では、1色目の7画像転写の間にも
、既に2色目のM画像形成が行なわれている。・即ち、
M画像データに基づいた半導体レーザ11の制御・駆動
による光書込みの静電潜像形成は、Y画像書込み開始か
ら、感光体4用の駆動ローラ2が整数回転した時点、本
例であれば第5図(d)(f)に示すように4回転した
時点で開始させる。
そして、現像器は、7画像領域のみY現像器17が接触
・駆動され、2色目のM画像領域が到達する前に、Y現
像器17は感光体4面から離間し駆動が停止される。そ
の代わりに、今度はM現像器18が、第5図(n)に示
すように、7画像領域の通過後であって、M画像領域先
端が到達する前に感光体4面に接触・駆動され、M画像
潜像領域のみ、M画像に顕像化する。
つぎに、M画像先端が18点に到達した時、即ち1色目
の7画像の場合と同じく、M画像データ書込み開始タイ
ミングから、駆動ローラ2の4回転分とエンコーダ68
のエンコーダパルス数P。
相当回転した時点に、転写駆動モータ正転スタート信号
S2 を制御駆動回路63に入力させる。これと同時か
、若干遅れて、接離切換えローラ42を上位置方向に、
押圧動作を開始して、少なくとも転写紙29の先端がT
点に到達するまで接触させる。
さて、S、のタイミングから時間t1で感光体4は、先
の7画像の場合と同様に、エンコーダ68のパルス数が
Pl、感光体4のベルト面移動距離がQl  となって
いる。そこで、転写紙29の方もこのし、の間に、速度
Oの状態から線速■F(−Vp)  に立ち上げるとと
もに、この間に1色目のS、からの時間も、におけるパ
ルス数と同じPT+どなるように、この場合もまた、P
+ =P T+と両者が一致するように位置制御もなさ
れる。
これにより、ここでも、tlで転写紙29の先端がQ、
移動したことになり、1色目の7画像と2色目のM画像
が、転写紙29上で位置合せされる。
以後は、前述した場合と同様の工程を繰返す。
即ち、M画像転写、転写紙クイックリターン、また、C
画像データ書込み、C画像現像、C画像転写、転写紙ク
イックリターン、そして、BK画像データ書込み、BK
画像現像、BK画像転写へと進む。
即ち、E点における各色画像用の光像の書込みタイミン
グは(駆動ローラ2の1回転周期)×(回転数)により
感光体4用の駆動ローラ2の回転に同期するように制御
されるので、各色毎の画像間での位置ずれ=色ずれは生
じない。即ち、感光体4に速度変動(駆動ローラ21回
転中での整数回変動成分)があっても、露光中及び転写
中の変動パターンが各色間で同一パターンとなるので、
各々の間での位置ずれを防止できる。より具体的には、
第5図に示す例では、1回転検知センサ67により検知
されるパルスにより、駆動ローラ2が4回転する毎に各
々の色の光書込み開始タイミングとする4回転周期とさ
れている。これは、別個に設けられたOPCモータ60
と転写モータ61についても同様であり、これらの回転
位置を各々独立なエンコーダ68.69のエンコーダパ
ルス数P r +  P T+ により検出し制御し、
両者の位置合せをしながら駆動させているので、各色画
像間の正確な位置合せがなされ、色ずれが防止される。
ここで、BK画像転写以後の処理を説明する。
まず、BK画像転写工程になると、経路切換え爪44が
1点鎖線で示す状態に切換えられ、転写工程中の転写紙
29は、先端部から、紙分離帯電器39により除電され
ながら、定着装置33方向に進み、転写紙29の後端が
転写終了しても転写モータ61はそのまま正転を続け、
転写紙29を左方向に搬送する。そして、定着されたカ
ラープリントが排紙ローラ34により排紙トレイ35上
に排出される。この時のタイミング制御は、第5図(j
)(u)(v)(y)に示される。この時、転写ベルト
25は第5図(W)に示すようにこの1枚目画像後端部
が、除電コロナ40を通過したタイミングから除電コロ
ナを印加して均一に除電される。
また、第5図に示すようにリピート動作をする時は、1
枚目のBK画像データ書込みの後、引続き、第5図に図
示の如く、2枚目の7画像データ書込みに進むとともに
、転写紙29、転写ベルト25の動作制御も、1枚目の
最初からと同じ動作を行なう。
なお、感光体4は転写後、ベルトクリーナ9で残留トナ
ーが除去され、さらに、除電器10により残留電荷が除
電され、帯電器5の方向に進む。
最終的には、最後のカラープリントが排紙トレイ35に
排出され、かつ、感光体4と転写ベルト25がクリーニ
ング及び除電された後、動作停止となり、初期状態に復
帰することになる。
思上の説明は、画像形成の順序をY、M、C。
BKの順とし、かつ、現像器群7における配置も、上方
から順にY、M、C,BKとしたが、この順序に限られ
るものではない。また、各色の静電潜像形成を、デジタ
ル画像処理された各画像データにより、半導体レーザ1
1等で光書込みする方式で説明したが、E点位置に通常
の電子写真複写機のアナログ光学像を、所定のタイミン
グ位置制御を行なって結像させるものでも、同様なカラ
ー記録を行なえる。
また、これらの説明はY、M、C,BKの4色重ね記録
の説明であるが、これらの内の2色又は3色の重ね記録
の場合は、必要な色の画像形成と転写を、続けて2回又
は3回で、これを終了するように各部の動作を制御すれ
ばよい。
さらに、1色のみの単色記録の場合には、所定枚数の記
録が終了するまでの間、その色の現像器を感光体4に接
触・駆動したままとし、がっ、転写ベルト25も感光体
4に接触させたままとし、かつ、経路切換え爪44は定
着装置33方向に転写紙29をガイドする位置に保持さ
せておき、記録動作を行なわせればよい。
従って、リピート記録においては、4色記録時に比べて
プリント作成速度を、3色記録時には4/3倍、2色記
録時には2倍、単色記録時には4倍と高速処理できるこ
とになる。
また、現像色については、上記4色に限定されるもので
はなく、ブルーB、グリーンG、レッドRその他、所望
の色を必要に応じて、組合せ使用し得る。
しかして、転写ベルト25に対向させて設けた紙吸着帯
電器38の効果を説明する。通常、レジストローラ32
の線速は転写ベルト25の線速(=感光体4の線速)よ
りも若干速く設定される。
もし逆の速度関係の設定であれば、最初の色の画像の転
写中に転写紙29の後端部がまだレジストローラ32に
グリップされており転写紙29が引張られる状態となり
転写ずれを生じてしまう。しかるに、レジストローラ3
2のほうの線速を速めとすることにより、最初の色画像
の転写中には転写位置からレジストローラ32位置まで
の間では両者の速度差により転写紙29が弛みを形成す
ることになり、転写位置での線速がレジストローラ32
により規制されることがなく転写ベルト25の線速によ
り規制されるため、転写ずれを生じないからである。こ
こに、一般に使用される厚さの転写紙(普通紙)では紙
先端が最初の色画像の転写帯電器8による転写コロナを
受けた段階で転写紙が転写ベルト25上に十分に吸着さ
れ、また、紙の腰も弱いため、転写位置・レジスト位置
間の転写紙は容易に弛みを形成して線速差を吸収するの
で、色ずれは生じない。しかし、葉書や賞状用紙等の厚
紙に記録する場合には、転写帯電器8による転写コロナ
だけでは転写紙の腰に打ち勝つだけの吸着力が得られず
、最初の色画像の転写動作中にレジストローラ32によ
り転写紙が押され気味となって先行し、2色目以降の画
像との間で位置ずれを生じてしまう。ここに、転写に先
立つ転写位置・レジスト位置間に紙吸着帯電器38を設
けることにより、厚紙転写紙であっても十分に転写ベル
ト25上に吸着させ得ることになる。
発明が解決しようとする間層点 しかし、このような紙吸着帯電器38を用いても、実際
的にはレジスト位置と転写位置との間で十分なる吸着コ
ロナをかけることはできず、特に厚紙転写紙の場合には
その紙の腰に打ち勝つことができないこともあり、微小
なりとも色ずれが発生してしまう可能性がある。また、
紙吸着帯電器38を用いるとなると、パワーパック等も
必要となり、コスト高となる。
間層点を解決するための手段 1つの感光体に色分解された複数の光像を順次露光して
色成分毎の静電潜像を形成し、これらの静電潜像を各々
異なる色で現像して顕像化し、転写ベルトにより感光体
に対して往復動される同一の転写紙上に転写帯電器によ
りこれらの顕像を重ねて転写させ、カラー像を得るカラ
ー記録装置の転写紙搬送制御方法において、通常転写紙
モードと厚紙転写紙モードとを選択自在に設定し、厚紙
転写紙モード時には最初の色の転写動作前に前記転写帯
電器を動作させつつ厚紙転写紙を前記転写ベルトにより
予め1回往復動させる。
作用 普通紙を用いるような通常転写紙モードであれば、転写
ベルト上に給紙させると転写帯電器による帯電作用だけ
で転写紙を転写ベルト上に吸着させ、確実に搬送させ得
る。一方、葉書等の厚紙転写紙を用いる場合には、厚紙
転写紙モードとされ、最初の色の転写動作前に転写帯電
器により転写ベルトを動作、即ち転写コロナを発生させ
つつ厚紙転写紙をこの転写ベルトにより予め1回往復動
させる。この余分な往復動の間に厚紙転写紙であっても
転写ベルト上に確実に吸着される。この状態から実際の
転写動作等が行われるため、色ずれ等を生じない。
実施例 本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。第3図ないし第5図で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示す。
まず、構造的な違いとしては、紙吸着帯電器38が省略
されている。また、動作モードとして転写紙29の厚薄
に対応して、通常転写紙モードと厚紙転写紙モードとが
選択自在に設定されている。
より実際的には、操作部に厚紙転写紙モード設定キーが
設けられ、通常は自動的又は優先的に普通紙の如く通常
転写紙モードとされるが、厚紙の時にはこの設定キーに
より厚紙転写紙モードに設定される。又は、転写紙搬送
経路上に紙厚検出装置を設けておき、転写紙の厚薄に応
じて自動的にモード設定されるようにしてもよい。
しかして、通常の普通紙による転写紙29の場合には、
通常転写紙モードに従い処理される。この動作は第5図
に示したものと同様である。もつとも、紙吸着帯電器3
8は不要であるので、対応する動作(第5図中の(X)
)も不要となる。
しかして、葉書等の厚紙を転写紙29として用いた場合
には、厚紙転写紙モードとして、第1図のタイミングチ
ャートに示すように制御される。
まず、最初の色Yのデータ書込みに先立ち、給紙コロ3
0、次いでレジストローラ32が駆動され。
正方向回転中の転写ベルト25上に厚紙転写紙が送り込
まれる。この時、転写ベルト25は通常時の最初の色画
像転写時と同様に感光体4に接触しており、かつ、転写
帯電器8も必要最低限の吸着力が得られる程度に転写コ
ロナが印加される。このようにして転写紙29は転写ベ
ルト25により往動搬送される。次いで、この転写ベル
ト25がクイックリターンし、厚紙転写紙29の先端が
転写位置Tから距離Q、の位置に戻ったところで一旦停
止する。この間に、最初の色Yデータは通常時と同様の
タイミングで書込まれ、現像され、顕像の先端が位置T
sに到達した時点で、転写ベルト25の正転が再開され
、最初の色画像についての実際の転写動作が開始される
。2色目以降の画像に対する動作は、通常転写紙モード
時と同様である。
即ち、本実施例は、厚紙転写紙の場合には厚紙転写紙モ
ードにて、通常の転写動作に先立ち、この厚紙転写紙を
転写ベルト25により予め1回余分に往復動させ、この
往復動の間に転写帯電器8の転写コロナにより厚紙転写
紙であっても確実に転写ベルト25上に吸着させてから
、通常通りの往復動等を伴う転写動作に供するものであ
り、厚紙転写紙の場合であっても、レジストローラ32
の線速と転写ベルト25の線速との速度差による色ずれ
は生じない。このような効果を、紙押えローラや5紙板
着帯電器といった特別な部材等を用いることなく、基本
構成の基における動作制御で安価に達成し得る。
発明の効果 本発明は、上述したように、厚紙転写紙を用いる場合に
は、厚紙転写紙モードにより、最初の色の転写動作前に
転写帯電器を動作させながら転写ベルトによりこの厚紙
転写紙を予め1回往復動させることにより、実際の転写
動作前に厚紙転写紙であっても転写ベルト上に確実に吸
着させることができ、よって、転写動作に際しては転写
紙が転写ベルトに従い各色画像に対して定速で移動して
画像転写を受けることになり、色ずれのない高品質のカ
ラー像を、安価な構成の下に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す厚紙転写紙モード時の
タイミングチャート、第2図は概略構成図、第3図は本
出願人による既提案の内容を示す概略構成図、第4図は
その一部を抽出して示す概略斜視図、第5図はタイミン
グチャートである。 4・・・感光体、8・・・転写帯電器、25・・・転写
ベルト、29・・・転写紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1つの感光体に色分解された複数の光像を順次露光し
    て色成分毎の静電潜像を形成し、これらの静電潜像を各
    々異なる色で現像して顕像化し、転写ベルトにより感光
    体に対して往復動される同一の転写紙上に転写帯電器に
    よりこれらの顕像を重ねて転写させ、カラー像を得るカ
    ラー記録装置の転写紙搬送制御方法において、通常転写
    紙モードと厚紙転写紙モードとを選択自在に設定し、厚
    紙転写紙モード時には最初の色の転写動作前に前記転写
    帯電器を動作させつつ厚紙転写紙を前記転写ベルトによ
    り予め1回往復動させることを特徴とするカラー記録装
    置の転写紙搬送制御方法。
JP63204203A 1988-08-17 1988-08-17 カラー記録装置の転写紙搬送制御方法 Pending JPH0253084A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5485257A (en) * 1993-10-20 1996-01-16 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus with endless transfer member

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5485257A (en) * 1993-10-20 1996-01-16 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus with endless transfer member

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